【26卒/25年転職】面接官が教える「琉球銀行」の面接対策

2024.10.29 更新
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沖縄県最大手の地域銀行である琉球銀行に入行を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。

応募者は事前にどのような面接の対策をしたらよいのでしょうか?

琉球銀行に入行を希望する人がぜひとも知っておきたい面接に関する情報や、ノウハウというものがあります。

例えば琉球銀行の面接では、求める人材をよく理解した上で、特に課題解決力と行動力、チームワーク力の中から自分の強みを選んでアピールすることが大切です。

一方、面接で志望動機を語るためには、競合他社と比べてなぜ琉球銀行なのか答えられなければいけません。

沖縄県への地元愛も語ってください。

これら以外にも琉球銀行の面接を受けるにあたって大切なポイントがあります。

本ブログでは、面接官である筆者が、琉球銀行の採用情報とともに、面接で必ず訊かれる自己PRや志望動機の受け答えなどについてその対策を解説していきます。

さらに面接に臨むうえで必要な知識として、琉球銀行の会社に関する情報を載せています。

面接対策は、自己分析や企業研究の段階から既にはじまっています。

自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシート(就活)、職務経歴書(転職)を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。

就活中の学生や転職希望者は、本サイト「キャリア育みファーム」を読んでいただければ、自己分析・企業研究の段階からスムーズに選考・面接対策ができるようになります。

さらに、絶対の自信を持って臨みたい方には、「就活面接必勝法」・「転職面接必勝法」を用意しております。

目次
  1. 琉球銀行の求める人材
  2. 琉球銀行の新卒採用情報について【就活】
  3. 面接攻略の考え方【就活】
  4. 面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】
  5. 琉球銀行の面接攻略のまとめ【就活】
  6. 琉球銀行の中途採用情報について【転職】
  7. 面接攻略の考え方【転職】
  8. 面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【転職】
  9. 琉球銀行の面接攻略のまとめ【転職】
  10. 琉球銀行を志望するときに知っておきたい社風
  11. 琉球銀行の会社概要
  12. 琉球銀行の経営理念
  13. 琉球銀行の中期経営計画
  14. 参考リンク集

琉球銀行の求める人材

琉球銀行はどのような人材を求めているのでしょうか?

ホームページの「採用のご案内」には、求める人材像が載っています。

「柔軟な発想をもち、挑戦を恐れず、相手の立場を尊重し、地域共創を目指す人」

  1. 柔軟な発想力を持った人

    プロフェッショナルとして知識と経験を培い続け、固定観念にとらわれない柔軟な発想で解決策を見いだす力

  2. 挑戦する人

    困難な状況にも真摯に向き合い、臆せず挑戦する情熱と自律的にやり抜く行動力

  3. 相手の立場を尊重できる人

    多様な価値観を認めて深く考え、チーム力を発揮できる、豊かな感受性と協調性

  4. 地域共創を目指す人

    地域と共に新しい価値を創造し、人々の暮らしを豊かにしようとする使命感

これらから求める人材は、次のように言い換えることができます。

  • 固定観念にとらわれない柔軟な発想で解決策を見いだす人
  • 困難な状況にも臆せず挑戦する情熱と、やり抜く行動力を持つ人
  • 多様な価値観を認めて、チーム力を発揮できる、豊かな感受性と協調性のある人
  • 地域と共に新しい価値を創造し、暮らしを豊かにしようとする使命感

求める人材は、面接で自己PRをするときの参考としてぜひとも知っておいてください。

琉球銀行の新卒採用情報について【就活】

はじめに琉球銀行の新卒採用情報について以下に記します。

  1.  募集業務   

    募集業務は、リテールフィールドと事業性フィールドの2つです。

    • リテールフィールドは、窓口事務をはじめ、個人顧客に対して、ローンや資産運用相談など対話からより良いソリューションを提案します。
    • 事業性フィールドは、大口法人や個人事業主に対して、融資相談をはじめ、事業先の潜在的な課題に対するソリューションを提供します。
  2. 選考フロー   

    MYPAGEへエントリー→WEB ES・成績証明書提出→適性検査受験→面接等(2~3回)→内々定

  3. エントリーシート(23年卒)

    自己PRに関すること

    • 私の特徴(自己PR)をご記入ください。(450文字以下)
    • 過去のエピソードをご記入ください。「学生時代に苦労して乗り越えたことなど」各時期における複数のエピソードを簡潔に記入してください。(450文字以下)
    • 記入内容は問いません。上記以外で自分らしい一枚などPRしたいことをご自由にご記入ください。

    志望動機に関すること

    • 志望動機をご記入ください。(450文字以下)
    • 銀行員としての将来像または目標をご記入ください。(300文字以下)
  4. 面接   

    面接は、エントリーシートに記入したことの深掘りが中心です。

    自己PRに関すること

    • 自己PRしてください
    • 学生時代に力を入れて取り組んだことを説明してください
    • 今までで1番の失敗体験は何ですか
    • 周りを巻き込んで何かをやった経験はありますか
    • アルバイト、サークルについて話してください
    • 長所と短所は何ですか

    志望動機に関すること

    • なぜ金融を志望しますか
    • なぜ琉球銀行を志望しますか
    • 他行と比較したときの琉球銀行の特徴は何ですか
    • 入社してやりたいことは何ですか
    • 入社したらどのような行員になりたいですか
    • 銀行員は勉強し続けなければいけないが大丈夫ですか
    • ノルマがあるが大丈夫ですか
    • 離島に行く可能性があるが大丈夫ですか
    • 支店を見学しての感想は何ですか
    • 沖縄の経済について何が問題だと思いますか
    • 琉球銀行でどのように沖縄に貢献したいですか
    • 他社の応募状況を教えてください
  5. 採用人数   

    19年度入行実績 38名(事業性フィールド30名 リテールフィールド8名)

    20年度入行実績 39名(事業性フィールド27名 リテールフィールド12名)

    21年度入行実績 52名(事業性フィールド28名 リテールフィールド24名)

    22年度入行実績 49名(事業性フィールド19名 リテールフィールド30名)

    23年度入行実績 59名(事業性フィールド26名 リテールフィールド33名)

  6. 学歴フィルター   

    琉球銀行は沖縄県出身者で県外の大学に進学した学生や、沖縄県の大学出身者が多いようです。

    学歴フィルターは特にないと考えます。

面接攻略の考え方【就活】

就活の面接では自己PRと志望動機を必ず訊かれます。

よってそれらの答えをあらかじめ準備する必要があります。

以下の自己PRと志望動機のヒントを参考にしてまとめてください。

  1. 面接時の自己PRのヒント

    ■行動力と課題解決力、チームワーク力の三つの能力のうち二つを自分の中から探してアピールする

    琉球銀行の求める人材は、課題解決力、行動力、チームワーク力の3つの能力を持つ人です。

    上記の求める人材にあるように、琉球銀行は、「固定観念にとらわれない柔軟な発想で解決策を見いだす」「困難な状況にも臆せず挑戦する情熱と、やり抜く行動力を持つ」「多様な価値観を認めて、チーム力を発揮できる、豊かな感受性と協調性のある」人を求めています。

    • 「固定観念にとらわれない柔軟な発想で解決策を見いだす」は、課題解決力を表しています。
    • 「困難な状況にも臆せず挑戦する情熱と、やり抜く行動力を持つ」は行動力を表しています。
    • 「多様な価値観を認めて、チーム力を発揮できる、豊かな感受性と協調性のある」は、チームワーク力を表しているのではないでしょうか。

    これらは琉球銀行の行員となったとき「このような人材になってもらいたい」との目標と考えましょう。

    学生がこれら全てを持っているとアピールする必要はありません。

    面接では、学生時代において最も力を入れたことを伝える中で課題解決力・行動力・チームワーク力のうちから二つを自分の中で探してアピールしましょう。

    • 課題解決力なら、課題を発見し、既存の発想にとらわれず新しい解決法を考えて、解決のための計画づくりができるということです。
    • 行動力なら、課題の解決に向けて周囲に働きかけながら粘り強く取り組めるということです。
    • チームワーク力なら、チームのなかで自分の役割を理解し、メンバーの意見も尊重しながら活動を進めることができるということです。

    力を入れたことは学業、クラブ・サークル活動、アルバイト、ボランティア活動などなんでも良いのです。

    これらの活動の中で、いずれかの能力を発揮したことを具体的に説明してください。

    そこで自分が身につけたことを伝えられるとなお良いです。

    但し、琉球銀行は採用するすべての人に課題解決力や行動力、チームワーク力を求めているわけではありません。

    自分の最も伝えたい能力が他にあるなら、その能力を上手に説明してください。

  2. 面接時に志望動機を語るヒント

    ■なぜ銀行を選ぶのか明確に伝える

    銀行とは何か、銀行業界を取り巻く環境や、銀行業界の仕事についての基本は、ブログ記事「【2025年】銀行業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を参照ください。

    銀行はこれまで、預金・貸付・為替が3大業務でした。しかし、投資信託や保険商品などの手数料が収益の柱になり、経営・事業支援業務や個人向け資産運用コンサルティングも手掛けるようになりました。

    海外事業向けサービスも拡大しています。

    地方銀行は、その地方創生事業への関わりも重要視されるようになってきました。

    まずは、銀行業務の事業構造が変わってきていることを理解してください。

    さらに、フィンテックと呼ばれる技術革新が進行中であり、フィンテックが事業モデルや仕事のあり方を変えてしまう可能性があることも理解してください。

    マニュアルに書いてある通りに行う仕事は自動化されます。行員は顧客との折衝や、より創造的な仕事を行うようになるでしょう。

    このような変化を理解したうえで、自分には銀行業務に興味があることを伝えられるとよいでしょう。

    ■なぜ琉球銀行を選ぶのか明確に伝える

    琉球銀行の経営理念、事業内容、中期経営計画などから感じたことをまとめてください。

    そのなかで、自分が共感できることが琉球銀行を選んだ志望動機になります。

    また、琉球銀行と競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。

    琉球銀行を志望する人は、金融業界に興味がある人であり、琉球銀行と並行して沖縄銀行や沖縄海邦銀行を含め地元の金融機関にも応募する学生が多いことと思います。

    あるいは、地元の有力企業である琉球セメントなどにも興味がある人がいるかも知れません。

    たとえ琉球銀行が第一志望でなくても、競合先と比較し、なぜ琉球銀行なのかを質問されたときにしっかり答えられなくてはなりません。

    琉球銀行や他の競合金融機関を訪れて、その違いを肌で感じることも有効です。

    ■琉球銀行でやりたい仕事を明確に伝える

    琉球銀行に入行後1年間は、銀行員としての地盤固めの期間(コア・トレーニング期間)として、銀行業務を均一的かつ集中的に習得できる育成プログラムを受けます。

    入行後1年間は営業店へ本配置せず、2年目の営業店配属へ向けた、トレーニング期間となっています。

    このようなトレー二ング期間の後で、営業店に配属され一人前の銀行員となってから将来やりたい仕事は何か、なぜその仕事をやりたいのかを説明できるようにしてください。

    さらに、やりたい仕事で活かせる能力やスキルがあればそれを伝えてください。

    ■沖縄県への地元愛を語る

    求める人材には、「地域と共に新しい価値を創造し、暮らしを豊かにしようとする使命感」もうたっています。

    面接の質問では、「沖縄の経済は何が問題だと思いますか」とか「沖縄の経済を良くしていくためにはどうすれば良いですか」など、地元の経済に関する質問もなされるようです。

    琉球銀行は、沖縄県全域にネットワークを広げ、企業や住民、行政機関などとの取引や関係構築などを通じて、地域・産業を金融面から支え、地域経済の活性化に貢献するという社会的使命を担っています。

    これらを推進するためには、沖縄県が好き、沖縄県とともに成長したい人が必要です。

    沖縄県がこのように好きだと言えるように、地域のことを学びましょう。

    ■琉球銀行の志望順位、他社の応募状況を答えられるようにする

    志望順位については、迷わず第一志望です、と答えましょう。

    他社の応募状況を聞かれたら、金融業界志望なら「同じ業界に応募中です」と伝えても構わないと思います。

    特にライバルの沖縄銀行と並行して応募する学生は、沖縄銀行ではなく、なぜ琉球銀行なのか確認されますので、答えを用意しましょう。

    それ以外なら「〇〇業界にも興味があり応募しています」と答えてください。この場合まったくの異業種であれば、なぜそこに応募したのか答えられるようにしてください。

以上、琉球銀行の採用情報と面接攻略の考え方を説明しました。

特に面接は複数回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。

また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい就活生のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの就活面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。

本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。

面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】

琉球銀行は沖縄県最大手の金融機関であり、沖縄県に集中して店舗を配置しています。

沖縄銀行とはライバル関係にあります。

このような琉球銀行の面接を攻略するためには、まず銀行業界を取り巻く環境を理解することと、銀行業界で働いた場合の仕事の内容も理解しておくことが大切です。

ブログ記事「【2025年】銀行業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。

続いて、琉球銀行とはどのような銀行なのかを理解することも面接準備には必須です。

琉球銀行の会社概要、経営理念、中期経営計画など面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

これら以外にも琉球銀行のホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。

本記事の後半で琉球銀行のホームページから得た基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。

琉球銀行の面接攻略のまとめ【就活】

琉球銀行に入行を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?

琉球銀行が採用したい人材は、「固定観念にとらわれない柔軟な発想で解決策を見いだす」「困難な状況にも臆せず挑戦する情熱と、やり抜く行動力を持つ」「多様な価値観を認めて、チーム力を発揮できる、豊かな感受性と協調性のある」「地域と共に新しい価値を創造し、暮らしを豊かにしようとする使命感のある」人です。

面接では、エントリーシートに記入したことの深掘りがなされます。

面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。

  • 行動力と課題解決力、チームワーク力の三つの能力のうち二つを自分の中から探してアピールする

面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。

  • なぜ銀行を選ぶのか明確に伝える
  • なぜ琉球銀行を選ぶのか明確に伝える
  • 琉球銀行でやりたい仕事を明確に伝える
  • 沖縄県への地元愛を語る
  • 琉球銀行の志望順位、他社の応募状況を答えられるようにする

面接を攻略するためには、まずは銀行業界を取り巻く環境を理解すると同時に、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。

また、琉球銀行とはどのような銀行なのかを理解することも、面接準備には必須です。

琉球銀行の会社に関する知識など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも参考にしてください。

琉球銀行の中途採用情報について【転職】

続いて琉球銀行の転職面接について解説していきます。

はじめに琉球銀行のキャリア(中途)採用情報について以下に記します。

  1. 募集職種  

    琉球銀行は転職の希望者を対象とした中途採用を行っています。

    行内に必要な能力、スキルを持つ人が足りないと思われる業務について募集しています。

    ですから、応募にあたっては金融機関経験者や、募集職種での実務経験者を対象としています。

    現時点でどのような職種を募集しているか、詳細は沖縄銀行のホームページにある中途採用情報をご覧ください。

    ちなみに、2024年10月時点の募集職種は、本部システム企画関連、法人向けファイナンス、本部監査企画関連、キャリア(管理職)です。

  2. 選考フロー   

    エントリー(履歴書・職務経歴書送付)→書類選考→面接(1~2回)→内定

  3. 面接   

    面接では、求める人材にふさわしい人物かどうかを判断されます。現職(前職)の仕事内容の深掘りがされます。

    自己PRに関すること

    • 現職(前職)の職務内容を説明してください

    志望動機に関すること

    • 転職活動の軸は何ですか

    退職理由に関すること

    • なぜ現職(前職)を退職しますか

面接攻略の考え方【転職】

転職の面接では自己PRと志望動機、退職理由を必ず訊かれます。

それらについて的確に答えるための準備をしてください。

以下の自己PRと志望動機、退職理由のヒントが参考になります。

  1. 面接時の自己PRのヒント

    ■課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする

    琉球銀行は、特に課題解決力と行動力を求めていると考えられます。

    上記の求める人材にあるように、琉球銀行は、「固定観念にとらわれない柔軟な発想で解決策を見いだす」「困難な状況にも臆せず挑戦する情熱と、やり抜く行動力を持つ」「多様な価値観を認めて、チーム力を発揮できる、豊かな感受性と協調性のある」人を求めています。

    • 「固定観念にとらわれない柔軟な発想で解決策を見いだす」は、課題解決力を表しています。
    • 「困難な状況にも臆せず挑戦する情熱と、やり抜く行動力を持つ」は行動力を表しています。
    • 「多様な価値観を認めて、チーム力を発揮できる、豊かな感受性と協調性のある」は、チームワーク力を表しているのではないでしょうか。

    これら三つの能力のうち、中途採用は即戦力を求めているので、仕事のアウトプットに直結する課題解決力と行動力をアピールすることが有効です。

    (チームワーク力について質問された場合には、その力もあることを、例をあげて答えられるようにしておいてください。)

    転職の面接では、現職(前職)において、応募書類だけでは説明しきれない仕事ぶりを説明してください。

    その中で、業務目標達成に向けて課題を見つけ、課題解決のために自らが立てた対策と関係者を巻き込んで粘り強く遂行した経験も加えてください。

    さらに職務を遂行するさいに困難だったこと、困難をどのように乗り越えて、成果を上げたかを伝えてください。

    琉球銀行で活かせる、身につけた知識やスキルも語ってください。

    もし上記の能力について乏しい場合は、自分の最も伝えたい能力について説明し、間接的にでも募集職種に役立つことを面接で伝えましょう。

    ■応募職種の専門知識を答えられるように準備する

    琉球銀行の中途採用の募集では、金融機関経験者や、その他での実務経験者に限定した募集となっています。

    金融機関経験者は、金融業界や銀行業界の専門知識や、応募職種の専門知識をどれだけ持っているか確認されます。

    一方、その他の実務経験者は、金融業界や銀行業界の基礎知識や、応募職種の専門知識をどれだけ持っているか確認されるでしょう。

    よってそれらの知識を確認されたとき答えられるように準備してください。

    また、直近のニュースで話題になった金融・銀行業界に関すること等で、質問があれば答えられるようにしましょう。

  2. 面接時に志望動機を語るヒント  

    ■なぜ琉球銀行を選ぶのか明確に伝える

    琉球銀行の経営理念、事業内容、中期経営計画などから感じたことをまとめてください。

    そのなかで、自分が共感できることが琉球銀行を選んだ志望動機になります。

    また、琉球銀行と競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。

    琉球銀行を志望する人は、琉球銀行と並行して他の金融機関にも応募する人がいることと思います。

    Uターン希望者は、地元の有力企業も視野に入っているかも知れません。

    そのような競合先と比較しなぜ琉球銀行なのかを質問されたときに、しっかり答えられなくてはなりません。

    琉球銀行や他の金融機関を訪れて、その違いを肌で感じることも有効です。

    ■琉球銀行で応募する職種を選んだ理由とやりたい仕事を明確に伝える

    中途採用の応募者は、応募する職種を選んだ理由と、どのような仕事をやりたいか、なぜやりたいかをしっかりと説明する必要があります。

    中途採用の応募者が応募職種を選んだ主な理由は、現職(前職)で培った自分の経験や能力、スキルが琉球銀行で活かせることだと思います。

    ですから、現職(前職)の職務内容と使える能力やスキルなどを説明し、採用されたらやりたい仕事で貢献できることを伝えてください。

    ■沖縄県への地元愛を語る

    求める人材には、「地域と共に新しい価値を創造し、暮らしを豊かにしようとする使命感」もうたっています。

    就活の面接の質問では、「沖縄の経済は何が問題だと思いますか」とか「沖縄の経済を良くしていくためにはどうすれば良いですか」など、地元の経済に関する質問もなされるようです。

    琉球銀行は、沖縄県全域にネットワークを広げ、企業や住民、行政機関などとの取引や関係構築などを通じて、地域・産業を金融面から支え、地域経済の活性化に貢献するという社会的使命を担っています。

    これらを推進するためには、沖縄県が好き、沖縄県とともに成長したい人が必要です。

    沖縄県がこのように好きだと言えるように、地域のことを学びましょう。

  3. 転職面接時に退職理由を語るヒント

    ■面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする

    「なるほど、そのような前向きな理由があって退職したのですね」と面接官に納得してもらえる内容を説明しましょう。

    間違っても上司と合わないとか、労働条件が悪いなどというネガティブな理由を言わないでください。

    例えば、現職(前職)では、自分の持つ能力、スキルをこれ以上向上させることが難しく、キャリアアップのために転職を考えたというような言い方です。

以上、琉球銀行の中途採用情報と転職面接攻略の考え方を説明しました。

特に面接は1~2回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。

また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい転職希望者のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの転職面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。

本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。

面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【転職】

琉球銀行の面接を攻略するためには、まず銀行業界を取り巻く環境を理解することと、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。(金融機関に勤務の人はご存知のことと思いますが)

ブログ記事「【2025年】銀行業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。

続いて、琉球銀行とはどのような銀行なのかを理解することも面接準備には必須です。

琉球銀行の会社情報、経営理念、中期経営計画など面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

これら以外にも琉球銀行のホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。

本記事の後半で琉球銀行のホームページから得た基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。

琉球銀行の面接攻略のまとめ【転職】

琉球銀行に入行を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?

琉球銀行が採用したい人材は、「固定観念にとらわれない柔軟な発想で解決策を見いだす」「困難な状況にも臆せず挑戦する情熱と、やり抜く行動力を持つ」「多様な価値観を認めて、チーム力を発揮できる、豊かな感受性と協調性のある」「地域と共に新しい価値を創造し、暮らしを豊かにしようとする使命感のある」人です。

面接では、求める人材にふさわしい人物かどうかを判断されます。現職(前職)の仕事内容の深掘りもされます。

面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。

  • 課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
  • 応募職種の専門的知識を答えられるように準備する

面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。

  • なぜ琉球銀行を選ぶのか明確に伝える
  • 琉球銀行で応募する職種を選んだ理由とやりたい仕事を明確に伝える
  • 沖縄県への地元愛を語る

面接で退職理由を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。

  • 面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする

面接を攻略するためには、まずは銀行業界を取り巻く環境を理解すると同時に、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。

また、琉球銀行とはどのような銀行なのかを理解することも面接準備には必須です。

琉球銀行の会社に関する知識など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも参考にしてください。

琉球銀行を志望するときに知っておきたい社風

琉球銀行を受けるにあたり知っておきたい社風について以下に記します。

  • 組織再編が進み、清潔感の多い店舗が増え、本店の改修もあり大きく変貌を遂げようとしています。

    携帯や、iPad等の貸与により役職員間のコミュニケーションの円滑化や業務の効率化に寄与しています。

  • 休日出勤はありません。年に最長9日の連続休暇はほぼ全員が取得しています。
  • 朝は30分以上前に出勤し、勉強会や新聞読み、自己啓発に勤しむ方が多いです。
  • 沖縄県の県民性が根底にあり、何でも言い合える企業文化が根付いています。
  • 女性に飲み会を強制する部署はほとんどなく、家庭のある方や遠方から出勤している行員にとっては非常に働きやすい環境です。

    女子会等を開催している部署もありコミュ二ケーションも良好です。

  • 女性は学歴に左右されず、役付き者になっているケースが多いです。

    年休は取得しやすいほうです。女性の育休はほぼ全員が取得します。

  • 終業時間前に地域貢献の一環で、支店回りの清掃などを行っています。

面接で語る志望動機を作る際、社風をよく知っていることが大切です。

琉球銀行の会社概要

ここからは琉球銀行の会社概要を説明します。面接において志望動機を語る上で役に立ちます。

  • 琉球銀行は1948年、通貨発行権等を有する中央銀行的色彩の濃い特殊銀行として設立されました。

    1972年本土復帰に伴い普通銀行として再スタートし現在に至っています。

  • 琉球銀行の店舗数は75です。(沖縄県74、東京都1)(2024年3月末)
  • 2024年3月期の経営数字は次の通りです。  

    資本金は、569億67百万円です。

    従業員数は、1,381人です。

    総資産は、3兆273億円です。

    預金等残高は、2兆8,505億円です。

    貸出金残高は、1兆9,031億円です。

    連結経常収益は、659億円です。

    連結経常利益は、84億円です。

    連結当期純利益は、56億円です。

    自己資本比率は連結で9.57%と国内基準の4%を上回っています。

    琉球銀行の格付けについて、日本格付研究所が「A+」、格付投資情報センターが「A+」の高い評価がされています。(2024年10月) 

面接で志望動機を語るさいは、地域密着経営と経営の安定性について取り上げても良いでしょう。

琉球銀行の経営理念

ここからは琉球銀行の経営理念を紹介します。

経営理念

地域から親しまれ、信頼され、地域社会の発展に寄与する銀行

面接では「経営理念を知っていますか」と質問されることもあるかも知れません。覚えておくと良いでしょう。

琉球銀行の中期経営計画

琉球銀行は中期経営計画「Value 2023」(2023年度~2025年度)を策定し展開中です。その概要を紹介します。

  1. 長期ビジョン

    「地域経済の好循環サイクルを実現し、地域とともに成長する金融グループ」

  2. 中期経営計画の目指す姿

    「企業価値・環境価値・社会価値」の向上をテーマに、琉球銀行グループの持続的成長、役職員の人材育成、金融サービス力の向上を図り、地域社会と顧客の生産性向上、地域の脱炭素化を実現することで、長期ビジョンを実現する。

    「事業基盤の拡大(ソリューション)」「ESG 経営の実践(サステナビリティ)」「変革への挑戦(トランスフォーメーション)」の3つの基本戦略のもと、取り組みを積極的に進める。

  3. 基本戦略
    • 事業基盤の拡大(ソリューション)

      預金、融資、有価証券運用といった銀行本来のコア業務を金融経済環境の変化に合わせてブラッシュアップするとともに、役務ビジネスをさらに発展させる。

      多様化したニーズに対応するため、質の高いコンサルティング営業を通して顧客の課題解決に必要な融資や資産形成・運用等の提案につなげる。

    • ESG 経営の実践(サステナビリティ)

      電力消費量の多い IT センターの省エネ化や、営業店における ZEB 認証取得の拡大、省エネ設備の導入を加速。

      顧客向けには ZEH・省エネ住宅建築に携わる企業との連携をベースに省エネ設備等への導入に向けた支援を充実させる。脱炭素化の推進を目的とした環境コンサルティングメニューを充実させ、地域の気候変動対策の拡充と連携の推進に努める。

    • 変革への挑戦(トランスフォーメーション)

      人材の育成を図るため、職員の自律的なキャリア形成の支援や研修体系の見直しを進めるとともに、人材への投資を拡大。

      高度な金融サービス提供を可能とする専門人材の育成にも注力し、顧客の課題解決につながる金融サービスを提供する。

  4. 経営指標の目標(2025 年度)

    連結当期純利益 75 億円、連結 ROE 5.0%以上、連結自己資本比率 9.7%以上、単体コア業務純益 93 億円など。

面接で自己PRや志望動機を語るさいは、中期経営計画を理解しておくことが大切です。

参考リンク集

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