【25卒/24年転職】面接官が教える「東京エレクトロン」の面接対策

2023.12.04 更新
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日本でNO.1の半導体製造装置メーカーである東京エレクトロンに入社を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。

応募者は事前にどのような面接の対策をしたらよいのでしょうか?

東京エレクトロンに入社を希望する人が、ぜひとも知っておきたい面接に関する情報やノウハウというものがあります。

例えば東京エレクトロンの面接では、求める人材をよく理解したうえで、自己PRにおいては、課題解決力と行動力をアピールすることが大切です。

技術系で応募の場合、就活生は研究内容を、転職希望者は技術力を詳しく説明することが求められます。

一方、面接で志望動機を語るためには、競合他社と比べてなぜ東京エレクトロンなのか答えられなくてはいけません。

これら以外にも東京エレクトロンの面接を受けるにあたって大切なポイントがあります。

本ブログでは、面接官である筆者が、東京エレクトロンの採用情報とともに、面接で必ず訊かれる自己PRや志望動機の受け答えなどについてその対策を解説していきます。

さらに面接に臨むうえで必要な知識として、東京エレクトロンの会社に関する情報を載せています。

面接対策は、自己分析や企業研究の段階から既にはじまっています。

自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシート(就活)、職務経歴書(転職)を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。

就活中の学生や転職希望者は、本サイト「キャリア育みファーム」を読んでいただければ、自己分析・企業研究の段階からスムーズに選考・面接対策ができるようになります。

さらに、絶対の自信を持って臨みたい方には、「就活面接必勝法」・「転職面接必勝法」を用意しております。

目次
  1. 東京エレクトロンの求める人材
  2. ただいま「就活面接必勝法」・「転職面接必勝法」販売中
  3. 東京エレクトロンの新卒採用情報について【就活】
  4. 面接攻略の考え方【就活】
  5. 面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】
  6. 東京エレクトロンの面接攻略のまとめ【就活】
  7. 東京エレクトロンの中途採用情報について【転職】
  8. 面接攻略の考え方【転職】
  9. 面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【転職】
  10. 東京エレクトロンの面接攻略のまとめ【転職】
  11. 東京エレクトロンを志望するときに知っておきたい社風
  12. 東京エレクトロンの会社概要
  13. 東京エレクトロンの企業理念
  14. 東京エレクトロンの中期経営計画
  15. 参考リンク集

東京エレクトロンの求める人材

東京エレクトロンはどのような人材を求めているのでしょうか?

東京エレクトロンの新卒採用サイトにある「人事・総務担当GMメッセージ」には求める人材のヒントがあります。

・・・東京エレクトロンの成長の原動力は、『主体的に考え・やり遂げる、他の人がやらないことにチャレンジする』という、創業当時からのDNAなのです。・・・

未来を支える業界で世界を舞台に活躍したい方、世界No.1の技術開発に挑戦したい方、自己成長とともに、事業の拡大にも影響力を発揮したい方、新たな道を切り拓く気概・情熱を持った方、ぜひ、当社で一緒に成長し、ともに活躍していきましょう。・・・

ここから東京エレクトロンの求める人材は次のような人と考えます。

  • 主体的に考え・やり遂げる、他の人がやらないことにチャレンジする人
  • 未来を支える業界で世界を舞台に活躍したい人
  • 世界No.1の技術開発に挑戦したい人
  • 自己成長とともに、事業の拡大にも影響力を発揮したい人
  • 新たな道を切り拓く気概・情熱を持った人

求める人材は、面接で自己PRをするときの参考としてぜひとも知っておいてください。

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会社側が採用の決め手として最も重視しているのは面接である‼
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その他、以下のリンクも読み進めるとお役に立ちます。

東京エレクトロンの新卒採用情報について【就活】

はじめに東京エレクトロンの新卒採用情報について以下に記します。

  1. 募集職種  

    募集は総合職の募集となっています。なお、一般職の募集は、各勤務地で若干名の募集があります。

    総合職は、職種別募集となっていますが、年度ごとに募集職種が異なっていますので、ホームページの募集要項をご覧ください。

    ちなみに、2023年度募集(24年度入社)は、装置開発/設計/要素研究、メカエンジニア、ソフトエンジニア(AIエンジニア含む)、エレキエンジニア、プロセスエンジニア、フィールドエンジニア、セールスエンジニア(営業)、製造エンジニア、管理・間接系職です。

    また、東京エレクトロンではグループ採用となっています。東京エレクトロンで採用し、職種に応じてグループ各社へ配属(出向)となります。

  2. 選考フロー

    エントリー→説明会・座談会→適性検査→面接(複数回)→内々定→内定

  3. エントリーシート(24年卒)

    自己PRに関すること

    • 自己PR(強み/弱み/その他アピールしたいことなど)(400文字以内)
    • 力を注いだ科目または研究テーマ(50文字以内)
    • 力を注いだ科目または研究テーマの概要(400文字以内)
    • 趣味・特技(100文字以内)
    • スポーツ・部活・サークル・アルバイト経験(100文字以内)

    志望動機に関すること

    • 東京エレクトロンを志望する理由(入社したら、どんな仕事で、どんな風に活躍したいかも含めて)(400文字以内)
  4. 面接

    面接では研究内容の技術的な質問と志望動機の深掘りがあります。

    自己PRに関すること

    • 自己PRしてください
    • 高校のときの成績はどれくらいですか
    • 学生時代に力を入れたことは何ですか(役割、チームで動く上で意識していたこと)
    • 研究内容を説明してください(テーマを選んだ理由、役割、大事にしてきたこと、困難なことと対応、ゴールに対してどの段階か、今後の進め方、得たもの、仕事で活かせるもの)
    • 大学で何かモノやシステムを作った経験はありますか
    • 大学の成績はどうですか
    • 大学生活に点数をつけるなら何点ですか
    • 長所と短所をエピソードも含めて話してください
    • 経験したクラブ・サークル活動は何ですか
    • 一緒に働く上で苦手な人はどのような人ですか
    • 周りからどのような性格だと言われますか
    • 健康ですか

    志望動機に関すること

    • 就職活動の軸は何ですか
    • なぜ半導体製造装置メーカーを志望しますか
    • なぜ東京エレクトロンを志望しますか
    • 東京エレクトロンについてどういう印象を持っていますか
    • なぜその職種を希望しますか
    • 入社したらどのような仕事や、製品の開発に携わりたいですか
    • 仕事内容を理解していますか
    • 技術者としてどうなりたいですか
    • 入社したら達成したいことは何ですか
    • 将来のキャリアプランはありますか
    • 勤務地の希望はありますか
    • 海外勤務の抵抗はないですか
    • 東京エレクトロンの製品をどれくらい知っていますか
    • 半導体製造装置が、半導体加工のどの部分を担当しているか知っていますか
    • 他社の応募状況と東京エレクトロンの志望度を教えてください
  5. 採用人数

    19年度入社実績 281名(男性177名 女性31名)

    20年度入社実績 253名(男性207名 女性46名)

    21年度入社実績 208名(男性177名 女性31名)

    22年度入社計画 200名

    23年度入社計画 200名

    24年度入社計画 400名

  6. 23年新卒入社大学別就職者数(東京エレクトロングループ合計)

    国公立大

    東京大4、京都大2、北海道大8、東北大20、名古屋大5、大阪大10、九州大13、東京工大13、筑波大5、千葉大9、電通大3、都立大1、横浜国大2、大阪府大3、岡山大2、広島大3、熊本大13、他

    私立大

    早稲田大6、慶応大6、上智大1、明治大6、中央大4、法政大3、学習院大2、成蹊大1、日本大1、東洋大1、東海大1、東京理科大6、芝浦工大6、東京電機大3、工学院大2、日本女子大2、大妻女子大1、千葉工大1、同志社大7、立命館大7、関西大2、関西学院大3、龍谷大1、近畿大1、他

    以上は大学院修了者を含みます。

    ※サンデー毎日(2023年9月3日号)参照

  7. 学歴フィルター

    東京エレクトロングループは、難関国公立大学・私立大学から中堅大学まで幅広く採用しています。適性検査を突破すれば道は拓けます。

面接攻略の考え方【就活】

就活の面接では、自己PRと志望動機に関することを必ず訊かれます。

よってそれらの答えをあらかじめ準備する必要があります。

以下の自己PRと志望動機のヒントを参考にしてまとめてください。

  1. 面接時の自己PRのヒント

    ■課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする

    東京エレクトロンは、特に課題解決力と行動力を求めています。

    上記の求める人材にあるように、東京エレクトロンは「主体的に考え・やり遂げる、他の人がやらないことにチャレンジする」「世界No.1の技術開発に挑戦したい」「自己成長とともに、事業の拡大にも影響力を発揮したい」「新たな道を切り拓く気概・情熱を持った」人を求めています。

    これらの求める人材は、すなわち課題解決力と、行動力を持った人ということができます。

    東京エレクトロンは、ハードウエア、ソフトウエア、プロセス技術、サービスの4つを兼ね備えている強みを生かし、日々高度になる顧客の要望に対して高次元のソリューションを迅速に提供できるよう、次世代技術への提案力強化に取り組み、製品戦略を加速させようとしています。

    これらを推進するために、課題解決力と行動力のある人材を求めているのではないでしょうか。

    面接では、学生時代において最も力を入れたことを伝える中で課題解決力と行動力をアピールしましょう。

    課題を発見して、既存の発想にとらわれず新しい解決法を考え、解決のための計画づくりができる。実現のために粘り強く取り組むことができる。というアピールです。

    力を入れたことは学業、クラブ活動、アルバイト、ボランティア活動などなんでも良いのです。

    最も力を入れたことは何か、なぜ力を入れたのか、困難だったことや困難を解決するために創意工夫してどのように粘り強く行動したか、成果と身についたことなどを語ってください。

    但し、東京エレクトロンは採用するすべての人に課題解決力や行動力を求めているわけではありません。

    自分の最も伝えたい能力が他にあるなら、面接においてその能力を上手に説明してください。

    ■技術系応募者は研究内容を語る

    東京エレクトロンは基本的に技術系の会社であることを理解しましょう。新卒採用者の85%は技術系です。

    「世界No.1の技術開発に挑戦したい」人を求めています。

    半導体の技術革新は次世代、次々世代へと進化し、多種多様な新技術が必要となる中、半導体の技術開発を担う東京エレクトロンでやるべき課題は山積しています。

    技術系応募者は研究内容について、なぜそれを研究するのか、研究にあたって、課題と課題を解決する上で困難だった点について、自分自身の工夫と成果を説明できるようにしてください。

    課題を解決するために、どのように周囲を巻き込んでいったか、どのくらい粘り強く取り組んでいったかなどについても説明できるといいです。

    また、研究成果が、東京エレクトロンでどのように活かせるかも説明できるようにしてください。

    東京エレクトロンの技術的な仕事で直接使える研究をしていなくても、応募を希望する学生がいると思います。

    その場合は面接で、論理的思考力など潜在的な能力面をアピールしてください。

    ■世界中どこででも働く覚悟を伝える

    東京エレクトロンは、「未来を支える業界で世界を舞台に活躍したい」人も求めています。

    半導体製造装置の海外売上比率は89%となっています。グローバル拠点は83ヵ所あります。(2023年3月)

    ですから、どのような職種でも海外出張や駐在の機会があります。

    なので、面接で質問があれば世界のどこへでも行って働く覚悟も伝えてください。

    入社後は語学研修・異文化研修も行って社員の能力開発を進めています。

  2. 面接時に志望動機を語るヒント  

    ■なぜ半導体製造装置業界を選ぶのか明確に伝える

    なぜ半導体製造装置業界を志望するか、その理由を説明できるようにしてください。

    半導体製造装置業界とは何か、半導体製造装置業界を取り巻く環境についての基本は、ブログ記事「【2024年】半導体製造装置業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を参照ください。

    半導体製造装置業界について業務の理解を深めていき、魅力を語ってください。

    ■なぜ東京エレクトロンを選ぶのか明確に伝える

    東京エレクトロンの企業理念、事業内容、中期経営計画などから感じたことをまとめてください。

    そのなかで、自分が共感できることが東京エレクトロンを選んだ志望動機になります。

    また、東京エレクトロンと競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。

    東京エレクトロンを志望する学生は半導体製造装置メーカーに興味のある人であり、東京エレクトロンと並行して同じ半導体製造装置メーカーであるディスコや、SCREENホールディングスなどに応募する人が多いことと思います。

    半導体や電子部品を手掛けるソニーやキオクシア、村田製作所にも興味のある人もいるでしょう。

    たとえ東京エレクトロンが第一志望でなくても、競合他社と比較し、なぜ東京エレクトロンを選んだのかをしっかり答えられなくてはなりません。

    ■東京エレクトロンで応募する職種を希望する理由と、やりたい仕事は何か明確に伝える

    東京エレクトロンは、職種別の募集となっています。なぜその職種を希望するのか、そこでやってみたい仕事は何か、なぜその仕事をやってみたいのかをきちんと説明できるようにしてください。

    あわせて仕事で活かせる能力やスキルがあれば、それを伝えられるようにしてください。

    希望する仕事で注目している製品や技術、サービスとその注目理由も話せるようにしておくと、好印象です。

    ■東京エレクトロンの志望順位と他社の応募状況を答えられるようにする

    志望順位については、迷わず第一志望ですと答えましょう。

    他社の応募状況を聞かれたら、東京エレクトロンと同じ半導体製造装置メーカーならば半導体製造装置業界に応募していますと答えてください。

    他社名を教えてほしいと聞かれたら、東京エレクトロンと同等の大手企業に応募中ならそれを答えてください。

    その他の業界なら「〇〇業界にも興味があり応募しています」くらいは答えてもいいです。

    この場合まったくの異業種であれば、なぜその業種に応募したのか答えられるようにしてください。

以上、東京エレクトロンの採用情報と面接攻略の考え方を説明しました。

面接は複数回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。

また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい就活生のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの就活面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。

本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。

面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】

東京エレクトロンは、半導体製造装置で半導体や電子機器といったエレクトロ二クス産業を支えています。

このような東京エレクトロンの面接を攻略するためには、半導体製造装置業界を取り巻く環境を理解すること、半導体製造装置業界で働いたときの仕事の内容を理解しておくことが大切です。

ブログ記事「【2024年】半導体製造装置業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。

続いて、東京エレクトロンとはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。

東京エレクトロンの会社概要、企業理念、中期経営計画など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

これら以外にも東京エレクトロンのホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。

本記事の後半で面接を受けるにあたり必要と思われる東京エレクトロンの基本的な知識を簡単に紹介します。ぜひ読んでおいてください。

東京エレクトロンの面接攻略のまとめ【就活】

東京エレクトロンに入社を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?

東京エレクトロンが採用したい人材は、「主体的に考え・やり遂げる、他の人がやらないことにチャレンジする」「未来を支える業界で世界を舞台に活躍したい」「世界No.1の技術開発に挑戦したい」「自己成長とともに、事業の拡大にも影響力を発揮したい」「新たな道を切り拓く気概・情熱を持った」人です。

面接では研究内容の技術的な質問と志望動機の深掘りがあります。

面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。

  • 課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
  • 技術系応募者は研究内容を語る
  • 世界中どこででも働く覚悟を伝える

面接時に志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。

  • なぜ半導体製造装置業界を選ぶのか明確に伝える
  • なぜ東京エレクトロンを選ぶのか明確に伝える
  • 東京エレクトロンで応募する職種を希望する理由と、やりたい仕事は何か明確に伝える
  • 東京エレクトロンの志望順位と他社の応募状況を答えられるようにする

面接を攻略するためには、まずは半導体製造装置業界を取り巻く環境を理解することと同時に、それらの業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。

また、東京エレクトロンとはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。

東京エレクトロンの会社に関する知識など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも必読でしょう。

東京エレクトロンの中途採用情報について【転職】

続いて東京エレクトロンの転職面接について解説していきます。

はじめに東京エレクトロンのキャリア(中途)採用情報について以下に記します。

  1. 募集職種

    東京エレクトロンは転職の希望者を対象とした事務系職種、技術系職種の中途採用を行っています。

    社内に必要な能力、スキルを持つ人が足りないと思われる職種を募集していますので、応募にあたっては即戦力としての専門性が問われます。

    具体的な募集職種はその時々で変わっていくと思いますが、2023年11月時点で49件の職種を募集しています。

    中途採用に興味のある人は定期的にホームページをチェックしてください。

    また、自分のキャリアを簡易登録することで、適したポジションやイベントがある場合に人事担当者などから個別に連絡が届くキャリア登録の仕組みがあります。

  2. 選考フロー

    エントリー→書類選考・適性検査→面接(複数回)→内定

  3. 面接

    面接では、求める人材にふさわしい人物かどうか、及び応募条件を満たしているかを判断されます。現職(前職)の職務内容の深掘りをされます。

    自己PRに関すること

    • 現職(前職)の職務内容を説明してください

    志望動機に関すること

    • なぜ東京エレクトロンを志望しますか
    • 海外勤務は大丈夫ですか

    退職理由に関すること

    • なぜ現職(前職)を退職しますか

面接攻略の考え方【転職】

転職の面接では自己PRと志望動機に関することや退職理由を必ず訊かれます。

それらについて的確に答えるための準備をしてください。

以下の自己PRと志望動機、退職理由のヒントが参考になります。

  1. 面接時の自己PRのヒント

    ■課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする

    東京エレクトロンは、特に課題解決力と行動力を求めていると考えられます。

    上記の求める人材にあるように、東京エレクトロンは「主体的に考え・やり遂げる、他の人がやらないことにチャレンジする」「世界No.1の技術開発に挑戦したい」「自己成長とともに、事業の拡大にも影響力を発揮したい」「新たな道を切り拓く気概・情熱を持った」人を求めています。

    これらの求める人材は、すなわち課題解決力と、行動力を持った人ということができます。

    東京エレクトロンは、ハードウエア、ソフトウエア、プロセス技術、サービスの4つを兼ね備えている強みを生かし、日々高度になる顧客の要望に対して高次元のソリューションを迅速に提供できるよう、次世代技術への提案力強化に取り組み、製品戦略を加速させようとしています。

    これらを推進するために、課題解決力と行動力のある人材を求めているのではないでしょうか。

    転職の面接では、現職(前職)において、応募書類だけでは説明しきれない仕事ぶりを説明してください。

    その中で、目標達成に向けて課題を見つけ、既存の発想にとらわれず新しい解決法を考えて、関係者を巻き込んで粘り強く遂行した経験も加えてください。

    さらに職務を実行するさいに困難だったこと、困難をどのように乗り越えて、成果を上げたかを伝えてください。

    もし上記の能力について乏しい場合は、自分の最も伝えたい能力を面接で上手に説明して、間接的にでも募集職種に役立つことを伝えてください。

    ■技術系応募者は技術力を語る

    技術系応募者は、まず募集職種の業務内容を理解してください。

    そして、それらに十分対応できる経験や能力、スキルがあることを、現職(前職)の職務を説明するなかで面接官にわかってもらう必要があります。

    技術系応募者は、面接において、現職(前職)の職務内容の説明を相当詳しく求められます。

    職務遂行にあたって、技術面の工夫と成果をわかりやすく説明することで持っている技術力をアピールしましょう。

    成果を出すためのノウハウが、東京エレクトロンでどのように活かせるかも説明できるようにしてください。

  2. 面接時に志望動機を語るヒント

    ■なぜ東京エレクトロンを志望するのか明確に伝える

    東京エレクトロンの企業理念、事業内容、中期経営計画などから感じたことをまとめてください。

    そのなかで、自分が共感できることが東京エレクトロンを選んだ志望動機になります。

    また、東京エレクトロンと競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。

    東京エレクトロンを志望する人は半導体製造装置メーカーに興味のある人であり、同じ半導体製造装置メーカーに応募する人もいるかと思います。

    また、半導体や電子部品を手掛ける企業に興味のある人もいるでしょう。

    たとえ東京エレクトロンが第一志望でなくても、競合他社と比較し、なぜ東京エレクトロンを選んだのかをしっかり答えられなくてはなりません。

    ■なぜその職種を選んだか、そこでやりたい仕事を明確に伝える

    転職の希望者は、事務系、技術系を問わず、なぜその職種に応募したのか、そこでどのような仕事をやりたいかをしっかりと説明する必要があります。

    中途採用の応募者が応募職種を選んだ主な理由は、現職(前職)で培った自分の経験や能力、スキルが東京エレクトロンで活かせるからではないでしょうか。

    それには職務内容をわかりやすく説明することで、経験や能力、スキルが東京エレクトロンで活かせて、やりたい仕事で貢献できることを伝えてください。

    また、応募職種の分野で注目している東京エレクトロンの製品や技術、サービスについても話せるようにしておくとよいでしょう。

  3. 転職面接時に退職理由を語るヒント

    ■面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする

    「なるほど、そのような前向きな理由があって退職したのですね」と面接官に納得してもらえる内容を説明しましょう。

    間違っても上司と合わないとか、給料が安いなどというネガティブな理由を言わないでください。

    例えば、現職(前職)では、自分の持つ能力、スキルをこれ以上向上させることが難しく、キャリアアップのために転職を考えたというような言い方です。

以上東京エレクトロンの中途採用情報と転職面接攻略の考え方を説明しました。

特に面接は複数回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。

また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい転職希望者のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの転職面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。

本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。

面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【転職】

東京エレクトロンの転職の面接を攻略するためには半導体製造装置業界を取り巻く環境を理解することと、半導体製造装置業界で働いたときの仕事の内容を理解しておくと役に立ちます。

ブログ記事「【2024年】半導体製造装置業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。

続いて、東京エレクトロンとはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。

東京エレクトロンの会社概要、企業理念、中期経営計画など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

これら以外にも東京エレクトロンのホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。

本記事の後半で面接を受けるにあたり必要と思われる東京エレクトロンの基本的な知識を簡単に紹介します。ぜひ読んでおいてください。

東京エレクトロンの面接攻略のまとめ【転職】

東京エレクトロンに中途入社を希望する人が、必ず通過しなければならない転職の面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?

東京エレクトロンが採用したい人材は、「主体的に考え・やり遂げる、他の人がやらないことにチャレンジする」「未来を支える業界で世界を舞台に活躍したい」「世界No.1の技術開発に挑戦したい」「自己成長とともに、事業の拡大にも影響力を発揮したい」「新たな道を切り拓く気概・情熱を持った」人です。

面接では、求める人材にふさわしい人物かどうか、及び応募条件を満たしているかを判断されます。現職(前職)の職務内容の深掘りをされます。

面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。

  • 課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
  • 技術系応募者は技術力を語る

面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。

  • なぜ東京エレクトロンを志望するのか明確に伝える
  • なぜその職種を選んだか、そこでやりたい仕事を明確に伝える

面接で退職理由を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。

  • 面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする

また、東京エレクトロンとはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。

東京エレクトロンの会社に関する知識など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも必読でしょう。

東京エレクトロンを志望するときに知っておきたい社風

東京エレクトロンの面接を受けるにあたり知っておきたい社風について以下に記します。

  • 持株会は出資額に加えて会社が援助してくれます。コーヒーサーバーは無料です。社員食堂では300~500円で食べられます。
  • 有給休暇は取りやすく、10、15、20年目などの節目で1~2週間程度のリフレッシュ休暇が取れます。残業時間は月20時間を超えます。
  • 役職名ではなく、「さん」づけで呼びます。社員は自由な雰囲気で働いています。
  • 顧客志向が強く、社内は同じ価値観で貫かれています。チームワークで仕事をしています。
  • 実力主義の会社で、若くして昇進して活躍する社員がいます。一方で、女性の管理職は少なく、キャリアを積み重ねるには難しい点があります。

面接で語る志望動機をつくる際には、このような社風をよく知っておくことが大切です。

東京エレクトロンの会社概要

ここからは東京エレクトロンの会社概要を説明します。面接において志望動機を語る上で役に立ちます。

  • 東京エレクトロンは半導体製造装置で国内首位の売上高を誇り、世界でも3位、アジア圏では1位のメーカーです。
  • 東京エレクトロンは、1963年東京放送(現TBSホールディングス)の出資により設立された株式会社東京エレクトロン研究所が始まりです。

    1978年社名を東京エレクトロン株式会社に変更し現在に至っています。

  • ビジョンは、「半導体の技術革新に貢献する夢と活力のある会社」です。
  • 半導体製造装置事業と、フラットパネルディスプレイ製造装置を主な事業としています。
  • 半導体製造装置の海外売上比率は89%となっています。グローバル拠点は83ヵ所あります。(2023年3月)
  • 2027年3月期を最終年度とする中期経営計画において、半導体の微細化をはじめとする最先端の技術革新にいち早く対応するため、5年間で1兆円以上の研究開発費を投入します。
  • 2023年3月期の経営数字は次の通りです。

    資本金は、549億6,119万円です。

    従業員数は、単独で2,021人、連結で17,522人です。

    連結売上高は、22,090億円です。

    連結営業損益は、6,177億円です。

    連結当期純損益は、4,715億円です。

    部門別売上高(売上比率)は、半導体製造装置21,552億円(98%)、フラットパネルディスプレイ製造装置536億円(2%)です。

    主要製品の世界市場シェアについて、コータ/デベロッパ(塗布現像装置)が89%と圧倒的なシェアを誇っています。

    その他、ドライエッチング装置は25%、成膜装置34%、洗浄装置29%、ウェーハプローバ37%のシェアを占めています。

面接では、「東京エレクトロンのビジョンは何か知っていますか」と質問されるかも知れませんので、覚えておくと良いです。

東京エレクトロンの企業理念

ここでは東京エレクトロンの企業理念を紹介します。

基本理念

最先端の技術と確かなサービスで、夢のある社会の発展に貢献します

経営理念

■利益について

社会や産業の発展に貢献すべく、利益の追求を重視し企業価値の向上を目指します。

■事業分野について

エレクトロニクスを中心とする最先端技術分野において、高品質な製品を提供し市場をリードします。

■成長について

技術革新に常に挑戦し、事業拡大と市場創出により継続的な成長を図ります。

■品質とサービスについて

顧客の満足と信頼を得るために真のニーズを理解し、品質とサービスの向上に努めます。

■社員について

社員は価値創出の源泉であり、創造性と責任感と強いチームワークで情熱をもって業務に取り組みます。

■組織について

個々の能力を最大限に発揮し、企業価値を最大化する最適な組織を築きます。

■安全と健康と環境について

事業に関わるすべての人々の安全と健康、および地球環境への配慮を第一に考えて行動します。

■企業の社会的責任について

企業としての社会的責任を自覚し、社会から高く評価され社員が誇りを持てる企業であるよう心がけます。

面接では、「基本理念を知っていますか」と質問がなされることもありますので、覚えておきましょう。

東京エレクトロンの中期経営計画

ここでは東京エレクトロン中期経営計画(2022~2026年度)について概要を紹介します。

  1. ビジョンの改定

    2030年に向けた新たなビジョンを『半導体の技術革新に貢献する夢と活力のある会社』と策定する

  2. 新財務目標の設定

    2027年3月期に、売上高3兆円以上、営業利益率35%以上、ROE(自己資本利益率)30%以上を目標とする

  3. マテリアリティ(重要分野)

    中期経営計画の達成を目指すにあたり、製品競争力、顧客対応力、生産性向上、経営基盤の4つの項目から構成される当社のマテリアリティにさらなる磨きをかける

  4. 中期経営計画達成に向けた今後の主な取り組み
    • 高付加価値の最先端技術を有する製品と最良の技術サービス提供
    • 今後の成長機会を最大限取り込むため、積極的な成長投資を継続し、5年間で1兆円以上の研究開発費投入
    • 世界最大の出荷実績を生かしたフィールドソリューション事業強化
    • データ、AIを活用した生産性および付加価値向上
    • 業界における持続可能なサプライチェーン構築に向けたE-COMPASS(パートナー企業と連携した半導体の技術革新と半導体製造時の環境負荷低減を目指すイニシアティブ)推進
    • 2050年に向けた長期環境目標を改定し、ネットゼロを宣言
    • 安全・社員エンゲージメントなど、継続的な企業価値の向上に関する重要指標設定

面接で自己PRや志望動機を語るさいは、中期経営計画を理解しておきましょう。

参考リンク集

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