【25卒/24年転職】面接官が教える「常陽銀行」の面接対策

2024.07.14 更新
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茨城県最大手の金融機関であり、足利銀行と共に金融持株会社の、めぶきフィナンシャルグループを構成する常陽銀行に入行を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。

応募者は事前にどのような面接の対策をしたらよいのでしょうか?

常陽銀行に入行を希望する人がぜひとも知っておきたい面接に関する情報や、ノウハウというものがあります。

常陽銀行の面接では、求める人材をよく理解した上で、特に行動力をアピールすることが大切です。

人と信頼関係を築くことができることも伝えてください。

また、面接で志望動機を語るためには、競合他社と比べてなぜ常陽銀行なのか答えられなければいけません。

これら以外にも常陽銀行の面接を受けるにあたって大切なポイントがあります。

本ブログでは、面接官である筆者が、常陽銀行の採用情報とともに、面接で必ず訊かれる自己PRや志望動機の受け答えなどについてその対策を解説していきます。

さらに面接に臨むうえで必要な知識として、常陽銀行の会社に関する情報を載せています。

面接対策は、自己分析や企業研究の段階から既にはじまっています。

自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシート(就活)、職務経歴書(転職)を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。

就活中の学生や転職希望者は、本サイト「キャリア育みファーム」を読んでいただければ、自己分析・企業研究の段階からスムーズに選考・面接対策ができるようになります。

さらに、絶対の自信を持って臨みたい方には、「就活面接必勝法」・「転職面接必勝法」を用意しております。

目次
  1. 常陽銀行の求める人材
  2. 常陽銀行の新卒採用情報について【就活】
  3. 面接攻略の考え方【就活】
  4. 面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】
  5. 常陽銀行の面接攻略のまとめ【就活】
  6. 常陽銀行の中途採用情報について【転職】
  7. 面接攻略の考え方【転職】
  8. 面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【転職】
  9. 常陽銀行の面接攻略のまとめ【転職】
  10. 常陽銀行を志望するときに知っておきたい社風
  11. 常陽銀行の会社概要
  12. 常陽銀行の経営理念
  13. めぶきフィナンシャルグループの中期経営計画
  14. 参考リンク集

常陽銀行の求める人材

常陽銀行はどのような人材を求めているのでしょうか?

リクナビ2024、キャリタス就活2024には、次のような求める人物像が載っています。

  • チャレンジ精神を持って、物事に意欲的に取り組む人

求める人材は、面接で自己PRをするときの参考としてぜひとも知っておいてください。

常陽銀行の新卒採用情報について【就活】

はじめに常陽銀行の新卒採用情報について以下に記します。

  1. 採用形態   

    採用形態は、FコースとAコースです。

    Fコースは、管理職としての活躍を目指すコースです。あらゆる業務に従事する可能性があります。人事異動によるスキルアップを重ね、上級職を目指します。

    Aコースは、期待する役割、業務内容はFコースと同様ですが、勤務地が限定されていて、本人の同意なく、自宅から通勤不能の範囲への転勤はありません。

  2. 選考フロー   

    WEBエントリー→エントリーシート→適性検査→面接→適性検査→面接(複数回)→内々定

  3. エントリーシート(24年卒)   

    自己PRに関すること

    • 現在の大学(院)・学部・学科を選んだ理由についてご入力ください。(100字以下)
    • 研究課題をご入力ください。(100字以下)

    志望動機に関すること

    • 会社選びで重視しているポイントをご入力ください。(100字以下)
    • 銀行業界を志望する理由についてご入力ください。(200字以下)
    • 当行を志望する理由についてご入力ください。(200字以下)
    • 当行で従事したい業務についてご入力ください。(100字以下)
    • 入行後3年間のキャリアプランとして当行でどのように成長していきたいか、ご入力ください。(200字以下)
  4. 面接   

    面接では求める人材にふさわしいかどうかを判断されます。

    自己PRに関すること

    • 自己PRしてください
    • 高校の時のクラブ活動は何をしていましたか(その時の役職)
    • 学生時代に力を入れたことを教えてください
    • 大学ではどのようなことを学びましたか
    • ゼミは何をしていましたか
    • あなたの強みと弱みを教えてください
    • 趣味と特技を教えてください
    • 周りの人からどのような人と言われますか
    • 最近興味を持っているものは何ですか

    志望動機に関すること

    • なぜ銀行業界を志望しますか
    • なぜ地方銀行を志望しますか
    • なぜ常陽銀行を志望しますか
    • 入行後、どのような仕事をしたいかその理由を含めて教えてください
    • 転勤は大丈夫ですか
    • 常陽銀行に応募することについて家族も賛成していますか
    • 他社の選考状況と常陽銀行の志望度を教えてください
  5. 採用人数

    19年度入行実績 124名(Fコース70名 一般職54名)

    20年度入行実績 101名(Fコース61名 一般職40名)

    21年度入行実績 106名(Fコース65名 一般職41名)

    22年度入行実績  80名(Fコース67名 Aコース13名)

    23年度入行実績 108名(Fコース73名 Aコース35名)

    24年度入行計画 120名

  6. 学歴フィルター   

    総合職は、茨城県出身者で県外の大学に進学した学生や、茨城県の大学出身者が多いようです。

    学歴フィルターは特にないと考えます。

面接攻略の考え方【就活】

就活の面接では自己PRと志望動機を必ず訊かれます。

よってそれらの答えをあらかじめ準備する必要があります。

以下の自己PRと志望動機のヒントを参考にしてまとめてください。

  1. 面接時の自己PRのヒント

    ■行動力を自分の中で探してアピールする

    常陽銀行は、特に行動力を求めていると考えられます。

    行動力とは、自分の立場を理解して、何をすべきかを考え、やるべきことについて目的達成まで、前向きに粘り強く取り組む力です。

    求める人材にある「チャレンジ精神を持って、物事に意欲的に取り組む」とは、まさに行動力を表しています。

    常陽銀行を取り巻く環境は、少子高齢化、産業・就労構造の変化、脱炭素・循環型社会への移行などに加え、新型コロナウイルスを契機に、ライフスタイルや経済・社会のあり方も大きく変化しています。

    こうしたなか、「長期ビジョン2030」を策定し、2030年に目指す姿を「地域とともにあゆむ価値創造グループ」と掲げました。長期ビジョンの実現に向け、「第3次グループ中期経営計画」では、3つの基本戦略である、「地域を支えるビジネスモデルの追求」、「持続可能な経営基盤の構築」、「人材の育成・活躍促進」に取り組んでいます。

    これらを推進するために、行動力のある人が求められているのではないでしょうか。

    面接では、学生時代において力を入れたことを伝える中で、行動力をアピールしましょう。

    力を入れたことは学業、クラブ活動、アルバイト、ボランティア活動などなんでも良いです。

    最も力を入れたことは何か、目標達成に向けて困難だったことは何か、困難をどのように粘り強く、乗り越えたか、その結果と自分が身につけたことを語れるようにしてください。

    但し、常陽銀行は採用するすべての人に行動力を求めているわけではありません。

    自分の最も伝えたい能力が他にあるなら、その能力を上手に説明してください。

    ■人と信頼関係を築くことができることを説明する

    常陽銀行に入行後は、多くの人が営業店に配属となり、銀行業務の基本を習得します。

    営業店の個人・法人渉外、個人ローン、店頭営業の担当者は、お客様と直接お会いして要望をうかがい、お客さまの期待に応えることを求められます。

    ホームページで、『営業店は、地域における「常陽銀行の顔」として地域のお客様の役に立ち、信頼を築くという重要な役割を担っている』と記されています。

    信頼関係を築くために大切なことは、誠実であることです。

    面接では、学生時代において最も力を入れたことを伝える中で、関係する人達に対して誠実に対応したことがわかるような説明を行ってください。

  2. 面接時に志望動機を語るヒント

    ■なぜ銀行を選ぶのか明確に伝える

    銀行とは何か、銀行業界を取り巻く環境や、銀行業界の仕事についての基本は、ブログ記事「【2024年】銀行業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を参照ください。

    銀行はこれまでの3大業務である預金・貸付・為替から、投資信託や保険商品などの手数料を収益の柱とするようになりました。

    そして、経営・事業支援業務や個人向け資産運用コンサルティングも手掛けるようになりました。

    地域銀行は、地方創生活動も積極的に行っています。

    まずは、銀行業務の事業構造が変わってきていることを理解してください。

    さらに、フィンテックに代表される金融デジタライゼーションが進行中であり、事業モデルや仕事のあり方を変えてしまう可能性があることも理解してください。

    マニュアルに書いてある通りに行う仕事は自動化され、行員は顧客との折衝や、より創造的な仕事を行うようになると考えられます。

    このような変化を理解したうえで、金融・銀行業に興味があることを伝えられるとよいでしょう。

    ■なぜ常陽銀行を選ぶのか明確に伝える

    常陽銀行の経営理念、事業内容、めぶきフィナンシャルグループの中期経営計画などから感じたことをまとめてください。

    そのなかで、自分が共感できることが常陽銀行を選んだ志望動機になります。

    また、常陽銀行と競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。

    常陽銀行を志望する人は、金融業界に興味がある人であり、常陽銀行と並行して地元の筑波銀行や他の金融機関などにも応募する人が多いことと思います。

    あるいは、近県の金融機関に興味がある人もいるかも知れません。

    たとえ常陽銀行が第一志望でなくても、競合先と比較しなぜその常陽銀行なのかを質問されたときに、しっかり答えられなくてはなりません。

    常陽銀行や他の競合金融機関を訪れて、その違いを肌で感じることも有効です。

    ■常陽銀行でやりたい仕事を明確に伝える

    常陽銀行に入行後は、多くの人が営業店に配属となり、銀行業務の基本を習得し、その後は本人の適性や能力などに応じて営業店や本部に勤務することになります。

    銀行業務の基本を習得した後で、やりたい仕事は何か、なぜその仕事をやりたいのかを説明できるようにしてください。

    さらに、やりたい仕事で活かせる能力やスキルがあればそれを伝えてください。

    ■茨城県への愛情を語る

    常陽銀行の経営理念は「健全、協創、地域と共に」であり、地域金融機関として、お客さまのため、地域のために何ができるのか、懸命に考え実践する、とうたっています。

    常陽銀行は基本的に茨城県を営業地盤とする金融機関です。

    茨城県全域にネットワークを広げ、企業や住民、行政機関などとの取引や関係構築などを通じて、地域・産業を金融面から支え、地域経済の活性化に貢献するという社会的使命を担っています。

    これらを推進するためには、茨城県が好き、茨城県とともに成長したい人が必要です。

    茨城県がこのように好きだと言えるように、地域のことを学びましょう。

    ■常陽銀行の志望順位、他社の応募状況を答えられるようにする

    志望順位については、迷わず第一志望です、と答えましょう。

    他社の応募状況を聞かれたら、金融業界志望なら「同じ業界に応募中です」と伝えても構わないと思います。

    それ以外なら「〇〇業界にも興味があり応募しています」と答えてください。この場合まったくの異業種であれば、なぜそこに応募したのか答えられるようにしてください。

以上、常陽銀行の採用情報と面接攻略の考え方を説明しました。

特に面接は複数回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。

また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい就活生のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの就活面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。

本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。

面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】

常陽銀行は茨城県最大手の金融機関であり、茨城県を中心に宮城県や福島県、栃木県、埼玉県、千葉県、東京、大阪に店舗を配置しています。海外にも駐在員事務所があります。

このような常陽銀行の面接を攻略するためには、まず銀行業界を取り巻く環境を理解することと、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。

ブログ記事「【2024年】銀行業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。

続いて、常陽銀行とはどのような銀行なのかを理解することも面接準備には必須です。

常陽銀行の会社概要、経営理念、めぶきフィナンシャルグループの中期経営計画など面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

これら以外にも常陽銀行のホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。

本記事の後半で常陽銀行のホームページから得た基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。

常陽銀行の面接攻略のまとめ【就活】

常陽銀行に入行を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?

常陽銀行が採用したい人材は、「チャレンジ精神を持って、物事に意欲的に取り組む」人材です。

面接では、求める人材かどうかを判断されます。

面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。

  • 行動力を自分の中で探してアピールする
  • 人と信頼関係を築くことができることを説明する

面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。

  • なぜ銀行を選ぶのか明確に伝える
  • なぜ常陽銀行を選ぶのか明確に伝える
  • 常陽銀行でやりたい仕事を明確に伝える
  • 茨城県への愛情を語る
  • 常陽銀行の志望順位、他社の応募状況を答えられるようにする

面接を攻略するためには、まずは銀行業界を取り巻く環境を理解すると同時に、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。

また、常陽銀行とはどのような会社なのかを理解することも、面接準備には必須です。

常陽銀行の会社に関する知識など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも必読でしょう。

常陽銀行の中途採用情報について【転職】

続いて常陽銀行の転職面接について説明します。

はじめに常陽銀行のキャリア(中途)採用情報について以下に記します。

  1. 募集職種

    常陽銀行は転職の希望者を対象とした中途採用を行っています。

    社内に必要な能力、スキルを持つ人が足りないと思われる職種を募集しています。

    常陽銀行の中途採用は主に3つのルートがあります。

    1つ目は「経験者採用」で金融機関経験者を対象とした正社員募集です。業務内容は、銀行業務全般です。

    2つ目は、「第二新卒採用」で金融機関での経験を問わず、大学・大学院卒業後3年以内を対象とした正社員募集です。業務内容は、銀行業務全般です。

    3つ目は、「専門人材採用」でその職種の経験者を対象とした正社員募集です。

    いずれもFコース(勤務地の制限なし)、Aコース(勤務地は実家または自宅からの通勤可能圏内)の募集です。

  2. 選考フロー

    応募書類送付→書類選考→総合適性検査→面接(複数回)→内定

  3. 面接  

    面接では、求める人材にふさわしい人物かどうか、及び応募条件を満たしているかを判断されます。

    現職(前職)の仕事内容の深掘り、なぜ常陽銀行を志望するか、現職(前職)を退職する理由などの質問が想定されます。

面接攻略の考え方【転職】

転職の面接では自己PRと志望動機、退職理由を必ず訊かれます。

それらについて的確に答えるための準備をしてください。

以下の自己PRと志望動機、退職理由のヒントが参考になります。

  1. 面接時の自己PRのヒント

    ■行動力を自分の中で探してアピールする

    常陽銀行は、特に行動力を求めていると考えられます。

    行動力とは、自分の立場を理解して、何をすべきかを考え、やるべきことについて目的達成まで、前向きに粘り強く取り組む力です。

    求める人材にある「チャレンジ精神を持って、物事に意欲的に取り組む」とは、まさに行動力を表しています。

    常陽銀行を取り巻く環境は、少子高齢化、産業・就労構造の変化、脱炭素・循環型社会への移行などに加え、新型コロナウイルスを契機に、ライフスタイルや経済・社会のあり方も大きく変化しています。

    こうしたなか、「長期ビジョン2030」を策定し、2030年に目指す姿を「地域とともにあゆむ価値創造グループ」と掲げました。長期ビジョンの実現に向け、「第3次グループ中期経営計画」では、3つの基本戦略である、「地域を支えるビジネスモデルの追求」、「持続可能な経営基盤の構築」、「人材の育成・活躍促進」に取り組んでいます。

    これらを推進するために、行動力のある人が求められているのではないでしょうか。

    転職の面接では、現職(前職)において、応募書類だけでは説明しきれない仕事ぶりを説明してください。

    その中で、業務目標を遂行するために困難だったことは何か、解決のためにどのように粘り強く職務を遂行したか、その結果と自分が身につけたことを語れるようにしてください。

    もし上記の能力について乏しい場合は、自分の最も伝えたい能力を面接で上手に説明して、間接的にでも募集職種に役立つことを伝えましょう。

    ■応募する業務の知識を答えられるように準備する

    経験者採用では、金融業界や銀行業界の知識は当然のこととして、銀行業務の専門知識をどれだけ持っているかの確認が想定されます。

    第二新卒採用では、金融機関経験者は、金融業界や銀行業界の基礎知識、銀行業務の基礎知識をどれだけ持っているか確認されます。

    一方、第二新卒採用の金融機関未経験者は、銀行業界の基礎知識を確認されるかも知れません。

    専門人材採用では、金融機関経験者は、金融業界や銀行業界の知識、応募業務の専門知識をどれだけ持っているか確認されます。

    一方、専門人材採用の金融機関未経験者は、銀行業界の基礎知識、応募業務の専門知識をどれだけ持っているか確認されるでしょう。

    よってそれらの知識とか、直近のニュースで話題になった金融・銀行業界に関することで質問があれば答えられるようにしましょう。

  2. 面接時に志望動機を語るヒント

    ■なぜ常陽銀行を選ぶのか明確に伝える

    常陽銀行の経営理念、事業内容、めぶきフィナンシャルグループの中期経営計画などから感じたことをまとめてください。

    そのなかで、自分が共感できることが常陽銀行を選んだ志望動機になります。

    また、常陽銀行と競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。

    常陽銀行を志望する人は、常陽銀行と並行して地元の他の金融機関にも応募する人が多いことと思います。

    Uターン希望者は、地元の有力企業も視野に入っているかも知れません。

    そのような競合先と比較しなぜその常陽銀行なのかを質問されたときに、しっかり答えられなくてはなりません。

    常陽銀行や他の金融機関を訪れて、その違いを肌で感じることも有効です。

    ■常陽銀行でやりたい仕事を明確に伝える

    中途採用の応募者は、その職種・業務を希望する理由と、そこでどのような仕事をやりたいかとその理由をしっかりと説明する必要があります。

    中途採用の応募者が応募職種・業務を選んだ主な理由は、現職(前職)で培った自分の経験や能力、スキルが常陽銀行で活かせることだと思います。

    なので、現職(前職)の業務内容と使える能力やスキルなどを説明し、採用されたらやりたい仕事で貢献できることを伝えてください。

    ■茨城県への愛情を語る

    常陽銀行の経営理念は「健全、協創、地域と共に」であり、地域金融機関として、お客さまのため、地域のために何ができるのか、懸命に考え実践する、とうたっています。

    常陽銀行は基本的に茨城県を営業地盤とする金融機関です。

    茨城県全域にネットワークを広げ、企業や住民、行政機関などとの取引や関係構築などを通じて、地域・産業を金融面から支え、地域経済の活性化に貢献するという社会的使命を担っています。

    これらを推進するためには、茨城県が好き、茨城県とともに成長したい人が必要です。

    茨城県がこのように好きだと言えるように、地域のことを知っておきましょう。

    例えば、茨城県は農業算出額で北海道を除く県別で第2位、製造品出荷額は全国7位ですが、このようなことも知っておくとよいでしょう。

  3. 転職面接時に退職理由を語るヒント

    ■面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする

    「なるほど、そのような前向きな理由があって退職したのですね」と面接官に納得してもらえる内容を説明しましょう。

    間違っても上司と合わないとか、労働条件が悪いなどというネガティブな理由を言わないでください。

    例えば、現職(前職)では、自分の持つ能力、スキルをこれ以上向上させることが難しく、キャリアアップのために転職を考えたというような言い方です。

以上、常陽銀行の中途採用情報と転職面接攻略の考え方を説明しました。

特に面接は複数回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。

また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい転職希望者のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの転職面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。

本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。

面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【転職】

常陽銀行の面接を攻略するためには、まず銀行業界を取り巻く環境を理解することと、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。(金融機関に勤務の人はご存知のことと思いますが)

ブログ記事「【2024年】銀行業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。

続いて、常陽銀行とはどのような銀行なのかを理解することも面接準備には必須です。

常陽銀行の会社概要、経営理念、めぶきフィナンシャルグループ中期経営計画など面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

これら以外にも常陽銀行のホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。

本記事の後半で常陽銀行のホームページから得た基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。

常陽銀行の面接攻略のまとめ【転職】

常陽銀行に入行を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?

常陽銀行が採用したい人材は、「チャレンジ精神を持って、物事に意欲的に取り組む」人材です。

面接では、求める人材かどうかを判断されます。

面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。

  • 行動力を自分の中で探してアピールする
  • 応募する業務の知識を答えられるように準備する

面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。

  • なぜ常陽銀行を選ぶのか明確に伝える
  • 常陽銀行でやりたい仕事を明確に伝える
  • 茨城県への愛情を語る

面接で退職理由を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。

  • 面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする

面接を攻略するためには、まずは銀行業界を取り巻く環境を理解すると同時に、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。

また、常陽銀行とはどのような銀行なのかを理解することも面接準備には必須です。

常陽銀行の会社に関する知識など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも必読でしょう。

常陽銀行を志望するときに知っておきたい社風

常陽銀行を受けるにあたり知っておきたい社風について以下に記します。

  • 男性は、仕事に追われていることもあり、昼休憩について十分にとれないこともあります。女性の昼休憩は、繁忙期を除き問題なくとれています。
  • 残業は少なく、福利厚生は充実しています。
  • イベントや研修、飲食の機会も多いので、行員間のコミュニケーションは取れます。
  • 昔ながらの日本の企業体質が残っており、上下関係を重んじますから少し堅苦しいところがあります。

面接で語る志望動機を作る際には、このような社風をよく知っていることが大切です。

常陽銀行の会社概要

ここからは常陽銀行の会社概要を説明します。面接において志望動機を語る上で役に立ちます。

  • 常陽銀行は、1935年常盤銀行と五十銀行が合併して設立しました。その後の近隣の銀行を吸収合併しています。

    2016年栃木県の足利ホールディングスと経営統合し、金融持株会社のめぶきフィナンシャルグループを発足させて現在に至っています。

  • めぶきフィナンシャルグループの総資産は、地方銀行としてふくおかフィナンシャルグループに次ぐ第二位となっています。(2021年度)
  • 常陽銀行は茨城県を中心に本支店、出張所を含めて184の店舗を構えています。(茨木県148、福島県10、栃木県8、千葉県7、東京都6、埼玉県3、宮城県1、大阪府1)海外にも上海、シンガポール、ニューヨーク、ハノイに駐在員事務所があります。(2022年9月30日)
  • 常陽銀行の茨城県内の預金シェアは38.1%、貸出金シェアは51.6%と金融機関中トップです。(金融ジャーナル2022年12月)
  • 常陽銀行は、コンサルティング機能の強化やITサービス/データの利活用により、お客様・地域とともに成長するビジネスモデルの構築をしています。

    コンサルティング機能の強化では、「法人・個人向けコンサルティング営業体制の強化」「事業承継支援」に取り組んでいます。

    ITサービス/データの利活用では、「バンキングアプリの展開」「投資信託ロボットアドバイザー」「スマートフォンアプリの開発」など、いつでも、どこでも銀行のサービスを利用できるよう、利便性向上や環境整備を推進しています。

  • 常陽銀行の2023年3月末の経営数字は次の通りです。  

    資本金は、851億円です。

    従業員数は、3,089人です。

    総資産は、13兆3,489億円です。

    預金等残高は、10兆2,512億円です。

    貸出金残高は、6兆6,484億円です。

    業務粗利益は、484億円です。

    経常利益は、296億円です。

    当期純利益は、328億円です。

    格付投資情報センターの格付けは「A+」、ムーディーズは「A3」と安全性について高い評価がされています。(2023年9月) 

  • めぶきフィナンシャルグループの2023年3月末の経営数字は次の通りです。

    連結粗利益は、1,183億円です。

    連結経常利益は、466億円です。

    連結当期純利益は、321億円です。

    自己資本比率は連結で13.32%と、国内基準の4%を上回っています。

面接で志望動機を語るさいは、地域密着経営とめぶきフィナンシャルグループとしての経営の安定性を取り上げてもよいでしょう。

常陽銀行の経営理念

常陽銀行の経営理念は次のとおりとなっています。

経営理念

健全、協創、地域と共に

地域金融機関として、お客さまのため、地域のために何ができるのか、懸命に考え実践してまいります。・・・

一方、めぶきフィナンシャルグループの経営理念は次の通りです。

経営理念

グループ経営理念

質の高い総合金融サービスの提供を通じ、地域とともに、ゆたかな未来を創り続けます。

面接では「経営理念を知っていますか」と質問されることもあるかも知れません。覚えておくと良いでしょう。

めぶきフィナンシャルグループの中期経営計画

常陽銀行は、めぶきフィナンシャルグループの中期経営計画に沿った経営を行っています。なので、めぶきフィナンシャルグループの長期ビジョン及び第3次グループ中期経営計画について概要を紹介します。

  1. 長期ビジョン2030

    2030年に目指す姿は、「地域とともにあゆむ価値創造グループ」

    長期ビジョンの実現に向け、伝統的銀行領域や総合金融サービス領域といったコアビジネスを強化しつつ、その強みを活かした事業領域の拡大に挑戦する

    従来の金融サービスの枠組みを超えて地域課題の解決に挑戦し、取り組みにより得たノウハウをコアビジネスに還元していくことで、新しい価値を創造する

  2. 第3次グループ中期経営計画(2022年4月~2025年3月)
    • 中期経営計画は 「持続的成長に向け、進化に挑戦する期間」 と位置付け

      伝統的銀行領域の革新・総合金融サービス領域の深化により経営体質を強化し、 新事業領域への種まきと育成にも取り組み、従来の枠組みを超えて地域に貢献

    • 基本戦略は、①地域を支えるビジネスモデルの追求、②持続可能な経営基盤の構築、③人材の育成・活躍促進

      「地域を支えるビジネスモデルの追求」では、①新事業領域拡大への挑戦、②総合金融サービスの深化、③伝統的銀行サービスの革新、有価証券運用・投融資の多様化を実行する

      「持続可能な経営基盤の構築」では、①DXの推進、②グループ経営の高度化(DXの推進により経営資源を捻出し、注力領域へ人員シフト)を図る

      「人材の育成・活躍促進」では、①価値を創造する人材の育成・確保、②ダイバーシティの実践/働きがいの充実に向けた取組みに取り組む 

面接で自己PRや志望動機を語るさいは、中期経営計画を理解しておくことが大切です。

参考リンク集

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