【26卒/25年転職】面接官が教える「中国銀行」の面接対策
岡山県最大手の金融機関である中国銀行に入行を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。
応募者は事前にどのような面接の対策をしたらよいのでしょうか?
中国銀行に入行を希望する人がぜひとも知っておきたい面接に関する情報や、ノウハウというものがあります。
例えば中国銀行の面接では、求める人材をよく理解した上で、特に行動力をアピールすることが大切です。
人との信頼関係を築くためのスキルも必要とされています。
また、面接で志望動機を語るためには、競合他社と比べてなぜ中国銀行なのか答えられなければいけません。
これら以外にも中国銀行の面接を受けるにあたって大切なポイントがあります。
本ブログでは、面接官である筆者が、中国銀行の採用情報とともに、面接で必ず訊かれる自己PRや志望動機の受け答えなどについてその対策を解説していきます。
さらに面接に臨むうえで必要な知識として、中国銀行の会社に関する情報を載せています。
面接対策は、自己分析や企業研究の段階から既にはじまっています。
自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシート(就活)、職務経歴書(転職)を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。
就活中の学生や転職希望者は、本サイト「キャリア育みファーム」を読んでいただければ、自己分析・企業研究の段階からスムーズに選考・面接対策ができるようになります。
さらに、絶対の自信を持って臨みたい方には、「就活面接必勝法」・「転職面接必勝法」を用意しております。
中国銀行の求める人材
中国銀行はどのような人材を求めているのでしょうか?
ホームページの新卒採用サイトにある「採用情報」には、求める人物像が載っています。
・・・ちゅうぎんグループが求めている人財は、変化を前向きにとらえ、「地域発展のため」「お客さまのため」に自ら行動を起こし、チャレンジを続けることができる人財です。
・・・変革の局面において、ちゅうぎんグループが求める人財像は、「変化を恐れず何事にも前向きに挑戦できる方」だと考えます。
以上から求める人材は次のような人材と考えます。
- 変化を前向きにとらえ、「地域発展のため」「お客さまのため」に自ら行動を起こし、失敗を恐れずチャレンジを続けることができる人財
求める人材は、面接で自己PRをするときの参考としてぜひとも知っておいてください。
中国銀行の新卒採用情報について【就活】
はじめに中国銀行の新卒採用情報について以下に記します。
- 募集コース
募集コースはコンサルティングコースとシステムエンジニアコースの2つです。
コンサルティングコースは、銀行業務全般、法人コンサルティング営業および個人コンサルティング営業を担当します。
システムエンジニアコースは、システム関連業務全般を担当します。
- 選考フロー
プレエントリー→会社説明会→エントリーシート→面接(個別・グループ)*複数回→適性検査→面接(個別・グループ)*複数回→内々定
- エントリーシート(25年卒)
自己PRに関すること
- 自己PR(300字以内)
- 趣味・特技(300字以内)
志望動機に関ること
- 志望動機(300字以内)
- (※現時点での希望)将来的なキャリアビジョン(将来、希望する業務内容や部署、なりたい銀行員像など)(100字以内)
- 面接
面接は、エントリーシートに沿って質問があります。人間性を見る質問が多いようです。
自己PRに関すること
- 自己紹介してください
- 自己PRしてください
- なぜその高校、大学・学部を選びましたか
- 大学の成績について自分の評価はどうですか
- 学生時代(大学・高校)に力を入れたことを説明してください
- ゼミでどのようなことを学びましたか、どのような研究をしましたか
- クラブ・サークル活動の内容を説明してください
- 挫折経験はありますか
- 長所と短所を3つずつ教えてください
- 特技は何ですか
- ストレスの発散方法はありますか
- 体力に自信がありますか
- 健康ですか
- 周りからどのように見られていますか
- どのような社会人になりたいですか
- 親は中国銀行を受けることについて何と言っていますか
志望動機に関すること
- 就活の軸は何ですか
- なぜ中国銀行を志望しますか
- 入行してからやりたい仕事は何ですか
- 法人営業と個人営業どちらを希望しますか
- 銀行で働いていける自信がありますか
- 働くなかで重視していることはありますか
- 他社の応募状況を教えてください
- 採用人数
19年度入行実績 135名(営業職134名、SE職1名)
20年度入行実績 130名(営業職128名、SE職2名)
21年度入行実績 124名(営業職123名、SE職1名)
22年度入行実績 85名(営業職83名 SE職2名)
23年度入行実績 103名
24年度入行実績 95名
25年度入行計画 前年並み
- 学歴フィルター
中国銀行は、岡山県を中心に広島県、香川県にも店舗を展開していることから、これらの県出身者で県内、県外の大学に進学した学生が多いようです。
学歴フィルターは特にないと考えます。
面接攻略の考え方【就活】
就活の面接では自己PRと志望動機を必ず訊かれます。
よってそれらの答えをあらかじめ準備する必要があります。
以下の自己PRと志望動機のヒントを参考にしてまとめてください。
- 面接時の自己PRのヒント
■行動力を自分の中で探してアピールする
中国銀行は、特に行動力を求めていると考えられます。
行動力とは、自分の立場を理解して、何をすべきかを考え、やるべきことについて前向きに、目的達成まで粘り強く取り組む力です。
求める人材にあるように、「変化を前向きにとらえ、地域発展のため、お客さまのために自ら行動を起こし、失敗を恐れずチャレンジを続けることができる」ことは、まさに行動力を表しています。
中国銀行は、中期経営計画において、地方創生SDGsの「深化」、イノベーションの創出、グループ経営基盤の強化の3つの成長戦略を策定し実行しています。
これらを推進するために、中国銀行は行動力のある人材を求めているのではないでしょうか。
面接では、学生時代において力を入れたことを伝える中で、行動力をアピールしましょう。
力を入れたことは学業、クラブ・サークル活動、アルバイト、ボランティア活動などなんでも良いです。
最も力を入れたことは何か、そこで困難だったことは何か、困難をどのように粘り強く乗り越えたか、その結果と自分が身につけたことを語れるようにしてください。
但し、中国銀行は採用するすべての人に行動力を求めているわけではありません。
自分の最も伝えたい能力が他にあるなら、その能力を上手に説明してください。
■人と信頼関係を築くことができることを説明する
求める人材は、「地域発展のため、お客さまのために自ら行動を起こす」人です。
新入行員は原則として入行後、営業店へ配属となり、窓口、後方事務、個人・法人コンサルティング営業など銀行業務の基礎を習得することになります。
このとき、大切なことは、地域やお客さまの課題やニーズに対して、一緒に悩み、汗を流し、期待に応えることです。このような誠実な対応を行うことで、顧客との信頼関係をつくることができます。
すなわち、銀行は信頼が命であり、信頼を得ようと思えば「誠実であること」が何よりも大切であると言えましょう。
面接では、学生時代において最も力を入れたことを伝える中で、関係する人達に対して誠実に対応したことがわかるような説明を行ってください。
- 面接時に志望動機を語るヒント
■なぜ銀行を選ぶのか明確に伝える
銀行とは何か、銀行業界を取り巻く環境や、銀行業界の仕事についての基本は、ブログ記事「【2025年】銀行業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を参照ください。
銀行は、これまでの3大業務である預金・融資・為替から、投資信託や保険商品などの手数料を収益の柱とするようになりました。そして経営・事業支援業務や個人向け資産運用コンサルティングも手掛けるようになりました。
地域銀行は、地方創生活動も積極的に行っています。
まずは、銀行業務の事業構造が変わってきていることを理解してください。
さらに、フィンテックに代表される金融デジタライゼーションが進行中であり、事業モデルや仕事のあり方を変えてしまう可能性があることも理解してください。
マニュアルに書いてある通りに行う仕事は自動化され、行員は顧客との折衝や、より創造的な仕事を行うようになると考えられます。
このような変化を理解した上で、金融・銀行業について興味があるのだということを伝えられるとよいでしょう。
■なぜ中国銀行を選ぶのか明確に伝える
中国銀行の事業内容、ちゅうぎんグループ経営理念・中期経営計画などから感じたことをまとめてください。
そのなかで、自分が共感できることが中国銀行を選んだ志望動機になります。
また中国銀行と競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。
中国銀行を志望する人は、金融業界に興味がある人であり、中国銀行と並行して地元のトマト銀行や他の金融機関などにも応募する人が多いことと思います。
あるいは、隣県の広島銀行に興味がある人もいるかと思います。
たとえ中国銀行が第一志望でなくても、競合先と比較しなぜ中国銀行なのかを質問されたときに、しっかり答えられなくてはなりません。
中国銀行や他の競合金融機関を訪れて、その違いを肌で感じることも有効です。
■中国銀行でやりたい仕事を明確に伝える
中国銀行に入行した場合、コンサルティングコースは原則営業店に配属となり、キャリア形成に必要な業務経験を積みます。その後は、本人の能力・適性に応じた配属となります。
また、システムエンジニアコースは営業店に配属され、キャリア形成に必要な業務経験を積み、その後はシステム部門へ配属となるでしょう。
このようなキャリア形成に必要な業務経験を積んだ後で、将来やりたい仕事は何か、なぜその仕事をやりたいのかを説明できるようにしてください。
さらに、やりたい仕事で活かせる能力やスキルがあればそれを伝えてください。
■中国銀行の志望順位、他社の応募状況を答えられるようにする
志望順位については、迷わず第一志望です、と答えましょう。
他社の応募状況を聞かれたら、金融業界志望なら「同じ業界に応募中です」と伝えても構わないと思います。
それ以外なら「〇〇業界にも興味があり応募しています」と答えてください。この場合まったくの異業種であれば、なぜそこに応募したのか答えられるようにしてください。
以上、中国銀行の採用情報と面接攻略の考え方を説明しました。
特に面接は複数回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。
また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい就活生のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの就活面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。
本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。
面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】
中国銀行は岡山県最大手の金融機関であり、岡山県を中心に広島県や香川県を中心に店舗を配置しています。海外にも支店・駐在員事務所があります。
このような中国銀行の面接を攻略するためには、まず銀行業界を取り巻く環境を理解することと、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
ブログ記事「【2025年】銀行業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。
続いて、中国銀行とはどのような銀行なのかを理解することも面接準備には必須です。
中国銀行の会社概要、ちゅうぎんグループ経営理念・中期経営計画など面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
これら以外にも中国銀行のホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。
本記事の後半で中国銀行のホームページから得た基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。
中国銀行の面接攻略のまとめ【就活】
中国銀行に入行を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?
中国銀行が採用したい人材は、「変化を前向きにとらえ、地域発展のため、お客さまのために自ら行動を起こし、失敗を恐れずチャレンジを続けることができる」人です。
面接は、エントリーシートに沿って質問があります。人間性を見る質問が多いようです。
面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。
- 行動力を自分の中で探してアピールする
- 人と信頼関係を築くことができることを説明する
面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- なぜ銀行を選ぶのか明確に伝える
- なぜ中国銀行を選ぶのか明確に伝える
- 中国銀行でやりたい仕事を明確に伝える
- 中国銀行の志望順位、他社の応募状況を答えられるようにする
面接を攻略するためには、まずは銀行業界を取り巻く環境を理解すると同時に、銀行業界で働いた場合の仕事の内容も理解しておくことが大切です。
また、中国銀行とはどのような会社なのかを理解することも、面接準備には必須です。
中国銀行の会社に関する知識など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも参考にしてください。
中国銀行の中途採用情報について【転職】
続いて中国銀行の転職面接について説明します。
はじめに中国銀行のキャリア(中途)採用情報について以下に記します。
- 募集職種
中国銀行は、転職の希望者を対象とした中途採用を行っています。
社内に必要な能力、スキルを持つ人が足りないと思われる職種を募集しています。
現時点ではどのような職種を募集しているか、詳細は中国銀行のホームページのキャリア(中途)採用情報をご覧ください。
ちなみに2024年10月現在、30件の募集があります。
- 選考フロー
WEBエントリー(履歴書・職務経歴書提出)→書類選考→適性検査→一次面接→二次面接→最終面接→内定→入行
選考期間は、3週間~1か月程度です
- 面接
面接では、応募職種の求められるスキルを持ちあわせているかを中心に見られます。
自己PRに関すること
- 現職(前職)の仕事内容を説明してください
志望動機に関すること
- 中国銀行を志望する理由を教えてください
- 地域金融機関として行いたい仕事は何ですか
退職理由に関すること
- 現職(前職)を退職する理由は何ですか
面接攻略の考え方【転職】
転職の面接では自己PRと志望動機、退職理由を必ず訊かれます。
それらについて的確に答えるための準備をしてください。
以下の自己PRと志望動機、退職理由のヒントが参考になります。
- 面接時の自己PRのヒント
■行動力を自分の中で探してアピールする
中国銀行は、特に行動力を求めていると考えられます。
行動力とは、自分の立場を理解して、何をすべきかを考え、やるべきことについて前向きに、目的達成まで粘り強く取り組む力です。
求める人材にあるように、「変化を前向きにとらえ、地域発展のため、お客さまのために自ら行動を起こし、失敗を恐れずチャレンジを続けることができる」ことは、まさに行動力を表しています。
中国銀行は、中期経営計画において、地方創生SDGsの「深化」、イノベーションの創出、グループ経営基盤の強化の3つの成長戦略を策定し実行しています。
これらを推進するために、中国銀行は行動力のある人材を求めているのではないでしょうか。
転職の面接では、現職(前職)において、履歴書や職務経歴書だけでは説明しきれない仕事ぶりを説明してください。
そして職務を遂行する中で、業務目標達成のために困難だったことは何か、解決のためにどのように粘り強く職務を遂行したか、その結果を語れるようにしてください。
最後に、中国銀行で活かせる身につけた知識やスキルを語ってください。
もし上記の能力について乏しい場合は、自分の最も伝えたい能力を面接で上手に説明して間接的にでも募集職種に役立つことを伝えましょう。
■応募職種の専門的知識を答えられるように準備する
中国銀行のキャリア(中途)採用では募集職種の実務経験者に限定した募集となっています。
金融機関出身者は、金融業界や銀行業界の専門知識は当然のこととして、応募職種の専門的な知識をどれだけ持っているかの確認が想定されます。
金融機関以外の出身者は、金融業界や銀行業界の基礎知識と、応募職種の専門的な知識をどれだけ持っているか、確認されるでしょう。
キャリア採用の応募者はそれら知識の質問を想定し、準備してください。
また直近のニュースで話題になった金融、銀行業界に関することも、質問があれば答えられるようにしましょう。
- 面接時に志望動機を語るヒント
■なぜ中国銀行を選ぶのか明確に伝える
中国銀行の事業内容、ちゅうぎんグループ経営理念・中期経営計画などから感じたことをまとめてください。
そのなかで、自分が共感できることが中国銀行を選んだ志望動機になります。
また中国銀行と競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。
中国銀行を志望する人は、中国銀行と並行して地元の他の金融機関にも興味のある人が多いことと思います。
Uターン希望者は、地元の有力企業も視野に入っているかも知れません。
そのような競合先と比較し、なぜ中国銀行なのかを質問されたときに、しっかり答えられなくてはなりません。
中国銀行や他の金融機関を訪れて、その違いを肌で感じることも有効です。
■中国銀行で応募する職種を選んだ理由とやりたい仕事を明確に伝える
中途採用の応募者は、応募する職種を希望する理由と、どのような仕事をやりたいかとその理由をしっかりと説明する必要があります。
中途採用の応募者が応募職種を選んだ主な理由は、現職(前職)で培った自分の経験や能力、スキルが中国銀行で活かせることだと思います。
ですから、現職(前職)の職務内容と使える能力やスキルなどを説明し、採用されたらやりたい仕事で貢献できることを伝えてください。
- 転職面接時に退職理由を語るヒント
■面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする
「なるほど、そのような前向きな理由があって退職したのですね」と面接官に納得してもらえる内容を説明しましょう。
間違っても上司と合わないとか、労働条件が悪いなどというネガティブな理由を言わないでください。
例えば、現職(前職)では、自分の持つ能力、スキルをこれ以上向上させることが難しく、キャリアアップのために転職を考えたというような言い方です。
以上、中国銀行の中途採用情報と転職面接攻略の考え方を説明しました。
特に面接は複数回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。
また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい転職希望者のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの転職面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。
本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。
面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【転職】
中国銀行の面接を攻略するためには、まず銀行業界を取り巻く環境を理解することと、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。(金融機関に勤務の人はご存知のことと思いますが)
ブログ記事「【2025年】銀行業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。
続いて、中国銀行とはどのような銀行なのかを理解することも面接準備には必須です。
中国銀行の会社概要、ちゅうぎんグループ経営理念・中期経営計画など面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
これら以外にも中国銀行のホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。
本記事の後半で中国銀行のホームページから得た基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。
中国銀行の面接攻略のまとめ【転職】
中国銀行に入行を希望する人が、必ず通過しなければならない転職の面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?
中国銀行が採用したい人材は、「変化を前向きにとらえ、地域発展のため、お客さまのために自ら行動を起こし、失敗を恐れずチャレンジを続けることができる」人です。
面接では、応募職種の求められるスキルを持ちあわせているかを中心に見られます。
面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。
- 行動力を自分の中で探してアピールする
- 応募職種の専門的知識を答えられるように準備する
面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- なぜ中国銀行を選ぶのか明確に伝える
- 中国銀行で応募する職種を選んだ理由とやりたい仕事を明確に伝える
面接で退職理由を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- 面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする
面接を攻略するためには、まずは銀行業界を取り巻く環境を理解すると同時に、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
また、中国銀行とはどのような銀行なのかを理解することも面接準備には必須です。
中国銀行の会社に関する知識など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも参考にしてください。
中国銀行を志望するときに知っておきたい社風
中国銀行を受けるにあたり知っておきたい社風について以下に記します。
- 残業時間の削減のため、本部や支店ごとの平均退社時間が提示されることや、残業が多くなりそうな場合は他の係りと連携して残業が増えない行動をとっています。
- 有休は、5日間の連続休暇以外を除き、上司によっては取りやすい支店と取りにくい支店があります。
- 自主健全経営をモットーとしています。行員の自発性を推奨するような意識改革に力を入れています。
- 女性の育児休業取得や管理職に登用するなど、女性が活躍できる環境を整えつつあります。
- 地元への社会貢献やSDGsに取り組む意識を持っています。
面接で語る志望動機を作るとき、社風をよく知っておいてください。
中国銀行の会社概要
ここからは中国銀行の会社概要を説明します。面接において志望動機を語る上で役に立ちます。
- 中国銀行は、1878年に設立された第八十六国立銀行が前身です。
その後1919年に、倉敷銀行と他5行が合併した第一合同銀行が第八十六銀行を合併しました。
1930年に第一合同銀行と山陽銀行が合併して中國銀行が設立され、近隣の銀行を合併し、1990年に商号を中国銀行に変更して現在に至っています。
2022年に金融持株会社の「ちゅうぎんフィナンシャルグループ」を設立し、中国銀行はその傘下となりました。
- 中国銀行は、岡山県を中心に広島県、香川県、兵庫県などに140(香港、シンガポール含む)の店舗を構えています。上記の他に店舗内店舗23、同方式出張所2,インターネット支店1を配置しています。別に東京に事務所があります。
海外にはニューヨーク、上海、バンコクに駐在員事務所があります。(2024年3月現在)
- 岡山県内の預金シェアは51.3%、貸出金シェアは46.0%と金融機関中トップです。(2024年3月末)
- 中国銀行の2024年3月期の経営数字は次の通りです。
資本金は、151億円です。
従業員数は、2,693名です。
預金等残高は、7兆9,748億円です。(2023年9月)
貸出金残高は、5兆7,999億円です。(2023年9月)
経常収益は、1,658億円です。
経常利益は、267億円です。
連結当期純利益は、184億円です。
自己資本比率はFG連結で14.05%、銀行単体で13.05%と、国内基準の4%を大きく上回っています。
格付投資情報センターの格付けは「A+」、ムーディーズは「A2」と安全性について高い評価がされています。(2024年10月)
面接で志望動機を語るさいは、地域密着経営と経営の安定性について取り上げても良いでしょう。
ちゅうぎんフィナンシャルグループ経営理念
ちゅうぎんフィナンシャルグループ経営理念について紹介します。
グループ経営理念
地域・お客さま・従業員と分かち合える豊かな未来を共創する
経営ビジョン
地域のお客さまに「選ばれ」「信頼される」総合金融サービスグループ
ちゅうぎんバリュ―
お客さまへ お客さまとのWin-Winを目指します
個として 仕事を通じて夢を実現します
会社として 働きがいと成長の場を提供します
面接では「経営理念を知っていますか」と質問されることもあるかも知れません。覚えておくと良いでしょう。
ちゅうぎんフィナンシャルグループの中期経営計画
ちゅうぎんフィナンシャルグループは中期経営計画「未来共創プラン ステージⅢ」(2023年度~2026年度)を策定しましたので、その概要を紹介します。
- 長期経営計画「Vision2027 未来共創プラン」(2017年度~2026年度)
長期ビジョンとして、「地域・お客さま・従業員と分かち合える豊かな未来を共創する」ことを定める
長期ビジョン達成に向けたフレームワークとして「豊かな未来を創る取組み」で、提供するサービスの質の向上と、サービスを提供する機会の拡大を、また「経営の土台を創る取組み」でサービスを提供するための体力の強化と、一人ひとりの心の変革と組織風土改革を行う
- 中期経営計画
- 本計画の位置づけ
ステージⅠ・Ⅱの改革をベースに成果を発揮し、長期経営計画のKPIの達成を目指すとともに、次の10年に向けた、長期的な目指すべき方向性を定めるもの
- 3つの成長戦略
①地方創生SDGsの「深化」
地域の魅力・ポテンシャルを引き出し「地域の持続的な発展」に貢献する
②イノベーションの創出
次なる成長に向けた「新たな価値」を創造する
③グループ経営基盤の強化
成長戦略を実行するための「強固な土台」を築く
- KPI(重要業績評価指標)―26年度目標
親会社株主に帰属する当期純利益 300億円、ROE 5%以上、総自己資本比率 11%~13%
- 本計画の位置づけ
面接で自己PRや志望動機を語るさいは、中期経営計画を理解しておくことが大切です。