【25卒/24年転職】面接官が教える「青森銀行」の面接対策
青森県最大手の金融機関である青森銀行に入行を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。
応募者は事前にどのような面接の対策をしたらよいのでしょうか?
青森銀行に入行を希望する人がぜひとも知っておきたい面接に関する情報や、ノウハウというものがあります。
例えば青森銀行の面接では、求める人材をよく理解した上で、特に課題解決力と行動力をアピールすることが大切です。
人との信頼関係を築くためのスキルも重要視されています。
一方、面接で志望動機を語るためには、競合他社と比べてなぜ青森銀行なのか答えられなければいけません。
これら以外にも青森銀行の面接を受けるにあたって大切なポイントがあります。
本ブログでは、面接官である筆者が、青森銀行の採用情報とともに、面接で必ず訊かれる自己PRや志望動機の受け答えなどについてその対策を解説していきます。
さらに面接に臨むうえで必要な知識として、青森銀行の会社に関する情報を載せています。
面接対策は、自己分析や企業研究の段階から既にはじまっています。
自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシート(就活)、職務経歴書(転職)を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。
就活中の学生や転職希望者は、本サイト「キャリア育みファーム」を読んでいただければ、自己分析・企業研究の段階からスムーズに選考・面接対策ができるようになります。
さらに、絶対の自信を持って臨みたい方には、「就活面接必勝法」・「転職面接必勝法」を用意しております。
青森銀行の求める人材
青森銀行はどのような人材を求めているのでしょうか?
青森銀行とみちのく銀行が経営統合したことで設立された金融持株会社のプロクレアホールディングスの「経営理念に込めた想い」には次のような内容が載っています。
理念に込めた想い
- 私たちは、健全性を堅持するとともに、地域の課題や可能性に積極的に挑戦することで、明るく豊かな未来を創ります。
- 私たちは、専門性を高めるとともに、期待を超えるサービスを追求することで、お客さまの信頼に応え、成長と発展に向けてともに歩み続けます。
ここから青森銀行の求める人材は次のような人であると考えます。
- 地域の課題や可能性に積極的に挑戦する人
- 専門性を高めるとともに、期待を超えるサービスを追求することで、お客さまの信頼に応え、成長する人
求める人材は、面接で自己PRをするときの参考としてぜひとも知っておいてください。
青森銀行の新卒採用情報について【就活】
はじめに青森銀行の新卒採用情報について以下に記します。
プロクレアホールディングス・青森銀行・みちのく銀行の3社は「採用共同事業体」設立し、共同で採用活動を行っています。
- 募集職種
募集職種は、「銀行業務全般」です。
- 選考フロー
WEBエントリー→エントリーシート・適性検査受検→書類選考→選考会→内定
- エントリーシート(23年卒)
- 学生時代に最も力を入れて取り組んだこと(300字以内)
- 人生のターニングポイント(200字以内)
- 最近関心を持った出来事(200字以内)
- あなたらしさを表す言葉(20字以内×3)
- 趣味・特技(100字以内)
- 面接
面接は2回行われ、求める人材かどうかを判断されます。学生時代に力を入れたことと志望動機の深掘りがあります。
自己PRに関すること
- 学生時代に力を入れたことは何ですか(強みを発揮した場面、大変だったこと)
- 長所と短所を教えてください
- 周りからどのような性格と思われていますか
志望動機に関すること
- 銀行業界を志望する理由を教えてください
- 青森銀行を志望する理由を教えてください
- 入行したらやりたいことは何ですか
- 銀行の置かれている現在の状況と、将来の展望について考えを聞かせてください
- 青森銀行の志望度と他社の選考状況を教えてください
- 採用人数
19年度入行実績 青森銀行40名
20年度入行実績 青森銀行46名 みちのく銀行36名
21年度入行実績 青森銀行42名 みちのく銀行22名
22年度入行実績 青森銀行44名 みちのく銀行22名
23年度入行実績 53名
24年度入行計画 50名
- 学歴フィルター
青森県出身者で県外の大学に進学した学生や、青森県の大学出身者が多いようです。
学歴フィルターは特にないと考えます。
面接攻略の考え方【就活】
就活の面接では自己PRと志望動機を必ず訊かれます。
よってそれらの答えをあらかじめ準備する必要があります。
以下の自己PRと志望動機のヒントを参考にしてまとめてください。
- 面接時の自己PRのヒント
■課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
青森銀行は、特に課題解決力と行動力を求めていると考えられます。
青森銀行の求める人材は「地域の課題や可能性に積極的に挑戦する」人であり、これは課題解決力と行動力を表しています。
金融持株会社であるプロクレアホールディングスの社名に込めた想いも、「挑戦と創造」です。
プロクレアホールディングスの第1次中期経営計画のスローガン「シナジーを早期に実現し、強固な経営基盤を構築する」のとおり、青森銀行・みちのく銀行は、想いをひとつにそれぞれの強みを融合させながら、金融サービスの強化と事業領域の拡大へ強力に取り組んでいます。
これらを推進するために課題解決力と行動力のある人材を求めているのではないでしょうか。
面接では、学生時代において最も力を入れたことを伝える中で、課題解決力と行動力をアピールしましょう。
課題を発見し、既存の発想にとらわれずに新しい解決法を考え、解決のための計画づくりができ、実現のために粘り強く取り組む人というアピールです。
力を入れたことは学業、クラブ活動、アルバイト、ボランティア活動などなんでも良いのです。
最も力を入れたことは何か、なぜ力を入れたのか、困難だったことと困難を解決するために創意工夫してどのように粘り強く行動したか、その結果と自分が身につけたことを語ってください。
但し、青森銀行は採用するすべての人に課題解決力と行動力を求めているわけではありません。
自分の最も伝えたい能力が他にあるなら、その能力を上手に説明してください。
■人と信頼関係を築くことができることを説明する
青森銀行は、「専門性を高めるとともに、期待を超えるサービスを追求することで、お客さまの信頼に応え、成長する」人も求めています。
青森銀行に入行時は、原則として県内営業店に配属となり、法人営業や個人営業を担当します。
これらの仕事をするうえで大切なことは、お客様との信頼関係を築き上げていくことです。
ホームページでも、法人営業担当の社員が「信頼関係を構築した上でなければ、どのような提案もお客さまには響きません」と語っています。また、個人営業担当の社員が、「何より信頼を得る、ということがいかに重要であるかを日々感じています」と伝えています。
信頼関係を築くために大切なことは、誠実であることです。
面接では、学生時代において最も力を入れたことを伝える中で、関係する人達に誠実に対応したことがわかるような説明を行ってください。
■明るく元気のある態度を見せる
青森銀行のお客様は、地元の企業や商店、支店の近くに住むご近所の方々が中心です。
支店のテラー(窓口担当)は、お客様と上手にコミュニケーションをとる必要があります。
それには明るく、元気な態度が求められます。
ホームページでも個人営業担当の社員が「仕事で心がけているのは、常に笑顔でいること」と語っています。
面接では、努めて明るく元気な態度を見せてください。
- 面接時に志望動機を語るヒント
■なぜ銀行を選ぶのか明確に伝える
銀行とは何か、銀行業界を取り巻く環境や、銀行業界の仕事についての基本は、ブログ記事「【2024年】銀行業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を参照ください。
銀行は、預金・貸付・為替の3大業務から、投資信託や保険商品などの手数料が収益の柱になりました。そして、経営・事業支援業務や個人向け資産運用コンサルティングも手掛けるようになりました。
地方銀行は、地方創生事業への関わりも重視されるようになってきました。
まずは、銀行業務の事業構造が変わってきていることを理解してください。
さらに、フィンテックと呼ばれる技術革新が進行中であり、フィンテックが事業モデルや仕事のあり方を変えてしまう可能性があることも理解してください。
マニュアルに書いてある通りに行う仕事は自動化され、行員は顧客に対するコンサルティングやより創造的な仕事を行うようになるでしょう。
このような変化の中で、自分が関心のあることを伝えられるとよいでしょう。
■なぜ青森銀行を選ぶのか明確に伝える
青森銀行の企業理念、事業内容、中期経営計画などから感じたことをまとめてください。
そのなかで、自分が共感できることが青森銀行を選んだ志望動機になります。
また、青森銀行と競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。
青森銀行を志望する人は、金融業界に興味がある人であり、青森銀行と並行して地元の金融機関や七十七銀行などにも応募する人が多いことと思います。
たとえ青森銀行が第一志望でなくても、競合先と比較しなぜ青森銀行なのかをしっかり答えられなくてはなりません。
青森銀行や他の競合金融機関を訪れて、その違いを肌で感じることも有効です。
■青森銀行でやりたい仕事を明確に伝える
青森銀行に入行時は、原則として県内営業店に配属となります。配属店において、ローテーションによる一定の基礎教育期間を経て、本人の適性・能力に応じ営業店および本部の業務を担当します。
営業店での基礎教育期間を習得後、将来やりたい仕事は何か、なぜその仕事をやりたいのかを説明できるようにしてください。
さらに、やりたい仕事で活かせる能力やスキルがあればそれを伝えてください。
■青森県への愛情を語る
青森銀行は基本的に青森県を営業地盤とする金融機関です。
青森県全域にネットワークを広げ、企業や住民、行政機関などとの取引や関係構築などを通じて、地域・産業を金融面から支え、地域経済の活性化に貢献するという社会的使命を担っています。
これらを推進するためには、青森県が好き、青森県とともに成長したい人が必要です。
青森県がこのように好きだと言えるように、地域のことを学びましょう。
■青森銀行の志望順位、他社の応募状況を答えられるようにする
志望順位については、迷わず第一志望です、と答えましょう。
他社の応募状況を聞かれたら、金融業界志望なら「同じ業界に応募中です」と伝えても構わないと思います。
それ以外なら「〇〇業界にも興味があり応募しています」と答えてください。この場合まったくの異業種であれば、なぜそこに応募したのか答えられるようにしてください。
以上、青森銀行の採用情報と面接攻略の考え方を説明しました。
特に面接は3回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。
また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい就活生のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの就活面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。
本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。
面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】
青森銀行は青森県最大手の金融機関であり、北海道や秋田、宮城、岩手、東京にも店舗を配置しています。
このような青森銀行の面接を攻略するためには、まず銀行業界を取り巻く環境を理解することと、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
ブログ記事「【2024年】銀行業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。
続いて、青森銀行とはどのような銀行なのかを理解することも面接準備には必須です。
青森銀行(プロクレアホールディングス)の会社概要、企業理念、中期経営計画など面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
これら以外にも青森銀行のホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。
本記事の後半で青森銀行のホームページから得た基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。
青森銀行の面接攻略のまとめ【就活】
青森銀行に入行を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?
青森銀行が採用したい人材は、「地域の課題や可能性に積極的に挑戦する」「専門性を高めるとともに、期待を超えるサービスを追求することで、お客さまの信頼に応え、成長する」人です。
面接では、求める人材かどうかを判断されます。学生時代に力を入れたことと志望動機の深掘りがあります。
面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。
- 課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
- 人との信頼関係を築くことができることを説明する
- 明るく元気のある態度を見せる
面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- なぜ銀行を選ぶのか明確に伝える
- なぜ青森銀行を選ぶのか明確に伝える
- 青森銀行でやりたい仕事を明確に伝える
- 青森県への愛情を語る
- 青森銀行の志望順位、他社の応募状況を答えられるようにする
面接を攻略するためには、まずは銀行業界を取り巻く環境を理解すると同時に、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
また、青森銀行とはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。
青森銀行の会社に関する知識など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも必読でしょう。
青森銀行の中途採用情報について【転職】
続いて青森銀行の転職面接について解説していきます。
はじめに青森銀行のキャリア(中途)採用情報について以下に記します。
- 募集業務
青森銀行は転職の希望者を対象とした中途採用を行っています。
行内に必要な能力、スキルを持つ人が足りないと思われる業務について募集しています。
なので、応募にあたっては社会人経験のある人を対象としています。(大学、大学院卒業後、3年程度以内の人も対象です)
現時点でどのような職種を募集しているか、詳細は、青森銀行のホームページにあるキャリア採用情報をご覧ください。
ちなみに、2023年10月現在、募集職種は銀行業務全般です。
- 選考フロー
履歴書・職務経歴書送付→書類選考→面接(複数回)→内定
- 面接
面接では、求める人材にふさわしい人物かどうかを判断されます。現職(前職)の仕事内容の深掘りもされると考えてください。
自己PRに関すること
- 現職(前職)の仕事内容を説明してください
- 青森銀行に家族や親せき、学校時代の友人はいますか
- ストレスはどのように発散していますか
志望動機に関すること
- 青森銀行を志望する理由は何ですか
- 仕事は、あなたにとって何ですか
退職理由に関すること
- 現職(前職)を退職する理由を教えてください
面接攻略の考え方【転職】
転職の面接では自己PRと志望動機、退職理由を必ず訊かれます。
それらについて的確に答えるための準備をしてください。
以下の自己PRと志望動機、退職理由のヒントが参考になります。
- 面接時の自己PRのヒント
■課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
青森銀行は、特に課題解決力と行動力を求めていると考えられます。
青森銀行の求める人材は「地域の課題や可能性に積極的に挑戦する」人であり、これは課題解決力と行動力を表しています。
金融持株会社であるプロクレアホールディングスの社名に込めた想いも、「挑戦と創造」です。
プロクレアホールディングスの第1次中期経営計画のスローガン「シナジーを早期に実現し、強固な経営基盤を構築する」のとおり、青森銀行・みちのく銀行は、想いをひとつにそれぞれの強みを融合させながら、金融サービスの強化と事業領域の拡大へ強力に取り組んでいます。
これらを推進するために課題解決力と行動力のある人材を求めているのではないでしょうか。
転職の面接では、現職(前職)において、応募書類だけでは説明しきれない仕事ぶりを説明してください。
その中で、目標達成に向けて課題を見つけ、既存の発想にとらわれず新しい解決法を考えて、関係者を巻き込んで粘り強く遂行した経験も加えてください。
さらに職務を実行するさいに困難だったこと、困難をどのように乗り越えて、成果を上げたかを伝えてください。
最後に、青森銀行で活かせる、身につけた知識やスキルを語ってください。
もし上記の能力について乏しい場合は、自分の最も伝えたい能力を面接で上手に説明して、間接的にでも募集職種に役立つことを伝えましょう。
■募集職種の知識を答えられるように準備する
青森銀行の中途採用では、社会人経験のある人を対象とした募集となっています。
金融機関経験者は、金融業界や銀行業界の専門知識をどれだけ持っているか確認されます。
一方、金融機関で働いた経験のない人は、銀行業界の基礎知識をどれだけ持っているか確認されるかも知れません。
よってそれらの知識とか、直近のニュースで話題になった金融、銀行業界に関することで質問があれば答えられるように準備しましょう。
- 面接時に志望動機を語るヒント
■なぜ青森銀行を選ぶのか明確に伝える
青森銀行(プロクレアホールディングス)の企業理念、事業内容、中期経営計画などから感じたことをまとめてください。
そのなかで、自分が共感できることが青森銀行を選んだ志望動機になります。
また、青森銀行と競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。
青森銀行を志望する人は、青森銀行と並行して地元の他の金融機関にも応募する人が多いことと思います。
Uターン希望者は、地元の有力企業も視野に入っているかも知れません。
そのような競合先と比較し、なぜその青森銀行なのかをしっかり答えられなくてはなりません。
青森銀行や他の金融機関を訪れて、その違いを肌で感じることも有効です。
■青森銀行でやりたい仕事を明確に伝える
中途採用の応募者は、青森銀行でどのような仕事をやりたいかとその理由をしっかりと説明する必要があります。
中途採用の応募者が応募職種を選んだ主な理由は、現職(前職)で培った自分の経験や能力、スキルが青森銀行で活かせることだと思います。
なので、現職(前職)の業務内容と使える能力やスキルなどを説明し、採用されたらやりたい仕事で貢献できることを伝えてください。
■青森県への愛情を語る
青森銀行は基本的に青森県を営業地盤とする金融機関です。
青森県全域にネットワークを広げ、企業や住民、行政機関などとの取引や関係構築などを通じて、地域・産業を金融面から支え、地域経済の活性化に貢献するという社会的使命を担っています。
これらを推進するためには、青森県が好き、青森県とともに成長したい人が必要です。
青森県がこのように好きだと言えるように、地域のことを学びましょう。
- 転職面接時に退職理由を語るヒント
■面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする
「なるほど、そのような前向きな理由があって退職したのですね」と面接官に納得してもらえる内容を説明しましょう。
間違っても上司と合わないとか、労働条件が悪いなどというネガティブな理由を言わないでください。
例えば、現職(前職)では、自分の持つ能力、スキルをこれ以上向上させることが難しく、キャリアアップのために転職を考えたというような言い方です。
以上、青森銀行の中途採用情報と転職面接攻略の考え方を説明しました。
特に面接は複数回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。
また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい転職希望者のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの転職面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。
本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。
面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【転職】
青森銀行の面接を攻略するためには、まず銀行業界を取り巻く環境を理解することと、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。(金融機関に勤務の人はご存知のことと思いますが)
ブログ記事「【2024年】銀行業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。
続いて、青森銀行とはどのような銀行なのかを理解することも面接準備には必須です。
青森銀行(プロクレアホールディングス)の会社概要、企業理念、中期経営計画など面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
これら以外にも青森銀行のホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。
本記事の後半で青森銀行のホームページから得た基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。
青森銀行の面接攻略のまとめ【転職】
青森銀行に入行を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?
青森銀行が採用したい人材は、「地域の課題や可能性に積極的に挑戦する」「専門性を高めるとともに、期待を超えるサービスを追求することで、お客さまの信頼に応え、成長する」人です。
面接では、求める人材かどうかを判断されます。現職(前職)の仕事内容の深掘りもされます。
面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。
- 課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
- 募集職種の知識を答えられるように準備する
面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- なぜ青森銀行を選ぶのか明確に伝える
- 青森銀行でやりたい仕事を明確に伝える
- 青森県への愛情を語る
面接で退職理由を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- 面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする
面接を攻略するためには、まずは銀行業界を取り巻く環境を理解すると同時に、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
また、青森銀行とはどのような銀行なのかを理解することも面接準備には必須です。
青森銀行の会社に関する知識など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも必読でしょう。
青森銀行を志望するときに知っておきたい社風
青森銀行を受けるにあたり知っておきたい社風について以下に記します。
- 行員同士の飲食の機会が多い支店もあります。
- 若手行員は地域イベントへの参加は必須です。
- 担当替えが頻繁にあり、様々な業務に携われますのでスキルが身につきます。
- 出産や育児、入園式、参観など有休が取得しやすく、女性の活躍を支援しています。
一方で、若手行員は有休が取りにくいということもあります。
面接で語る志望動機を作る際、社風をよく知っていることが大切です。
青森銀行の会社概要
ここからは青森銀行の会社概要を説明します。面接において志望動機を語る上で役に立ちます。
- 青森銀行は、1879年創業の第五十九国立銀行が母体です。その後、1943年に第五十九、八戸、津軽、板柳、青森の五行が合併し、青森銀行が創立されました。
青森銀行は、みちのく銀行と2022年4月に経営統合し、金融持株会社プロクレアホールディングスを設立しました。両行は2025年1月に合併を予定しています。
- プロクレアホールディングスの概要は次の通りです。
経営統合の目的は、「金融システムの安定と金融サービスの提供の維持・向上により地域産業の更なる発展と地域住民の生活の向上に貢献し持続的な成長を果たしていく」ことです。
経営統合の基本理念は、「両行グループの強みを最大限に活かし、金融の枠組みに捉われず地域・お客さまの成長・発展に貢献できる、新しいグループを創る」ことです。
ブランドコンセプトは、「挑戦と創造」です。
青森銀行とみちのく銀行の両行を合わせた青森県内の預金シェアは78.6%、貸出金シェアは80.4%です。
- 青森銀行の店舗数は82、そのうち青森県内に74、秋田県に2、北海道に3、宮城県に1、岩手県に1、東京都に1店舗を構えています。
- ブランドスローガンは、「未来からのありがとうのために。青森銀行」です。
- 青森銀行の2023年6月の経営数字は次の通りです。
資本金は、195億円です。
従業員数は、1,215人です。
プロクレアホールディングスの2023年3月期の決算数字は次の通りです。
総預金残高は、5兆2,665億円です。
貸出金残高は、3兆8,125億円です。
経常収益は、682億円です。
コア業務純益は、149億円です。
経常利益は、79億円です。
当期純利益は、51億円です。
自己資本比率は連結で8.88%と国内基準の4%を大きく上回っています。
青森銀行・プロクレアホールディングスの格付けについて、日本格付研究所は「Aー」、格付投資情報センターは「Aー」と安全性について高い評価がされています。(2023年9月)
面接で志望動機を語るさいは、地域密着経営と経営の安定性について取り上げても良いでしょう。
青森銀行・プロクレアホールディングスの企業(経営)理念
ここからは青森銀行・プロクレアホールディングスの企業(経営)理念を記します。
青森銀行企業理念
「地域のために お客さまとともに 人を大切に」
地域のために
私たちは、「公共的使命」を尊重し、豊かな地域社会の創造に貢献する、健全かつ強い銀行を創ります。
お客さまとともに
私たちは、「お客さま大事」を尊重し、誠意と英知を育み、真摯かつ魅力あふれる銀行を創ります。
人を大切に
私たちは、「自主性」を尊重し、自信と誇りに満ちた、進取かつ明朗な銀行を創ります。
プロクレアホールディングス経営理念
「地域の未来を創る」
「お客さまと歩み続ける」
「一人ひとりの想いを実現する」
面接では「企業(経営)理念を知っていますか」と質問されることもあるかも知れません。覚えておくと良いでしょう。
プロクレアホールディングスの中期経営計画
青森銀行の金融持株会社であるプロクレアホールディングスは、第1次中期経営計画『 挑戦と創造 』(2022年4月~2025年3月)を策定し推進中ですが、その概要を紹介します。
- 中期経営計画の位置付けとして、経営統合のシナジーを早期に実現し、強固な経営基盤の構築に取り組むことです。
- 経営課題として、「金融サービスの安定性と質の両立」「地域産業の発展・地域住民の生活の向上」「健全かつ持続的な経営基盤の構築」に取り組みます。
- 基本戦略として、「金融仲介機能の強化」「事業領域の拡大」「経営の合理化・効率化」「グループ基盤の強化」を推進します。
- 金融仲介機能の強化では、①伴走型コンサルティングの強化、②金融サービス・ソリューションの強化、③専門性の多角化と深化、④サービスのデジタル化を図ります。
- 事業領域の拡大では、⑤地域共創・総合商社モデルの構築を図ります。
- 経営の合理化・効率化では、⑥インフラ等の効率化、⑦業務のデジタル化、⑧組織体制の効率化を行います。
- グループ基盤の強化では、⑨人材力の強化、⑩有価証券運用力の強化、⑪リスク管理態勢の強化、⑫ガバナンス体制の強化、⑬その他サステナビリティ等の取り組み強化を行います。
面接で志望動機を語るにあたっては、プロクレアホールディングスの中期経営計画を理解しておくことが大切です。