【26卒/25年転職】面接官が教えるあいおいニッセイ同和損保の面接対策

2024.10.20 更新
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3メガ損保のMS&ADインシュアランスグループホールディングス傘下である、あいおいニッセイ同和損保に入社を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。

(あいおいニッセイ同和損保の正式社名はあいおいニッセイ同和損害保険株式会社ですが、本記事では略称の「あいおいニッセイ同和損保」を使用します。)

応募者は事前にどのような面接の対策をしたらよいのでしょうか?

あいおいニッセイ同和損保に入社を希望する人がぜひとも知っておきたい、面接に関しての情報やノウハウというものがあります。

例えば、あいおいニッセイ同和損保の面接では求める人材をよく理解して、自己PRにおいて課題解決力と行動力をアピールすることが大切です。

一方、面接で志望動機を語るためにはなぜ金融を選ぶのか、なぜ損害保険を選ぶのかについて的確に答えられなくてはいけません。

さらに競合他社と比べてなぜあいおいニッセイ同和損保なのかについても面接官が納得できるように答えられることが大切です。

これら以外にも、あいおいニッセイ同和損保の面接を受けるにあたって大切なポイントがあります。

本ブログでは、面接官である筆者が、あいおいニッセイ同和損保の採用情報とともに、面接で必ず訊かれる自己PRや志望動機の受け答えなどについてその対策を解説していきます。

さらに面接に臨むうえで必要な知識として、あいおいニッセイ同和損保の会社に関する情報を載せています。

面接対策は、自己分析や企業研究の段階から既にはじまっています。

自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシート(就活)、職務経歴書(転職)を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。

就活中の学生や転職希望者は、本サイト「キャリア育みファーム」を読んでいただければ、自己分析・企業研究の段階からスムーズに選考・面接対策ができるようになります。

さらに、絶対の自信を持って臨みたい方には、「就活面接必勝法」・「転職面接必勝法」を用意しております。

目次
  1. あいおいニッセイ同和損保の求める人材
  2. あいおいニッセイ同和損保の新卒採用情報について【就活】
  3. 面接攻略の考え方【就活】
  4. 面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】
  5. あいおいニッセイ同和損保の面接攻略のまとめ【就活】
  6. あいおいニッセイ同和損保の中途採用情報について【転職】
  7. 面接攻略の考え方【転職】
  8. 面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【転職】
  9. あいおいニッセイ同和損保の面接攻略のまとめ【転職】
  10. あいおいニッセイ同和損保を志望するときに知っておきたい社風
  11. あいおいニッセイ同和損保の会社概要
  12. あいおいニッセイ同和損保の経営理念
  13. MS&ADインシュアランスグループの中期経営計画
  14. 参考リンク集

あいおいニッセイ同和損保の求める人材

あいおいニッセイ同和損保はどのような人材を求めているのでしょうか?

面接では求める人材を知っておくことが自己PRをするうえで大切です。

ホームページの採用情報サイトにある、メッセージには、「幅広いニーズをつかみ、先進性のあるアイディアを誰よりも早く創造していく知的でバイタリティ・行動力あふれる人材をもとめています」と記載しています。

また、新卒採用情報サイトの人事部長からのメッセージでは、「ビジネスを通じて社会や地域の課題を解決し続けるために自分は何ができるのか、自ら学び考え果敢にチャレンジすることができる人財を求めています」と語っています。

さらに、同サイトの「人財育成体系・研修制度」では、「目指す社員像」は、「世の中の変化・リスクをいち早く捉え、新しい価値・方針を自ら企画・創造することができるゲームチェンジャー」としています。

以上をまとめると、あいおいニッセイ同和損保は、次のような人材を求めていると考えます。

  • 幅広いニーズをつかみ、先進性のあるアイディアを誰よりも早く創造していく知的でバイタリティ・行動力あふれる人
  • ビジネスを通じて社会や地域の課題を解決し続けるために自分は何ができるのか、自ら学び考え果敢にチャレンジすることができる人
  • 「世の中の変化・リスクをいち早く捉え、新しい価値・方針を自ら企画・創造することができるゲームチェンジャー」

求める人材は、面接で自己PRをするときの参考としてぜひとも知っておいてください。

あいおいニッセイ同和損保の新卒採用情報について【就活】

はじめにあいおいニッセイ同和損保の新卒採用情報について以下に記します。

  1. 募集コース  

    募集コースは、「基幹社員」「IT」「資産運用」「アクチュアリー」「データサイエンス」「カスタマーサポート専任社員」の6つのコースです。

    • 基幹社員は、①「転居可」(国内・海外問わず転居を伴う転勤あり)、②「転居可(エリア限定)」(一定の地域内で転居を伴う転勤あり)、③「転居不可」(転居を伴う転勤なし)、の勤務地範囲を選択します。
    • ITコースは、原則、IT部門(グループ内システム関連会社含む)に配属(東京・千葉)となります。
    • 資産運用は、入社1年目は、原則、財務企画部または投融資部に配属となります。
    • アクチュアリーは、一定期間、アクチュアリー部門に配属(東京)となります。
    • データサイエンスは、一定期間、デジタル部門に配属(東京)となります。
    • カスタマーサポート専任社員は、あんしん24損害サービス部に配属となります。
  2. 選考フロー   

    プレエントリー→エントリーシート・SPI筆記試験→面接(複数回)→内々定

  3. エントリーシート(25年卒)

    自己PRに関すること

    • 今までの人生であなた自身に大きな影響を与えた経験や出来事などを3つ、順番に教えてください。(50字以内)
    • あなたの強みについて具体的なエピソード(人一倍頑張ったこと、諦めずに困難を乗り越えた経験・その経験から何を感じたかなど)を交えて教えてください。(300字以内)

    志望動機に関すること

    • 当社を志望する理由について教えてください。(300字以内)
  4. 面接   

    面接では、ガクチカと志望動機の深掘りがあります。

    自己PRに関すること

    • 自己紹介してください
    • 自己PRしてください
    • 今までの人生であなたに大きな影響を与えた経験や出来事について1分程度、あなたの強みについて具体的なエピソードを交えて90秒程度でお話しください(録画面接)
    • 大学・学部の選択理由を教えてください
    • 学業の内容を説明してください 
    • 学生時代に力を入れて取り組んだことは何ですか(取り組んだ理由、困難だったことと乗り越え方、結果と学んだこと、活かせること) 
    • これまでの人生でいちばん困難だったことは何ですか 
    • 自分が成長したなと思う経験はありますか
    • 人生での大きな目標を立てた経験は何ですか
    • 挫折経験はありますか、それをどう乗り越えましたか
    • チームワークを発揮したエピソードを話してください(チームで頑張る際に、必要となる要素を3つ、リーダーとして意識していること)
    • チームではどのような立ち位置ですか
    • サークル活動について話してください(きっかけ)
    • アルバイトは何かやっていましたか
    • 長所と短所についてエピソードを含めて教えてください、短所の向き合い方
    • 周りからどのような人と言われますか
    • 英語はどの程度できますか
    • 運転免許証を持っていますか
    • 健康ですか
    • 趣味は何ですか
    • ストレス発散法はありますか
    • 会社に家族がいますか

    志望動機に関すること

    • 就活の軸は何ですか
    • なぜ損害保険業界に興味をもちましたか、生命保険は受けないですか
    • なぜあいおいニッセイ同和損保を志望しますか、同業他社との違いは何だと思いますか
    • なぜ三大損保ではなくあいおいニッセイ同和損保なのですか
    • なぜ○○コースを希望しますか
    • 損害サポート業務と代理店営業のどちらが向いていますか
    • 地域型(エリア)を選んだ理由は何ですか
    • アクチュアリーを目指す理由は何ですか
    • 入社後やりたい職種、そこでやりたいこととその理由は何ですか
    • キャリアプランを教えてください
    • 3年後、10年後どのような社会人になっていたいですか
    • どの部門に興味がありますか
    • 転勤はできますか
    • 損害保険の課題は何だと思いますか
    • インターンシップの感想とそこで学んだことを教えてください
    • 他社の選考状況とあいおいニッセイ同和損保の志望順位を教えてください
  5. 採用人数

    19年度入社実績 465名(全域型163名 地域型302名)

    20年度入社実績 384名(全域型150名 地域型234名)

    21年度入社実績 290名(全域型124名 地域型156名 その他コース10名)

    22年度入社実績 200名(全域型83名 地域型110名 その他コース7名)

    23年度入社実績 201名(全域型93名 地域型105名 その他コース3名)

    24年度入社実績 350名程度

    25年度入社計画 200~300名

  6. 24年新卒入社大学別就職者数

    国公立大

    京都大1、北海道大2、東北大2、大阪大1、九州大2、東京工大3、一橋大1、千葉大1、都立大1,横浜国大4、大阪公立大2、岡山大1、広島大2、熊本大1、他

    私立大

    早稲田大12、慶応大9、上智大3、明治大25、青山学院大7、立教大11、中央大14、法政大13、学習院大7、成蹊大8、成城大3、明治学院大4、国学院大2、日本大9、東洋大7、駒沢大1、専修大2、東海大1、東京理科大2、東京女子大1、日本女子大6、津田塾大1、大妻女子大1、共立女子大3、昭和女子大1、神奈川大1、愛知大4、愛知学院大2、中京大7、南山大7、名城大2、同志社大8、立命館大11、関西大7、関西学院大10、龍谷大5、京都女子大2、同志社女子大2、近畿大2、桃山学院大1、甲南大2、西南学院大5、他

    以上は大学院修了者を含みます。

    ※サンデー毎日(2024年9月1日号)参照

  7. 学歴フィルター

    あいおいニッセイ同和損保は難関大学から中堅私立大学クラスまで採用しています。地域型社員は、女性中心と思われます。筆記試験(SPI)を通過すれば、道は拓けます。

面接攻略の考え方【就活】

面接では自己PRと志望動機を必ず訊かれます。

よってそれらの答えをあらかじめ準備する必要があります。以下の自己PRと志望動機のヒントを参考にしてください。

  1. 面接時の自己PRのヒント

    ■課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする

    あいおいニッセイ同和損保は、特に課題解決力と行動力を求めていると考えられます。

    上記の求める人材にあるように、あいおいニッセイ同和損保は、「幅広いニーズをつかみ、先進性のあるアイディアを誰よりも早く創造していく知的でバイタリティ・行動力あふれる人」「ビジネスを通じて社会や地域の課題を解決し続けるために自分は何ができるのか、自ら学び考え果敢にチャレンジすることができる人」「世の中の変化・リスクをいち早く捉え、新しい価値・方針を自ら企画・創造することができるゲームチェンジャー」を求めています。

    これらはどれも課題解決力と行動力を表しています。

    あいおいニッセイ同和損保は、保険の新たな価値創造に挑戦するとともに、特色ある成長基盤を強化し、これまで磨き上げてきた当社の「先進性」「多様性」「地域密着」をさらに進展させようとしています。

    考え方の軸は、未知のリスクや社会・地域課題と向き合い、それらを解決する保険商品や新たなサービスを国内外のあらゆる事業を通じて生み出すことで、安全・安心で快適な、新しい社会を創り出していくということです。

    このような取り組みを推進する上で、課題解決力と行動力が求められているのではないでしょうか。

    面接では、学生時代において最も力を入れたことを伝える中で、課題解決力と行動力をアピールしましょう。

    課題を発見して、既存の発想にとらわれず新しい解決法を考え、解決のための計画づくりができる。実現のために粘り強く取り組むことができる。というアピールです。

    力を入れたことは学業、クラブ・サークル活動、アルバイト、ボランティア活動などなんでも良いです。

    最も力を入れたことは何か、なぜ力を入れたのか、困難だったことや困難を解決するために創意工夫して、どのように粘り強く行動したか、などを語ってください。

    但し、あいおいニッセイ同和損保は採用するすべての人に課題解決力と行動力を求めているわけではありません。

    自分の最も伝えたい能力が他にあるなら、面接でその能力を上手に説明してください。

    ■理系の応募者は論理的思考力、数理能力をアピールする

    「ITコース」「アクチュアリー」「データサイエンス」は、特に理系出身者が持つ数理能力、論理的思考力、IT知識などを活用できる業務があります。

    ITコースは、先端技術の活用により、社内業務効率化やリスク管理、システム開発による顧客満足度の向上を図ります。また、デジタライゼーションの推進役として、デジタル基盤の構築やビジネス全体の変革に向けた取り組みを行います。

    アクチュアリーは、数理業務のプロとして、保険リスク・資産運用リスクといった様々なリスクを、確率論や統計学などの数学を用いて計量化する業務に携わります。

    また、データサイエンスは、統計分析や人工知能を活用し、データ分析業務やデータ活用の業務に携わります。

    理系学生が研究した専門分野の知識、能力をそのまま発揮して働けることは少ないと思われますが、研究で得た論理的思考力、数理能力はそれらの専門的な仕事で役に立ちます。

    ですから、応募する業務ができる知識、能力やスキルを持っていることを積極的にアピールしてください。

  2. 面接時に志望動機を語るヒント

    ■なぜ損害保険会社を選ぶのか明確に伝える

    なぜ損害保険会社を選ぶのかその理由を説明できるようにしてください。

    損害保険とは何か、損害保険業界を取り巻く環境や、損害保険業界の仕事についての基本は、ブログ記事「【2025年】保険業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を参照ください。

    損害保険会社について業務の理解を深めていき、魅力を語ってください。

    損害保険の役目は、リスクに備え、万が一のときに保険支払い額に応じた保険金の給付を通じて、人々の暮らしや企業活動を守り、安心を提供することです。

    損害保険会社について業務の理解を深めていき、その魅力や将来性について語れるようにしてください。

    ■なぜあいおいニッセイ同和損保を選ぶのか明確に伝える

    あいおいニッセイ同和損保の経営理念、事業内容、MS&ADインシュアランスグループの中期経営計画などから感じたことをまとめてください。

    そのなかで、自分が共感できることがあいおいニッセイ同和損保を選んだ志望動機になります。

    また、あいおいニッセイ同和損保と競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。

    あいおいニッセイ同和損保を志望する応募者は、損害保険業界に興味がある人だと思います。

    ですから、あいおいニッセイ同和損保の応募者は、三井住友海上や東京海上日動、損保ジャパンなどの損害保険会社などとかけもち応募する学生が多数を占めると思われます。

    たとえあいおいニッセイ同和損保が第一志望でなくても、競合他社と比較し、なぜあいおいニッセイ同和損保なのかを質問されたときに、しっかり答えられなくてはなりません。

    ■あいおいニッセイ同和損保で応募するコースを選んだ理由と、そこでどのような仕事をやりたいか明確に伝える

    面接では、応募するコースとその理由、及びそこでやりたい仕事は何か、なぜその仕事をやりたいのかをきちんと説明できなくてはいけません。

    あわせてやりたい仕事で活かせる能力やスキルがあればそれを伝えてください。

    やりたい仕事で注目している商品やサービスとその注目理由も話せるようにしておくと、なお良いでしょう。

    また、基幹社員の勤務地範囲で「転居可(エリア限定)」「転居不可」を選択した人はその理由も答えられるようにしてください。

    ■他社の応募状況と志望順位を答えられるようにする

    志望順位については、迷わず第一志望ですと答えましょう。

    他社の応募状況を聞かれたら、損害保険業界志望と答えてください。他社名を教えてほしいと聞かれたら、メガ損保に応募中ならそれを答えてください。

    損害保険会社以外なら「〇〇業界にも興味があり応募しています」くらいは答えてもいいです。

    この場合まったくの異業種に応募している場合は、なぜ応募したのか答えられるようにしてください。

以上、あいおいニッセイ同和損保の採用情報と面接攻略の考え方を説明しました。

特に面接は複数回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。

また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい就活生のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの就活面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。

本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。

面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】

面接を攻略するためには、まずは損害保険界を取り巻く環境を理解することと、損害保険業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。

ブログ記事「【2025年】保険業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。

続いて、あいおいニッセイ同和損保とはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。

あいおいニッセイ同和損保の会社概要、経営理念やMS&ADインシュアランスグループの中期経営計画など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

これら以外にもあいおいニッセイ同和損保及びMS&ADホールディングスのホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。

本記事の後半で面接を受けるにあたり必要と思われる、あいおいニッセイ同和損保とMS&ADインシュアランスグループの基本的な知識を簡単に紹介します。ぜひ読んでおいてください。

あいおいニッセイ同和損保の面接攻略のまとめ【就活】

あいおいニッセイ同和損保に入社を希望する人が必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?

あいおいニッセイ同和損保が採用したい人材は、「幅広いニーズをつかみ、先進性のあるアイディアを誰よりも早く創造していく知的でバイタリティ・行動力あふれる人」「ビジネスを通じて社会や地域の課題を解決し続けるために自分は何ができるのか、自ら学び考え果敢にチャレンジすることができる人」「世の中の変化・リスクをいち早く捉え、新しい価値・方針を自ら企画・創造することができるゲームチェンジャー」です。

面接では、学生時代に力を入れたことと、志望動機の深掘りがあります。

面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。

  • 課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
  • 理系の応募者は論理的思考力、数理能力をアピールする

面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。

  • なぜ損害保険会社を選ぶのか明確に伝える
  • なぜあいおいニッセイ同和損保を選ぶのか明確に伝える
  • あいおいニッセイ同和損保で応募するコースを選んだ理由と、そこでどのような仕事をやりたいか明確に伝える
  • 他社の応募状況と志望順位を答えられるようにする

面接を攻略するためには、まずは保険業界を取り巻く環境を理解すると同時に、保険業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。

また、あいおいニッセイ同和損保とはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。

あいおいニッセイ同和損保の会社に関する知識について、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも参考にしてください。

あいおいニッセイ同和損保の中途採用情報について【転職】

続いてあいおいニッセイ同和損保の転職の面接について解説していきます。

はじめにあいおいニッセイ同和損保の経験者(中途)採用情報について以下に記します。

  1. 募集コース   

    あいおいニッセイ同和損保は、転職の希望者を対象とした中途採用を随時行っています。

    募集は、基幹社員(転居可)、基幹社員(転居不可)の2つですが、それ以外に専門人材としての募集があります。

    基幹社員(転居可)は、職種毎に募集しています。職種を限定しない未経験者歓迎の募集もあります。

    基幹社員(転居不可)は、営業部門(代理店支援指導)、損害サービス部門/事案担当、損害サービス部門/医療調査担当の職務を募集しています。社会人経験2年以上(高卒)、社会人デビュー、第二新卒者、未経験者も大歓迎です。

    現時点でどのような職種を募集しているかは、あいおいニッセイ同和損保の経験者採用情報をご覧ください。

    また、あいおいニッセイ同和損保は、リファラル採用やキャリア登録の採用施策も取り入れています。

  2. 選考フロー

    基幹社員(転居可)

    エントリー→履歴書・職務経歴書→書類選考→SPI受検→面接(複数回)→内定

    基幹社員(転居不可)

    応募書類送付→書類選考→一次面接・筆記試験→二次面接→内定 

  3. 面接   

    面接では求める人材にふさわしいかどうか、及び現職(前職)の業務内容の深掘りをすることで、応募者があいおいニッセイ同和損保で活躍できるかを探ります。

    自己PRに関すること

    • 現職(前職)の仕事内容を説明してください
    • 今まで仕事に追われたことがありましたか
    • 限られた仕事を時間内にこなすための工夫はありますか

    志望動機に関すること

    • なぜあいおいニッセイ同和損保を志望しますか
    • 仕事内容は理解していますか
    • これまでの経験で対応が難しかったお客さまはどのような人ですか

    退職理由に関すること

    • 現職(前職)を退職する理由は何ですか

面接攻略の考え方【転職】

転職の面接では自己PRと志望動機、退職理由に関することを必ず訊かれます。

それらについて的確に答えるための準備をしてください。

以下の自己PRと志望動機、退職理由のヒントが参考になります。

  1. 面接時の自己PRのヒント

    ■課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする

    あいおいニッセイ同和損保は、特に課題解決力と行動力を求めていると考えられます。

    上記の求める人材にあるように、あいおいニッセイ同和損保は、「幅広いニーズをつかみ、先進性のあるアイディアを誰よりも早く創造していく知的でバイタリティ・行動力あふれる人」「ビジネスを通じて社会や地域の課題を解決し続けるために自分は何ができるのか、自ら学び考え果敢にチャレンジすることができる人」「世の中の変化・リスクをいち早く捉え、新しい価値・方針を自ら企画・創造することができるゲームチェンジャー」を求めています。

    これらはどれも課題解決力と行動力を表しています。

    転職の面接では、現職(前職)において、応募書類だけでは説明しきれない仕事ぶりを説明してください。

    その中で、業務目標達成に向けて課題を見つけ、既存の発想にとらわれず新しい解決法を考えて、関係者を巻き込んで粘り強く遂行した経験も加えてください。

    さらに、職務を遂行したときに困難だったこと、困難を乗り越えて自分が身につけた知識や、スキル、反省点なども語ってください。

    もし上記の能力について乏しい場合は、自分の最も伝えたい能力を面接で上手に説明して、間接的にでも募集職種に役立つことを伝えてください。

    ■損害保険の知識を答えられるように準備する

    あいおいニッセイ同和損保の中途採用では、基幹社員(転居可)は業界未経験者の募集もあります。基幹社員(転居不可)では業界未経験者、社会人デビュー、第二新卒者も応募が歓迎されています。

    業界経験者は損害保険の専門的な知識、未経験者は基礎的な知識について、質問があれば答えられるように準備しましょう。

    損害保険業界に関する直近のニュースもチェックしておきましょう。

  2. 面接時に志望動機を語るヒント

    ■なぜ損害保険会社を選ぶのか明確に伝える

    損害保険会社はなぜ世の中に必要なのか説明できるようにしてください。

    損害保険とは何か、損害保険業界を取り巻く環境や、損害保険業界の仕事についての基本は、ブログ記事「【2025年】保険業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を参照ください。

    損害保険の役目は、リスクに備え、万が一のときに保険支払い額に応じた保険金の給付を通じて、人々の暮らしや企業活動を守り、生活の安心を提供することだと思います。

    損害保険会社について業務の理解を深めていき、その魅力や将来性について語れるようにしてください。

    ■なぜあいおいニッセイ同和損保を選ぶのか明確に伝える

    あいおいニッセイ同和損保の経営理念、事業内容、MS&ADインシュアランスグループの中期経営計画などから感じたことをまとめてください。

    そのなかで、自分が共感できることがあいおいニッセイ同和損保を選んだ志望動機になります。

    また、あいおいニッセイ同和損保と競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。

    あいおいニッセイ同和損保を志望する中途採用の応募者は、保険業界に興味がある人だと思います。

    ですから、あいおいニッセイ同和損保の応募者は、同業の三井住友海上や東京海上日動、損保ジャパンなどの損害保険会社にも興味があるかも知れません。

    たとえ、あいおいニッセイ同和損保が第一志望でなくても、競合他社と比較しなぜあいおいニッセイ同和損保なのかを質問されたときに、しっかり答えられなくてはなりません。

    ■あいおいニッセイ同和損保でなぜその職種を希望するのか、そこでやりたい仕事を明確に伝える

    応募する職種を希望する理由、そこでやりたい仕事となぜやりたいかをしっかりと説明できなければなりません

    中途採用の応募者が応募職種を選んだ理由は、経験者ならば現職(前職)で培った自分の経験、能力、スキルがあいおいニッセイ同和損保で活かせることです。

    そのことについて、職務内容をわかりやすく説明することで、経験や能力、スキルが活かせて、貢献できることを伝えてください。

    一方、未経験者や社会人デビュー、第二新卒は、その職種に応募した理由とその職種でやりたい仕事、及び自分のどのような強みが仕事に活かせるか、について答えられるようにしてください。

    応募する職種の分野によっては、注目しているあいおいニッセイ同和損保の商品やサービスと、なぜ注目しているか、その理由も話せるようにしておくとよいでしょう。

  3. 転職面接時に退職理由を語るヒント

    ■面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする

    「なるほど、そのような前向きな理由があって退職したのですね」と面接官に思ってもらえる内容を説明しましょう。

    間違っても上司と合わないとか、給料が安いなどというネガティブな理由を言わないでください。

    例えば、現職(前職)では、自分の持つ能力、スキルをこれ以上向上させることが難しく、キャリアアップのために転職を考えたというような言い方です。

以上、あいおいニッセイ同和損保の中途採用情報と転職の面接攻略の考え方を説明しました。

特に面接は複数回行われ、自己PRと志望動機、退職理由に関する様々な質問がなされることが予想されます。

また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい転職希望者のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの転職面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。

本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。

面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【転職】

転職の面接を攻略するためには、まずは損害保険業界を取り巻く環境を理解することと、損害保険業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。

ブログ記事「【2025年】保険業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。

続いて、あいおいニッセイ同和損保とはどのような会社なのかを理解することも、転職の面接準備には必須です。

あいおいニッセイ同和損保の会社概要、経営理念やMS&ADインシュアランスグループの中期経営計画など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

これら以外にも、あいおいニッセイ同和損保及びMS&ADインシュアランスグループのホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。

本記事の後半で面接を受けるにあたり必要と思われるあいおいニッセイ同和損保及びMS&ADインシュアランスグループの基本的な知識を簡単に紹介します。ぜひ読んでおいてください。

あいおいニッセイ同和損保の面接攻略のまとめ【転職】

あいおいニッセイ同和損保に入社を希望する人が必ず通過しなければならない転職の面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?

あいおいニッセイ同和損保が採用したい人材は、「幅広いニーズをつかみ、先進性のあるアイディアを誰よりも早く創造していく知的でバイタリティ・行動力あふれる人」「ビジネスを通じて社会や地域の課題を解決し続けるために自分は何ができるのか、自ら学び考え果敢にチャレンジすることができる人」「世の中の変化・リスクをいち早く捉え、新しい価値・方針を自ら企画・創造することができるゲームチェンジャー」です。

面接では、求める人材にふさわしいか、現職(前職)の職務内容の深掘りがあります。

面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。

  • 課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
  • 損害保険の知識を答えられるように準備する

面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。

  • なぜ損害保険会社を選ぶのか明確に伝える
  • なぜあいおいニッセイ同和損保を選ぶのか明確に伝える
  • あいおいニッセイ同和損保でなぜその職種を希望するのか、そこでやりたい仕事を明確に伝える

面接で退職理由を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。

  • 面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする

転職の面接を攻略するためには、まずは保険業界を取り巻く環境を理解すると同時に、保険業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。

また、あいおいニッセイ同和損保とはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。

あいおいニッセイ同和損保の会社に関する知識について、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも参考にしてください。

あいおいニッセイ同和損保を志望するときに知っておきたい社風

あいおいニッセイ同和損保の転職の面接を受けるにあたり知っておきたい社風について以下に記します。

  • 有休は制度により5営業日連続の休みが取れます。ただし、全域型の男性社員は仕事柄有休取得が難しい状況にあります。
  • 女性が働きやすい会社を目指しています。フレックスタイムが導入されているため、遅れての出勤や、早帰りは可能です。小さいお子様がいる人は働きやすいです。
  • 自分だけでできる仕事はなく、周りの人に相談することも多いため、社員同士の関わりは多いです。仕事以外でも懇親会は多く、部署の違う社員との関わりもあります。また、他の県の社員とのイベントやグループ会社との合同イベントもあります。
  • 自ら勉強し前に進める人には向いています。

面接で語る志望動機を作る際、社風をよく理解しておいてください。

あいおいニッセイ同和損保の会社概要

ここからはあいおいニッセイ同和損保の会社概要を説明します。面接において志望動機を語る上で役に立ちます。

  • あいおいニッセイ同和損保は、三井住友海上と同じMS&ADインシュアランスグループ傘下にあり、収入保険料は国内4位です。
  • あいおいニッセイ同和損保は、2010年に、あいおい損保とニッセイ同和損保が合併し誕生しました。

    あいおい損保は、2001年に、大東京火災海上と千代田火災海上が合併し誕生した会社です。

    また、ニッセイ同和損保は、2001年に、ニッセイ損保と同和火災海上が合併し誕生した会社です。

  • あいおいニッセイ同和損保は、「お客さま・地域・社会とともにリスクを削減し、社会・地域課題を解決する保険へ」をコンセプトにCSV×DXという新たな戦略を掲げています。

    CSVとは、社会との共通価値を創造していくこと、DXとは、データ・デジタル技術を活用し価値提供を変革させることです。

    CSV×DXとは、未知のリスクや社会・地域課題と向き合い、それらを解決する保険商品や新たなサービスをあらゆる事業を通じて生み出すことで、安全・安心で快適な、新しい社会を創り出していくという考え方です。

    CSV×DXのステートメントを、『まだ誰も知らない安心を、ともに』と定めています。

    CSV×DXのコンセプト実現のためには、あいおいニッセイ同和損保が強み・特色として追求する「先進性」「多様性」「地域密着」を一層進展させ、迅速・柔軟・果敢にチャレンジしようとしています。

  • あいおいニッセイ同和損保の2024年3月期の決算数字は次の通りです。

    資本金は、1,000億円です。

    正味収入保険料は、1兆3,689億円です。

    経常利益は、790億円です。

    当期純利益は、560億円です。

    あいおいニッセイ同和損保の格付けについて、S & Pは「A+」、ムーディズは、「A1」、格付投資情報センターは、「AA」、日本格付研究所(JCR)は、「AA+」と高い評価を得ています。(2024年10月) 

  • MS&ADホールディングスの2024年3月期の決算数字は次の通りです。

    連結正味収入保険料は、4兆2,617億円です。

    連結経常利益は、4,164億円です。

    連結当期純利益は、3,692億円です。

面接では、例えば「CSV×DXとは何か知っていますか」のような質問をされることも想定しておきましょう。

あいおいニッセイ同和損保の経営理念

あいおいニッセイ同和損保の経営理念等を紹介します。

経営理念(ミッション)

グローバルな保険・金融サービス事業を通じて、安心と安全を提供し、活力ある社会の発展と地球の健やかな未来を支えます。

経営ビジョン

すべてのお客さまに高品質の商品・サービスをお届けし、一人ひとりのお客さまからの確かな信頼を基に発展する企業を創造します。

行動指針(バリュー)

【お客さま第一】 CUSTOMER FOCUS

【誠実】 INTEGRITY

【チームワーク】 TEAMWORK

【革新】 INNOVATION

【プロフェッショナリズム】 PROFESSIONALISM

【地域密着】 COMMUNITY-BASED

【情熱】 PASSION

面接では、「経営理念を知っていますか」と質問されるかもしれません。覚えておくと良いでしょう。

MS&ADインシュアランスグループの中期経営計画

ここでは、MS&ADインシュアランスグループの「中期経営計画(2022~2025)~リスクソリューションのプラットフォーマーとして、社会と共に成長する~」についてそのポイントを紹介します。

  1. 目指す姿(定性目標)は、「レジリエントでサステナブルな社会を支える企業グループ」「リスクソリューションのプラットフォーマーとして社会と共に成長する」こと
  2. 目指す姿(定量目標)は、2025年度にIFRS純利益で4,700~5,000億円、修正ROEで安定的に10%以上の実現
  3. 基本戦略は、「Value(価値の創造)」 「Transformation(事業の変革)」 「Synergy(グループシナジーの発揮)」
    • Value(価値の創造)は、「CSV×DX」をグローバルに展開し、ステークホルダ-に新しい価値を提供し、収益性をさらに高めていくことで企業価値向上を図る
    • Transformation(事業の変革)は、デジタル技術の活用等により、環境変化に適応できるレジリエントな事業構造への変革を推進。DX基盤を強化し、商品・事業・リスクの3つのポートフォリオの変革に取り組み
    • Synergy(グループシナジーの発揮)は、グループの多様性を成長につなげ、規模を活かして生産性を向上
  4. 基本戦略を支える基盤は、「サステナビリティ」「品質」「人財」「統合型リスク管理(ERM)」

    「サステナビリティ」の3つの重点課題は「地球環境との共生(Planetary Health)」「安心・安全な社会(Resilience)」「多様な人々の幸福(Well-being)」

  5. 資本政策と株主還元において、「グループ資本の最適化を進め、資本効率の向上」「2023年度まではグループ修正利益の、2024年度から2025年度は還元ベース利益の50%を基本。市場動向、事業環境、資本の状況などを踏まえて、 機動的・弾力的に追加的還元を実施」

面接で自己PRや志望動機を語るさいは、経営戦略の方向性を理解しておくことが大切です。

参考リンク集

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