【24卒/23年転職】面接官が教える「千葉銀行」の面接対策

2022.10.19 更新
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千葉県最大手の金融機関であり、地方銀行として単体総資産で3位の規模を誇る千葉銀行に入行を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。

応募者は事前にどのような面接の対策をしたらよいのでしょうか?

千葉銀行に入行を希望する人がぜひとも知っておきたい面接に関する情報や、ノウハウというものがあります。

千葉銀行の面接では、求める人材をよく理解した上で、特に課題解決力と行動力をアピールすることが大切です。

一方、面接で志望動機を語るためには、競合他社と比べてなぜ千葉銀行なのか答えられなければいけません。

千葉県が好きで、千葉県に貢献したいことも伝えてください。

これら以外にも千葉銀行の面接を受けるにあたって大切なポイントがあります。

本ブログでは、面接官である筆者が、千葉銀行の採用情報とともに、面接で必ず訊かれる自己PRや志望動機の受け答えなどについてその対策を解説していきます。

さらに面接に臨むうえで必要な知識として、千葉銀行の会社に関する情報を載せています。

面接対策は、自己分析や企業研究の段階から既にはじまっています。

分析した結果を基に、就活生はエントリーシート、転職希望者は職務経歴書を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げる必要があります。

就活中の学生や転職の希望者は、本ブログを読むことで自己分析・企業研究の段階からスムーズに選考・面接対策ができるようになります。

目次
  1. 千葉銀行の求める人材
  2. 千葉銀行の新卒採用情報について【就活】
  3. 面接攻略の考え方【就活】
  4. 面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】
  5. 千葉銀行の面接攻略のまとめ【就活】
  6. 千葉銀行の中途採用情報について【転職】
  7. 面接攻略の考え方【転職】
  8. 面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【転職】
  9. 千葉銀行の面接攻略のまとめ【転職】
  10. 千葉銀行を志望するときに知っておきたい社風
  11. 千葉銀行の会社概要
  12. 千葉銀行の中期経営計画
  13. 参考リンク集

千葉銀行の求める人材

千葉銀行はどのような人材を求めているのでしょうか?

ホームページにある新卒採用サイトでは、採用担当者が次の内容を伝えています。

・・・ちばぎんが変わらず大切にし続けているものは、「お客さまに寄り添う心」と「人」です。「地域やお客さまに貢献することで、自分自身も共に成長していきたい」という熱い想いを持った学生の皆さんに、・・・

『自分自身の「個性」を発揮することで、従来の銀行の枠組みを超えた新しいちばぎんを創っていきたい』という気概に溢れた皆さんのご応募を、心よりお待ちしています。

ここから求める人材をまとめると次のような人材と考えられます。

  • お客さまに寄り添う心を持つ人
  • 地域やお客さまに貢献することで、自分自身も共に成長していきたい人
  • 自分自身の「個性」を発揮することで、従来の銀行の枠組みを超えた、新しい、ちばぎんを創っていきたいという気概に溢れた人

求める人材は、面接で自己PRをするときの参考としてぜひとも知っておいてください。

千葉銀行の新卒採用情報について【就活】

はじめに千葉銀行の新卒採用情報について以下に記します。

  1. 募集職種・コース

    募集職種は、総合職とエリア総合職です。

    エリア総合職は、転居を伴う異動がありません。

    コースは、オープンコース、デジタルイノベーションコース、フィナンシャルテクノロジーコースの3コースあります。

    オープンコースは、銀行業務全般に従事します。

    デジタルイノベーションコースは、デジタルサービス企画、データ分析、システム開発業務に特化した業務に従事します。

    フィナンシャルテクノロジーコースは、マーケット業務、リスク管理業務に特化したものです。

  2. 選考フロー

    WEBエントリー→エントリーシート→WEBテスト→リクルーター面談→面接(2回)→内々定

  3. エントリーシート(23年卒)   

    自己PRに関すること

    • あなたが学生時代に最も大変だったことは何ですか。またそれをどのように乗り越えましたか※専門コースを志望する方は当該分野での内容を記載してください。(300字以内)

    志望動機に関すること

    • 企業選びのポイントをご記入ください(40字以内)
    • 当行を志望する理由は何ですか。また当行でどのように活躍したいですか。(300字以内)
    • 希望業務をご入力ください。(100字以内)
  4. 面接   

    面接では求める人材にふさわしいかをみられます。学業・ゼミの研究内容の深掘りがあります。

    自己PRに関すること

    • 自己紹介・自己PRしてください
    • 高校・大学の志望理由を教えてください
    • 学生時代に頑張ったことを説明してください
    • 学業・ゼミの研究内容を説明してください
    • 学生時代に苦労したことは何ですか
    • ストレス解消法はありますか
    • 家族構成を教えてください
    • 高校の部活は何ですか
    • 大学を志望した理由は何ですか
    • 周りからどのような人と言われますか
    • 長所と短所をエピソードとともに教えてください

    志望動機に関すること

    • なぜ銀行業界を志望しますか
    • なぜ千葉銀行を志望しますか
    • 千葉銀行のイメージを教えてください
    • メガバンク、政府系金融機関、その他地銀(横浜銀行)と比べてなぜ千葉銀行ですか
    • メガバンクと地銀の違いはなんだと思いますか
    • 千葉銀行の強みと弱みは何だと思いますか
    • 入行後どのような仕事をしたいですか
    • キャリアプランを教えてください
    • 営業はノルマがあるが、覚悟はありますか 
    • 仕事で上手くいかない時はどうしますか
    • 他社の応募状況と千葉銀行の志望度を教えてください
  5. 採用人数

    19年度入行実績 195名(総合職114名 エリア総合職81名)

    20年度入行実績 214名(総合職161名 エリア総合職53名)

    21年度入行実績 200名

    22年度入行実績 174名

    23年度入行計画 200名~

  6. 22年新卒入社大学別就職者数   

    国公立大:

    東北大1、大阪大1、東京工大1、一橋大2、筑波大2、千葉大11、都立大2、横浜国大1、他

    私立大:

    早稲田大18、慶応大12、上智大3、明治大12、青山学院大7、立教大7、中央大6、法政大10、学習院大13、成蹊大4、成城大6、武蔵大1、明治学院大2、国学院大2、日本大9、東洋大8、駒沢大4、専修大1、東京理科大2、東京女子大2、日本女子大4、津田塾大1、昭和女子大1、千葉工大2、他

    以上は大学院修了者を含みます。

    ※サンデー毎日(2022年9月4日号)参照

  7. 学歴フィルター

    首都圏の私立大学出身者が多いようです。学歴フィルターは特にないと考えます。

面接攻略の考え方【就活】

就活の面接では自己PRと志望動機を必ず訊かれます。

よってそれらの答えをあらかじめ準備する必要があります。

以下の自己PRと志望動機のヒントを参考にしてまとめてください。

  1. 面接時の自己PRのヒント

    ■課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする

    千葉銀行は、特に課題解決力と行動力を求めていると考えられます。

    上記の求める人材にあるように千葉銀行は、『自分自身の「個性」を発揮することで、従来の銀行の枠組みを超えた、新しいちばぎんを創っていきたいという気概に溢れた』人を求めています。

    これは課題解決力と行動力を表しています。

    千葉銀行は、外部環境の変化を踏まえ、顧客の価値観や行動の変化に対応するため、アライアンスを活用しつつ、DX戦略やSDGsへの取り組みを一層強化しています。また、既存事業の改善と新たな事業領域への挑戦を絶えず行っています。

    これらを推進するために、課題解決力と行動力を持つ人を必要とするのではないでしょうか。

    面接では、学生時代において最も力を入れたことを伝える中で課題解決力と行動力をアピールしましょう。

    課題を発見して、既存の発想にとらわれず新しい解決法を考え、解決のための計画づくりができる。実現のために粘り強く取り組むことができる。というアピールです。

    力を入れたことは学業、クラブ活動、アルバイト、ボランティア活動などなんでも良いのです。

    最も力を入れたことは何か、なぜ力を入れたのか、目標達成のために困難だったこと、困難を解決するために創意工夫し、どのように粘り強く行動したかとその結果、などを語ってください。

    但し、千葉銀行は採用するすべての人に課題解決力と行動力を求めているわけではありません。

    自分の最も伝えたい能力が他にあるなら、その能力を上手に説明してください。

    ■人と誠実に対応できることを説明する

    千葉銀行は、「お客さまに寄り添う心を持つ」人も求めています。

    千葉銀行に入行後、多くの人は営業店に配属となり、法人・個人渉外、相談窓口、融資などの業務といった銀行の基本的業務を習得します。

    営業店は、「地域密着」「お客さま第一主義」を体現する組織であり、幅広い金融サービスを駆使し、法人・個人のお客さまの課題解決を担っています。

    お客さまの課題解決のためには、お客様のニーズを真剣に受け止めて、誠実に応える(=お客さまに寄り添う心を持つ)ことが大切ではないでしょうか。

    面接では、学生時代において最も力を入れたことを伝える中で、関係する人達に対して誠実に対応したことがわかるような説明を行ってください。

  2. 面接時に志望動機を語るヒント

    ■なぜ銀行を選ぶのか明確に伝える

    銀行とは何か、銀行業界を取り巻く環境や、銀行業界の仕事についての基本は、ブログ記事「【2023年】銀行業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を参照ください。

    銀行はこれまで、預金・貸付・為替が3大業務でした。しかし、投資信託や保険商品などの手数料が収益の柱になり、経営・事業支援業務や個人向け資産運用コンサルティングも手掛けるようになりました。

    海外事業向けサービスも拡大しています。

    まずは、銀行業務の事業構造が変わってきていることを理解してください。

    さらに、フィンテックと呼ばれる技術革新が進行中であり、フィンテックが事業モデルや仕事のあり方を変えてしまう可能性があることも理解してください。

    マニュアルに書いてある通りに行う仕事は自動化されます。行員は顧客との折衝や、より創造的な仕事を行うようになるでしょう。

    このような変化の中で、銀行業務に興味があることを伝えられるとよいでしょう。

    ■なぜ千葉銀行を選ぶのかを明確に伝える

    千葉銀行の事業内容、中期経営計画などから感じたことをまとめてください。

    そのなかで、自分が共感できることが千葉銀行を選んだ志望動機になります。

    また、千葉銀行と競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。

    千葉銀行を志望する人は、金融業界に興味がある人であり、千葉銀行と並行して地元の京葉銀行や千葉興業銀行などにも応募する人が多いことと思います。

    また、メガバンクなどにも興味がある人もいるかも知れません。

    たとえ千葉銀行が第一志望でなくても、競合先と比較し、なぜ千葉銀行なのかを質問されたときにしっかり答えられなくてはなりません。

    千葉銀行や他の競合金融機関を訪れて、その違いを肌で感じることも有効です。

    ■千葉銀行でやりたい仕事を明確に伝える

    千葉銀行に入行後、多くの人は営業店に配属となり、ジョブローテーションにより、法人・個人渉外、窓口、融資担当など一通りの銀行の基本的業務を経験します。

    そして基本的業務を習得後、本人の適性、スキル等に応じてさまざまな業務を担当することになります。

    銀行の基本的業務を習得した後で、やりたい仕事は何か、なぜその仕事をやりたいのかを説明できるようにしてください。

    さらに、やりたい仕事で活かせる能力やスキルがあればそれを伝えてください。

    特にデジタルイノベーションコースやフィナンシャルテクノロジーコースを希望する学生は能力・スキルのアピールが大切です。

    ■千葉県への愛情を語る

    千葉銀行は、「地域やお客さまに貢献することで、自分自身も共に成長していきたい」人も求めています。

    千葉銀行は基本的に千葉県を営業地盤とする金融機関です。

    千葉県全域にネットワークを広げ、企業や住民、行政機関などとの取引や関係構築などを通じて、地域・産業を金融面から支え、地域経済の活性化に貢献するという社会的使命を担っています。

    これらを推進するためには、千葉県が好き、千葉県とともに成長したい人が必要です。

    千葉県がこのように好きだと言えるように、地域のことを学びましょう。

    ■千葉銀行の志望順位、他社の応募状況を答えられるようにする

    志望順位については、迷わず第一志望です、と答えましょう。

    他社の応募状況を聞かれたら、金融業界志望なら「同じ業界に応募中です」と伝えても構わないと思います。

    それ以外なら「〇〇業界にも興味があり応募しています」と答えてください。

    この場合まったくの異業種であれば、なぜそこに応募したのか答えられるようにしてください。

以上、千葉銀行の採用情報と面接攻略の考え方を説明しました。

特に面接は複数回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。

また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい就活生のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの就活面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。

本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。

面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】

千葉銀行は千葉県最大手の金融機関であり、東京都や埼玉県、茨城県、大阪府にも店舗を持ち、海外にも支店や駐在員事務所があります。

このような千葉銀行の面接を攻略するためには、まず銀行業界を取り巻く環境を理解することと、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。

ブログ記事「【2023年】銀行業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。

続いて、千葉銀行とはどのような銀行なのかを理解することも面接準備には必須です。

千葉銀行の会社概要、中期経営計画など面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

これら以外にも千葉銀行のホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。

本記事の後半で千葉銀行のホームページから得た基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。

千葉銀行の面接攻略のまとめ【就活】

千葉銀行に入行を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?

千葉銀行が採用したい人材は、「お客さまに寄り添う心を持つ」「地域やお客さまに貢献することで、自分自身も共に成長していきたい」『自分自身の「個性」を発揮することで、従来の銀行の枠組みを超えた、新しいちばぎんを創っていきたいという気概に溢れた』人です。

面接では、求める人材かどうかを判断されます。

面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。

  • 課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
  • 人と誠実に対応できることを説明する

面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。

  • なぜ銀行を選ぶのか明確に伝える
  • なぜ千葉銀行を選ぶのか明確に伝える
  • 千葉銀行でやりたい仕事を明確に伝える
  • 千葉県への愛情を語る
  • 千葉銀行の志望順位、他社の応募状況を答えられるようにする

面接を攻略するためには、まずは銀行業界を取り巻く環境を理解すると同時に、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。

また、千葉銀行とはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。

千葉銀行の会社に関する知識など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも必読でしょう。

千葉銀行の中途採用情報について【転職】

続いて千葉銀行の転職面接について解説していきます。

はじめに千葉銀行の中途採用情報について以下に記します。

  1. 募集職種

    千葉銀行は転職の希望者を対象とした中途採用を行っています。

    募集職種は総合職と、エリア総合職です。

    業務内容は渉外、信託・相続関連、ストラクチャードファイナンス、デジタル企画、その他本部業務です。

    応募にあたっては金融業界での業務経験のある人を優遇しています。

  2. 選考フロー

    履歴書・職務経歴書送付→書類選考→面接(複数回)→内定

  3. 面接

    面接では、求める人材にふさわしい人物かどうかを判断されます。現職(前職)の仕事内容を深掘りされると考えてください。

    自己PRに関すること

    • 自己紹介してください
    • 現職(前職)の仕事内容を説明してください

    志望動機に関すること

    • 千葉銀行を志望する理由は何ですか
    • 応募する業務でやりたいことは何ですか

    退職理由に関すること

    • 現職(前職)を退職する理由を教えてください

面接攻略の考え方【転職】

転職の面接では自己PRと志望動機、退職理由を必ず訊かれます。

それらについて的確に答えるための準備をしてください。

以下の自己PRと志望動機、退職理由のヒントが参考になります。

  1. 面接時の自己PRのヒント

    ■課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする

    千葉銀行は、特に課題解決力と行動力を求めていると考えられます。

    上記の求める人材にあるように千葉銀行は、『自分自身の「個性」を発揮することで、従来の銀行の枠組みを超えた、新しいちばぎんを創っていきたいという気概に溢れた』人を求めています。

    これは課題解決力と行動力を表しています。

    千葉銀行は、外部環境の変化を踏まえ、顧客の価値観や行動の変化に対応するため、アライアンスを活用しつつ、DX戦略やSDGsへの取り組みを一層強化しています。また、既存事業の改善と新たな事業領域への挑戦を絶えず行っています。

    これらを推進するために、課題解決力と行動力を持つ人を必要とするのではないでしょうか。

    転職の面接では、現職(前職)において、応募書類だけでは説明しきれない仕事ぶりを説明してください。

    仕事の中で、課題を見つけ、解決のためにこれまでの考えにとらわれない新しい対策を立案し、関係者を巻き込んで粘り強く遂行した経験があれば、それを説明してください。

    さらに職務を遂行するさいに困難だったこと、困難をどのように乗り越えて、成果を上げたかを伝えてください。

    最後に、千葉銀行で活かせる身につけた知識や、スキルを語ってください。

    もし上記の能力について乏しい場合は、自分の最も伝えたい能力を面接で上手に説明して、間接的にでも募集業務に役立つことを伝えましょう。

    ■応募職種の専門知識を答えられるように準備する

    千葉銀行の中途採用の募集では、金融機関経験者を優遇する募集となっています。

    なので、金融業界や銀行業界の知識は当然のこととして、応募職種の専門知識をどれだけ持っているか確認されるでしょう。

    よってそれらの専門的な知識とか、直近のニュースで話題になった金融、銀行業界に関することで質問があれば答えられるようにしましょう。

  2. 面接時に志望動機を語るヒント

    ■なぜ千葉銀行を選ぶのか明確に伝える

    千葉銀行の事業内容、中期経営計画などから感じたことをまとめてください。

    そのなかで、自分が共感できることが千葉銀行を選んだ志望動機になります。

    また、千葉銀行と競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。

    千葉銀行を志望する人は、千葉銀行と並行して地元の金融機関やメガバンクなどにも応募する人が多いことと思います。

    たとえ千葉銀行が第一志望でなくても、競合先と比較しなぜその千葉銀行なのかを質問されたときに、しっかり答えられなくてはなりません。

    千葉銀行や他の競合金融機関を訪れて、その違いを肌で感じることも有効です。

    ■応募職種を選んだ理由とやりたい仕事を明確に伝える

    中途採用の応募者は、千葉銀行で応募職種を選んだ理由、どのような仕事をやりたいかとその理由をしっかりと説明する必要があります。

    応募者が応募職種を希望する主な理由は、現職(前職)で培った自分の経験や能力、スキルが千葉銀行で活かせることだと思います。

    なので、現職(前職)の職務内容と使える能力やスキルなどを説明し、採用されたらやりたい仕事で貢献できることを伝えてください。

  3. 転職面接時に退職理由を語るヒント

    ■面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする

    「なるほど、そのような前向きな理由があって退職したのですね」と面接官に納得してもらえる内容を説明しましょう。

    間違っても上司と合わないとか、労働条件が悪いなどというネガティブな理由を言わないでください。

    例えば、現職(前職)では、自分の持つ能力、スキルをこれ以上向上させることが難しく、キャリアアップのために転職を考えたというような言い方です。

以上、千葉銀行の中途採用情報と転職面接攻略の考え方を説明しました。

特に面接では自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。

また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい転職希望者のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの転職面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。

本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。

面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【転職】

千葉銀行の面接を攻略するためには、まず銀行業界を取り巻く環境を理解することと、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。(金融機関に勤務の人はご存知のことと思いますが)

ブログ記事「【2023年】銀行業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。

続いて、千葉銀行とはどのような銀行なのかを理解することも面接準備には必須です。

千葉銀行の会社概要、中期経営計画など面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

これら以外にも千葉銀行のホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。

本記事の後半で千葉銀行のホームページから得た基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。

千葉銀行の面接攻略のまとめ【転職】

千葉銀行に入行を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?

千葉銀行が採用したい人材は、「お客さまに寄り添う心を持つ」「地域やお客さまに貢献することで、自分自身も共に成長していきたい」『自分自身の「個性」を発揮することで、従来の銀行の枠組みを超えた、新しいちばぎんを創っていきたいという気概に溢れた』人です。

面接では、求める人材かどうかを判断されます。

面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。

  • 課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
  • 応募職種の専門知識を答えられるように準備する

面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。

  • なぜ千葉銀行を選ぶのか明確に伝える
  • 応募職種を選んだ理由とやりたい仕事を明確に伝える

面接で退職理由を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。

  • 面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする

面接を攻略するためには、まずは銀行業界を取り巻く環境を理解すると同時に、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。

また、千葉銀行とはどのような銀行なのかを理解することも面接準備には必須です。

千葉銀行の会社に関する知識など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも必読でしょう。

千葉銀行を志望するときに知っておきたい社風

千葉銀行を応募するにあたり知っておきたい社風について以下に記します。

  • 産休・育休も取りやすく女性が仕事を続けやすいです。
  • 銀行内でのイベントも盛んで、多店舗の行員とも交流を深める機会があります。
  • 時間外労働の削減に取り組んでおり、フレックスタイムも導入されています。有休も必ず取得するようになっています。
  • 日本の企業特有の少し古い体質が残っています。

面接で語る志望動機を作る際、社風をよく知っていることが大切です。

千葉銀行の会社概要

ここからは千葉銀行の会社概要を説明します。面接において志望動機を語る上で役に立ちます。

  • 千葉銀行は1943年に千葉合同銀行、小見川農商銀行、第九十八銀行が合併して誕生しました。その後他行の吸収合併や営業譲渡を経て現在に至っています。
  • 国内に182拠点(千葉159,東京15,茨城4,埼玉3,大阪1)、海外に6拠点を配置しています。(2022年3月末)
  • 千葉県の預金シェアは27.2%、貸出金シェアは40.7%と一位です。(2021年3月末)
  • 地銀10行の広域連携である「TSUBASAアライアンス」に参加しています。

    また、首都圏に隣接する地銀同士が課題やノウハウを共有することで付加価値の高いサービスを提供するため、武蔵野銀行との包括提携である、「千葉・武蔵野アライアンス」を連携しています。

    横浜銀行と営業部門を中心とした「千葉・横浜パートナーシップ」を結び、先進的なサービスや新事業を創出しています。

  • 2022年3月期の経営数字は次の通りです。

    資本金は、1,450億円です。

    従業員数は、4,070人です。

    総資産は、19兆112億円です。

    総預金残高は、14兆7876億円です。

    貸出金残高は、11兆6913億円です。

    単体業務粗利益は、1,615億円です。

    単体コア業務純益は、783億円です。

    当期経常利益は、単体736億円、連結788億円です。

    当期純利益は、単体523億円、連結544億円です。

    自己資本比率は連結で12.11%と国内基準の4%を大きく上回っています。

    信用格付けについて、スタンダード&プアーズは「A」,ムーディーズは「A1」、格付投資情報センターは「AA-」と安全性について高い評価がされています。(2022年7月)

面接で志望動機を語るさいは、地域密着経営と経営の安定性について取り上げるのもよいでしょう。

千葉銀行の中期経営計画

千葉銀行は、第14次中期経営計画「NEXT STEP 2023」~未来へ、つながる・超える~(2020年度~2022年度)を策定し推進中です。その概要を紹介します。

  1. ビジョンは、『金融機能の深化と地域金融の新たなモデル構築による、「カスタマー・エクスペリエンス」の向上』です。
  2. 基本方針・重要戦略
    • 基本方針1:お客さまに寄り添い共に進化し続ける

      個人ビジネスでは、ひとり一人の生活に寄り添った相談機能の強化

      法人ビジネスでは、パートナーとしての経営課題解決力の強化

      地方創生では、地域課題解決力の向上による地方創生の取組強化

      店舗・チャネルでは、お客さま接点の強化を支える店舗機能などの最適化

    • 基本方針2:お客さまの未来のために新たな価値を創造し続ける

      デジタル・情報では、デジタルテクノロジーやあらゆる情報資源の活用による新たな価値の提供

      新事業では、既存ビジネスの枠組みを超えた新たなサービスの創出や新事業の展開

    • 基本方針3:提携戦略を高度化する

      他行連携では、連携の高度化

      異業種連携では、連携の強化

    • 基本方針4:サステナブルな経営を実現する

      人材では、働きがいのある会社づくりと人材育成の強化(組織風土と人材)

      BPRでは、生産性の向上と多様なワークスタイルの実現

      SDGsでは、地域と一体となったSDGsの取組強化

      経営管理態勢では、強固な経営基盤の構築

  3. 目標とする指標
    • 親会社株主に帰属する当期純利益600億円
    • 連結ROE(自己資本利益率) 6%台半ば
    • 単体OHR(経費率) 50%台前半

面接で自己PRや志望動機を語るさいは、中期経営計画を理解しておくことが大切です。

参考リンク集

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