【28卒】ANAの面接対策を面接官が解説
日本のメガ・キャリアであるANAに入社を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。応募者は事前にどのような面接の対策をしたらよいのでしょうか?
(ANAの社名は全日本空輸株式会社ですが、本ブログでは略して「ANA」と呼ぶこととします。)
ANAに入社を希望する人がぜひとも知っておきたい面接に関しての情報や、ノウハウというものがあります。
例えばANAの面接では、求める人材をよく理解して、自己PRにおいて特に行動力とチームワーク力をアピールすることが重要です。
技術系で応募の場合は、研究内容をわかりやすく説明してください。
客室乗務職の応募者は「あんしん、あったか、あかるく元気!」を体現できることをアピールすることです。
英語力は当然ながら求められます。
一方、面接で志望動機を語るためにはなぜ航空業界なのか、その中で競合他社と比べてなぜANAなのか答えられなくてはいけません。
これら以外にもANAの面接を受けるにあたって大切なポイントがあります。
本ブログでは、面接官である筆者が、ANAの採用情報とともに、面接で必ず訊かれる自己PRや志望動機の受け答えなどについてその対策を解説していきます。
さらに面接に臨むうえで必要な知識として、ANAの会社に関する情報を載せています。
面接対策は、自己分析や企業研究の段階から既にはじまっています。
自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシートを作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。
就活中の学生は、本サイト「キャリア育みファーム」を読んでいただければ、自己分析・企業研究の段階からスムーズに選考・面接対策ができるようになります。
さらに、絶対の自信を持って臨みたい方には、「就活面接必勝法」を用意しております。
ANAの求める人材
ANAはどのような人材を求めているのでしょうか。
面接では求める人材を知っておくことが自己PRをするうえで必要です。
後述するANAグループの行動指針には、「チームスピリット(Team Spirit):多様性を活かし、真摯に議論し一致して行動します。」及び「努力と挑戦(Endeavor):グローバルな視野を持って、ひたむきに努力し枠を超えて挑戦します。」が明記されています。
この行動指針からANAが求める人材像は、次のような人と考えられます。
「グローバルな視野を持って、ひたむきに努力し枠を超えて挑戦する人」
「多様性を活かし、真摯に議論し一致して行動する人」
求める人材像を理解し、面接での自己PRに結び付けてください。
ANAの新卒採用情報について【就活】
はじめにANAの新卒採用情報について、概要を以下に記します。
- 募集職種
ANAの新卒採用は、グローバルスタッフ職(セグメント別採用・専門採用)、運航乗務職(自社養成パイロット)、客室乗務職別となっています。
- グローバルスタッフ職
国内外全事業所での業務を前提とし、主力事業である航空運送事業や、航空関連事業、非航空事業など、ANAグループを牽引するコア人財として、挑戦と変革を推進します。
セグメント別採用と専門採用の2つのコースがあります。
セグメント別採用コースは、「セグメントⅠ:オペレーション」「セグメントⅡ:ビジネス・マーケティング」「セグメントⅢ:コーポレート」「セグメントⅣ:整備技術」「セグメントⅤ:運航技術」の5つです。
専門採用コースは、「専門Ⅰ:IT・データ」「専門Ⅱ:経理・財務・IR」の2つです。
- 客室乗務職(*専門学校、短期大学も応募可能です)
キャビンアテンダント(CA)として国内線・国際線に乗務し、機内の安全を守るとともに、お客様に記憶に残る高品質なサービスを届けます。
- 運航乗務職(自社養成パイロット)
運航乗務員=パイロット(操縦士)としてANAの安全で快適な運航を担うプロフェッショナルです。
- エキスパートスタッフ職(障がい者採用)
エアラインビジネスのサービスや品質を支える基幹実務を担います。
- グローバルスタッフ職
- 選考フロー
- グローバルスタッフ職(オペレーション/ビジネス・マーケティング/コーポレート/IT・データ/経理・財務・IR)
エントリー(基本情報登録、WEBエントリーシート提出)→書類選考→SPI受検→本選考(個人面接、集団面接、グループディスカッション等)→内々定
- 客室乗務職
エントリー(基本情報登録、WEBエントリーシート提出、WEB動画提出、WEB証明写真提出)→書類選考→本選考【個人面接・集団面接(WEB・対面を含む)、英語試験証憑(TOEICもしくはGTEC Business公開会場版-LR)の提出、総合適性検査、身体検査等)】→内々定
- 運航乗務職(自社養成パイロット)
プレエントリー・Flight Crew Assessment Test (FCAT) 受験→エントリーシート・WEB証明写真提出→(一次選考)個人面接、航空適性検査(シミュレーター)→(最終選考)個人面接、英語コミュニケーションテスト→内々定
- エキスパートスタッフ職(障がい者採用)
エントリー(基本情報登録、WEBエントリーシート提出)→書類選考→本選考(個人面接、SPI受検)→内々定
- グローバルスタッフ職(オペレーション/ビジネス・マーケティング/コーポレート/IT・データ/経理・財務・IR)
- エントリーシート(27年卒)
グローバルスタッフ職
自己PRに関すること
- ゼミ(研究室)のテーマ ※非該当の方は、今後の中でより深く学んでみたい分野について記入してください。(100字以内)
- もしあなたの人生を雑誌とするなら、その最新号の表紙にはどの『写真』を選びますか?また、表紙にはどのような『見出し』を添えますか?(100字以内)
- その写真と見出しを選んだ理由を教えてください。(300文字以下)
- 趣味・特技・アルバイト・起業・ボランティア等、教えてください。(200字以内)
志望動機に関すること
- 希望するセグメントコースを選択してください。(希望順)
- あなたが第一志望のセグメントコースを選ばれた理由を教えてください。(300字以内)
- あなたが第二・第三志望のセグメントコースを選ばれた理由をご記入ください。(200字以内)
- あなたがIT・データコースを選ばれた理由を教えてください。(300字以内)
客室乗務職
自己PRに関すること
- ゼミ・論文(研究)テーマ(50字以内)
- 上記のゼミ・論文(研究)テーマを設定した理由(250字以内)
- 特技・趣味(100字以内)
- 長所・短所(各30字以内)
- 他者との関わりの中で、うまくいかなかった経験は何ですか。その経験を通じて得た学びを教えてください。(400字以内)
志望動機に関すること
- ANAでの仕事を通じて、あなたはどのような力を身につけ、何を成し遂げたいですか。あなたの未来の姿を自由に描いてください。(400字以内)
運航乗務職(自社養成パイロット)
自己PRに関すること
- あなたはどんな人ですか。 あなたらしさを自由に表現してください。(300字以内)
志望動機に関すること
- ANAのパイロットを志望する理由を教えてください。(300字以内)
- 面接
面接には次の様な質問が想定されます。
グローバルスタッフ職の面接は、3回行われます。面接での選考ポイントは、学生時代に頑張ったことと、チームワークができるか、ANAへの思い入れの強さです。
- グローバルスタッフ職
自己PRに関すること
- 自己紹介してください
- なぜその大学・学部学科を選択したのですか
- 大学で学んでいることは何ですか
- 研究のことについて説明してください(研究のきっかけ、研究内容、ANAで活かせること)
- 学生時代頑張ったことは何ですか(その中で困難だったこと、課題解決の方法、そこから得たもの)
- チームで成し遂げた経験、その中で自分の役割、活動する上で大切だと思うことは何ですか
- クラブ・サークル活動はやっていますか(サークル内で意見の対立したときや、苦手な人への対応)
- アルバイトを通じて学んだことは何ですか
- ANAは接客業ですが、あなたならどんな接客が出来ますか
- 挫折した経験、挫折を乗り越えるための行動や考え方を教えてください
- 自分の強みと弱みは何ですか?強みをANAでどう活かしていけますか
- 英語力はどれくらいですか
- 機械いじりは好きですか
- あなたの夢は何ですか
- 長所・短所は何ですか
- 他の人からどんな人と言われますか
- 苦手な人とのコミュニケーションの取り方を教えてください
- ストレス耐性はありますか
- 趣味は何ですか
志望動機に関すること
- なぜ航空業界を志望しますか(航空業界に興味を持ったきっかけ)
- なぜANAを志望しますか、なぜJALでなくANAですか
- ANAとJALの違いは何ですか、ANAのイメージは何ですか
- なぜメーカーではなくANAですか
- 第1希望セグメントを希望する理由は何ですか、そこで何をしたいですか
- なぜ○○職を希望しますか、強みを○○職でどのように活かすことができますか
- 航空会社のエンジニアになる上で大切なことは何だと思いますか
- 入社後に希望する部署とやりたい業務は何ですか
- 整備技術、運航技術にそれぞれどんなイメージがありますか
- IT・データ領域で携わりたいことは何ですか
- 希望通りの配属にならなかったらどうしますか
- キャリアプランはありますか
- メーカーと航空会社のエンジニアの違いは何ですか
- 仕事はきついですが体力面で大丈夫ですか
- 現場で働くことへの抵抗はありますか
- 航空会社の整備で大事なことは何ですか
- どの部分の整備をしたいですか
- ライン整備は資格取得や夜勤もあるが大丈夫ですか
- 海外に興味はありますか
- 目的地まで安全に届ける以外の付加価値をどのようにつけますか
- 安心・安全とはなんだと思いますか
- ANAの強み、弱みは何だと思いますか
- ANAの魅力や認知度アップのためにANAに提案することは何ですか
- ANAモバイルアプリの改善点を挙げてください
- インターンシップの感想を教えてください(学んだこと、印象的なこと)
- 他社選考状況とANAの志望度を教えてください
- 客室乗務職
自己PRに関すること
- 自己紹介してください
- 自己PRとそれを客室乗務員としてどう活かせますか
- ゼミについて話してください
- 学生時代頑張ったことは何ですか(その中で困難だったこと、課題解決の方法、そこから得たもの)
- チームで成し遂げた経験、その中で自分の役割、活動する上で大切だと思うことは何ですか
- これまでの人生で一番苦労したことは何ですか
- 今までの経験のなかで、客室乗務員の仕事に活かせることは何ですか
- 自分の成長のために行なっていること、それが客室乗務員としてどう役に立ちますか
- 人と関わる上で大切していることは何ですか
- 努力していることは何ですか
- 周りからどのような人と言われますか
- 長所を発揮できたエピソードありますか
- 5年後10年後どうなりたいですか
- 英語力はどれくらいですか
- 最近ワクワクしたことはありますか
- ストレス発散法はありますか
- 最近気になるニュースはありますか
志望動機に関すること
- 航空業界以外に興味のある業界はありますか
- なぜ客室乗務職に応募しますか
- なぜJALではなくANAを志望しますか
- 「ワクワクの世界」はどんな世界で、CAとしてその世界にどのように貢献しますか
- どのようなCAになりたいですか
- CAに求められる資質はなんだと思いますか
- CAは不規則な生活が続くが、そこに対応できる自分の強みはありますか
- お客様にお叱りを受けることもあるが、そのさいどのように対応しますか
- 初めて会う先輩でも相談することができますか
- ANAのコーポレートカラーは青だが、あなたのイメージカラー(青以外)は何色ですか?その理由も教えてください
- 他社選考状況を教えてください
- 運航乗務職(自社養成パイロット)
自己PRに関すること
- 日常会話に加えて写真を見てその情景を英語で説明してください(英会話面接)
- リーダーシップを発揮した経験や、粘り強さを発揮した経験はありますか
志望動機に関すること
- なぜJALではなくANAを志望しますか
- パイロットに興味を持ったきっかけはいつですか
- 飛行適性検査を通じて、パイロットという仕事に対する印象はどのように変化しましたか
- 他社選考状況を教えてください
- グローバルスタッフ職
- 採用人数
ANAの新卒採用では、客室乗務職の採用数がグローバルスタッフ職を大きく上回っています。
27年卒の採用計画では、グローバルスタッフ職が125名程度、客室乗務職が400名程度、運航乗務職は65名程度となっています。
- 学歴フィルター
ANAは国公立、私立大の難関大学を中心に採用していますが、中堅の大学も採用しています。航空会社の性格上、海外の大学も採用しています。
面接攻略の考え方【就活】
面接では自己PRと志望動機を必ず訊かれます。よってそれらの答えをあらかじめ準備する必要があります。以下の自己PRと志望動機のヒントを参考にしてください。
- 面接時の自己PRのヒント
■行動力とチームワーク力を自分の中で探してアピールする
ANAは基本的に、特に行動力とチームワーク力を求めていると考えられます。
上記の求める人材にあるように、ANAは「グローバルな視野を持って、ひたむきに努力し枠を超えて挑戦する」「多様性を活かし、真摯に議論し一致して行動する」人を求めています。
ここで、「グローバルな視野を持って、ひたむきに努力し枠を超えて挑戦する」は、行動力を表しています。
また、「多様性を活かし、真摯に議論し一致して行動する」は、チームワーク力を表しています。
ANAは、デジタル技術でお客様の体験を更に豊かにする「デジタル(DX)」の推進とANAの強みでもある、人だからこそ生み出せる価値を磨いていく「人の力(Human Premium)」の追求を通じて「ワクワクで満たされる世界」の実現を目指しています。
このような戦略を遂行するうえで、行動力とチームワーク力が必要ではないでしょうか。
面接では、学生時代において最も力を入れて取り組んだことと、なぜ取り組んだのかその理由を説明してください。
力を入れたことは学業、クラブ活動、アルバイト、ボランティア活動などなんでも良いです。
そのさい、目標達成のために困難だったことは何か、困難をどのように粘り強く乗り越えたか、その結果と自分が身につけたこと、仕事で活かせることを語れるようにしてください。
さらに一緒に取り組んだメンバーがいたら、自分が請け負った役割と、目標達成のためにメンバーをどのように巻き込んだか、メンバーの意見を尊重するなかで、どのように自分の考えを理解してもらったかなど、チームの中での円満な人間関係に努力したことのエピソードを探し出して、語ってください。
但し、ANAは採用するすべての人に行動力とチームワーク力を求めているわけではありません。自分の最も伝えたい能力が他にあるなら、面接でその能力を上手に説明してください。
■技術系応募者は研究内容を語る
技術系応募者は、航空会社にとって経営の基盤である運航の安全性を担う「航空機エンジニアリングのプロフェッショナル」として、整備部門を中心に活躍することと思います。
整備技術コースに応募の技術職は「整備現業」で整備士としての知見の習得からスタートします。メーカーの製品開発の仕事と異なり、華やかさはなく、地味な裏方の仕事ですが、安全を守るために絶対なくてはならない仕事です。
大学で自分が研究したことが直接使えるような仕事は少ないかも知れませんが、面接では、「航空機の安全」に十分対応できる能力、スキルがあることを、自分の研究内容から探し出して話せるようにしてください。
具体的に、研究内容をわかりやすく説明できることです。
なぜその研究を選んだか、その課題と課題解決の手法をあげ、解決に困難だった点について自分自身の工夫と成果を説明できるようにしてください。
課題を解決するために、どのように周囲を巻き込んでいったか、あるいはねばり強く取り組んでいったかなどについても説明できるといいです。
研究をチームでやっている場合は、チーム内での役割も伝えてください。研究の将来性などがわかれば、それも話してください。
また、直接仕事に関係する研究をしていない応募者が多いと思います。その場合は面接で論理的思考力といった潜在的な能力面をアピールすることです。
■客室乗務職応募者はANAグループ行動指針である「あんしん、あったか、あかるく元気!」を体現できることをアピールする
客室乗務職は、航空会社社員で最もお客様と接する時間が長い、いわば最前線の仕事です。このときのお客様に接する対応がその会社のイメージに大きく影響します。
筆者も仕事で、プライベートで飛行機を利用していますが、その際の客室乗務職のお客様への接し方がその会社のイメージとなっています。
ですから、お客様に「あんしん、あったか、あかるく元気!」を体現できることを証明できる具体的なエピソードを用意してください。また、面接もあかるく元気そうな雰囲気を醸し出してください。
■英語力をアピールする
グローバルスタッフ職は、採用選考において語学力基準による合否判定はしませんが、実務において英語力を中心とする語学力は必須です。よって、英語力等に自信があればアピールしましょう。
客室乗務職は、実務上英語力は必須であり、TOEIC600点程度またはGTEC260点程度以上の英語力を有することが望ましいと応募資格に記載されています。
運航乗務職(自社養成パイロット)は、実務上英語力は必須であり、選考において英語コミュニケーションテストがあります。
どの職種においても英語力は実務上で必須なために英語力に自信があればアピールしましょう。
- 面接時に志望動機を語るヒント
■ANAグループの経営に対する考え方を知る
ANAグループの経営理念は、「安心と信頼を基礎に、世界をつなぐ心の翼で夢にあふれる未来に貢献します」です。「安心と信頼」はお客様との約束であると宣言しています。
これを受け、経営ビジョンで、「私たちは、空からはじまる多様なつながりを創り、社員・お客様・社会の可能性を広げていきます」と伝えています。
この経営ビジョンを達成するために社員に求められる行動の指針は、「あんしん、あったか、あかるく元気!」です。
まずは、以上をしっかり頭に入れておきましょう。
■なぜ航空業界を選ぶのか明確に伝える
航空業界を志望する応募者は、航空会社という、はなやかに見える職場で働きたいとか、ユニフォームを着てみたいとか、海外へ行くチャンスが増えるといったような理由を志望動機にする人が多いと考えられます。
このようなあこがれは大切ですが、あこがれだけでは採用となりません。
航空業界の役割は何か、他の運輸業界や、メーカーとの違いは何かを理解しておいてください。続いて、航空業界について業務の理解を深めていき、面接で魅力を語ってください。
■なぜANAを選ぶのか明確に伝える
ANAグループの会社概要や経営理念、中期経営戦略、その他ホームページから感じたことをまとめてください。そのなかで、自分が共感できることがANAを選んだ志望動機となります。
また、ANAと競合他社のホームページをしっかり読んで、その違いを知っておいてください。
ANAを志望する人は、航空会社に興味がある人であり、ANAと並行してJALや他のエアライン、あるいはANAグループ各社に応募する人が多いことと思います。
たとえANAが第一志望でなくても、競合他社と比較しなぜANAなのかを、面接で質問されたときにしっかり答えられなくてはなりません。
一方、特に理系学生は、なぜメーカーではなくてANAなのか質問されることがあります。
■ANAでなぜその職種・コースを希望するのか、そこでやりたいことを明確に伝える
ANAの採用募集は、職種別・コース別の採用です。
希望する職種・コースを選んだ理由と、そこでやりたいこととなぜやりたいか、やりたいことで自分のどのような強みが仕事に活かせるかを面接でしっかりと説明できなければなりません。
「グローバルスタッフ職ビジネス・マーケティングは自分にとって・・・・のような点が魅力です。自分の持つ粘り強く取り組む実行力を発揮し、将来的にアジア富裕層取込みのマーケティング戦略をやってみたいです」のようなことです。
■ANAの志望順位、他社の応募状況を答えられるようにする
志望順位については、迷わず第一志望ですと答えましょう。
グローバルスタッフ職で他社の応募状況を聞かれたら、航空業界志望ならJALとか他社の名前を出しても構わないと思います。それ以外なら「〇〇業界にも興味があり応募しています」くらいは答えてもいいです。この場合まったくの異業種であり、なぜそうなのか答えられるようにしてください。
客室乗務職の場合は、JALとか他のエアライン応募を答えても良いと思います。他の航空会社を含めて複数応募するのは当たり前だからです。
注意すべきは、特にライバルのJALとの違いや、その中でなぜANAを選ぶのかを面接で質問されたときに、上手に説明できることです。
以上、ANAの採用情報と面接攻略の考え方を説明しました。特に面接は複数回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。
また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい就活生のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの就活面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。
本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。
面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】
面接を攻略するためには、航空業界を取り巻く環境を理解することと、航空業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
ブログ記事「【2027年】航空業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。
続いて、ANAとはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。
ANAやグループの会社概要、ANAグループの哲学ともいえる経営理念、ANAグループの中期経営戦略など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
これら以外にもANAのホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。
本記事の後半で面接を受けるにあたり必要と思われるANAの基本的な知識を簡単に紹介します。ぜひ読んでおいてください。
ANAの面接攻略のまとめ【就活】
ANAに入社を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?
まずは、ANAの置かれた環境を知ってください。
ANAが採用したい人材は、「グローバルな視野を持って、ひたむきに努力し枠を超えて挑戦する」「多様性を活かし、真摯に議論し一致して行動する」人です。
面接での選考ポイントは、学生時代に頑張ったことと、チームワークができるか、ANAへの思い入れの強さです。
面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。
- 行動力とチームワーク力を自分の中で探してアピールする
- 技術系応募者は研究内容を語る
- 客室乗務職応募者はANAグループ行動指針である「あんしん、あったか、あかるく元気!」を体現できることをアピールする
- 英語力をアピールする
面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- なぜ航空業界を選ぶのか明確に伝える
- なぜANAを選ぶのか明確に伝える
- ANAでなぜその職種・コースを希望するのか、そこでやりたいことを明確に伝える
- ANAの志望順位、他社の応募状況を答えられるようにする
面接を攻略するためには、まずは航空業界を取り巻く環境を理解することと、航空業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
また、ANAはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。
ANAの会社に関する知識について、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも参考にしてください。
ANAの会社概要【面接前に知るべき企業研究】
ANAの面接では、自己PRや志望動機だけでなく、「ANAという会社をどこまで理解しているか」が重視されます。
ただ企業情報を覚えるだけではなく、
- ANAはどんな会社なのか
- なぜ多くの人に選ばれているのか
- 自分はANAで何を実現したいのか
まで、整理しておくことが大切です。
ここでは、面接前に知っておきたいANAの特徴をわかりやすく解説します。
- ANAの特徴
ANAは、日本を代表する航空会社の一つです。
国内線・国際線の航空事業だけでなく、グループとして旅行・物流・商社・ITなど幅広い事業を展開している点が特徴です。
特にANAには、次のような強みがあります。
- 国内線ネットワークが充実している
- 高い接客品質と安全性へのこだわりがある
- 「おもてなし」を重視する企業文化がある
- 航空以外にも幅広い事業を展開している
- グローバル路線を強化している
ANAの面接では、「チームで協力できる人」や「相手視点で考えられる人」が評価されやすい傾向があります。
航空業界は、多くの職種が連携して安全運航を支える仕事です。
そのため、
- 周囲と協力した経験
- 相手の立場を考えて行動した経験
- 責任感を持って取り組んだ経験
を整理しておくと、面接で話しやすくなります。
- ANAの主力事業
ANAは航空会社のイメージが強いですが、実際にはグループとして多角的に事業を展開しています。
主な事業は次の通りです。
- 国内線・国際線の航空運送事業
- LCC事業
- 航空貨物事業
- 旅行事業
- 商社事業
- IT・データ活用事業
特に航空運送事業はANAグループの中心であり、安全運航とサービス品質が重要視されています。
また近年は、訪日需要の回復や国際線強化にも力を入れています。
面接では、「ANAでどんな仕事をしたいか」「なぜ航空業界に興味を持ったのか」
を聞かれることが多いため、自分の興味のある職種や事業を整理しておきましょう。 - ANAのグローバル展開
ANAは世界各国へ路線を展開するグローバル企業です。
国際線ネットワークの拡大に加え、海外航空会社との連携も進めています。
グローバル企業としての特徴は次の通りです。
- 世界各国に就航している
- 海外の航空会社と提携している
- 多国籍な顧客対応が求められる
- 英語力やコミュニケーション力が重視される
そのため面接では、
- 海外勤務への考え方
- 異文化対応力
- 外国人とのコミュニケーション経験
を質問されることがあります。
「世界中のお客様に価値を提供したい」という姿勢を伝えられると好印象です。
- ANAの今後の戦略
現在、航空業界は大きな変化の時代に入っています。
ANAも将来に向けて、さまざまな分野に力を入れています。
注力している分野は次の通りです。
- 国際線事業の拡大
- DX(デジタルトランスフォーメーション)推進
- 環境負荷低減への取り組み
- サステナブル航空燃料(SAF)の活用
- 顧客体験の向上
特に近年は、脱炭素やデジタル活用が重要テーマになっています。
そのため面接では、「なぜ航空業界なのか」「なぜANAなのか」
を、業界変化と結びつけて話せると説得力が増します。例:
「大学で観光や異文化コミュニケーションを学び、人と人・地域と世界をつなぐ航空業界に魅力を感じました。その中でも、高品質なサービスを重視するANAで成長したいと考えています。」
このように、「自分の経験 × ANAの強みや戦略」を結びつけることが重要です。
- ANAの社風
ANAは「安心・あったか・あかるく元気」を大切にし、安全とお客様視点を軸に、社員同士が支え合いながら挑戦する社風です
面接では、「お客様視点」「チームワーク」「挑戦」の3点を意識し、具体的な経験を交えて伝えましょう。
- 面接で企業研究をどう活かすか
企業研究は、単に情報を覚えるために行うものではありません。
面接では、
- 自己PR
- 志望動機
- 学生時代に力を入れたこと
- 将来やりたい仕事
に結びつけて話すことが重要です。
特にANAでは、
- 安全意識
- チームワーク
- ホスピタリティ
- 挑戦する姿勢
が重視されやすい傾向があります。
そのため、「自分の経験がANAの求める人物像とどう一致しているか」
を整理しておくと、面接で説得力が高まります。企業研究を深め、自分自身の経験と結びつけながら準備を進めることが、ANAの面接突破につながります。
ANAグループの経営理念
ANAグループの経営理念とはどのようなものでしょうか。以下にANAの経営理念を載せます。
経営理念は、面接の自己PRと志望動機に直結するからとても重要です。
- ANAグループの経営理念
『安心と信頼を基礎に、世界をつなぐ心の翼で夢にあふれる未来に貢献します』
「安心と信頼」はANAグループとお客様との約束であり、経営の根幹に位置づけられる私たちの責務です。
エアライン事業を中核とするANAグループは、「挑戦し続ける」「強く生まれ変わる」「いつもお客様に寄り添う」気持ち、「心の翼」をもって、永続的にこれからの社会の発展に貢献し、「夢あふれる未来」創りの一翼を担っていきます。
- グループ経営ビジョン
ワクワクで満たされる世界を
私たちは、空からはじまる多様なつながりを創り、社員・お客様・社会の可能性を広げていきます。
- グループ行動指針
私たちは「あんしん、あったか、あかるく元気!」に、次のように行動します。
安全(Safety)
安全こそ経営の基盤、守り続けます。
お客様視点(Customer Orientation)
常にお客様の視点に立って、最高の価値を生み出します。
社会への責任(Social Responsibility)
誠実かつ公正に、より良い社会に貢献します。
チームスピリット(Team Spirit)
多様性を活かし、真摯に議論し一致して行動します。
努力と挑戦(Endeavor)
グローバルな視野を持って、ひたむきに努力し枠を超えて挑戦します。
面接では、ANAグループの経営理念について質問されることがあるかも知れませんから理解しておきましょう。
ANAグループの中期経営戦略
ANAホールディングスは、2030年に向けた成長戦略として「2026〜2028年度 ANAグループ中期経営戦略」を策定し推進しています。
中期経営計画は新卒応募者にとってとても重要です。
なぜなら、面接官は「うちの将来の事業の方向性に理解があるか」
をかなり見ているからです。
ここでは、ANAグループの中期経営計画の概要を紹介します。
2026〜2028年度 ANAグループ中期経営戦略
世界的に航空需要が拡大する中、2029年の成田空港拡張を大きな成長機会と位置づけ、「人とモノのつながりの拡大」と「ファン層の拡大」によって企業価値を高める方針です。
特に国際線と貨物事業を成長の柱とし、2030年度までに事業規模をそれぞれ1.3倍へ拡大します。さらに、営業利益は2028年度に過去最高の2,500億円、2030年度には3,100億円を目指しています。
- 主な戦略のポイント
- 国際旅客事業を強化
- 羽田・成田を中心に路線を拡大
- 北米線やアジア線を増強
- ボーイング787-9に新シートを導入し快適性向上
- 貨物事業を拡大
- NCAとの統合で300億円のシナジー効果を創出
- 北米路線を強化し国際物流需要を取り込む
- 国内旅客事業の収益改善
- 新型機導入で需給を最適化
- 訪日客需要を取り込み収益力向上
- 日本航空との協業で空港業務を効率化
- LCC事業「Peach」を拡大
- 国際線比率を高め、訪日客や観光需要を獲得
- ANA未就航路線にも進出
また、今後5年間で過去最大規模となる2.7兆円を投資し、航空機やDX(デジタルトランスフォーメーション)を強化します。AI活用や「総デジタル人財化」を進め、「デジタル」と「人の力」を組み合わせた差別化を目指しています。
- 国際旅客事業を強化
- 人財・環境戦略
- グローバル人財やデジタル人財を育成
- 「挑戦の文化」とチームワークを強化
- 2030年度までに生産性30%向上を目指す
- 2050年のCO2排出量実質ゼロを継続目標とする
さらに、エアタクシーやドローン物流など新しいモビリティ事業にも挑戦し、航空以外の分野でも成長を目指しています。
この中期経営戦略は、成田空港拡張を見据えながら、ANAグループが世界で競争力を高め、「ワクワクで満たされる世界を」という経営ビジョンの実現を目指す内容となっています。
ANAグループの中期経営計画についてよく理解しておくと、面接での自己PRや志望動機を語るときに役に立ちます。