【25卒/24年転職】面接官が教える「滋賀銀行」の面接対策

2024.07.14 更新
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滋賀県最大手の金融機関である滋賀銀行に入行を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。

応募者は事前にどのような面接の対策をしたらよいのでしょうか?

滋賀銀行に入行を希望する人がぜひとも知っておきたい面接に関する情報や、ノウハウというものがあります。

例えば滋賀銀行の面接では、求める人材をよく理解した上で、課題解決力と行動力をアピールすることが大切です。

人との信頼関係を築くためのスキルも必要とされています。

一方、面接で志望動機を語るためには、競合他社と比べてなぜ滋賀銀行なのか答えられなければいけません。

これら以外にも滋賀銀行の面接を受けるにあたって大切なポイントがあります。

本ブログでは、面接官である筆者が、滋賀銀行の採用情報とともに、面接で必ず訊かれる自己PRや志望動機の受け答えなどについてその対策を解説していきます。

さらに面接に臨むうえで必要な知識として、滋賀銀行の会社に関する情報を載せています。

面接対策は、自己分析や企業研究の段階から既にはじまっています。

自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシート(就活)、職務経歴書(転職)を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。

就活中の学生や転職希望者は、本サイト「キャリア育みファーム」を読んでいただければ、自己分析・企業研究の段階からスムーズに選考・面接対策ができるようになります。

さらに、絶対の自信を持って臨みたい方には、「就活面接必勝法」・「転職面接必勝法」を用意しております。

目次
  1. 滋賀銀行の求める人材
  2. 滋賀銀行の新卒採用情報について【就活】
  3. 面接攻略の考え方【就活】
  4. 面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】
  5. 滋賀銀行の面接攻略のまとめ【就活】
  6. 滋賀銀行の中途採用情報について【転職】
  7. 面接攻略の考え方【転職】
  8. 面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【転職】
  9. 滋賀銀行の面接攻略のまとめ【転職】
  10. 滋賀銀行を志望するときに知っておきたい社風
  11. 滋賀銀行の会社概要
  12. 滋賀銀行の行是・CSR憲章(経営理念)
  13. 滋賀銀行の中期経営計画
  14. 参考リンク集

滋賀銀行の求める人材

滋賀銀行はどのような人材を求めているのでしょうか?

第7次中期経営計画(2019年度~2023年度)にある基本戦略⑤考働改革(考え方改革・働き方改革)の育成方針において、

「多様かつ高度に変化していくお客さまのニーズを的確に把握し、期待を超えるためには、最新の知識やスキルを有し、柔軟さとスピード感を伴った仕事をすることが求められます。それには、物事の本質を理解し、自ら考え働くことができる行員の育成が重要であり、・・・」とうたっています。(SHIGA BANK REPORT 2022 統合報告書)

ここから、求める人材は次のような人材と考えます。

  • お客さまのニーズを的確に把握し、期待を超えるために物事の本質を理解し、自ら考え働くことができる人

求める人材は、面接で自己PRをするときの参考としてぜひとも知っておいてください。

滋賀銀行の新卒採用情報について【就活】

はじめに滋賀銀行の新卒採用情報について以下に記します。

  1. 募集職種   

    営業職、本部職(企画・管理) *総合職・特定職の区別はありません。

  2. 選考フロー   

    WEBエントリー→しがぎん企業研究セミナー開催→先輩行員交流会→エントリーシート→WEBテスト・適性検査→面接(複数回)→内々定

  3. エントリーシート(24年卒)   

    自己PRに関すること

    • あなたは自分自身にどのような魅力があると思っていますか?自己PRも含めてご記入ください。(400文字以下)
    • あなたがこれまでに力を入れて取り組んだことについてご記入ください。(400文字以下)

    志望動機に関すること

    • あなたが就職活動において、会社を選ぶ上で大切にしていることを教えてください。(400文字以下)
    • あなたが働く上で「目指す姿」を教えてください。そのために滋賀銀行でどのようなことに情熱を持ってチャレンジしたいですか。(400文字以下)
  4. 面接   

    面接はエントリーシートの深掘りをされます。学生時代に力を入れたことの深掘りがあります。

    自己PRに関すること

    • 高校時代に打ち込んだことは何ですか
    • 高校時代の部活は何をしていましたか
    • 学部で学んでいることは何ですか、学んだことを滋賀銀行でどう活かしますか
    • 学生時代に力を入れたことは何ですか、その理由は何ですか
    • 一番苦労したことは何ですか
    • リーダーの経験はありますか
    • 周りからどのような人間と言われますか
    • 長所と短所は何ですか

    志望動機に関すること

    • 就活の軸は何ですか
    • 銀行を志望する理由を教えてください
    • なぜ滋賀銀行を志望しますか
    • 滋賀銀行のイメージを教えてください
    • 滋賀銀行でどのような仕事をやりたいですか
    • 希望する部署に配属されなかったらどうしますか
    • 入行後のキャリアプランを教えてください
    • なぜ滋賀県が良いのですか
    • 具体名を含め他社の選考状況を教えてください、そのうち滋賀銀行は何番目ですか
  5. 採用人数   

    19年度入行実績 143名(男性63名、女性80名)

    20年度入行実績 122名(男性58名、女性64名)

    21年度入行実績 139名(男性64名、女性75名)

    22年度入行実績  92名(男性49名、女性43名)

    23年度入行実績 前年並み

    24年度入行計画 前年並み

  6. 学歴フィルター  

    滋賀県出身者で関西地方の大学に進学した学生や、滋賀県の大学出身者が多いようです。

    学歴フィルターはないと考えます。

面接攻略の考え方【就活】

就活の面接では自己PRと志望動機を必ず訊かれます。

よってそれらの答えをあらかじめ準備する必要があります。

以下の自己PRと志望動機のヒントを参考にしてまとめてください。

  1. 面接時の自己PRのヒント

    ■課題解決力と行動力を自分の中から探してアピールする

    滋賀銀行の求める人材は、上記に記したように「お客さまのニーズを的確に把握し、期待を超えるために物事の本質を理解し、自ら考え働くことができる」人です。

    ここで、「お客さまのニーズを的確に把握し、期待を超えるために物事の本質を理解し、自ら考え働くことができる」は、課題解決力と行動力を表しています。

    滋賀銀行は、第7次中期経営計画において、「課題解決型金融情報サービス業」へ進化すべく、未来創造の挑戦項目として、①SDGsをビジネスへ、②地域社会の生産性向上、③持続可能な収益構造への転換、④考働改革(考え方改革・働き方改革)④経営基盤の充実(経営理念・人材・ガバナンス・自己資本・システム)を挙げています。

    これらを推進するために、課題解決力と行動力のある人材を求めているのではないでしょうか。

    面接では、学生時代において力を入れたことを伝える中で、課題解決力と行動力をアピールしましょう。

    課題を発見して、既存の発想にとらわれず新しい解決法を考え、解決のための計画づくりができ、実現のために粘り強く取り組むことができる、というアピールです。

    力を入れたことは学業、クラブ活動、アルバイト、ボランティア活動などなんでも良いのです。

    最も力を入れたことは何か、なぜ力を入れたのか、困難だったことや困難を解決するために創意工夫してどのように粘り強く行動したか、その結果などを語ってください。

    但し、滋賀銀行は採用するすべての人に課題解決力と行動力を求めているわけではありません。

    自分の最も伝えたい能力が他にあるなら、面接でその能力を上手に説明してください。

    ■人と信頼関係を築くことができることを説明する

    新卒採用サイトの「キャリアステップ座談会では、「お客さまや仲間との信頼関係が、成果やキャリアにつながる」と行員の方が語っています。

    多くの新入行員は支店に配属となり、テラー(窓口)や得意先係など基本的な銀行業務を習得後、能力、適性に応じて支店、本部業務に従事することとなります。

    テラー(窓口)は、来店客と直接対面し預金の払い戻しや受け入れ、送金・振り込みといった為替の業務、口座振り替えなどを行います。得意先係は、法人顧客には融資やさまざまなニーズに応じたコンサルティングを、個人顧客には、資産運用や住宅ローンなどを提案しています。

    これら業務は顧客との信頼関係なくしては成り立ちません。

    信頼関係を築くために大切なことは、相手の期待に対して誠実に対応することです。

    面接では、学生時代において最も力を入れたことを伝える中で、関係する人達に対して誠実に対応したことがわかるような説明を行ってください。

  2. 面接時に志望動機を語るヒント

    ■なぜ銀行を選ぶのか明確に伝える

    銀行とは何か、銀行業界を取り巻く環境や、銀行業界の仕事についての基本は、ブログ記事「【2024年】銀行業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を参照ください。

    銀行は、預金・貸付・為替の3大業務から、投資信託や保険商品などの手数料が収益の柱になりました。そして、経営・事業支援業務や個人向け資産運用コンサルティングも手掛けるようになりました。

    地方銀行は、地方創生事業への関わりも重視されるようになってきました。

    まずは、銀行業務の事業構造がこれまでと大きく変わってきていることを理解してください。

    さらに、フィンテックに代表されるデジタル技術革新が進行中であり、フィンテックが事業モデルや仕事のあり方を変えてしまう可能性があることも理解してください。

    マニュアルに書いてある通りに行う仕事は自動化され、行員は、顧客に対するコンサルティングやより創造的な仕事にシフトするようになるでしょう。

    このような変化の中で、自分が関心を持っているということを伝えられるとよいでしょう。

    ■なぜ滋賀銀行を選ぶのか明確に伝える

    滋賀銀行の経営理念、事業内容、中期経営計画などから感じたことをまとめてください。

    そのなかで、自分が共感できることが滋賀銀行を選んだ志望動機になります。

    また、滋賀銀行と競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。

    滋賀銀行を志望する人は、金融業界に興味がある人であり、近隣の京都銀行や京都中央信用金庫、京都信用金庫、関西みらい銀行などの金融機関にも応募する人が多いことと思います。

    その他にも地元の有力企業にも興味があるかも知れません。

    たとえ滋賀銀行が第一志望でなくても、競合先と比較しなぜ滋賀銀行なのかをしっかり答えられなくてはなりません。

    滋賀銀行や他の競合金融機関を訪れて、その違いを肌で感じることも有効です。

    ■滋賀銀行でやりたい仕事を明確に伝える

    滋賀銀行に入行後は、銀行業務の基本を習得するために、最初は支店に配属となり窓口(テラー)や後方事務、得意先係として働きます。

    そして、一通りの銀行業務の基本を身につけた後に、次のステップとしてやりたい仕事は何か、なぜその仕事をやりたいのかを説明できるようにしてください。

    さらに、やりたい仕事で活かせる能力やスキルがあればそれを伝えてください。

    ■滋賀銀行の志望順位、他社の応募状況を答えられるようにする

    志望順位については、迷わず第一志望です、と答えましょう。

    他社の応募状況を聞かれたら、金融業界志望なら「同じ業界に応募中です」と伝えても構わないと思います。

    それ以外なら「〇〇業界にも興味があり応募しています」と答えてください。この場合まったくの異業種であれば、なぜそこに応募したのか答えられるようにしてください。

以上、滋賀銀行の採用情報と面接攻略の考え方を説明しました。

特に面接は複数回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。

また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい就活生のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの就活面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。

本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。

面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】

滋賀銀行は滋賀県で最大手の金融機関です。滋賀県を中心に京都府、大阪府といった関西圏に店舗を配置しています。

それ以外にも、東京都、愛知県、岐阜県、三重県にも支店があります。

海外では、香港に支店、上海、バンコクに駐在員事務所を構えています。

このような滋賀銀行の面接を攻略するためには、まず銀行業界を取り巻く環境を理解することと、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。

ブログ記事「【2024年】銀行業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。

続いて、滋賀銀行とはどのような銀行なのかを理解することも面接準備には必須です。

滋賀銀行の会社概要、経営理念、中期経営計画など面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

これら以外にも滋賀銀行のホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。

本記事の後半で滋賀銀行のホームページから得た基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。

滋賀銀行の面接攻略のまとめ【就活】

滋賀銀行に入行を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?

滋賀銀行が採用したい人材は、「お客さまのニーズを的確に把握し、期待を超えるために物事の本質を理解し、自ら考え働くことができる」人です。

面接ではエントリーシートの深掘りがされます。学生時代に力を入れたことの深掘りがあります。

面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。

  • 課題解決力と行動力を自分の中から探してアピールする
  • 人と信頼関係を築くことができることを説明する

面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。

  • なぜ銀行を選ぶのか明確に伝える
  • なぜ滋賀銀行を選ぶのか明確に伝える
  • 滋賀銀行でやりたい仕事を明確に伝える
  • 滋賀銀行の志望順位、他社の応募状況を答えられるようにする

面接を攻略するためには、まずは銀行業界を取り巻く環境を理解すると同時に、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。

また、滋賀銀行とはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。

滋賀銀行の会社に関する知識など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも必読でしょう。

滋賀銀行の中途採用情報について【転職】

続いて滋賀銀行の転職面接について解説していきます。

はじめに滋賀銀行のキャリア(経験者)採用情報について以下に記します。

  1. 募集業務

    滋賀銀行は転職の希望者を対象とした中途採用を行っています。

    行内に必要な能力、スキルを持つ人が足りないと思われる業務を募集しています。

    なので、応募にあたっては募集職種の経験のある人を対象としています。

    現時点でどのような職種を募集しているか、詳細は、滋賀銀行のホームページにあるキャリア採用情報をご覧ください。

    ちなみに、2023年11月現在、「法人営業」「リテール営業(資産運用提案)」「各種コンサルティング営業」のほかにも、「相続関連業務」「企画調査担当」「審査担当」「法務・コンプライアンス担当」「社内システムエンジニア」「国際関連・トレーディング業務」「投資銀行業務」など、さまざまな職種を募集中です。

    応募資格は、「銀行」「投資銀行」「生保」「損保」「証券」「クレジットカード」「監査法人」「弁護士事務所」「IT系」「その他 応募職種に関連する企業」などの各種業界いずれかの実務経験がある人です。(年数不問)

    金融業界での業務経験のある人を優遇しています。

  2. 選考フロー

    エントリー→応募書類(履歴書・職務経歴書)の提出→面接(2~3回)→役員面接→内定

  3. 面接

    面接では、求める人材にふさわしい人物かどうかを判断されます。現職(前職)の仕事内容の深掘りもされると考えてください。

    自己PRに関すること

    • 現職(前職)の仕事内容を説明してください

    志望動機に関すること

    • 滋賀銀行を志望する理由は何ですか

    退職理由に関すること

    • 現職(前職)を退職する理由を教えてください

面接攻略の考え方【転職】

転職の面接では自己PRと志望動機、退職理由を必ず訊かれます。

それらについて的確に答えるための準備をしてください。

以下の自己PRと志望動機、退職理由のヒントが参考になります。

  1. 面接時の自己PRのヒント

    ■課題解決力と行動力を自分の中から探してアピールする

    滋賀銀行の求める人材は、上記に記したように「お客さまのニーズを的確に把握し、期待を超えるために物事の本質を理解し、自ら考え働くことができる」人です。

    ここで、「お客さまのニーズを的確に把握し、期待を超えるために物事の本質を理解し、自ら考え働くことができる」は、課題解決力と行動力を表しています。

    滋賀銀行は、第7次中期経営計画において、「課題解決型金融情報サービス業」へ進化すべく、未来創造の挑戦項目として、①SDGsをビジネスへ、②地域社会の生産性向上、③持続可能な収益構造への転換、④考働改革(考え方改革・働き方改革)④経営基盤の充実(経営理念・人材・ガバナンス・自己資本・システム)を挙げています。

    これらを推進するために、課題解決力と行動力のある人材を求めているのではないでしょうか。

    転職の面接では、現職(前職)において、応募書類だけでは説明しきれない仕事ぶりを説明してください。

    その中で、目標達成に向けて課題を見つけ、既存の発想にとらわれず新しい解決法を考えて、関係者を巻き込んで粘り強く遂行した経験も加えてください。

    さらに職務を実行するさいに困難だったこと、困難をどのように乗り越えて、成果を上げたかを伝えてください。

    最後に、滋賀銀行で活かせる、身につけた知識やスキルを語ってください。

    もし上記の能力について乏しい場合は、自分の最も伝えたい能力を面接で上手に説明して、間接的にでも募集職種に役立つことを伝えてください。

    ■応募職種の専門知識を答えられるように準備する

    滋賀銀行の中途採用の募集では、募集職種の実務経験者を募集しています。金融業界での業務経験者を優遇しています。

    応募者のうち、金融機関経験者は、金融業界や銀行業界の知識は当然のこととして、応募職種の専門的な知識をどれだけ持っているか確認されます。

    一方、金融機関で働いた経験のない人は、銀行業界の基礎知識や応募する職種の専門知識をどれだけ持っているか確認されるかも知れません。

    よってそれらの専門的な知識とか、直近のニュースで話題になった金融・銀行業界に関することなどで、質問があれば答えられるようにしましょう。

  2. 面接時に志望動機を語るヒント

    ■なぜ滋賀銀行を選ぶのか明確に伝える

    滋賀銀行の経営理念、事業内容、中期経営計画などから感じたことをまとめてください。

    そのなかで、自分が共感できることが滋賀銀行を選んだ志望動機になります。

    また、滋賀銀行と競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。

    滋賀銀行を志望する人は、滋賀銀行と並行して関西圏の金融機関にも応募する人が多いことと思います。

    Uターン希望者は、滋賀県のみならず京都府も含めての有力企業も視野に入っているかも知れません。

    たとえ滋賀銀行が第一志望でなくても、競合先と比較しなぜその滋賀銀行なのかを質問されたときに、しっかり答えられなくてはなりません。

    滋賀銀行や他の競合金融機関を訪れて、その違いを肌で感じることも有効です。

    ■滋賀銀行で応募する職種を選んだ理由とやりたい仕事を明確に伝える

    中途採用の応募者は、応募する職種を希望する理由と、どのような仕事をやりたいかとその理由をしっかりと説明する必要があります。

    転職希望者が応募職種を希望する主な理由は、現職(前職)で培った自分の経験や能力、スキルが滋賀銀行で活かせることだと思います。

    なので、現職(前職)の職務内容と使える能力やスキルなどを説明し、採用されたらやりたい仕事で貢献できることを伝えてください。

  3. 転職面接時に退職理由を語るヒント

    ■面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする

    「なるほど、そのような前向きな理由があって退職したのですね」と面接官に納得してもらえる内容を説明しましょう。

    間違っても上司と合わないとか、労働条件が悪いなどというネガティブな理由を言わないでください。

    例えば、現職(前職)では、自分の持つ能力、スキルをこれ以上向上させることが難しく、キャリアアップのために転職を考えたというような言い方です。

以上、滋賀銀行の中途採用情報と転職面接攻略の考え方を説明しました。

特に面接では自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。

また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい転職希望者のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの転職面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。

本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。

面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【転職】

滋賀銀行の面接を攻略するためには、まず銀行業界を取り巻く環境を理解することと、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが必要です。(金融機関に勤務の人はご存知のことと思いますが)

ブログ記事「【2024年】銀行業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。

続いて、滋賀銀行とはどのような銀行なのかを理解することも面接準備には必須です。

滋賀銀行の会社概要、経営理念、中期経営計画など面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

これら以外にも滋賀銀行のホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。

本記事の後半で滋賀銀行のホームページから得た基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。

滋賀銀行の面接攻略のまとめ【転職】

滋賀銀行に中途入社を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?

滋賀銀行が採用したい人材は、「お客さまのニーズを的確に把握し、期待を超えるために物事の本質を理解し、自ら考え働くことができる」人です。

面接では、求める人材かどうかを判断されます。現職(前職)の仕事内容の深掘りもされます。

面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。

  • 課題解決力と行動力を自分の中から探してアピールする
  • 応募職種の専門知識を答えられるように準備する

面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。

  • なぜ滋賀銀行を選ぶのか明確に伝える
  • 滋賀銀行で応募する職種を選んだ理由とやりたい仕事を明確に伝える

面接で退職理由を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。

  • 面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする

面接を攻略するためには、まずは銀行業界を取り巻く環境を理解すると同時に、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。

また、滋賀銀行とはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。

滋賀銀行の会社に関する知識など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも必読でしょう。

滋賀銀行を志望するときに知っておきたい社風

滋賀銀行の面接を受けるにあたり知っておきたい社風について以下に記します。

  • 企業理念は、研修での確認や全員での唱和などで徹底されています。
  • 人材公募制があり、試験が通れば希望部署への異動が可能です。最近1年間で49人が応募し、26人が合格しています。
  • 女性の産休・育休は100%取得されており、それらの休暇中も必要な情報提供やミーティングが行われ職場復帰がスムーズにできるような施策が実施されています。
  • 連続休暇、アニバーサリー休暇、リフレッシュ休暇、ワークライフバランス休暇などの休暇取得率はほぼ100%です。月平均残業時間は11.2時間です。
  • 繁忙時には支店では時間通りにお昼休憩を取れないこともあります。

面接で語る志望動機を作るときは、社風をよく知っていることが大切です。

滋賀銀行の会社概要

ここからは滋賀銀行の会社概要を説明します。面接において志望動機を語る上で役に立ちます。

  • 滋賀銀行は、1879年設立の第百三十三国立銀行と、1881年設立の八幡銀行が合併して1933年に設立されました。  

    その後、地元の銀行を合併、買収し現在に至っています。

  • 店舗は合計133あり、滋賀県106、京都府15、大阪府6、三重県2、東京都1、愛知県1、岐阜県1の店舗を構えています。

    海外では香港に支店、上海とバンコクに駐在員事務所があります。(2023年3月末)

  • 滋賀県の預金シェアは46.33%、貸出金シェアは49.03%とトップです。(2022年9月末)
  • 2023年3月期の経営数字は次の通りです。

    資本金は、330億円です。

    従業員数は、1,915人です。

    総預金残高は、5兆7,624億円です。

    貸出金残高は、4兆3,602億円です。

    業務粗利益は、455億円です。

    経常利益は、188億円です。

    当期純利益は、144億円です。

    自己資本比率は連結で15.80%と国内基準の4%を大きく上回っています。

    格付けについて、日本格付研究所は「A+」、格付投資情報センターは「A+」と安全性について高い評価がされています。(2023年9月)

面接で志望動機を語るさいは、地域密着経営と経営の安定性について取り上げても良いでしょう。

滋賀銀行の行是・CSR憲章(経営理念)

ここでは滋賀銀行の行是・CSR憲章(経営理念)を紹介します。

行是

自分にきびしく 人には親切 社会につくす

CSR憲章(経営理念)

私たちは、伝統ある近江商人の「三方よし(売り手よし、買い手よし、世間よし)」の精神を継承した行是「自分にきびしく 人には親切 社会につくす」をCSR(企業の社会的責任)の原点とし、社会の一員として「共存共栄」を実現してまいります。

(地域社会との共存共栄)

地域とともに歩む銀行として、お客さまの信頼と期待にお応えするため、「健全」と「進取」の精神を貫き、地域社会の発展に努めます。

(役職員との共存共栄)

役職員一人ひとりの人権や個性を尊重し、働きがいのある職場づくりに努め、心身ともに「クリーンバンクしがぎん」の実現に努めます。

(地球環境との共存共栄)

琵琶湖畔に本拠を置く企業の社会的使命として「環境経営」を実践し、地球環境を守り、持続可能な社会づくりに努めます。

面接では「行是を知っていますか」と質問されることもあるかも知れません。覚えておくと良いでしょう。

滋賀銀行の中期経営計画

滋賀銀行は、第7次中期経営計画「未来を描き、夢をかなえる」(2019年度~2023年度)を策定し推進中です。その要約を紹介します。

  • 目指す姿は、「Sustainability Design Company」~「三方よし」から「共存共栄」の実現へ~です。
  • 課題解決型金融情報サービス業への進化のために、未来創造の挑戦項目として、①SDGsをビジネスへ、②地域社会の生産性向上、③持続可能な収益構造への転換、④考働改革(考え方改革・働き方改革)④経営基盤の充実(経営理念・人材・ガバナンス・自己資本・システム)を挙げています。
  • 「SDGsをビジネスへ」は、滋賀銀行だけでなく、お客様自身がSDGsをビジネスにすることで地域社会の発展につなげていこうとするものです。
  • 「地域社会の生産性向上」は、地域のICT化、キャッシュレス化を進めて生産性向上を目指すものです。
  • 「持続可能な収益構造への転換」は、滋賀銀行の収益力を高め、生産性向上を図ることで持続可能な収益構造へ転換することを目指すものです。
  • 考働改革(考え方改革・働き方改革)は、顧客・地域社会のニーズに応えるために職員が多様化し、考働を変えていくことです。
  • 経営基盤の充実は、お客様、地域社会、役職員の未来を創造するためのものです。

面接で自己PRや志望動機を語るさいは、中期経営計画を知っておくことが大切です。覚えておきましょう。

参考リンク集

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