【26卒/25年転職】面接官が教える「広島銀行」の面接対策

2024.10.27 更新
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広島県最大手の金融機関である広島銀行に入行を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。

応募者は事前にどのような面接の対策をしたらよいのでしょうか?

広島銀行に入行を希望する人がぜひとも知っておきたい面接に関する情報や、ノウハウというものがあります。

例えば広島銀行の面接では、求める人材をよく理解した上で、特に行動力をアピールすることが大切です。

人との信頼関係を築くためのスキルも必要とされています。

また、面接で志望動機を語るためには、競合他社と比べてなぜ広島銀行なのか答えられなければいけません。

これら以外にも広島銀行の面接を受けるにあたって大切なポイントがあります。

本ブログでは、面接官である筆者が、広島銀行の採用情報とともに、面接で必ず訊かれる自己PRや志望動機の受け答えなどについてその対策を解説していきます。

さらに面接に臨むうえで必要な知識として、広島銀行の会社に関する情報を載せています。

面接対策は、自己分析や企業研究の段階から既にはじまっています。

自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシート(就活)、職務経歴書(転職)を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。

就活中の学生や転職希望者は、本サイト「キャリア育みファーム」を読んでいただければ、自己分析・企業研究の段階からスムーズに選考・面接対策ができるようになります。

さらに、絶対の自信を持って臨みたい方には、「就活面接必勝法」・「転職面接必勝法」を用意しております。

目次
  1. 広島銀行の求める人材
  2. 広島銀行の新卒採用情報について【就活】
  3. 面接攻略の考え方【就活】
  4. 面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】
  5. 広島銀行の面接攻略のまとめ【就活】
  6. 広島銀行の中途採用情報について【転職】
  7. 面接攻略の考え方【転職】
  8. 面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【転職】
  9. 広島銀行の面接攻略のまとめ【転職】
  10. 広島銀行を志望するときに知っておきたい社風
  11. 広島銀行の会社概要
  12. ひろぎんホールディングスのパーパス・経営理念
  13. ひろぎんホールディングスの中期計画
  14. 参考リンク集

広島銀行の求める人材

広島銀行はどのような人材を求めているのでしょうか?

新卒採用サイトの「働き方を知る・自律的なキャリアを支援するプログラム」には、目指す人財像が載っています。

お客さま(相手)を想い、「明るく」「楽しく」「前向きに」チャレンジし続けることができる人財

これが私たちの目指す人財像です。

求める人材は、面接で自己PRをするときの参考としてぜひとも知っておいてください。

広島銀行の新卒採用情報について【就活】

はじめに広島銀行の新卒採用情報について以下に記します。

  1. 募集コース   

    転居を伴う転勤の有無によりAコースとLコースに分けて行っています。

    Aコースは、勤務地を限定しないコースです。Lコースは原則として転居・転勤をともなわない勤務地域を限定するコースです。

  2. 選考フロー   

    プレエントリー→エントリーシート→適性検査→面接(複数回)・グループディスカッション→内々定

  3. エントリーシート(25年卒)

    自己PRに関すること

    • 自己PR(400字以下)
    • 学業・ゼミ・研究室などで取り組んだ内容(400字以下)
    • 学生時代に最も打ち込んだこと(400字以下)

    志望動機に関すること

    • 広島銀行の志望理由(400字以下)
  4. 面接   

    学生時代に力を入れたこと、志望動機の深掘りがあります。

    自己PRに関すること

    • 自己紹介してください
    • 自己PRしてください
    • 5分でこれまでの自分の人生を語ってください
    • 自分を何かに例えたら何ですか
    • 高校時代は何をしていましたか
    • 大学・学部を選んだ理由は何ですか
    • ゼミで取り組んだ内容を教えてください
    • 卒業論文の内容を教えてください
    • 学生時代に力を入れたことは何ですか(力を入れたきっかけ、集団の中での役割、最も苦労したこと、工夫したこと、その結果、経験から学んだこと)
    • サークル活動について話してください
    • 挫折体験を話してください(乗り越え方、学んだこと)
    • 最近チャレンジしたことはありますか
    • 周りからどのような人と言われますか
    • どのような人と一緒に働きたいですか
    • 強みは何ですか、強みを活かしてどのように活躍したいですか
    • 趣味は何ですか
    • 家族構成を教えてください
    • 家族は、銀行への就職についてどう思っていますか

    志望動機に関すること

    • なぜ金融を志望しますか
    • なぜ地方銀行を志望しますか
    • なぜ広島銀行を志望しますか
    • 他の銀行ではなく広島銀行を志望する理由は何ですか
    • 広島銀行の印象を教えてください
    • 営業の中で法人営業、個人営業どちらを希望しますか
    • 営業職において必要な特性は何だと考えていますか
    • 広島銀行でやってみたいことは何ですか
    • キャリアプランはありますか
    • 広島銀行の強みは何だと思いますか
    • 他社の応募状況と広島銀行の志望度を教えてください
  5. 採用人数

    19年度入行実績 164名(男性83名、女性81名)

    20年度入行実績 111名(男性61名、女性50名)

    21年度入行実績  92名(男性47名、女性45名)

    22年度入行実績  62名(男性33名、女性29名)

    23年度入行実績  68名(男性40名、女性28名)

    24年度入行実績 101名

  6. 学歴フィルター   

    広島県出身者で県外の大学に進学した学生や、広島県の大学出身者が多いようです。

    学歴フィルターは特にないと考えます。

面接攻略の考え方【就活】

就活の面接では自己PRと志望動機を必ず訊かれます。

よってそれらの答えをあらかじめ準備する必要があります。

以下の自己PRと志望動機のヒントを参考にしてまとめてください。

  1. 面接時の自己PRのヒント

    ■行動力を自分の中で探してアピールする

    広島銀行は、特に行動力を求めていると考えられます。

    行動力とは、自分の立場を理解して、何をすべきかを考え、やるべきことについて前向きに、目的達成まで粘り強く取り組む力です。

    上記の求める人材にあるように、広島銀行は『お客さま(相手)を想い、「明るく」「楽しく」「前向きに」チャレンジし続けることができる』人を求めています。

    ここで、『「前向きに」チャレンジし続けることができる』は、行動力を表しています。

    ひろぎんホールディングスは、10年後の求められる地域像を「活力ある地域」、10年後のグループの目指す姿を「活力ある地域の実現に貢献し、地域において圧倒的な存在感を発揮」している状態と定めました。

    「目指す姿」の実現に向け、前半の5年間を計画期間とする中期計画を策定し、そのなかで取組むべき事項を整理するために、マテリアリティ(地域の優先取組課題)を明確化しました。

    このマテリアリティに対して「価値創造戦略」と「経営基盤戦略」を展開することで、社会課題の解決とグループの持続的成長(企業価値向上)につなげていこうとしています。

    この推進のためには、まさに行動力のある人が求められているのではないでしょうか。

    面接では、学生時代において力を入れたことを伝える中で、行動力をアピールしましょう。

    力を入れたことは学業、クラブ・サークル活動、アルバイト、ボランティア活動などなんでも良いです。

    最も力を入れたことは何か、そこで困難だったことは何か、困難をどのように粘り強く乗り越えたか、その結果と自分が身につけたことを語れるようにしてください。

    但し、広島銀行は採用するすべての人に行動力を求めているわけではありません。

    自分の最も伝えたい能力が他にあるなら、その能力を上手に説明してください。

    ■人と信頼関係を築くことができることを説明する

    広島銀行は、「お客さま(相手)を想う」人も求めています。

    「お客さま(相手)を想う」とは、顧客の課題やニーズを知り、顧客の気持ちに寄り添って、期待に応えていくことです。

    このような誠実な対応を行うことで、顧客との信頼関係をつくることができます。

    面接では、学生時代において最も力を入れたことを伝える中で、関係する人達に対して誠実に対応したことがわかるような説明を行ってください。

    ■明るく元気のある態度を見せる

    広島銀行は、「明るく」「楽しく」仕事ができる人も求めています。

    広島銀行のお客様は、地元の企業や商店、支店の近くに住むご近所の方々が中心です。

    新入行員は原則として支店に配属となり、銀行の基礎的な業務を習得することからスタートします。

    窓口や後方事務、法人営業・法人融資、個人営業などお客様と直接接する行員は、お客様と明るく元気に接することが求められます。

    あるいは、行内で「明るく」「楽しく」元気に仕事をすれば、周囲にも良い影響を与えます。

    面接では、努めて明るく元気な態度を見せてください。

  2. 面接時に志望動機を語るヒント

    ■なぜ銀行を選ぶのか明確に伝える

    銀行とは何か、銀行業界を取り巻く環境や、銀行業界の仕事についての基本は、ブログ記事「【2025年】銀行業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を参照ください。

    銀行は、これまでの3大業務である預金・融資・為替から、投資信託や保険商品などの手数料を収益の柱とするようになりました。

    そして経営・事業支援業務や個人向け資産運用コンサルティングも手掛けるようになりました。

    地方銀行は、地方創生事業への関わりも重視されるようになってきました。

    まずは、銀行業務の事業構造が変わってきていることを理解してください。

    さらに、フィンテックに代表される金融デジタライゼーションが進行中であり、事業モデルや仕事のあり方を変えてしまう可能性があることも理解してください。

    マニュアルに書いてある通りに行う仕事は自動化され、行員は顧客との折衝や、より創造的な仕事を行うようになると考えられます。

    このような変化を理解した上で、金融・銀行業について興味があるのだということを伝えられるとよいでしょう。

    ■なぜ広島銀行を選ぶのか明確に伝える

    広島銀行の事業内容、ひろぎんホールディングスの経営理念・中期計画などから感じたことをまとめてください。

    そのなかで、自分が共感できることが広島銀行を選んだ志望動機になります。

    また広島銀行と競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。

    広島銀行を志望する人は金融業界に興味がある人であり、広島銀行と並行して地元の広島信用金庫や、山口フィナンシャルグループ、中国銀行といった地方銀行などにも応募する人が多いことと思います。

    たとえ広島銀行が第一志望でなくても、競合先と比較しなぜ広島銀行なのかを質問されたときに、しっかり答えられなくてはなりません。

    広島銀行や他の競合金融機関を訪れて、その違いを肌で感じることも有効です。

    ■広島銀行でやりたい仕事を明確に伝える

    新入行員は原則として支店に配属となり、銀行の基礎的な業務を習得することからスタートします。

    そして一通り銀行の基礎的な業務を習得した後に、将来やりたい仕事は何か、なぜその仕事をやりたいのかを説明できるようにしてください。

    さらに、やりたい仕事で活かせる能力やスキルがあればそれを伝えてください。

    ■広島銀行の志望順位、他社の応募状況を答えられるようにする

    志望順位については、迷わず第一志望です、と答えましょう。

    他社の応募状況を聞かれたら、金融業界志望なら「同じ業界に応募中です」と伝えても構わないと思います。

    それ以外なら「〇〇業界にも興味があり応募しています」と答えてください。この場合まったくの異業種であれば、なぜそこに応募したのか答えられるようにしてください。

以上、広島銀行の採用情報と面接攻略の考え方を説明しました。

特に面接は複数回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。

また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい就活生のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの就活面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。

本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。

面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】

広島銀行は広島県最大手の金融機関であり、広島県を中心に岡山県や山口県、愛媛県、島根県、福岡県、兵庫県、大阪府、愛知県、東京都に店舗を配置しています。海外にも駐在員事務所があります。

このような広島銀行の面接を攻略するためには、まず銀行業界を取り巻く環境を理解することと、銀行業界で働いた場合の仕事の内容も理解しておくことが大切です。

ブログ記事「【2025年】銀行業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。

続いて、広島銀行とはどのような銀行なのかを理解することも面接準備には必須です。

広島銀行の会社概要、ひろぎんホールディングスの経営理念や中期計画など面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

これら以外にも広島銀行のホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。

本記事の後半で広島銀行のホームページから得た基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。

広島銀行の面接攻略のまとめ【就活】

広島銀行に入行を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?

広島銀行が採用したい人材は、『お客さま(相手)を想い、「明るく」「楽しく」「前向きに」チャレンジし続けることができる』人です。

面接では、学生時代に力を入れたこと、志望動機の深掘りがあります。

面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。

  • 行動力を自分の中で探してアピールする
  • 人と信頼関係を築くことができることを説明する
  • 明るく元気のある態度を見せる

面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。

  • なぜ銀行を選ぶのか明確に伝える
  • なぜ広島銀行を選ぶのか明確に伝える
  • 広島銀行でやりたい仕事を明確に伝える
  • 広島銀行の志望順位、他社の応募状況を答えられるようにする

面接を攻略するためには、まずは銀行業界を取り巻く環境を理解すると同時に、銀行業界で働いた場合の仕事の内容も理解しておくことが大切です。

また、広島銀行とはどのような会社なのかを理解することも、面接準備には必須です。

広島銀行の会社に関する知識など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも参考にしてください。

広島銀行の中途採用情報について【転職】

続いて広島銀行の転職面接について説明します。

はじめに広島銀行のキャリア(中途)採用情報について以下に記します。

  1. 募集業務   

    広島銀行は転職の希望者を対象とした中途採用を行っています。

    社内に必要な能力、スキルを持つ人が足りないと思われる職種を募集しています。

    現時点ではどのような職種を募集しているか、詳細は広島銀行のホームページのキャリア(中途)採用情報をご覧ください。

    ちなみに2024年10月現在以下の職種を募集しています。

    ①法人営業 ②個人営業 ③本店部企画業務 ④デジタル企画業務 ⑤銀行システム・ITに関する企画業務 ⑥有価証券運用・リスク管理業務です。

    • 入行後Aコース(勤務地を限定しないコース)とLコース(原則、転居転勤をともなわない地域を限定するコース)のいずれかを選択します。
    • ①法人営業 ②個人営業は、金融機関等(銀行、証券、生損保等)経験者で40歳迄の人限定です。
    • ⑤銀行システム・ITに関する企画業務は、銀行のシステム部門またはシステムベンダーで勤務経験者限定です。
    • 第二新卒(大学卒業後3年以内)の応募可能です。
    • Uターンを歓迎しています。
  2. 選考フロー   

    履歴書・職務経歴書送付→書類選考→面接→内定

  3. 面接  

    面接では、求める人材にふさわしい人物か、及び募集業務にふさわしい能力・経験があるかどうかかを判断されます。

    自己PRに関すること

    • 現職(前職)の仕事内容を説明してください

    志望動機に関すること

    • なぜ広島銀行を志望しますか

    退職理由に関すること

    • 現職(前職)を退職する理由は何ですか

面接攻略の考え方【転職】

転職の面接では自己PRと志望動機、退職理由を必ず訊かれます。

それらについて的確に答えるための準備をしてください。

以下の自己PRと志望動機、退職理由のヒントが参考になります。

  1. 面接時の自己PRのヒント  

    ■行動力を自分の中で探してアピールする

    広島銀行は、特に行動力を求めていると考えられます。

    行動力とは、自分の立場を理解して、何をすべきかを考え、やるべきことについて前向きに、目的達成まで粘り強く取り組む力です。

    上記の求める人材にあるように、広島銀行は『お客さま(相手)を想い、「明るく」「楽しく」「前向きに」チャレンジし続けることができる』人を求めています。

    ここで、『「前向きに」チャレンジし続けることができる』は、行動力を表しています。

    ひろぎんホールディングスは、10年後の求められる地域像を「活力ある地域」、10年後のグループの目指す姿を「活力ある地域の実現に貢献し、地域において圧倒的な存在感を発揮」している状態と定めました。

    「目指す姿」の実現に向け、前半の5年間を計画期間とする中期計画を策定し、そのなかで取組むべき事項を整理するために、マテリアリティ(地域の優先取組課題)を明確化しました。

    このマテリアリティに対して「価値創造戦略」と「経営基盤戦略」を展開することで、社会課題の解決とグループの持続的成長(企業価値向上)につなげていこうとしています。

    この推進のためには、まさに行動力のある人が求められているのではないでしょうか。

    • 十分な職歴のある場合

      転職の面接では、現職(前職)において、履歴書や職務経歴書だけでは説明しきれない仕事ぶりを説明してください。

      そして職務を遂行する中で、業務目標達成のために困難だったことは何か、解決のためにどのように粘り強く職務を遂行したか、その結果を語れるようにしてください。

      最後に、広島銀行で活かせる身につけた知識やスキルを語ってください。

    • 第二新卒の場合

      第二新卒で、仕事のうえで誇れる成果をあげた場合は、業務目標達成のために困難だったことは何か、困難にどのように粘り強く対応して職務を遂行したかを語ってください。

      社会人経験が短いために仕事のうえで誇れるような成果をあげていない場合は、学生時代に力を入れたことで困難だったこと、困難を解決するためにどのように粘り強く行動したか、その結果と自分が身につけたことを語ってください。

    もし上記の能力について乏しい場合は、自分の最も伝えたい能力を面接で上手に説明して、間接的にでも募集業務に役立つことを伝えましょう。

    ■応募職種・業務の知識を答えられるように準備する

    広島銀行の「キャリア採用」の募集のうち、法人営業や個人営業、銀行システム・ITに関する企画業務は、経験者の募集となっています。(それ以外は未経験者可)

    金融機関出身者は、金融業界や銀行業界の専門知識及び、応募職種・業務の専門的な知識をどれだけ持っているか確認が想定されます。

    金融機関以外の出身者は、金融業界や銀行業界の基礎的知識と、応募職種・業務の専門知識をどれだけ持っているか確認されるでしょう。

    第二新卒においても、金融業界や銀行業界の基礎的知識や、応募職種・業務の基礎的な知識を身につけておくように準備しましょう。

    また、直近のニュースで話題になった金融・銀行業界に関すること等で、質問があれば答えられるようにしましょう。

  2. 面接時に志望動機を語るヒント

    ■なぜ広島銀行を選ぶのか明確に伝える

    広島銀行の事業内容、ひろぎんホールディングスの経営理念・中期計画などから感じたことをまとめてください。

    そのなかで、自分が共感できることが広島銀行を選んだ志望動機になります。

    また広島銀行と競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。

    広島銀行を志望する人は、広島銀行と並行して地元や隣県の金融機関にも応募する人が多いことと思います。

    Uターン希望者は、地元の有力企業も視野に入っているかも知れません。

    たとえ広島銀行が第一志望でなくても、競合先と比較しなぜ広島銀行なのかを質問されたときに、しっかり答えられなくてはなりません。

    広島銀行や他の競合金融機関を訪れて、その違いを肌で感じることも有効です。

    ■広島銀行で応募する職種・業務を選んだ理由とやりたい仕事を明確に伝える

    中途採用の応募者は、応募する職種・業務を選んだ理由と、どのような仕事をやりたいか、なぜやりたいかをしっかりと説明する必要があります。

    中途採用の応募者が応募職種・業務を選んだ主な理由は、現職(前職)で培った自分の経験や能力、スキルが広島銀行で活かせることだと思います。

    なので、現職(前職)の職務内容と使える能力やスキルなどを説明し、採用されたらやりたい仕事で貢献できることを伝えてください。

  3. 転職面接時に退職理由を語るヒント

    ■面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする

    「なるほど、そのような前向きな理由があって退職したのですね」と面接官に納得してもらえる内容を説明しましょう。

    間違っても上司と合わないとか、労働条件が悪いなどというネガティブな理由を言わないでください。

    例えば、現職(前職)では、自分の持つ能力、スキルをこれ以上向上させることが難しく、キャリアアップのために転職を考えたというような言い方です。

以上、広島銀行の中途採用情報と転職面接攻略の考え方を説明しました。

特に面接では自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。

また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい転職希望者のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの転職面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。

本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。

面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【転職】

広島銀行の面接を攻略するためには、まず銀行業界を取り巻く環境を理解することと、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが必要です。(金融機関に勤務の人はご存知のことと思いますが)

ブログ記事「【2025年】銀行業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。

続いて、広島銀行とはどのような銀行なのかを理解することも面接準備には必須です。

広島銀行の会社概要、ひろぎんホールディングスの経営理念や中期計画など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

これら以外にも広島銀行のホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。

本記事の後半で広島銀行のホームページから得た基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。

広島銀行の面接攻略のまとめ【転職】

広島銀行に中途入社を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?

広島銀行が採用したい人材は、『お客さま(相手)を想い、「明るく」「楽しく」「前向きに」チャレンジし続けることができる』人です。

面接では、現職(前職)の仕事内容の深掘りがされます。

面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。

  • 行動力を自分の中で探してアピールする
  • 応募職種・業務の知識を答えられるように準備する

面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。

  • なぜ広島銀行を選ぶのか明確に伝える
  • 広島銀行で応募する職種・業務を選んだ理由とやりたい仕事を明確に伝える

面接で退職理由を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。

  • 面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする

面接を攻略するためには、まずは銀行業界を取り巻く環境を理解すると同時に、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。

また、広島銀行とはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。

広島銀行の会社に関する知識など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも参考にしてください。

広島銀行を志望するときに知っておきたい社風

広島銀行の面接を受けるにあたり知っておきたい社風について以下に記します。

  • 広島県では一番の銀行であり、地域から信頼されています。
  • 勤続が長くなれば本人の意見を上司が取り入れてくれるなど、仕事ができるようになります。
  • 女性は産休や育休をきちんと取れ、職場復帰後は短時間勤務なども選べます。子供の不調のとき遅刻・早退も有休扱いにしてもらえます。
  • どこの銀行も同様ですが古い体質が残っており、新入行員は雑務を依頼されます。

面接で語る志望動機を作る際、社風をよく知っていることが大切です。

広島銀行の会社概要

ここからは広島銀行の会社概要を説明します。面接において志望動機を語る上で役に立ちます。

  • 広島銀行は、1878年設立の第六十六国立銀行を創業としています。

    1920年に第六十六銀行を含む県内7行が大合同し藝備銀行が設立され、1945年には株式会社藝備銀行となりました。

    1950年に廣島銀行に行名変更し、その後1988年広島銀行に行名を変更しました。

    2020年には、金融持株会社のひろぎんホールディングスを設立し、その傘下に入りました。

  • 広島銀行は本支店151、出張所6の店舗を構えています。

    海外には、上海、バンコック、ハノイに駐在員事務所があります。(2024年5月末)

  • 広島県内の貸出金シェアは33.7%とトップです。(2024年3月末)
  • 2024年3月期の経営数字は次の通りです。  

    資本金は、545億73百万円です。

    従業員数は、3,180人です。

    総預金残高は、9兆2,573億円です。

    貸出金残高は、7兆7,457億円です。

    コア業務粗利益は、920億円です。

    経常利益は、314億円です。

    当期純利益は、265億円です。

    自己資本比率は連結で10.20%、単体で10.18%と国内基準の4%を大きく上回っています。

    格付けについて、ムーディーズは、「A2」、日本格付研究所は、「AA-」、格付投資情報センターは、「A+」と安全性について高い評価がされています。(2024年10月)

面接で志望動機を語るさいは、地域密着経営と経営の安定性について取り上げても良いでしょう。

ひろぎんホールディングスのパーパス・経営理念

ここでは、広島銀行を中核とするひろぎんホールディングスのパーパス・経営理念を紹介します。

パーパス

幅広いサービスを通じて、地域社会と共に、「未来を、ひろげる。」

経営ビジョン

お客さまに寄り添い、信頼される〈地域総合サービスグループ〉として、地域社会の豊かな未来の創造に貢献します

行動規範

ひろぎんホールディングスは、5つの行動規範に基づいて、地域社会と共に共通価値を創造し、持続可能な社会の実現に努めます

  1. 地域社会への貢献

    地域社会と共に歩み、その発展に積極的に貢献します

  2. お客さまへの貢献

    お客さまの視点に立って考動し、豊かな人生と事業の成長に貢献します

  3. 企業価値の向上

    企業価値の持続的な向上に努めます

  4. 「働きがい」の向上

    誰もが健康で明るく働きがいのある企業グループをつくります

  5. コンプライアンス

    高いレベルのコンプライアンスを実践します

面接では「経営ビジョンを知っていますか」と質問されることもあるかも知れません。覚えておくと良いでしょう。

ひろぎんホールディングスの中期計画

ひろぎんホールディングスは中期計画2024(2024年4月~2029年3月)を策定し推進中ですが、その概要について紹介します。

  1. 10年後の目指す姿

    求められる地域像は、「活力ある地域」、ひろぎんグループの目指す姿は、「活力ある地域」の実現に貢献し、地域において圧倒的な存在感を発揮、とする。

  2. 中期計画策定の考え方

    10年後の「目指す姿」の実現に向け、前半の5年間を計画期間とする中期計画を策定する。

  3. 戦略の考え方
    • 「10年後の求められる地域像」の実現に向け、取組むべき事項を整理してマテリアリティ(地域の優先取組課題)を明確化
    • マテリアリティに対して、以下の戦略を展開して、社会課題の解決(インパクト創出)・当社グループの持続的成長(企業価値向上)につなげる
    • 既存業務のクオリティ向上に加え、取引先・地域のニーズに対応すべく、ストラクチャー(組織)の見直し・新事業への積極的な投資等、地域活性化に取組む。

      これらを通じてグループとして「地力」をつけ、「成長投資」「健全性」「株主還元」をバランスさせるなか、企業価値の向上を図る

  4. 戦略
    • 価値創造戦略

      ①地域・顧客・グループがともに成長・発展する好循環を構築

      ②地方公共団体・地域企業との連携による地域の課題解決を通じた、地域活性化

      ③事業ステージ・ライフイベントに応じ、顧客の潜在的ニーズを掘り起こし、課題解決に向けソリューション提供

      ④各社の業容拡大、新事業の創出等を通じた、グループの成長・発展

    • 経営基盤強化戦略

      ①注力分野の体制強化の実現に向け、「専門人財のポートフォリオマネジメントの強化」、「人的資本投資の拡充」、「IT・DX を活用した業務プロセスの見直し」

      ②価値創造戦略を実現するため、DX を中心とした成長投資拡大

    • 戦略のドライバー

      「SX」・「DX」・「AX(アライアンス・トランスフォーメーション)」をドライバーとし、価値創造戦略および経営基盤強化戦略を実現

  5. 経営目標
    • 「地域活性化」に対して、スタートアップ・ベンチャー支援、人材紹介、街づくり・地域開発への関与、観光業への投融資、環境ファイナンス実行
    • 経営指標では、2028年度目標として、連結 ROE 7%以上、連結自己資本比率 11%程度、連結 BPS 2,000 円以上

面接で自己PRや志望動機を語るさいは、ひろぎんホールディングス中期計画を理解しておきましょう。

参考リンク集

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