【26卒/25年転職】面接官が教える「八十二銀行」の面接対策

2024.10.24 更新
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長野県最大手の金融機関である八十二銀行に入行を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。

(八十二銀行は、長野銀行と2026年1月に合併し、合併後の社名は八十二長野銀行となります)

応募者は事前にどのような面接の対策をしたらよいのでしょうか?

八十二銀行に入行を希望する人がぜひとも知っておきたい面接に関する情報や、ノウハウというものがあります。

例えば八十二銀行の面接では、求める人材をよく理解した上で、特に課題解決力と行動力をアピールすることが大切です。

人との信頼関係を築くためのスキルも重要視されています。

一方、面接で志望動機を語るためには、競合他社と比べてなぜ八十二銀行なのか答えられなければいけません。

これら以外にも、八十二銀行の面接を受けるにあたって大切なポイントがあります。

本ブログでは、面接官である筆者が、八十二銀行の採用情報とともに、面接で必ず訊かれる自己PRや志望動機の受け答えなどについてその対策を解説していきます。

さらに面接に臨むうえで必要な知識として、八十二銀行の会社に関する情報を載せています。

面接対策は、自己分析や企業研究の段階から既にはじまっています。

自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシート(就活)、職務経歴書(転職)を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。

就活中の学生や転職希望者は、本サイト「キャリア育みファーム」を読んでいただければ、自己分析・企業研究の段階からスムーズに選考・面接対策ができるようになります。

さらに、絶対の自信を持って臨みたい方には、「就活面接必勝法」・「転職面接必勝法」を用意しております。

目次
  1. 八十二銀行の求める人材
  2. 八十二銀行の新卒採用情報について【就活】
  3. 面接攻略の考え方【就活】
  4. 面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】
  5. 八十二銀行の面接攻略のまとめ【就活】
  6. 八十二銀行の中途採用情報について【転職】
  7. 面接攻略の考え方【転職】
  8. 面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【転職】
  9. 八十二銀行の面接攻略のまとめ【転職】
  10. 八十二銀行を志望するときに知っておきたい社風
  11. 八十二銀行の会社概要
  12. 八十二銀行の経営理念
  13. 八十二銀行の中期経営ビジョン
  14. 参考リンク集

八十二銀行の求める人材

八十二銀行はどのような人材を求めているのでしょうか?

ホームページの新卒採用情報には、「求められる人材像」が載っています。

強みの確立

進取の精神

自ら考え行動する

・・・自らの強みを活かし、一歩踏み出す挑戦をしてほしい。これまでお伝えしたことを凝縮したものが、求められる人材像として掲げている「強みの確立」「進取の精神」「自ら考え行動する」の3つです。中でも、学生の皆さんには失敗を恐れずに踏み出す勇気を何より大事にしてほしい。・・・

また、以前の「求められる人材像」には、「強みの確立」「進取の精神」「自ら考え行動する」を以下のように具体的に表現していましたので、参考になると考えます。

強みの確立

自身の強みを伸ばし発揮することで、お客さまのお役に立ち、信頼関係を築ける人

進取の精神

既成概念にとらわれない豊かな発想で、何事にも果敢にチャレンジできる人

自ら考え行動する

困難に立ち向かう覚悟とやり抜く志を持ち何事にも夢中で取り組める人

求める人材は、面接で自己PRをするときの参考としてぜひとも知っておいてください。

八十二銀行の新卒採用情報について【就活】

はじめに八十二銀行の新卒採用情報について以下に記します。

2026年1月に八十二銀行と長野銀行は合併し、八十二長野銀行となります。このため2025年卒向けの採用活動は、八十二銀行・長野銀行による共同採用事業体として実施しました。

  1. 採用区分

    採用区分は、「スタンダードコース(勤務地制限なし/勤務地制限あり)」と、「デジタル・システムコース」です。

    • スタンダードコースは、支店での営業業務、本部での企画業務・金融マーケット業務・システム開発業務などを担当します。

      「勤務地制限なし」は、転居を伴う転勤があるコースです。「勤務地制限あり」は、転居を伴う転勤がないコースです。

      どちらのコースを選択しても、業務内容に違いはありません。

    • デジタル・システムコースは、システム企画・ITコンサル(お客さま支援)・八十二銀行及び八十二銀行グループ企業の各種設計・開発などを担当します。原則として本店勤務となります。
  2. 選考フロー   

    WEBエントリー→会社説明会→エントリーシート(WEB)→適性検査→個人面接(複数回)→最終面接→内々定

  3. エントリーシート(25年卒)
    • あなたのキャッチフレーズをご記入ください。(20字以内)
    • 上記でお答えいただきました、キャッチフレーズの説明をしてください。(100字以内)
    • あなたが写っている写真をメニュー「自由写真アップロード」に1枚アップロードし、その「写真が好きな理由」と「写真のあなた自身」について説明してください。(300字以内)
    • あなたが今までに充実感を得られたエピソードを一つあげ、それぞれ内容と理由を説明してください。(450字以内)
  4. 面接   

    面接は、エントリーシートに沿って質問がなされます。

    自己PRに関すること

    • 自己PRしてください
    • 高校時代は何をしていましたか
    • なぜその大学を選びましたか
    • ゼミ・専攻について話してください
    • 学生時代に頑張ったことを話してください
    • クラブ・サークル活動について話してください
    • 苦手を克服した経験はありますか
    • 人生で一番つらかったこと、それをどう乗り越え何を学びましたか
    • キャッチフレーズ・写真について説明してください
    • 苦手な人にはどのような対応をしますか
    • 家族構成を教えてください

    志望動機に関すること

    • なぜ金融機関を志望しますか
    • なぜ八十二銀行を志望しますか
    • 八十二銀行を知ったきっかけは何ですか
    • なぜ長野県で働きたいのですか
    • 出身県と長野県の違いを教えてください
    • 希望する職種は何ですか
    • 八十二銀行でやってみたい仕事は何ですか
    • キャリアプランを教えてください
    • 今の銀行には何が必要だと考えていますか
    • 他社の選考状況と八十二銀行の志望度を教えてください
  5. 採用人数(大学・大学院卒)

    19年度入行実績 115名(総合職・地域総合職79名 営業業務職36名)

    20年度入行実績 104名(総合職・地域総合職74名 営業業務職30名)

    21年度入行実績 スタンダードコース76名、デジタル・システムコース6名

    22年度入行実績 スタンダードコース127名、デジタル・システムコース12名

    23年度入行実績 スタンダードコース99名、デジタル・システムコース16名

    24年度入行実績 104名

    25年度入行計画 100名程度

  6. 学歴フィルター

    長野県出身者で県外の大学に進学した学生が多いようです。

    学歴フィルターは特にないと考えます。

面接攻略の考え方【就活】

就活の面接では自己PRと志望動機を必ず訊かれます。

よってそれらの答えをあらかじめ準備する必要があります。

以下の自己PRと志望動機のヒントを参考にしてまとめてください。

  1. 面接時の自己PRのヒント

    ■課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする

    八十二銀行は、特に課題解決力と行動力を求めていると考えられます。

    上記の求める人材にあるように八十二銀行は、「既成概念にとらわれない豊かな発想で、何事にも果敢にチャレンジできる人」「困難に立ち向かう覚悟とやり抜く志を持ち何事にも夢中で取り組める人」を求めています。

    「既成概念にとらわれない豊かな発想で、何事にも果敢にチャレンジできる」は課題解決力を、「困難に立ち向かう覚悟とやり抜く志を持ち何事にも夢中で取り組める」は行動力を表しています。

    八十二銀行は、中期経営ビジョン2021『「金融×非金融×リレーション」でお客さまと地域を支援する』において、サステナビリティを経営の根幹に据え、金融および非金融サービスの両面から地域の社会的課題を解決していくことを掲げています。

    この経営ビジョンを推進するためには、課題解決力と行動力が必要とされると考えます。

    面接では、学生時代において最も力を入れたことを伝える中で課題解決力と行動力をアピールしましょう。

    課題を発見して、既存の発想にとらわれず新しい解決法を考え、解決のための計画づくりができる、実現のために粘り強く取り組むことができる、というアピールです。

    力を入れたことは学業、クラブ・サークル活動、アルバイト、ボランティア活動などなんでも良いのです。

    最も力を入れたことは何か、なぜ力を入れたのか、困難だったことや困難を解決するために創意工夫してどのように粘り強く行動したか、その結果などを語ってください。

    但し、八十二銀行は採用するすべての人に課題解決力と行動力を求めているわけではありません。

    自分の最も伝えたい能力が他にあるなら、その能力を上手に説明してください。

    ■人と信頼関係を築くことができることを説明する

    八十二銀行は、求める人材として「自身の強みを伸ばし発揮することで、お客様のお役に立ち、信頼関係を築ける人」も載せています。

    スタンダードコースの新入行員は原則として全員が支店に配属となり、法人融資・コンサルティング営業・個人ローン・マネーアドバイザーなど銀行の基本的業務を担当します。

    銀行の窓口業務は、来店客の要望に対応します。また営業系職務は、法人・個人顧客のニーズ・課題に合わせた解決策やアドバイス、顧客が必要とする資金の借り入れサポートを行います。

    これら業務は顧客との信頼関係なくしては成り立ちません。

    デジタル・システムコースも、業務を遂行する上で関係する人と信頼関係を築く必要があることは、言うまでもありません。

    信頼関係を築くために大切なことは、相手の期待に対して誠実に対応することです。

    面接では、学生時代において最も力を入れたことを伝える中で、関係する人達に対して誠実に対応したことがわかるような説明を行ってください。

  2. 面接時に志望動機を語るヒント

    ■なぜ銀行を選ぶのか明確に伝える

    銀行とは何か、銀行業界を取り巻く環境や、銀行業界の仕事についての基本は、ブログ記事「【2025年】銀行業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を参照ください。

    銀行は、預金・貸付・為替の3大業務から、投資信託や保険商品などの手数料が収益の柱になりました。そして、経営・事業支援業務や個人向け資産運用コンサルティングも手掛けるようになりました。

    地方銀行は、地方創生事業への関わりも重視されるようになってきました。

    まずは、銀行業務の事業構造が変わってきていることを理解してください。

    さらに、フィンテックと呼ばれる技術革新が進行中であり、フィンテックが事業モデルや仕事のあり方を変えてしまう可能性があることも理解してください。

    マニュアルに書いてある通りに行う仕事は自動化され、行員は、顧客との折衝やより創造的な仕事を行うようになるでしょう。

    このような変化の中で、自分の関心があることを伝えられるとよいでしょう。

    ■なぜ八十二銀行を選ぶのか明確に伝える

    八十二銀行の経営理念、事業内容、中期経営ビジョンなどから感じたことをまとめてください。

    そのなかで、自分が共感できることが八十二銀行を選んだ志望動機になります。

    また、八十二銀行と競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。

    八十二銀行を志望する人は、金融業界に興味がある人であり、八十二銀行と並行して地元の他の金融機関などにも応募する人が多いことと思います。

    あるいは、長野県庁や地元の有力企業も視野に入っているかも知れません。

    たとえ八十二銀行が第一志望でなくても、競合先と比較しなぜ八十二銀行なのかを、しっかり答えられなくてはなりません。

    八十二銀行や他の競合金融機関を訪れて、その違いを肌で感じることも有効です。

    ■八十二銀行でやりたい仕事を明確に伝える

    八十二銀行に入行後、「スタンダードコース(勤務地制限なし)」、「スタンダードコース(勤務地制限あり)」は、支店での基本的業務を担当後、適性と能力に応じ、支店および本部の業務を担当します。

    基本的業務を習得してから、次のステップでやりたい仕事とその理由を説明できるようにしてください。

    デジタル・システムコースは、原則として本店勤務となります。システム企画・ITコンサル(お客さま支援)・八十二銀行及び八十二銀行グループ企業の各種設計・開発などを担当します。

    そこでやりたい仕事とその理由を説明できるようにしてください。

    さらに、やりたい仕事で活かせる能力やスキルがあればそれを伝えてください。

    ■八十二銀行の志望順位、他社の応募状況を答えられるようにする

    志望順位については、迷わず第一志望です、と答えましょう。

    他社の応募状況を聞かれたら、金融業界志望なら「同じ業界に応募中です」と伝えても構わないと思います。

    それ以外なら「〇〇業界にも興味があり応募しています」と答えてください。この場合まったくの異業種であれば、なぜそこに応募したのか答えられるようにしてください。

以上、八十二銀行の採用情報と面接攻略の考え方を説明しました。

特に面接は複数回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。

また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい就活生のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの就活面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。

本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。

面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】

八十二銀行は長野県最大手の金融機関であり、東京都や近隣各県などにも店舗を配置しています。

海外にも支店や駐在員事務所を置いています。

このような八十二銀行の面接を攻略するためには、まず銀行業界を取り巻く環境を理解することと、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。

ブログ記事「【2025年】銀行業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。

続いて、八十二銀行とはどのような銀行なのかを理解することも面接準備には必須です。

八十二銀行の会社概要、経営理念、中期経営ビジョンなど面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

これら以外にも八十二銀行のホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。

本記事の後半で八十二銀行のホームページから得た基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。

八十二銀行の面接攻略のまとめ【就活】

八十二銀行に入行を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?

八十二銀行が採用したい人材は、「自身の強みを伸ばし発揮することで、お客様のお役に立ち、信頼関係を築ける人」「既成概念にとらわれない豊かな発想で、何事にも果敢にチャレンジできる人」「困難に立ち向かう覚悟とやり抜く志を持ち何事にも夢中で取り組める人」です。

面接では、エントリーシートに沿って質問がなされます。

面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。

  • 課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
  • 人と信頼関係を築くことができることを説明する

面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。

  • なぜ銀行を選ぶのか明確に伝える
  • なぜ八十二銀行を選ぶのか明確に伝える
  • 八十二銀行でやりたい仕事を明確に伝える
  • 八十二銀行の志望順位、他社の応募状況を答えられるようにする

面接を攻略するためには、まずは銀行業界を取り巻く環境を理解すると同時に、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。

また、八十二銀行とはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。

八十二銀行の会社に関する知識など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも参考にしてください。

八十二銀行の中途採用情報について【転職】

続いて八十二銀行の転職面接について解説していきます。

はじめに八十二銀行の中途採用情報について以下に記します。

  1. 募集職種   

    八十二銀行は転職の希望者を対象とした中途採用を行っています。

    社内に必要な能力、スキルを持つ人が足りないと思われる業務を募集しています。

    ですから、応募にあたっては金融機関での実務経験者または、募集職種の専門的知識のあることが必須条件または歓迎条件となっています。

    現時点でどのような職種を募集しているか、詳細は八十二銀行のホームページの中途採用情報をご覧ください。

    ちなみに、2024年10月現在、18件の募集があります。

  2. 選考フロー

    エントリー(履歴書・職務経歴書送付)→書類選考→適性検査・面接(1~2回)→最終面接→内定

    応募用紙には、希望職種、応募理由、自己PRの記入が必要です。

  3. 面接

    面接では、求める人材にふさわしい人物かどうかを判断されます。現職(前職)の仕事内容の深掘りもされると考えてください。

    自己PRに関すること

    • 現職(前職)の仕事内容を説明してください
    • 自分をどのような性格だと思いますか

    志望動機に関すること

    • 八十二銀行を志望する理由は何ですか
    • 応募職種でどのようなことをやりたいですか

    退職理由に関すること

    • 現職(前職)を退職する理由を教えてください

面接攻略の考え方【転職】

転職の面接では自己PRと志望動機、退職理由を必ず訊かれます。

それらについて的確に答えるための準備をしてください。

以下の自己PRと志望動機、退職理由のヒントが参考になります。

  1. 面接時の自己PRのヒント   

    ■課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする

    八十二銀行は、特に課題解決力と行動力を求めていると考えられます。

    上記の求める人材にあるように八十二銀行は、「既成概念にとらわれない豊かな発想で、何事にも果敢にチャレンジできる人」「困難に立ち向かう覚悟とやり抜く志を持ち何事にも夢中で取り組める人」を求めています。

    「既成概念にとらわれない豊かな発想で、何事にも果敢にチャレンジできる人」は課題解決力を、「困難に立ち向かう覚悟とやり抜く志を持ち何事にも夢中で取り組める人」は行動力を表しています。

    八十二銀行は、中期経営ビジョン2021『「金融×非金融×リレーション」でお客さまと地域を支援する』において、サステナビリティを経営の根幹に据え、金融および非金融サービスの両面から地域の社会的課題を解決していくことを掲げています。

    この経営ビジョンを推進するためには、課題解決力と行動力のある人を求めているのではないでしょうか。

    転職の面接では、現職(前職)において、履歴書・職務経歴書といった応募書類だけでは説明しきれない仕事ぶりを説明してください。

    その中で業務目標達成に向けて課題を見つけ、解決のためにこれまでの考えにとらわれない新しい対策を立案し、関係者を巻き込んで粘り強く遂行した経験があればそれを加えてください。

    さらに職務を遂行するさいに困難だったこと、困難をどのように乗り越えて成果を上げたかを伝えてください。

    最後に、八十二銀行で活かせる、身につけた知識やスキルを語ってください。

    もし上記の能力について乏しい場合は、自分の最も伝えたい能力を面接で上手に説明して、間接的にでも募集職種に役立つことを伝えましょう。

    ■応募職種の専門的な知識を答えられるように準備する

    八十二銀行の中途採用の募集では、金融機関での実務経験者または、募集職種の専門的知識のあることが必須条件または歓迎条件となっています。

    金融機関経験者は、金融業界や銀行業界の知識は当然のこととして、応募職種の専門知識をどれだけ持っているか確認されるでしょう。

    一方、金融機関で働いた経験のない人は、銀行業界の基礎知識や応募する職種の専門知識をどれだけ持っているか確認されるかも知れません。

    よってそれらの専門的な知識とか、直近のニュースで話題になった金融、銀行業界に関することで質問があれば、答えられるように準備しましょう。

  2. 面接時に志望動機を語るヒント

    ■なぜ八十二銀行を選ぶのか明確に伝える

    八十二銀行の経営理念、事業内容、中期経営ビジョンなどから感じたことをまとめてください。

    そのなかで、自分が共感できることが八十二銀行を選んだ志望動機になります。

    また、八十二銀行と競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。

    八十二銀行を志望する人は、八十二銀行と並行して地元の他の金融機関にも応募する人が多いことと思います。

    Uターン希望者は、地元の有力企業も視野に入っているかも知れません。

    そのような競合先と比較し、なぜその八十二銀行なのかをしっかり答えられなくてはなりません。

    また、長野県は移住したい都道府県ランキングで毎年上位を争う人気県ですから、大都市に住んでいて八十二銀行の中途採用募集に応募する人もいるでしょう。

    この場合は、なぜ地縁のない長野の八十二銀行なのか質問されますので、回答を準備してください。

    八十二銀行や他の金融機関を訪れて、その違いを肌で感じることも有効です。

    ■八十二銀行で応募する職種を選んだ理由とやりたい仕事を明確に伝える

    中途採用の応募者は、応募する職種を選んだ理由、どのような仕事をやりたいかとその理由をしっかりと説明する必要があります。

    中途採用の応募者が応募職種を希望する主な理由は、現職(前職)で培った自分の経験や能力、スキルが八十二銀行で活かせることだと思います。

    ですから、現職(前職)の職務内容と使える能力やスキルなどを説明し、採用されたらやりたい仕事で貢献できることを伝えてください。

  3. 転職面接時に退職理由を語るヒント

    ■面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする

    「なるほど、そのような前向きな理由があって退職したのですね」と面接官に納得してもらえる内容を説明しましょう。

    間違っても上司と合わないとか、労働条件が悪いなどというネガティブな理由を言わないでください。

    例えば、現職(前職)では、自分の持つ能力、スキルをこれ以上向上させることが難しく、キャリアアップのために転職を考えたというような言い方です。

以上、八十二銀行の中途採用情報と転職面接攻略の考え方を説明しました。

特に面接は複数回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。

また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい転職希望者のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの転職面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。

本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。

面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【転職】

八十二銀行の面接を攻略するためには、まず銀行業界を取り巻く環境を理解することと、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。(金融機関に勤務の人はご存知のことと思いますが)

ブログ記事「【2025年】銀行業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。

続いて、八十二銀行とはどのような銀行なのかを理解することも面接準備には必須です。

八十二銀行の会社概要、経営理念、中期経営ビジョンなど面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

これら以外にも八十二銀行のホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。

本記事の後半で八十二銀行のホームページから得た基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。

八十二銀行の面接攻略のまとめ【転職】

八十二銀行に入行を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?

八十二銀行が採用したい人材は、「自身の強みを伸ばし発揮することで、お客様のお役に立ち、信頼関係を築ける人」「既成概念にとらわれない豊かな発想で、何事にも果敢にチャレンジできる人」「困難に立ち向かう覚悟とやり抜く志を持ち何事にも夢中で取り組める人」です。

面接では、求める人材かどうかを判断されます。現職(前職)の仕事内容の深掘りもされます。

面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。

  • 課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
  • 応募職種の専門的な知識を答えられるように準備する

面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。

  • なぜ八十二銀行を選ぶのか明確に伝える
  • 八十二銀行で応募する職種を選んだ理由とやりたい仕事を明確に伝える

面接で退職理由を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。

  • 面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする

面接を攻略するためには、まずは銀行業界を取り巻く環境を理解すると同時に、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。

また、八十二銀行とはどのような銀行なのかを理解することも面接準備には必須です。

八十二銀行の会社に関する知識など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも参考にしてください。

八十二銀行を志望するときに知っておきたい社風

八十二銀行を受けるにあたり知っておきたい社風について以下に記します。

  • 飲食の機会やスポーツ大会など行員同士が交流する機会が多くあります。
  • 有休は5連続休暇など取得制度が充実しており、消費しやすくなっています。
  • 定時退行を心がけており、早く帰る意識が徹底しています。一方で、残業を減らす改革が進んでいない状況があります。
  • 育休中では、勤務時間の調整ができます。仕事面でも男女にかかわらず平等に評価してもらえます。
  • 体育会系の人が活躍しやすい環境です。

面接で語る志望動機を作る際、社風をよく知っていることが大切です。

八十二銀行の会社概要

ここからは八十二銀行の会社概要を説明します。面接において志望動機を語る上で役に立ちます。

  • 八十二銀行は、1877年設立の第十九国立銀行と、1878年設立の第六十三国立銀行が、1931年合併し八十二銀行として設立されたのがはじまりです。

    その後県内銀行と営業譲渡や合併がありました。

    八十二銀行と長野銀行は、2023年6月1日に株式交換により、八十二銀行を完全親会社、長野銀行を完全子会社とする経営統合をしました。2026年1月に合併することを基本方針として、統合効果の最大化を目指し協議検討を進めています。合併後の社名は八十二長野銀行となります。

  • 営業店舗は151店あり、長野県内に131店、東京都に6店、埼玉県に5店、群馬県に2店、愛知県に1店、岐阜県に1店、大阪府に1店、新潟県に4店配置されています。  

    海外にも、香港、シンガポールに支店、上海、バンコクに駐在員事務所があります。

  • 長野県の預金シェアは33.4%(2019年9月期)、貸出金シェアは53.8%と一位です。(2021年3月期)
  • 2024年3月期の決算数字は次の通りです。

    資本金は、522億円です。

    従業員数は、3,289人です。

    総資産額は、13兆7,113億円です。

    総預金残高は、8兆4,676億円です。

    貸出金残高は、6兆2,034億円です。

    連結粗利益は、1,004億円です。

    経常利益は、352億円です。

    当期純利益は、370億円です。

    自己資本比率は連結で20.74%、単体で21.00%と国内基準の4%を大きく上回っています。

    格付けは、日本格付研究所は、「AA」となっています。(2024年10月)

面接で志望動機を語るさいは、地域密着経営と経営の安定性について取り上げても良いでしょう。

八十二銀行の経営理念

八十二銀行の経営理念を紹介します。

経営理念

『健全経営を堅持し、もって地域社会の発展に寄与する』

面接では「経営理念を知っていますか」と質問されることもあるかも知れません。覚えておくと良いでしょう。

八十二銀行の中期経営ビジョン

八十二銀行は、『中期経営ビジョン2021「金融×非金融×リレーション」でお客さまと地域を支援する』を策定し、推進しています。その概要について紹介します。

中期経営ビジョンは、顧客のニーズや社会環境の変化に対応し、ビジネスモデルを変革していく姿を5つのテーマで示しています。

  • ライフサポートビジネスの深化

    ファイナンシャルアドバイザーによる相談の強化、非対面取引の機能拡充、信託関連サービスの拡大

    施策として、コンサルティングプラザの設置や、投資信託や住宅ローン手続きの非対面化、新スマホアプリで取引先の情報やクーポンの配信、信託関連サービスの拡大

  • 総合⾦融サービス・機能の提供

    担当者のレベルアップと非対面取引の機能拡充、コンサルティングメニューやグループ機能のレベルアップ

    施策として、担当者の事業性評価・目利き⼒の強化、デジタルの活用、コンサルティングメニューの拡大、グループ一体での総合⾦融サービス・機能の強化

  • 業務・組織のデジタル改革

    デジタル改革による業務効率化と、データ活用による業務の高度化や新たなサービスの開発

    施策として、営業店の業務効率化、グループ一体での内部業務の自動化、データマーケティングの強化、地域共同データ連携プラットフォームの構築

  • 成⻑とやりがいを支える人事改革

    人事制度や働き⽅改⾰により職員⼀人ひとりの成⻑を支援

    施策として、営業業務職の廃⽌と専門性の強化を目指すプロフェッショナルコース等の新設、職員のキャリア形成支援、働き方改革、ダイバーシティ&インクルージョン

  • 経営の根幹としてのサステナビリティ

    ⾏政や企業、地域と協⼒し、地域課題の解決に向けて主体的に取り組み

    施策として、再⽣可能エネルギー・省エネルギー化設備投資などを積極的に支援するためサステナブルファイナンスを提供、外部パートナーと共同でグリーン電⼒の発電や供給に挑戦、
    投資専門子会社を通じた資本支援と総合的なコンサルティングにより経営支援を強化、地域価値向上に資する店舗など不動産の有効活用

面接で自己PRや志望動機を語るさいは、中期経営ビジョンを知っておくことが大切です。知っておくと良いでしょう。

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