【22卒/21年転職】面接官が教える「キヤノン」の面接対策

2020.10.29 更新
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精密機器メーカーとして売上NO.1であるキヤノンに入社を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。

応募者は事前にどのような面接の対策をしたらよいのでしょうか?

キヤノンに入社を希望する人がぜひとも知っておきたい面接に関する情報や、ノウハウというものがあります。

例えばキヤノンの面接では、求める人材をよく理解した上で、特に行動力と創造力をアピールすることが大切です。

一方、面接で志望動機を語るためには競合他社と比べてなぜキヤノンなのか答えられなくてはいけません。

キヤノンでやりたい仕事と実現したいことを明確に伝えることも重要です。

これら以外にもキヤノンの面接を受けるにあたって大切なポイントがあります。

本ブログでは、面接官である筆者が、キヤノンの採用情報とともに、面接で必ず訊かれる自己PRや志望動機の受け答えなどについてその対策を解説していきます。

さらに面接に臨むうえで必要な知識として、キヤノンの会社に関する情報を載せています。

面接対策は、自己分析や企業研究の段階から既にはじまっています。

分析した結果を基に、就活生はエントリーシート、転職希望者は職務経歴書を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げる必要があります。

就活中の学生や転職の希望者は、本ブログを読むことで自己分析・企業研究の段階からスムーズに選考・面接対策ができるようになります。

目次
  1. キヤノンの求める人材
  2. キヤノンの新卒採用情報について【就活】
  3. 面接攻略の考え方【就活】
  4. 面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】
  5. キヤノンの面接攻略のまとめ【就活】
  6. キヤノンの中途採用情報について【転職】
  7. 面接攻略の考え方【転職】
  8. 面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【転職】
  9. キヤノンの面接攻略のまとめ【転職】
  10. キヤノンを志望するときに知っておきたい社風
  11. キヤノンの会社概要
  12. キヤノンの企業理念・キヤノンスピリット
  13. キヤノンの経営計画
  14. 参考リンク集

キヤノンの求める人材

キヤノンはどのような人材を求めているのでしょうか?

ホームページにあるキヤノンの行動指針の原点として「三自の精神」があります。

自発・自治・自覚の精神のことです。

これらはキヤノンが社員に求める、最も重要な指針となっています。

この「三自の精神」から、求める人材を探ることができます。それは以下のような人材です。

  • 何事にも自ら進んで積極的に行う人
  • 自分自身を管理する人
  • 自分が置かれている立場・役割・状況をよく認識する人

さらに雇用と処遇の基本方針には、「三自の精神」のもと実力主義をうたっています。

実力主義とは、行動力(V:バイタリティ)、専門性(S:スペシャリティ)、創造力(O:オリジナリティ)、個性(P:パーソナリティ)を追求することと明記されています。

面接において自己PRをするとき、求める人材像をあらかじめ知っておくことは大切です。

覚えておくと良いでしょう。

キヤノンの新卒採用情報について【就活】

はじめにキヤノンの新卒採用情報について以下に記します。

  1. キヤノンの募集職種

    キヤノンは、事務系職種と技術系職種の2つの職種を募集しています。

  2. 選考フロー

    選考フローは次の通りです。

    WEBプレエントリー→エントリーシート→会社説明会→面接(複数回)→内々定

  3. エントリーシート(21年卒)

    事務系

    • 大学の研究テーマまたは特に力を入れている学問は何ですか。その内容について簡単に記載してください。(200字以内)    

      上記のテーマ、学問にどのように向き合っているか具体的に記載してください。(その学問の魅力、取り組み事例、そこから得たものなど)(400字以内)

    • 学業以外の課外活動において困難だったこと、またはその困難にどのようなアプローチで挑み、どのように克服したか、そしてその経験から得たことを具体的に記載してください。

      学業について記載する場合は、上記とは別の内容を記載してください。(400字以内)

    • 今後も産業・経済・社会等、取り巻く環境が変容していくことを踏まえ、あなたがキヤノンで成し遂げたい夢(実現したいこと)は何ですか?(300字以内)

    技術系

    • 10年後の世界はどのようになっていると考えますか。

      それを踏まえ、キヤノンに入社してやりたいこと、実現したいことは何ですか。(できる限り具体的な根拠を示しながら記載してください。)(600字以内)

    • 学生時代に力を注いで挑戦したこと(していること)を教えてください。

      (その挑戦において困難だったことや、その困難にどのようなアプローチで取り組んだか、またその経験から得られたことなどを具体的に記載してください。学業もしくは学業以外でも可)(400字以内)

    • 卒論について、1.研究テーマ・分野、2.テーマの選定理由、3.これまでに成し得たこと、4.研究における独自性や新規性、5.研究過程での気づきや発見、6.苦労した点・改善点などを踏まえて具体的に教えてください。(500字以内)
    • 修論について、1.研究テーマ・分野、2.テーマの選定理由、3.これまでに成し得たこと、4.研究における独自性や新規性、5.研究過程での気づきや発見、6.苦労した点・改善点などを踏まえて具体的に教えてください。(500字以内)
  4. 面接

    事務系では学業やその他力を入れたことの深掘りが、技術系では研究内容の深掘りがなされます。

    事務系

    自己PRに関すること

    • 自己PRしてください
    • 学業、ゼミについての深掘り(研究内容となぜそのゼミを選んだか、ゼミでの役割、卒業論文のテーマとそれを選んだ理由)
    • 学生時代に力を入れたこと(なぜそれを始めたか、課題は何か、それをどうやって解決したか、何を学んだか)
    • 学業で学んだことを入社後どう活かしたいか
    • 最も困難だった経験は何か
    • チームワークやリーダーシップなどにおいて一番大事にしているポイントは何か
    • 英語力について、他の言語でできるもの
    • 人と関わるうえで大切にしていることは何か、対立したときどうするか
    • 性格について
    • 忍耐力はあるか

    志望動機に関すること

    • 就活の軸は何か
    • キヤノンの志望動機は何か
    • どうして他社ではなくキヤノンなのか
    • 希望する職種、仕事と理由は何か
    • キヤノンで実現したいことは何か
    • 取り扱いたい製品とその理由
    • 海外に興味があるか、あればその理由は何か
    • 勤務したい国とその理由は何か
    • 全国転勤は可能か
    • キヤノンの製品で普段使っているもの
    • 他の部署に興味があるか
    • 希望以外の事業に配属されたらどうする
    • キヤノンの志望順位と他社の応募状況

    技術系

    自己PRに関すること

    • 自己PRしてください
    • 用意したスライドで研究内容や強みなどを10分程度で紹介
    • どうしてこの研究を始めたか
    • 研究で工夫した点や苦労した点は何か、それをどうやって乗り越えたか、何人で研究をしているか、今後の展望はどうか、研究内容をキヤノンでどのように活かせるか
    • 学業の成績について
    • 学生時代に力を入れたことは何か
    • チームで成し遂げたことはあるか
    • ものづくりの経験はあるか
    • 長所と短所は何か、短所の具体例と克服するために行っていること
    • 周りからどう思われていると思うか
    • ストレス発散方法
    • 英語能力について
    • 使えるプログラミング言語は何か

    志望動機に関すること

    • 志望業界は何か
    • キヤノンの志望動機は何か
    • なぜキヤノンでなければいけないか
    • なぜその職種を志望するか
    • キヤノンでやりたい仕事は何か
    • 志望部署、志望職種以外でも大丈夫か
    • 専門以外のこともやれるか
    • キヤノンの志望順位と他社の応募状況
  5. 採用人数

    19年度入社 495名

    20年度入社 522名

    21年度採用計画 不明

  6. 20年新卒入社大学別就職者数

    国公立大:

    東京大3、京都大5、北海道大7、東北大19、名古屋大4、大阪大6、九州大4、東京工業大30、一橋大3、筑波大7、千葉大10、電通大11、東京外大1、都立大7、横浜国大7、横浜市大3、大阪市大4、大阪府大2、神戸大10、岡山大1、広島大3、熊本大1、他

    私立大:

    早稲田大28、慶応大34、上智大10、明治大22、青山学院大9、立教大3、中央大15、法政大3、東京都市大9、日本大5、東海大1、東京理科大23、芝浦工業大15、東京電機大4、東京女子大1、日本女子大2、津田塾大1、千葉工業大1、神奈川大1、同志社大6、立命館大11、関西大4、関西学院大1、龍谷大1、近畿大1、他

    以上は大学院修了者を含みます。

    ※サンデー毎日(2020年8月30日号)参照

  7. 学歴フィルター

    キヤノンは難関国公立大、私立大を中心に採用しています。

    採用の特徴としては、メーカーらしく理工系学部及び理工系大学の学生を多く採用していることです。

面接攻略の考え方【就活】

就活の面接では自己PRと志望動機を必ず訊かれます。

よってそれらの答えをあらかじめ準備する必要があります。

以下の自己PRと志望動機のヒントを参考にしてまとめてください。

  1. 面接時の自己PRのヒント

    ■行動力と創造力を自分の中で探してアピールする

    キヤノンは基本的に、行動力と創造力を求めていると考えられます。

    なぜなら、「三自の精神」では何事にも自ら進んで積極的に行うことを求めています。

    さらに「三自の精神」のもとで実力主義がうたわれており、行動力と創造力を追求することが明記されています。

    また、採用情報にある人事担当役員の方からのメッセージには、次のような文章があります。

    ・・・・キヤノンは今、見据える未来へ舵をきり「戦略的大転換」をスローガンに従来からある事業に新規事業を加え、新しい事業のポートフォリオを完成させることでその成長を加速させようとしています。

    そのために必要なもの、それは、豊かなイマジネーションで新しいものを創造し、困難に直面しても何度も粘り強く挑戦し続ける姿勢です。・・・・

    これらからキヤノンは行動力と創造力を求めていると考えられます。

    なお、ここでの創造力とは芸術的才能という意味ではありません。

    既存の発想にとらわれず、課題に対して新しい解決法を考えることです。

    課題解決力と言葉を置き換えるとわかりやすいかもしれません。

    面接では、学生時代において最も力を入れたことを伝える中で行動力と創造力をアピールしましょう。

    すなわち、課題を発見し、既存の発想にとらわれず新しい解決法を考えて、解決のための計画づくりができること。実現のために粘り強く取り組み、周囲に働きかける人というアピールです。

    力を入れたことは勉強、クラブ活動、アルバイト、ボランティア活動などなんでも良いのです。

    最も力を入れたことは何か、なぜ力を入れたのか、困難だったこと、困難を解決するために自分なりの方法を見つけ、どのように粘り強く行動したか、その結果と自分が身に付けたことや反省したことを語ってください。

    但し、キヤノンは採用するすべての人に行動力と創造力を求めているわけではありません。

    自分の最も伝えたい能力が他にあるなら、その能力を上手に説明してください。

    ■技術系応募者は研究内容を語る

    キヤノンは技術系の会社であることを理解しましょう。

    たとえ文系出身者であっても技術的な知識に強くなくては生きていけません。

    2016年から5年間の中長期経営計画においても新たな成長をめざし、事業の主体をこれまでのBtoCからBtoBへと変換する「戦略的大転換」に挑んでいます。

    商業印刷、ネットワークカメラ、メディカル、産業機器の4つの新規事業を進め、既存事業でもクラウド、AI、IoTといった最新のテクノロジーを活用して再強化しています。

    それらに十分対応できる能力、スキルがあることを、自分の研究内容から探し出して話せるようにしてください。

    技術系応募者は、面接において研究内容の説明を相当詳しく深掘りされることを覚悟してください。

    研究テーマについては、事前に用意したスライドで10分程度紹介することを求められます。

    具体的には、研究にあたって、その課題と課題解決の手法をあげ、解決に困難だった点について自分自身の工夫と成果を説明できるようにしてください。

    課題を解決するために、どのように周囲を巻き込んでいったか、あるいはねばり強く取り組んでいったかなどについても説明できるといいです。

    キヤノンの技術的な仕事で直接使える研究、勉強をしていなくても応募を希望する学生もいると思います。

    その場合は論理的思考力など、潜在的な能力面を面接でアピールしてください。

    ■世界中どこででも働く覚悟を伝える

    キヤノンは海外売上高比率が76%とグローバルに事業を展開しています。(2019年12月末)

    約1,000人の海外駐在員が世界中の国や地域で働いています。どのような職種でも、海外出張や海外駐在する可能性があります。(2018年12月末)

    面接では、事務系、技術系応募者に限らず、海外勤務について可能かどうかの質問があります。

    世界中のどこででも働く覚悟を伝えてください。

  2. 面接時に志望動機を語るヒント

    ■就活の軸は何か明確に伝える

    就活の軸とは「仕事を選ぶときの基準(こだわり)」です。

    自分がなぜ、その仕事をやりたいかについての明確な基準(こだわり)ということです。

    キヤノンや、その他の応募する会社を選んだ基準について共通するものを探し出してください。

    その基準(こだわり)を面接官が納得できるように説明できることが大切です。

    ■なぜキヤノンを選ぶのか明確に伝える

    キヤノンは精密機器メーカーですが、広い意味で電気機器メーカーでもあります。

    よって、キヤノンを志望する人は、精密機器や電気機器メーカーに興味がある人であり、キヤノンと並行して富士フィルムや日立製作所、パナソニック、ソニー、三菱電機などの各社に応募する人が多いことと思います。

    仮にキヤノンが第一志望でなくても、競合他社と比較しなぜキヤノンなのかをしっかり答えられなくてはなりません。

    そのためには、キヤノンと競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。

    また、キヤノン製品を知るために家電販売店でキヤノン製品と他社の製品の違いを訊くこともためになります。

    ■キヤノンでやりたい職種・仕事とその理由、活かせる能力やスキル、そこで実現したいことは何かを明確に伝える

    キヤノンは基本的に入社前に職種を限定しない「ポテンシャル採用」を行っています。

    なので、キヤノンでやりたい職種・仕事は何か、なぜその職種・仕事をやりたいのかをきちんと説明できなくてはいけません。

    あわせてやりたい職種・仕事で活かせる能力やスキルがあればそれを伝えてください。

    また希望する仕事で実現したいことまで答えられるように準備してください。

    希望する仕事で注目している製品や技術とその注目理由も話せるようにしておくと、なお良いでしょう。

    ■キヤノンの志望順位と他社の応募状況を答えられるようにする

    志望順位については、迷わず第一志望ですと答えましょう。

    他社の応募状況を聞かれたら、キヤノンと同じ精密機器、電気機器メーカーならば、精密機器とか電気機器業界志望と答えてください。

    他社名を教えてほしいと聞かれたら、キヤノンと同等あるいはそれ以上の大手企業に応募中ならそれを答えてください。

    精密機器、電気機器業界以外なら「〇〇業界にも興味があり応募しています」くらいは答えてもいいです。

    この場合まったくの異業種であるので、なぜその業種に応募したのか答えられるようにしてください。

以上、キヤノンの採用情報と面接攻略の考え方を説明しました。面接は複数回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。

また、さらに面接対策を完全にしたい就活生のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの就活面接必勝法」の販売も行っています。

本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。

面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】

キヤノンは約80年前にカメラメーカーとしてスタートしました。

現在に至るまで、技術力、マーケティング力、ものづくり力、マネジメント力を育んで、世界中の人々に映像文化(Imaging)を通じて驚きと感動(Amazing)を提供する会社としてその名を広めています。

このようなキヤノンは精密機器メーカーから広い意味で電気機器メーカーの範疇に入ります。

面接を攻略するためにはまず精密機器業界を取り巻く環境を理解することと、精密機器業界で働いたときの仕事の内容を理解しておくと役に立ちます。

ブログ記事「【2021年】精密機器業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。

続いて、キヤノンとはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。

キヤノンの売り上げや事業内容といった会社概要、キヤノンの企業理念・キヤノンスピリット、経営計画「グローバル優良企業グループ構想フェーズⅤ」など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

これら以外にもキヤノンのホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。

本記事の後半で面接を受けるにあたり必要と思われるキヤノンの基本的な知識を簡単に紹介します。ぜひ読んでおいてください。

キヤノンの面接攻略のまとめ【就活】

キヤノンに入社を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?

キヤノンが採用したい人材は「三自の精神」を持つ、次のような人です。

  • 何事にも自ら進んで積極的に行う人
  • 自分自身を管理する人
  • 自分が置かれている立場・役割・状況をよく認識する人

面接では、求める人材かどうか総合的に判断されます。

面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。

  • 行動力と創造力を自分の中で探してアピールする
  • 技術系応募者は研究内容を語る
  • 世界中どこででも働く覚悟を伝える

面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。

  • 就活の軸は何か明確に伝える
  • なぜキヤノンを選ぶのか明確に伝える
  • キヤノンでやりたい職種・仕事とその理由、活かせる能力やスキル、そこで実現したいことは何かを明確に伝える
  • キヤノンの志望度と他社の応募状況を答えられるようにする

面接を攻略するためには、まずは精密機器業界を取り巻く環境を理解することと同時に、精密機器業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。

また、キヤノンとはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。

キヤノンの会社に関する知識について、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

以下のリンクも参照ください。

キヤノンの中途採用情報について【転職】

続いてキヤノンの転職面接について解説していきます。

はじめにキヤノンのキャリア(中途)採用情報について以下に記します。

  1. 募集職種

    キヤノンは転職の希望者を対象とした事務系職種、技術系職種の中途採用を積極的に行っています。

    社内に必要な能力、スキルを持つ人が足りないと思われる職種を募集していますので、応募にあたっては即戦力としての専門性が問われます。

    具体的な募集職種はその時々で変わっていくと思います。

    現時点でどのような職種を募集しているか、詳細は、キヤノンのホームページにあるキャリア採用情報をご覧ください。

  2. 選考フロー

    WEBエントリー→書類選考→一次選考→最終選考→内定→入社

    • 書類選考期間は3週間程度かかることがあります。
    • 一次選考は面接(部門+人事)+適性検査が行われます。  

      選考結果は1~2週間程度で連絡があります。

    • 最終選考は面接(部門の担当役員+人事)です。  

      選考結果は1~2週間程度で連絡があります。

    • 選考合格を連絡後、内定通知書が発行されます。  

      内定~入社の期間は2カ月以内(遅くとも3カ月以内)となります。

    • 内定承諾後、入社書類が発行されます。入社日は月初め(各月1日)です。

      入社研修に参加の後、配属先に出社となります。入社後、健康診断が行われます。

  3. 面接

    転職の面接は、2回行われ、採用試験で最も重視する科目です。

    面接での選考ポイントは、求める人材に基づいた総合的な判断です。

    現職(前職)の職務内容(研究内容)の深掘りがなされることが想定されます。

    自己PRに関すること

    • 今まで仕事をしたことで誇れる成果はどのようなものか
    • 大学時代の研究はどのようなものか
    • 働くうえで何をモチベーションにしていたか
    • 体力に自信があるか

    志望動機に関すること

    • なぜキヤノンなのか
    • キヤノンの経営戦略についてどのように考えるか
    • あなたの強みをこの会社でどう貢献できるか
    • 給料の高い会社があれば転職するか

    退職理由に関すること

    • なぜ現職(前職)を退職するのか

面接攻略の考え方【転職】

転職の面接では自己PRと志望動機、退職理由を必ず訊かれます。

それらについて的確に答えるための準備をしてください。

以下の自己PRと志望動機、退職理由のヒントが参考になります。

  1. 面接時の自己PRのヒント

    ■行動力と創造力を自分の中で探してアピールする

    キヤノンは基本的に、行動力と創造力を求めていると考えられます。

    なぜなら、「三自の精神」では何事にも自ら進んで積極的に行うことを求めています。

    さらに、三自の精神のもとで、実力主義がうたわれており、行動力と創造力を追求することが明記されています。

    一方、キャリア採用のメッセージには、「変化に立ち向かい、粘り強く挑戦を続けられる人」を求めていることが明記されています。

    これらからキヤノンは行動力と創造力を求めていると考えられます。

    なお、ここでの創造力とは芸術的才能という意味ではありません。

    既存の発想にとらわれず、課題に対して新しい解決法を考える力のことです。言葉を置き換えると課題解決力ということです。

    転職の面接では、現職(前職)において、WEBエントリーに記入した「職歴」や「職務経歴書」だけでは説明しきれない仕事ぶりを説明してください。

    その中で、課題を見つけ、課題解決のために自らが立てた対策と関係者を巻き込んで粘り強く遂行した経験も加えてください。

    さらに、職務を実行したときに困難だったこと、困難を乗り越えて自分が身につけた知識や、スキル、反省点なども語ってください。

    もし上記の能力について乏しい場合は、自分の最も伝えたい能力を面接で上手に説明して、間接的にでも募集職種に役立つことを伝えましょう。

    ■技術系応募者は技術力を語る

    キヤノンは技術系の会社であることを理解しましょう。

    2016年から5年間の中長期経営計画においても新たな成長をめざし、事業の主体をこれまでのBtoCからBtoBへと変換する「戦略的大転換」に挑んでいます。

    商業印刷、ネットワークカメラ、メディカル、産業機器の4つの新規事業を進め、既存事業でもクラウド、AI、IoTといった最新のテクノロジーを活用して再強化しています。

    技術系応募者は、まず募集職種の職務内容を理解してください。

    そして、それらに十分対応できる経験や能力、スキルがあることを、現職(前職)の職務を説明するなかで面接官にわかってもらう必要があります。

    技術系応募者は、面接において、現職(前職)の職務内容の説明を相当詳しく求められます。

    職務遂行にあたって、技術面の工夫と成果をわかりやすく説明することで持っている技術力をアピールしましょう。

    成果を出すためのノウハウが、キヤノンでどのように活かせるかも説明できるようにしてください。

  2. 面接時に志望動機を語るヒント

    ■なぜキヤノンを選ぶのか明確に伝える

    キヤノンは精密機器メーカーですが、広い意味で電気機器メーカーでもあります。

    よって、キヤノンを志望する人は、精密機器や電気機器メーカーに興味がある人であり、キヤノンと並行して富士フィルムや日立製作所、パナソニック、ソニー、三菱電機など各社の中途採用に応募する人もいると思われます。

    競合他社と比較し、なぜキヤノンなのかをしっかり答えられなくてはなりません。

    キヤノンと競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。

    キヤノン創業以来の歴史を理解し、会社概要や企業理念、経営計画などから感じたことをまとめてください。

    そのなかで、自分が共感できることがキヤノンを選んだ志望動機となります。自分らしい志望動機をまとめましょう。

    ■なぜその職種を選んだか、そこで何をしてどのような貢献ができるかを明確に伝える

    事務系、技術系を問わず、なぜその職種に応募したのか、そこでどのような貢献ができるのかをしっかりと説明する必要があります。

    中途採用の応募者が応募職種を選んだ主な理由は、現職(前職)で培った自分の経験や能力、スキルがキヤノンで活かせるからではないでしょうか?

    それについて、職務内容をわかりやすく説明することで伝えてください。

    応募職種の分野で注目しているキヤノンの製品や技術について、なぜその製品や技術に注目しているかも話せるようにしておくとよいでしょう。

    キヤノンを良く知っているとのアピールになります。

  3. 転職面接時に退職理由を語るヒント

    ■面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする

    「なるほど、そのような前向きな理由があって退職したのですね」と面接官に納得してもらえる内容を説明しましょう。

    間違っても上司と合わないとか、給料が安いなどというネガティブな理由を言わないでください。

    例えば、現職(前職)では、自分の持つ能力、スキルをこれ以上向上させることが難しく、キャリアアップのために転職を考えたというような言い方です。

以上、キヤノンの中途採用情報と転職面接攻略の考え方を説明しました。

特に面接は2回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。

また、さらに面接対策を完全にしたい転職希望者のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの転職面接必勝法」の販売も行っています。

本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。

面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【転職】

キヤノンは約80年前にカメラメーカーとしてスタートしました。

その後、カメラの進化とともに磁気ヘッド、事務機、プリンター、ディスプレイ、プロジェクター、ネットワークカメラ、医療機器など時代の変化に合わせた商品を開発しました。

このようにキヤノンは、精密機器メーカーから広い意味で電気機器メーカーの範疇に入りますが、精密機器が原点です。

したがって、面接を攻略するためには、まず精密機器業界を取り巻く環境を理解することと、精密機器業界で働いたときの仕事の内容を理解しておくことが大切です。

ブログ記事「【2021年】精密機器業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。

続いて、キヤノンとはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。

売り上げや事業内容といった会社概要、企業理念、経営計画などについて、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

これら以外にもキヤノンのホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。

本記事の後半で面接を受けるにあたり必要と思われるキヤノンの基本的な知識を簡単に紹介します。ぜひ読んでおいてください。

キヤノンの面接攻略のまとめ【転職】

キヤノンに中途入社を希望する人が、必ず通過しなければならない転職の面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?

キヤノンが中途採用したい人材は「三自の精神」を持つ、次のような人です。

  • 何事にも自ら進んで積極的に行う人
  • 自分自身を管理する人
  • 自分が置かれている立場・役割・状況をよく認識する人

面接では、現職(前職)の職務内容を含めて求める人材かどうか総合的に判断されます。

面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。

  • 行動力と創造力を自分の中で探してアピールする
  • 技術系応募者は技術力を語る

面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。

  • なぜキヤノンを選ぶのか明確に伝える
  • なぜその職種を選んだか、そこで何をしてどのような貢献ができるかを明確に伝える

面接で退職理由を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。

  • 面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする

面接を攻略するためには、まずは精密機器業界を取り巻く環境を理解します。

同時に、精密機器業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。

また、キヤノンとはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。

キヤノンの会社に関する知識について、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

以下のリンクも参照ください。

キヤノンを志望するときに知っておきたい社風

キヤノンの面接を受けるにあたり知っておきたい社風について以下に記します。

  • 特に研究開発部門は自由で自分の裁量が大きいため、目的意識があり、やる気のある人にとっては良い職場環境です。
  • 設計部門では開発イベントが終了するとメンバーとの打ち上げが行われ、関係する他の分野の社員と交流ができます。
  • 一方で、他部門の部屋には入室できないため、自分の事業部以外の人の仕事を知る機会はあまりありません。
  • 給料、賞与、福利厚生など人事の諸制度がしっかりできており、長く働くには良い環境です。
  • 真面目で誠実な社員が多く、同じ職場の社員間の風通しは良好です。
  • トップダウンで仕事が下りてきます。上下関係を重んじています。
  • 企業理念を遵守し、技術志向の強い会社です。企業価値を高める意識は強く、ルールを守ることが徹底されています。

面接で語る志望動機を作る際、社風をよく知っていることが大切です。

キヤノンの会社概要

ここからはキヤノンの会社概要を説明します。

  • キヤノンは1933年に開設した精機光学研究所からスタートしました。

    その後カメラから事務機、複合機分野へ進出し、精密機器メーカーとして売上NO.1を誇っています。

    現在は精密機器メーカーから広い意味で電気機器メーカーとしての性格も強くなっています。

    世界中の人々に映像文化(Imaging)を通じて、驚きと感動(Amazing)を提供する会社として存在感を示しています。

  • 社名であるキヤノンのロゴであるCanonの語源は英語の「正典」「規範」「標準」という意味です。

    これは正確・精緻が求められる精密機器としての商標にふさわしく、先進の技術とサービス活動において世界の標準となり、また業界の規範として活動していくという企業精神が込められています。

    また、キヤノンの「ヤ」の字が大きいことに注目しましょう。

    この理由は全体の見た目の字のバランスを考え、きれいに見えるようにしたからです。

    小文字の「ャ」にするとできる上の空白を避けたいという意味があります。

  • 2019年12月期の決算数字は次の通りです。

    資本金は、174,762百万円です。

    連結従業員数は、187,041人です。

    連結子会社は、361社になります。

    売上高は、連結で35,933億円です。

    営業利益は、連結で1,747億円です。

    純利益は、1,251億円です。

    ビジネスユニット別売上割合は、オフィス機器47%、イメージングシステム23%、メディカルシステム12%、産業機器その他21%です。

    *ビジネスユニット別売上高は、ユニット間取引にかかる売上があるため、総計100%となっていません。

    地域別売上割合は、国内24%、米州29%、欧州25%、アジアオセアニア22%です。

面接では、「キヤノンのロゴの語源を知っているか」といった質問がなされるかも知れませんので、覚えておくと良いと思います。

キヤノンの企業理念・キヤノンスピリット

キヤノンの企業理念、キヤノンスピリットは次の通りとなっています。

企業理念

キヤノンの企業理念は、『共生』です。私たちは、この理念のもと、文化、習慣、言語、民族などの違いを問わず、すべての人類が末永く共に生き、共に働き、幸せに暮らしていける社会をめざします。

しかし、経済、資源、環境など... 現在、地球上には共生を阻むさまざまな問題があります。キヤノンは、共生に根ざした企業活動を通じて、これらを解消するため、積極的に取り組んでいきます。

真のグローバル企業には、顧客、地域社会に対してはもちろん、国や地域、地球や自然に対してもよい関係をつくり、社会的な責任を全うすることが求められます。

キヤノンは、「世界の繁栄と人類の幸福のために貢献していくこと」をめざし、共生の実現に向けて努力を続けます。

ビジョンを達成するための企業精神

キヤノンの企業DNA

歴史を刻み、発展できた背景には、脈々と受け継がれるキヤノンの企業DNA「人間尊重」「技術優先」「進取の気性」があります。

ベンチャー企業として始まった進取の気性と、技術による差別化をめざす姿勢は、深く浸透し、つねにキヤノンは社会に新しい提案をしてきました。

それを支えてきたのが実力主義や健康第一主義などの人間尊重の姿勢です。

今後100年、200年と発展し続けるために、キヤノンはこの企業DNAを次の世代にしっかりと継承していきます。

三自の精神

キヤノンの行動指針の原点。それが、創業時から受け継がれる「自発・自治・自覚」の「三自の精神」です。

企業DNAを伝承しながら、真のグローバルカンパニーをめざすキヤノンにとって、いまも最も重要な指針となっています。

「自発」

何事にも自ら進んで積極的に行う。

「自治」

自分自身を管理する。

「自覚」

自分が置かれている立場・役割・状況をよく理解する。

面接では企業理念である共生や、三自の精神について質問されることもあるかもしれませんので、内容を理解しておきましょう。

キヤノンの経営計画

キヤノンは中長期経営計画である「グローバル優良企業グループ構想Phase Ⅴ」(2016~2020)を進めています。

これまでのBtoCからBtoBへ事業転換を図っています。

「戦略的大転換を果たし、新たなる成長に挑戦する」という基本方針のもと、7つの主な戦略を実行しています。

  1. 原価率45%を実現するための新生産性システムを確立します。

    設計・調達・生産技術・製造が一体となって日本におけるマザー工場機能の強化を図ります。

    ロボット化、自動化など生産技術の高度化を進展させてコストダウンを図ります。

  2. 新規事業の強化拡大と将来事業の創出を図ります。

    現行事業の横展開による多角化を進めて新事業を創り、有望な分野にはM&Aも含めて経営資源を重点配分することで、事業の早期拡大を図っていきます。

    商業印刷、ネットワークカメラ、メディカル、産業機器の新規事業分野に注力します。

  3. 市場の変化をとらえた全世界販売網の再構築を行います。

    既存の販売網を見直し、リアルとネットを融合化してお客様との接点を太くするオムニチャネル化、お客さま視点に立ったソリューションビジネスの強化・拡大、新興国の市場開拓を図ります。

  4. オープンイノベーションによる研究開発力を強化します。

    自前主義から、国内外の大学・研究機関との共同・委託研究を推進し、技術や知識を積極的に活用する研究開発体制をつくります。

  5. 世界のダイナミズムを取り込む世界三極体制を完成させます。

    有望な事業のM&Aを積極的に実施し、日米欧三極が地域特性を生かして包括的、効率的に経営を行う体制を完成させます。

  6. 地球儀を俯瞰して職務を遂行するグローバル人材を育てます。

    世界規模で人材活用を図ります。そのために経営幹部候補を選抜し、国境を超えたキャリアローテーションを行います。

  7. 新たな成長の原点となるキヤノンスピリットの再強化を図ります。

    創業以来のDNAである「進取の気性」「三自の精神」の行動指針を再活性化し、戦略的大転換を図ります。

面接で志望動機を語る際、中長期経営計画である「グローバル優良企業グループ構想Phase Ⅴ」を理解しておくことは大切です。

参考リンク集

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