【25卒/24年転職】面接官が教える「静岡銀行」の面接対策

2023.12.02 更新
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静岡県最大手の地方銀行である静岡銀行に入行を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。

応募者は事前にどのような面接の対策をしたらよいのでしょうか?

静岡銀行に入行を希望する人がぜひとも知っておきたい面接に関する情報や、ノウハウというものがあります。

例えば静岡銀行の面接では、求める人材をよく理解した上で、課題解決力や行動力、チームワーク力の中から自分の強みを選んでアピールすることが大切です。

人との信頼関係を築くためのスキルも必要とされます。

一方、面接で志望動機を語るためには、競合他社と比べてなぜ静岡銀行なのか答えられなければいけません。

これら以外にも静岡銀行の面接を受けるにあたって大切なポイントがあります。

本ブログでは、面接官である筆者が、静岡銀行の採用情報とともに、面接で必ず訊かれる自己PRや志望動機の受け答えなどについてその対策を解説していきます。

さらに面接に臨むうえで必要な知識として、静岡銀行の会社に関する情報を載せています。

面接対策は、自己分析や企業研究の段階から既にはじまっています。

自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシート(就活)、職務経歴書(転職)を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。

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目次
  1. 静岡銀行の求める人材
  2. ただいま「就活面接必勝法」・「転職面接必勝法」販売中
  3. 静岡銀行の新卒採用情報について【就活】
  4. 面接攻略の考え方【就活】
  5. 面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】
  6. 静岡銀行の面接攻略のまとめ【就活】
  7. 静岡銀行の中途採用情報について【転職】
  8. 面接攻略の考え方【転職】
  9. 面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【転職】
  10. 静岡銀行の面接攻略のまとめ【転職】
  11. 静岡銀行を志望するときに知っておきたい社風
  12. 静岡銀行の会社概要
  13. 静岡銀行の企業理念
  14. しずおかフィナンシャルグループの中期経営計画
  15. 参考リンク集

静岡銀行の求める人材

静岡銀行はどのような人材を求めているのでしょうか?

ホームページの新卒採用情報にある「人材育成」には目指すべき人財像が載っています。

目指すべき人財像

  • 挑戦  

    前例や成功体験に捉われずに、物事の本質を見極め、挑戦し続ける人財

    中長期的な視点で全体を俯瞰し、専門性の発揮や創意工夫を行う人財

  • 自律  

    高い当事者意識を持ち、当グループ役職員として自律した誇りある行動をとる人財

    一人ひとり自ら考え行動することができる人財

  • ダイバーシティ

    一人ひとりが知見、人脈を広げ、各々の意見を認め合いながら、組織として多様な意見を創出

求める人材は、面接で自己PRをするときの参考としてぜひとも知っておいてください。

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会社側が採用の決め手として最も重視しているのは面接である‼
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その他、以下のリンクも読み進めるとお役に立ちます。

静岡銀行の新卒採用情報について【就活】

はじめに静岡銀行の新卒採用情報について以下に記します。

  1. 募集職種   

    募集職種は銀行業務全般です。

    「ムーブスタイル」と「ホームスタイル」の2つに分かれています。

    「ムーブスタイル」は、転居転勤に本人の同意を必要としないスタイルです。

    「ホームスタイル」は、転居転勤に本人の同意を必要とするスタイルです。

  2. 選考フロー   

    WEBエントリー→エントリーシート→WEBテスト→一次面接→最終面接→内々定

  3. エントリーシート(24年卒)   

    自己PRに関すること

    • 自己PR・趣味・特技など(400字以内)

    志望動機に関すること

    • 当行を志望した理由を記入してください。(500字以内)
  4. 面接

    面接では、学生時代に力を入れたことの深掘りをされます。

    自己PRに関すること

    • 自己紹介とアピールポイントを1分程度で話してください
    • 高校での成績はどれくらいですか
    • 中学、高校、大学のクラブ活動と成果を話してください
    • 高校・大学を選んだ理由を教えてください
    • ゼミでは何を研究していましたか
    • 学生時代に力を入れたことを話してください
    • アルバイトは何をしていましたか
    • 人生の中で一番輝いた瞬間は何ですか
    • 挫折経験とそれをいかに乗り越えましたか
    • 仕事以外の将来の夢は何ですか
    • どのような社会人になりたいですか、大切にしたいことは何ですか
    • 社会人としての幸せとは何だと思いますか
    • 好きな言葉は何ですか
    • 本などで心に強く残っている言葉は何ですか
    • 長所と短所を教えてください、長所をどのように活かせますか、短所をどう克服しますか
    • ストレスを感じた時どのように対処しますか
    • 友人からどのような人と言われますか
    • 趣味は何ですか
    • 家族構成を教えてください
    • 家族は静銀に対してどのようなイメージを持っていますか

    志望動機に関すること

    • 企業選びの軸は何ですか
    • なぜ金融業界を志望しますか
    • なぜ銀行を志望しますか
    • 地方銀行の将来性をどう考えますか
    • なぜ静岡で働こうと思いましたか
    • 静岡銀行を志望する理由は何ですか
    • 静岡銀行に入行後、希望職種・業務とその理由を教えてください
    • 新規事業を企画するなら何を提案しますか
    • 営業として働く場合、何を大事にしたいですか
    • キャリアプランについてどう考えていますか
    • 仕事で成し遂げたいことは何ですか
    • 銀行はノルマがあるが大丈夫ですか
    • 他社の選考状況と静岡銀行の志望度を教えてください
  5. 採用人数   

    19年度入行実績 169名(男性96名、女性73名)

    20年度入行実績 174名(男性94名、女性80名)

    21年度入行実績 191名(男性94名、女性97名)

    22年度入行実績 181名(男性95名、女性86名)

    23年度入行実績 182名

    24年度入行計画 185名

  6. 23年新卒入社大学別就職者数   

    国公立大

    東京大2、東北大1、名古屋大2、筑波大2、都立大2、横浜国大2、他

    私立大

    早稲田大7、慶応大8、上智大4、明治大2、青山学院大3、立教大4、中央大1、法政大3、学習院大2、成蹊大1、成城大1、明治学院大3、国学院大3、日本大8、東洋大1、駒沢大1、専修大2、東海大1、東京理科大4、東京女子大3、日本女子大1、共立女子大1、神奈川大1、愛知大1、愛知学院大1、中京大2、南山大4、名城大3、同志社大5、立命館大5、関西大1、京都産業大1、武庫川女子大1、他

    以上は大学院修了者を含みます。

    ※サンデー毎日(2023年9月3日号)参照

  7. 学歴フィルター

    静岡銀行は、静岡県出身者で県外の大学に進学した学生を中心に採用しています。学歴フィルターは特にないと考えます。

面接攻略の考え方【就活】

就活の面接では自己PRと志望動機を必ず訊かれます。

よってそれらの答えをあらかじめ準備する必要があります。

以下の自己PRと志望動機のヒントを参考にしてまとめてください。

  1. 面接時の自己PRのヒント

    ■課題解決力と行動力、チームワーク力の三つの能力のうち二つを自分の中から探してアピールする

    静岡銀行の行員が目指すべき人材は、課題解決力、行動力、チームワーク力の3つの能力を持つ人です。

    上記の求める人材にあるように、静岡銀行は「前例や成功体験に捉われずに、物事の本質を見極め、挑戦し続ける」「中長期的な視点で全体を俯瞰し、専門性の発揮や創意工夫を行う」「高い当事者意識を持ち、当グループ役職員として自律した誇りある行動をとる」「一人ひとり自ら考え行動することができる」「一人ひとりが知見、人脈を広げ、各々の意見を認め合いながら、組織として多様な意見を創出」する人を求めています。

    • 課題解決力は、「前例や成功体験に捉われずに、物事の本質を見極め、挑戦し続ける」ことや、「中長期的な視点で全体を俯瞰し、創意工夫を行う」ことで表されています。
    • 行動力は、「高い当事者意識を持ち、当グループ役職員として自律した誇りある行動をとる」「一人ひとり自ら考え行動することができる」ことで表されています。
    • チームワーク力は、「一人ひとりが知見、人脈を広げ、各々の意見を認め合いながら、組織として多様な意見を創出」することで表されているのではないでしょうか。

    以上の三つの能力を静岡銀行は行員に求めています。

    これらは静岡銀行の行員に対して「このような人材になってもらいたい」との目標と考えましょう。

    なので、学生がこれら全てを持っているとアピールする必要はありません。

    面接では、学生時代において最も力を入れたことを伝える中で課題解決力・行動力・チームワーク力のうちから二つを自分の中で探してアピールしましょう。

    • 課題解決力なら、課題を発見し、既存の発想にとらわれず新しい解決法を考えて、解決のための計画づくりができるということです。
    • 行動力なら、課題の解決に向けて周囲に働きかけながら粘り強く取り組めるということです。
    • チームワーク力なら、チームのなかで自分の役割を理解し、メンバーの意見も尊重しながら活動を進めることができるということです。

    力を入れたことは学業、クラブ活動、アルバイト、ボランティア活動などなんでも良いのです。

    これらの活動の中で、いずれかの能力を発揮したことを具体的に説明してください。

    そこで自分が身につけたことを伝えられるとなお良いです。

    但し、静岡銀行は採用するすべての人に課題解決力や行動力、チームワーク力を求めているわけではありません。

    自分の最も伝えたい能力が他にあるなら、面接においてその能力を上手に説明してください。

    ■人と信頼関係を築くことができることを説明する

    静岡銀行の「基本理念」は、「地域とともに夢と豊かさを広げます。」であり、「行動方針」には、「感謝の心・・・心のふれあいを大切にします。」と明記しています。

    地域や顧客と、心のふれあいができるためには、人との信頼関係が前提となります。

    新入行員は、営業店へ配属となり基礎業務を習得することになります。

    窓口は預金や引き出し、振込、振替など顧客の要望に合わせたサービスを提供します。

    渉外は、担当エリアの顧客を訪問し、金融商品や資産運用などさまざまな商品を提案・販売します。

    融資は、貸し付けの対象となる顧客が法人の場合は財務状況、個人の場合は収入などを確認し、妥当な融資額や返済期間を判断します。

    これら業務は顧客との信頼関係なくしては成り立ちません。

    信頼関係を築くために大切なことは、相手の期待に対して誠実に対応することです。

    面接では、学生時代において最も力を入れたことを伝える中で、関係する人達に対して誠実に対応したことがわかるような説明を行ってください。

  2. 面接時に志望動機を語るヒント

    ■なぜ銀行を選ぶのか明確に伝える

    銀行とは何か、銀行業界を取り巻く環境や、銀行業界の仕事についての基本は、ブログ記事「【2024年】銀行業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を参照ください。

    銀行はこれまで、預金・貸付・為替が3大業務でした。

    しかし、投資信託や保険商品などの手数料が収益の柱になり、経営・事業支援業務や個人向け資産運用コンサルティングも手掛けるようになりました。

    海外事業向けサービスも拡大しています。

    地方銀行は、その地方創生事業への関わりも重要視されるようになってきました。

    まずは、銀行業務の事業構造が変わってきていることを理解してください。

    さらに、フィンテックと呼ばれる技術革新が進行中であり、フィンテックが事業モデルや仕事のあり方を変えてしまう可能性があることも理解してください。

    マニュアルに書いてある通りに行う仕事は自動化されます。行員は顧客との折衝や、より創造的な仕事を行うようになるでしょう。

    このような変化の中で、銀行業務に興味があることを伝えられるとよいでしょう。

    ■なぜ静岡銀行を選ぶのかを明確に伝える

    静岡銀行の企業理念、事業内容、しずおかフィナンシャルグループ中期経営計画などから感じたことをまとめてください。

    そのなかで、自分が共感できることが静岡銀行を選んだ志望動機になります。

    また、静岡銀行と競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。

    静岡銀行を志望する人は、金融業界に興味がある人であり、静岡銀行と並行して清水銀行やスルガ銀行など地元の金融機関にも応募する人が多いことと思います。

    また静岡県は大手企業が多数本社を構えており、Uターン希望者は、地元の有力企業も視野に入っているかも知れません。

    たとえ静岡銀行が第一志望でなくても、競合先と比較し、なぜ静岡銀行なのかを質問されたときにしっかり答えられなくてはなりません。

    静岡銀行や他の競合金融機関を訪れて、その違いを肌で感じることも有効です。

    ■静岡銀行でやりたい仕事を明確に伝える

    新入行員は静岡銀行に入行後営業店に配属となり、銀行の基礎業務を習得します。

    その後は、本人の適性に応じて営業店業務または本部で企画・管理業務等を担当することになります。

    基礎業務を習得後やりたい仕事は何か、なぜその仕事をやりたいのかを説明できるようにしてください。

    さらに、やりたい仕事で活かせる能力やスキルがあればそれを伝えてください

    ■静岡銀行の志望順位、他社の応募状況を答えられるようにする

    志望順位については、迷わず第一志望です、と答えましょう。

    他社の応募状況を聞かれたら、金融業界志望なら「同じ業界に応募中です」と伝えても構わないと思います。

    それ以外なら「〇〇業界にも興味があり応募しています」と答えてください。この場合まったくの異業種であれば、なぜそこに応募したのか答えられるようにしてください。

以上、静岡銀行の採用情報と面接攻略の考え方を説明しました。

特に面接は複数回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。

また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい就活生のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの就活面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。

本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。

面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】

静岡銀行は静岡県最大手の金融機関であり、東京都や神奈川県、愛知県などにも店舗を配置しています。

海外にも支店や駐在員事務所を置いています。

このような静岡銀行の面接を攻略するためには、まず銀行業界を取り巻く環境を理解することと、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。

ブログ記事「【2024年】銀行業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。

続いて、静岡銀行とはどのような銀行なのかを理解することも面接準備には必須です。

静岡銀行の会社概要、企業理念、しずおかフィナンシャルグループ中期経営計画など面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

これら以外にも静岡銀行のホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。

本記事の後半で静岡銀行のホームページから得た基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。

静岡銀行の面接攻略のまとめ【就活】

静岡銀行に入行を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?

静岡銀行が採用したい人材は、「一人ひとりが自ら考え行動し、多様な意見を認め合いながら、挑戦し続けることができる」人です。

面接では、学生時代に力を入れたことの深掘りをされます。

面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。

  • 行動力と課題解決力、チームワーク力の三つの能力のうち二つを自分の中から探してアピールする
  • 人と信頼関係を築くことができることを説明する

面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。

  • なぜ銀行を選ぶのか明確に伝える
  • なぜ静岡銀行を選ぶのかを明確に伝える
  • 静岡銀行でやりたい仕事を明確に伝える
  • 静岡銀行の志望順位、他社の応募状況を答えられるようにする

面接を攻略するためには、まずは銀行業界を取り巻く環境を理解すると同時に、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。

また、静岡銀行とはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。

静岡銀行の会社に関する知識など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも必読でしょう。

静岡銀行の中途採用情報について【転職】

続いて静岡銀行の転職面接について解説していきます。

はじめに静岡銀行のキャリア(中途)採用情報について以下に記します。

  1. 募集職種   

    静岡銀行は転職の希望者を対象とした中途採用を行っています。

    社内に必要な能力、スキルを持つ人が足りないと思われる業務を募集しています。

    応募にあたっては金融機関での実務経験は不問で、異業種経験者を歓迎しています。

    現時点ではどのような職種を募集しているか、詳細は静岡銀行のホームページのキャリア(中途)採用情報をご覧ください。

    ちなみに、2023年11月現在、銀行業務全般、融資、資産運用等を通じた法人・個人向け営業・コンサルティング、本部における審査・調査、商品開発、企画・推進、管理業務、システムエンジニア(IT企画)の職種を募集しています。

  2. 選考フロー

    エントリー・書類送付→エントリー内容、応募書類による一次選考→二次選考(面接等)→採用

  3. 面接   

    面接では、求める人材にふさわしい人物かどうかを判断されます。現職(前職)の仕事内容の深掘りもされると考えてください。

    自己PRに関すること

    • 現職(前職)の仕事内容を説明してください

    志望動機に関すること

    • 静岡銀行を志望する理由は何ですか

    退職理由に関すること

    • 現職(前職)を退職する理由を教えてください

面接攻略の考え方【転職】

転職の面接では自己PRと志望動機、退職理由を必ず訊かれます。

それらについて的確に答えるための準備をしてください。

以下の自己PRと志望動機、退職理由のヒントが参考になります。

  1. 面接時の自己PRのヒント

    ■課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする

    静岡銀行の「キャリア(中途)採用」では基本的に、課題解決力と行動力が求められていると考えます。

    上記の求める人材にあるように、静岡銀行は「前例や成功体験に捉われずに、物事の本質を見極め、挑戦し続ける」「中長期的な視点で全体を俯瞰し、専門性の発揮や創意工夫を行う」「高い当事者意識を持ち、当グループ役職員として自律した誇りある行動をとる」「一人ひとり自ら考え行動することができる」「一人ひとりが知見、人脈を広げ、各々の意見を認め合いながら、組織として多様な意見を創出」する人を求めています。

    課題解決力は、「前例や成功体験に捉われずに、物事の本質を見極め、挑戦し続ける」ことや、「中長期的な視点で全体を俯瞰し、創意工夫を行う」ことで表されています。

    行動力は、「高い当事者意識を持ち、当グループ役職員として自律した誇りある行動をとる」「一人ひとり自ら考え行動することができる」ことで表されています。

    チームワーク力は、「一人ひとりが知見、人脈を広げ、各々の意見を認め合いながら、組織として多様な意見を創出」することで表されています。

    以上の三つの能力を静岡銀行は行員に求めています。

    これら三つの能力の中で、中途採用は業務を遂行する上で即戦力を求めているので、課題解決力と行動力をアピールすることが有効です。

    一方、チームワーク力について、質問された場合にはその力もあることを、例をあげて答えられるようにしておいてください。

    転職の面接では、現職(前職)において、応募書類だけでは説明しきれない仕事ぶりを説明してください。

    その中で、目標達成に向けて課題を見つけ、既存の発想にとらわれず新しい解決法を考えて、関係者を巻き込んで粘り強く遂行した経験も加えてください。

    さらに職務を遂行するさいに困難だったこと、困難をどのように乗り越えて、成果を上げたかを伝えてください。

    静岡銀行で活かせる、身につけた知識やスキルも語ってください。

    もし上記の能力について乏しい場合は、自分の最も伝えたい能力について説明し、間接的にでも募集職種に役立つことを面接で伝えましょう。

    ■応募職種の知識を答えられるように準備する

    静岡銀行の中途採用の募集では、金融機関での実務経験は不問で、異業種経験者を歓迎しています。

    応募者のうち、金融機関の実務経験者は、金融業界や銀行業界の知識は当然のこととして、応募職種の専門的な知識をどれだけ持っているか確認されます。

    一方、実務未経験者は、銀行業界の基礎的な知識や、専門性の高い職種に応募する場合は専門知識を確認されるかと思います。

    よってそれらの知識とか、直近のニュースで話題になった金融、銀行業界に関することで質問があれば答えられるようにしましょう。

  2. 面接時に志望動機を語るヒント

    ■なぜ静岡銀行を選ぶのか明確に伝える

    静岡銀行の企業理念、事業内容、しずおかフィナンシャルグループ中期経営計画などから感じたことをまとめてください。

    そのなかで、自分が共感できることが静岡銀行を選んだ志望動機になります。

    また、静岡銀行と競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。

    静岡銀行を志望する人は、静岡銀行と並行して地元の金融機関にも応募する人が多いことと思います。

    あるいは、Uターン希望者なら、地元の有力企業も視野に入っているでしょう。

    たとえ静岡銀行が第一志望でなくても、競合先と比較しなぜその静岡銀行なのかを質問されたときに、しっかり答えられなくてはなりません。

    静岡銀行や他の競合金融機関を訪れて、その違いを肌で感じることも有効です。

    ■静岡銀行で応募する職種を選んだ理由とやりたい仕事を明確に伝える

    中途採用の応募者は、応募する職種を選んだ理由と、どのような仕事をやりたいか、なぜやりたいかをしっかりと説明する必要があります。

    応募者が応募職種を選んだ主な理由は、現職(前職)で培った自分の経験や能力、スキルが静岡銀行で活かせることだと思います。

    それには、現職(前職)の職務内容と使える能力やスキルなどを説明し、採用されたらやりたい仕事で貢献できることを伝えてください。

  3. 転職面接時に退職理由を語るヒント

    ■面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする

    「なるほど、そのような前向きな理由があって退職したのですね」と面接官に納得してもらえる内容を説明しましょう。

    間違っても上司と合わないとか、労働条件が悪いなどというネガティブな理由を言わないでください。

    例えば、現職(前職)では、自分の持つ能力、スキルをこれ以上向上させることが難しく、キャリアアップのために転職を考えたというような言い方です。

以上、静岡銀行の中途採用情報と転職面接攻略の考え方を説明しました。

特に面接では自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。

また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい転職希望者のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの転職面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。

本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。

面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【転職】

静岡銀行の面接を攻略するためには、まず銀行業界を取り巻く環境を理解することと、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。(金融機関に勤務の人はご存知のことと思いますが)

ブログ記事「【2024年】銀行業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。

続いて、静岡銀行とはどのような銀行なのかを理解することも面接準備には必須です。

静岡銀行の会社概要、企業理念、しずおかフィナンシャルグループ中期経営計画など面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

これら以外にも静岡銀行のホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。

本記事の後半で静岡銀行のホームページから得た基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。

静岡銀行の面接攻略のまとめ【転職】

静岡銀行に入行を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?

静岡銀行が採用したい人材は、「一人ひとりが自ら考え行動し、多様な意見を認め合いながら、挑戦し続けることができる」人です。

面接では、求める人材にふさわしい人物かどうかを判断されます。現職(前職)の仕事内容の深掘りもされます。

面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。

  • 課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
  • 応募職種の知識を答えられるように準備する

面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。

  • なぜ静岡銀行を選ぶのか明確に伝える
  • 静岡銀行で応募する職種を選んだ理由とやりたい仕事を明確に伝える

面接で退職理由を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。

  • 面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする

面接を攻略するためには、まずは銀行業界を取り巻く環境を理解すると同時に、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。

また、静岡銀行とはどのような銀行なのかを理解することも面接準備には必須です。

静岡銀行の会社に関する知識など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも必読でしょう。

静岡銀行を志望するときに知っておきたい社風

静岡銀行を応募するにあたり知っておきたい社風について以下に記します。

  • 入行1年目の10月より営業活動に携わります。自律性を重んじており、スケジュール管理は各人に任されています。
  • ノルマの達成のためにプレッシャーがかかりますので、メンタル面での強さが必要です。
  • 後輩や新規配属者に対する指導、フォローもしっかり行われています。
  • 働き方改革により、フレックスタイム制が全支店導入となり時間調整が出来ます。
  • 地元では渋銀(しぶぎん)と呼ばれるほど堅実な行風であり、管理体制もしっかりしています。伝統を大切にしています。

面接で語る志望動機を作る際、社風をよく知っていることが大切です。

静岡銀行の会社概要

ここからは静岡銀行の会社概要を説明します。面接において志望動機を語る上で役に立ちます。

  • 静岡銀行は1877年設立の静岡第三十五国立銀行と、1920年設立の遠州銀行が1937年に合併し設立されました。

    2020年10月に山梨中央銀行と包括業務提携「静岡・山梨アライアンス」を結びました。

    2022年4月に、名古屋銀行と包括業務提携「静岡・名古屋アライアンス」を結びました。

    2022年10月に、持株会社体制に移行し、「株式会社しずおかフィナンシャルグループ」を設立しました。 

  • 静岡県内に171店舗、県外に33店舗、海外に5拠点を配置しています。(2023年7月)
  • 静岡県の預金シェアは25%(2019年3月)、貸出金シェアは36.7%と一位です。(2023年2月)
  • 2023年7月の経営数字は次の通りです。  

    資本金は、908億円です。

    従業員数は、2,593人です。

    総資産は、15兆5,438億円です。

    総預金残高は、11兆4,410億円です。

    貸出金残高は、9兆8,150億円です。

    静岡銀行の2023年3月期の決算数字は次の通りです。

    資本金は、908億円です。

    粗利益は、1,443億円です。

    経常利益は、676億円です。

    当期純利益は、462億円です。

    しずおかフィナンシャルグループの2023年3月期の決算数字は次の通りです。

    連結粗利益は、1,602億円です。

    連結経常利益は、740億円です。

    連結当期純利益は、524億円です。

    自己資本比率は連結で18.42%と国内基準の4%を大きく上回っています。

    長期債格付けについて、スタンダード&プアーズは「A-」,ムーディーズは「A1」と安全性について高い評価がされています。(2023年9月)

面接で志望動機を語るさいは、地域密着経営と経営の安定性について取り上げても良いでしょう。

静岡銀行の企業理念

ここからは静岡銀行の企業理念を紹介します。

企業理念

基本理念

「地域とともに夢と豊かさを広げます。」

  • 私たちは、地域の総合金融グループとして、質の高いサービスを提供し人々の暮らしと事業の夢の実現に貢献します。
  • 私たちは、地域とともに歩む良き企業として地域の経済と文化の発展に努めます。
  • 私たちは、健全性を基本として、時代を先取りする積極的な経営を心がけ地域社会、お客さま、株主、従業員の幸福を追求します。
行動方針
  1. 感謝の心・・・・・・心のふれあいを大切にします。
  2. 創意挑戦・・・・・・常により高い目標をめざします。
  3. 自由闊達・・・・・・いつも明るくはつらつと行動します。
  4. 自己革新・・・・・・たえず能力と感性を磨きます。
  5. 誇りと喜び・・・・・・情熱を持って私の役割を果たします。

面接では「基本理念を知っていますか」と質問されることもあるかも知れません。覚えておくと良いでしょう。

しずおかフィナンシャルグループの中期経営計画

ここからは、しずおかフィナンシャルグループの第1次中期経営計画(2023年度~2027年度)の概要を紹介します。

  1. ビジョン
    • 長期的な視点で地域の成長にコミットする「10年ビジョン」と、新たな価値の創造を目指す「第 1 次中期経営計画ビジョン(5 年ビジョン)」の 2つのビジョンを掲げる
    • 「10 年ビジョン」は、「地域の未来にコミットし、地域の成長をプロデュースする企業グループ」
    • 「5 年ビジョン」は、「未来へつなぐ新たな価値を創造する課題解決型企業グループ」
  2. 計画の考え方
    • ステークホルダーに未来世代を追加

      「地域」「お客さま」「役職員」「株主」に将来を担う「未来世代」を加え、地域の未来にコミットし、地域の成長をプロデュース

    • 社会価値と経済価値の両立

      地域やお客さまの課題解決を通じた新たな社会価値の創造に向けた取組みを通じて、地域と静岡銀行グループの持続的な成長を実現

    • 将来の目指す状態からのバックキャストで策定

      2030年度に目指す姿として、「すべてのステークホルダーがサステナブルかつ幸福度が高まっている状態」とし、これを実現するための計画をバックキャスト思考で策定

    • サステナビリティ指標の設定

      ビジョンの実現や社会価値・経済価値の向上度合いを計る指標として、サステナビリティ指標を導入

  3. 基本戦略

    地域社会としずおかフィナンシャルグループにとって影響が大きい課題をマテリアリティとして抽出。基本戦略の遂行により、マテリアリティの解決、サステナビリティ指標の達成を目指す

    • 地域共創戦略

      地域企業や自治体、スタートアップ等と連携し、地域ごと課題ごとにプラットフォームを形成。課題解決を通じて、地域の活性化、さらには当グループの企業価値向上にもつながる好循環の創出を目指す

    • グループビジネス戦略

      コア事業領域に加え、既存ビジネスの深掘りや事業領域の拡大、新事業への挑戦を通じて、地域・顧客の多様な課題やニーズを徹底的に解決

    • トランスフォーメーション戦略

      デジタル技術やデータの活用により、顧客接点を表すタッチポイント、営業、人財、経費の4つの抜本的な改革を目指し、企業風土である考え方や行動パターンを変革

    • グループガバナンス戦略

      持株会社体制下での企業統治体制を高度化し、グループ会社間のシナジー創出や経営資源の最適配賦などを通じて、上記3つの基本戦略の実効性を高め、サステナビリティ指標の達成

参考リンク集

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