【24卒/23年転職】面接官が教える「鹿児島銀行」の面接対策

鹿児島県最大の金融機関であり、九州フィナンシャルグループの傘下にある鹿児島銀行に入行を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。
応募者は事前にどのような面接の対策をしたらよいのでしょうか?
鹿児島銀行に入行を希望する人がぜひとも知っておきたい面接に関する情報や、ノウハウというものがあります。
例えば鹿児島銀行の面接では、求める人材をよく理解した上で、特に行動力をアピールすることが大切です。
人と信頼関係を築くことができることも説明してください。
また、面接で志望動機を語るためには、競合他社と比べてなぜ鹿児島銀行なのか答えられなければいけません。
鹿児島県への地元愛も語ってください。
これら以外にも鹿児島銀行の面接を受けるにあたって大切なポイントがあります。
本ブログでは、面接官である筆者が、鹿児島銀行の採用情報とともに、面接で必ず訊かれる自己PRや志望動機の受け答えなどについてその対策を解説していきます。
さらに面接に臨むうえで必要な知識として、鹿児島銀行の会社に関する情報を載せています。
面接対策は、自己分析や企業研究の段階から既にはじまっています。
分析した結果を基に、就活生はエントリーシート、転職希望者は職務経歴書を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げる必要があります。
就活中の学生や転職の希望者は、本ブログを読むことで自己分析・企業研究の段階からスムーズに選考・面接対策ができるようになります。
鹿児島銀行の求める人材
鹿児島銀行はどのような人材を求めているのでしょうか?
ホームページの新卒採用情報にある「よくある質問」には、次のような求める人物像が明記されています。
- 道を切り開くことのできる人材
あきらめず、前向きに最後まで責任を持ってやり遂げる気力や実行力を持ち、好奇心旺盛で成長することに喜びを感じられる人材。
- 人と絆を育める人材
人間や社会に高い関心を持ち、自分の主張や意見を明確に相手に伝えることができる人材。また、思いやりにあふれ、誠実で信頼できる人材。
- 感動を分かち合える人材
地域の発展や人々の幸せづくりのために貢献することに情熱と喜びを感じることのできる人材。
これらから求める人材は、次のように言い換えることができます。
- あきらめず、前向きに最後まで責任を持ってやり遂げる気力や実行力を持つ人
- 好奇心旺盛で成長することに喜びを感じられる人
- 自分の主張や意見を明確に相手に伝えることができる人
- 思いやりにあふれ、誠実で信頼できる人
- 地域の発展や人々の幸せづくりのために貢献することに情熱と喜びを感じる人
求める人材は、面接で自己PRをするときの参考としてぜひとも知っておいてください。
鹿児島銀行の新卒採用情報について【就活】
はじめに鹿児島銀行の新卒採用情報について以下に記します。
- 募集職種
募集職種は、総合職と特定総合職の2種類あります。
総合職は、広範な知識と経営ビジョンを有し、あらゆる業務に従事します。引っ越しをともなう転勤があり、勤務地の限定はありません。
特定総合職は、業務に関して精通した知識と熟練した処理能力を有し、法人営業を除く業務を担当します。転勤はありますが、勤務地は原則として実家のある地域限定です。
- 選考フロー
プレエントリー→応募書類(エントリーシート)→適性検査→面接(3回)→内々定
- エントリーシート(22年卒)
自己PRに関すること
- 自己PRをご記入ください(300字以内)
- 学業、ゼミ、研究室などで、取り組んだ内容についてご記入ください(100字以内)
- 学生時代に最も打ち込んだことをご記入ください(300字以内)
志望動機に関すること
- 鹿児島銀行を志望する理由と、入行後やりたいことをご記入ください。(300字以内)
- 面接
面接では学生時代に力を入れたことの深掘りがあります。
自己PRに関すること
- 自己紹介してください
- 自己PRしてください
- 学生時代に力を入れたことは何ですか(取り組んだきっかけ、困難だったこと、困難をどう乗り越えたか)
- ゼミの内容を教えてください(研究分野に興味を持ったきっかけ、大変だったこと)
- 挫折経験を3つ話してください
- 長所と短所は何ですか
- 周りからどのような人と言われますか
- 趣味・特技は何ですか
- 最近のニュースで関心のあるものは何ですか
志望動機に関すること
- なぜ銀行業界を志望しますか
- なぜ鹿児島銀行を志望しますか
- なぜ鹿児島で働きたいのですか
- 入行後にやりたい業務は何ですか
- どのようなキャリアプランを歩みたいですか
- 鹿児島県の課題と、解決するためには何が必要ですか
- 鹿児島県を活性化させるためのアイデアはありますか
- 鹿児島銀行の志望度と他社の応募状況を教えてください
- 採用人数
19年度入行実績 136名(総合職65名 特定総合職 大卒2名、短大30名、高校39名)
20年度入行実績 133名 (総合職67名 特定総合職 大卒2名、短大28名、高校36名)
21年度入行実績 141名 (総合職62名 特定総合職 大卒7名、短大30名、高校42名)
22年度入行実績 120名 (総合職61名 特定総合職 大卒6名、短大27名、高校26名)
23年度入行計画 140名(総合職70名 特定総合職70名)
- 学歴フィルター
鹿児島銀行は鹿児島県出身者で県外の大学に進学した学生や、鹿児島県の大学出身者が多いようです。
学歴フィルターは特にないと考えます。
面接攻略の考え方【就活】
就活の面接では自己PRと志望動機を必ず訊かれます。
よってそれらの答えをあらかじめ準備する必要があります。
以下の自己PRと志望動機のヒントを参考にしてまとめてください。
- 面接時の自己PRのヒント
■行動力を自分の中で探してアピールする
鹿児島銀行は、特に行動力を求めていると考えられます。
求める人材にある、「あきらめず、前向きに最後まで責任を持ってやり遂げる気力や実行力を持つ」ことは、まさに行動力を表しています。
鹿児島銀行は、2021年年度からスタートした中期経営計画において、金融の枠をこえて、地域・顧客の課題解決に取り組み、ともに成長していくことを目指しています。
また、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進、及び組織構造・収益構造改革などにより経営基盤の強化に取り組むと同時に、コンサルティングの強化を図り、激しい環境の変化や地域・顧客の多様化するニーズに対応したビジネスモデルへの改革を進めています。
このような計画を推進していくためには、行動力のある人材を必要としているのではないでしょうか。
面接では、学生時代において力を入れたことを伝える中で、行動力をアピールしましょう。
力を入れたことは学業、クラブ活動、アルバイト、ボランティア活動などなんでも良いのです。
最も力を入れたことは何か、そこで困難だったことは何か、困難をどのように粘り強く乗り越えたか、その結果と自分が身につけたことや反省したことを語れるようにしてください。
但し、鹿児島銀行は採用するすべての人に行動力を求めているわけではありません。
自分の最も伝えたい能力が他にあるなら、その能力を上手に説明してください。
■人と信頼関係を築くことができることを説明する
鹿児島銀行は「思いやりにあふれ、誠実で信頼できる人」を求めています。
鹿児島銀行に入行後は、原則として、全員が営業店へ配属となり、銀行業務(預金、窓口、為替、融資業務等)を経験し、銀行員としての基礎的な知識を身につけ、その後は、融資業務などの営業も経験します。
銀行の特に営業店の窓口業務や後方事務、個人・法人営業の仕事は、行員と顧客との信頼関係をベースに成り立っています。
信頼関係を築くために最も大切なことは、誠実であることです。
面接では、学生時代において最も力を入れたことを伝える中で、関係する人達に対して誠実に対応したことがわかるような説明を行ってください。
■向上心があることを伝える
鹿児島銀行は、「好奇心旺盛で成長することに喜びを感じられる人」も求めています。
銀行業務を確実にこなすためには、入行後も様々な資格取得やスキルを身につけるよう、継続的に努力することが求められます。
このような努力が継続してできるためには、自分を成長させたいという向上心が必要です。
面接で向上心に関する質問があれば、これまでの人生で何かを身につけるために頑張ったことを伝えましょう。
■コミュニケーションスキルは、面接での受け答えで証明する
さらに鹿児島銀行は、「自分の主張や意見を明確に相手に伝えることができる人」も求めています。
自分の主張や意見を明確に相手に伝えることができるとは、すなわちコミュニケーションスキルを表しています。
コミュニケーションスキルは、面接での受け答えで証明してください。
ただし、コミュニケーションスキルとは上手に話すことではありません。
たどたどしくても良いですから、自分の考えを面接官に的確に伝えることを意識してください。
- 面接時に志望動機を語るヒント
■なぜ銀行を選ぶのか明確に伝える
銀行とは何か、銀行業界を取り巻く環境や、銀行業界の仕事についての基本は、ブログ記事「【2023年】銀行業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を参照ください。
銀行はこれまで、預金・貸付・為替が3大業務でした。しかし、投資信託や保険商品などの手数料が収益の柱になり、経営・事業支援業務や個人向け資産運用コンサルティングも手掛けるようになりました。
海外事業向けサービスも拡大しています。
まずは、銀行業務の事業構造が変わってきていることを理解してください。
さらに、フィンテックと呼ばれる技術革新が進行中であり、フィンテックが事業モデルや仕事のあり方を変えてしまう可能性があることも理解してください。
マニュアルに書いてある通りに行う仕事は自動化されます。行員は顧客との折衝や、より創造的な仕事を行うようになるでしょう。
このような変化を理解したうえで、自分には銀行業務に興味があることを伝えられるとよいでしょう。
■なぜ鹿児島銀行を選ぶのかを明確に伝える
鹿児島銀行の企業理念、業務内容、中期経営計画などから感じたことをまとめてください。
そのなかで、自分が共感できることが鹿児島銀行を選んだ志望動機になります。
また、鹿児島銀行と競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。
鹿児島銀行を志望する人は、金融業界に興味がある人であり、鹿児島銀行と並行して地元の南日本銀行や広く九州圏に目を向けて福岡銀行や西日本シティ銀行などにも応募する学生が多いことと思います。
たとえ鹿児島銀行が第一志望でなくても、競合先と比較し、なぜ鹿児島銀行なのかを質問されたときにしっかり答えられなくてはなりません。
鹿児島銀行や他の競合金融機関を訪れて、その違いを肌で感じることも有効です。
■鹿児島銀行でやりたい仕事を明確に伝える
鹿児島銀行に入行後は原則として、全員が鹿児島県と宮崎県の営業店へ配属となります。
営業店では銀行員としての基礎的な知識を習得するため、銀行業務(預金、窓口、為替、庶務計算等)を3ヶ月〜6ヶ月のローテーションで実施し、その後は、融資業務などの営業も経験します。
この期間中に、銀行員としての心構えや仕事への取り組み姿勢を身につけます。
これらのような銀行業務の基本を身につけた後で、将来やりたい仕事は何か、なぜその仕事をやりたいのかを説明してください。
さらに、やりたい仕事で活かせる能力やスキルがあればそれを伝えてください。
■鹿児島県への地元愛を語る
鹿児島銀行は「地域の発展や人々の幸せづくりのために貢献することに情熱と喜びを感じる人」も求めています。
「鹿児島県の課題と、解決するためには何が必要ですか」「鹿児島県を活性化させるためのアイデアはありますか」など、地元に関する質問もされるようです。
鹿児島銀行は、鹿児島県全域にネットワークを広げ、企業や住民、行政機関などとの取引や関係構築などを通じて、地域・産業を金融面から支え、地域経済の活性化に貢献するという社会的使命を担っています。
これらを推進するためには、鹿児島県が好き、鹿児島県とともに成長したい人が必要です。
鹿児島県がこのように好きだと言えるように、地域のことを学びましょう。
■鹿児島銀行の志望順位、他社の応募状況を答えられるようにする
志望順位については、迷わず第一志望です、と答えましょう。
他社の応募状況を聞かれたら、金融業界志望なら「同じ業界に応募中です」と伝えても構わないと思います。
それ以外なら「〇〇業界にも興味があり応募しています」と答えてください。この場合まったくの異業種であれば、なぜそこに応募したのか答えられるようにしてください。
以上、鹿児島銀行の採用情報と面接攻略の考え方を説明しました。
特に面接は3回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。
また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい就活生のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの就活面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。
本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。
面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】
鹿児島銀行は鹿児島県最大手の金融機関であり、鹿児島県を中心に宮崎県、福岡県、熊本県などにも店舗を配置しています。
また、肥後銀行と共に九州フィナンシャルグループを構成しています。
このような鹿児島銀行の面接を攻略するためには、まず銀行業界を取り巻く環境を理解することと、銀行業界で働いた場合の仕事の内容も理解しておくことが大切です。
ブログ記事「【2023年】銀行業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。
続いて、鹿児島銀行とはどのような銀行なのかを理解することも面接準備には必須です。
鹿児島銀行の会社概要、企業理念、中期経営計画など面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
これら以外にも鹿児島銀行のホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。
本記事の後半で鹿児島銀行のホームページから得た基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。
鹿児島銀行の面接攻略のまとめ【就活】
鹿児島銀行に入行を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?
鹿児島銀行が採用したい人材は、「あきらめず、前向きに最後まで責任を持ってやり遂げる気力や実行力を持つ」「好奇心旺盛で成長することに喜びを感じられる」「自分の主張や意見を明確に相手に伝えることができる」「思いやりにあふれ、誠実で信頼できる」「地域の発展や人々の幸せづくりのために貢献することに情熱と喜びを感じる」人です。
面接では、学生時代に力を入れたことの深掘りがあります。
面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。
- 行動力を自分の中で探してアピールする
- 人と信頼関係を築くことができることを説明する
- 向上心があることを伝える
- コミュニケーションスキルは、面接での受け答えで証明する
面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- なぜ銀行を選ぶのか明確に伝える
- なぜ鹿児島銀行を選ぶのか明確に伝える
- 鹿児島銀行でやりたい仕事を明確に伝える
- 鹿児島県への地元愛を語る
- 鹿児島銀行の志望順位、他社の応募状況を答えられるようにする
面接を攻略するためには、まずは銀行業界を取り巻く環境を理解すると同時に、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
また、鹿児島銀行とはどのような銀行なのかを理解することも、面接準備には必須です。
鹿児島銀行の会社に関する知識など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも必読でしょう。
鹿児島銀行の中途採用情報について【転職】
続いて鹿児島銀行の転職面接について説明します。
はじめに鹿児島銀行の中途採用情報について以下に記します。
- 募集職種
鹿児島銀行は転職の希望者を対象とした中途採用を行っています。
社会人経験者で応募職種にふさわしい人を想定した募集と思われます。
現時点でどのような職種を募集しているか、詳細は鹿児島銀行のホームページにある中途採用情報をご覧ください。
ちなみに、2022年11月時点の募集職種は、リテール営業、法人営業、本部(企画)、社内SE、DX推進エンジニアです。
- 選考フロー
プレエントリー→応募書類送付→書類選考→面接(複数回)→内定
- 面接
面接では、求める人材にふさわしい人物かどうかを判断されます。現職(前職)の仕事内容の深掘りもされます。
自己PRに関すること
- 現職(前職)の職務内容を説明してください
志望動機に関すること
- なぜ鹿児島銀行を志望しますか
退職理由に関すること
- 現職(前職)を退職する理由は何ですか
面接攻略の考え方【転職】
転職の面接では自己PRと志望動機、退職理由を必ず訊かれます。
それらについて的確に答えるための準備をしてください。
以下の自己PRと志望動機、退職理由のヒントが参考になります。
- 面接時の自己PRのヒント
■行動力を自分の中で探してアピールする
鹿児島銀行は、特に行動力を求めていると考えられます。
求める人材にある、「あきらめず、前向きに最後まで責任を持ってやり遂げる気力や実行力を持つ」ことは、まさに行動力を表しています。
鹿児島銀行は、2021年年度からスタートした中期経営計画において、金融の枠をこえて、地域・顧客の課題解決に取り組み、ともに成長していくことを目指しています。
また、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進、及び組織構造・収益構造改革などにより経営基盤の強化に取り組むと同時に、コンサルティングの強化を図り、激しい環境の変化や地域・顧客の多様化するニーズに対応したビジネスモデルへの改革を進めています。
このような計画を推進していくためには、行動力のある人材を必要としているのではないでしょうか。
転職の面接では、現職(前職)において、応募書類だけでは説明しきれない仕事ぶりを説明してください。
そのなかで、業務目標達成のために困難だったことは何か、困難にどのように粘り強く対応して職務を遂行したかとその結果を語れるようにしてください。
もし上記の能力について乏しい場合は、自分の最も伝えたい能力を面接で上手に説明して、間接的にでも募集職種に役立つことを伝えましょう。
■応募職種の知識を答えられるように準備する
鹿児島銀行の中途採用では、未経験でも応募が可能な職種と、経験者が応募可能な職種があります。
金融機関の勤務経験がある、応募職種の経験者は、金融業界や銀行業界の専門知識に加えて、応募職種の専門知識も確認されます。
金融機関の勤務経験がない、応募職種の経験者は、金融業界や銀行業界の基礎知識や応募職種の専門知識に関して質問されるでしょう。
金融機関の勤務経験がない、応募職種の未経験者は、金融業界や銀行業界の基礎知識や応募職種の基礎知識に関して質問されるかも知れません。
よってそれらの知識とか、直近のニュースで話題になった金融、銀行業界に関することで質問があれば答えられるように準備しましょう。
- 面接時に志望動機を語るヒント
■なぜ鹿児島銀行を選ぶのか明確に伝える
鹿児島銀行の企業理念、業務内容、中期経営計画などから感じたことをまとめてください。
そのなかで、自分が共感できることが鹿児島銀行を選んだ志望動機になります。
また、鹿児島銀行と競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。
鹿児島銀行を志望する人は、鹿児島銀行と並行して九州圏の他の金融機関にも応募する人が多いことと思います。
Uターン希望者は、地元の有力企業も視野に入っているかも知れません。
そのような競合先と比較し、なぜ鹿児島銀行なのかをしっかり答えられなくてはなりません。
鹿児島銀行や他の金融機関を訪れて、その違いを肌で感じることも有効です。
■鹿児島銀行で応募する職種を選んだ理由とやりたい仕事を明確に伝える
中途採用の応募者は、応募する職種を選んだ理由と、どのような仕事をやりたいか、なぜやりたいかをしっかりと説明する必要があります。
中途採用の応募者が応募職種を選んだ主な理由は、現職(前職)で培った自分の経験や能力、スキルが鹿児島銀行で活かせることだと思います。
なので、現職(前職)の職務内容と使える能力やスキルなどを説明し、採用されたらやりたい仕事で貢献できることを伝えてください。
■鹿児島県への地元愛を語る
鹿児島銀行は「地域の発展や人々の幸せづくりのために貢献することに情熱と喜びを感じる人」も求めています。
鹿児島銀行は企業理念に、「地域とともに歩み、地域社会の発展に貢献する」とうたっていて、地域をもっともっと元気にしたい、という熱い想いを持った中途採用者の力を期待しています。
鹿児島銀行は、鹿児島県全域にネットワークを広げ、企業や住民、行政機関などとの取引や関係構築などを通じて、地域・産業を金融面から支え、地域経済の活性化に貢献するという社会的使命を担っています。
これらを推進するためには、鹿児島県が好き、鹿児島県とともに成長したい人が必要です。
鹿児島県がこのように好きだと言えるように、地域のことを学びましょう。
- 転職面接時に退職理由を語るヒント
■面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする
「なるほど、そのような前向きな理由があって退職したのですね」と面接官に納得してもらえる内容を説明しましょう。
間違っても上司と合わないとか、労働条件が悪いなどというネガティブな理由を言わないでください。
例えば、現職(前職)では、自分の持つ能力、スキルをこれ以上向上させることが難しく、キャリアアップのために転職を考えたというような言い方です。
以上、鹿児島銀行の中途採用情報と転職面接攻略の考え方を説明しました。
特に面接は複数回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。
また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい転職希望者のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの転職面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。
本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。
面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【転職】
鹿児島銀行の面接を攻略するためには、まず銀行業界を取り巻く環境を理解することと、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。(金融機関に勤務の人はご存知のことと思いますが)
ブログ記事「【2023年】銀行業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。
続いて、鹿児島銀行とはどのような銀行なのかを理解することも面接準備には必須です。
鹿児島銀行の会社概要、企業理念、中期経営計画など面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
これら以外にも鹿児島銀行のホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。
本記事の後半で鹿児島銀行のホームページから得た基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。
鹿児島銀行の面接攻略のまとめ【転職】
鹿児島銀行に入行を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?
鹿児島銀行が採用したい人材は、「あきらめず、前向きに最後まで責任を持ってやり遂げる気力や実行力を持つ」「好奇心旺盛で成長することに喜びを感じられる」「自分の主張や意見を明確に相手に伝えることができる」「思いやりにあふれ、誠実で信頼できる」「地域の発展や人々の幸せづくりのために貢献することに情熱と喜びを感じる」人です。
面接では、求める人材かどうかを判断されます。現職(前職)の仕事内容の深掘りもされます。
面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。
- 行動力を自分の中で探してアピールする
- 応募職種の知識を答えられるように準備する
面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- なぜ鹿児島銀行を選ぶのか明確に伝える
- 鹿児島銀行で応募する職種を選んだ理由とやりたい仕事を明確に伝える
- 鹿児島県への地元愛を語る
面接で退職理由を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- 面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする
面接を攻略するためには、まずは銀行業界を取り巻く環境を理解すると同時に、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
また、鹿児島銀行とはどのような銀行なのかを理解することも面接準備には必須です。
鹿児島銀行の会社に関する知識など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも必読でしょう。
鹿児島銀行を志望するときに知っておきたい社風
鹿児島銀行を受けるにあたり知っておきたい社風について以下に記します。
- 新しい事に挑戦する意思決定は早いです。また、上司とのコミュニケーションも円滑です。
- 有休はしっかり取れます。5連休が年2回あります。
- 社内の飲み会が盛んです。
- トイレ付個室の宿泊施設があり、研修施設は整っています。
- 人手不足で、一人当たりの仕事量が増えています。また、営業店では繁忙時に昼食をゆっくりとることが難しいです。
面接で語る志望動機を作る際、社風をよく知っていることが大切です。
鹿児島銀行の会社概要
ここからは鹿児島銀行の会社概要を説明します。面接において志望動機を語る上で役に立ちます。
- 鹿児島銀行は、1879年第百四十七国立銀行として創業しました。その後地元の銀行と合併や営業譲渡がありました。
1944年第四十七、鹿児島、鹿児島貯蓄銀行が合併し鹿児島興業銀行が設立され、1952年鹿児島銀行に商号変更し現在に至っています。
- 鹿児島銀行の店舗数は153です。(鹿児島県139、宮崎県8、熊本県1、福岡県1、大阪府1、東京都1、海外駐在員事務所2)(2022年3月末)
- 鹿児島県内の預金シェアは48.17%、貸出金シェアは47.20%とトップです。(2020年12月)
- 2022年3月期の経営数字は次の通りです。
資本金は、181億30百万円です。
従業員数は、2,126人です。
総資産残高は、6兆6,263億円です。
総預金残高は、4兆8,195億円です。
貸出金残高は、3兆8,939億円です。
経常収益は、678億円です。
経常利益は、109億円です。
当期純利益は、79億円です。
自己資本比率は連結で10.41%と国内基準の4%を大きく上回っています。
鹿児島銀行の格付けについて、格付投資情報センターが「A+」、S&Pは、「BBB+」の評価がされています。(2022年8月)
面接で志望動機を語るさいは、地域密着経営と経営の安定性について取り上げても良いでしょう。
鹿児島銀行の企業理念
ここからは鹿児島銀行の企業理念を紹介します。
企業理念
地域貢献
地域とともに歩み、地域社会の発展に貢献する。
顧客志向
お客様のニーズに応え、お客様の満足を高める。
企業活力
自由闊達で創造性に満ちた企業風土を築く。
健全経営
健全経営を堅持し、信頼される企業となる。
面接では「企業理念を知っていますか」と質問されることもあるかも知れません。覚えておくと良いでしょう。
鹿児島銀行の中期経営計画
鹿児島銀行は第8次中期経営計画(2021年度~2023年度)を策定し展開しました。その概要を紹介します。
- ビジョンは、「お客様・地域・社員とともに、より良い未来を創造する『地域価値共創グループ』への進化」です。
- 基本方針は、「地域価値共創グループの実現に向けた改革」です。
- 基本戦略と施策は次の通りです。
- 事業戦略
「地域総合金融機能の深化」のため、「新常態における金融コンサルティング力の強化」と「金融機能の高度化による地域産業成長支援」を進めます。
「地域産業振興機能の拡充」のため、「地域との協働による課題解決実践」と「地域商社機能の強化・創造」を図ります。
- 人材戦略
「人づくりとエンゲージメント向上」のため、「価値共創を実現する人づくり」と、「多様性の尊重と働きがいの向上」に努めます。
- ガバナンス戦略
「KFGビジネスモデルの確立」に向けて、「組織構造・収益構造改革」と「SDGs・ESGの先駆的取組み」を行います。
- デジタル戦略
「デジタル社会に向けたDX推進」のため、「新たな体験・サービスの提供」及び「プロセス改革による生産性向上」を図ります。
- 事業戦略
面接で自己PRや志望動機を語るさいは、中期経営計画を知っておくことが大切です。覚えておきましょう。