【24卒/23年転職】面接官が教える「ファーストリテイリング」の面接対策

ユニクロやジーユーなどを傘下にもつファーストリテイリングに入社を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。
応募者は事前にどのような面接の対策をしたらよいのでしょうか?
ファーストリテイリングに入社を希望する人がぜひとも知っておきたい面接に関しての情報や、ノウハウというものがあります。
例えばファーストリテイリングの面接では、求める人材をよく理解して、自己PRにおいてチームワーク力に加えて、課題解決力または行動力をアピールすることが大切です。
一方、面接で志望動機を語るためには、なぜ専門店・小売業界(アパレル)を選ぶのか、その中でなぜファーストリテイリングなのか答えられなくてはいけません。
これら以外にもファーストリテイリングの面接を受けるにあたって大切なポイントがあります。
本ブログでは、面接官である筆者が、ファーストリテイリングの採用情報とともに、面接で必ず訊かれる自己PRや志望動機の受け答えなどについてその対策を解説していきます。
さらに面接に臨むうえで必要な知識として、ファーストリテイリングの会社についての情報を載せています。
面接対策は、自己分析や企業研究の段階から既にはじまっています。
分析した結果を基に、就活生はエントリーシート、転職希望者は職務経歴書を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げる必要があります。
就活中の学生や転職の希望者は、本ブログを読むことで自己分析・企業研究の段階からスムーズに選考・面接対策ができるようになります。
ファーストリテイリングの求める人材
ファーストリテイリングはどのような人材を求めているのでしょうか。
新卒採用情報サイトにある、「FAST RETAILINGのキャリアと教育」には、社内教育機関(FRMIC)部長が、「新卒社員に期待すること」を語っています。
そこで、「ファーストリテイリングでは、どんな力がつくのか?」の問いに、身につくのは、世界で活躍できる経営者としての力として、以下の力を挙げています。
変革する力
社会が変化し続ける時代に、自らも変革し、価値を創造し続ける力
儲ける力
お客様からのご支持のバロメーターとしての利益を出し続ける力
チームを作る力
多様性のあるチームで、大きな成果をあげるために不可欠な力
理想を追求する力
自らの使命の実現に向けて、高い理想を追い求める力
これらの力を持つ人を、ファーストリテイリングは求めていると考えます。学生がこれら全てを持っている必要はありませんが、求める人材のヒントになります。
まとめると、ファーストリテイリングの求める人材は、次のような人と考えます。
- 社会が変化し続ける時代に、自らも変革し、価値を創造し続ける人
- お客様からのご支持のバロメーターとしての利益を出し続ける人
- 多様性のあるチームで、大きな成果をあげるために不可欠なチームを作る人
- 自らの使命の実現に向けて、高い理想を追い求める人
また、地域正社員については、「地域正社員に求める5つのポイント」として次のように明記されています。
01 成長志向 店舗の代行者として活躍する意志とポテンシャルのある人
02 チームワーク チームで仕事ができ店舗を盛り立てていく事ができる人
03 共感 ファーストリテイリングの経営理念に共感でき、地域・社会に貢献したい人
04 主体性・リーダーシップ 店舗を地域No.1にするために、自ら考え、提案・行動ができる人
05 サービス精神 人が好き、接客が好き、服が好き、サービス精神が感じられる人
ここでは、特にチームワークと主体性・リーダーシップ、サービス精神に注目しましょう。
また、中途採用では、募集職種によっては、求める人材が明記されていることがありますので、参照ください。
求める人材は、面接で自己PRをするときの参考としてぜひとも知っておいてください。
ファーストリテイリングの新卒採用情報について【就活】
はじめにファーストリテイリングの採用情報について、概要を以下に記します。
- 募集職種
募集職種は、グローバルリーダー候補と地域正社員です。
- グローバルリーダー候補は、世界に通用する実力を身につけ活躍したい人の募集です。全国勤務(海外転勤の可能性あり)となっています。
- 地域正社員は、地域に長期的に根差し、ブランドの個店経営を支える主役となる人の募集です。自宅から通える店舗への配属となり、転居を伴う異動はありません。
- 選考フロー
- グローバルリーダー候補
WEBエントリー→WEB会社説明会→WEB適性検査(全ブランド共通)→面接(複数回)→ブランド説明会→ブランド選択→面接(数回)→内々定
ブランドは、ユニクロ、ジーユー、プラステ、リンク・セオリー・ジャパンです。
- 地域正社員
WEBエントリー→WEB会社説明会→WEB適性検査→ブランド選択→面接→キャリアセッション→面接(数回)→内々定
ブランドは、ユニクロ、ジーユー、リンク・セオリー・ジャパンです。
ユニクロは大学年次に関わらず通年採用を実施しています。人事面接+キャリアセッションを通過した人には「ユニクロパスポート」を発行し、発行から3年以内はこのパスポートを提示すれば、いつでも最終面接を受けられます。
- グローバルリーダー候補
- エントリーシート(23年卒)
- FR Seminarを見て、一番印象に残ったことは何ですか(300字以内)
- もっと詳しく知りたいと思ったことがあれば、ご入力ください(300字以内)
- 面接
面接では、ガクチカ・志望動機の深掘りがあります。チームワークを発揮した経験を問われることが多いです。ケース質問があります。(顧客を設定してどういう対応をとるのか)
自己PRに関すること
- 自己紹介してください
- 学生時代に頑張ったことは何ですか(チームの中で果たした役割、チームをまとめる上で意識したこと、困難だった経験とどのように乗り越えたか、結果、得たもの)
- リーダー経験はありますか(リーダーとしての考え方、行った施策、コミュニケーションの取り方、足りなかったこと、起こった問題)
- 理想のリーダー像は何ですか
- 学生時代にチームで成果を上げた経験を教えてください(地域正社員)
- 人生における挑戦を3つ挙げてください、なぜ挑戦しようと思いましたか
- これまでで最も困難に感じた経験を教えてください
- なぜ在籍する学部・学科を選択しましたか
- ゼミでの研究内容について説明してください(研究しようと思った理由、研究について今はどんな考えがあるか、一人の研究者として今足りないと感じることは何か、今後何をしたいか、どう弊社で活かせるか)
- 挫折経験はありますか
- 強みと弱みは何ですか、弱みの克服方法は
- 他の人からどのような人と言われますか
- 苦手な人のタイプはどのような人ですか
- 全く異なるバックグラウンドをもつ人々と協同した経験はありますか
- 大切にしている信念は何ですか
- 最近購入して満足した服は何ですか
- 英語は得意ですか
- 趣味は何ですか
- 最近の気になるニュースはありますか
志望動機に関すること
- 就職活動の軸は何ですか
- なぜアパレル業界を志望しますか
- なぜファーストリテイリングを志望しますか
- なぜグローバルリーダー候補(地域正社員)を志望しますか
- ファーストリテイリングでやりたい仕事は何ですか
- ファーストリテイリングで成し遂げたいことは何ですか
- キャリアプランはどのように考えていますか
- ファーストリテイリングで活かせる能力は何ですか
- お客様を設定(性別、年齢、性格)してどのような対応をとりますか(そこから派生して次の行動の提案と、なぜその行動をとるのか)
- 最初は店舗で働くことになるが大丈夫ですか(グローバルリーダー候補)
- 店長になったら何をしたいですか(地域正社員)
- キャリアプランはどのように考えていますか
- 店舗で働くことの難しさを理解していますか
- 成果を出さなければ希望の部署には行けないけれどいいですか
- ユニクロの店舗内で変えるべきところはありますか
- 他社の応募状況とファーストリテイリングの志望度はどれくらいですか
- 採用人数
2019年度入社実績 378名(男性156名 女性222名)
2020年度入社実績 335名(男性149名 女性186名)
2021年度入社実績 398名(男性134名 女性264名)
2022年度入社実績 前年並み
2023年度入社計画 前年並み
- 22年新卒入社大学別就職者数
国公立大:
東京大6、京都大1、北海道大1、大阪大2、筑波大1、千葉大1、東京外大1、都立大1、横浜国大1、神戸大1、広島大1、他
私立大:
早稲田大9、慶応大14、上智大6、明治大11、青山学院大10、立教大9、中央大3、法政大5、学習院大1、成城大3、明治学院大2、国学院大2、日本大10、東洋大4、駒沢大1、専修大3、東海大2、東京理科大2、東京女子大1、日本女子大2、津田塾大3、共立女子大3、昭和女子大2、千葉工大1、神奈川大2、愛知大1、愛知淑徳大1、中京大1、南山大1、同志社大12、立命館大10、関西大3、関西学院大4、龍谷大2、京都女子大1、同志社女子大1、追手門学院大1、近畿大2、甲南大1、西南学院大3、他
以上は大学院修了者を含みます。
※サンデー毎日(2022年9月4日号)参照
- 学歴フィルター
ファーストリテイリングは、全国の国公立大学、私立大学を採用しています。学歴フィルターはありません。
面接攻略の考え方【就活】
面接では自己PRと志望動機を必ず訊かれます。よってそれらの答えをあらかじめ準備する必要があります。以下の自己PRと志望動機のヒントを参考にしてください。
- 面接時の自己PRのヒント
■チームワーク力に加えて、課題解決力または行動力をアピールする
ファーストリテイリングは、チームワーク力に加えて、課題解決力または行動力を求めていると考えます。
- 上記の求める人材にあるように、ファーストリテイリングは、「社会が変化し続ける時代に、自らも変革し、価値を創造し続ける」「多様性のあるチームで、大きな成果をあげるために不可欠なチームを作る」「自らの使命の実現に向けて、高い理想を追い求める」人を求めています。
ここで、「社会が変化し続ける時代に、自らも変革し、価値を創造し続ける」は、課題解決力を表しています。
また、「自らの使命の実現に向けて、高い理想を追い求める」は、行動力を表しています。
さらに「多様性のあるチームで、大きな成果をあげるために不可欠なチームを作る」は、チームワーク力を表しているのではないでしょうか。
- 一方、地域正社員については、「地域正社員に求める5つのポイント」にあるように、ファーストリテイリングは、「チームワーク: チームで仕事ができ店舗を盛り立てていく事ができる」「主体性・リーダーシップ:店舗を地域No.1にするために、自ら考え、提案・行動ができる」人を求めています。
ここで、「主体性・リーダーシップ:店舗を地域No.1にするために、自ら考え、提案・行動ができる」は、課題解決力と行動力を表しています。
また、「チームワーク:チームで仕事ができ店舗を盛り立てていく事ができる」は、チームワーク力そのものです。
以上の三つの能力をファーストリテイリングは求めています。
これらは、「このような人材になってもらいたい」との理想の姿と考えましょう。
学生がこれら全てを持っているとアピールする必要はありません。
一方で、ファーストリテイリングは、特にチームワーク力を重視していると考えます。
その理由として、面接ではチームワーク、リーダーシップ、人間関係に関する質問が多くなされているからです。
*ここでのリーダーシップは、例えばクラブ・サークルの部長とかいったような役割・立場ではありません。チームの目標を示し、目標達成のためにメンバーのやるべきことを明確にする、やる気を出させるなど、メンバーに良い影響を与えながら活動を進めることと考えてください。なので、広い意味でチームワーク力と見做して良いと考えます。
以上から、面接では、学生時代において最も力を入れたことを伝える中で、チームワーク力に加えて、課題解決力または行動力をアピールしましょう。
- チームワーク力とは、チームのなかで自分の役割を理解し、目標達成のためにメンバーの意見を尊重するなかで、自分の考えを理解してもらいながら活動を進めることができる能力です。
- 課題解決力なら、課題を発見し、既存の発想にとらわれず新しい解決法を考えて、解決のための計画づくりができるということです。
- 行動力なら、困難な課題の解決に向けて周囲に働きかけながら、あきらめずに粘り強く取り組めるということです。
力を入れたことはチームで行ったことならば、ゼミ、クラブ・サークル活動、アルバイト、ボランティア活動などなんでも良いのです。
これらの活動の中で、チームワーク力に加えて、課題解決力または行動力を発揮したことを具体的に説明してください。
そこで自分が身につけたことを伝えられるとなお良いです。
但し、ファーストリテイリングは、採用するすべての人にチームワーク力に加えて、課題解決力または行動力を求めているわけではありません。
自分の最も伝えたい能力が他にあるなら、その能力を上手に説明してください。
■グローバルリーダー候補は、日本のみならず世界をまたにかけてどこででも働く覚悟を伝える
ファーストリテイリングはグループ店舗が3,549店舗あり、日本中が仕事の活動範囲です。このうちユニクロは中国を中心に海外にも1,560店舗あります。(2022年5月末)
一方、ファーストリテイリングの主要縫製工場は中国、東南アジアを中心に453拠点あります。また、主要素材工場も中国、東南アジアを中心に91拠点あります。(2022年3月)
面接では、日本のみならず世界のどこへでも行って働く覚悟も伝えてください。
■「お客さまの立場に立って行動できる」ことをアピールする
ファーストリテイリングは、「お客様からのご支持のバロメーターとしての利益を出し続ける」人を求めています。
また、地域正社員には「人が好き、接客が好き、服が好き、サービス精神が感じられる」人も求めています。
グローバルリーダー候補、地域正社員ともに入社後は全国の直営店舗で勤務します。
店舗では、お客様からの支持を得られるように、お客様に喜んでいただき、満足していただくように接しなければなりません。
ですから、「お客さまの立場に立って行動できる」ことを証明するエピソードを用意してください。
具体的には、アルバイトでお客様にこのように接して、喜ばれたというようなエピソードなどです。
また、これに関連したケース質問もされていますので、留意してください。
面接においては、明るく元気そうな雰囲気を醸し出してください。
- 上記の求める人材にあるように、ファーストリテイリングは、「社会が変化し続ける時代に、自らも変革し、価値を創造し続ける」「多様性のあるチームで、大きな成果をあげるために不可欠なチームを作る」「自らの使命の実現に向けて、高い理想を追い求める」人を求めています。
- 面接時に志望動機を語るヒント
■なぜ専門店・小売業界(アパレル業界)を選ぶのか明確に伝える
なぜ専門店・小売業界(アパレル業界)を選ぶのかについては、その業界の理解を深めることから初めてください。
特に重要なことは、専門店は近年、単なる小売業からその業態を大きく変換したことです。
「SPA(製造小売業)」と呼ばれる、商品開発、製造から販売まで一貫して自社で行う企業がその業界で大きな売上シェアを占めているということです。
専門店・小売業界とは何か、業界を取り巻く環境についての基本は、ブログ記事「【2023年】専門店に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」及び「【2023年】小売業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を参照ください。
■なぜファーストリテイリングを選ぶのか明確に伝える
ファーストリテイリングの基本理念、事業内容、経営方針などから感じたことをまとめてください。
そのなかで、自分が共感できることがファーストリテイリングを選んだ志望動機になります。
地域正社員は、「ファーストリテイリングの経営理念に共感でき、地域・社会に貢献したい人」を求めていますから、基本理念を良く理解しておいてください。
また、ファーストリテイリングと競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。
ファーストリテイリングの応募者は、「ユニクロやジーユーの服が好き」「大手小売業で働きたい」「アパレル業界で働きたい」「高収益企業である」といったような理由で応募するかと思います。
よって、日常接していて親しみを感じるような会社、他の大手小売業やアパレルの会社、様々な業界の高収益企業にかけもち応募するでしょう。
例えば、ニトリ、良品計画、楽天、TOKYO BASE、アダストリアといったような企業です。
たとえファーストリテイリングが第一志望でなくても、競合他社と比較しなぜファーストリテイリングなのかを質問されたときに、しっかり答えられなくてはなりません。
ユニクロやジーユーの店舗を訪問して、社員の対応や商品陳列などを知っておくことも有効です。
■なぜグローバルリーダー候補(地域正社員)を希望するか、そこでやりたい仕事を明確に伝える
なぜグローバルリーダー候補(地域正社員)を志望するか答えられるようにしてください。
一方、地域正社員は、「店舗の代行者として活躍する意志とポテンシャルのある人」を求めていますからこれを意識して答えてください。
同時に、なぜユニクロ(ジーユー、セオリー、プラステ、リンク・セオリー・ジャパン)を志望するか答えられるようにしてください。
「そこでやりたい仕事とその理由は何か」「能力、スキルを持っているか」「どのようなキャリアプランを持っているか」についても答えられるようにしましょう。
■ファーストリテイリングの志望順位、他社の応募状況を答えられるようにする
志望順位については、迷わず第一志望ですと答えましょう。
他社の応募状況を聞かれたら、専門店(小売業界)志望と答えてください。他社名を教えてほしいと聞かれたら、ファーストリテイリングと同程度の大手企業に応募中ならそれを答えてください。
それ以外なら「〇〇業界にも興味があり応募しています」くらいは答えてもいいです。この場合まったくの異業種であり、なぜそうなのか答えられるようにしてください。
以上、ファーストリテイリングの採用情報と面接攻略の考え方を説明しました。特に面接は複数回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。
また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい就活生のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの就活面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。
本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。
面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】
面接を攻略するためには、まずは専門店・小売業界を取り巻く環境を理解することと、専門店・小売業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
ブログ記事「【2023年】専門店に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」及び「【2023年】小売業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。
続いて、ファーストリテイリングとはどのような会社なのかを理解することも、面接準備には必須です。
ファーストリテイリングの会社概要、基本理念、経営方針など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
これら以外にもファーストリテイリングのホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。
本記事の後半で面接を受けるにあたり必要と思われるファーストリテイリングの基本的な知識を簡単に紹介します。ぜひ読んでおいてください。
ファーストリテイリングの面接攻略のまとめ【就活】
ファーストリテイリングに入社を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?
ファーストリテイリングが採用したい人材は、「社会が変化し続ける時代に、自らも変革し、価値を創造し続ける」「お客様からのご支持のバロメーターとしての利益を出し続ける」「多様性のあるチームで、大きな成果をあげるために不可欠なチームを作る」「自らの使命の実現に向けて、高い理想を追い求める」人です。
面接では、ガクチカ・志望動機の深掘りがあります。チームワークを発揮した経験を問われることが多いです。
面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。
- チームワーク力に加えて、課題解決力または行動力をアピールする
- グローバルリーダー候補は、日本のみならず世界をまたにかけてどこででも働く覚悟を伝える
- 「お客さまの立場に立って行動できる」ことをアピールする
面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- なぜ専門店・小売業界(アパレル業界)を選ぶのか明確に伝える
- なぜファーストリテイリングを選ぶのか明確に伝える
- なぜグローバルリーダー候補(地域正社員)を希望するか、そこでやりたい仕事を明確に伝える
- ファーストリテイリングの志望順位、他社の応募状況を答えられるようにする
面接を攻略するためには、まずは専門店・小売業界を取り巻く環境を理解することと、そこで働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
また、ファーストリテイリングとはどのような会社なのかを理解することも、面接準備には必須です。
ファーストリテイリングの会社に関する知識について、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも必読でしょう。
ファーストリテイリングの中途採用情報について【転職】
続いて、ファーストリテイリングの転職面接について解説していきます。
なお、本記事は、正社員を想定していますが、準社員やパート・アルバイト採用に応募する方にも参考となりますので、ぜひご覧ください。
はじめにファーストリテイリングのキャリア(中途)採用情報について、概要を以下に記します。
- 募集職種
ファーストリテイリングは転職の希望者を対象とした中途採用を積極的に行っています。
本部スタッフ系は、社内に必要な能力、スキルを持つ人が少ない職種を募集していますので、応募にあたっては即戦力としての専門性が問われます。
一方、店舗スタッフは、販売経験者、未経験者とも募集しています。
募集職種はその時々で変わっていくと思いますが、現時点でどのような職種を募集しているか、詳細は、ファーストリテイリングのホームページにある「中途採用情報」をご覧ください。
ちなみに、2022年11月現在、以下のような募集があります。
マーケティング・事業経営、サプライチェーンマネジメント、デジタル業務改革、クリエイティブ、コーポレート、店舗スタッフ
また、「キャリア登録」により、キャリア(職務経歴)を簡易登録して、適したポジションがある場合に人事担当者などから個別に案内する「オープンポジション」の仕組みがあります。
- 選考フロー
- 本部スタッフ系
プレエントリー→本エントリー(履歴書・職務経歴書)→書類選考→面接(2~3回)→内定
- 店舗スタッフ
プレエントリー→本エントリー(履歴書・職務経歴書)→書類選考→適性検査(WEB)→面接(2回)→内定
- 本部スタッフ系
- 面接
面接は、基本理念を理解した上で臨むことが大切です。店舗スタッフは、ホームページの新卒採用情報にある地域正社員の「求める人材」を理解しておきましょう。
自己PRに関すること
- 前職(現職)の業務内容の説明と、その中で成果を上げたことは何ですか
- 自分の能力をどのように評価していますか
志望動機に関すること
- なぜファーストリテイリングを志望しますか
- ファーストリテイリングでやりたいことは何ですか
- ファーストリテイリングの店舗の感想を教えてください
退職理由に関すること
- なぜ現職(前職)を辞めるのですか
面接攻略の考え方【転職】
転職の面接では自己PRと志望動機、退職理由を必ず訊かれます。よってそれらの答えをあらかじめ準備をしてください。以下の自己PRと志望動機、退職理由のヒントを参考にしてください。
- 面接時の自己PRのヒント
■本部スタッフ系は、課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
ファーストリテイリングは、特に課題解決力と行動力を求めていると考えられます。
上記の求める人材にあるように、ファーストリテイリングは、「社会が変化し続ける時代に、自らも変革し、価値を創造し続ける」「多様性のあるチームで、大きな成果をあげるために不可欠なチームを作る」「自らの使命の実現に向けて、高い理想を追い求める」人を求めています。
ここで、「社会が変化し続ける時代に、自らも変革し、価値を創造し続ける」は、課題解決力を表しています。
また、「自らの使命の実現に向けて、高い理想を追い求める」は、行動力を表しています。
さらに「多様性のあるチームで、大きな成果をあげるために不可欠なチームを作る」は、チームワーク力を表しているのではないでしょうか。
以上の三つの能力をファーストリテイリングは求めています。
これら三つの能力のうち、中途採用は即戦力を求めているので、仕事のアウトプットに直結する課題解決力と行動力をアピールすることが有効です。
(チームワーク力について質問された場合には、その力もあることを、例をあげて答えられるようにしておいてください。)
転職の面接では、現職(前職)において、応募書類だけでは説明しきれない仕事ぶりを説明してください。
その中で、目標達成に向けて課題を見つけ、課題解決のために自らが立てた対策と関係者を巻き込んで粘り強く遂行した経験も加えてください。
さらに職務を遂行するさいに困難だったこと、困難をどのように乗り越えて、成果を上げたかを伝えてください。
ファーストリテイリングで活かせる、身につけた知識やスキルも語ってください。
もし自分に課題解決力や行動力が乏しい場合は、自分の最も伝えたい能力を面接で上手に説明して、間接的にでも募集職種に役立つことを伝えましょう。
■店舗スタッフ(地域正社員)は、チームワーク力に加えて、課題解決力または行動力をアピールする
店舗スタッフ(地域正社員)は、ユニクロの個店経営を支える主役としての位置づけです。
地域正社員については、「地域正社員に求める5つのポイント」にあるように、「チームワーク: チームで仕事ができ店舗を盛り立てていく事ができる」「主体性・リーダーシップ:店舗を地域No.1にするために、自ら考え、提案・行動ができる」人を求めています。
ここで、「主体性・リーダーシップ:店舗を地域No.1にするために、自ら考え、提案・行動ができる」は、課題解決力と行動力を表しています。
また、「チームワーク:チームで仕事ができ店舗を盛り立てていく事ができる」は、チームワーク力そのものです。
以上の三つの能力をファーストリテイリングは求めています。
店舗スタッフ(地域正社員)は、特にチームワーク力を重視していると考えます。
なので、チームワーク力に加えて、課題解決力または行動力を発揮したことを具体的に説明してください。
もし自分に課題解決力や行動力が乏しい場合は、自分の最も伝えたい能力を面接で上手に説明して、間接的にでも募集職種に役立つことを伝えましょう。
■応募職種の知識を答えられるように準備する
本部スタッフ系の中途採用では、募集職種の経験者に限定した募集となっています。
なので、専門店・小売業界(アパレル)の知識及び、応募職種の専門知識をどれだけ持っているか深く確認されます。
一方、店舗スタッフ(地域正社員)の応募者は、専門店・小売業界(アパレル)の経験者は専門知識、未経験者は基礎知識を確認されるかもしれません。
よってそれらの知識について、質問があれば答えられるように準備しましょう。
- 面接時に志望動機を語るヒント
■なぜファーストリテイリングを選ぶのか明確に伝える
ファーストリテイリングの基本理念、事業内容、経営方針などから感じたことをまとめてください。
そのなかで、自分が共感できることがファーストリテイリングを選んだ志望動機になります。
店舗スタッフ(地域正社員)は、「ファーストリテイリングの経営理念に共感でき、地域・社会に貢献したい人」を求めていますから、基本理念を良く理解しておいてください。
また、ファーストリテイリングと競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。
ファーストリテイリングの応募者は、「大手小売業で働きたい」「アパレル業界で働きたい」「高収益企業である」といったような理由で応募するかと思います。
なので、本部スタッフ系は、大手小売業各社、店舗運営スタッフ(地域正社員)は、ZARA、H&M、GAPといった競合他社にも興味がある人が多いと思います。
たとえファーストリテイリングが第一志望でなくても、競合他社と比較しなぜファーストリテイリングなのかを質問されたときに、しっかり答えられなくてはなりません。
また、ユニクロやジーユーの店舗を訪問して、社員の対応や商品陳列などを知っておくことも有効です。
■なぜその職種を選んだか、そこでやりたい仕事を明確に伝える
応募する職種については、なぜその職種を選んだか、そこでやりたい仕事とその理由を的確に説明できなければなりません。
中途採用の応募者が応募職種を選んだ理由は、現職(前職)で培った自分の経験、能力、スキルがファーストリテイリングで活かせるからではないでしょうか。
それには職務内容をわかりやすく説明することで、経験や能力、スキルがファーストリテイリングで活かせて、やりたい仕事で貢献できることを伝えましょう。
- 転職時に退職理由を語るヒント
■面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする
「なるほど、そのような前向きな理由があって退職したのですね」と面接官に思ってもらえる内容を説明しましょう。
間違っても上司と合わないとか、給料が安いなどというネガティブな理由を言わないでください。
例えば、現職(前職)では、自分の持つ能力、スキルをこれ以上向上させることが難しく、キャリアアップのために転職を考えたというような言い方です。
以上、ファーストリテイリングの中途採用情報と転職の面接攻略の考え方を説明しました。
面接は複数回行われ、自己PRと志望動機、退職理由に関する様々な質問がなされることが予想されます。
また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい転職希望者のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの転職面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。
本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。
面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【転職】
転職の面接を攻略するためには、まずは専門店・小売業界を取り巻く環境を理解することと、専門店・小売業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。(専門店・小売業界に勤務の人はご存知のことと思いますが)
ブログ記事「【2023年】専門店に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」及び「【2023年】小売業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。
続いて、ファーストリテイリングとはどのような会社なのかを理解することも、面接準備には必須です。
ファーストリテイリングの会社概要、基本理念、経営方針など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
これら以外にもファーストリテイリングのホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。
本記事の後半で面接を受けるにあたり必要と思われるニトリの基本的な知識を簡単に紹介します。ぜひ読んでおいてください。
ファーストリテイリングの面接攻略のまとめ【転職】
ファーストリテイリングに中途採用で入社を希望する人が、必ず通過しなければならない転職の面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?
ファーストリテイリングが採用したい人材は、「社会が変化し続ける時代に、自らも変革し、価値を創造し続ける」「お客様からのご支持のバロメーターとしての利益を出し続ける」「多様性のあるチームで、大きな成果をあげるために不可欠なチームを作る」「自らの使命の実現に向けて、高い理想を追い求める」人です。
面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。
- 本部スタッフ系は、課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
- 店舗スタッフ(地域正社員)は、チームワーク力に加えて、課題解決力または行動力をアピールする
- 応募職種の知識を答えられるように準備する
面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- なぜファーストリテイリングを選ぶのか明確に伝える
- なぜその職種を選んだか、そこでやりたい仕事を明確に伝える
面接で退職理由を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- 面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする
転職の面接を攻略するためには、まずはを取り巻く環境を理解することと、専門店・小売業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
また、ファーストリテイリングとはどのような会社なのかを理解することも、面接準備には必須です。
ファーストリテイリングの会社に関する知識について、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも必読でしょう。
ファーストリテイリングを志望するときに知っておきたい社風
ファーストリテイリングの面接を受けるにあたり知っておきたい社風について以下に記します。
- 本部のオフィス環境は広くて清潔であり、カフェテリアも快適で、比較的安価で食べられます。
- 店舗勤務はシフト制で2交替勤務です。育休明けの社員は時短勤務が可能です。
- 店舗スタッフは笑顔で元気が求められます。年齢、性別、国籍などの違いはなく、実力次第で昇格できます。
- 若いときから責任ある仕事を任せられます。仕事の成果が週や月単位でわかり、問題発見・解決能力を身につけられます。
- トップダウンで全社が動いていますから、中途入社で会社に合わない人は短期で辞める人も多いです。
面接で語る志望動機を作る際、社風をよく知っていることが大切です。
ファーストリテイリングの会社概要
ここからはファーストリテイリングの会社概要を説明します。
- ファーストリテイリングの前身は、1949年個人営業として創業のメンズショップ小郡商事です。1963年に小郡商事株式会社を設立しました。
1991年に商号をファーストリテイリングに変更し、現在に至っています。現社長の柳井正氏の強いリーダーシップのもとで経営がなされています。
- 世界のカジュアル衣料品の売り上げでインディテックス、H&Mに次ぐ3位となっています。
- ファーストリテイリングは、典型的なSPA(製造小売り)企業として、自社で企画・開発した商品を海外で生産し、低価格で高品質な商品を販売しています。
現在は、「有明プロジェクト」を始動させて、SPAから「情報製造小売業」に業態を変革させることを進めています。
先端技術を駆使することで、ファーストリテイリングと世界中の生産工場、倉庫、店舗がシームレスに連動するサプライチェーンの構築をめざしています。
これまでの企画・計画・生産・物流・販売といったサプライチェーンに代わり、顧客が欲しいと思う商品をすぐに商品化できる、情報を中心とした新しいサプライチェーンへと、業態を変革しようというものです。
- ファーストリテイリングが大切にしていることは、次の2つです。
①グローバルワン:顧客と社会にとって、本当に良いこと・正しいことを追求し「世界で最も良い方法」として実行していく
②全員経営:全社員が経営者のマインドを持ち、自分自身で考え、主体的に実行する
- ファーストリテイリングの2022年8月期の経営数字は次の通りです。
資本金は、102億7,395万円です。
従業員数(連結)は、57,576人です。
売上収益は、2兆3,011億円です
営業利益は、2,973億円です
当期利益は、2,733億円です
期末店舗数は、3,562店舗です
セグメント別売上収益は、国内ユニクロ事業8,102億円、海外ユニクロ事業11,187億円、ジーユー事業2,460億円、グローバルブランド事業1,231億円です。
面接で志望動機を語るさいは、「情報製造小売業」について取り上げても良いでしょう。
ファーストリテイリングの基本理念
ここからは、ファーストリテイリングの基本理念(FAST RETAILING WAY ・FRグループ企業理念)を紹介します。
ステートメント ─ Statement
服を変え、常識を変え、世界を変えていく
ファーストリテイリンググループのミッション ─ Mission
ファーストリテイリンググループは─
- 本当に良い服、今までにない新しい価値を持つ服を創造し、世界中のあらゆる人々に、良い服を着る喜び、幸せ、満足を提供します
- 独自の企業活動を通じて人々の暮らしの充実に貢献し、社会との調和ある発展を目指します
面接では「ステートメントを知っていますか」と質問されることもあるかも知れません。覚えておくと良いでしょう。
ファーストリテイリンググループの経営方針
ファーストリテイリンググループの経営方針について、トップインタビューから、要約して紹介します。
- 成長の再加速
これまでにも増して、積極的にグローバルに事業を展開し、グローバルNo.1ブランドをめざして、成長を加速させる。中国大陸、東南アジアからインドまでの地域を「世界経済の成長センター」と位置付け、出店を加速していく。
グレーターチャイナでは年間100店舗の出店を継続し、東南アジア、オセアニア、インドでは、これまでの出店ペースを倍増させ、年間60 店舗以上の大量出店する。北米も欧州も、出店の余地はかなりあり、それぞれの地域で、年間20店舗前後と、これまでにないペースで出店していく。
- 高いレベルでサステナビリティ活動を推進
- サステナブルな社会に貢献していくことをめざすLifeWear
アパレル業界では、「エシカル(倫理的)消費」がキーワード。サステナビリティが広く言われる前から、サステナブルなモノづくりをめざしてきた。
企画から生産、販売までを一貫して行うビジネスでは、過剰な生産をしないことや、工場の環境問題を把握することなど、社会的課題をしっかりと真摯に受け止め、解決に向けて取り組むことが重要だと認識している。
- 人権・環境問題などの国際的な取り組みに積極的に参画
早い時期から、人権侵害を決して容認しないという姿勢を明確にし、そのための仕組みをつくり、具体的な行動をしてきた。
2004年に我々が策定した「生産パートナー向けのコードオブコンタクト」への遵守を、すべての取引先工場に求めているが、これは国際労働機関(ILO)の基準に沿ったもの。
すべての取引先工場に対して、当社社員および第三者機関より、定期的に労働環境モニタリングを実施。その結果は、取引先工場にフィードバックされ、見つかった課題についてはその解決策を共に考え、迅速な改善を求めている。万が一、児童労働や強制労働などの深刻な事象が発覚した場合には、取引停止を含めて厳しく対処している。
原材料にいたるまで自ら確認し、これまで以上に高いレベルのトレーサビリティを確保するためのプロセスを、今後一つ一つ着実に実現していく。
- サステナブルな社会に貢献していくことをめざすLifeWear
- 進化し続けるLifeWear
顧客の要望に応え、顧客を創造していく
LifeWear の本質は、「お客様のご要望にお応えし、顧客を創造する」こと。その実現のためにスタートしたのが、有明プロジェクト。
グローバルで1.4億人のアプリ会員基盤があり、顧客が本当に求めている商品をつくるという「情報の商品化」ができる。
2021年4月には、東しののめ雲に、3Dニットの工場を稼働した。そのノウハウをベトナムなどの海外にある量産工場にそのまま展開している。
- LifeWearの新しい体験
UNIQLO GINZAが体現する未来の店舗のカタチ
ファーストリテイリングの強みは、リアル店舗が世界中にあるということ。Eコマースとリアル店舗の両方を一生懸命にやっていく。
Eコマースこそが本当のマーケティングだと気付いたので、有明本部に撮影スタジオも造った。商品の情報発信、編集、顧客からの反響の分析など、すべて自分たちの手で行っている。
店舗もEコマースも全部一体化して、新しい業態をつくっていきたいと考えていて、その一番良い例が、今回リニューアルしたUNIQLO GINZAであり、同じような店舗を、旗艦店だけでなく、標準店でもどんどん増やしていく。
- 「服」を通じて世界を変える
志ある個人や企業は、国境を超えて成長していく
現在の社員の半分が世界に出て、海外事業を経験すること、逆に国内事業に海外の人たちを入れて混成チームにしていくことが必要だと考えている
「私たちはこの世界で何をするべきなのか」「どういう原則に立って仕事をしていくのか」、自分たちの原点に常に立ち返り、強い信念と使命感をもって商売をしていきたい。
面接で自己PRや志望動機を語るさいは、経営方針を知っておくことが大切です。理解しておきましょう。