【26卒／25年転職】面接官が教える「阿波銀行」の面接対策
徳島県最大の金融機関である阿波銀行に入行を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。
応募者は事前にどのような面接の対策をしたらよいのでしょうか？
阿波銀行に入行を希望する人がぜひとも知っておきたい面接に関する情報や、ノウハウというものがあります。
例えば阿波銀行の面接では、求める人材をよく理解した上で、特に課題解決力と行動力をアピールすることが大切です。
明るく元気な態度も見せてください。
また、面接で志望動機を語るためには、競合他社と比べてなぜ阿波銀行なのか答えられなければいけません。
阿波銀行でやりたい仕事を明確に伝えることも必要です。
これら以外にも阿波銀行の面接を受けるにあたって大切なポイントがあります。
本ブログでは、面接官である筆者が、阿波銀行の採用情報とともに、面接で必ず訊かれる自己ＰＲや志望動機の受け答えなどについてその対策を解説していきます。
さらに面接に臨むうえで必要な知識として、阿波銀行の会社に関する情報を載せています。
面接対策は、自己分析や企業研究の段階から既にはじまっています。
自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシート（就活）、職務経歴書（転職）を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。
就活中の学生や転職希望者は、本サイト「キャリア育みファーム」を読んでいただければ、自己分析・企業研究の段階からスムーズに選考・面接対策ができるようになります。
さらに、絶対の自信を持って臨みたい方には、「就活面接必勝法」・「転職面接必勝法」を用意しております。
阿波銀行の求める人材
阿波銀行はどのような人材を求めているのでしょうか？
阿波銀行の新卒採用情報にある「よくあるご質問」には、求める人材像が以下のように載っています。
激変する金融環境の中で生き抜くためには、既成概念にとらわれることなく、柔軟な発想と大胆な行動力を発揮することが求められます。
また銀行の社会的使命や責任は重く、自らの力で地域経済を支えるといった使命感をもち、チャレンジ精神溢れる人材を求めています。
また、選考にあたって重視することとして、以下の内容が挙げられています。
言うまでもなく学生の本分は勉強です。これを疎かにしていては銀行員としての成長は見込まれません。
しかしそれ以上に実社会に出て一番重要なことは、「明るく元気な若者らしさ」や「人とのコミュニケーション能力」、「仕事への情熱、熱意」であると考えます。・・・
これらをまとめると、阿波銀行の求める人材は次のような人です。
- 既成概念にとらわれることなく、柔軟な発想と大胆な行動力を発揮する人
- 自らの力で地域経済を支えるといった使命感をもち、チャレンジ精神溢れる人
- 明るく元気な若者らしさを持ち、人とのコミュニケーション能力があり、仕事への情熱、熱意のある人
求める人材は、面接で自己ＰＲをするときの参考としてぜひとも知っておいてください。
阿波銀行の新卒採用情報について【就活】
はじめに阿波銀行の新卒採用情報について以下に記します。
- 募集職種
募集職種は、総合職です。
総合職は、銀行業務全般について専門的な知識やスキルを身につけ、将来は銀行の幹部職として活躍を期待されるコースです。勤務地は限定しません。転居を伴う転勤は、原則として本人の同意を得て行います。
- 選考フロー
プレエントリー→阿波銀行コミュニティーサイトに登録→エントリーシート→適性検査（２種類）→書類提出（履歴書等）→グループディスカッション→面接（複数回）→内々定
必要書類は、履歴書、成績証明書、健康診断書、卒業見込証明書です。
- エントリーシート（２５年卒）
自己ＰＲに関すること
- 学業・ゼミ・研究室などで取り組んだ内容を教えてください。
- あなたの強みやがんばってきたこと（これまでの経験を交えて具体的に教えてください）
志望動機に関すること
- 阿波銀行を志望した理由
- 面接
面接では、人間性を見る質問が多くなされます。志望理由の深掘りがあります。
自己ＰＲに関すること
- 自己紹介してください
- 自己ＰＲを話してください
- 学生時代に頑張ったことは何ですか
- あなたを一言で表すとすれば、何ですか
- 小、中、高校生のときはどのような学生でしたか
- 困難に直面したことはありますか、困難を乗り越えるためにどうしましたか
- 人生で後悔していることはありますか
- 夢は何ですか
- 今までで一番うれしかったことは何ですか
- 友人からどのように思われていると思いますか
- 新しく交友関係を広げるさいは、どのようにしますか
志望動機に関すること
- なぜ金融機関を志望しますか
- 阿波銀行を志望する理由を教えてください
- 入行したらどのような仕事をやりたいですか
- 自分の強みが阿波銀行のどの仕事でどのように生かすことができますか
- 日本銀行の総裁は誰ですか
- 金融業界の知識をどのように得ていますか
- なぜ徳島に帰ってきたいのですか
- 徳島に対する思いや熱意を教えてください
- 徳島について課題に感じていることはありますか
- 他社の応募状況を教えてください
- 採用人数
１９年度入行実績 ６３名（総合職２５名 エリア職３８名）
２０年度入行実績 ５７名（総合職２６名 エリア職３１名）
２１年度入行実績 ４９名（総合職２５名 エリア職２４名）
２２年度入行実績 ５９名（総合職３２名 エリア職２７名）
２３年度入行実績 ４４名（総合職２２名 エリア職２２名）
２４年度入行実績 ７２名（総合職７２名）
２５年度入行計画 ７０名（総合職７０名
- 学歴フィルター
徳島県出身者で、県外の大学に進学した学生や徳島県の大学出身者が多いようです。
学歴フィルターは特にないと考えます。
面接攻略の考え方【就活】
就活の面接では自己ＰＲと志望動機を必ず訊かれます。
よってそれらの答えをあらかじめ準備する必要があります。
以下の自己ＰＲと志望動機のヒントを参考にしてまとめてください。
- 面接時の自己ＰＲのヒント
■課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
阿波銀行は、特に課題解決力と行動力を求めていると考えられます。
上記の求める人材にあるように、阿波銀行は「既成概念にとらわれることなく、柔軟な発想と大胆な行動力を発揮する」「自らの力で地域経済を支えるといった使命感をもち、チャレンジ精神溢れる」人を求めています。
「既成概念にとらわれることなく、柔軟な発想ができる」ことは課題解決力を、「大胆な行動力を発揮する」「自らの力で地域経済を支えるといった使命感をもち、チャレンジ精神溢れる」とは、行動力を表しています。
阿波銀行は、顧客と息の長い取引を継続し、ビジネスモデルとしての「永代取引」をさらに進化させ取り組んでいくことで、顧客の企業価値向上と持続的な成長に貢献しようとしています。また金融リテラシー向上をサポートし、顧客の豊かさの実現に向けた取組みを進めています。
これらを推進していくためには、課題解決力と行動力のある人材を必要としているのではないでしょうか。
面接では、学生時代において最も力を入れたことを伝える中で、課題解決力と行動力をアピールしましょう。
目標達成に向けて課題を発見し、既存の発想にとらわれずに新しい解決法を考え、解決のための計画づくりができ、実現のために粘り強く取り組む人というアピールです。
力を入れたことは学業、クラブ・サークル活動、アルバイト、ボランティア活動などなんでも良いのです。
最も力を入れたことは何か、なぜ力を入れたのか、困難だったことや困難を解決するために創意工夫してどのように粘り強く行動したか、その結果などを語ってください。
但し、阿波銀行は採用するすべての人に課題解決力と行動力を求めているわけではありません。
自分の最も伝えたい能力が他にあるなら、その能力を上手に説明してください。
■明るく元気な態度を見せる
求める人材には、「明るく元気な若者らしさを持ち、人とのコミュニケーション能力があり、仕事への情熱、熱意のある人」もうたっています。
ここでは、「明るく元気な若者らしさ」と、「人とのコミュニケーション能力」「仕事への情熱、熱意」をいかにアピールするかについて考えてみます。
- 明るく元気な若者らしさ
阿波銀行の営業店のお客様は、地元の企業や商店、営業店の近くに住むご近所の方々が中心です。
新入行員は営業店で銀行業務の基本である内勤事務を習得することからスタートします。
その後は融資・渉外（法人・個人）業務や窓口業務（テラー）を担当し、より専門的な知識を習得し、営業の第一線を中心に働くことになります。
窓口業務（テラー）や融資、法人・個人の渉外業務は、顧客と明るく元気に接することが求められます。明るく元気な若者は誰からも好まれます。
面接では、努めて明るく元気な態度を見せてください。
- 人とのコミュニケーション能力
コミュニケーション能力は、面接での受け答えで証明してください。
ただし、コミュニケーション能力とは上手に話すことではありません。
たどたどしくても良いですから、自分の考えを的確に伝えることを意識してください。
- 仕事への情熱、熱意
仕事への情熱、熱意については、後述する「なぜ阿波銀行を志望するのか、阿波銀行でどのような仕事をやりたいか」についての回答をするさいに、気持ちを込めて伝えることで表現してください。
- 明るく元気な若者らしさ
- 面接時に志望動機を語るヒント
■なぜ銀行を選ぶのか明確に伝える
銀行とは何か、銀行業界を取り巻く環境や、銀行業界の仕事についての基本は、ブログ記事「【2025年】銀行業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を参照ください。
銀行はこれまでの３大業務である預金・貸付・為替から、投資信託や保険商品などの手数料が収益の柱になってきました。そして、経営・事業支援業務や個人向け資産運用コンサルティングも手掛けるようになりました。
地方銀行は、地方創生事業への関わりも重視されるようになってきました。
まずは、銀行業務の事業構造が変わってきていることを理解してください。
さらに、フィンテックと呼ばれる技術革新が進行中であり、フィンテックが事業モデルや仕事のあり方を変えてしまう可能性があることも理解してください。
マニュアルに書いてある通りに行う仕事は自動化され、行員は顧客との折衝や、より創造的な仕事を行うようになるでしょう。
このような変化を念頭におきながら、銀行に関心をもっていることを伝えられるとよいでしょう。
■なぜ阿波銀行を選ぶのか明確に伝える
上記のように阿波銀行は、「自らの力で地域経済を支えるといった使命感をもつ」人を求めています。
ですから、面接では、「自らの力で地域経済を支える使命感をもつ」ことが伝わるように答えてください。
阿波銀行の行是、事業内容、長期経営計画などから感じたことをまとめてください。
そのなかで、自分が共感できることが阿波銀行を選んだ志望動機になります。
また阿波銀行と競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。
阿波銀行を志望する人は金融業界に興味がある人であり、阿波銀行と並行して地元の徳島銀行やその他近県の四国銀行、百十四銀行などの金融機関にも応募する人がいることと思います。
たとえ阿波銀行が第一志望でなくても、競合先と比較しなぜその阿波銀行なのかを質問されたときに、しっかり答えられなくてはなりません。
阿波銀行や他の競合金融機関を訪れて、その違いを肌で感じることも有効です。
■阿波銀行でやりたい仕事を明確に伝える
阿波銀行に入行後、最初は営業店に配属となり、内勤事務を習得し、その後は融資・渉外（法人・個人）業務や窓口業務（テラー）を担当し、より専門的な知識を習得し、営業の第一線を中心に働くことになります。
一通りの銀行の基礎知識・スキルを習得した後に将来やりたい仕事は何か、なぜその仕事をやりたいのかを説明してください。
さらに、やりたい仕事で活かせる能力やスキルがあればそれを伝えてください。
■阿波銀行の志望順位、他社の応募状況を答えられるようにする
志望順位については、迷わず第一志望です、と答えましょう。
他社の応募状況を聞かれたら、金融業界志望なら「同じ業界に応募中です」と伝えても構わないと思います。
それ以外なら「〇〇業界にも興味があり応募しています」と答えてください。
この場合まったくの異業種であれば、なぜそこに応募したのか答えられるようにしてください。
以上、阿波銀行の採用情報と面接攻略の考え方を説明しました。
特に面接は複数回行われ、自己ＰＲと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。
また、さらに面接対策（まさに、これこそが重要!!）を完全にしたい就活生のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの就活面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。
本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己ＰＲと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。
面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】
阿波銀行の面接を攻略するためには、まず銀行業界を取り巻く環境を理解することと、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
ブログ記事「【2025年】銀行業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。
続いて、阿波銀行とはどのような銀行なのかを理解することも面接準備には必須です。
阿波銀行の会社概要や行是、長期経営計画など面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
これら以外にも阿波銀行のホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。
本記事の後半で阿波銀行のホームページから得た基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。
阿波銀行の面接攻略のまとめ【就活】
阿波銀行に入行を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか？
阿波銀行が採用したい人材は、「既成概念にとらわれることなく、柔軟な発想と大胆な行動力を発揮する」「自らの力で地域経済を支えるといった使命感をもち、チャレンジ精神溢れる」「明るく元気な若者らしさを持ち、人とのコミュニケーション能力があり、仕事への情熱、熱意のある」人です。
面接では、人間性を見る質問が多くなされます。志望理由の深掘りがあります。
面接で自己ＰＲをするときのポイントとしては、以下があげられます。
- 課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
- 明るく元気な態度を見せる
面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- なぜ銀行を選ぶのか明確に伝える
- なぜ阿波銀行を選ぶのか明確に伝える
- 阿波銀行でやりたい仕事を明確に伝える
- 阿波銀行の志望順位、他社の応募状況を答えられるようにする
面接を攻略するためには、まずは銀行業界を取り巻く環境を理解すると同時に、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
また、阿波銀行とはどのような銀行なのかを理解することも面接準備には必須です。
阿波銀行の会社に関する知識など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも参考にしてください。
阿波銀行の中途採用情報について【転職】
続いて阿波銀行の転職面接について解説していきます。
はじめに阿波銀行の経験者（中途）採用情報について以下に記します。
- 応募要件
阿波銀行の中途採用は、経験者採用と、未経験者採用の２種類あります。
- 経験者採用は金融機関等に業務経験のある人、または会計士・税理士・中小企業診断士・証券アナリスト等の専門知識やスキルのある人です。
- 未経験者採用は、大学または大学院を卒業し、３０歳未満の人です。
営業店または、本部の業務となります。
- 選考フロー
履歴書、職務経歴書送付→書類選考→面接（複数回）→内定
- 面接
面接では、求める人材にふさわしい人物かどうかを判断されます。現職（前職）の仕事内容の深掘りもされると考えてください。
自己ＰＲに関すること
- 現職（前職）の業務内容を説明してください
志望動機に関すること
- なぜ阿波銀行を志望しますか
退職理由に関すること
- 現職（前職）をなぜ退職しましたか
面接攻略の考え方【転職】
転職の面接では自己ＰＲと志望動機、退職理由を必ず訊かれます。
それらについて的確に答えるための準備をしてください。
以下の自己ＰＲと志望動機、退職理由のヒントが参考になります。
- 面接時の自己ＰＲのヒント
■課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
阿波銀行は、特に課題解決力と行動力を求めていると考えられます。
上記の求める人材にあるように、阿波銀行は「既成概念にとらわれることなく、柔軟な発想と大胆な行動力を発揮する」「自らの力で地域経済を支えるといった使命感をもち、チャレンジ精神溢れる」人を求めています。
「既成概念にとらわれることなく、柔軟な発想ができる」ことは課題解決力を、「大胆な行動力を発揮する」「自らの力で地域経済を支えるといった使命感をもち、チャレンジ精神溢れる」とは、行動力を表しています。
阿波銀行は、顧客と息の長い取引を継続し、ビジネスモデルとしての「永代取引」をさらに進化させ取り組んでいくことで、顧客の企業価値向上と持続的な成長に貢献しようとしています。また金融リテラシー向上をサポートし、顧客の豊かさの実現に向けた取組みを進めています。
これらを推進していくためには、課題解決力と行動力のある人材を必要としているのではないでしょうか。
転職の面接では、現職（前職）において、履歴書や職務経歴書だけでは説明しきれない仕事ぶりを説明してください。
- 経験者採用の応募者は、業務目標に向けて課題を見つけ、解決のためにこれまでの考えにとらわれない新しい対策を立案し、関係者を巻き込んで粘り強く遂行した経験があればそれを加えてください。
さらに職務を遂行するさいに困難だったこと、困難をどのように乗り越えて成果を上げたかを伝えてください。
最後に、阿波銀行で活かせる、身につけた知識やスキルを語ってください。
- 未経験者採用の応募者においても、仕事の中で課題を見つけ、解決のためにこれまでの考えにとらわれない新しい対策を立案し、関係者を巻き込んで粘り強く遂行した経験があればそれを加えてください。
さらに職務を遂行するさいに困難だったこと、困難をどのように乗り越えて成果を上げたか、阿波銀行で活かせる、身につけた知識やスキルを語ってください。
大学（院）卒業後間もない応募者で、誇るべき成果がないときは、学生時代に力を入れたことで困難だったこと、困難を解決するために創意工夫してどのように粘り強く行動したか、その結果と自分が身につけたことを伝えても良いでしょう。
もし上記の能力について乏しい場合は、自分の最も伝えたい能力を面接で上手に説明して、間接的にでも募集業務に役立つことを伝えましょう。
■応募業務の知識を答えられるように準備する
- 「経験者採用」の募集では、金融機関経験者又は専門知識・スキルのある人に限定した募集となっています。
ですから、金融機関の業務経験者は、金融業界や銀行業界の専門知識、及び希望する業務の専門知識をどれだけ持っているか確認されます。
また、金融機関の業務を経験していない応募者は、金融業界や銀行業界の基礎知識と、希望する業務の専門知識をどれだけ持っているか確認されるでしょう。
- 「未経験者採用」の応募者は、金融や銀行業界の基礎知識を勉強しておくと良いと考えます。
直近のニュースで話題になった金融・銀行業界に関すること等で、質問があれば答えられるように準備してください。
- 経験者採用の応募者は、業務目標に向けて課題を見つけ、解決のためにこれまでの考えにとらわれない新しい対策を立案し、関係者を巻き込んで粘り強く遂行した経験があればそれを加えてください。
- 面接時に志望動機を語るヒント
■なぜ阿波銀行を選ぶのか明確に伝える
上記のように阿波銀行は、「自らの力で地域経済を支えるといった使命感をもつ」人を求めています。
ですから、面接では、「自らの力で地域経済を支える使命感をもつ」ことが伝わるように答えてください。
阿波銀行の行是、事業内容、長期経営計画などから感じたことをまとめてください。
そのなかで、自分が共感できることが阿波銀行を選んだ志望動機になります。
また阿波銀行と競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。
阿波銀行を志望する人は、阿波銀行と並行して地元の金融機関にも応募する人がいると思います。
Ｕターン希望者は、地元の有力企業も視野に入っているかも知れません。
たとえ阿波銀行が第一志望でなくても、競合先と比較しなぜ阿波銀行なのかを質問されたときに、しっかり答えられなくてはなりません。
阿波銀行や他の競合金融機関を訪れて、その違いを肌で感じることも有効です。
■阿波銀行でやりたい仕事を明確に伝える
- 「経験者採用」の応募者は、阿波銀行でどのような仕事をやりたいかとその理由をしっかりと説明する必要があります。
「経験者採用」に応募した主な理由は、現職（前職）で培った自分の経験や能力、スキルが阿波銀行で活かせることだと思います。
ですから、現職（前職）の職務内容と使える能力やスキルなどを説明し、採用されたらやりたい仕事で貢献できることを伝えてください。
- 「未経験者採用」の応募者は、阿波銀行に入行後、営業店に配属となり、銀行業務の基礎を習得することからスタートするでしょう。
そのうえで、将来やりたい仕事は何か、なぜその仕事をやりたいのかを説明してください。
さらに、やりたい仕事で活かせる能力やスキルがあればそれを伝えてください。
- 「経験者採用」の応募者は、阿波銀行でどのような仕事をやりたいかとその理由をしっかりと説明する必要があります。
- 転職面接時に退職理由を語るヒント
■面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする
「なるほど、そのような前向きな理由があって退職したのですね」と面接官に納得してもらえる内容を説明しましょう。
間違っても上司と合わないとか、労働条件が悪いなどというネガティブな理由を言わないでください。
例えば、現職（前職）では、自分の持つ能力、スキルをこれ以上向上させることが難しく、キャリアアップのために転職を考えたというような言い方です。
以上、阿波銀行の中途採用情報と転職面接攻略の考え方を説明しました。
特に面接は複数回行われ、自己ＰＲと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。
また、さらに面接対策（まさに、これこそが重要!!）を完全にしたい転職希望者のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの転職面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。
本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己ＰＲと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。
面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【転職】
阿波銀行の面接を攻略するためには、まず銀行業界を取り巻く環境を理解することと、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが必要です。（金融機関に勤務の人はご存知のことと思いますが）
ブログ記事「【2025年】銀行業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。
続いて、阿波銀行とはどのような銀行なのかを理解することも面接準備には必須です。
阿波銀行の会社概要、行是、長期経営計画など面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
これら以外にも阿波銀行のホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。
本記事の後半で阿波銀行のホームページから得た基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。
阿波銀行の面接攻略のまとめ【転職】
阿波銀行に中途入社を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか？
阿波銀行が採用したい人材は、「既成概念にとらわれることなく、柔軟な発想と大胆な行動力を発揮する」「自らの力で地域経済を支えるといった使命感をもち、チャレンジ精神溢れる」「明るく元気な若者らしさを持ち、人とのコミュニケーション能力があり、仕事への情熱、熱意のある」人です。
面接では、求める人材にふさわしい人物かどうかを判断されます。現職（前職）の仕事内容の深掘りもされると考えてください。
面接で自己ＰＲをするときのポイントとしては、以下があげられます。
- 課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
- 応募業務の知識を答えられるように準備する
面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- なぜ阿波銀行を選ぶのか明確に伝える
- 阿波銀行でやりたい仕事を明確に伝える
面接で退職理由を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- 面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする
面接を攻略するためには、まずは銀行業界を取り巻く環境を理解すると同時に、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
また、阿波銀行とはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。
阿波銀行の会社に関する知識など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも参考にしてください。
阿波銀行を志望するときに知っておきたい社風
阿波銀行の面接を受けるにあたり知っておきたい社風について以下に記します。
- どこの銀行もそうですが、伝統を重視する古い体質が残っています。最近は新しい取り組みが増えつつあります。
- 堅実経営を受け継いでいます。まじめで誠実な人が多く、人間関係は良好です。
- 女性の管理職が増えています。女性の活躍に力を入れてさまざまな取り組みを行っています。
- 入行するとまず、1ヶ月程の短期集中の教育を受けます。毎朝ランニングがあり、新入行員全員で走る慣行があります。研修所では寝泊まりするため、急速に同期が仲良くなれる環境にあります。
面接で語る志望動機を作る際、社風をよく知っていることが大切です。
阿波銀行の会社概要
ここからは阿波銀行の会社概要を説明します。面接において志望動機を語る上で役に立ちます。
- 阿波銀行は１８９６年阿波商業銀行として創業しました。その後地元銀行の営業権譲渡や吸収合併を行い、１９６４年阿波銀行に商号変更し現在に至っています。
- 阿波銀行の店舗数は１０５です。徳島県８３、関東エリア６、関西エリア１０，中国・四国６の店舗を配置しています。（２０２４年３月末現在）
- 徳島県内の預金シェアは４１.０１％、貸出金シェアは４７.４７％とトップです。（２０２３年９月末）
- ２０２４年３月末の決算数字は次の通りです。
資本金は、２３４億円です。
従業員数は、１,３１６人です。
総預金残高は、３兆３,４０９億円です。
貸出金残高は、２兆３,３９８億円です。
経常収益は、５９２億２３百万円です。
経常利益は、１６２億４４百万円です。
当期純利益は、１１２億１３百万円です。
自己資本比率は連結で１０.７２％と国内基準の４％を大きく上回っています。
格付けについて、格付投資情報センターは「Ａ＋」、日本格付研究所は「AA―」と安全性について高い評価がされています。（２０２４年１０月）
面接で志望動機を語るさいは、地域密着経営と経営の安定性について取り上げても良いでしょう。
阿波銀行の行是
阿波銀行の行是・経営方針について紹介します。
行是
堅 実 経 営
- 原理・原則に基づき、信用を重視した経営を行います。
- 良き伝統を守り、未来に挑戦する経営を行います。
単に堅実だけでなく、「守るべきは守り、進むべきは進む」という、時代変化に対応する意。
経営方針
一、 信用の重視
一、 地域への貢献
一、 お客さま第一
一、 人材の育成
一、 進取の精神
面接では「行是を知っていますか」と質問されることもあるかも知れません。覚えておくと良いでしょう。
阿波銀行の長期経営計画
阿波銀行は、長期経営計画「Growing beyond 130th」」（2023～2027年度）を策定し推進しています。その概要を紹介します。
- 存在意義義（パーパス）
「永代取引によるお客さま感動満足の創造と豊かな地域社会の実現」
卓越した効率経営のもと、世代を超えたパートナーシップ『永代取引』を実践し、取引先の企業価値向上とお客さまの金融資産形成をサポートするとともに、持続可能な地域社会の実現に貢献
- 長期経営計画概要
- 計画期間を2023 年 4 月～2028 年 3 月（5 年間）とし、激変する外部環境に対応するため 、3 年計画を 1 年毎にアップデートしていく『ローリング方式』を採用
- 基本戦略
①永代取引の進化
②持続可能な地域社会への取組み
③活力ある組織と多様な働き方の実現（人材の「育成」と「活躍」に重点的に取り組み）
永代取引を支える人材育成に加え、新たなスキルやノウハウの習得、ダイバーシティ＆インクルージョン（D&I）を推進し、従業員エンゲージメントの強化につなげる
④経営基盤の強化
- 経営目標（計画最終年度 2027 年度）
①修正ＯＨＲ 60％未満、②コア業務純益ＲＯＡ 0.48％以上、③当期純利益 120 億円以上、④当期純利益ＲＯＥ 4.20％以上、⑤株主還元率 40％以上、⑥ＥＳＧ投融資残高 3,000 億円以上、⑦女性役付者比率 30％以上
面接で自己ＰＲや志望動機を語るさいは、長期経営計画を理解しておくことが大切です。