【26卒/25年転職】面接官が教える「日本生命」の面接対策
生命保険業界で最大手の日本生命に入社を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。応募者は事前にどのような面接の対策をしたらよいのでしょうか?
(日本生命の正式社名は、日本生命相互会社ですが、本ブログでは略称の「日本生命」と呼びます)
日本生命に入社を希望する人がぜひとも知っておきたい面接に関しての情報や、ノウハウというものがあります。
例えば日本生命の面接では、求める人材をよく理解して、自己PRにおいて特に行動力をアピールすることが重要です。
加えて総合職・営業総合職・エリア総合職は、課題解決力のあることもアピールしてください。
一方、面接で志望動機を語るためには競合他社と比べてなぜ日本生命なのか答えられなくてはいけません。
これら以外にも日本生命の面接を受けるにあたって大切なポイントがあります。
本ブログでは、面接官である筆者が、日本生命の採用情報とともに、面接で必ず訊かれる自己PRや志望動機の受け答えなどについてその対策を解説していきます。
さらに面接に臨むうえで必要な知識として、日本生命の会社に関する情報を載せています。
面接対策は、自己分析や企業研究の段階から既にはじまっています。
自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシート(就活)、職務経歴書(転職)を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。
就活中の学生や転職希望者は、本サイト「キャリア育みファーム」を読んでいただければ、自己分析・企業研究の段階からスムーズに選考・面接対策ができるようになります。
さらに、絶対の自信を持って臨みたい方には、「就活面接必勝法」・「転職面接必勝法」を用意しております。
日本生命の求める人材
日本生命はどのような人材を求めているのでしょうか。
面接では求める人材を知っておくことが自己PRをするうえで必要です。
日本生命のホームページの新卒採用サイトには、次のような求める人物像が明記されています。
自らの可能性を信じ、努力し、夢を実現しようとしている人
生命保険事業の根幹である相互扶助に共感し、世の中に尽くそうという志を持つ人
ハートフルな人
これらを全て満たしている応募者を求めているわけではなく、1つでも持っている人、またはポテンシャルがある人は大歓迎と言っています。
また、新卒採用サイトの「人材育成」には、総合職・エリア総合職の、目指すべき人材像が次のように明示されています。
日本生命では、目指すべき人材像を「ビジネスプロフェッショナル」と定義し、
・・・・
・本社経営戦略領域の中核職務を担い、常に全社的な視点に立ち、経営戦略を企画し、実行できる能力のある人材の育成を目指しています。
さらに営業総合職の人材育成では、「自ら考え、自ら行動できるマネジメント人材」を目指して育成するとしています。
面接において自己PRを話すとき、求める人材像を知っておくことは大切ですから、覚えておくと良いでしょう。
日本生命の新卒採用情報について【就活】
はじめに日本生命の新卒採用情報について以下に記します。
- 募集職種
募集職種は、総合職、営業総合職、エリア総合職、法人職域ファイナンシャルコーディネーター、エリア業務職の5職種です。
さらに総合職は、通常のコースに加え、アクチュアリー、資産運用、IT戦略の3つのコース別採用を行っています。
- 総合職
総合職は、各部門の戦略の企画・執行、経営管理、フロント職務など、各分野において専門性を高め、広範なビジネスフィールドで職務の中核を担う職種です。
「アクチュアリー」は、確率・統計等の数理的手法を用いて、保険・年金ビジネスに不可欠なプライシングやリスク評価等に携わる数理業務を担当します。
「資産運用」は、国内外の株式や債券、オルタナティブ資産等、幅広い資産クラスへの投資を担当します。
「IT戦略」は、生命保険や、資産運用、海外事業など、あらゆる部署で業務を行い、また、データ利活用やDX推進を強化し、新たなイノベーション創出も担当します。
- 営業総合職
営業総合職は、営業部の責任者として個人・法人の顧客対応、営業職員マネジメントを担う職種です。一定期間の実務経験を経た後、入社6年目以降、営業部長に昇格となります。
- エリア総合職
エリア総合職は、各部門における戦略の企画・執行、経営管理、フロント職務等、各分野において専門性を高め、広範なビジネスフィールドで職務の中核を担うエリア限定の職種です。
- 法人職域ファイナンシャルコーディネーター
法人職域ファイナンシャルコーディネーターは、大企業を中心とした法人・職域マーケットで、高度な専門知識を駆使したコンサルティング営業を行い、将来的に、フロント業務を中心とした様々な業務に就くエリア限定の職種です。
- エリア業務職
エリア業務職は、高度な事務スキルと専門知識をベースに高いパフォーマンスを発揮し、日本生命のお客様サービスを支える、エリア限定の職種です。
- 総合職
- 選考フロー
WEBプレエントリー→エントリーシート提出・適性検査→1・2次面接→最終面接→内々定
- エントリーシート(25年卒)
総合職:
自己PRに関すること
- 特に力を入れて学んでいるテーマ(卒業論文等)について、具体的に入力ください(200文字以内)
- あなたがこれまでの人生で力を入れて取り組んだことについて、自身がどのように行動したか、なぜその行動をとったのか 、定量的な実績やそこから学んだこと、大切にしたい価値観等も示しながら記入ください ※改行しないでください(400文字以内)
- 学生時代に学んだIT・デジタル知識、技能を活かした取組があれば、具体的にご記入ください(IT戦略コース)
志望動機に関すること
- 将来取組みたい仕事、興味のある分野、成し遂げたいことなど、あなた自身の未来について記入ください ※改行しないでください(300文字以内)
- ご自身の知識やスキルを活用し、IT・デジタル(アクチュアリー・資産運用)領域でどのように活躍していきたいか記入ください。(300文字以内)(IT戦略コース・アクチュアリー・資産運用コース)
営業総合職:
自己PRに関すること
- 特に力を入れて学んでいるテーマ(卒業論文等)について入力ください。(200文字以内)
- あなたがこれまでの人生で力を入れて取り組んだことについて、自身がどのように行動したか、なぜその行動をとったのか、定量的な実績やそこから学んだこと、大切にしたい価値観等も示しながら記入ください。(400文字以内)
志望動機に関すること
- なぜ日本生命の営業総合職を志望しますか?この職制にどのような魅力を感じたかも合わせて記入ください。(300文字以内)
- 将来取組みたい仕事、興味のある分野、成し遂げたいことなど、あなた自身の未来について記入ください。(300文字以内)
エリア総合職:
自己PRに関すること
- 特に力を入れて取り組んでいるテーマ(卒業論文等)について具体的に教えてください(200文字以内)
- あなたがこれまでの人生で力を入れて取り組んだことについて、自身がどのように行動したか、なぜその行動を取ったのか、定量的な実績やそこから学んだこと、大切にしたい価値観等も示しながら記入ください(400文字以内)
志望動機に関すること
- エリア総合職として、将来取り組みたい仕事、興味のある分野、成し遂げたいことなど、あなた自身の未来について記入ください(300文字以内)
法人職域FC:
自己PRに関すること
- 特に力を入れて取り組んでいるテーマ(卒業論文等)について具体的に教えてください(200文字以内)
- あなたがこれまでの人生で力を入れて取り組んだことについて、自身がどのように行動したか、なぜその行動をとったのか、定量的な実績やそこから学んだこと、大切にしたい価値観等も示しながら記入ください。(400文字以内)
志望動機に関すること
- あなたが日本生命を志望する理由を記入ください。(300文字以内)
エリア業務職:
自己PRに関すること
- 学生時代に自分自身が力を入れて取組んだことについて簡潔に入力ください(最大3個まで入力可)(各50文字以内)
- 上記の中で特に力を入れて学んでいるテーマ(卒業論文等)を具体的に入力ください(200文字以内)
- 上記の中で、一番力を入れて取組んだことについて、具体的なプロセスや実績(※)も交えてPRしてください(※その行動をとった理由、組織の中で果たした役割、そこから学んだこと、大切にしている価値観、等)(400文字以内)
志望動機に関すること
- エリア業務職として、日本生命で取組みたい分野・仕事の内容を記入ください(300文字以内)
- 面接
面接では、エントリーシートを中心に質問され、ガクチカ、志望動機の深掘りがなされます。
自己PRに関すること
- 自己紹介と自己PRしてください
- 小学校から高校までのエピソードを話してください
- 現在の大学・学部を選んだ理由は何ですか
- 学生時代に力を入れてきたことは何ですか(なぜ頑張ったか、困難だったこと、困難をどう乗り越えたか、チームを意識したこと、その中で自分が果たした役割、学んだこと、伝えたいこと、一言で表現すると)
- 大学で何を学んでいますか
- チームプレーの経験はありますか
- 人生の挫折体験はありますか(その挫折をどのように乗り越えたか、挫折経験から得たものや成長したこと)
- 人生で一番うれしかったことは何ですか
- コミュニケーションを取る上で気をつけていることはありますか
- 自分の強み、弱みは何ですか、強みを活かしたエピソード、弱みにどう対応したか話してください
- リーダーシップを発揮した経験はありますか
- 周りの人からあなたどのような人と言われますか
- アルバイトの経験とエピソードを話してください(接客をする中で気をつけていること、厄介な客)
- どんな社会人になりたいですか
- 趣味は何ですか
- 尊敬する人は誰ですか
- 座右の銘とその理由は何ですか
- 自身を一言で表してください
- 価値観にあわない人と接したことはありますか
- 苦手なタイプの人との関り方を教えてください
- 日本生命の選考を受けていることに両親はどう何と言っていますか
- 身内に日本生命で働いている人はいますか
- 大きな病気にかかったことはありますか
- 健康状態はどうですか
- ストレス耐性はありますか
志望動機に関すること
- 企業選びの軸は何ですか
- 金融業界を志望する理由は何ですか
- なぜ生命保険会社を志望しますか
- 損保ではなくなぜ生命保険会社を志望しますか
- なぜ日本生命を志望しますか(他社との違い)
- なぜその職種を希望しますか
- 日本生命に入ったらどのような仕事をやりたいですか
- 日本生命に入って成し遂げたいことは何ですか
- 自分の強みを活かしてどのようなキャリアプランを描いていますか
- (法人)営業についてのイメージと、(法人)営業の仕事はやれそうですか
- 営業に求められることは何だと思いますか(法人職域ファイナンシャルコーディネーター)
- 勤務時間や1日のスケジュールを知っていますか(法人職域ファイナンシャルコーディネーター)
- 会社にどのように貢献してくれますか
- 転勤は大丈夫ですか
- 人的資本経営についてどういうアプローチが求められますか
- 保険はどのようなときに役に立つ商品なのか理解していますか
- 最近気になった保険業界のニュースはありますか
- 他社の選考状況と日本生命の志望度を教えてください
- 採用人数
19年度入社実績 853名(総合職167名 営業総合職92名 エリア総合職77名 法人職域ファイナンシャルコーディネーター509名 エリア業務職8名)
20年度入社実績 868名(総合職184名 営業総合職90名 エリア総合職73名 法人職域ファイナンシャルコーディネーター518名 エリア業務職3名)
21年度入社実績 747名(総合職160名 営業総合職90名 エリア総合職73名 法人職域ファイナンシャルコーディネーター412名 エリア業務職12名)
22年度入社実績 725名(総合職161名 営業総合職70名 エリア総合職71名 法人職域ファイナンシャルコーディネーター395名 エリア業務職28名)
23年度入社実績 639名(総合職154名 営業総合職68名 エリア総合職58名 法人職域ファイナンシャルコーディネーター337名 エリア業務職22名)
24年度入社実績 650名
25年度入社計画 不明
- 24年新卒入社大学別就職者数
国公立大:
東京大17、京都大13、北海道大4、東北大2、名古屋大3、大阪大19、九州大5、東京工大3、一橋大8、筑波大1、横浜国大3、横浜市大1、大阪公立大4、神戸大19、岡山大1、広島大1、熊本大1、他
私立大:
早稲田大22、慶応大22、上智大9、明治大10、青山学院大17、立教大20、中央大12、法政大7、学習院大8、成蹊大2、成城大3、武蔵大1、明治学院大7、国学院大2、日本大10、東洋大8、駒沢大5、東海大4、東京理科大2、東京女子大8、日本女子大7、津田塾大3、大妻女子大6、共立女子大5、昭和女子大2、神奈川大1、愛知学院大2、中京大4、南山大4、名城大3、同志社大26、立命館大26、関西大25、関西学院大18、京都産業大4、龍谷大8、京都女子大7、同志社女子大8、追手門学院大4、近畿大10、甲南大3、武庫川女子大10、西南学院大11、他
以上は大学院修了者を含みます。
※サンデー毎日(2024年9月1日号)参照
- 学歴フィルター
日本生命は国立、私立の難関大学を採用していますが、中堅私立大学からも多数採用しています。
特に法人職域ファイナンシャルコーディネーターを大量に採用しており、これらを含めると学歴フィルターはないと思います。
面接攻略の考え方【就活】
面接では自己PRと志望動機を必ず訊かれます。よってそれらの答えをあらかじめ準備する必要があります。以下の自己PRと志望動機のヒントを参考にしてください。
- 面接時の自己PRのヒント
■行動力を自分の中で探してアピールする
日本生命は、特に行動力を求めていると考えられます。
上記の求める人材にあるように、日本生命は「自らの可能性を信じ、努力し、夢を実現しようとしている」人を求めています。
これらは、行動力を表しているのではないでしょうか。
行動力とは、自分の立場を理解し、何をすべきか、相手が自分に何を期待しているかを知り、やるべきことについて前向きに、目的達成まで粘り強く取り組むことです。
日本生命の仕事でいうと、顧客に寄り添い、顧客が日本生命に何を期待しているかを理解し、行動することです。
そして職務を遂行する上で、高い成果を実現するように粘り強く取り組むことです。
面接では、学生時代において力を入れたことを伝える中で、行動力をアピールしましょう。
力を入れたことは学業、クラブ・サークル活動、アルバイト、ボランティア活動などなんでも良いのです。
最も力を入れたことは何か、目標達成に向けて困難だったことは何か、困難をどのように粘り強く乗り越えたか、その結果と自分が身につけたことを語れるようにしてください。
一方、日本生命は、「ハートフルな人」も求めています。顧客に対して「心がこもった対応ができる人」の意味と思います。
「ハートフルな人」を表現したい場合には、人と接することが好きで、人のために誠実に尽くすことを厭わない姿勢をアピールしてください。ホスピタリティ(思いやり)精神です。
但し、日本生命は採用するすべての人にこれらの能力・スキルを求めているわけではありません。
自分の最も伝えたい能力・スキルが他にあるなら、面接でその能力を上手に説明してください。
■総合職・営業総合職・エリア総合職は、課題解決力もアピールする
上記の求める人材にあるように、総合職・エリア総合職では「本社経営戦略領域の中核職務を担い、常に全社的な視点に立ち、経営戦略を企画し、実行できる能力」のある人材の育成を、営業総合職では「自ら考え、自ら行動できるマネジメント人材」の育成を目指しています。
すなわち総合職・営業総合職・エリア総合職は、まさに課題解決力のある人材を求めているのではないでしょうか。
面接では、上記の学生時代において力を入れたことを伝える中で、行動力とともに課題解決力をアピールしましょう。
課題を発見し、既存の発想にとらわれずに新しい解決法を考え、解決のための計画づくりができるというアピールです。
それには最も力を入れたことを説明するなかで、困難を解決するために創意工夫したことをアピールすることです。
■総合職の応募者は、世界中どこででも働く覚悟を伝える
生命保険各社はどの会社もそうですが、国内の少子高齢化がますます進展する中で、海外進出することで会社の成長を図ろうとしています。
日本生命も同様にグローバル展開を進めており、欧米、オーストラリア、アジア地域の10カ国に16現地法人、3事業所を設置しています。(2022年9月末)
総合職の応募者は、面接において、世界のどこへでも行って働く覚悟も伝えてください。
- 面接時に志望動機を語るヒント
■就職活動の軸を話せるようにする
就活において、応募先を決める上での考え方をまとめてください。
どのような基準で応募先を決めているか説明できることが大切です。「人々の生活に安心を提供したい」「お客様と信頼関係を築きながら仕事をしたい」のようなものです。
■なぜ金融なのか、その中でなぜ生命保険会社を選ぶのか明確に伝える
メーカーや商社ではなく、金融関係を選択する理由を面接で説明できるようにしましょう。かつ、金融関係のうち、生命保険会社を選ぶ理由を説明できるようにしてください。
生命保険とは何か、生命保険業界を取り巻く環境や、生命保険業界の仕事についての基本は、ブログ記事「【2025年】保険業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を参照ください。
生命保険会社について業務の理解を深めていき、魅力を語ってください。
生命保険の役目は、死亡、病気・けがなどの際に契約時に定めた保険金の給付を通じて、経済的な困難を保障することです。
■なぜ日本生命を選ぶのか明確に伝える
日本生命の経営基本理念や、事業内容、中期経営計画など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
その他ホームページから感じたことをまとめてください。そのなかで、自分が共感できることが日本生命を選んだ志望動機となります。
また、日本生命と競合他社のホームページをしっかり読んで、その違いを知っておいてください。
日本生命を志望する応募者は、金融の世界に興味がある人だと思います。
なので、日本生命の応募者は、第一生命や明治安田生命、住友生命などの生命保険会社と同時に、東京海上日動や三井住友銀行といった他の金融関係の会社とかけもち応募する学生が多数を占めると思われます。
たとえ日本生命が第一志望でなくても、競合他社と比較しなぜ日本生命なのかを面接で質問されたときに、しっかり答えられなくてはなりません。
一方上記の求める人材にあるように、日本生命は「生命保険事業の根幹である相互扶助に共感し、世の中に尽くそうという志を持つ人」を求めています。
面接で志望動機を語るさいには、このような「志」を持っていることを入社への熱意で示してください。
■日本生命でなぜその職種・コースを選んだか、その職種・コースで何をやりたいかを、明確に伝える
日本生命は職種・コース別の募集となっています。
面接では、希望する職種・コースを選んだ理由とそこでやりたい仕事、なぜやりたいかを説明できるようにしてください。
あわせてやりたいことで活かせる能力やスキル、経験があればそれを伝えてください。
応募するコースによっては、注目している日本生命の商品やサービスと、なぜ注目しているか、その理由も話せるようにしておくとよいでしょう。
■日本生命の志望順位、他社の応募状況を面接で答えられるようにする
志望順位については、迷わず第一志望ですと答えましょう。
他社の応募状況を聞かれたら、「保険業界の会社に〇社応募中です」程度は言ってもかまいません。
保険業界以外に応募中なら「〇〇業界にも興味があり応募しています」くらいは答えてもいいです。この場合まったくの異業種であり、なぜそうなのか答えられるようにしてください。
以上、日本生命の採用状況と面接攻略の考え方を説明しました。特に面接は複数回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。
また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい就活生のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの就活面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。
本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。
面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】
面接を攻略するためには、まずは保険業界を取り巻く環境を理解することと、保険業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
ブログ記事「【2025年】保険業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。
続いて、日本生命とはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。
日本生命の会社概要、日本生命の経営哲学ともいえる経営基本理念、中期経営計画など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。これら以外にも日本生命のホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。
本記事の後半で日本生命のホームページから得た日本生命の基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。
日本生命の面接攻略のまとめ【就活】
日本生命に入社を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?
日本生命が採用したい人材は「自らの可能性を信じ、努力し、夢を実現しようとしている人」「生命保険事業の根幹である相互扶助に共感し、世の中に尽くそうという志を持つ人」「ハートフルな人」です。
面接では、エントリーシートを中心に質問され、ガクチカ、志望動機の深掘りがなされます。
面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。
- 行動力を自分の中で探してアピールする
- 総合職・営業総合職・エリア総合職は、課題解決力もアピールする
- 総合職の応募者は、世界中どこででも働く覚悟を伝える
面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- 就職活動の軸を話せるようにする
- なぜ金融なのか、その中でなぜ生命保険会社を選ぶのか明確に伝える
- なぜ日本生命を選ぶのか明確に伝える
- 日本生命でなぜその職種・コースを希望するか、そこでやりたい仕事を明確に伝える
- 日本生命の志望順位、他社の応募状況を面接で答えられるようにする
面接を攻略するためには、まずは生命保険業界を取り巻く環境を理解することと、生命保険業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
また、日本生命とはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。
日本生命の会社に関する知識について、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも参考にしてください。
日本生命の中途採用情報について【転職】
続いて日本生命の転職面接について解説していきます。
はじめに日本生命のキャリア(中途)採用情報について以下に記します。
- 募集職種
中途採用の募集職種は、総合職、エリア業務職、サービスコーディネーター、ニッセイトータルパートナー、エリアサービスコーディネーター、エージェンシーパートナー、医務職員、スタッフ(フルタイム、パート)です。
- 選考フロー
- 総合職・エリア業務職
エントリー→書類選考→面接(複数回)・WEBテスト(総合職)筆記試験(エリア業務職)→内定→入社
- サービスコーディネーター、エリアサービスコーディネーター
中途採用サイトの応募ボタンから応募します。
- ニッセイトータルパートナー
中途採用サイトから資料請求してください。
- エージェンシーパートナー
エントリーボタンより応募→書類選考→面接(2~3回)→内定
- 医務職員(医師)
会社説明会→履歴書→書類選考→面接→内定
- スタッフ
登録エントリー→キャリアアドバイザーとの面談→お仕事紹介・面接対策→応募・企業への紹介→書類選考・面接→入社・アフターフォロー
- 総合職・エリア業務職
- 面接
面接では求める人材にふさわしい人物かどうか、及び現職(前職)の職務内容について深掘りをすることで応募者が日本生命で貢献できるか、を探ります。
自己PRに関すること
- 自己アピールしてください
- 学生時代に頑張ったことは何ですか
- 現職(前職)の仕事内容を説明してください
- 現職(前職)の苦労と、それを乗り越えた経験を教えてください
- ストレス耐性はありますか
- 長所と短所は何ですか
志望動機に関すること
- なぜ日本生命を志望しますか
- 日本生命でやってみたいことは何ですか
- キャリアプランをどのように考えていますか
- 長く働くことができますか
- 保険業界は厳しいがやっていけますか
退職理由に関すること
- なぜ現職(前職)の会社を退職しましたか
面接攻略の考え方【転職】
転職の面接では自己PRと志望動機、退職理由を必ず訊かれます。なので、それらについて的確に答えるための準備をしてください。以下の自己PRと志望動機、退職理由のヒントが参考になります。
- 転職面接時の自己PRのヒント
■行動力を自分の中で探してアピールする
日本生命は基本的に、特に行動力を求めていると考えられます。
上記の求める人材にあるように、日本生命は「自らの可能性を信じ、努力し、夢を実現しようとしている」人を求めています。
これらは、行動力を表しているのではないでしょうか。
行動力とは、自分の置かれた立場を理解し、相手が自分に何を期待しているかを知って、何をやったら良いのかを考え、やるべきことについて前向きに、目的達成まで粘り強く取り組むことといえます。
日本生命の仕事でいうと、顧客に寄り添い、顧客が日本生命に何を期待しているかを理解し、行動することです。
そして職務を遂行する上で、高い成果を実現するように粘り強く取り組むことです。
面接では、現職(前職)において、応募書類だけでは説明しきれない詳細な職務を説明してください。
その中で、自分が一番自信を持って成果をあげた職務を重点的に説明してください。
業務目標達成のために困難だったことは何か、困難を乗り越えるためにいかに粘り強く行動し、最終的にどのような具体的な成果をあげたかについて説明できるようにしてください。
一方、日本生命は、「ハートフルな人」も求めています。顧客に対して「心がこもった対応ができる人」の意味と思います。
「ハートフルな人」を表現したい場合には、人と接することが好きで、人のために誠実に尽くすことを厭わない姿勢をアピールしてください。ホスピタリティ(思いやり)精神です。
もし上記の能力・スキルについて乏しい場合は、自分の最も伝えたい能力・スキルについて説明し、間接的にでも募集職種に役立つことを面接で伝えましょう。
■総合職の応募者は、現職(前職)の職務内容を語るなかで、課題解決力もアピールする
上記の求める人材にあるように、総合職では「本社経営戦略領域の中核職務を担い、常に全社的な視点に立ち、経営戦略を企画し、実行できる能力」のある人材の育成を目指しています。
すなわち総合職は、まさに課題解決力のある人材を求めているのではないでしょうか。
面接では、職務内容を説明するなかで、行動力とともに課題解決力もアピールしましょう。
職務内容を説明するなかで、課題を解決するためにこれまでの考えにとらわれない新しい対策を企画立案したことを説明してください。
また、経験や専門知識、スキルが、日本生命でどのように活かせるかも説明できるようにしてください。
■総合職の応募者は、世界中どこででも働く覚悟を伝える
どの生命保険各社も、国内の人口減少による保険料収入減少対策のために、成長の源泉を求めて海外進出を加速させています。
日本生命も同様にグローバル展開を進めており、欧米、オーストラリア、アジア地域の10カ国に16現地法人、3事業所を設置しています。(2022年9月末)
総合職の応募者は、面接において、世界のどこへでも行って働く覚悟も伝えることが必要です。
- 面接時に志望動機を語るヒント
■なぜ日本生命を選ぶのか明確に伝える
ホームページにある経営基本理念や事業内容、中期経営計画などを読んでください。そのなかで、自分が共感できることが日本生命を選んだ志望動機につながります。
また、日本生命と同業他社のホームページを読んで、その違いを良く知っておくことも必要です。ネット保険の仕組みも知っておいてください。
日本生命の中途採用の応募者は、生命保険業界に興味のある人が多いと思います。
たとえ日本生命が第一志望でなくても、競合他社と比較しなぜ日本生命なのかを、質問されたときに、しっかり答えられなくてはなりません。
一方上記の求める人材にあるように、日本生命は「生命保険事業の根幹である相互扶助に共感し、世の中に尽くそうという志を持つ人」を求めています。
面接で志望動機を語るさいには、このような「志」を持っていることを入社への熱意で示してください。
■日本生命で応募職種を希望する理由と、やりたい仕事を明確に伝える
転職の面接では、応募職種を希望する理由、そこで取り組みたい仕事となぜ取り組みたいかをしっかりと説明できなければなりません。
中途採用の応募者が応募職種を希望する理由は、現職(前職)で培った自分の経験、能力、スキルが日本生命で活かせることです。それについて、職務内容をわかりやすく説明することで伝えてください。
応募するコースによっては、注目している日本生命の商品やサービスと、なぜ注目しているか、その理由も話せるようにしておくとよいでしょう。
- 転職面接時に退職理由を語るヒント
■面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする
「なるほど、そのような前向きな理由があって退職したのですね」と面接官に思ってもらえる内容を説明しましょう。
間違っても上司と合わないとか、給料が安いなどというネガティブな理由を言わないでください。
例えば、現職(前職)では、自分の持つ能力、スキルをこれ以上向上させることが難しく、キャリアアップのために転職を考えたというような言い方です。
以上、日本生命の中途採用情報と転職の面接攻略の考え方を説明しました。特に面接は複数回行われ、自己PRと志望動機、退職理由に関する様々な質問がなされることが予想されます。
また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい転職希望者のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの転職面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。
本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。
面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【転職】
転職の面接を攻略するためには、まず保険業界を取り巻く環境を理解することと、保険業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
ブログ記事「【2025年】保険業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。
続いて、日本生命とはどのような会社なのかを理解することも転職の面接準備には必須です。
日本生命の会社概要、日本生命の経営哲学ともいえる経営基本理念、中期経営計画など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。これら以外にも日本生命のホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。
本記事の後半で日本生命のホームページから得た日本生命の基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。
日本生命の面接攻略のまとめ【転職】
日本生命に中途採用で入社を希望する人が、必ず通過しなければならない転職の面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?
日本生命が採用したい人材は「自らの可能性を信じ、努力し、夢を実現しようとしている人」「生命保険事業の根幹である相互扶助に共感し、世の中に尽くそうという志を持つ人」「ハートフルな人」です。
面接では、応募書類の深堀を中心に、求める人材像に基づき採否を判断されます。
面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。
- 行動力を自分の中で探してアピールする
- 総合職の応募者は、現職(前職)の職務内容を語るなかで、課題解決力もアピールする
- 総合職の応募者は、世界中どこででも働く覚悟を伝える
面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- なぜ日本生命を選ぶのか明確に伝える
- 日本生命で応募職種を希望する理由と、やりたい仕事を明確に伝える
面接で退職理由を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- 面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする
転職の面接攻略のためには、まずは保険業界を取り巻く環境や、保険業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことです。
また、日本生命とはどのような会社なのかを理解することも転職の面接準備には必須です。
日本生命の会社に関する知識について、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも参考にしてください。
日本生命を志望するときに知っておきたい社風
日本生命はどのような社風なのか、面接を受けるにあたり知っておきたい情報を載せます。
- 日本生命は、設立以来130年の伝統ある会社だけに、良い意味で日本的経営が徹底している会社です。
- 社内規則や福利厚生面はしっかりしています。特に女性社員が多いためか育児や介護など働く環境が整っています。
- 社風は体育会系で、上下関係がはっきりしています。そのぶん下の意見が通りにくいこともあるようです。
- 最前線の保険営業は女性が支えています。新人で入社した場合は、長期間の育成支援がありますので安心です。
- 社内の雰囲気も明るく、困ったときには周りの人が助けてくれるようです。
面接で語る志望動機を作る際、社風をよく知っていることが大切です。
日本生命の会社概要
日本の保険業界は、大きく生命保険業界と損害保険業界にわけられます。そのうちの生命保険業界で日本生命は総資産でトップ、保険契約高、保険料収入で最大手です。
日本生命は1889年(明治22年)に創立された日本で3番目に古い生命保険会社です。
日本生命は、実は、株式会社ではなく、相互会社です。
相互会社では、社員と呼ばれる保険契約者が保険料を出し合って、亡くなったり、けが、病気、事故にあったりした場合に保険金を支払うという形態をとります。まさに相互にたすけ合うための会社ということです。
現在日本生命以外に、明治安田生命、住友生命、富国生命、朝日生命の5社が相互会社となっています。
日本生命のような伝統ある生命保険会社は一般的に相互会社が多いですが、一方、ネット生命のような比較的新しい会社は株式会社の形態を採っています。
1980年代後半から1990年代前半のバブル期のころ、生命保険会社は「ザ・セイホ」と呼ばれ、巨額の運用資産を背景に機関投資家として日本経済に強い影響力を持っていました。
当時、日本生命は「ザ・セイホ」の筆頭格でしたが、現在でも保険料収入を資産運用して株式保有や不動産賃貸業を行う、民間で最大規模の機関投資家です。
このような日本生命グループの2024年3月末の経営数字は次のようになっています。
顧客数は、1,492万人です。
総資産は、97兆5,961億円、保険金支払額は6兆6,231億円にもなります。
格付け会社の評価は、格付投資情報センターはAA+、S&PはA+、ムーディズはA1と高い評価となっています。(2024年10月)
従業員は、単体68,072人で、内、内勤職員20,135人です。
経常収益 12兆88億円
保険料収入 8兆5,983億円
資産運用収益 3兆1,199億円
基礎利益 7,640億円
経常利益 5,813億円
当期純利益 4,124億円
支払い余力を示す日本生命のソルベンシー・マージン比率は、1,025.7%です。
日本生命グループは、保険料収入を資産運用して株式保有や不動産賃貸業を行う、民間で最大規模の機関投資家です。そのため、連結資産運用収益は3兆1,199億円に及び、経常収益の26%を占めています。
面接では会社概要について、例えば「ソルベンシー・マージン比率って何か知っていますか」のような質問をされることがあります。面接前に概要をしっかり知ることが大切です。
日本生命の経営基本理念
日本生命の経営哲学である経営基本理念を知っておきましょう。
共存共栄、相互扶助の精神にもとづく生命保険事業は、国民の福祉と密接に関連し、また、事業の繁栄は、国民の深い理解と信頼の上にはじめて可能であることにかんがみ、われわれは、信念・誠実・努力の信条のもとに、国民生活の安定と向上に寄与することを固く決意し、ここに経営の基本理念を定める。
- 国民各層が真に求める保険を提供し、充実したサービスを行ない、契約者に対する経済的保障責任を誠実に果たすことを第一義とする。
- 生命保険事業の公共性を自覚し、適正な資産の運用を行なうとともに、広く社会の福利増進に尽力する。
- 英智にもとづく創造性と確信にみちた実行力とをもって、経営の生産性をたかめ、業績のあらゆる面における発展を期する。
- 会社の繁栄とともに、全従業員の生活の向上をはかり、また、すぐれた社会人としての資質の育成につとめる。
- 生命保険業界の一員として、自主性のある協調の立場に立ち、保険思想の普及と、業界全般の進歩発展に貢献する。
面接では、経営基本理念に関することについて質問されることも想定してください。志望動機をつくるときにも役に立つかも知れません。
日本生命の中期経営計画
日本生命は、中期経営計画「~期待を超える安心を、より多くのお客様へ。~」(2024~2026)を推進していますが、その概要を紹介します。
- 中期経営計画の位置付け
- 目指す社会
引き続き長期安定的な経営を行っていくために、サステナビリティ経営のさらなる高度化を進め、「誰もが、ずっと、安心して暮らせる社会」の実現
- 長期的に目指す企業像
生命保険を中心にアセットマネジメント・ヘルスケア・介護・保育等の様々な安心を提供する“安心の多面体”としての企業グループ
社会に提供する“安心”という価値を広げるとともに、顧客から一層の信頼を獲得し、2035年に向けて、グループ基礎利益の倍増と契約者配当の拡大に取り組む
- 中期経営計画の位置付け
「中長期的な成長角度の引き上げに向け、販売業績・新たな収益軸の拡大を加速し、グループ経営を強力に推進する3年間」と位置づけ、各戦略を推進
- 目指す社会
- 中期経営計画の概要
“期待を超える安心を、より多くのお客様へ。”をテーマに掲げ、顧客本位の業務運営のもと、5つの戦略軸で取り組みを推進
- 国内保険事業のバリューアップ
営業職員チャネルの魅力をさらに高め、強化。顧客により満足してもらえるたな商品・サービスの開発や、コンサルティングの高度化等に取り組む。代理店や金融機関窓販、デジタルチャネルも一層強化して、国内保険の全てのマーケットでトップカンパニーとなることを目指す
- 国内における安心の更なる多面化
生命保険だけではカバーできない安心の提供に向け、アセットマネジメント・ヘルスケア・介護・保育等の事業を強化・本格展開。各事業を通じ社会課題に正面から向き合いグループとして多様な安心を提供
- 海外事業の拡大
既存事業の成長に加え、安定して収益を上げられる先進国での事業展開に向けた大型の新規出資等に取り組み、事業規模の更なる拡大を目指す
- 財務戦略のステージアップ(資産運用、資本・契約者配当)
運用環境の変化に対応しつつ、長期安定的な運用収益の確保に取り組み。世界トップレベルの健全性を確保しながら、拡大した収益を国内外への成長投資に振り向け、これまで以上に充実した契約者配当の実現(顧客配当性向の目標水準を現在の50%程度から60%程度に引き上げ)を目指す
- 強固な経営基盤構築
生命保険事業の強化や多岐にわたる事業戦略の展開に向け、質・量両面での人材基盤の強化と従業員エンゲージメントの向上に取り組み。商品開発等の戦略を支えるIT基盤・開発体制の強化、AIや最先端のイノベーション技術を活用した業務プロセスの変革等を推進
- 国内保険事業のバリューアップ
中期経営計画は、日本生命の方向性を定めた重要な取り組みです。面接での志望動機をつくるうえで理解しておいてください。