【25卒/24年転職】面接官が教えるキヤノンメディカルシステムズの面接対策
画像診断装置分野における国内NO.1であり、世界でもトップクラスの売り上げシェアを誇るキヤノンメディカルシステムズに入社を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。
応募者は事前にどのような面接の対策をしたらよいのでしょうか?
キヤノンメディカルシステムズに入社を希望する人がぜひとも知っておきたい面接に関する情報や、ノウハウというものがあります。
例えばキヤノンメディカルシステムズの面接では、求める人材をよく理解した上で、課題解決力や行動力、チームワーク力から自分の自信が持てる能力をアピールすることが大切です。
一方、面接で志望動機を語るためには、競合他社と比べてなぜキヤノンメディカルシステムズなのか答えられなければいけません。
これら以外にもキヤノンメディカルシステムズの面接を受けるにあたって大切なポイントがあります。
本ブログでは、面接官である筆者が、キヤノンメディカルシステムズの採用情報とともに、面接で必ず訊かれる自己PRや志望動機の受け答えなどについてその対策を解説していきます。
さらに面接に臨むうえで必要な知識として、キヤノンメディカルシステムズの会社に関する情報を載せています。
面接対策は、自己分析や企業研究の段階から既にはじまっています。
自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシート(就活)、職務経歴書(転職)を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。
就活中の学生や転職希望者は、本サイト「キャリア育みファーム」を読んでいただければ、自己分析・企業研究の段階からスムーズに選考・面接対策ができるようになります。
さらに、絶対の自信を持って臨みたい方には、「就活面接必勝法」・「転職面接必勝法」を用意しております。
キヤノンメディカルシステムズの求める人材
キヤノンメディカルシステムズはどのような人材を求めているのでしょうか?
キヤノンメディカルシステムズの新卒採用情報から探ってみます。
- 採用チームからのメッセージとして、おおよそ次のことが記してあります。
キヤノンメディカルシステムズは“Made for Life”の経営スローガンのもと、医療を通じて世界に貢献している会社。
企画、開発、製造、営業、サービス、スタッフ等、その道のプロが力を合わせ、チームとして“Made for Life”の実現に向け日々業務に邁進している。
入社後に手厚い教育研修があるので、やる気と情熱さえあれば自分次第でやりがいや手応えを感じられる。
「医療を通じて社会に貢献したい」人はエントリーしてください。
- また、CSR活動にある「キヤノンメディカルの目指す姿」には、「事業活動を通じた、社会の変化に即した課題解決・価値の提供こそが、企業と社会の持続的な相乗発展に結びつくと考えています。」とうたっています。
以上から、キヤノンメディカルシステムズの求める人材は、「医療を通じて社会に貢献したい人」であり、具体的には次のような人材と考えます。
- チームとして日々業務に邁進する人
- やる気と情熱を持って仕事に取り組む人
- 社会の変化に即した課題解決・価値を提供できる人
求める人材は、面接で自己PRをするときの参考としてぜひとも知っておいてください。
キヤノンメディカルシステムズの新卒採用情報について【就活】
はじめにキヤノンメディカルシステムズの新卒採用情報について以下に記します。
- 募集職種
キヤノンメディカルシステムズは以下の19の職種ごとに募集しています。
「グローバル事業企画・マーケティング」「研究・開発」「生産技術」「ロジスティクス」「国内営業」「海外営業」「営業技術」「アプリケーションスペシャリスト」「ヘルスケアIT(SE・マーケティング)」「プロジェクトコーディネーション」「サービス企画・テクニカルサポート」「経理」「法務」「人事・総務」「調達」「知的財産」「社内SE」「品質保証」「経営管理・グローバルサプライチェーンマネジメント」
- 選考フロー
WEBエントリー→エントリーシート受付→ES選考・適性検査→一次選考(面接)→二次選考(面接)→最終選考(面接)→内々定
- エントリーシート(24年卒)
自己PRに関すること
- 自己PR(あなたらしさが伝わるエピソードを記入してください)(300字以下)
- 専門科目・分野をご記入ください(150字以下)
- 経験のある専門分野と具体的な経験の内容をご記入ください(100字以下)
- 学部の研究テーマ(30字以下)と研究内容をご記入ください(400字以下)―理系
- 修士の研究テーマ(30字以下)と研究内容をご記入ください(400字以下)―理系
- 学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容(学業を通じて身につけた専門性やスキルなど(300字以下)―文系
- 学生時代で最も打ち込んだこと(ご自身が主体的に取り組んだ内容を具体的に記入してください(300字以下)
- 課外活動(学内・学外)の経験をご記入ください(100字以下)
- 趣味・特技をご記入ください(100字以下)
- 最近関心を持った事柄についてご記入ください(100字以下)
志望動機に関すること
- 志望動機(当社を志望する理由を記入してください)(300文字以下)
- 第一希望職種を選んだ理由を記入してください(200文字以下)
- 第二希望職種を選んだ理由を記入してください(200文字以下)
- 第一希望職種で希望する技術分野と自分の専門/経験との関係をご記入ください(150字)―理系
- 会社概要動画の感想(気付きや質問、疑問など)を自由にご記入ください。(300文字以下)
- 希望職種動画の感想(気付きや質問、疑問など)を自由にご記入ください。(300文字以下)
- 面接
エントリーシートに沿って質問があります。学生時代に力を入れたこと、研究内容、志望職種について深掘りがあります。逆質問の時間が長くとってあります。
自己PRに関すること
- 自己紹介してください
- なぜ今の大学・学部・学科を志望しましたか
- 学生時代にもっとも力を入れたことを説明してください
- 研究内容を学部、修士別に説明(3~5分)(研究室を選ぶ際の基準、一緒にやっている人数、工夫したこと、困難だったこと、それをどう乗り越えたか、知識をどう活かせるか)
- ハードと臨床寄りのソフトと、どちらに興味がありますか
- 部活動で頑張ったことを説明してください
- アルバイトで工夫したことや、困難だったことは何ですか
- 趣味は何ですか
- 強みと弱みは何ですか、弱みは改善に向けて取り組んでいることはありますか
- 自分は周りからどのような人と言われますか
- 英語は得意ですか、海外出張に興味がありますか
- 健康面は大丈夫ですか
志望動機に関すること
- 医療に興味をもったきっかけは何ですか
- キヤノンメディカルシステムズを志望する理由は何ですか
- なぜその職種を志望しますか、その職種で何をやりたいですか、関わってみたい製品、分野はありますか、あればその理由を教えてください
- 希望職種はどのような仕事だと認識していますか
- 入社したらどのように貢献できますか
- キャリアプランを教えてください
- 本社は田舎にあるがやっていけそうですか
- 転勤や海外勤務は大丈夫ですか
- 他社の応募状況とキヤノンメディカルシステムズの志望度について教えてください
- 採用人数
19年度入社実績 124名
20年度入社実績 146名(男性103名 女性43名)
21年度入社実績 142名(男性102名 女性40名)
22年度入社実績 127名(男性79名 女性48名)
23年度入社実績 前年並み
24年度入社計画 前年並み
- 学歴フィルター
全国の国公立大学、私立大学から採用しています。私立大学は中堅クラスまで採用しています。
面接攻略の考え方【就活】
就活の面接では自己PRと志望動機を必ず訊かれます。
よってそれらの答えをあらかじめ準備する必要があります。
以下の自己PRと志望動機のヒントを参考にしてまとめてください。
- 面接時の自己PRのヒント
■課題解決力と行動力、チームワーク力の3つの能力のうち、2つを自分の中から探してアピールする
キヤノンメディカルシステムズの求める人材は、課題解決力、行動力、チームワーク力の3つの能力を持つ人です。
上記の求める人材にあるように、キヤノンメディカルシステムズは、「医療を通じて社会に貢献したい人」を求めています。
具体的には、「チームとして日々業務に邁進する」「やる気と情熱を持って仕事に取り組む」「社会の変化に即した課題解決・価値を提供できる」人です。
ここで、「社会の変化に即した課題解決・価値を提供できる」は、課題解決力を表しています。
また、「やる気と情熱を持って仕事に取り組む」は、行動力を表しています。
さらに、「チームとして日々業務に邁進する」は、チームワーク力を表しているのではないでしょうか。
以上の3つの能力をキヤノンメディカルシステムズは求めていますが、これらは、「このような人材になってもらいたい」との理想の姿と考えましょう。
学生がこれらの能力を全て持っているとアピールする必要はありません。
面接では、学生時代において最も力を入れたことを伝える中で課題解決力・行動力・チームワーク力のうちから二つを自分の中で探してアピールしましょう。
- 課題解決力なら、課題を発見し、既存の発想にとらわれず新しい解決法を考えて、解決のための計画づくりができるということです。
- 行動力なら、課題の解決に向けて周囲に働きかけながら粘り強く取り組めるということです。
- チームワーク力なら、チームのなかで自分の役割を理解し、メンバーの意見も尊重しながら活動を進めることができるということです。
力を入れたことは学業、クラブ活動、アルバイト、ボランティア活動などなんでも良いのです。
これらの活動の中で、いずれかの能力を発揮したことを具体的に説明してください。
そこで自分が身につけたことを伝えられるとなお良いです。
但し、キヤノンメディカルシステムズは採用するすべての人に課題解決力や行動力、チームワーク力を求めているわけではありません。
自分の最も伝えたい能力が他にあるなら、面接においてその能力を上手に説明してください。
■技術系応募者は研究内容を語る
キヤノンメディカルシステムズは、理系を中心に採用していて、技術系の会社といえます。
技術系応募者は面接で研究内容について学部、修士別に説明を求められます。
世界初、日本初の製品を数多く生み出した高い技術力をより高めるためには、新しい価値を生み出せる人材を発見したいからだと思います。
技術系応募者は、それらに十分対応できる能力やスキルがあることを、自分の研究内容から探し出して話せるようにしてください。
技術系応募者は、面接において研究内容の説明を相当詳しく深掘りされることを想定してください。
具体的には、研究にあたって、その課題と課題解決の手法をあげ、解決に困難だった点について自分自身の創意工夫と成果を説明できるようにしてください。
課題を解決するために、どのように周囲を巻き込んでいったか、どのくらい粘り強く取り組んでいったかなどについても説明できるといいです。
一方で、キヤノンメディカルシステムズの募集職種で直接使えるような研究をしていなくても、その職種に応募を希望する学生がいると思います。
その場合は面接で、論理的思考力のような潜在的な能力をアピールしてください。
■世界中どこででも働く覚悟を伝える
キヤノンメディカルシステムズは海外売上高比率が57%とグローバルに事業を展開しています。
世界150以上の国と地域で事業を展開しており、どのような職種でも、海外出張や海外駐在する可能性があります。
面接では、事務系、技術系応募者に限らず、海外勤務について可能かどうかの質問があると思います。
世界中のどこででも働く覚悟を伝えてください。
- 面接時に志望動機を語るヒント
■なぜキヤノンメディカルシステムズを選ぶのか明確に伝える
キヤノンメディカルシステムズは「医療を通じて社会に貢献したい人」を求めています。
これを念頭に置いて、キヤノンメディカルシステムズの経営スローガン、経営理念、事業内容、目指す姿などから感じたことをまとめてください。
そのなかで、自分が共感できることがキヤノンメディカルシステムズを選んだ志望動機になります。
また、キヤノンメディカルシステムズと競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。
キヤノンメディカルシステムズを志望する人は、医療機器に興味がある人であり、キヤノンメディカルシステムズと並行してテルモや日本光電、富士フイルムメディカル、オリンパス、富士フイルムなどの各社に応募する人が多いことと思います。また、親会社のキヤノンに応募する人もいるかも知れません。
たとえキヤノンメディカルシステムズが第一志望でなくても、競合他社と比較しなぜキヤノンメディカルシステムズなのかをしっかり答えられなくてはなりません。
■キヤノンメディカルシステムズで応募した職種を選んだ理由と、やりたい仕事は何かを明確に伝える
キヤノンメディカルシステムズは、応募時に希望する職種を決めて応募する職種別採用となっています。
なので、なぜその職種なのか、やりたい仕事は何か、なぜその仕事をやりたいのかをきちんと説明できなくてはいけません。
関わりたい製品や分野とその理由も説明できることが求められます。
あわせてやりたい仕事で活かせる能力やスキルがあればそれを伝えてください。
ホームページにある事業や製品の紹介をよく読み理解しておくことです。
■キヤノンメディカルシステムズの志望順位、他社の応募状況を答えられるようにする
志望順位については、迷わず第一志望です、と答えましょう。
他社の応募状況を聞かれたら、キヤノンメディカルシステムズと同じ精密機器、医療機器メーカーならば、精密機器とか医療機器業界志望と答えてください。
他社名を教えてほしいと聞かれたら、キヤノンメディカルシステムズと同等あるいはそれ以上の大手企業に応募中ならそれを答えてください。
それ以外なら「〇〇業界にも興味があり応募しています」と答えてください。この場合まったくの異業種であれば、なぜそこに応募したのか答えられるようにしてください。
以上、キヤノンメディカルシステムズの採用情報と面接攻略の考え方を説明しました。
特に面接は3回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。
また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい就活生のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの就活面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。
本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。
面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】
キヤノンの子会社であるキヤノンメディカルシステムズの面接を攻略するためには、まず精密機器業界を取り巻く環境を理解することと、精密機器業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
ブログ記事「【2024年】精密機器業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。
続いて、キヤノンメディカルシステムズとはどのような会社なのかを理解することも、面接準備には必須です。
キヤノンメディカルシステムズの会社概要や経営理念、目指す姿など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
これら以外にもキヤノンメディカルシステムズのホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。
本記事の後半でキヤノンメディカルシステムズのホームページから得た基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。
キヤノンメディカルシステムズの面接攻略のまとめ【就活】
キヤノンメディカルシステムズに入社を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?
キヤノンメディカルシステムズが採用したい人材は、「医療を通じて社会に貢献したい人」であり、具体的には、「チームとして日々業務に邁進する」「やる気と情熱を持って仕事に取り組む」「社会の変化に即した課題解決・価値を提供できる」人です。
面接では、学生時代に力を入れたこと、研究内容、志望職種について深掘りがあります。
面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。
- 課題解決力と行動力、チームワーク力の3つの能力のうち、2つを自分の中から探してアピールする
- 技術系応募者は研究内容を語る
- 世界中どこででも働く覚悟を伝える
面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- なぜキヤノンメディカルシステムズを選ぶのか明確に伝える
- キヤノンメディカルシステムズで応募した職種を選んだ理由と、やりたい仕事は何かを明確に伝える
- キヤノンメディカルシステムズの志望順位、他社の応募状況を答えられるようにする
面接を攻略するためには、まずは精密機器業界を取り巻く環境を理解すると同時に、精密機器業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
また、キヤノンメディカルシステムズとはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。
キヤノンメディカルシステムズの会社に関する知識など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも必読でしょう。
キヤノンメディカルシステムズの中途採用情報について【転職】
続いてキヤノンメディカルシステムズの転職面接について解説していきます。
はじめにキヤノンメディカルシステムズのキャリア(中途)採用情報について以下に記します。
- 募集職種
キヤノンメディカルシステムズは転職の希望者を対象とした事務系職種、技術系職種の中途採用を積極的に行っています。
社内に必要な能力、スキルを持つ人が足りないと思われる職種を募集していますので、応募にあたっては即戦力としての専門性が問われます。
具体的な募集職種はその時々で変わっていくと思います。
現時点でどのような職種を募集しているか、詳細は、キヤノンメディカルシステムズのホームページにあるキャリア採用情報をご覧ください
ちなみに2023年10月時点で、募集中の職種はありません。定期的にチェックすると良いと考えます。
- 選考フロー
WEBエントリー→書類選考→1次面接(部門責任者)→最終面接(役員)→内定
- 面接
面接では、求める人材にふさわしい人物かどうか、及び応募条件を満たしているかを判断されます。現職(前職)の職務内容の深掘りがなされます。
自己PRに関すること
- 自己紹介してください
- 現職(前職)の職務内容を説明してください
志望動機に関すること
- なぜキヤノンメディカルシステムズを志望しますか
- キヤノンメディカルシステムズの社会的使命は何だと思いますか
退職理由に関すること
- なぜ現職(前職)の会社を退職しますか
面接攻略の考え方【転職】
転職の面接では自己PRと志望動機に関することや退職理由を必ず訊かれます。
それらについて的確に答えるための準備をしてください。
以下の自己PRと志望動機、退職理由のヒントが参考になります。
- 面接時の自己PRのヒント
■課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
キヤノンメディカルシステムズの求める人材は、課題解決力、行動力、チームワーク力の3つの能力を持つ人です。
上記の求める人材にあるように、キヤノンメディカルシステムズは、「医療を通じて社会に貢献したい人」を求めています。
具体的には、「チームとして日々業務に邁進する」「やる気と情熱を持って仕事に取り組む」「社会の変化に即した課題解決・価値を提供できる」人です。
ここで、「社会の変化に即した課題解決・価値を提供できる」は、課題解決力を表しています。
また、「やる気と情熱を持って仕事に取り組む」は、行動力を表しています。
さらに、「チームとして日々業務に邁進する」は、チームワーク力を表しているのではないでしょうか。
これら3つの能力のうち、中途採用は即戦力を求めているので、仕事のアウトプットに直結する課題解決力と行動力をアピールすることが有効です。
(チームワーク力について質問された場合には、その力もあることを、例をあげて答えられるようにしておいてください。)
転職の面接では、現職(前職)において、応募書類だけでは説明しきれない仕事ぶりを説明してください。
その中で、目標達成に向けて課題を見つけ、既存の発想にとらわれず新しい解決法を考えて、関係者を巻き込んで粘り強く遂行した経験も加えてください。
さらに職務を遂行するさいに困難だったこと、困難をどのように乗り越えて、成果を上げたかを伝えてください。
キヤノンメディカルシステムズで活かせる、身につけた知識やスキルも語ってください。
もし上記の能力について乏しい場合は、自分の最も伝えたい能力について説明し、間接的にでも募集職種に役立つことを面接で伝えましょう。
■技術系応募者は技術力を語る
技術系応募者は、まず募集職種の職務内容を理解してください。
そして、それらに十分対応できる経験や能力、スキルがあることを、現職(前職)の職務を説明するなかで面接官にわかってもらう必要があります。
技術系応募者は、面接において、現職(前職)の職務内容の説明を相当詳しく求められます。
職務遂行にあたって、技術面の工夫と成果を的確に説明することで持っている技術力をアピールしましょう。
成果を出すためのノウハウが、キヤノンメディカルシステムズでどのように活かせるかも説明できるようにしてください。
もちろん直接そのような職務を経験していない人もいると思いますが、その場合は潜在的な能力面をアピールすることです。
- 面接時に志望動機を語るヒント
■なぜキヤノンメディカルシステムズを選ぶのか明確に伝える
キヤノンメディカルシステムズは「医療を通じて社会に貢献したい人」を求めています。
これを念頭に置いて、キヤノンメディカルシステムズの経営スローガン、経営理念、事業内容、目指す姿などから感じたことをまとめてください。
そのなかで、自分が共感できることがキヤノンメディカルシステムズを選んだ志望動機になります。
また、キヤノンメディカルシステムズと競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。
キヤノンメディカルシステムズを志望する人は、医療機器に興味がある人であり、キヤノンメディカルシステムズと並行して他の医療機器メーカーに応募する人が多いことと思います。
たとえキヤノンメディカルシステムズが第一志望でなくても、競合他社と比較しなぜキヤノンメディカルシステムズなのかをしっかり答えられなくてはなりません。
■なぜその職種を選んだか、そこでやりたい仕事は何かを明確に伝える
事務系、技術系を問わず、なぜその職種に応募したのか、そこでやりたい仕事とその理由をしっかりと説明する必要があります。
中途採用の応募者が応募職種を希望する主な理由は、現職(前職)で培った自分の経験や能力、スキルがキヤノンメディカルシステムズで活かせると考えたからではないでしょうか。
それには、職務内容をわかりやすく説明することで、自分の経験や能力、スキルがキヤノンメディカルシステムズで活かせて、貢献できることを伝えてください。
希望する職種の分野で注目している製品や技術、サービスとその注目理由も話せるようにしておくと、なお良いでしょう。
- 転職面接時に退職理由を語るヒント
■面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする
「なるほど、そのような前向きな理由があって退職したのですね」と面接官に納得してもらえる内容を説明しましょう。
間違っても上司と合わないとか、給料が安いなどというネガティブな理由を言わないでください。
例えば、現職(前職)では、自分の持つ能力、スキルをこれ以上向上させることが難しく、キャリアアップのために転職を考えたというような言い方です。
以上、キヤノンメディカルシステムズの中途採用情報と転職面接攻略の考え方を説明しました。
特に面接は複数回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。
また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい転職希望者のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの転職面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。
本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。
面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【転職】
キヤノンメディカルシステムズの転職面接を攻略するためには、まず精密機器業界を取り巻く環境を理解することと、精密機器業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
ブログ記事「【2024年】精密機器業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。
続いて、キヤノンメディカルシステムズとはどのような会社なのかを理解することも、面接準備には必須です。
キヤノンメディカルシステムズの会社概要や経営理念、目指す姿など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
これら以外にもキヤノンメディカルシステムズのホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。
本記事の後半でキヤノンメディカルシステムズのホームページから得た基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。
キヤノンメディカルシステムズの面接攻略のまとめ【転職】
キヤノンメディカルシステムズに中途採用で入社を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?
キヤノンメディカルシステムズが採用したい人材は、「医療を通じて社会に貢献したい人」であり、具体的には「チームとして日々業務に邁進する」「やる気と情熱を持って仕事に取り組む」「社会の変化に即した課題解決・価値を提供できる」人です。
面接では、求める人材にふさわしい人物かどうか、及び応募条件を満たしているかを判断されます。現職(前職)の職務内容の深掘りがなされます。
面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。
- 課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
- 技術系応募者は技術力を語る
面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- なぜキヤノンメディカルシステムズを選ぶのか明確に伝える
- なぜその職種を選んだか、そこでやりたい仕事は何かを明確に伝える
面接で退職理由を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- 面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする
面接を攻略するためには、まずは精密機器業界を取り巻く環境を理解すると同時に、精密機器業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
また、キヤノンメディカルシステムズとはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。
キヤノンメディカルシステムズの会社に関する知識など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも必読でしょう。
キヤノンメディカルシステムズの会社概要
ここからはキヤノンメディカルシステムズの会社概要を説明します。面接において志望動機を語る上で役に立ちます。
- キヤノンメディカルシステムズは、日本における画像診断機器のトップ企業です。
- キヤノンメディカルシステムズは、東芝の前身の1社である東京電気が1930年に全額出資して日本医療電気を設立したことを創業としています。
その後1942年には東芝に吸収合併されましたが、1948年改めて日本医療電気として東芝から独立し、この年を設立年としています。
その後幾度か社名変更がありましたが、2003年東芝メディカルシステムズとなりました。
2016年に親会社の東芝が全株式をキヤノンに売却し、キヤノンの完全子会社となりました。
2018年にはキヤノンメディカルシステムズに商号変更し、現在に至っています。
- キヤノンメディカルシステムズの使命は、高性能な医療機器を開発・製造・販売することがゴールではなく、世界中の人々の健やかな生活を守るために医療の発展を支え続けることです。
医療施設に対しては、安心で安全なより効率の良い医療のための製品やサービスを提供すること、世界中の患者さんに対しては、病気の早期発見や、不安や負担を和らげる検査の方法を考えることです。
- 画像診断機器では国内シェアがNO.1です。製品別でもCT、X線診断装置がシェア1位、MRIが2位、超音波診断装置、核医学装置が3位となっています。
- 様々な製品の技術開発で72件以上の国内受賞歴があり、高い技術力を誇っています。
- 世界150以上の国、地域に展開しており、海外連結子会社22社、代理店は90社です。海外売上比率は57%です。
- 2022年12月期の単体の経営成績は次の通りです。
資本金は、207億円です。
従業員数は、11,052名(2021年12月末・連結)
売上高は、3,321億44百万円です。
経常利益は、243億15百万円です。
純利益は、201億62百万円です。
面接では、「キヤノンメディカルシステムズの使命は何か知っていますか」といったような質問がなされるかも知れませんので、覚えておくと良いです。
キヤノンメディカルシステムズの経営スローガン、経営理念
ここでは、キヤノンメディカルシステムズの経営スローガン、経営理念を紹介します。
経営スローガン
Made for Life患者さんのために、あなたのために、そして、ともに歩むために。
キヤノンメディカルシステムズグループ経営理念
キヤノンメディカルシステムズグループは、いのちの尊さを基本に、医療・健康・福祉の広い分野で人々の健やかな生活の実現のために、グローバルに事業を推進し、豊かな価値を創造します。
- 健康と尊い命を守る医療に貢献します。
- 高品質で信頼性のある「商品」と適切な「サービス」を提供します。
- お客様と共に歩み・成長していく企業を目指します。
面接では「経営スローガンを知っていますか」と質問されることもあるかも知れません。覚えておくと良いでしょう。
キヤノンメディカルシステムズの目指す姿と重要課題
ここでは、キヤノンメディカルシステムズの目指す姿と重要課題について紹介します。
- キヤノンメディカルシステムズの目指す姿
目指す姿は、現代社会における要請や期待といえる、“サステナビリティ要素”を融合させた、製品・サービス、ソリューションの提供です。
事業活動を通じた、社会の変化に適応した課題解決・価値の提供が、企業と社会の持続的な相乗発展に結びつくと考えています。
- キヤノンメディカルシステムズの重要課題とSDGs
重要かつ優先的に取り組むべき5つのマテリアリティ(重要課題)を以下のように特定しています。
- 新たな価値創造、医療課題の解決
患者の負担軽減と高精細画像を両立させる技術開発を通じて、医療課題の解決に貢献
- 社会との共生・地域への貢献
ステークホルダーと様々な方法でコミュニケーションを図り、意見・要望を企業活動に積極的に取り入れ、社会の持続的発展と企業価値の向上
- 多様な人材の活躍と成長
キヤノンメディカルシステムズグループの事業活動が世界的に広がる中で、多様な背景や価値観をもつ従業員の個性を尊重し、安心してやりがいをもって働くことができる職場環境づくり
- 強固で健全な組織づくり
キヤノングループとキヤノンメディカルシステムズグループの行動指針に基づき健全で透明性の高い経営体制を構築
- 地球環境の保護・保全
キヤノングループ環境憲章ならびにキヤノンメディカルシステムズグループの行動基準に基づき、環境活動を技術的・経済的に可能な範囲で推進
- 新たな価値創造、医療課題の解決
面接で自己PRや志望動機を語るさいは、「キヤノンメディカルシステムズの目指す姿と重要課題」を理解しておくと役に立ちます。