【25卒/24年転職】面接官が教える「肥後銀行」の面接対策

2024.07.14 更新
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熊本県最大の金融機関であり、九州フィナンシャルグループの傘下にある肥後銀行に入行を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。

応募者は事前にどのような面接の対策をしたらよいのでしょうか?

肥後銀行に入行を希望する人がぜひとも知っておきたい面接に関する情報や、ノウハウというものがあります。

例えば肥後銀行の面接では、求める人材をよく理解した上で、特に課題解決力と行動力をアピールすることが大切です。

明るく元気な態度を見せることも必要です。

また、面接で志望動機を語るためには、競合他社と比べてなぜ肥後銀行なのか答えられなければいけません。

これら以外にも肥後銀行の面接を受けるにあたって大切なポイントがあります。

本ブログでは、面接官である筆者が、肥後銀行の採用情報とともに、面接で必ず訊かれる自己PRや志望動機の受け答えなどについてその対策を解説していきます。

さらに面接に臨むうえで必要な知識として、肥後銀行の会社に関する情報を載せています。

面接対策は、自己分析や企業研究の段階から既にはじまっています。

自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシート(就活)、職務経歴書(転職)を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。

就活中の学生や転職希望者は、本サイト「キャリア育みファーム」を読んでいただければ、自己分析・企業研究の段階からスムーズに選考・面接対策ができるようになります。

さらに、絶対の自信を持って臨みたい方には、「就活面接必勝法」・「転職面接必勝法」を用意しております。

目次
  1. 肥後銀行の求める人材
  2. 肥後銀行の新卒採用情報について【就活】
  3. 面接攻略の考え方【就活】
  4. 面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】
  5. 肥後銀行の面接攻略のまとめ【就活】
  6. 肥後銀行の中途採用情報について【転職】
  7. 面接攻略の考え方【転職】
  8. 面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【転職】
  9. 肥後銀行の面接攻略のまとめ【転職】
  10. 肥後銀行を志望するときに知っておきたい社風
  11. 肥後銀行の会社概要
  12. 肥後銀行の企業理念
  13. 肥後銀行の中期経営計画
  14. 参考リンク集

肥後銀行の求める人材

肥後銀行はどのような人材を求めているのでしょうか?

新卒採用情報の「FAQ」には、次のように求める人材像が明示されています。

  • 明るく元気で、様々な人たちと、適切なコミュニケーションをとることが出来る人。
  • 社会常識やマナーをベースに、型にはまらない柔軟な発想を持ち合わせた人。
  • 問題意識を持ち、目標達成に向け主体的に考え、発言し、行動することができる人。
  • 競争力や忍耐力など、厳しい時代を乗り越えられる精神的強さを持った人。
  • 自己を成長させるために、常に前向きに努力する人。

求める人材は、面接で自己PRをするときの参考としてぜひとも知っておいてください。

肥後銀行の新卒採用情報について【就活】

はじめに肥後銀行の新卒採用情報について以下に記します。

  1. 募集コース    

    肥後銀行の募集コースは、総合職ゼネラリストコース、総合職専門キャリアコース(デジタル)、総合職専門キャリアコース(市場運用)の3つです。

    • 総合職ゼネラリストコースは、銀行業務全般における、課題解決・戦略業務を中心とした企画・判断・推進・管理等に従事するコースです。
    • 総合職専門キャリアコース(デジタル)は、AI、ブロックチェーン等のデジタル技術を活用した金融サービスの提供やDX関連業務にかかる企画・開発・運用・推進等を担当するコースです。
    • 総合職専門キャリアコース(市場運用)は、高度な数学的手法の利用や数理モデル構築により、市場動向や企業業績の分析・予測、投資戦略や金融商品の開発・評価等への専門的活躍が期待されるコースです。

    どのコースも、転居を伴う異動有りの「エリアフリー」と、基準地から通勤可能(1時間以内)な範囲で異動有りの「エリア限定」のいずれかを選択します。

  2. 選考フロー    

    プレエントリー→エントリーシート→適性検査・小論文・グループディスカッション→面接(複数回)→内定

  3. エントリーシート(23年卒)
    • 自己PR(400字以内)
    • 学生時代、一番力を入れて取り組んだことについて(400字以内)
    • 自由記入欄(志望動機)
  4. 面接   

    面接では、エントリーシートの深掘りがあります。人柄や能力、将来性などを、様々な角度から見られます。

    自己PRに関すること

    • 自己PRを含めて自己紹介してください
    • 学業について取り組んだ勉強と、それによって得たものは何ですか
    • 学生時代に頑張ったことを話してください。(そこで学んだこと、得たこと)
    • 学生と社会人の違いは何ですか
    • 高校時代は何に取り組んでいましたか
    • 周りの人からどのような人と言われますか
    • 趣味や特技は何ですか

    志望動機に関すること

    • なぜ肥後銀行を志望しますか
    • 入行してやりたいことは何ですか
    • 熊本の魅力と改善すべき点は何ですか
    • 他社の応募状況を教えてください
  5. 採用人数

    19年度入行実績 73名(男性31名 女性42名)

    20年度入行実績 96名(男性34名 女性62名)

    21年度入行実績 95名(男性37名 女性58名)

    22年度入行実績 81名(男性26名 女性55名)

    23年度入行実績 81名

    24年度入行計画120名

  6. 学歴フィルター   

    肥後銀行は熊本県出身者で県外の大学に進学した学生や、熊本県の大学出身者が多いようです。

    学歴フィルターは特にないと考えます。

面接攻略の考え方【就活】

就活の面接では自己PRと志望動機を必ず訊かれます。

よってそれらの答えをあらかじめ準備する必要があります。

以下の自己PRと志望動機のヒントを参考にしてまとめてください。

  1. 面接時の自己PRのヒント

    ■課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする

    肥後銀行は、特に課題解決力と行動力を求めていると考えられます。

    上記の求める人材にある、「社会常識やマナーをベースに、型にはまらない柔軟な発想を持ち合わせる」こととは、まさに課題解決力を表しているのではないでしょうか。

    また、「問題意識を持ち、目標達成に向け主体的に考え、発言し、行動することができる」ことや、「競争力や忍耐力など、厳しい時代を乗り越えられる精神的強さを持つ」ことは行動力を表していると考えます。

    肥後銀行は、中期経営計画においてこれまでの延長線上ではなく、金融の枠を超えた『地域価値共創グループ』として、顧客・地域とともに成長・発展するための「改革」を実現することを方針としています。

    これらを推進するために、課題解決力と行動力のある人を求めているのではないでしょうか。

    面接では、学生時代において最も力を入れたことを伝える中で、課題解決力と行動力をアピールしましょう。

    課題を発見し、既存の発想にとらわれずに新しい解決法を考え、解決のための計画づくりができ、実現のために粘り強く取り組む人というアピールです。

    力を入れたことは学業、クラブ活動、アルバイト、ボランティア活動などなんでも良いのです。

    最も力を入れたことは何か、困難だったことと困難を解決するために創意工夫してどのように粘り強く行動したか、その結果と自分が身につけたことを語ってください。

    但し、肥後銀行は採用するすべての人に課題解決力と行動力を求めているわけではありません。

    自分の最も伝えたい能力が他にあるなら、その能力を上手に説明してください。

    ■明るく元気な態度を見せる

    肥後銀行は「明るく元気で、様々な人たちと適切なコミュニケーションをとることが出来る人」も求めています。

    新入行員は、原則として営業店に配属となり、営業店で窓口業務や融資係、渉外係など実務経験(OJT)を行いながら、銀行業務の基礎を習得します。

    肥後銀行の営業店のお客様は、地元の企業や商店、支店の近くに住むご近所の方々が中心です。

    窓口や融資係、渉外係などは、お客様と明るく元気に接することが求められます。

    面接では、努めて明るく元気な態度を見せてください。

    また、コミュニケーションスキルは、面接での受け答えで証明してください。

    ただし、コミュニケーションスキルとは上手に話すことではありません。

    たどたどしくても良いですから、自分の考えを面接官に的確に伝えることを意識してください。

    ■向上心があることを伝える

    肥後銀行は「自己を成長させるために、常に前向きに努力する人」も求めています。

    銀行業務をそつなくこなすためには、入行後も様々な資格を取得するよう、継続的に勉強することが求められます。あるいは、業務を行うなかで知識やスキルを積極的に身につける成長意欲が大切です。

    このような勉強や成長意欲を継続させるためには、やはり向上心が必要です。

    面接で向上心に関する質問があれば、これまでの人生で何かを身につけるために頑張ったことを伝えましょう。

  2. 面接時に志望動機を語るヒント

    ■なぜ銀行を選ぶのか明確に伝える

    銀行とは何か、銀行業界を取り巻く環境や、銀行業界の仕事についての基本は、ブログ記事「【2024年】銀行業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を参照ください。

    銀行はこれまでの3大業務である預金・貸付・為替から、投資信託や保険商品などの手数料が収益の柱になってきました。そして、経営・事業支援業務や個人向け資産運用コンサルティングも手掛けるようになりました。

    地方銀行は、地方創生事業への関わりも重視されるようになってきました。

    まずは、銀行業務の事業構造が変わってきていることを理解してください。

    さらに、フィンテックと呼ばれる技術革新が進行中であり、フィンテックが事業モデルや仕事のあり方を変えてしまう可能性があることも理解してください。

    マニュアルに書いてある通りに行う仕事は自動化され、行員は顧客との折衝や、より創造的な仕事を行うようになるでしょう。

    このような変化を念頭におきながら、銀行に関心をもっていることを伝えられるとよいでしょう。

    ■なぜ肥後銀行を選ぶのか明確に伝える

    肥後銀行の企業理念、事業内容や中期経営計画などから感じたことをまとめてください。

    そのなかで、自分が共感できることが肥後銀行を選んだ志望動機になります。

    また肥後銀行と競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。

    肥後銀行を志望する人は金融業界に興味がある人であり、肥後銀行と並行して地元の熊本ファミリー銀行など他の金融機関にも応募する人がいることと思います。

    あるいは、九州圏に目を向けて、福岡銀行や西日本シティ銀行などにも応募する人がいるかも知れません。

    たとえ肥後銀行が第一志望でなくても、競合先と比較しなぜその肥後銀行なのかを質問されたときに、しっかり答えられなくてはなりません。

    肥後銀行や他の競合金融機関を訪れて、その違いを肌で感じることも有効です。

    ■肥後銀行でやりたい仕事を明確に伝える

    新入行員は、原則として営業店に配属となり、営業店で窓口業務や融資係、渉外係など実務経験(OJT)を行いながら、銀行業務の基礎を習得します。

    銀行業務の基礎を習得後は、能力・適性等に応じて営業店または本部の各業務で働くこととなりますが、そのさいにやりたい仕事は何か、なぜその仕事をやりたいのかを説明してください。

    さらに、やりたい仕事で活かせる能力やスキルがあればそれを伝えてください。

    ■熊本県への地元愛を語る

    肥後銀行の採用基準は、「地域のお客様や経済の発展に貢献したいという意欲と情熱」とうたわれています。

    肥後銀行は基本的に熊本県を中心とした地元密着型の金融業であり、熊本県に大きな影響力を持っています。

    熊本県全域にネットワークを広げ、企業や住民、行政機関などとの取引や関係構築などを通じて、地域・産業を金融面から支え、地域経済の活性化に貢献するという社会的使命を担っています。

    これらを推進するためには、熊本県が好き、熊本県とともに成長したい人が必要です。

    面接では、熊本県に関する質問がなされるようです。

    熊本県がこのように好きだと言えるように、地域のことを学びましょう。

    ■肥後銀行の志望順位、他社の応募状況を答えられるようにする

    志望順位については、迷わず第一志望です、と答えましょう。

    他社の応募状況を聞かれたら、金融業界志望なら「同じ業界に応募中です」と伝えても構わないと思います。

    それ以外なら「〇〇業界にも興味があり応募しています」と答えてください。

    この場合まったくの異業種であれば、なぜそこに応募したのか答えられるようにしてください。

以上、肥後銀行の採用情報と面接攻略の考え方を説明しました。

特に面接は複数回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。

また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい就活生のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの就活面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。

本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。

面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】

肥後銀行は熊本県最大手の金融機関であり、熊本県を中心に九州圏に店舗を配置しています。

このような肥後銀行の面接を攻略するためには、まず銀行業界を取り巻く環境を理解することと、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。

ブログ記事「【2024年】銀行業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。

続いて、肥後銀行とはどのような銀行なのかを理解することも面接準備には必須です。

肥後銀行の会社情報、企業理念、中期経営計画など面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

これら以外にも肥後銀行のホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。

本記事の後半で肥後銀行のホームページから得た基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。

肥後銀行の面接攻略のまとめ【就活】

肥後銀行に入行を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?

肥後銀行が採用したい人材は、「明るく元気で、様々な人たちと、適切なコミュニケーションをとることが出来る人」「社会常識やマナーをベースに、型にはまらない柔軟な発想を持ち合わせた人」「問題意識を持ち、目標達成に向け主体的に考え、発言し、行動することができる人」「競争力や忍耐力など、厳しい時代を乗り越えられる精神的強さを持った人」「自己を成長させるために、常に前向きに努力する人」です。

面接では、エントリーシートの深掘りがあります。人柄や能力、将来性などを、様々な角度から見られます。

面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。

  • 課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
  • 明るく元気のある態度を見せる
  • 向上心があることを伝える

面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。

  • なぜ銀行を選ぶのか明確に伝える
  • なぜ肥後銀行を選ぶのか明確に伝える
  • 肥後銀行でやりたい仕事を明確に伝える
  • 熊本県への地元愛を語る
  • 肥後銀行の志望順位、他社の応募状況を答えられるようにする

面接を攻略するためには、まずは銀行業界を取り巻く環境を理解すると同時に、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。

また、肥後銀行とはどのような銀行なのかを理解することも、面接準備には必須です。

肥後銀行の会社に関する知識など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも必読でしょう。

肥後銀行の中途採用情報について【転職】

続いて肥後銀行の転職面接について解説していきます。

はじめに肥後銀行の中途採用情報について以下に記します。

  1. 募集職種     

    肥後銀行は転職の希望者を対象とした中途採用を行っています。

    行内に必要な能力、スキルを持つ人が足りないと思われる職種について募集しています。

    なので、応募にあたっては金融機関経験者や、募集業務の経験者、必要な資格保有者に限定しているなど、一定の専門スキルを有する人を対象としています。

    現時点でどのような職種を募集しているか、詳細は、肥後銀行のホームページにある中途採用情報をご覧ください。

    ちなみに2023年11月現在、銀行業務全般、法務、システム、建築・監理技術、調査・研究・分析担当者、研修・教育分野の企画・営業担当者の求人があります。

  2. 選考フロー    

    中途採用エントリーシート送付→書類選考→面接(複数回)→内定

  3. 面接   

    面接では、求める人材にふさわしい人物かどうかを判断されます。現職(前職)の仕事内容の深掘りもされます。

    自己PRに関すること

    • 現職(前職)の職務内容を説明してください

    志望動機に関すること

    • なぜ肥後銀行を志望しますか

    退職理由に関すること

    • 現職(前職)を退職する理由は何ですか

面接攻略の考え方【転職】

転職の面接では自己PRと志望動機、退職理由を必ず訊かれます。

それらについて的確に答えるための準備をしてください。

以下の自己PRと志望動機、退職理由のヒントが参考になります。

  1. 面接時の自己PRのヒント

    ■課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする

    肥後銀行は、特に課題解決力と行動力を求めていると考えられます。

    上記の求める人材にある、「社会常識やマナーをベースに、型にはまらない柔軟な発想を持ち合わせる」こととは、まさに課題解決力を表しているのではないでしょうか。

    また、「問題意識を持ち、目標達成に向け主体的に考え、発言し、行動することができる」ことや、「競争力や忍耐力など、厳しい時代を乗り越えられる精神的強さを持つ」ことは行動力を表していると考えます。

    肥後銀行は、中期経営計画においてこれまでの延長線上ではなく、金融の枠を超えた『地域価値共創グループ』として、顧客・地域とともに成長・発展するための「改革」を実現することを方針としています。

    これらを推進するために、課題解決力と行動力のある人を求めているのではないでしょうか。

    転職の面接では、現職(前職)において、応募書類だけでは説明しきれない仕事ぶりを説明してください。

    目標達成に向けて課題を見つけ、解決のためにこれまでの考えにとらわれない新しい対策を立案し、関係者を巻き込んで粘り強く遂行した経験があればそれを加えてください。

    さらに職務を遂行するさいに困難だったこと、困難をどのように乗り越えて成果を上げたかを伝えてください。

    最後に、肥後銀行で活かせる、身につけた知識やスキルを語ってください。

    もし上記の能力について乏しい場合は、自分の最も伝えたい能力を面接で上手に説明して、間接的にでも募集業務に役立つことを伝えましょう。

    ■応募業務の専門知識を答えられるように準備する

    肥後銀行の中途採用の募集では、金融機関経験者や、応募業務の経験者、必要な資格保有者に限定した募集となっています。

    なので、金融機関経験者は、金融業界や銀行業界の専門知識に加えて、応募業務の専門知識をどれだけ持っているか確認されることがありますので準備してください。

    また、金融機関未経験者は、金融業界や銀行業界の基礎知識及び、応募業務の専門知識をどれだけ持っているか確認されることがあります。

    直近のニュースで話題になった金融・銀行業界に関することなどで、質問があれば答えられるようにしましょう。

  2. 面接時に志望動機を語るヒント

    ■なぜ肥後銀行を選ぶのか明確に伝える

    肥後銀行の企業理念、事業内容や中期経営計画などから感じたことをまとめてください。

    そのなかで、自分が共感できることが肥後銀行を選んだ志望動機になります。

    また肥後銀行と競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。

    肥後銀行を志望する人は、肥後銀行と並行して他の金融機関にも応募する人が多いことと思います。

    Uターン希望者は、地元の有力企業も視野に入っているかも知れません。

    そのような競合先と比較しなぜ肥後銀行なのかを質問されたときに、しっかり答えられなくてはなりません。

    肥後銀行や他の金融機関を訪れて、その違いを肌で感じることも有効です。

    ■肥後銀行で、応募業務を選んだ理由と、やりたい仕事を明確に伝える

    中途採用の応募者は、応募業務を希望する理由と、どのような仕事をやりたいか、なぜやりたいかをしっかりと説明する必要があります。

    応募者が、応募業務を希望する主な理由は、現職(前職)で培った自分の経験や能力、スキルが肥後銀行で活かせることだと思います。

    なので、現職(前職)の職務内容と使える能力やスキルなどを説明し、採用されたらやりたい仕事で貢献できることを伝えてください。

  3. 転職面接時に退職理由を語るヒント

    ■面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする

    「なるほど、そのような前向きな理由があって退職したのですね」と面接官に納得してもらえる内容を説明しましょう。

    間違っても上司と合わないとか、労働条件が悪いなどというネガティブな理由を言わないでください。

    例えば、現職(前職)では、自分の持つ能力、スキルをこれ以上向上させることが難しく、キャリアアップのために転職を考えたというような言い方です。

以上、肥後銀行の中途採用情報と転職面接攻略の考え方を説明しました。

特に面接は複数回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。

また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい転職希望者のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの転職面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。

本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。

面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【転職】

肥後銀行の面接を攻略するためには、まず銀行業界を取り巻く環境を理解することと、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。(金融機関に勤務の人はご存知のことと思いますが)

ブログ記事「【2024年】銀行業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。

続いて、肥後銀行とはどのような銀行なのかを理解することも面接準備には必須です。

肥後銀行の会社情報、企業理念、中期経営計画など面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

これら以外にも肥後銀行のホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。

本記事の後半で肥後銀行のホームページから得た基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。

肥後銀行の面接攻略のまとめ【転職】

肥後銀行に入行を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?

肥後銀行が採用したい人材は、「明るく元気で、様々な人たちと、適切なコミュニケーションをとることが出来る」「社会常識やマナーをベースに、型にはまらない柔軟な発想を持ち合わせている」「問題意識を持ち、目標達成に向け主体的に考え、発言し、行動することができる」「競争力や忍耐力など、厳しい時代を乗り越えられる精神的強さを持っている」「自己を成長させるために、常に前向きに努力する」人です。

面接では、求める人材にふさわしい人物かどうかを判断されます。現職(前職)の仕事内容の深掘りもされます。

面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。

  • 課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
  • 応募業務の専門知識を答えられるように準備する

面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。

  • なぜ肥後銀行を選ぶのか明確に伝える
  • 肥後銀行で、応募業務を選んだ理由と、やりたい仕事を明確に伝える

面接で退職理由を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。

  • 面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする

面接を攻略するためには、まずは銀行業界を取り巻く環境を理解すると同時に、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。

また、肥後銀行とはどのような銀行なのかを理解することも面接準備には必須です。

肥後銀行の会社に関する知識など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも必読でしょう。

肥後銀行を志望するときに知っておきたい社風

肥後銀行を受けるにあたり知っておきたい社風について以下に記します。

  • 定時退社を推進していて、基本的に17時半に帰ります。ワークライフバランスは非常にいいと思います。仕事終わりに習い事をしたりする人も多いです。
  • 基本的に真面目で勉強ができる人が多いです。
  • 仕事ができるのは、顧客との関係構築が上手く、普段の会話から情報収集し、それを営業実績に繋げることができる人です。フットワークが軽く、銀行員らしいハキハキとした活気ある人が成果を出しています。
  • 昔の会社の風習が残っていて女性はお茶出し、洗濯、水回りの掃除があります。
  • 地方銀行はどの銀行も同様ですが、地域貢献のために土日の地域行事に参加します。

面接で語る志望動機を作る際、社風をよく知っていることが大切です。

肥後銀行の会社概要

ここからは肥後銀行の会社概要を説明します。面接において志望動機を語る上で役に立ちます。

  • 肥後銀行は、1879年設立の第百三十五国立銀行が前身です。1899年に九州商業銀行となり、1918年熊本銀行に商号変更します。

    1925年に熊本、飽田、植木の3行が合併し、肥後協同銀行が設立されます。1928年に肥後銀行に商号変更します。

    2015年肥後銀行と鹿児島銀行が共同株式移転の方式により(株)九州フィナンシャルグループを設立し、その傘下に入りました。

  • 肥後銀行の拠点数は125です。(熊本県111、福岡県6、長崎県1、大分県1、宮崎県1、鹿児島県1、大阪府1、東京都1)  

    海外駐在員事務所が台北と上海にあります。(2023年3月末)

  • ブランドスローガンは、「うるおいある未来のために。」です。
  • 2023年3月末の決算数字は次の通りです。  

    資本金は、181億円です。

    従業員数は、2,170人です。

    総資産は、6兆9,779億円です。

    預金等残高は、5兆5,180億円です。

    貸出金残高は、4兆4,121億円です。

    業務粗利益は、522億円です。

    経常利益は、206億円です。

    当期純利益は、147億円です。

    単体自己資本比率は10.00%と国内基準の4%を大きく上回っています。

    肥後銀行の格付けについて、格付投資情報センターによる「A+」の評価がされています。(2023年9月) 

面接で志望動機を語るさいは、地域密着経営と経営の安定性について取り上げても良いでしょう。

肥後銀行の企業理念

肥後銀行の企業理念について紹介します。あわせて肥後銀行の存在意義、10年ビジョンについても紹介します。

企業理念

  1. お客様第一主義に徹し、最適の金融サービスを提供します
  2. 企業倫理を遵守し、豊かな地域社会の実現に積極的に貢献します
  3. 創造性に富み、自由闊達で人間尊重の企業文化を確立します

私達の存在意義

私達は、お客様や地域の皆様とともに、お客様の資産や事業、地域の産業や自然・文化を育て、守り、引き継ぐことで、地域の未来を創造していく為に存在しています

10年ビジョン

お客様、地域、社員とともに、より良い未来を創造する『地域価値共創グループ』への進化

面接では「企業理念を知っていますか」と質問されることもあるかも知れません。覚えておくと良いでしょう。

肥後銀行の中期経営計画

肥後銀行は、第3次グループ中期経営計画「改革」(2021~2023年度)を推進中であり、その概要を説明します。

第3次グループ中期経営計画「改革」

  1. 基本方針は、「地域価値共創グループの実現に向けた改革」です。
  2. 基本戦略は、以下のものです。

    ■事業戦略として「地域総合金融機能の深化」と「地域産業振興機能の拡充」を図る

    • 熊本地震、新型コロナウイルス感染症、豪雨災害を乗り越え、顧客・地域とともに成長・発展するビジネスモデルへの進化
    • コンサルティング力発揮による期待を超える価値の提供
    • 銀・証・信ワンストップ営業の深化
    • 事業領域拡大による提供価値の多様化を実行

    ■人財戦略として、「人づくりとエンゲージメント向上」を図る

    • 主体的に学習・挑戦・成長する人づくり
    • 自律的に改革・創造し、進化し続ける組織づくりを実行

    ■ガバナンス戦略として、「KFGビジネスモデルの確立」を図る

    • 資源配分の最適化・連結収益拡大
    • 経営品質向上・卓越した地域価値共創組織への進化を実行

    ■デジタル戦略として、「デジタル社会に向けたDX(デジタルトランスフォーメーション)推進」を図る

    • 顧客利便性・提供価値向上、顧客接点拡充
    • 抜本的なプロセス改革による品質向上

面接で自己PRや志望動機を語るさいは、中期経営計画を理解しておくことが大切です。

参考リンク集

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