【22卒】面接官が教える「JR西日本」の面接対策

2020.11.28 更新
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JR西日本は鉄道業界で売上高がJR東日本、JR東海に次ぐ3位であり、北陸3県、近畿・中国地方に鉄道網を持ち、北陸新幹線、山陽新幹線を運営しています。

(JR西日本の正式社名は西日本旅客鉄道ですが、本ブログでは略して「JR西日本」と呼ぶこととします。)

このようなJR西日本に入社を希望する人が必ず通過しなければならない面接試験。

応募者は事前にどのような面接の対策をしたらよいのでしょうか?

JR西日本に入社を希望する人がぜひとも知っておきたい面接に関しての情報や、ノウハウというものがあります。

例えば、JR西日本の面接で自己PRするときは、求める人材をよく理解することです。

そのうえで、総合職は、課題解決力と行動力をアピールすることです。

一方、プロフェッショナル職は、行動力をアピールしましょう。

技術系で応募の場合、研究内容をわかりやすく説明することも大切です。

一方、面接で志望動機を語るためにはなぜ鉄道業界を選ぶのか、その中で競合他社と比べてなぜJR西日本なのか答えられなくてはいけません。

志望する職種を選んだ理由と、そこでやってみたい仕事も明確に伝える必要があります。

これら以外にもJR西日本の面接を受けるにあたって大切なポイントがあります。

本ブログでは、面接官である筆者が、JR西日本の採用情報とともに、面接で必ず訊かれる自己PRや志望動機の受け答えなどについて、その対策を解説していきます。

さらに面接に臨むうえで必要な知識として、JR西日本の会社に関する情報を載せています。

面接対策は、自己分析や企業研究の段階から既にはじまっています。

分析した結果を基にエントリーシートを作成し、一貫性をもたせて面接に繋げる必要があります。

就活中の学生は、本ブログを読むことで自己分析・企業研究の段階からスムーズに選考・面接対策ができるようになります。

目次
  1. JR西日本の求める人材
  2. JR西日本の新卒採用情報について【就活】
  3. 面接攻略の考え方【就活】
  4. 面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】
  5. JR西日本の面接攻略のまとめ【就活】
  6. JR西日本を志望するときに知っておきたい社風
  7. JR西日本の事業概要
  8. 経営数字から見るJR西日本の会社概要
  9. JR西日本の企業理念
  10. JR西日本グループの中期経営計画
  11. 参考リンク集

JR西日本の求める人材

JR西日本は、どのような人材を求めているのでしょうか。

面接を受けるときには、求める人材を知っておくことが大切です。

JR西日本の新卒採用情報には求める人財像が載っています。

総合職・プロフェッショナル職の人財像

使命感

鉄道事業をはじめ、物販・飲食、ホテル、ショッピングセンター、不動産といったさまざまな生活サービスを通して「人々が出会い、笑顔が生まれる、安全で豊かな社会」を実現するというJR西日本グループの社会的使命を理解し、共感できる人

総合職の人財像

覚悟・志

不確実性の高い時代に経営を担う重責を認識し、自らが当事者となって安全で豊かな社会づくりに寄与し当社グループの持続的発展を担う「覚悟」と「志」を備えた人

経営視点

経営環境の変化を的確に捉え、当社グループの持続的発展に資する経営ビジョンを描き、「地域価値」「線区価値」「事業価値」の向上にリーダーシップを発揮できる人

創造力

既成概念にとらわれることなく、新たな価値やビジネスを創出することに挑戦できる豊かな「創造力」を有する人

推進力

目標達成のために組織を束ね、内外のステークホルダーの皆様に理解を得ながら事業を推進し成果を最大化することができる人

プロフェッショナル職の人財像

誠実

鉄道の安全と安心を守り続ける使命感をもって、鉄道専門分野を深く追求し、自らの役割を「誠実」に全うできる人

挑戦

過去の価値観にとらわれず、常に問題意識をもって、知見や技術の継承にとどまらず、改善や変革に「挑戦」できる人

リーダーシップ

相互に敬意と感謝の気持ちをもって、目標の達成のために周囲を巻き込んで、けん引できる人

以上をまとめると次のような人材を求めていると考えます。

総合職・プロフェッショナル職に共通して求めるもの

  • 使命感:JR西日本グループの社会的使命を理解し、共感できる人

総合職に求めるもの

  • 覚悟、志:JR西日本グループの持続的発展を担う「覚悟」と「志」を備えた人
  • 経営視点:経営環境の変化を捉え、経営ビジョンを描き、「地域、線区、事業」価値の向上にリーダーシップを発揮できる人
  • 創造力:既成概念にとらわれず、新たな価値やビジネスの創出に挑戦できる「創造力」を有する人
  • 推進力:目標達成のために組織を束ね、ステークホルダーに理解を得て事業を推進し、成果を最大化できる人

プロフェッショナル職に求めるもの

  • 誠実:鉄道の安全と安心を守り続ける使命感をもち、自らの役割を「誠実」に全うできる人
  • 挑戦:過去の価値観にとらわれず、常に問題意識をもって、改善や変革に「挑戦」できる人
  • リーダーシップ:相互に敬意と感謝の気持ちをもち、目標の達成のために周囲を巻き込んで、けん引できる人

面接の自己PRでは、このようなJR西日本の求める人材を理解して受け答えすると効果的です。

JR西日本の新卒採用情報について【就活】

はじめにJR西日本の新卒採用情報について、概要を以下に記します。

  1. 募集職種  

    JR西日本は、総合職とプロフェッショナル職の募集に分けられます。

    • 総合職は、幅広いビジネスフィールドの中で働き、将来的に経営の一翼を担うことを期待されます。

      総合職について、事務、創造、技術系(運輸・車両・施設・電気・IT)の職種に分けられます。

      「事務」は、営業、輸送といった鉄道利用に直接関わる戦略の立案・実行を行います。その他、それぞれの事業の基盤を支える業務や、社員教育や育成などに従事します。

      「創造」は、生活関連サービス事業の拡大や、新事業分野の開拓・育成など、さまざまな開発事業の企画・統括を行います。その他それぞれの事業の基盤を支える仕事にも従事します。

      技術系の職種

      「IT」は、ICOCAやインターネット予約などのITを活用した顧客サービスを実現します。また、ITの活用により業務プロセスを変え、会社全体の変革を推進します。

      「運輸」は、列車ダイヤの作成、運行管理システムの開発・管理、乗務員に対する教育など、ハード・ソフトの両面から高品質な鉄道輸送を実現し、安全で快適な輸送サービスを提供します。

      「車両」は、新技術の開発や導入により、車両の装置を設計・改良します。また、6,500両におよぶ車両のメンテナンスを通じてさらなる品質向上を追求します。

      「施設(土木・建築・駅機械システム)」は、立体高架工事、新駅建設などの各種プロジェクトを推進する一方で、鉄道設備のメンテナンスを実施し、安全かつ快適なサービスを提供します。

      「電気」は、「列車制御システム」「情報通信ネットワーク」「パワーエレクトロニクス」など、それぞれの分野を統合した鉄道電気システムの構築・安定稼動・機能向上を行い、安全かつ快適なサービスを提供します。

    • プロフェッショナル職は、地域に密着して、鉄道運行の最前線を支える業務に従事します。

      プロフェッショナル職の職種について、運輸と技術の2つがあり、運輸は、駅務、運転士、技術は車両、施設、電機に分けられます。

      「駅務」は、きっぷ販売や改札での案内などの接客サービスをはじめ、列車の切り離しや連結、列車発着の駅の信号取扱いなど、列車運行管理を行います。安全・正確な運行管理を行い、より快適な輸送サービスの実現をめざします。

      「運転士」は、列車運転に関わる業務や、顧客案内業務を行う車掌と正確かつ安全な列車の運転業務を行う運転士に分けられます。列車運行の最前線に立ち、顧客を安全・快適に目的地に運ぶ仕事です。

      「車両」は、鉄道車両のメンテナンスを行います。安全・快適な車両の提供のため、一定期間走行した車両を解体し、検査や修繕や、乗り心地改善のための改造とか車内設備のリフォームなども行っています。

      「施設」は、線路・土木構造物・建築物・駅機械設備などといった、鉄道にとって重要な基盤をメンテナンスし、鉄道運行の安全性や快適性を支えます。

      「電気」は、「列車制御システム」「情報通信ネットワーク」「パワーエレクトロニクス」など、それぞれの分野を支える電気設備の構築・安定稼動・機能向上を行い、安全かつ快適な輸送サービスを提供します。

  2. 選考フロー   

    総合職

    プレエントリーエントリーシート→WEBテスト→面接(複数回)→内々定

    プロフェッショナル職

    プレエントリー→エントリーシート→筆記試験→面接(2回)→内々定

  3. エントリーシート(21年卒)  

    自己PRに関すること

    • クラブ活動、ボランティア活動(役職等)をご記入ください。(100文字以下)
    • 趣味・特技をご記入ください(100字以下)
    • 長所短所を含めて、あなたのセールスポイントを自由に記入してください(300字以下)
    • あなたが学生生活で特に力を入れて取り組んだこと、また、その経験で学んだことも併せて記入してください。(300文字以下)

    志望動機に関すること

    • 当社を志望した理由を記入してください(300字以下)
  4. 面接   

    面接では逆質問をする時間が十分とられます。企業に関する質問が多くなされます。

    総合職

    自己PRに関すること

    • 自己紹介してください
    • 長所、短所を含めて自己アピールしてください
    • 学生時代に力を入れたことを説明してください
    • 研究内容を説明してください(技術系)
    • チームとして取り組んだことはありますか
    • あなたにとって働くとは何ですか
    • 自分を一言で表し、その理由を言ってください
    • お金は仕事をする上で何番目に大切ですか

    志望動機に関すること

    • 就活の軸は何ですか
    • 鉄道業界に興味を持ったきっかけは何ですか
    • 鉄道事業の将来性についてどう考えますか
    • JR西日本を志望する理由は何ですか
    • JR東海や東日本、私鉄との違いは何ですか
    • 入社したら活性化させたい地域や路線と、いかに活性化させたいですか
    • 入社後の携わりたい分野や業種を教えてください
    • 在来線と新幹線のどちらに携わりたいですか
    • 今後安全性を維持するためにはどうすれば良いと考えますか
    • 他社の選考状況について教えてください

    プロフェッショナル職

    自己PRに関すること

    • 自己紹介してください
    • 勉強は好きですか
    • 学生時代に力を入れたことは何ですか、困難だったことは何ですか
    • チームで成し遂げた経験はありますか、そこでの役割は何ですか
    • 周りからどのような人と言われますか
    • 地元はどこですか、地元のPRをしてください

    志望動機に関すること

    • JR西日本を志望する理由は何ですか
    • JR西日本の課題と取り組みを知っていますか
    • 入社したら取り組みたい業務は何ですか
    • どのような心構えで業務に取組みますか
    • 希望する職種の仕事を知っていますか
    • JR西日本がルールに厳しい理由は何だと思いますか
    • 他社の選考状況とJR西日本の志望順位について教えてください
  5. 採用人数

    19年度入社実績 670名(女性162名)総合職136名(女性34名)プロフェッショナル職534名(女性128名)

    20年度入社実績 620名(女性139名)総合職107名(女性23名)プロフェッショナル職513名(女性116名)

    21年度採用計画 約700名 総合職約110名 プロフェッショナル職約590名

  6. 20年新卒入社大学別就職者数

    国公立大

    東京大2、京都大16、北海道大1、東北大1、名古屋大2、大阪大13、九州大7、東京工業大3、一橋大2、千葉大1、横浜市大1、大阪市大4、大阪府大1、神戸大15、岡山大2、広島大6、他

    私立大

    早稲田大6、中央大3、東京都市大1、日本大2、東洋大1、東海大1、東京理科大2、千葉工業大1、金沢工業大5、愛知大2、愛知学院大1、中京大2、名城大2、同志社大8、立命館大7、関西大16、関西学院大10、京都産業大10、龍谷大14、京都女子大2、同志社女子大4、追手門学院大3、大阪工業大3、近畿大15、摂南大3、甲南大4、武庫川女子大3、西南学院大2、他

    以上は大学院修了者を含みます。

    ※サンデー毎日(2020年8月30日号)参照

  7. 学歴フィルター

    JR西日本は難関国公立、私立大以外にも、JR西日本エリアの都市にある大学を積極的に採用しています。

面接攻略の考え方【就活】

就活の面接では自己PRと志望動機を必ず訊かれます。

よってそれらの答えをあらかじめ準備する必要があります。

  1. 面接時の自己PRのヒント

    ■総合職は、課題解決力と行動力をアピールする

    総合職は、特に、課題解決力と行動力を求められると考えます。

    求める人財像にある、「経営環境の変化を捉え、経営ビジョンを描く」ことや、「既成概念にとらわれず、新たな価値やビジネスの創出に挑戦できる創造力」とは、課題解決力を表しています。

    また、「地域、線区、事業価値の向上にリーダーシップを発揮できる」ことや、「目標達成のために組織を束ね、ステークホルダーに理解を得て事業を推進し、成果を最大化できる」とは、行動力を表しています。

    (ここでリーダーシップという言葉がありますが、地域、線区、事業価値の向上という目的に向かって関係者を動かすことは、行動力のひとつと考えてください。)

    西日本エリアの都市部への人口集中や訪日客の増加、地方創生、北陸新幹線延伸といったプラス面や、地方の人口減少、自然災害、大型設備の更新といったマイナス面など、JR西日本を取り巻く環境にはさまざまな変化が起きています。

    これらの変化に対応するために、JR西日本は後述する中期経営計画を策定していますが、これらを推進できる人が必要です。

    まさに、課題解決力と行動力のある人が求められているのではないでしょうか。

    面接では、学生時代において最も力を入れたことを伝える中で、課題解決力と行動力をアピールしましょう。

    課題を発見し、既存の発想にとらわれずに新しい解決法を考え、解決のための計画づくりができ、実現のために粘り強く取り組む人というアピールです。

    力を入れたことは勉強、クラブ活動、アルバイト、ボランティア活動などなんでも良いのです。

    最も力を入れたことは何か、困難だったことと、困難を解決するための計画を立案し、実現に向けてどのような行動をしたか、その結果と自分が身に付けたことを語ってください。

    但し、JR西日本は採用するすべての人に課題解決力と行動力を求めているわけではありません。

    自分の最も伝えたい能力が他にあるなら、その能力を上手に説明してください。

    ■プロフェッショナル職は、行動力をアピールする

    プロフェッショナル職は、特に行動力を求められると考えます。

    求める人財像にある、「常に問題意識をもって、改善や変革に「挑戦」できる」ことや「目標の達成のために周囲を巻き込んで、けん引できる」とは、行動力を表しています。

    上記にも書きましたが、JR西日本を取り巻く環境にはプラス面やマイナス面でさまざまな変化が起きています。

    これらの変化に対応するために、JR西日本は中期経営計画を策定していて、計画を現場で実行できる人が必要です。

    面接では、学生時代において力を入れたことを伝える中で、行動力をアピールしましょう。

    力を入れたことは勉強、クラブ活動、アルバイト、ボランティア活動などなんでも良いです。

    最も力を入れたことは何か、そこで困難だったことは何か、困難をどのように粘り強く乗り越えたか、どのように周囲を巻き込んだか、及びその結果を語れるようにしてください。

    但し、JR西日本は採用するすべての人に行動力を求めているわけではありません。

    自分の最も伝えたい能力が他にあるなら、その能力を上手に説明してください。

    ■技術系応募者は研究内容を語る

    総合職やプロフェッショナル職の技術系応募者は研究内容を深掘りされます。

    技術系応募者は、総合職では、輸送戦略、鉄道設備のメンテナンス、車両設計、技術開発、建設工事、システム開発などに配属となりますので高度な技術的専門性が要求されます。

    また、プロフェッショナル職(技術)では、車両の検査・修繕業務、線路や土木構造物、駅舎、駅の機械設備の検査・保守業務、電気関係設備の検査・保守業務などに配属となりますので技術的専門性が要求されます。

    特に鉄道事業の最大の使命は安全の確保であり、技術面での役割は大きなものがあります。

    面接では、「鉄道の技術的側面」「事業計画」に十分対応できる能力やスキルがあることを、自分の研究内容から探し出して話せるようにしてください。

    具体的に、研究内容をわかりやすく説明できることです。

    なぜその研究を選んだか、その課題と課題解決の手法をあげ、解決にあたって困難だった点について自分自身の工夫と成果を説明できるようにしてください。

    課題を解決するために、どのように周囲を巻き込んでいったか、あるいはねばり強く取り組んでいったかなどについても説明できるといいです。

    チームで研究を行っている場合は、チーム内での役割も伝えてください。研究の将来性などがわかれば、それも話してください。

    また、直接仕事に関係する研究、勉強をしていない応募者も多いと思います。

    その場合、面接では、論理的な能力、思考力といった潜在的な能力面をアピールすることです。

  2. 面接時に志望動機を語るヒント 

    ■JR西日本を知る

    面接では、JR西日本についてどこまで知っているか試されることがあります。

    例えば、「JR東海や東日本、私鉄との違いは何ですか」「入社したら活性化させたい地域や路線と、いかに活性化させたいですか」「在来線と新幹線のどちらに携わりたいですか」「今後安全性を維持するためにはどうすれば良いと考えますか」など、様々な角度からJR西日本について質問されます。

    JR西日本のホームページを隅から隅まで熟読しておくことが対策として有効です。

    JR西日本の会社概要、事業概要、企業理念などをしっかりと理解しておきましょう。

    ■なぜ鉄道業界を選ぶのか明確に伝える

    鉄道会社を志望する応募者は、もともと鉄道が好きであること以外にも、会社の堅実性とか、地域に競争相手がいない独占的な企業であるといったような理由を志望動機とする人が多いと考えられます。

    特にJR各社は国鉄の分割民営化からスタートした経緯があり、公的色合いがより強いことも人気の理由のひとつかも知れません。

    堅実性を会社に求めることは間違いではありませんが、各社は、鉄道輸送サービスの向上と同時に、駅を基点とした様々な事業を計画・実行するなど、堅実性は当然のこととして積極的に事業の拡大を図ろうとしています。

    特にJR西日本は、事務系に「創造職」という職種を設定して鉄道事業以外の開発事業を積極的に進めています。

    ブログ記事「【2021年】鉄道業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。

    いまや鉄道会社のライバルは航空会社や自動車会社、小売業界、ホテル、レジャー施設などさまざまとなっています。

    鉄道業界の役割は何か、他の輸送サービス業界やライバルとなる業界との違いは何かを理解しておいてください。

    続いて、鉄道業界について業務の理解を深めていき、面接でその魅力を語れるようにしてください。

    ■なぜJR西日本を選ぶのか明確に伝える

    JR西日本を志望する人は、鉄道業界に興味がある人で、JR東海やJR東日本、JR九州、関西圏の私鉄各社などに同時に応募する人が多いことが考えられます。

    たとえJR西日本が第一志望でなくても、競合他社と比較しなぜJR西日本なのかを、質問されたときに、しっかり答えられなくてはなりません。

    そのためには、JR西日本と競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。

    後述するJR西日本の企業概要や、事業概要、企業理念、グループ中期経営計画など、ホームページから感じたことをまとめてください。

    そのなかで、自分の共感できることがJR西日本を選んだ志望動機となります。

    ■JR西日本でやりたいことは何か、やりたい理由と貢献できることを面接で明確に伝える

    JR西日本の採用募集は、総合職とプロフェッショナル職です。

    総合職の職種は、事務と創造、技術系では、運輸・車両・施設・電気・ITがあります。

    プロフェッショナル職は、運輸と技術があります。

    応募者は総合職またはプロフェッショナル職を選びそのうちの職種を選んだ理由、そこで将来やりたいこと、貢献できることを面接でしっかりと説明できなければなりません。

    希望する職種で注目しているサービスや技術とその注目理由も話せるようにしておくと、なお良いでしょう。

    ■JR西日本の志望順位、他社の応募状況を面接で答えられるようにする

    志望順位については、迷わず第一志望ですと答えましょう。

    他社の応募状況を聞かれたら、「鉄道業界の会社に何社応募中です」程度は言ってもかまいません。

    JR他社に応募中なら、JR東海とか他社の名前を出しても構わないと思います。

    ただし、JR東海や他社ではなく、JR西日本が第一志望である理由を持っていてください。

    それ以外なら「〇〇業界にも興味があり応募しています」くらいは答えてもいいです。

    この場合まったくの異業種であるならば、なぜ応募したのか答えられるようにしてください。

以上、JR西日本の採用情報と面接攻略の考え方を説明しました。

特に面接は複数回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。

また、さらに面接対策を完全にしたい就活生のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの就活面接必勝法」の販売も行っています。

本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。

面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】

面接を攻略するためには、鉄道業界を取り巻く環境を理解することと、鉄道業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。

ブログ記事「【2021年】鉄道業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。

続いて、JR西日本とはどのような会社なのかを理解することも面接の準備には必須です。

JR西日本の企業概要、事業概要、企業理念、中期経営計画など面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

これら以外にもJR西日本のホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。

本記事の後半で面接を受けるにあたり必要と思われるJR西日本の基本的な知識を簡単に紹介します。ぜひ読んでおいてください。

JR西日本の面接攻略のまとめ【就活】

JR西日本に入社を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?

JR西日本が採用したい人材は以下のような人です。

総合職・プロフェッショナル職に共通して求めるもの:使命感

総合職に求めるもの:覚悟・志、経営視点、創造力、推進力

プロフェッショナル職に求めるもの:誠実、挑戦、リーダーシップ

面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。

  • 総合職は、行動力と課題解決力を自分の中で探してアピールする
  • プロフェッショナル職は、行動力を自分の中で探してアピールする
  • 技術系応募者は研究内容を語る

一方、面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。

  • JR西日本を知る
  • なぜ鉄道業界を選ぶのか明確に伝える
  • なぜJR西日本を選ぶのか明確に伝える
  • JR西日本でやりたいことは何か、やりたい理由と貢献できることを面接で明確に伝える
  • JR西日本の志望順位、他社の応募状況を面接で答えられるようにする

面接を攻略するためには、まずは鉄道業界を取り巻く環境を理解することと、鉄道業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。

また、JR西日本の会社に関する知識を知っておくことも大切です。面接での受け答えのためにぜひともJR西日本について知識を深めてください。

以下のリンクを読み進めてみてください。

JR西日本を志望するときに知っておきたい社風

JR西日本の面接を受けるにあたり知っておきたい社風について以下に記します。理解しておきましょう。

  • 泊まり勤務用にエアコン完備の個室とシャワーが備えられています。
  • 改札は24時間連続勤務です。1日勤務で2日休みの勤務形態です。睡眠時間は最低限取れます。
  • お盆休みや、年末年始に休みはありませんが、有休は申請すればしっかり取得できます。育児休暇も取れます。
  • 福知山線の脱線事故以降、全社一丸となって安全安心な鉄道システムの確立による信頼の回復・基盤整備強化等を目指しています。
  • 育児休暇があり、育児給付金が支給、育児休暇明けの短時間勤務も可能であり、子育ての環境ができています。男性も育児休暇の取得ができます。
  • 女性は夜勤がネックです。駅・乗務員は酔っ払い対応や人身事故対応もあります。保線では、夜間工事や夏の線路巡回、冬の除雪などがあり、体力が求められます。
  • 駅員の仕事は改札や窓口だけでなく、事務作業も数多く、パソコンも使います。

面接で語る志望動機を作る際、社風をよく知っていることが大切です。

JR西日本の事業概要

ここではJR西日本の事業概要を説明します。

  • JR西日本の事業は大きく鉄道事業と創造事業に分けられます。

    鉄道事業は安全の取組みと顧客が快適に利用する取り組みを行っています。

  • 鉄道事業の最優先事項は安全です。福知山線列車事故のような事故を二度と発生させないという決意のもと、原点に立ち返り、安全考動計画2022を策定しています。

    計画では、「全員参加型の安全管理」を実現し、重大な事故・労災の未然防止に取り組んでいます。

    顧客や仲間の安全を確保するために、一人ひとりがいったん立ち止まり、「リスクを具体的に考える」ことから始め、何よりも安全を優先する判断と行動につなげるというものです。

  • 鉄道を快適に利用する取り組みとしては、「お客様の声」をサービス向上に活かすなどCS向上、技術ビジョンを策定し鉄道技術開発に活かすこと、北陸新幹線プロジェクト、駅周辺の利便性向上につながる工事、おとなび、ICOCAカードの拡大、トワイライトエクスプレス瑞風運営などの各事業があります。
  • 創造事業は、駅ナカの物販飲食事業、駅ビル・ショッピングセンター・デパート事業、ホテル事業、住宅・マンション分譲、地場産業振興など地域の活性化につながる事業などの各事業があります。
  • 鉄道業界で売上高1位を誇るのはJR東日本です。

    以下、JR東海、JR西日本とJR3社がベスト3を占めています。

    JR西日本は、1987年(昭和62年)4月、国鉄民営化により他のJR各社と共に発足しました。

面接では、「安全考動計画を知っていますか」と質問されるかも知れません。覚えておきましょう。

経営数字から見るJR西日本の会社概要

ここからは、経営数字からみたJR西日本を探ってみます。

  • JR西日本の鉄道キロ数は4,903.1km、新幹線:812.6km(2線区)、在来線:4,090.5km(49線区)です。駅数は1,174駅、車両は6,551両保有しています。(2019年3月末)
  • JR西日本の2020年3月期の決算数字は、次の通りです。  

    資本金は、1,000億円です。

    従業員数は、26,500人(単体)、48,300人(連結)です。

    連結営業収益は、15,082億円です。

    連結営業利益は、1,606億円です。

    連結経常利益は、1,483億円です。

    連結当期純利益は、893億円です。

    セグメント別営業収益は、運輸業が9,334億円、流通業が2,260億円、不動産業が1,651億円、その他が1,836億円です。

面接では、「JR西日本の鉄道キロ数を知っていますか」と聞かれるかもしれません。覚えておいてください。

JR西日本の企業理念

JR西日本の経営理念は以下の通りです。

JR西日本 企業理念

  1. 私たちは、お客様のかけがえのない尊い命をお預かりしている責任を自覚し、安全第一を積み重ね、お客様から安心、信頼していただける鉄道を築き上げます。
  2. 私たちは、鉄道事業を核に、お客様の暮らしをサポートし、将来にわたり持続的な発展を図ることにより、お客様、株主、社員とその家族の期待に応えます。
  3. 私たちは、お客様との出会いを大切にし、お客様の視点で考え、お客様に満足いただける快適なサービスを提供します。
  4. 私たちは、グループ会社とともに、日々の研鑽により技術・技能を高め、常に品質の向上を図ります。
  5. 私たちは、相互に理解を深めるとともに、一人ひとりを尊重し、働きがいと誇りの持てる企業づくりを進めます。
  6. 私たちは、法令の精神に則り、誠実かつ公正に行動するとともに、企業倫理の向上に努めることにより、地域、社会から信頼される企業となることを目指します。

面接では「企業理念を知っていますか」と質問されることもあるかも知れません。また、志望動機をつくるときの参考になります。特に1番は覚えておくと良いでしょう。

JR西日本グループの中期経営計画

JR西日本は、中期経営計画2022(2018年度~2022年度)を策定し、推進しています。その概要について説明します。

  1. めざす未来は、「人々が出会い、笑顔が生まれる、安全で豊かな社会」です。

    JR西日本のありたい姿は、地域共生企業として、私たちの使命を果たし、挑戦し続ける企業となることです。

    その結果として、JR西日本を支えるステークホルダーを笑顔にすることです。

    JR西日本のありたい姿になるため、鉄道事業の安全性の向上を継続、進化させ、グループの強みを磨き、総合力を活かして成長します。

  2. 中期経営計画2022では、グループ共通の戦略として地域価値向上、線区価値向上、事業価値向上を目指します。   

    基本戦略と事業戦略は、次の通りです。

    鉄道事業は、安全性、CS、生産性、人財育成と技術による変革を基本戦略とし、新幹線、近畿エリア、西日本各エリアに事業戦略を立てます。

            

    創造事業は、主要事業の深耕、新市場への進出、新事業領域への展開、成長を支える基盤づくりを基本戦略とし、物販・飲食、不動産賃貸・販売、ショッピングセンター、ホテルといった事業毎に戦略を立てます。

面接で自己PRや志望動機を語るさいは、中期経営計画を知っておくことが大切です。覚えておきましょう。

参考リンク集

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