【26卒/25年転職】面接官が教える「百十四銀行」の面接対策
香川県最大の金融機関である百十四銀行に入行を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。
応募者は事前にどのような面接の対策をしたらよいのでしょうか?
百十四銀行に入行を希望する人がぜひとも知っておきたい面接に関する情報や、ノウハウというものがあります。
例えば百十四銀行の面接では、求める人材をよく理解した上で、特に課題解決力と行動力、チームワーク力の中から自分の強みを選んでアピールすることが大切です。
また、面接で志望動機を語るためには、競合他社と比べてなぜ百十四銀行なのか答えられなければいけません。
百十四銀行でやりたい仕事を明確に伝えることも必要です。
これら以外にも百十四銀行の面接を受けるにあたって大切なポイントがあります。
本ブログでは、面接官である筆者が、百十四銀行の採用情報とともに、面接で必ず訊かれる自己PRや志望動機の受け答えなどについてその対策を解説していきます。
さらに面接に臨むうえで必要な知識として、百十四銀行の会社に関する情報を載せています。
面接対策は、自己分析や企業研究の段階から既にはじまっています。
自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシート(就活)、職務経歴書(転職)を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。
就活中の学生や転職希望者は、本サイト「キャリア育みファーム」を読んでいただければ、自己分析・企業研究の段階からスムーズに選考・面接対策ができるようになります。
さらに、絶対の自信を持って臨みたい方には、「就活面接必勝法」・「転職面接必勝法」を用意しております。
百十四銀行の求める人材
百十四銀行はどのような人材を求めているのでしょうか?
百十四銀行の新卒採用情報には「期待する人物像」が載っています。
- 「人間力」を有する人材
- 「考動力」を有する人材
- 「積極性」を有する人材
- 「協調性」を有する人材
- 「高いコンプライアンス意識」を有する人材
ここにある、人間力、考動力とは一体どのような能力でしょうか?
人間力は、内閣府が設置した「人間力戦略研究会」において定義されています。
そこでは、人間力とは明確な定義はないと前置きして、「社会を構成し運営するとともに、自立した一人の人間として力強く生きていくための総合的な力」としています。
また、考動力は、価値あることを考えて実現・実行することと言われています。
一方、「採用FAQ」には、求める人材像として、「時代の変化を敏感にとらえ、環境の変化に柔軟に対応し、何事にも積極果敢に挑戦していくチャレンジ精神旺盛な人」と載っています。
まとめると求める人材は次のような人材と考えます。
- 時代の変化を敏感にとらえ、環境の変化に柔軟に対応し、何事にも積極果敢に挑戦していくチャレンジ精神旺盛な人
- 協調性のある人
この2つの求める人材に、「期待する人物像」にある人間力、考動力、積極性、協調性が含まれると考えます。
また、高いコンプライアンス意識は銀行員として持つべき必須のスキルですが、入行後に求められるものであり、就活においてアピールするものではないと考えます。
求める人材は、面接で自己PRをするときの参考としてぜひとも知っておいてください。
百十四銀行の新卒採用情報について【就活】
はじめに百十四銀行の新卒採用情報について以下に記します。
- 募集職種
募集職種は総合職とエリア総合職です。
- 総合職は、非限定的勤務条件の下での総合的職務遂行の能力形成が期待されるコースです。
- エリア総合職は、エリア限定勤務条件の下での総合的職務遂行の能力形成が期待されるコースです。
総合職、エリア総合職とも職務内容は同じで、目指す役職は、支店長・部長以上です。
- 選考フロー
エントリー→仕事体験・インターンシップ→合同企業セミナー→リクルーター面談→会社説明会(必須)→エントリーシート提出・SPI受験→面接(複数回)→内々定
- エントリーシート(25年卒)
自己PRに関すること
- 自己PRしてください(任意で、エピソードをよく表す写真とそのコメントを提出可能)(400字以内)
- 学業、ゼミ、研究室で取り組んだ内容を記入してください(250字以内)
- 学生時代に最も打ち込んだことを記入してください(写真とそのコメントを提出可能)(400字以内)
志望動機に関すること
- 百十四銀行を志望する理由を教えてください(400字以内)
- 面接
面接では、金融に関する基礎知識を聞かれます。エントリーシートに沿った質問が行われます。
自己PRに関すること
- 自己紹介してください
- 自己PRしてください
- 今の大学・学部を選んだ理由は何ですか
- ゼミは何をしていましたか
- 学生時代に頑張ったことを教えてください
- 周囲を巻き込んで何かを成し遂げた経験はありますか
- クラブ・サークル活動は何をやっていましたか
- アルバイトは何をしていましたか
- あなたの思うリーダーシップとは何ですか
- 信頼関係を築くためにはどうすればいいですか
- 長所と短所は何ですか
- 周りの人からどういう性格だと言われますか
- 今日の為替と日経平均株価を知っていますか
- 親御さんは就職活動についてどのように言っていますか
- 最近の金融トピックスで気になったものはありますか
志望動機に関すること
- なぜ銀行を志望しますか
- ネットバンクが普及するなかで地銀は必要と思いますか
- メガバンクと地銀のどちらの志望度が高いですか、その違いは何だと思いますか
- なぜ百十四銀行を志望しますか
- 大学、大学院での研究内容と異なるが大丈夫ですか
- 百十四銀行で将来どのような仕事をしたいですか、そこで生かせる自分の能力は何ですか
- ◯◯業務に興味はありますか
- どのような銀行員になりたいですか
- 銀行員にとって大事なことは何ですか
- 転勤は大丈夫ですか
- 銀行員になるために何か勉強をしていますか
- 他社の応募状況と百十四銀行の志望度を教えてください
- 採用人数
19年度入行実績 95名(G職50名 A職45名)
20年度入行実績 69名(G職32名 A職37名)
21年度入行実績 72名(総合職38名 エリア総合職34名)
22年度入行実績 53名(総合職31名 エリア総合職22名)
23年度入行実績 67名(総合職38名 エリア総合職29名)
24年度入行実績 70名
- 学歴フィルター
香川県出身者で、県外の大学に進学した学生や香川県の大学出身者が多いようです。
学歴フィルターは特にないと考えます。
面接攻略の考え方【就活】
就活の面接では自己PRと志望動機を必ず訊かれます。
よってそれらの答えをあらかじめ準備する必要があります。
以下の自己PRと志望動機のヒントを参考にしてまとめてください。
- 面接時の自己PRのヒント
■課題解決力と行動力、チームワーク力の三つの能力のうち二つを自分の中から探してアピールする
百十四銀行の求める人材は、課題解決力、行動力、チームワーク力の3つの能力を持つ人です。
上記の求める人材にあるように、百十四銀行は、「時代の変化を敏感にとらえ、環境の変化に柔軟に対応し、何事にも積極果敢に挑戦していくチャレンジ精神旺盛な人」「協調性のある人」を求めています。
ここで「時代の変化を敏感にとらえ、環境の変化に柔軟に対応する」は、課題解決力を表しています。
また「何事にも積極果敢に挑戦していくチャレンジ精神旺盛なこと」は、行動力を表しています。
さらに「協調性のあること」は、チームワーク力を表しているのではないでしょうか。
以上の三つの能力を百十四銀行は応募者に求めています。
これらは百十四銀行の行員となったとき「このような人材になってもらいたい」との目標と考えましょう。
なので、学生がこれら全てを持っているとアピールする必要はありません。
面接では、学生時代において最も力を入れたことを伝える中で課題解決力・行動力・チームワーク力のうちから二つを自分の中で探してアピールしましょう。
- 課題解決力なら、課題を発見し、既存の発想にとらわれず新しい解決法を考えて、解決のための計画づくりができるということです。
- 行動力なら、課題の解決に向けて周囲に働きかけながら粘り強く取り組めるということです。
- チームワーク力なら、チームのなかで自分の役割を理解し、メンバーの意見も尊重しながら活動を進めることができるということです。
力を入れたことは学業、クラブ・サークル活動、アルバイト、ボランティア活動などなんでも良いのです。
これらの活動の中で、いずれかの能力を発揮したことを具体的に説明してください。
そこで自分が身につけたことを伝えられるとなお良いです。
但し、百十四銀行は採用するすべての人に課題解決力や行動力、チームワーク力を求めているわけではありません。
自分の最も伝えたい能力が他にあるなら、面接においてその能力を上手に説明してください。
- 面接時に志望動機を語るヒント
■なぜ銀行を選ぶのか明確に伝える
銀行とは何か、銀行業界を取り巻く環境や、銀行業界の仕事についての基本は、ブログ記事「【2025年】銀行業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を参照ください。
銀行はこれまでの3大業務である預金・貸付・為替から、投資信託や保険商品などの手数料が収益の柱になってきました。そして、経営・事業支援業務や個人向け資産運用コンサルティングも手掛けるようになりました。
地方銀行は、地方創生事業への関わりも重視されるようになってきました。
まずは、銀行業務の事業構造が変わってきていることを理解してください。
さらに、フィンテックと呼ばれる技術革新が進行中であり、フィンテックが事業モデルや仕事のあり方を変えてしまう可能性があることも理解してください。
マニュアルに書いてある通りに行う仕事は自動化され、行員は顧客との折衝や、より創造的な仕事を行うようになるでしょう。
このような変化を念頭におきながら、銀行に関心をもっていることを伝えられるとよいでしょう。
■なぜ百十四銀行を選ぶのか明確に伝える
百十四銀行の経営理念、事業内容、中期経営計画などから感じたことをまとめてください。
そのなかで、自分が共感できることが百十四銀行を選んだ志望動機になります。
また、百十四銀行と競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。
百十四銀行を志望する人は金融業界に興味がある人であり、百十四銀行と並行して地元の香川銀行や、香川県に店舗を多く配置する中国銀行、伊予銀行その他の金融機関にも応募する人がいることと思います。
また、四国電力など地元の有力企業にも興味のある人もいるのではないでしょうか。
たとえ百十四銀行が第一志望でなくても、競合先と比較しなぜ百十四銀行なのかを質問されたときに、しっかり答えられなくてはなりません。
百十四銀行や他の競合金融機関を訪れて、その違いを肌で感じることも有効です。
■百十四銀行でやりたい仕事を明確に伝える
百十四銀行に入行後、原則営業店に配属され、ジョブローテーションにより預金、為替、出納などの基本的な銀行業務を習得します。
その後は、本人の能力・適性・希望に応じて営業店での融資、渉外、窓口などの業務、または本部業務に従事し、金融サービスのプロフェッショナルをめざします。
基本的な銀行業務を習得した後でやりたい仕事は何か、なぜその仕事をやりたいのかを説明できるようにしてください。
さらに、やりたい仕事で活かせる能力やスキルがあればそれを伝えてください。
■百十四銀行の志望順位、他社の応募状況を答えられるようにする
志望順位については、迷わず第一志望です、と答えましょう。
他社の応募状況を聞かれたら、金融業界志望なら「同じ業界に応募中です」と伝えても構わないと思います。
それ以外なら「〇〇業界にも興味があり応募しています」と答えてください。
この場合まったくの異業種であれば、なぜそこに応募したのか答えられるようにしてください。
以上、百十四銀行の採用情報と面接攻略の考え方を説明しました。
特に面接は複数回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。
また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい就活生のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの就活面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。
本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。
面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】
百十四銀行は香川県最大手の金融機関であり、瀬戸内圏、その他にも店舗を配置しています。
百十四銀行の面接を攻略するためには、まず銀行業界を取り巻く環境を理解することと、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
ブログ記事「【2025年】銀行業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。
続いて、百十四銀行とはどのような銀行なのかを理解することも面接準備には必須です。
百十四銀行の会社概要や経営理念、中期経営計画など面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
これら以外にも百十四銀行のホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。
本記事の後半で百十四銀行のホームページから得た基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。
百十四銀行の面接攻略のまとめ【就活】
百十四銀行に入行を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?
百十四銀行が採用したい人材は、「時代の変化を敏感にとらえ、環境の変化に柔軟に対応し、何事にも積極果敢に挑戦していくチャレンジ精神旺盛な人」「協調性のある人」です。
面接では、金融に関する基礎知識を聞かれます。勉強しておきましょう。
面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。
- 課題解決力と行動力、チームワーク力の三つの能力のうち二つを自分の中から探してアピールする
面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- なぜ銀行を選ぶのか明確に伝える
- なぜ百十四銀行を選ぶのか明確に伝える
- 百十四銀行でやりたい仕事を明確に伝える
- 百十四銀行の志望順位、他社の応募状況を答えられるようにする
面接を攻略するためには、まずは銀行業界を取り巻く環境を理解すると同時に、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
また、百十四銀行とはどのような銀行なのかを理解することも面接準備には必須です。
百十四銀行の会社に関する知識など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも参考にしてください。
百十四銀行の中途採用情報について【転職】
続いて百十四銀行の転職面接について解説していきます。
はじめに百十四銀行の中途採用情報について以下に記します。
- 募集業務
百十四銀行は転職の希望者を対象とした中途採用の募集を行っています。
社内に必要な能力、スキルを持つ人が足りないと思われる業務を募集しています。
募集業務は以下の専門性の高い業務が中心ですから、経験のある即戦力の人材を募集しています。
現時点ではどのような職種を募集しているか、詳細は百十四銀行のホームページの中途採用情報をご覧ください。
ちなみに2024年10月現在、以下の業務を募集しています。
- 信用リスク管理業務全般
- 国際業務
- 市場営業業務
- コンサルティング業務(M&A・事業承継)
- ものづくり系ビジネスマッチング業務
- 信託業務(遺言信託)
これらについては、それぞれ応募資格があります。
- 選考フロー
履歴書・職務経歴書送付→書類選考→面接(複数回)→内定
- 面接
面接では、求める人材にふさわしい人物かどうかを判断されます。現職(前職)の仕事内容の深掘りもされると考えてください。
自己PRに関すること
- 現職(前職)の業務内容を説明してください
志望動機に関すること
- なぜ百十四銀行を志望しますか
退職理由に関すること
- 現職(前職)をなぜ退職しましたか
面接攻略の考え方【転職】
転職の面接では自己PRと志望動機、退職理由を必ず訊かれます。
それらについて的確に答えるための準備をしてください。
以下の自己PRと志望動機、退職理由のヒントが参考になります。
- 面接時の自己PRのヒント
■課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
百十四銀行の中途採用では基本的に、課題解決力と行動力が求められていると考えます。
百十四銀行の求める人材は、「時代の変化を敏感にとらえ、環境の変化に柔軟に対応し、何事にも積極果敢に挑戦していくチャレンジ精神旺盛な人」「協調性のある人」です。
ここで「時代の変化を敏感にとらえ、環境の変化に柔軟に対応する」は、課題解決力を表しています。
また「何事にも積極果敢に挑戦していくチャレンジ精神旺盛なこと」は、行動力を表しています。
さらに「協調性のあること」は、チームワーク力を表しているのではないでしょうか。
これら三つの能力の中で、中途採用は業務をする上で即戦力を求めているので、仕事のアウトプットに直結する課題解決力と行動力をアピールすることが有効です。
一方、チームワーク力について、質問された場合にはその力もあることを、例をあげて答えられるようにしておいてください。
転職の面接では、現職(前職)において、応募書類だけでは説明しきれない仕事ぶりを説明してください。
その中で、業務目標達成に向けて課題を見つけ、課題解決のために自らが立てた対策と関係者を巻き込んで粘り強く遂行した経験も加えてください。
さらに職務を遂行するさいに困難だったこと、困難をどのように乗り越えて、成果を上げたかを伝えてください。
百十四銀行で活かせる、身につけた知識やスキルも語ってください。
もし上記の能力について乏しい場合は、自分の最も伝えたい能力について説明し、間接的にでも募集職種に役立つことを面接で伝えましょう。
■応募業務の専門知識を答えられるように準備する
百十四銀行の中途採用募集では、募集業務の経験者に限定した募集となっています。
応募者のうち、金融機関の実務経験者は、金融業界や銀行業界の専門知識とともに、応募業務の専門的な知識をどれだけ持っているか確認されます。
一方、実務未経験者は、銀行業界の基礎的な知識や、応募業務の専門知識を確認されるかと思います。
よってそれらの知識とか、直近のニュースで話題になった金融・銀行業界に関すること等で、質問があれば答えられるようにしましょう。
- 面接時に志望動機を語るヒント
■なぜ百十四銀行を選ぶのか明確に伝える
百十四銀行の経営理念、事業内容、中期経営計画などから感じたことをまとめてください。
そのなかで、自分が共感できることが百十四銀行を選んだ志望動機になります。
また、百十四銀行と競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。
百十四銀行を志望する人は、百十四銀行と並行して地元の金融機関にも応募する人がいると思います。
Uターン希望者は、地元の有力企業も視野に入っているかも知れません。
たとえ百十四銀行が第一志望でなくても、競合先と比較しなぜ百十四銀行なのかを質問されたときに、しっかり答えられなくてはなりません。
百十四銀行や他の競合金融機関を訪れて、その違いを肌で感じることも有効です。
■百十四銀行で応募する業務を選んだ理由とやりたい仕事を明確に伝える
中途採用の応募者は、応募する業務を選んだ理由と、そこでどのような仕事をやりたいか、なぜやりたいかをしっかりと説明する必要があります。
中途採用に応募した主な理由は、現職(前職)で培った自分の経験や能力、スキルが百十四銀行で活かせることだと思います。
ですから、現職(前職)の職務内容と使える能力やスキルなどを説明し、採用されたらやりたい仕事で貢献できることを伝えてください。
- 転職面接時に退職理由を語るヒント
■面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする
「なるほど、そのような前向きな理由があって退職したのですね」と面接官に納得してもらえる内容を説明しましょう。
間違っても上司と合わないとか、労働条件が悪いなどというネガティブな理由を言わないでください。
例えば、現職(前職)では、自分の持つ能力、スキルをこれ以上向上させることが難しく、キャリアアップのために転職を考えたというような言い方です。
以上、百十四銀行の中途採用情報と転職面接攻略の考え方を説明しました。
特に面接は複数回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。
また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい転職希望者のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの転職面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。
本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。
面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【転職】
百十四銀行の面接を攻略するためには、まず銀行業界を取り巻く環境を理解することと、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが必要です。(金融機関に勤務の人はご存知のことと思いますが)
ブログ記事「【2025年】銀行業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。
続いて、百十四銀行とはどのような銀行なのかを理解することも面接準備には必須です。
百十四銀行の会社概要、経営理念、中期経営計画など面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
これら以外にも百十四銀行のホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。
本記事の後半で百十四銀行のホームページから得た基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。
百十四銀行の面接攻略のまとめ【転職】
百十四銀行に中途入社を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?
百十四銀行が採用したい人材は、「時代の変化を敏感にとらえ、環境の変化に柔軟に対応し、何事にも積極果敢に挑戦していくチャレンジ精神旺盛な人」「協調性のある人」です。
面接では、求める人材にふさわしい人物かどうかを判断されます。現職(前職)の仕事内容の深掘りもされると考えてください。
面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。
- 課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
- 応募業務の専門知識を答えられるように準備する
面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- なぜ百十四銀行を選ぶのか明確に伝える
- 百十四銀行で応募する業務を選んだ理由とやりたい仕事を明確に伝える
面接で退職理由を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- 面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする
面接を攻略するためには、まずは銀行業界を取り巻く環境を理解すると同時に、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
また、百十四銀行とはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。
百十四銀行の会社に関する知識など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも参考にしてください。
百十四銀行を志望するときに知っておきたい社風
百十四銀行の面接を受けるにあたり知っておきたい社風について以下に記します。
- どこの銀行もそうですが、しつけが厳しく伝統を重視する古い体質が残っています。
- 営業店の行員は優しい人が多く、皆顧客の役に立ちたいと思って働いています。
- 土日は地域のお祭りや催し物に出席したりして休めないことがあります。
- 女性は残業も多くなく、有休はかなり自由に取れます。
面接で語る志望動機を作る際、社風をよく知っていることが大切です。
百十四銀行の会社概要
ここからは百十四銀行の会社概要を説明します。面接において志望動機を語る上で役に立ちます。
- 百十四銀行は、1878年第百十四国立銀行として創業しました。
1898年には高松百十四銀行に改組し、1924年に高松銀行と合併し高松百十四銀行が設立されました。1948年に百十四銀行に商号変更し現在に至っています。
- 百十四銀行は香川県と広域瀬戸内圏を中心に133の店舗を構えています。(2024年3月末)
- 香川県内の預金シェアは47.7%、貸出金シェアは36.9%とトップです。(2024年3月末)
- 2024年3月末の決算数字は次の通りです。
資本金は、373億円です。
従業員数は、1,963人です。
総預金残高は、4兆7,652億円です。
貸出金残高は、3兆4,331億円です。
経常収益は、735億円です。
経常利益は、132億円です。
当期純利益は、88億円です。
自己資本比率は連結で9.12%と国内基準の4%を上回っています。
格付けについて、日本格付研究所は「A」、格付投資情報センターは「A―」、と安全性について高い評価がされています。(2024年10月)
面接で志望動機を語るさいは、地域密着経営と経営の安定性について取り上げても良いでしょう。
百十四銀行の経営理念
百十四銀行の経営理念について紹介します。
経営理念
百十四銀行は、お客さま第一主義の徹底により「お客さま・地域社会との共存共栄」を図るとともに、「活気ある企業風土の醸成」を実践し、「健全性の確保」と「企業価値の創造」の実現をめざしております。
企業価値とは、株主・投資家の皆さまにとって投資対象としての価値であり、お客さま・地域社会・従業員にとっての当行の存在価値を示すものです。
この経営理念には、『当行のステークホルダー(利害関係者)である、株主さま、お客さま、地域社会、従業員、すべてにとって価値のある企業であり続けたい』という当行の決意が込められております。
行動指針
対話を密にし、相互の信頼を深めます
プロフェッショナルとして成長するための努力を惜しみません
多様性(ダイバーシティー)を理解し、人権を尊重します
環境の負荷軽減に努め、地域の活性化に貢献します
ステークホルダーの期待を超える行動を実践します
面接では「経営理念を知っていますか」と質問されることもあるかも知れません。覚えておくと良いでしょう。
百十四銀行の中期経営計画
百十四銀行は、中期経営計画「創ろうイ・イ・ヨ♪」」(2023年度~2025年度)を策定し、推進中です。その概要を紹介します。
- 長期ビジョン2030
「総合コンサルティング・グループの進化により、地域のみんなとウェルビーイングな社会を創造する」というビジョン実現により、地域の環境・社会価値と百十四グループの経済価値の両立をめざす。
- 中期経営計画
長期ビジョン実現に向けた各戦略実行の第1フェーズとして、顧客・地域社会から「百十四いいよ!」と言ってもらえるような付加価値の高いサービスの提供に努め、“地域のみんな”がウェルビーイングを実感できる「いい世の中」を創る。
- 基本方針
3つの成長エンジン(SX・HRX・DX)による変革※を進め、総合コンサルティング・グループの進化に向けた取組みを加速
①職員のウェルビーイング向上と生産性の飛躍的向上により、個々の職員が能力を発揮できる環境を整備し、コンサルティング機能の強化と新事業領域の探索により課題解決力の強化
②コンサルティングとファイナンスを相互に組み合わせながら顧客・地域が抱える課題解決に伴走し、ステークホルダーのウェルビーイング実感と百十四グループのサステナビリティ向上の両立
※ 3つの成長エンジンと変革
SX[Sustainability]:百十四銀行グループと地域社会のサステナビリティの両立
HRX[Human Resources]:経営戦略と人事戦略の連動による人的資本の最大化
DX[Digital]: データ及びデジタル技術を起点としたビジネスの変革 - 重点戦略
①総合コンサルティング・グループの進化、②職員のウェルビーイング向上、③生産性の飛躍的向上、④持続可能な経営基盤の構築
- 経営目標(最終年度)
連結当期純利益85 億円以上、連結自己資本比率 9.0%程度、単体OHR(業務粗利益ベース) 70%程度
- 基本方針
面接で自己PRや志望動機を語るさいは、中期経営計画を理解しておくことが大切です。