【23卒】面接官が教える「楽天」の面接対策

2021.09.23 更新
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WEB業界のなかで売上高トップの楽天に入社を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。応募者は事前にどのような面接の対策をしたらよいのでしょうか?

楽天に入社を希望する人がぜひとも知っておきたい面接に関しての情報や、ノウハウというものがあります。

例えば楽天の面接では求める人材をよく理解して、自己PRにおいて特に課題解決力と行動力をアピールすることが重要です。

技術系で応募の場合は、研究内容をわかりやすく説明してください。

楽天はアントレプレナーシップ(起業家精神)を大切にしており、困難にくじけず、明るく元気な人間であることをアピールすることも大切です。

一方、面接で志望動機を語るためにはWEB業界を志望する理由と、競合他社と比べてなぜ楽天なのかを答えられなくてはいけません。

これら以外にも楽天の面接を受けるにあたって大切なポイントがあります。

本ブログでは、面接官である筆者が、楽天の採用情報とともに、面接で必ず訊かれる自己PRや志望動機の受け答えなどについてその対策を解説していきます。

さらに面接に臨むうえで必要な知識として、楽天の会社に関する情報を載せています。

面接対策は、自己分析や企業研究の段階から既にはじまっています。

分析した結果を基にエントリーシートを作成し、一貫性をもたせて面接に繋げる必要があります。

就活中の学生は、本ブログを読むことで自己分析・企業研究の段階からスムーズに選考・面接対策ができるようになります。

目次
  1. 楽天の求める人材
  2. 楽天の新卒採用情報について【就活】
  3. 面接攻略の考え方【就活】
  4. 面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】
  5. 楽天の面接攻略のまとめ【就活】
  6. 楽天を志望するときに知っておきたい社風
  7. 楽天の会社概要
  8. 楽天の企業理念
  9. 楽天の強み
  10. 参考リンク集

楽天の求める人材

楽天はどのような人材を求めているのでしょうか。

面接では求める人材を知っておくことが自己PRをするうえで必要です。

楽天は次のような人材を求めています。

「自分が活躍するフィールドを果てしなく広げたいと思っている人」

それを実現するための具体的な努力を自発的にできる「自走する人」

これは、楽天グループの人事を統括されている方が述べています。

また、三木谷社長がメッセージの中で、「やり抜くこと」を求めています。

・・・大切なことは、プロフェッショナルとして「やり抜く」こと。“Get Things Done”、つまり様々な手段を凝らして、何が何でも物事を達成するという強い決意です。目標をクリアできなかった時に「ここまでやったから」と自分に言い訳するのではなく、「どうすれば達成できるか」を考え、そしてまた挑戦する。・・・

これらをまとめると、楽天の求める人材は次のような人です。

  • 自分が活躍するフィールドを果てしなく広げるために、具体的な努力を自発的にできる「自走する」人
  • 様々な手段を凝らして、何が何でも物事を達成するという強い決意を持っている人

面接において自己PRを話すとき、求める人材像を知っておくことは大切ですから、覚えておくと良いでしょう。

楽天の新卒採用情報について【就活】

はじめに楽天の新卒採用情報について以下に記します。

  1. 募集職種

    募集職種は、ビジネス職(「ビジネス総合コース」と「その他コース」)、エンジニア職です。

    • ビジネス総合コース

      インターネットサービス、FinTech、デジタルコンテンツ、通信など楽天グループ内の70以上のサービスに関わる職種全てが配属対象です。 各業界や各職種のプロフェショナルを目指す様々なキャリアを形成できます。

      初期配属については、入社時研修を経た後に適性や希望を考慮して決定します。

      職種は、コンサルティング営業職、企画職、マーケティング職、クリエイティブデザイン職、 コーポレート職(人事/総務/法務/経理/財務)などがあります。

    • ビジネス職コース別採用

      コース別採用は、応募時にコースを選択します。FinTech、コーポレート、クリエイティブがあります。

      FinTechコースは、金融サービスの仕事を担います。

      コーポレートは、知財、法務、財務経理の各業務を担当します。

      クリエィティブデザインコースは、マーケティングディビジョンにおいて楽天グループ全体のブランド・デザインを担う仕事です。

    • エンジニア職

      エンジニア職は、以下の職種別採用となります。

      アプリケーションエンジニア、プロデューサー、インフラエンジニア、データサイエンティスト・リサーチャー、セキュリティーエンジニア、テクノロジーマネジメント、開発サポートです。

      通年採用であり、入社前に配属が確定します。入社時給与は個人の能力により確定します。

      ウェブアプリケーション経験(Java、PHP、Linux/Unixなど)、スマートデバイス関連のアプリケーション開発経験、英語でのコミュニケーション能力があると望ましいです。

  2. 選考フロー

    ビジネス職:

    パーソナルページ登録→アプリケーションフォーム提出→WEBテスト→面接(複数回)→内定

    エンジニア職:

    パーソナルページ登録→オンラインプログラミングテスト→面接(複数回)→オファー

  3. エントリーシート(22年卒)

    自己PRに関すること

    • 部活動やサークル、アルバイトなど、学生生活で力を入れて取り組んだことを教えてください。その際、ご自身が務めた役職や実績、活動内容も具体的に記述してください。(600文字以内)
    • プログラミングアルバイトの経験やGithub等をご記入ください。
    • 自由記述欄(その他にアピールしたいことがあれば自由にご記入ください。)

    志望動機に関すること

    • 就職活動の際に大事にしている観点とその理由を教えてください。(400文字以内)
    • 弊社を志望する理由を教えてください。(400文字以内)
    • 希望するコースを選択してください。
    • 現時点で1番興味・関心の高いカンパニー/ディビジョンを選択ください。
    • 上記のカンパニー・ディビジョンを選択された理由を教えてください。(400文字以内)
    • 楽天のアプリケーションエンジニアの志望理由を教えてください。(1600文字以内)
  4. 面接

    面接では、学生時代に力を入れたことの深掘りがあります。

    自己PR

    • 自己紹介してください
    • なぜその学部を選びましたか
    • 学生時代に力を入れたことは何ですか(なぜそれをやろうと思ったか、その中で困難だったこと、それをどう乗り越えたか、そこから学んだこと)
    • 挫折経験とそれをどう乗り越えたましたか
    • 研究テーマについて説明してください(なぜそれをやろうと思ったか、その中で困難だったこと、それをどう乗り越えたか、そこから学んだこと)
    • 長所・短所と短所の克服法は何ですか
    • どのようなときにストレスを感じますか
    • 尊敬する人は誰ですか
    • 誰にも負けないことは何ですか
    • 周りからどんな人と言われますか(悪い面の印象)
    • 楽天に対する親の反応はどうですか
    • 趣味は何ですか

    志望動機

    • 就活の軸を教えてください
    • なぜ楽天を志望しますか
    • 楽天の印象を教えてください
    • 楽天の企業理念、ビジネスモデルについて考えを教えてください
    • 他のECサイトと比べた楽天市場の特徴は何だと思いますか
    • 希望するカンパニー、事業を選んだ理由を教えてください
    • 希望の部署に入れなかったらどうしますか
    • 楽天で働くうえで現状の自分に足りていないことは何ですか
    • 入社後にやりたいことは何ですか、キャリアプランをどのように考えていますか
    • 楽天主義についてどう思いますか
    • 採用されたら会社にどのように貢献してくれますか
    • 他社の選考状況と楽天の志望順位を教えてください
  5. 採用人数

    19年度採用実績 395名

    20年度採用実績 777名

    21年度採用計画 不明(FinTech 50名、知財・法務・財務経理・クリエイティブ 各若干名)

  6. 21年4月入社新卒採用大学別就職者数

    国公立大

    東京大32、京都大29、北海道大11、東北大11、名古屋大9、大阪大41、九州大6、東京工業大19、一橋大37、筑波大5、千葉大5、電通大2、東京外大3、都立大5、横浜国大6、横浜市大2、大阪府大3、神戸大5、広島大3、熊本大2、他

    私立大

    早稲田大78、慶応大59、上智大34、明治大38、青山学院大40、立教大44、中央大17、法政大22、学習院大6、成蹊大2、成城大4、武蔵大1、東京都市大1、明治学院大7、日本大5、東洋大4、専修大1、東京理科大6、東京女子大1、日本女子大2、津田塾大4、大妻女子大1、昭和女子大4、南山大1、同志社大31、立命館大24、関西大11、関西学院大21、近畿大3、甲南大1、武庫川女子大1、西南学院大1、他

    以上は大学院修了者を含みます。

    ※サンデー毎日(2021年9月5日号)参照

  7. 学歴フィルター

    楽天は難関国公立大学・私立大学を採用していますが、一方で中堅私立大学も採用しており、学歴フィルターはありません。

面接攻略の考え方【就活】

面接では自己PRと志望動機を必ず訊かれます。よってそれらの答えをあらかじめ準備する必要があります。以下の自己PRと志望動機のヒントを参考にしてください。

  1. 面接時の自己PRのヒント

    ■課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする

    楽天は基本的に、特に課題解決力と行動力を求めていると考えられます。

    求める人材にあるように、楽天は『自分が活躍するフィールドを果てしなく広げるために、具体的な努力を自発的にできる、「自走する」人』「様々な手段を凝らして、何が何でも物事を達成するという強い決意を持っている人」を求めています。

    ここで、「具体的な努力を自発的にできる」「何が何でも物事を達成する」は、行動力を表しています。

    また、「様々な手段を凝らす」は、課題解決力を表しています。

    楽天はECサイトから事業をスタートし、金融事業から、デジタルコンテンツなどへ事業を拡げています。

    大手のインターネットサービス企業は、これからさらにインターネットを利用した新しい事業を次々と生んでいくことと思います。楽天も例外ではありません。

    なので、楽天は課題解決力と行動力を求めているのではないでしょうか。

    面接では、学生時代において最も力を入れたことを伝える中で課題解決力と行動力をアピールしましょう。

    課題を発見して、既存の考え方にとらわれず新しい解決法を考え、解決のための計画づくりができる。実現のために粘り強く取り組むことができる。というアピールです。

    力を入れたことは勉強、クラブ活動、アルバイト、ボランティア活動などなんでも良いのです。

    最も力を入れたことは何か、なぜ力を入れたのか、困難だったことや困難を解決するために自分なりの発想を持ってどのように粘り強く行動したか、成果と身についたことなどを語ってください。

    但し楽天は、採用するすべての人に課題解決力と行動力を求めているわけではありません。

    自分の最も伝えたい能力が他にあるなら、その能力を上手に説明してください。

    ■技術系応募者は研究内容を語る

    WEB業界は、インターネットの発達に伴い、数十年前に出現したばかりの新しい業界です。

    よってやりたいこと、解決すべき課題が山積しています。面接では、それらに十分対応できる能力、スキルがあることを、自分の研究内容から探し出して話せるようにしてください。

    具体的には、研究にあたって、その課題と課題解決の手法をあげ、解決する上で困難だった点について自分自身の工夫と成果を説明できるようにしてください。

    課題を解決するために、どのように周囲を巻き込んでいったか、あるいはねばり強く取り組んでいったかなどについても説明できるといいです。

    また、研究成果が、楽天でどのように活かせるかも説明できるようにしてください。

    もちろん直接そのような研究、勉強をしていない人もいると思いますが、その場合は潜在的な能力面をアピールすることです。

    ■世界中どこででも働く覚悟を伝える

    楽天はグローバル展開が進んでいる会社です。世界30の国と地域にビジネスを展開しています。

    外国人留学生の採用や、海外留学している日本の学生を積極的に採用しています。

    年齢、性別、国籍を問わず、「グローバルで勝負する」カルチャーがあります。

    2010年に社内公用語英語化開始宣言を行い、2015年には全社目標であるTOEIC平均スコア800点をクリアしました。

    面接では、事務系、技術系応募者に限らず、世界のどこへでも行って働く覚悟も伝えてください。

    ■明るさと元気さを醸し出す

    楽天は、新しいビジネスを興していこうとするアントレプレナーシップ(起業家精神)を大切にしています。

    新しい事業を次々と生み出そうとしている、ベンチャー企業とも言えます。

    そのため、どのような困難にもくじけないストレス耐性を持っていることも入社後に大切になります。

    楽天では明るさと元気さは大切な資質と思われます。面接では声の調子や立ち振る舞いに気をつけて、明るさと元気さが伝わるような態度を見せてください。

  2. 面接時に志望動機を語るヒント

    ■なぜWEB業界なのかを明確に伝える

    WEB業界を志望する応募者は、インターネットサービス会社という、一見はなやかに見える職場で働きたいとか、インターネットに日頃より接していて親しみを感じるといったような理由を志望動機にする人が多いと考えられます。

    しかし、WEB業界は、技術の進歩が速く、常に勉強が求められる業界です。もともとベンチャー企業より発展した会社ですから、長時間労働にも平気な人が向いていると思います。

    WEB業界とは何か、WEB業界を取り巻く環境や課題、WEB業界の仕事についての基本は、ブログ記事「【2022年】WEB業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を参照ください。

    WEB業界とはどのような業界なのかしっかりと理解した上で、魅力を語ってください。

    ■なぜ楽天を選ぶのか明確に伝える

    楽天の企業理念や、強み、事業など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

    その他ホームページから感じたことをまとめてください。そのなかで、自分が共感できることが楽天を選んだ志望動機となります。

    また、楽天と競合他社のホームページをしっかり読んで、その違いを知っておいてください。

    楽天を志望する応募者は、WEB業界が好きな人が多いと考えられます。よって、ソフトバンクグループ、ヤフー、リクルートなどと並行して応募するでしょう。

    あるいは、SIerのNTTデータや富士通などにも興味のある人がいるかも知れません。

    仮に楽天が第一志望でなくても、競合他社と比較しなぜ楽天なのかを、面接で質問されたときにしっかり答えられなくてはなりません。

    ■なぜそのカンパニー、事業を選んだか、そこで何をやりたいかを明確に伝える

    楽天では、希望するカンパニー、事業を面接で問われます。

    ビジネス総合コースは、70以上のサービスに関わる職種があります。

    カンパニー、事業を選んだ理由とそこで取り組みたいことをしっかりと説明できなければなりません。

    一方、ビジネス職の「その他コース」採用やエンジニア職は職種別採用となっています。いわば入社時にどのような仕事をするか決める形の採用です。

    コース別採用の応募者はコースを選択した理由を、同様に、エンジニア職は職種を選択した理由を話せるようにしておいてください。

    ■楽天の志望順位、他社の応募状況を答えられるようにする

    志望順位については、迷わず第一志望ですと答えましょう。

    他社の応募状況を聞かれたら、他にもWEB業界の会社を応募していればそれを伝えてください。

    それ以外なら「〇〇業界にも興味があり応募しています」くらいは答えてもいいです。この場合まったくの異業種であり、なぜそうなのか答えられるようにしてください。

以上、楽天の採用情報と面接攻略の考え方を説明しました。特に面接は複数回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。

また、さらに面接対策を完全にしたい就活生のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの就活面接必勝法」の販売も行っています。

本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。

面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】

面接を攻略するためには、まずはWEB業界を取り巻く環境を理解することと、WEB業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。

ブログ記事「【2022年】WEB業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。

続いて、楽天とはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。

楽天の会社概要、楽天の哲学ともいえる企業理念、楽天の強みなど、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

これら以外にも楽天のホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。

本記事の後半で楽天のホームページから得た楽天の基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。

楽天の面接攻略のまとめ【就活】

楽天に入社を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?

楽天が採用したい人材は「自分が活躍するフィールドを果てしなく広げるために、具体的な努力を自発的にできる、自走する人」、「様々な手段を凝らして、何が何でも物事を達成するという強い決意を持っている人」です。

面接では、学生時代に力を入れたことの深掘りがあります。

面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。

  • 課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
  • 技術系応募者は研究内容を語る
  • 世界中どこででも働く覚悟を伝える
  • 明るさと元気さを醸し出す

面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。

  • なぜWEB業界なのかを明確に伝える
  • なぜ楽天を選ぶのか明確に伝える
  • なぜそのカンパニー、事業を選んだか、そこで何をやりたいかを明確に伝える
  • 楽天の志望順位、他社の応募状況を答えられるようにする

面接を攻略するためには、まずはWEB業界を取り巻く環境を理解することと、WEB業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。

また、楽天とはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。

楽天の会社に関する知識について、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

以下のリンクも参照ください。

楽天を志望するときに知っておきたい社風

楽天はどのような社風なのか、面接を受けるにあたり知っておきたい情報を載せます。

  • 楽天は、ベンチャー企業からスタートした会社であり、ベンチャー体質が残っています。
  • 三木谷氏はオーナー社長であり、短期間で楽天を成長させた実力社長のためトップダウンの経営がなされています。
  • 会社は営業目標重視の体質であり、それに耐えられる人が望ましいと思います。
  • 若い人が多く、実力さえあれば若くても短期間で昇進することも可能です。
  • 社内は明るくフランクな雰囲気があり、社内イベントも盛んです。

面接で語る志望動機を作る際、社風をよく知っていることが大切です。

楽天の会社概要

日本のWEB業界のなかで楽天は日本企業として売上高トップであり、インターネット通販(Eコマース)サイトではアマゾンと楽天の売上げは、他を大きく引き離しています。

当初はECモールを主な事業としていましたが、現在は金融事業者としての性格ももっており、楽天グループの営業利益の過半数はクレジットカード等の発行による金利収入や、オンライン証券会社の手数料収入などによるものです。

この他にも、デジタルコンテンツ提供やスポーツビジネス、携帯電話などの情報通信事業など、楽天グループとして幅広い事業を展開しています。

以上をまとめると、楽天は、主にインターネットサービスとFin Techサービスを提供する会社といえます。

楽天は1997年に「インターネットで人はモノを買わない」と言われた時代に、コンピュータに強くなくてもだれでも店を開けるとのコンセプトのもと従業員6人で株式会社エム・ディー・エムを設立し、「楽天市場」を開設しました。

「楽天市場」は、安土桃山時代にあった人々でにぎわった「楽市・楽座」のような「市場」をネット上に創りたい、未来を信じて明るく「楽天」的にいこうという想いから命名されました。

1999年に楽天株式会社に商号変更し、現在に至っています。

サービス展開は30ヵ国・地域に及び、グループサービス利用者数は約15億人、サービス数は70超、グローバル流通総額(取引額)は22.3兆円、国内EC流通総額は、4.5兆円となっています。(2020年度)

2020年12月期の決算数字は次の通りです。

資本金は、2,059億24百万円です。

連結従業員は、23,841人で、単独で7,390人です。

連結売上収益は、1兆4,555億円です。

連結営業利益は、△938億円です。

連結当期利益は、△1,026億円です。

セグメント別売上収益は、インターネットサービスが53.8%、Fin Techが34.6%、モバイルが11.6%です。(2021年度第2四半期)

面接では会社概要について、例えば「楽天の由来を知っていますか」のような質問をされるかもしれません。面接前に概要をしっかり知ることが大切です。

楽天の企業理念

楽天の企業理念について紹介します。

企業理念

ミッション

イノベーションを通じて、人々と社会をエンパワーメントする

常識にとらわれず
アイデアを重んじ
イノベーションで
世界を変える

ビジョン

グローバルイノベーションカンパニー

私たちは世界中の人々が夢を持って幸せに生きられる社会を創るために知力と創造力と想いを結集し、何事をも成し遂げていく企業文化のもと、常識をくつがえすイノベーションを生み出し続けることを目指します

価値観・行動指針

楽天主義

楽天グループのあり方を明確にすると同時に、全ての従業員が理解し実行する価値観・行動指針が『楽天主義』です。「ブランドコンセプト」「成功のコンセプト」の2つで構成されています。

私たちは、『楽天主義』を共通言語として、何事をも成し遂げようとする高い志のあるアントレプレナーシップ(起業家精神)を大切にしています。多様性あふれる従業員一人ひとりが最大限に力を発揮できる企業文化を育み、地域との共生を図りながら、グループ全体で一体感をもって企業価値を高め、 社会の発展に貢献していきます。

面接では、「楽天主義とは何ですか」といったような質問をされることも想定してください。志望動機をつくるときにも役に立つかも知れません。

楽天の強み

楽天グループは世界中で15億の人々に利用されています。楽天の強みは、3つあります。

  1. メンバーシップを軸とした楽天エコシステム

    楽天グループは、Eコマースを中核にインターネットサービス、フィンテックサービス、その他多くのサービスを、楽天会員を中心として有機的に結びつける「楽天エコシステム」を形成しています。

    これにより、顧客を獲得するコストを最小化でき、会員のライフタイムバリュー(生涯価値)の最大化、楽天グループサービスの流通総額の増大化を図ることができます。

    楽天会員数は国内で1億以上です。今後海外でも「楽天エコシステム」を拡大します。

  2. ビッグデータ×AI×想い

    世界4カ国5拠点の楽天技術研究所を通じて、活用に向けた研究開発を進めています。そこでビッグデータを操るデータサイエンティストを含む開発体制を拡充し、彼らと連携するAI活用の推進者を楽天グループの全事業に配置しています。

    ビッグデータとAIを活用し、人々の生活や社会を豊かにしていきたいという強い想いが、新しいイノベーションを生み出していくための大きな力です。

  3. 多様でオープンな企業文化

    楽天の競争力の根幹は、多様な人とアイデアが自由に行き交う企業文化です。

    異なるバックグラウンドを持つ多様性に富んだ従業員が最大限に力を発揮できる制度や環境づくりを推進しています。

    全社的に社内公用語を英語にしたことで、世界70カ国・地域以上から多彩な経験や能力を持つ優秀な人材が集っています。

    また、従業員全員に経営戦略を共有する「朝会」や、コミュニケーションの円滑化を図るオープンなオフィスづくりやビデオ会議システムなどを通じて、情報共有を徹底しています。

    生産性の向上や新しいビジネス創出を促進する仕組みづくりに常に取り組んでいます。

    従業員6人のベンチャーでスタートしたことに由来して、新サービスを開発する際に6人規模のチームで始めるという「プロジェクト6」もその一環です。

    これらのような、イノベーション力とオペレーション力を兼ね備えた、アントレプレナーシップ(起業家精神)を育む企業文化が、従業員の当事者意識や、自ら考え行動できる「自走」力を高め、楽天の原動力となっています。

面接で志望動機を語るさいに、楽天の強みを理解しておくと役に立ちます。

参考リンク集

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