【22卒/21年転職】面接官が教える「武蔵野銀行」の面接対策

埼玉県唯一の地域銀行である武蔵野銀行に入行を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。
応募者は事前にどのような面接の対策をしたらよいのでしょうか?
武蔵野銀行に入行を希望する人がぜひとも知っておきたい面接に関する情報や、ノウハウというものがあります。
例えば武蔵野銀行の面接では、求める人材をよく理解した上で、特に課題解決力と行動力をアピールすることが大切です。
営業ができる精神力があることもアピールしてください。
一方、面接で志望動機を語るためには、競合他社と比べてなぜ武蔵野銀行なのか答えられなければいけません。
銀行業界についての知識も確認されますので、事前に勉強をしてください。
これら以外にも武蔵野銀行の面接を受けるにあたって大切なポイントがあります。
本ブログでは、面接官である筆者が、武蔵野銀行の採用情報とともに、面接で必ず訊かれる自己PRや志望動機の受け答えなどについてその対策を解説していきます。
さらに面接に臨むうえで必要な知識として、武蔵野銀行の会社に関する情報を載せています。
面接対策は、自己分析や企業研究の段階から既にはじまっています。
分析した結果を基に、就活生はエントリーシート、転職希望者は職務経歴書を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げる必要があります。
就活中の学生や転職の希望者は、本ブログを読むことで自己分析・企業研究の段階からスムーズに選考・面接対策ができるようになります。
武蔵野銀行の求める人材
武蔵野銀行はどのような人材を求めているのでしょうか?
ホームページの採用情報にある人事部長メッセージには次のような文章が載っています。
・・・当行が必要とする人材とは「プロ意識に徹し、絶えず自己革新を続ける、社会性豊かな行員」です。
これは、銀行の使命を理解し、高度なスキルと既成概念にとらわれない柔軟で新しい発想力をもって、お客さまと銀行の発展に貢献していただけるような人材を意味しています。・・・
以上をまとめると、求める人材は次のような人です。
- 銀行の使命を理解し、高度なスキルと既成概念にとらわれない柔軟で新しい発想力をもって、お客様と銀行の発展に貢献できる人
求める人材は、面接で自己PRをするときの参考としてぜひとも知っておいてください。
武蔵野銀行の新卒採用情報について【就活】
はじめに武蔵野銀行の新卒採用情報について以下に記します。
- 募集職種
募集職種は、銀行業務全般を担当する総合職です。
- 選考フロー
会社説明会→WEB適性試験・エントリーシート提出→若手行員質問会→面接(3回)→内定
- エントリーシート(21年卒)
自己PRに関すること
- 自己PRなどご自由に入力してください。(400字以内)
- 今までの人生を振り返って「最も力を入れて取り組んできたこと」を教えてください。(400字以内)
志望動機に関すること
- 当行を知ったきっかけは何ですか?(50字以内)
- 武蔵野銀行で「実現したいこと」を理由も含めて教えてください。(400字以内)
- 面接
面接では、学生時代に力を入れたことの深掘りがなされます。銀行に関する知識の深さも見られます。
自己PRに関すること
- 自己PRしてください
- 大学での研究内容とその結果を話してください
- 学生時代に頑張ったことは何ですか、どんな苦労があり、どう解決しましたか、学んだことは何ですか、それを武蔵野銀行でどう活かしますか
- これまでの人生で一番苦労したことは何ですか、苦労したところはどんな点ですか
- あなたにとってリーダーとはどのような人ですか、リーダーになりたいですか
- 挫折経験はありますか
- 趣味・特技は何ですか
- 周りの人からどのような人と言われますか
志望動機に関すること
- 就職活動の軸は何ですか
- なぜ金融業界、なぜ銀行、なぜメガバンクではなく、地方銀行なのですか
- なぜ武蔵野銀行を志望しますか
- 金融・銀行の役割は何だと思いますか
- 武蔵野銀行の強みと弱みは何だと思いますか
- 武蔵野銀行で何をやりたいですか
- 入行後のキャリアプランはどう考えていますか
- 銀行の営業の仕事を知っていますか、営業ができますか
- 理系の強みを銀行で活かせることは何ですか
- 他社の応募状況について教えてください
- 採用人数
19年入行実績 106名(総合職82名、特定職24名)
20年入行実績 106名(総合職84名、特定職22名)
21年入行計画 前年並み
- 学歴フィルター
埼玉県出身者で埼玉県外の大学に進学した学生や、埼玉県の大学出身者が多いようです。
学歴フィルターは特にないと考えます。
面接攻略の考え方【就活】
就活の面接では自己PRと志望動機を必ず訊かれます。
よってそれらの答えをあらかじめ準備する必要があります。
以下の自己PRと志望動機のヒントを参考にしてまとめてください。
- 面接時の自己PRのヒント
■課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
武蔵野銀行は、特に課題解決力と行動力を求めていると考えられます。
上記の求める人材にあるように、武蔵野銀行は「銀行の使命を理解し、高度なスキルと既成概念にとらわれない柔軟で新しい発想力をもって、お客様と銀行の発展に貢献できる人」を求めています。
このような人は、まさに課題解決力と行動力のある人です。
現在武蔵野銀行は、銀行を取り巻く環境が激変するなかで、顧客が求める課題解決に貢献するソリューション営業に力を入れています。
また、新しい金融サービスであるフィンテックの活用にも力を注いでいます。
これらを推進するために、課題解決力と行動力が必要とされるのではないでしょうか。
面接では、学生時代において最も力を入れたことを伝える中で課題解決力と行動力をアピールしましょう。
課題を発見して、既存の発想にとらわれず新しい解決法を考え、解決のための計画づくりができる。実現のために粘り強く取り組むことができる。というアピールです。
力を入れたことは勉強、クラブ活動、アルバイト、ボランティア活動などなんでも良いのです。
最も力を入れたことは何か、なぜ力を入れたのか、困難だったことや困難を解決するために自分なりの方法を見つけてどのように粘り強く行動したか、などを語ってください。
但し、武蔵野銀行は採用するすべての人に課題解決力と行動力を求めているわけではありません。
自分の最も伝えたい能力が他にあるなら、その能力を上手に説明してください。
■営業ができる精神力があることをアピールする
武蔵野銀行の面接では、営業活動ができるかどうか質問されます。
例えば、苦労したことや挫折経験を深掘りして、どの程度ストレス耐性があるかを確認したり、ストレートに営業ができるか確認したりすることもあります。
自分の過去を振り返って、苦労したことや挫折を乗り越えた経験を話すことで、ストレスに耐えられることを伝えましょう。
- 面接時に志望動機を語るヒント
■なぜ銀行を選ぶのか明確に伝える
銀行とは何か、銀行業界を取り巻く環境や、銀行業界の仕事についての基本は、ブログ記事「【2021年】銀行業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を参照ください。
銀行はこれまで、預金・貸付・為替が3大業務でした。
しかし、投資信託や保険商品などの手数料が収益の柱になり、経営・事業支援業務や個人向け資産運用コンサルティングも手掛けるようになりました。
海外事業向けサービスも拡大しています。
まずは、銀行業務の事業構造が変わってきていることを理解してください。
さらに、フィンテックと呼ばれる技術革新が進行中であり、フィンテックが事業モデルや仕事のあり方を変えてしまう可能性があることも理解してください。
マニュアルに書いてある通りに行う仕事は自動化されます。行員は顧客との折衝や、より創造的な仕事を行うようになるでしょう。
このような変化を理解したうえで、銀行業務に興味があることを伝えられるとよいでしょう。
■なぜ武蔵野銀行を選ぶのかを明確に伝える
武蔵野銀行を志望する人は、金融業界に興味がある人であり、武蔵野銀行と並行して地元の埼玉りそな銀行や埼玉県信用金庫などにも応募する人が多いことと思います。
また、東京や千葉の銀行にも興味がある人もいるでしょう。
仮に武蔵野銀行が第一志望でなくても、競合先と比較し、なぜ武蔵野銀行なのかを質問されたときにしっかり答えられなくてはなりません。
そのためには、武蔵野銀行と競合先のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。
武蔵野銀行の会社概要や経営理念などから感じたことをまとめてください。
武蔵野銀行や他の競合金融機関を訪れて、その違いを肌で感じることも有効です。
そのなかで、自分が共感できることが志望動機となります。
■武蔵野銀行でやりたい仕事を明確に伝える
武蔵野銀行に入行後、最初は窓口・融資・営業担当として営業店の最前線で働き、銀行の基本的業務を取得します。
その後は、本人の適性やスキル等に応じていろいろな業務を担当することになります。
そこで、将来やりたい仕事は何か、なぜその仕事をやりたいのかを説明してください。
さらに、やりたい仕事で活かせる能力やスキルがあればそれを伝えてください。
■銀行に関する知識を確認するための質問に答えられるようにする
武蔵野銀行は、金融・銀行に関する知識や、武蔵野銀行についての知識を確認する質問をします。
入行の本気度をみるためと考えられますので、それらの基本的な知識を学んで、質問があったら答えられるようにしましょう。
■武蔵野銀行の志望順位、他社の応募状況を答えられるようにする
志望順位については、迷わず第一志望です、と答えましょう。
他社の応募状況を聞かれたら、金融業界志望なら「同じ業界に応募中です」と伝えても構わないと思います。
それ以外なら「〇〇業界にも興味があり応募しています」と答えてください。この場合まったくの異業種であれば、なぜそこに応募したのか答えられるようにしてください。
以上、武蔵野銀行の採用情報と面接攻略の考え方を説明しました。
特に面接は3回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。
また、さらに面接対策を完全にしたい就活生のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの就活面接必勝法」の販売も行っています。
本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。
面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】
武蔵野銀行は、埼玉りそな銀行に次ぐ埼玉県金融業界の2強であり、埼玉県のみならず、東京にもネットワークを持って活動しています。
このような武蔵野銀行の面接を攻略するためには、まず銀行業界を取り巻く環境を理解することと、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
ブログ記事「【2021年】銀行業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。
続いて、武蔵野銀行とはどのような銀行なのかを理解することも面接準備には必須です。
武蔵野銀行の会社概要、経営理念、中期経営計画など面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
これら以外にも武蔵野銀行のホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。
本記事の後半で武蔵野銀行のホームページから得た基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。
武蔵野銀行の面接攻略のまとめ【就活】
武蔵野銀行に入行を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?
武蔵野銀行が採用したい人材は、「銀行の使命を理解し、高度なスキルと既成概念にとらわれない柔軟で新しい発想力をもって、お客様と銀行の発展に貢献できる人」です。
面接では、学生時代に力を入れたことの深掘りがなされます。銀行に関する知識の深さも見られます。
面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。
- 課題解決力または行動力を自分の中で探してアピールする
- 営業ができる精神力があることをアピールする
面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- なぜ銀行を選ぶのか明確に伝える
- なぜ武蔵野銀行を選ぶのかを明確に伝える
- 武蔵野銀行でやりたい仕事を明確に伝える
- 銀行に関する知識を確認するための質問に答えられるようにする
- 武蔵野銀行の志望順位、他社の応募状況を答えられるようにする
面接を攻略するためには、まずは銀行業界を取り巻く環境を理解すると同時に、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
また、武蔵野銀行とはどのような銀行なのかを理解することも面接準備には必須です。
武蔵野銀行の会社に関する知識など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
以下のリンクも参照ください。
武蔵野銀行の中途採用情報について【転職】
続いて武蔵野銀行の転職面接について解説していきます。
はじめに武蔵野銀行の中途採用情報について以下に記します。
- 募集職種
武蔵野銀行は転職の希望者を対象とした中途採用を行っています。
社内に必要な能力、スキルを持つ人が足りないと思われる職種を募集しています。
なので、応募にあたっては募集職種の経験者を対象としています。
現時点でどのような職種を募集しているか、詳細は武蔵野銀行のホームページにあるキャリア採用情報をご覧ください。
ちなみに、2020年10月時点の募集職種は、次のようになっています。
①IT・システム関連業務(フィンテック)②営業企画業務 ③相続関連信託業務 ④事業金融業務 ⑤銀行経理業務 ⑥営業人員(法人・個人・預り資産)⑦投資商品管理(コンプライアンス)⑧企業経営支援 ⑨創業新事業 ⑩市場・外為業務(バック業務)⑪債権管理 ⑫M&A ⑬地方創生 ⑭PB支援
- 選考フロー
履歴書・職務経歴書送付→書類選考→面接(複数回)→内定
- 面接
面接では、募集職種にふさわしい人物かどうかを判断されます。現職(前職)の仕事内容の深掘りをされると考えてください。
自己PRに関すること
- 現職(前職)の仕事内容を説明してください
- これまでの仕事で何を頑張ってきましたか
- 失敗をしたときは落ち込みますか
志望動機に関すること
- なぜ武蔵野銀行に応募しましたか
退職理由に関すること
- 現職(前職)を退職する理由を教えてください
面接攻略の考え方【転職】
転職の面接では自己PRと志望動機、退職理由を必ず訊かれます。
それらについて的確に答えるための準備をしてください。
以下の自己PRと志望動機、退職理由のヒントが参考になります。
- 面接時の自己PRのヒント
■課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
武蔵野銀行は、特に課題解決力と行動力を求めていると考えられます。
上記の求める人材にあるように、武蔵野銀行は「銀行の使命を理解し、高度なスキルと既成概念にとらわれない柔軟で新しい発想力をもって、お客様と銀行の発展に貢献できる人」を求めています。
このような人は、まさに課題解決力と行動力のある人です。
現在武蔵野銀行は、銀行を取り巻く環境が激変するなかで、顧客が求める課題解決に貢献するソリューション営業や、企業の事業性評価や海外進出支援、地方創生、新しい金融サービスであるフィンテックの活用に力を注いでいます。
これらを推進するために、中途採用で経験豊富な人を採用しようとしています。
これらの業務で確実な成果を上げるために、課題解決力と行動力が必要とされるのではないでしょうか。
転職の面接では、現職(前職)において、応募書類だけでは説明しきれない仕事ぶりを説明してください。
仕事の中で、課題を見つけ、解決のためにこれまでの考えにとらわれない新しい対策を立案し、関係者を巻き込んで粘り強く遂行した経験があれば、それを加えてください。
さらに職務を実行するさいに困難だったこと、困難をどのように乗り越えたか、その結果どのような成果を上げたかを伝えてください。
もし上記の能力について乏しい場合は、自分の最も伝えたい能力を面接で上手に説明して、間接的にでも募集業務に役立つことを伝えましょう。
■募集職種の専門的な知識を答えられるように準備する
武蔵野銀行の中途採用の募集では、経験者に限定した募集となっています。
なので、金融業界や銀行業界の知識は当然のこととして、応募職種の知識をどれだけ持っているか確認されることがあります。
よってそれらの専門的な知識とか、直近のニュースで話題になった金融、銀行業界に関することで質問があれば答えられるようにしましょう。
- 面接時に志望動機を語るヒント
■なぜ武蔵野銀行を選ぶのか明確に伝える
武蔵野銀行を志望する人は、武蔵野銀行と並行して地元の他の金融機関や東京の金融機関にも応募する人がことと思います。
そのような競合先と比較し、なぜ武蔵野銀行なのかをしっかり答えられなくてはなりません。
そのためには、武蔵野銀行と競合先のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。
一方で、武蔵野銀行の会社概要や経営理念などから感じたことをまとめてください。
武蔵野銀行や他の金融機関を訪れて、その違いを肌で感じることも有効です。
そのなかで、自分の共感できることが志望動機となります。
■武蔵野銀行で何をしたいかを明確に伝える
中途採用の応募者は、武蔵野銀行でどのような仕事をやりたいかをしっかりと説明する必要があります。
応募職種を選んだ主な理由は、現職(前職)で培った自分の経験や能力、スキルが武蔵野銀行で活かせることだと思います。
なので、現職(前職)の職務内容と使える能力やスキルなどを説明し、採用されたらやりたい仕事で貢献できることを伝えてください。
- 転職面接時に退職理由を語るヒント
■面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする
「なるほど、そのような前向きな理由があって退職したのですね」と面接官に納得してもらえる内容を説明しましょう。
間違っても上司と合わないとか、労働条件が悪いなどというネガティブな理由を言わないでください。
例えば、現職(前職)では、自分の持つ能力、スキルをこれ以上向上させることが難しく、キャリアアップのために転職を考えたというような言い方です。
以上、武蔵野銀行の中途採用情報と転職面接攻略の考え方を説明しました。
特に面接は複数回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。
また、さらに面接対策を完全にしたい転職希望者のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの転職面接必勝法」の販売も行っています。
本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。
面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【転職】
武蔵野銀行の面接を攻略するためには、まず銀行業界を取り巻く環境を理解することと、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。(金融機関に勤務の人はご存知のことと思いますが)
ブログ記事「【2021年】銀行業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。
続いて、武蔵野銀行とはどのような銀行なのかを理解することも面接準備には必須です。
武蔵野銀行の会社概要、経営理念、中期経営計画など面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
これら以外にも武蔵野銀行のホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。
本記事の後半で武蔵野銀行のホームページから得た基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。
武蔵野銀行の面接攻略のまとめ【転職】
武蔵野銀行に入行を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?
武蔵野銀行が採用したい人材は、「銀行の使命を理解し、高度なスキルと既成概念にとらわれない柔軟で新しい発想力をもって、お客様と銀行の発展に貢献できる人」です。
面接では、募集職種にふさわしい人物かどうかを判断されます。現職(前職)の仕事内容の深掘りをされると考えてください。
面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。
- 課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
- 募集職種の専門的な知識を答えられるように準備する
面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- なぜ武蔵野銀行を選ぶのか明確に伝える
- 武蔵野銀行で何をしたいかを明確に伝える
面接で退職理由を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- 面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする
面接を攻略するためには、まずは銀行業界を取り巻く環境を理解すると同時に、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
また、武蔵野銀行とはどのような銀行なのかを理解することも面接準備には必須です。
武蔵野銀行の会社に関する知識など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
以下のリンクも参照ください。
武蔵野銀行を志望するときに知っておきたい社風
武蔵野銀行を受けるにあたり知っておきたい社風について以下に記します。
- 同期とのつながりが深く、人事部が職場の様子を気にかけてくれます。
- 地元の中小企業や、個人を第一に考える顧客尊重が根付いています。
- 社員同士の交流を図るイベントが多く開催されます。
- ノー残業デーもあり、定時退社も増えました。しかし、繁忙期は残業で遅くまで働くことがあります。計画休暇や長期休暇取得は義務となっています。
- 本部との連携もあり専門的な内容については支援してもらえます。研修やセミナーも充実しており、専門知識を学べます。
面接で語る志望動機を作る際、社風をよく知っていることが大切です。
武蔵野銀行の会社概要
ここからは武蔵野銀行の会社概要を説明します。面接において志望動機を語る上で役に立ちます。
- 武蔵野銀行は、1952年設立されました。
その後2016年、千葉銀行と包括提携し「千葉・武蔵野アライアンス」を締結しました。
さらに2019年には金融サービス高度化や、キャッシュレスなどの課題の取り組みのため地方銀行が連携する「TSUBASAアライアンス」に参加しています。
- 2019年3月期における埼玉県の預金シェアは13.18%、貸出金シェアは18.76%です。
- 2020年3月期の決算数字は次の通りです。
資本金は、457億円です。
従業員数は、2,103名です。
総資産は、46,593億円です。
預金等残高は、43,608億円です。
貸出金残高は、35,845億円です。
経常収益は、67,852百万円です。
経常利益は、8,745百万円です。
当期純利益は、8,066百万円です。
自己資本利率は8.13%と、国内基準の4%をクリアしています。
日本格付け研究所の格付けは「A」と安全性について高い評価がされています。(2020年9月)
面接で志望動機を語るさいは、地域密着経営と経営の安定性を取り上げてもよいでしょう。
武蔵野銀行の経営理念
ここからは武蔵野銀行の企業理念を記します。
経営理念
当行は、創業以来「地域共存」「顧客尊重」を永遠のテーゼとして掲げ、郷土「彩の国さいたま」の地元銀行として総合金融サービスの向上に努め、地域金融機関として、地元の皆さまに役立つことを企業使命に、地域経済・社会への貢献を果たし続ける。
企業使命
埼玉県に本店を有する唯一の地方銀行として、金融手段を柱とするトータルサービスの提供を行うことにより、時代のニーズに的確に応え、地域・顧客に頼られる存在となり、企業市民として、企業の発展と地域のアメニティー増進に積極的に貢献する。
面接では「経営理念を知っていますか」と質問されることもあるかも知れません。覚えておくと良いでしょう。
武蔵野銀行の中期経営計画
武蔵野銀行は、2019年度~2022年度中期経営計画を策定し、推進中です。長期ビジョンMVPと合わせて、その要約を記します。
長期ビジョン「MVP」は、埼玉に新たな価値を創造する「地域NO.1銀行」~Value-making Bank~をかかげて、埼玉の発展を主導し、顧客の期待に応えることで自らも成長することとしています。
中期経営計画「MVP70」は、課題解決を通じて、顧客の満足と銀行本業の収益を得ながら、地域の発展のために再投資するビジネスモデルを追求することを目指しています。
成長戦略として、次の7点を推進しています。
- 地域№1のソリューションに向けた担当者役割の明確化と、高い解決力を持つ人材育成、成長マーケットでの拠点拡充
- 法⼈顧客へのソリューション営業の高度化と、事業承継や国際化など企業ニーズへ対応
- 個⼈顧客の中長期資産形成のための最適な提案と、相続・資産承継サポート
- 埼⽟を知り尽くした、価値ある地⽅創⽣
- 顧客接点の拡充のため⾮対⾯チャネルの機能強化と、キャッシュレス対応の決済ビジネス強化、デジタル化を活⽤した少⼈数による業務運営
- 千葉・武蔵野アライアンスは、⾸都圏における存在感の⼀層の向上、TSUBASAアライアンスは、広域連携で先進課題を解決
- 透明性の⾼い企業統治(コーポレートガバナンス)と、SDGs(持続可能な開発⽬標)への対応など、経営管理態勢の⾼度化
面接で自己PRや志望動機を語るさいは、中期経営計画を知っておくことが大切です。覚えておきましょう。