【24卒/23年転職】面接官が教える「宮崎銀行」の面接対策

宮崎県最大の金融機関である宮崎銀行に入行を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。
応募者は事前にどのような面接の対策をしたらよいのでしょうか?
宮崎銀行に入行を希望する人がぜひとも知っておきたい面接に関する情報や、ノウハウというものがあります。
例えば宮崎銀行の面接では、求める人材をよく理解した上で、特に課題解決力と行動力をアピールすることが大切です。
向上心があることも伝えましょう。
また、面接で志望動機を語るためには、競合他社と比べてなぜ宮崎銀行なのか答えられなければいけません。
宮崎県への地元愛も語ってください。
これら以外にも宮崎銀行の面接を受けるにあたって大切なポイントがあります。
本ブログでは、面接官である筆者が、宮崎銀行の採用情報とともに、面接で必ず訊かれる自己PRや志望動機の受け答えなどについてその対策を解説していきます。
さらに面接に臨むうえで必要な知識として、宮崎銀行の会社に関する情報を載せています。
面接対策は、自己分析や企業研究の段階から既にはじまっています。
分析した結果を基に、就活生はエントリーシート、転職希望者は職務経歴書を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げる必要があります。
就活中の学生や転職の希望者は、本ブログを読むことで自己分析・企業研究の段階からスムーズに選考・面接対策ができるようになります。
宮崎銀行の求める人材
宮崎銀行はどのような人材を求めているのでしょうか?
宮崎銀行の「みやぎんフィロソフィ~2020」には、大切にする価値観が載っており、その中で求める人材に関係する文章を抜粋します。
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3.Global わたしたちは、グローバルな視野で考動します。
4.Innovation わたしたちは、先端技術を取り入れ、新たな価値を提供します。
5.Challenge わたしたちは、時代の波をとらえ、果敢に挑戦します。
また、採用情報の「よくあるご質問」(FAQ)」にある「出身学部や専攻分野は大きく影響しますか?」には『「いま何を知っているのか」より「これから何ができるのか」、そのために「どれだけ自分自身を鍛えることができるのか」を重要視している。必要なことは研修や仕事を通じて指導する』ということをコメントしています。
これらをまとめると求める人材は次のような人と考えます。
- グローバルな視野で考動する人
- 先端技術を取り入れ、新たな価値を提供する人
- 時代の波をとらえ、果敢に挑戦する人
- 研修や仕事を通して、自分自身を鍛えることができる人
求める人材は、面接で自己PRをするときの参考としてぜひとも知っておいてください。
宮崎銀行の新卒採用情報について【就活】
はじめに宮崎銀行の新卒採用情報について以下に記します。
- 募集職種
宮崎銀行の募集職種は総合職と、特定職の2つです。
総合職と特定職は銀行業務全般を担当します。
総合職は勤務地の限定はありませんが、特定職は地域限定職であり、原則として、転居を伴う異動はありません。
- 選考フロー
プレエントリー→会社説明会→エントリーシート・SPI提出→面接・適性検査等→内々定
- エントリーシート(22年卒)
自己PRに関すること
- 研究課題・ゼミ卒論 得意な科目についてご記入ください。(150文字以下)
- あなたが学生時代、高い目標に向かって挑戦し、成長できたことは何ですか?挑戦しようと思った理由、目標達成に向けて考えたこと、実現のためにとった行動について具体的に教えて下さい。(400文字以下)
- あなたが遭遇した試練・困難・挫折について教えて下さい。それらに直面したときにあなたが創意工夫したことや、努力した内容について具体的に教えて下さい。(400文字以下)
- 部活動・サークル活動・文化活動についての経験をご記入ください。(100文字以下)
- アルバイト・ボランティアについての経験をご記入ください。(100文字以下)
- 趣味・特技・資格についてご記入ください。(100文字以下)
志望動機に関すること
- 志望動機と宮崎銀行でやりたいことを記入ください。(200文字以下)
- 面接
面接では、地元で働くことの意味に関する質問があります。人間性を見る質問がなされます。
自己PRに関すること
- 自己PRしてください
- 学業について説明してください、それが仕事をするうえでどのように役に立ちますか
- 学生時代に取り組んだことを説明してください
- アルバイトやサークル活動について説明してください
- 失敗談を教えてください
- 自分はどのような性格だと思いますか
- 最近の気になるニュースはありますか
- 趣味は何ですか
志望動機に関すること
- なぜ地方銀行を志望しますか
- なぜ宮崎銀行を志望しますか
- なぜ地元に帰ろうと考えますか
- 入行したらどのような仕事がしたいですか
- 宮崎銀行の志望順位と他社の応募状況を教えてください
- 採用人数
19年度入行実績 62名(総合職32名 特定職30名)
20年度入行実績 80名(総合職48名 特定職32名)
21年度入行実績 67名(総合職37名 特定職30名)
22年度入行実績 50名(総合職29名 特定職21名)
23年度入行計画 60~70名
- 学歴フィルター
宮崎銀行は宮崎県出身者で県外の大学に進学した学生や、宮崎県の大学出身者が多いようです。
学歴フィルターは特にないと考えます。
面接攻略の考え方【就活】
就活の面接では自己PRと志望動機を必ず訊かれます。
よってそれらの答えをあらかじめ準備する必要があります。
以下の自己PRと志望動機のヒントを参考にしてまとめてください。
- 面接時の自己PRのヒント
■課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
宮崎銀行は、特に課題解決力と行動力を求めていると考えられます。
上記の求める人材にあるように、宮崎銀行は「グローバルな視野で考動する」「先端技術を取り入れ、新たな価値を提供する」「時代の波をとらえ、果敢に挑戦する」人を求めています。
ここで、「先端技術を取り入れ、新たな価値を提供する」ことや「時代の波をとらえる」ことは、課題解決力を表しています。
また、「グローバルな視野で考動する」「果敢に挑戦する」は行動力を表しています。
宮崎銀行を取り巻く経営環境は、人口減少や少子高齢化による将来の経営基盤の縮小、金融環境・規制環境の急激な変化など、厳しさを増していくことが予想されます。
こうした経営環境の中、長期ビジョンにおいて地域社会との共存共栄を目指し、共通価値創造と金融仲介機能による企業の成長支援や、家計の健全な資産形成支援に取り組むことで、2030年に地域の「新しい未来」を実現することをうたっています。
これらを推進するために、宮崎銀行は、特に課題解決力と行動力のある人を求めているのではないでしょうか。
面接では、学生時代において最も力を入れたことを伝える中で、課題解決力と行動力をアピールしましょう。
課題を発見し、既存の発想にとらわれずに新しい解決法を考え、解決のための計画づくりができ、実現のために粘り強く取り組む人というアピールです。
力を入れたことは学業、クラブ活動、アルバイト、ボランティア活動などなんでも良いのです。
最も力を入れたことは何か、困難だったことと困難を解決するために創意工夫してどのように粘り強く行動したか、その結果と自分が身につけたことを語ってください。
但し、宮崎銀行は採用するすべての人に課題解決力と行動力を求めているわけではありません。
自分の最も伝えたい能力が他にあるなら、その能力を上手に説明してください。
■向上心があることを伝える
宮崎銀行は、「研修や仕事を通して、自分自身を鍛えることができる人」も求めています。
自分自身を鍛える(成長させる)ためのひとつの手段として、入行後も様々な資格取得やスキルを身につけるよう、継続的に勉強することが求められます。
このような勉強が継続してできるためにはやはり向上心が必要です。
面接で向上心に関する質問があれば、これまでの人生で何かを身につけるために頑張った経験を伝えましょう。
- 面接時に志望動機を語るヒント
■なぜ銀行を選ぶのか明確に伝える
銀行とは何か、銀行業界を取り巻く環境や、銀行業界の仕事についての基本は、ブログ記事「【2023年】銀行業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を参照ください。
銀行はこれまでの3大業務である預金・貸付・為替から、投資信託や保険商品などの手数料が収益の柱になってきました。そして、経営・事業支援業務や個人向け資産運用コンサルティングも手掛けるようになりました。
地方銀行は、地方創生事業への関わりも重視されるようになってきました。
まずは、銀行業務の事業構造が変わってきていることを理解してください。
さらに、フィンテックと呼ばれる技術革新が進行中であり、フィンテックが事業モデルや仕事のあり方を変えてしまう可能性があることも理解してください。
マニュアルに書いてある通りに行う仕事は自動化され、行員は顧客との折衝や、より創造的な仕事を行うようになるでしょう。
一方、都市銀行と地方銀行の違いについて考えてみます。
都市銀行は店舗を全国展開し、顧客から預かった資金を、大手企業を中心に融資することがメイン業務です。各地域の店舗数は限られますので、同一地域内の地方銀行と比べると、行員がカバーできる顧客の範囲も限られます。
これに対して地方銀行は、地方の特定のエリアに店舗を集中的に配置し、個人や地元企業を対象に金融サービスを提供します。地域密着型の銀行ですからその地域の情報は相当量が蓄積されています。それが個人や企業に対する価値の高いサービスを提供できるベースとなっています。
このような変化を念頭におきながら、銀行に関心をもっていることを伝えられるとよいでしょう。
■なぜ宮崎銀行を選ぶのか明確に伝える
宮崎銀行の経営理念、事業内容や中期経営計画などから感じたことをまとめてください。
そのなかで、自分が共感できることが宮崎銀行を選んだ志望動機になります。
また宮崎銀行と競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。
宮崎銀行を志望する人は金融業界に興味がある人であり、宮崎銀行と並行して地元の宮崎太陽銀行など他の金融機関にも応募する人がいることと思います。
あるいは、九州圏に目を向けて、福岡銀行や西日本シティ銀行などにも応募する人がいるかも知れません。
たとえ宮崎銀行が第一志望でなくても、競合先と比較しなぜその宮崎銀行なのかを質問されたときに、しっかり答えられなくてはなりません。
宮崎銀行や他の競合金融機関を訪れて、その違いを肌で感じることも有効です。
■宮崎銀行でやりたい仕事を明確に伝える
新入行員について、宮崎銀行に入行後は原則として営業店に配属され、3年を目安に基本的業務を修得し、その後は、各部店の人員構成と適性や希望に応じて配置されます。
応募者は、基本的業務を修得した後にやりたい仕事は何か、なぜその仕事をやりたいのかを説明してください。
さらに、やりたい仕事で活かせる能力やスキルがあればそれを伝えてください。
■宮崎県への地元愛を語る
宮崎銀行のPHILOSOPHYは、「地域との共存共栄」です。
地域の成長なくして宮崎銀行の成長はなく、地域経済の中心として働く誇りと責任を胸に、地域の未来創造に挑戦する。誰よりも、ふるさとの明日を真剣に考える存在であり続けようとしています。
面接では、例えば「なぜ地元に帰ろうと考えたか」など地元宮崎県で働くことについてさまざまな質問がなされます。
宮崎県全域にネットワークを広げ、企業や住民、行政機関などとの取引や関係構築などを通じて、地域・産業を金融面から支え、地域経済の活性化に貢献するという社会的使命を担っています。
これらを推進するためには、宮崎県が好き、宮崎県とともに成長したい人が必要です。
宮崎県がこのように好きだと言えるように、地域のことを学びましょう。
■宮崎銀行の志望順位、他社の応募状況を答えられるようにする
志望順位については、迷わず第一志望です、と答えましょう。
他社の応募状況を聞かれたら、金融業界志望なら「同じ業界に応募中です」と伝えても構わないと思います。
それ以外なら「〇〇業界にも興味があり応募しています」と答えてください。
この場合まったくの異業種であれば、なぜそこに応募したのか答えられるようにしてください。
以上、宮崎銀行の採用情報と面接攻略の考え方を説明しました。
特に面接は複数回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。
また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい就活生のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの就活面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。
本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。
面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】
宮崎銀行は宮崎県最大手の金融機関であり、宮崎県を中心に鹿児島県や九州の他県にも店舗を配置しています。
このような宮崎銀行の面接を攻略するためには、まず銀行業界を取り巻く環境を理解することと、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
ブログ記事「【2023年】銀行業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。
続いて、宮崎銀行とはどのような銀行なのかを理解することも面接準備には必須です。
宮崎銀行の会社概要、経営理念、中期経営計画など面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
これら以外にも宮崎銀行のホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。
本記事の後半で宮崎銀行のホームページから得た基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。
宮崎銀行の面接攻略のまとめ【就活】
宮崎銀行に入行を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?
宮崎銀行が採用したい人材は、「グローバルな視野で考動する」「先端技術を取り入れ、新たな価値を提供する」「時代の波をとらえ、果敢に挑戦する」「研修や仕事を通して、自分自身を鍛えることができる」人です。
面接では、地元で働くことの意味に関する質問があります。人間性を見る質問がなされます。
面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。
- 課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
- 向上心があることを伝える
面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- なぜ銀行を選ぶのか明確に伝える
- なぜ宮崎銀行を選ぶのか明確に伝える
- 宮崎銀行でやりたい仕事を明確に伝える
- 宮崎県への地元愛を語る
- 宮崎銀行の志望順位、他社の応募状況を答えられるようにする
面接を攻略するためには、まずは銀行業界を取り巻く環境を理解すると同時に、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
また、宮崎銀行とはどのような銀行なのかを理解することも、面接準備には必須です。
宮崎銀行の会社に関する知識など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも必読でしょう。
宮崎銀行の中途採用情報について【転職】
続いて宮崎銀行の転職面接について解説していきます。
はじめに宮崎銀行のキャリア(中途)採用情報について以下に記します。
- 募集職種・業務
宮崎銀行は転職の希望者を対象とした中途採用を行っています。
募集職種は総合職、特定職(地域限定職)です。総合職は、転居を伴う転勤があり、特定職は、転居を伴う転勤がありません。
募集業務は、①銀行業務全般または、②システム企画業務(IT・デジタル戦略立案等各種施策の立案等)です。
行内に必要な能力、スキルを持つ人が足りないと思われる業務について募集しています。
なので、応募にあたっては業務経験者を対象としています。金融機関勤務経験者を歓迎しています。
- 選考フロー
応募書類(履歴書・職務経歴書)提出→書類選考→一次面接→二次面接→最終面接→内定
- 面接
面接では、求める人材にふさわしい人物かどうかを判断されます。現職(前職)の仕事内容の深掘りもされます。
自己PRに関すること
- 現職(前職)の職務内容を説明してください
志望動機に関すること
- なぜ宮崎銀行を志望しますか
退職理由に関すること
- 現職(前職)を退職する理由は何ですか
面接攻略の考え方【転職】
転職の面接では自己PRと志望動機、退職理由を必ず訊かれます。
それらについて的確に答えるための準備をしてください。
以下の自己PRと志望動機、退職理由のヒントが参考になります。
- 面接時の自己PRのヒント
■課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
宮崎銀行は、特に課題解決力と行動力を求めていると考えられます。
上記の求める人材にあるように、宮崎銀行は「グローバルな視野で考動する」「先端技術を取り入れ、新たな価値を提供する」「時代の波をとらえ、果敢に挑戦する」人を求めています。
ここで、「先端技術を取り入れ、新たな価値を提供する」ことや「時代の波をとらえる」ことは、課題解決力を表しています。
また、「グローバルな視野で考動する」「果敢に挑戦する」は行動力を表しています。
宮崎銀行を取り巻く経営環境は、人口減少や少子高齢化による将来の経営基盤の縮小、金融環境・規制環境の急激な変化など、厳しさを増していくことが予想されます。
こうした経営環境の中、長期ビジョンにおいて地域社会との共存共栄を目指し、共通価値創造と金融仲介機能による企業の成長支援や、家計の健全な資産形成支援に取り組むことで、2030年に地域の「新しい未来」を実現することをうたっています。
これらを推進するために、宮崎銀行は、特に課題解決力と行動力のある人を求めているのではないでしょうか。
転職の面接では、現職(前職)において、応募書類だけでは説明しきれない仕事ぶりを説明してください。
仕事の中で課題を見つけ、解決のためにこれまでの考えにとらわれない新しい対策を立案し、関係者を巻き込んで粘り強く遂行した経験があればそれを加えてください。
さらに職務を遂行するさいに困難だったこと、困難をどのように乗り越えて成果を上げたかを伝えてください。
最後に、宮崎銀行で活かせる、身につけた知識やスキルを語ってください。
もし上記の能力について乏しい場合は、自分の最も伝えたい能力を面接で上手に説明して、間接的にでも募集業務に役立つことを伝えましょう。
■応募業務の専門知識を答えられるように準備する
宮崎銀行の中途採用の募集では、業務経験者に限定した募集となっています。
金融機関経験者は、金融・銀行業界の専門知識や応募業務の専門知識を、一般企業での業務経験者は、金融・銀行業界の基礎知識や応募業務の専門知識をどれだけ持っているか確認されることがありますので、答えられるように準備しましょう。
また直近のニュースで話題になった金融・銀行業界に関すること等で、質問があれば答えられるようにしてください。
- 面接時に志望動機を語るヒント
■なぜ宮崎銀行を選ぶのか明確に伝える
宮崎銀行の経営理念、事業内容や中期経営計画などから感じたことをまとめてください。
そのなかで、自分が共感できることが宮崎銀行を選んだ志望動機になります。
また宮崎銀行と競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。
宮崎銀行を志望する人は、宮崎銀行と並行して他の金融機関にも応募する人が多いことと思います。
Uターン希望者は、地元の有力企業も視野に入っているかも知れません。
そのような競合先と比較しなぜ宮崎銀行なのかを質問されたときに、しっかり答えられなくてはなりません。
宮崎銀行や他の金融機関を訪れて、その違いを肌で感じることも有効です。
■宮崎銀行でやりたい仕事を明確に伝える
中途採用の応募者は、宮崎銀行でどのような仕事をやりたいかとその理由をしっかりと説明する必要があります。
中途採用の応募者が応募業務を選んだ主な理由は、現職(前職)で培った自分の経験や能力、スキルが宮崎銀行で活かせることだと思います。
なので、現職(前職)の職務内容と使える能力やスキルなどを説明し、採用されたらやりたい仕事で貢献できることを伝えてください。
- 転職面接時に退職理由を語るヒント
■面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする
「なるほど、そのような前向きな理由があって退職したのですね」と面接官に納得してもらえる内容を説明しましょう。
間違っても上司と合わないとか、労働条件が悪いなどというネガティブな理由を言わないでください。
例えば、現職(前職)では、自分の持つ能力、スキルをこれ以上向上させることが難しく、キャリアアップのために転職を考えたというような言い方です。
以上、宮崎銀行の中途採用情報と転職面接攻略の考え方を説明しました。
特に面接は複数回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。
また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい転職希望者のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの転職面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。
本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。
面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【転職】
宮崎銀行の面接を攻略するためには、まず銀行業界を取り巻く環境を理解することと、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。(金融機関に勤務の人はご存知のことと思いますが)
ブログ記事「【2023年】銀行業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。
続いて、宮崎銀行とはどのような銀行なのかを理解することも面接準備には必須です。
宮崎銀行の会社概要、経営理念、中期経営計画など面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
これら以外にも宮崎銀行のホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。
本記事の後半で宮崎銀行のホームページから得た基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。
宮崎銀行の面接攻略のまとめ【転職】
宮崎銀行に入行を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?
宮崎銀行が採用したい人材は、「グローバルな視野で考動する」「先端技術を取り入れ、新たな価値を提供する」「時代の波をとらえ、果敢に挑戦する」「研修や仕事を通して、自分自身を鍛えることができる」人です。
面接では、求める人材にふさわしい人物かどうかを判断されます。現職(前職)の仕事内容の深掘りもされます。
面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。
- 課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
- 応募業務の専門的知識を答えられるように準備する
面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- なぜ宮崎銀行を選ぶのか明確に伝える
- 宮崎銀行でやりたい仕事を明確に伝える
面接で退職理由を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- 面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする
面接を攻略するためには、まずは銀行業界を取り巻く環境を理解すると同時に、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
また、宮崎銀行とはどのような銀行なのかを理解することも面接準備には必須です。
宮崎銀行の会社に関する知識など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも必読でしょう。
宮崎銀行を志望するときに知っておきたい社風
宮崎銀行を受けるにあたり知っておきたい社風について以下に記します。
- 年間でパワーアップ休暇(土日つけて4日)が2回、連続休暇(1週間なので9日間)が1回、記念日休暇(3日)、夏休み(3日間、土日とつければ5日間)は取得が義務付けられています。
- 水曜日は定時退行が基本です。
- 支店により濃淡があるが、実績が取れたら褒めてくれる先輩や、サポートしてくれる先輩がいます。
面接で語る志望動機を作る際、社風をよく知っていることが大切です。
宮崎銀行の会社概要
ここからは宮崎銀行の会社概要を説明します。面接において志望動機を語る上で役に立ちます。
- 宮崎銀行は1932年に日向興業銀行として設立されました。その後1962年に宮崎銀行に商号変更し現在に至っています。
- 宮崎銀行の店舗数は96です。(宮崎県85、鹿児島県6、大分県1、熊本県1、福岡県1、大阪府1、東京都1)(2022年3月末)
- 2022年3月期の決算数字は次の通りです。
資本金は、146億円です。
従業員数は、1,356人です。
総資産は、4兆2,324億円です。
預金等残高は、2兆9,980億円です。
貸出金残高は、2兆2,635億円です。
経常収益は、557.2億円です。
経常利益は、105.5億円です。
当期純利益は、66.3億円です。
連結自己資本比率は8.21%と国内基準の4%を上回っています。
宮崎銀行の格付けについて、日本格付研究所が「A」の評価がされています。(2022年8月)
面接で志望動機を語るさいは、地域密着経営と経営の安定性について取り上げても良いでしょう。
宮崎銀行の経営理念
ここでは宮崎銀行の経営理念を紹介します。
経営理念 行是綱要~1963(昭和38)年制定
1.本行は地域社会の大衆に誠実に奉仕し、地元産業の発展に努力し、相共に繁栄することをもって根本信条とする。
1.本行は和をもって行運発展の原動力とする。人の和は職場の規律、秩序を厳正にすると共に、相互の人格を尊重し、絶対的信頼を基調とする自由闊達、明朗、融和の人間関係により醸成されるものとする。
1.本行はその公共的使命に深く徹してこれに十分応えると共に、旺盛なる企業精神を以て積極果敢に行運の伸張を図り、よって預金者、取引先の信頼を高め、従業員の福祉及び株主の利益を増進するものとする。
1.本行は組織と機構による合理的運営の厳正を期し、権限と責任の明確化をもって業務遂行の根幹とする。
1.本行は堅実経営を旨とし、すべてに亘り実質実益を追求し、粉飾糊塗を排し、資産の充実、運用の適正を図り、もって健全強固なる企業体質をつくり、内容の優秀をもって全国に誇る地位を占めることを目標として努力するものとする。
行動規範
みやぎんフィロソフィ~2020(令和2)年制定
<宣言>
Design Future With You
わたしたちは、地方銀行です。
わたしたちは、金融サービスを通じ、地域の持続的な成長を実現します。
<大切にする価値観>
1.Family お客さま、株主さま、従業員はわたしたちの家族です。
2.Diversity わたしたちは、お互いの多様性を尊重します。
3.Global わたしたちは、グローバルな視野で考動します。
4.Innovation わたしたちは、先端技術を取り入れ、新たな価値を提供します。
5.Challenge わたしたちは、時代の波をとらえ、果敢に挑戦します。
面接では「みやぎんフィロソフィを知っていますか」と質問されることもあるかも知れません。覚えておくと良いでしょう。
宮崎銀行の中期経営計画
宮崎銀行は、中期経営計画「With You」(2020年~2022年度)を推進中です。ここでは計画の概要について紹介します。
- 長期ビジョンは、地域社会との共存共栄を目指して、共通価値創造と金融仲介機能により「企業の成長を支援する」こと及び、「家計の健全な資産形成を支援する」ことに取り組み、2030年に地域の「新しい未来」を実現することです。
- 目指す姿は、地域・顧客の成長と宮崎銀行の成長の両立です。
「With You」には、地域・顧客の成長と宮崎銀行の成長をともに実現していくとの思いが込められています。
- 基本方針は、次の3つです。
- With Region ~ 地域とともに ~
SDGsを経営戦略に組み込み、地域の課題を解決することにより、「新しい未来」を実現
- With Customer ~ お客さまとともに ~
信頼される「パートナー」として、対話を通じたコンサルティング営業により法人・個人顧客の成長を実現
金融リテラシーの向上や、ライフプランに対応した提案など、サービス品質を向上させて顧客の長期的な資産形成を実現
- With Innovation ~ イノベーションとともに ~
IT先端技術を取り入れて、新たな金融サービスの提供と業務改革を進め、地域・顧客のIT・デジタル化を支援
外部環境の激変に対応できる柔軟な組織や人づくりを構築
- With Region ~ 地域とともに ~
面接で自己PRや志望動機を語るさいは、中期経営計画を知っておくことが大切です。理解しておきましょう。