【24卒/23年転職】面接官が教える「福岡銀行」の面接対策

福岡県最大の金融機関であり、全国屈指の有力地方銀行である福岡銀行。
ふくおかフィナンシャルグループ傘下の福岡銀行に入行を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。
応募者は事前にどのような面接の対策をしたらよいのでしょうか?
福岡銀行に入行を希望する人がぜひとも知っておきたい面接に関する情報や、ノウハウというものがあります。
例えば福岡銀行の面接では、求める人材をよく理解した上で、特に課題解決力と行動力をアピールすることが大切です。
また、面接で志望動機を語るためには、競合他社と比べてなぜ福岡銀行なのか答えられなければいけません。
これら以外にも福岡銀行の面接を受けるにあたって大切なポイントがあります。
本ブログでは、面接官である筆者が、福岡銀行の採用情報とともに、面接で必ず訊かれる自己PRや志望動機の受け答えなどについてその対策を解説していきます。
さらに面接に臨むうえで必要な知識として、福岡銀行の会社に関する情報を載せています。
面接対策は、自己分析や企業研究の段階から既にはじまっています。
分析した結果を基に、就活生はエントリーシート、転職希望者は職務経歴書を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げる必要があります。
就活中の学生や転職の希望者は、本ブログを読むことで自己分析・企業研究の段階からスムーズに選考・面接対策ができるようになります。
福岡銀行の求める人材
福岡銀行はどのような人材を求めているのでしょうか?
ふくおかフィナンシャルグループの経営理念には、つぎのような文章があります。
高い感受性と失敗を恐れない行動力
様々な情報や世の中の動きにいつも好奇心のアンテナを張り、敏感に反応できる感受性と、 様々な場面で失敗を恐れず行動を起こすチャレンジ精神を常に磨くことです。・・・
人々の最良な選択を後押しする
お客さまやパートナーと共に考え、悩み、選択のための後ろ盾となることが、FFGの目的であり、存在理由なのです。
これらによって、お客さまや地域社会、株主の皆さま、そして一緒に働く仲間にとっても、価値創造のパートナーとして認められることを目指していきます。
経営理念から求める人材を探ると、次のようなヒントが見つかります。
①高い感受性と、失敗を恐れず行動を起こすチャレンジ精神
②顧客やパートナーと共に考え、悩み、選択のための後ろ盾となる
③価値創造のパートナーとして認められる
このうち、②③について、その意味を考えてみます。
銀行はこれまで顧客との信頼関係をベースに、さまざまな業務を行ってきました。
これからは信頼関係を活かしつつ、さらに顧客にとって付加価値の高いコンサルティングを行うことが求められてきています。
具体的には、顧客にとって最良の選択のためのサポートをすること、すなわち、顧客の求めている今までなかった価値のある提案(=価値創造)を行うことが大切ということではないでしょうか。
まとめると、福岡銀行の求める人材は次のような人と考えられます。
- 高い感受性と、失敗を恐れず行動を起こすチャレンジ精神のある人
- 顧客の求めている今までなかった価値のある提案を行うことが出来る人
求める人材は、面接で自己PRをするときの参考としてぜひとも知っておいてください。
福岡銀行の新卒採用情報について【就活】
はじめに福岡銀行の新卒採用情報について以下に記します。
- 募集職種
募集職種は、オープン(総合職)と、部門(総合職)の2つあります。
- オープン(総合職)は、F【フリー】コースとA【エリア】コースの2コースです。
2コースとも、銀行業務全般、主として企画・判断業務を行います。
F【フリー】コースは、遠隔地への転勤があります。一方、A【エリア】コースは、原則として転居を伴う転勤がありません。
- 部門(総合職)は、Fコース【インベストメントバンキング部門】、Fコース【マーケット部門】、Fコース【デジタルIT部門】の3部門があります。
【総合職 Fコース】インベストメントバンキング部門は、「投資銀行」のスペシャリストを目指します。
【総合職 Fコース】マーケット部門は、多様化する金融市場取引のスペシャリストを目指します。
【総合職 Fコース】デジタルIT部門は、DXを支えるデータ分析、システム開発のスペシャリストを目指します。
- オープン(総合職)は、F【フリー】コースとA【エリア】コースの2コースです。
- 選考フロー
「FFG」エントリー→FFGメンバーズサイト(マイページ)登録→エントリーシート→一次選考会→二次選考会(WEBテスト、複数回の面接)→内々定
- エントリーシート(23年卒)
自己PRに関すること
- 学生時代に打ち込んだこと・自己PRをご記入ください(250字以内)
- あなたの性格について周りからの声や自分自身が思うことを教えてください(250字以内)
志望動機に関すること
- 福岡銀行の志望動機をご記入ください(250字以内)
- 面接
面接では、性格と、ガクチカ、志望動機に関して深掘りがあります。三次面接前にライフウェイクシート(人生のなかで大きなイベントとそれによる自分の感情の変化についてのグラフ)を提出します。
自己PRに関すること
- 自己PRしてください
- ライフウェイクシートで自分の人生を振り返ってどう思いますか
- 大学学部を選んだ理由は何ですか
- 学生時代に力を入れたことは何ですか(力をいれた理由)
- 学生時代に印象深かった授業は何ですか
- ゼミの研究内容を話してください
- アルバイトの経験について教えてください(気を付けたこと、苦手なこと、後輩指導)
- クラブ・サークル活動は何をやっていましたか
- 挫折経験はありますか
- 長所と短所は何ですか、長所は仕事でどのように活かせますか
- 得意なこと、苦手なことは何ですか
- ストレス耐性はありますか
- 周りからどのような人と言われますか
- 趣味は何ですか
- 世の中の情報などをどうやって仕入れていますか
志望動機に関すること
- 就職活動の軸は何ですか
- なぜ銀行業界を志望しますか
- 地方銀行は必要だと思いますか、それはなぜですか
- メガバンクと地方銀行の違いは何ですか
- なぜ福岡銀行を志望しますか
- 福岡銀行と他行との違いは何だと思いますか
- 福岡銀行でやりたいことは何ですか、それはなぜですか
- 銀行で働くうえでどんなことが必要と考えますか
- なぜ福岡で就職したいですか(福岡県出身者以外)
- キャリアプランを話してください
- 仕事は大変だが大丈夫ですか
- 福岡銀行がこれから発展していくため社会から求められていることは何だと思いますか
- 福岡銀行の志望度や他社の選考状況を教えてください
- 採用人数
19年度入行実績 205名(Fコース140名 Aコース65名)
20年度入行実績 206名(Fコース154名 Aコース52名)
21年度入行実績 169名(Fコース137名 Aコース32名)
22年度入行実績 165名(Fコース137名 Aコース28名)
- 22年新卒入社大学別就職者数
国公立大:
京都大2、大阪大3、九州大21、神戸大1、熊本大1、他
私立大:
早稲田大6、慶応大1、上智大1、明治大1、立教大1、中央大2、成蹊大1、明治学院大1、日本大2、津田塾大1、同志社大7、立命館大2、関西大2、関西学院大6、西南学院大30、他
以上は大学院修了者を含みます。
※サンデー毎日(2022年9月4日号)参照
- 学歴フィルター
福岡銀行は福岡県出身者で県外の大学に進学した学生や、地元福岡県の大学出身者が多いようです。
学歴フィルターは特にないと考えます。
面接攻略の考え方【就活】
就活の面接では自己PRと志望動機を必ず訊かれます。
よってそれらの答えをあらかじめ準備する必要があります。
以下の自己PRと志望動機のヒントを参考にしてまとめてください。
- 面接時の自己PRのヒント
■課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
福岡銀行は、特に課題解決力と行動力を求めていると考えられます。
求める人材にあるように、福岡銀行は、「高い感受性と、失敗を恐れず行動を起こすチャレンジ精神のある」「顧客の求めている今までなかった価値のある提案を行うことが出来る」人を求めています。
ここで、「顧客の求めている今までなかった価値のある提案を行うことが出来る」ことは課題解決力を表しています。
また、「高い感受性と、失敗を恐れず行動を起こすチャレンジ精神のある」ことは、行動力を表しているのではないでしょうか。
福岡銀行を含むふくおかフィナンシャルグループは、「長期ビジョン2030」において、①信頼をベースに多様化する顧客ニーズにストレスなく応えるサービス開発力、②企業・社会課題を解決するソリューション力、➂大きく変化する環境・社会課題や働き方に柔軟に対応できる組織力の3点を備えたい力と位置付けています。
これら3つの力を備えることで、「ファイナンスとコンサルティングを通じて全てのステークホルダーの成長に貢献するザ・ベスト リージョナルバンク」になることを目指しています。
これらを確実に推進するために、課題解決力と行動力のある人を求めているのではないでしょうか。
面接では、学生時代において最も力を入れたことを伝える中で、課題解決力と行動力をアピールしましょう。
課題を発見し、既存の発想にとらわれずに新しい解決法を考え、解決のための計画づくりができ、実現のために粘り強く取り組む人というアピールです。
力を入れたことは学業、クラブ活動、アルバイト、ボランティア活動などなんでも良いのです。
最も力を入れたことは何か、困難だったことと困難を解決するために創意工夫してどのように粘り強く行動したか、その結果と自分が身につけたことを語ってください。
但し、福岡銀行は採用するすべての人に課題解決力と行動力を求めているわけではありません。
自分の最も伝えたい能力が他にあるなら、その能力を上手に説明してください。
■人と信頼関係を築くことができることを説明する
ふくおかフィナンシャルグループのホームページにある「私たちのビジネスモデル」において、「お客さまに寄り添い、強い信頼の絆で結ばれること、それがわたしたちの願いであり、すべての社員が目指している姿です。」と伝えています。
顧客に信頼されるためには、顧客と共に考え、悩み、選択をサポートするといったように、顧客に対して誠実な対応をとることです。
面接では、学生時代において最も力を入れたことを伝える中で、関係する人達に誠実に対応したことがわかるような説明を行ってください。
- 面接時に志望動機を語るヒント
■なぜ銀行を選ぶのか明確に伝える
銀行とは何か、銀行業界を取り巻く環境や、銀行業界の仕事についての基本は、ブログ記事「【2023年】銀行業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を参照ください。
銀行は、これまでの3大業務である預金・融資・為替から、投資信託や保険商品などの手数料を収益の柱とするようになりました。
そして経営・事業支援業務や個人向け資産運用コンサルティングも手掛けるようになりました。
地域銀行は、地方創生活動も積極的に行っています。
まずは、銀行業務の事業構造が変わってきていることを理解してください。
さらに、フィンテックに代表される金融デジタライゼーションが進行中であり、事業モデルや仕事のあり方を変えてしまう可能性があることも理解してください。
マニュアルに書いてある通りに行う仕事は自動化され、行員は顧客との折衝や、より創造的な仕事を行うようになると考えられます。
このような変化を理解した上で、金融・銀行業について興味があるのだということを伝えられるとよいでしょう。
■なぜ福岡銀行を選ぶのか明確に伝える
福岡銀行の事業内容や、ふくおかフィナンシャルグループの経営理念、経営戦略などから感じたことをまとめてください。
そのなかで、自分が共感できることが福岡銀行を選んだ志望動機になります。
また福岡銀行と競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。
福岡銀行を志望する人は、金融業界に興味がある人であり、福岡銀行と並行して地元の西日本シティ銀行や他の金融機関などにも応募する人が多いことと思います。
あるいは、地元の九州電力や西日本鉄道、西部ガスに興味がある人もいるかと思います。
たとえ福岡銀行が第一志望でなくても、競合先と比較しなぜその福岡銀行なのかを質問されたときに、しっかり答えられなくてはなりません。
福岡銀行や他の競合金融機関を訪れて、その違いを肌で感じることも有効です。
■福岡銀行でやりたい仕事を明確に伝える
福岡銀行に入行した場合、オープン(総合職)は、原則として銀行業務の基本を習得するために営業店に配属となります。
そして、一通りの銀行業務の基本を習得した後で、将来やりたい仕事は何か、なぜその仕事をやりたいのかを説明できるようにしてください。
一方、部門(総合職)は、本部の専門セクションに配属となります。この場合は、配属されたセクションでやりたい仕事は何か、なぜその仕事をやりたいのかを説明できるようにしてください。
さらに、やりたい仕事で活かせる能力やスキルがあればそれを伝えてください。
■福岡銀行の志望順位、他社の応募状況を答えられるようにする
志望順位については、迷わず第一志望です、と答えましょう。
他社の応募状況を聞かれたら、金融業界志望なら「同じ業界に応募中です」と伝えても構わないと思います。
それ以外なら「〇〇業界にも興味があり応募しています」と答えてください。この場合まったくの異業種であれば、なぜそこに応募したのか答えられるようにしてください。
以上、福岡銀行の採用情報と面接攻略の考え方を説明しました。
特に面接は複数回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。
また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい就活生のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの就活面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。
本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。
面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】
福岡銀行は福岡県最大手の金融機関であり、ふくおかフィナンシャルグループ傘下の銀行として、福岡県を中心に九州他県や本州他県にも店舗を配置しています。
このような福岡銀行の面接を攻略するためには、まず銀行業界を取り巻く環境を理解することと、銀行業界で働いた場合の仕事の内容も理解しておくことが大切です。
ブログ記事「【2023年】銀行業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。
続いて、福岡銀行とはどのような銀行なのかを理解することも面接準備には必須です。
福岡銀行の会社概要、ふくおかフィナンシャルグループ経営理念や経営戦略など面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
これら以外にも福岡銀行のホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。
本記事の後半で福岡銀行のホームページから得た基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。
福岡銀行の面接攻略のまとめ【就活】
福岡銀行に入行を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?
福岡銀行が採用したい人材は、「高い感受性と、失敗を恐れず行動を起こすチャレンジ精神のある」「顧客の求めている今までなかった価値のある提案を行うことが出来る」人です。
面接では、志望動機に関して深掘りがあります。
面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。
- 課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
- 人と信頼関係を築くことができることを説明する
面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- なぜ銀行を選ぶのか明確に伝える
- なぜ福岡銀行を選ぶのか明確に伝える
- 福岡銀行でやりたい仕事を明確に伝える
- 福岡銀行の志望順位、他社の応募状況を答えられるようにする
面接を攻略するためには、まずは銀行業界を取り巻く環境を理解すると同時に、銀行業界で働いた場合の仕事の内容も理解しておくことが大切です。
また、福岡銀行とはどのような会社なのかを理解することも、面接準備には必須です。
福岡銀行の会社に関する知識など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも必読でしょう。
福岡銀行(ふくおかフィナンシャルグループ)の中途採用情報について【転職】
続いて福岡銀行及び、ふくおかフィナンシャルグループの転職面接について解説していきます。
はじめに福岡銀行及び、ふくおかフィナンシャルグループのキャリア(中途)採用情報について以下に記します。
- 募集職種
福岡銀行及び、ふくおかフィナンシャルグループは転職の希望者を対象とした中途採用を行っています。
行内に必要な能力、スキルを持つ人が足りないと思われる職種について募集しています。
なので、応募にあたっては金融機関勤務経験者等、一定の専門スキルを有する人を対象としています。
現時点でどのような職種を募集しているか、詳細は、福岡銀行及びふくおかフィナンシャルグループのホームページにあるキャリア採用情報をご覧ください。
ちなみに2022年11月現在、ふくおかフィナンシャルグループは、アプリケーション開発エンジニア、スクラムマスター、UI/UXデザイナー、データサイエンティスト/データエンジニアなど12の職種を募集しています。
また福岡銀行は、銀行業務全般、銀行ITシステム、ビジネスストラテジスト、デジタルマーケティングプランナーを募集しています。
- 選考フロー
エントリー(履歴書・職務経歴書)→書類選考→面接(複数回)→内定
- 面接
面接では、求める人材かどうかを判断されます。現職(前職)の仕事内容の深掘りもされます。
自己PRに関すること
- 現職(前職)の業務内容を説明してください
志望動機に関すること
- なぜ福岡銀行(ふくおかフィナンシャルグループ)を志望しますか
- 福岡銀行(ふくおかフィナンシャルグループ)にどう貢献してもらえますか
退職理由に関すること
- 現職(前職)を退職する理由は何ですか
面接攻略の考え方【転職】
転職の面接では自己PRと志望動機、退職理由を必ず訊かれます。
それらについて的確に答えるための準備をしてください。
以下の自己PRと志望動機、退職理由のヒントが参考になります。
- 面接時の自己PRのヒント
■課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
福岡銀行(ふくおかフィナンシャルグループ)は、特に課題解決力と行動力を求めていると考えられます。
求める人材にあるように、福岡銀行は、「高い感受性と、失敗を恐れず行動を起こすチャレンジ精神のある」「顧客の求めている今までなかった価値のある提案を行うことが出来る」人を求めています。
ここで、「顧客の求めている今までなかった価値のある提案を行うことが出来る」ことは課題解決力を表しています。
また。「高い感受性と、失敗を恐れず行動を起こすチャレンジ精神のある」ことは、行動力を表しているのではないでしょうか。
福岡銀行を含むふくおかフィナンシャルグループは、「長期ビジョン2030」において、①信頼をベースに多様化する顧客ニーズにストレスなく応えるサービス開発力、②企業・社会課題を解決するソリューション力、➂大きく変化する環境・社会課題や働き方に柔軟に対応できる組織力の3点を備えたい力と位置付けています。
これら3つの力を備えることで、「ファイナンスとコンサルティングを通じて全てのステークホルダーの成長に貢献するザ・ベスト リージョナルバンク」になることを目指しています。
これらを確実に推進するために、課題解決力と行動力のある人を求めているのではないでしょうか。
転職の面接では、現職(前職)において、履歴書や職務経歴書だけでは説明しきれない仕事ぶりを説明してください。
仕事の中で課題を見つけ、解決のためにこれまでの考えにとらわれない新しい対策を立案し、関係者を巻き込んで粘り強く遂行した経験があればそれを加えてください。
さらに職務を遂行するさいに困難だったこと、困難をどのように乗り越えて成果を上げたかを伝えてください。
最後に、福岡銀行(ふくおかフィナンシャルグループ)で活かせる、身につけた知識やスキルを語ってください。
もし上記の能力について乏しい場合は、自分の最も伝えたい能力を面接で上手に説明して、間接的にでも募集業務に役立つことを伝えましょう。
■応募職種の専門的な知識を答えられるように準備する
福岡銀行及びふくおかフィナンシャルグループの「キャリア(中途)採用」の募集では、金融機関や募集職種の経験者に限定した募集となっています。
金融機関の経験者は、金融業界や銀行業界の専門知識に加えて、応募職種の専門知識をどれだけ持っているか確認されます。
金融機関の未経験者は、金融業界や銀行業界の基礎知識や、応募職種の専門知識をどれだけ持っているか確認されるでしょう。
よってそれらの知識とか、直近のニュースで話題になった金融・銀行業界に関することなどで、質問があれば答えられるようにしましょう。
- 面接時に志望動機を語るヒント
■なぜ福岡銀行(ふくおかフィナンシャルグループ)を選ぶのか明確に伝える
福岡銀行の事業内容や、ふくおかフィナンシャルグループの経営理念、経営戦略などから感じたことをまとめてください。
そのなかで、自分が共感できることが福岡銀行(ふくおかフィナンシャルグループ)を選んだ志望動機になります。
また福岡銀行(ふくおかフィナンシャルグループ)と競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。
福岡銀行(ふくおかフィナンシャルグループ)を志望する人は、福岡銀行(ふくおかフィナンシャルグループ)と並行して地元の他の金融機関にも応募する人が多いことと思います。
Uターン希望者は、地元の有力企業も視野に入っているかも知れません。
そのような競合先と比較しなぜ福岡銀行(ふくおかフィナンシャルグループ)なのかを質問されたときに、しっかり答えられなくてはなりません。
福岡銀行や他の金融機関を訪れて、その違いを肌で感じることも有効です。
■福岡銀行(ふくおかフィナンシャルグループ)で応募する職種を選んだ理由とやりたい仕事を明確に伝える
中途採用の応募者は、応募する職種を選んだ理由と、どのような仕事をやりたいか、なぜやりたいかをしっかりと説明する必要があります。
中途採用の応募者が応募職種を選んだ主な理由は、現職(前職)で培った自分の経験や能力、スキルが福岡銀行で活かせることだと思います。
なので、現職(前職)の職務内容と使える能力やスキルなどを説明し、採用されたらやりたい仕事で貢献できることを伝えてください。
- 転職面接時に退職理由を語るヒント
■面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする
「なるほど、そのような前向きな理由があって退職したのですね」と面接官に納得してもらえる内容を説明しましょう。
間違っても上司と合わないとか、労働条件が悪いなどというネガティブな理由を言わないでください。
例えば、現職(前職)では、自分の持つ能力、スキルをこれ以上向上させることが難しく、キャリアアップのために転職を考えたというような言い方です。
以上、福岡銀行(ふくおかフィナンシャルグループ)の中途採用情報と転職面接攻略の考え方を説明しました。
特に面接は複数回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。
また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい転職希望者のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの転職面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。
本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。
面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【転職】
福岡銀行(ふくおかフィナンシャルグループ)の面接を攻略するためには、まず銀行業界を取り巻く環境を理解することと、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。(金融機関に勤務の人はご存知のことと思いますが)
ブログ記事「【2023年】銀行業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。
続いて、福岡銀行(ふくおかフィナンシャルグループ)とはどのような銀行なのかを理解することも面接準備には必須です。
福岡銀行の会社概要、ふくおかフィナンシャルグループ経営理念や経営戦略など面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
これら以外にも福岡銀行(ふくおかフィナンシャルグループ)のホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。
本記事の後半で福岡銀行(ふくおかフィナンシャルグループ)のホームページから得た基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。
福岡銀行の面接攻略のまとめ【転職】
福岡銀行(ふくおかフィナンシャルグループ)に入行を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?
福岡銀行(ふくおかフィナンシャルグループ)が採用したい人材は、「高い感受性と、失敗を恐れず行動を起こすチャレンジ精神のある」「顧客の求めている今までなかった価値のある提案を行うことが出来る」人です。
面接では、求める人材かどうかを判断されます。現職(前職)の仕事内容の深掘りもされます。
面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。
- 課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
- 応募職種の専門的な知識を答えられるように準備する
面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- なぜ福岡銀行(ふくおかフィナンシャルグループ)を選ぶのか明確に伝える
- 福岡銀行(ふくおかフィナンシャルグループ)で応募する職種を選んだ理由とやりたい仕事を明確に伝える
面接で退職理由を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- 面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする
面接を攻略するためには、まずは銀行業界を取り巻く環境を理解すると同時に、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
また、福岡銀行(ふくおかフィナンシャルグループ)とはどのような銀行なのかを理解することも面接準備には必須です。
福岡銀行(ふくおかフィナンシャルグループ)の会社に関する知識など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも必読でしょう。
福岡銀行を志望するときに知っておきたい社風
福岡銀行を受けるにあたり知っておきたい社風について以下に記します。
- 九州でナンバーワンの銀行として誇りを持って働けます。
- 3ヶ月に一度取得するシーズンスポット休暇や、土日を含めて4連休のリフレッシュ休暇、5日連続休暇、アニバーサリー休暇があります。
- 女性は産休・育休を取得し、育休が明けても働いています。有休も比較的気持ちよく取らせてもらえるので、子供が小さくても働けます。
- 女性管理職を増やす方向性があり、女性管理職が増えています。
- 営業ノルマ達成へのプレッシャーが強いです。
面接で語る志望動機を作る際、社風をよく知っていることが大切です。
福岡銀行の会社概要
ここからは福岡銀行の会社概要を説明します。面接において志望動機を語る上で役に立ちます。
- 福岡銀行は、1877年設立の第十七国立銀行が源流です。1945年に十七銀行、筑邦銀行、嘉穂銀行、福岡貯蓄銀行が解散合併し、福岡銀行が設立されました。
ふくおかフィナンシャルグループ傘下の地方銀行です。
- ふくおかフィナンシャルグループのブランドスローガンは「あなたのいちばんに。」です。
- 福岡銀行の店舗数は170です。(福岡県152、九州12、本州6)海外にも駐在員事務所を設置しています。(2022年3月末)
- 福岡県内の預金シェアは29.1%、貸出金シェアは32.9%と金融機関中トップです。(2021年3月末)
- 2022年3月末の決算数字は次の通りです。
資本金は、823億円です。
従業員数は、3,542人です。
総資産は、20兆8,263億円です。
預金残高は、13兆398億円です。
貸出金残高は、11兆6,413億円です。
業務粗利益は、1,379億円です。
コア業務純益は、765億円です。
経常利益は、733億円です。
当期純利益は、528億円です。
自己資本比率は9.13%と国内基準の4%を上回っています。
福岡銀行の格付けについて、ムーディーズが「A3」格付投資情報センターが「AA-」、日本格付研究所が「A+」の評価がされています。(2022年8月)
面接で志望動機を語るさいは、地域密着経営と経営の安定性について取り上げても良いでしょう。
ふくおかフィナンシャルグループ経営理念
ふくおかフィナンシャルグループの経営理念について紹介します。
グループ経営理念
ふくおかフィナンシャルグループは、高い感受性と失敗を恐れない行動力を持ち、未来志向で高品質を追求し、人々の最良な選択を後押しする、すべてのステークホルダーに対し、価値創造を提供する金融グループを目指します。
面接では「経営理念を知っていますか」と質問されることもあるかも知れません。覚えておくと良いでしょう。
ふくおかフィナンシャルグループの経営戦略
ふくおかフィナンシャルグループは、第7次中期経営計画~カタチは変わる。想いは変わらない。~(2022~2024年度)を推進中であり、その内容について長期ビジョンを含めて概要を紹介します。
- 長期ビジョン2030
目指す姿は、「ファイナンスとコンサルティングを通じて全てのステークホルダーの成長に貢献するザ・ベスト リージョナルバンク」です。
そのために、①信頼をベースに多様化する顧客ニーズにストレスなく応えるサービス開発力、②企業・社会課題を解決するソリューション力、➂大きく変化する環境・社会課題や働き方に柔軟に対応できる組織力、の3点を備えたい力と位置付けています。
- 第7次中期経営計画~カタチは変わる。想いは変わらない。~
- 基本戦略は、既存ビジネスの利益成長を基盤に、4つの重点取組の早期実現を図っていくことです。デジタルチャネルの構築を軸に既存事業のDX等に取組みます。
重点取組は、①業務改革2nd、②営業改革、③戦略系子会社の強化、④新事業への挑戦、の4つです。
- 業務改革2nd
将来の社会像を踏まえ、現在の店舗を前提とした営業・事務から、オンライン前提へ変革、及び中核となるデジタルチャネルを構築し、顧客利便性と業務生産性の飛躍的な向上を目指す。
- 営業改革
デジタルチャネルの有効活用等を通じた営業活動のDXと「お客さま本位」の徹底、及び対面営業とデジタルが融合した連続性のある金融サービスを展開する。
- 戦略系子会社の強化
戦略系子会社の事業領域拡大により、グループ総合力やソリューション力の引上げる。また、銀行の顧客基盤やFFGのネットワークの活用、外部とのアライアンス等を通じて、戦略系子会社の営業力や収益力を拡大し、グループとしての提供価値を最大化する。
- 新事業への挑戦
これまでの銀行ビジネスとは異なるアプローチで新事業に取組み、顧客基盤の拡大、新たな収益源の獲得を目指す。
- 基本戦略は、既存ビジネスの利益成長を基盤に、4つの重点取組の早期実現を図っていくことです。デジタルチャネルの構築を軸に既存事業のDX等に取組みます。
面接で自己PRや志望動機を語るさいは、経営戦略を理解しておきましょう。