【26卒/25年転職】面接官が教える「千葉銀行」の面接対策
千葉県最大手の金融機関であり、地方銀行トップクラスの資産規模・収益力を誇る千葉銀行に入行を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。
応募者は事前にどのような面接の対策をしたらよいのでしょうか?
千葉銀行に入行を希望する人がぜひとも知っておきたい面接に関する情報や、ノウハウというものがあります。
千葉銀行の面接では、求める人材をよく理解した上で、課題解決力や行動力、チームワーク力の中から自分の強みを選んでアピールすることが大切です。
一方、面接で志望動機を語るためには、競合他社と比べてなぜ千葉銀行なのか答えられなければいけません。
千葉県への愛情も語ることが大切です。
これら以外にも千葉銀行の面接を受けるにあたって大切なポイントがあります。
本ブログでは、面接官である筆者が、千葉銀行の採用情報とともに、面接で必ず訊かれる自己PRや志望動機の受け答えなどについてその対策を解説していきます。
さらに面接に臨むうえで必要な知識として、千葉銀行の会社に関する情報を載せています。
面接対策は、自己分析や企業研究の段階から既にはじまっています。
自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシート(就活)、職務経歴書(転職)を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。
就活中の学生や転職希望者は、本サイト「キャリア育みファーム」を読んでいただければ、自己分析・企業研究の段階からスムーズに選考・面接対策ができるようになります。
さらに、絶対の自信を持って臨みたい方には、「就活面接必勝法」・「転職面接必勝法」を用意しております。
千葉銀行の求める人材
千葉銀行はどのような人材を求めているのでしょうか?
ホームページにある新卒採用情報サイトには、求める人物像が載っています。
求める人物像
グループ人材育成方針として「共に走り続ける人に。」を掲げるちばぎんグループでは、考え抜き、自分の強みを持ち、仲間を増やせる人を求めています。
01 考え抜ける人
何事も自ら考え抜き、行動や挑戦ができる人
02 自分の強みを持つ人
自分なりの強みや専門性を持てる人
03 仲間を増やせる人
人と繋がりながら成し遂げられる人
また、新卒採用サイトにある「人材育成・キャリア」には、求める人物像のベースとなる「ちばぎんグループの人材育成」が載っています。
そこには、『多様な専門家が集まり新しい価値を創出することを目指し、職員一人ひとりが「お客さまや地域、仲間と一緒に走り続けるパートナーになってほしい」という思いから、「共に走り続ける人に。」という人材育成方針を制定しました。』と記しています。
以上から、千葉銀行の求める人材は次のような人と考えます。
- 新しい価値を創出するために何事も自ら考え抜き、行動や挑戦ができる人
- 自分なりの強みや専門性を持てる人
- 人と繋がりながら成し遂げられる人
求める人材は、面接で自己PRをするときの参考としてぜひとも知っておいてください。
千葉銀行の新卒採用情報について【就活】
はじめに千葉銀行の新卒採用情報について以下に記します。
千葉銀行は、グループ会社(ちばぎん証券株式会社、ちばぎんリース株式会社、ちばぎんコンピューターサービス株式会社)を含めた一体採用を行っています。
- 募集職種・コース
募集職種は、総合職とエリア総合職です。
エリア総合職は、転居を伴う異動がありません。
コースは、オープンコース、デジタルコース、マーケットコース、エンジニアコースの4コースあります。
オープンコースは、銀行業務全般に従事します。
デジタルコースは、デジタル関連や商品・サービスの企画開発部門での業務に従事します。
マーケットコースは、マーケット関連部門(海外店含む)での業務に従事します。
エンジニアコースは、初任店がちばぎんコンピューターサービス株式会社となり、ソフトウェア開発等のSE業務に従事します。
- 選考フロー
WEBエントリー→エントリーシート→適性検査→選考会の予約→面接(複数回)→内々定
- エントリーシート(25年卒)
自己PRに関すること
- 高校在学時の部活・クラブの内容をご記入ください。(10文字以下)
- 高校在学時の部活・クラブの具体的な活動をご記入ください。(20文字以下)
- 大学在学時の部活・サークルの内容をご記入ください。(10文字以下)
- 大学在学時の部活・サークルの具体的な活動をご記入ください。(20文字以下)
- ゼミ・専攻の内容をご記入ください。(10文字以下)
- ゼミ・専攻の具体的な活動をご記入ください。(20文字以下)
- アルバイトの内容をご記入ください。(10文字以下)
- アルバイトの具体的な活動をご記入ください。(20文字以下)
- 趣味をご記入ください。(20文字以下)
- 特技をご記入ください。(20文字以下)
志望動機に関すること
- 志望している企業を第四志望までご記入ください。
- 志望業務について第三希望までご記入ください。
- ○○業務を志望する理由をご記入ください。
- 面接
面接では求める人材にふさわしいかをみられます。学業・ゼミの研究内容の深掘りがあります。
自己PRに関すること
- 自己紹介・自己PRしてください
- 中学・高校の部活動は何をしていましたか
- 高校・大学の志望理由を教えてください
- 学生時代に頑張ったことを説明してください(はじめたきっかけ、役割、困難だったこと、それをどう乗り越えたか、注意したこと、学んだこと)
- 学業・ゼミの研究内容を説明してください
- サークル・部活動を話してください
- アルバイトは何をしていましたか(始めた理由)
- 学生時代に苦労したことは何ですか
- 挫折経験はありますか
- ストレス解消法はありますか
- 家族構成を教えてください
- 高校の部活は何ですか
- 大学を志望した理由は何ですか
- 残りの単位はどれくらいですか
- 周りからどのような人と言われますか
- 苦手な人はどんな人ですか、どのように対応しますか
- 長所と短所をエピソードとともに教えてください、短所をどう克服しますか
- 趣味は何ですか
- 健康面で配慮することはありますか
- 最近気になったニュースは何ですか
志望動機に関すること
- 就活の軸は何ですか
- なぜ銀行業界を志望しますか
- なぜ千葉銀行を志望しますか
- 千葉銀行のイメージを教えてください
- メガバンク、政府系金融機関、その他地銀(横浜銀行)と比べてなぜ千葉銀行ですか
- メガバンクと地銀の違いはなんだと思いますか
- 千葉銀行の強みと弱みは何だと思いますか
- 入行後どのような仕事をしたいですか
- キャリアプランを教えてください
- 営業はノルマがあるが、覚悟はありますか
- 仕事で上手くいかない時はどうしますか
- 仕事で合わない人がいたらどうしますか
- 運転免許は持っていますか
- 他社の応募状況と千葉銀行の志望度を教えてください
- 採用人数
19年度入行実績 195名(総合職114名 エリア総合職81名)
20年度入行実績 214名(総合職161名 エリア総合職53名)
21年度入行実績 200名
22年度入行実績 174名
23年度入行実績 189名
24年度入行実績 241名(グループ3社合計)
- 24年新卒入社大学別就職者数
国公立大:
一橋大1、筑波大4、千葉大16、都立大1、横浜国大1、横浜市大1、他
私立大:
早稲田大8、慶応大5、上智大3、明治大19、青山学院大9、立教大10、中央大3、法政大23、学習院大16、成蹊大6、成城大4、武蔵大3、明治学院大3、国学院大1、日本大21、東洋大16、駒沢大5、専修大5、東京理科大1、東京女子大3、日本女子大4、大妻女子大2、共立女子大5、昭和女子大2、千葉工大5、関西大1、他
以上は大学院修了者を含みます。
※サンデー毎日(2024年9月1日号)参照
- 学歴フィルター
首都圏の私立大学出身者が多いようです。学歴フィルターは特にないと考えます。
面接攻略の考え方【就活】
就活の面接では自己PRと志望動機を必ず訊かれます。
よってそれらの答えをあらかじめ準備する必要があります。
以下の自己PRと志望動機のヒントを参考にしてまとめてください。
- 面接時の自己PRのヒント
■課題解決力と行動力、チームワーク力の三つの能力のうち二つを自分の中から探してアピールする
千葉銀行の求める人材は、課題解決力、行動力、チームワーク力の3つの能力を持つ人です。
上記の求める人材にあるように、千葉銀行は、「新しい価値を創出するために何事も自ら考え抜き、行動や挑戦ができる」「人と繋がりながら成し遂げられる」人を求めています。
求める人材と、課題解決力、行動力、チームワーク力の関係は次の通りです。
「新しい価値を創出するために何事も自ら考え抜き、行動や挑戦ができる」は、課題解決力と行動力を表しています。
「人と繋がりながら成し遂げられる」は、チームワーク力を表しているのではないでしょうか。
以上の三つの能力を千葉銀行は求めています。
これらは、「このような人材になってもらいたい」との理想の姿と考えましょう。
学生がこれら全てを持っているとアピールする必要はありません。
面接では、学生時代において最も力を入れたことを伝える中で課題解決力・行動力・チームワーク力のうちから二つを自分の中で探してアピールしましょう。
- 課題解決力なら、課題を発見し、既存の発想にとらわれず新しい解決法を考えて、解決のための計画づくりができるということです。
- 行動力なら、課題の解決に向けて周囲に働きかけながら粘り強く取り組めるということです。
- チームワーク力なら、チームのなかで自分の役割を理解し、メンバーの意見も尊重しながら活動を進めることができるということです。
力を入れたことは学業、クラブ・サークル活動、アルバイト、ボランティア活動などなんでも良いのです。
これらの活動の中で、いずれかの能力を発揮したことを具体的に説明してください。
そこで自分が身につけたことを伝えられるとなお良いです。
但し、千葉銀行は採用するすべての人に課題解決力や行動力、チームワーク力を求めているわけではありません。
自分の最も伝えたい能力が他にあるなら、面接においてその能力を上手に説明してください。
■自分なりの強みや専門性を持っていることを説明できるようにする
千葉銀行は、「自分なりの強みや専門性を持てる」人も求めています。
これについては、学生時代において最も力を入れたことや、学業・ゼミでの研究内容を説明するときに自分なりの強みや専門性が面接官に伝わるような説明を行ってください。
強みや専門性は、他者と比べて特別に優れているものでなくてもかまいません。あくまで「自分として」優れていると考えていればかまいません。
- 面接時に志望動機を語るヒント
■なぜ銀行を選ぶのか明確に伝える
銀行とは何か、銀行業界を取り巻く環境や、銀行業界の仕事についての基本は、ブログ記事「【2025年】銀行業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を参照ください。
銀行はこれまで、預金・貸付・為替が3大業務でした。しかし、投資信託や保険商品などの手数料が収益の柱になり、経営・事業支援業務や個人向け資産運用コンサルティングも手掛けるようになりました。
海外事業向けサービスも拡大しています。
まずは、銀行業務の事業構造が変わってきていることを理解してください。
さらに、フィンテックと呼ばれる技術革新が進行中であり、フィンテックが事業モデルや仕事のあり方を変えてしまう可能性があることも理解してください。
マニュアルに書いてある通りに行う仕事は自動化されます。行員は顧客との折衝や、より創造的な仕事を行うようになるでしょう。
このような変化の中で、銀行業務に興味があることを伝えられるとよいでしょう。
■なぜ千葉銀行を選ぶのかを明確に伝える
千葉銀行のパーパス・ビジョン、事業内容、中期経営計画などから感じたことをまとめてください。
そのなかで、自分が共感できることが千葉銀行を選んだ志望動機になります。
また、千葉銀行と競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。
千葉銀行を志望する人は、金融業界に興味がある人であり、千葉銀行と並行して地元の京葉銀行や千葉興業銀行などにも応募する人が多いことと思います。
また、メガバンクやりそなホールディングスなどにも興味がある人もいるかも知れません。
たとえ千葉銀行が第一志望でなくても、競合先と比較し、なぜ千葉銀行なのかを質問されたときにしっかり答えられなくてはなりません。
千葉銀行や他の競合金融機関を訪れて、その違いを肌で感じることも有効です。
■千葉銀行でやりたい仕事を明確に伝える
千葉銀行に入行後、多くの人は営業店に配属となり、ジョブローテーションにより、法人営業、個人営業(資産運用)、相談窓口業務、融資管理業務、ローン業務など一通りの銀行の基本的業務を経験します。
そして基本的業務を習得後、本人の適性、スキル等に応じて本部や営業店でさまざまな業務を担当することになります。
銀行の基本的業務を習得した後で、やりたい仕事は何か、なぜその仕事をやりたいのかを説明できるようにしてください。
さらに、やりたい仕事で活かせる能力やスキルがあればそれを伝えてください。
■千葉県への愛情を語る
千葉銀行は「ビジョン」において、「地域に寄り添う エンゲージメントバンクグループ」をうたっています。
千葉銀行は基本的に千葉県を営業地盤とする金融機関です。
千葉県全域にネットワークを広げ、企業や住民、行政機関などとの取引や関係構築などを通じて、地域・産業を金融面から支え、地域経済の活性化に貢献するという社会的使命を担っています。
これらを推進するためには、千葉県が好き、千葉県とともに成長したい人が必要です。
千葉県がこのように好きだと言えるように、地域のことを学びましょう。
■千葉銀行の志望順位、他社の応募状況を答えられるようにする
志望順位については、迷わず第一志望です、と答えましょう。
他社の応募状況を聞かれたら、金融業界志望なら「同じ業界に応募中です」と伝えても構わないと思います。
それ以外なら「〇〇業界にも興味があり応募しています」と答えてください。
この場合まったくの異業種であれば、なぜそこに応募したのか答えられるようにしてください。
以上、千葉銀行の採用情報と面接攻略の考え方を説明しました。
特に面接は複数回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。
また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい就活生のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの就活面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。
本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。
面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】
千葉銀行は千葉県最大手の金融機関であり、東京都や埼玉県、茨城県、大阪府にも店舗を持ち、海外にも支店や駐在員事務所があります。
このような千葉銀行の面接を攻略するためには、まず銀行業界を取り巻く環境を理解することと、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
ブログ記事「【2025年】銀行業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。
続いて、千葉銀行とはどのような銀行なのかを理解することも面接準備には必須です。
千葉銀行のパーパス・ビジョン、会社概要、中期経営計画など面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
これら以外にも千葉銀行のホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。
本記事の後半で千葉銀行のホームページから得た基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。
千葉銀行の面接攻略のまとめ【就活】
千葉銀行に入行を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?
千葉銀行が採用したい人材は、「新しい価値を創出するために何事も自ら考え抜き、行動や挑戦ができる」「自分なりの強みや専門性を持てる」「人と繋がりながら成し遂げられる」人です。
面接では、求める人材かどうかを判断されます。
面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。
- 課題解決力と行動力、チームワーク力の三つの能力のうち二つを自分の中から探してアピールする
- 自分なりの強みや専門性を持っていることを説明できるようにする
面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- なぜ銀行を選ぶのか明確に伝える
- なぜ千葉銀行を選ぶのか明確に伝える
- 千葉銀行でやりたい仕事を明確に伝える
- 千葉県への愛情を語る
- 千葉銀行の志望順位、他社の応募状況を答えられるようにする
面接を攻略するためには、まずは銀行業界を取り巻く環境を理解すると同時に、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
また、千葉銀行とはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。
千葉銀行の会社に関する知識など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも参考にしてください。
千葉銀行の中途採用情報について【転職】
続いて千葉銀行の転職面接について解説していきます。
はじめに千葉銀行のキャリア(中途)採用情報について以下に記します。
- 募集職種
千葉銀行は転職の希望者を対象とした中途採用を行っています。
社内に必要な能力やスキルを持つ人が足りないと思われる職種を募集していますので、応募にあたっては即戦力としての経験や専門性が問われます。
現時点でどのような職種を募集しているか、詳細は、千葉銀行のホームページにあるキャリア採用情報をご覧ください。
ちなみに2024年10月現在、IT・DX、金融企画・戦略、市場部門、法人営業、リテール営業、リスク管理・コンプライアンス・監査部門、その他の求人があります。
また、リファラル採用募集も行っています。
- 選考フロー
エントリー(履歴書・職務経歴書)→書類選考→面接(2回)→内定
- 面接
面接では、求める人材にふさわしい人物かどうかを判断されます。現職(前職)の仕事内容を深掘りされると考えてください。
自己PRに関すること
- 自己紹介してください
- 現職(前職)の仕事内容を説明してください
志望動機に関すること
- 千葉銀行を志望する理由は何ですか
- 応募する業務でやりたいことは何ですか
退職理由に関すること
- 現職(前職)を退職する理由を教えてください
面接攻略の考え方【転職】
転職の面接では自己PRと志望動機、退職理由を必ず訊かれます。
それらについて的確に答えるための準備をしてください。
以下の自己PRと志望動機、退職理由のヒントが参考になります。
- 面接時の自己PRのヒント
■課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
千葉銀行の求める人材は、課題解決力、行動力、チームワーク力の3つの能力を持つ人です。
上記の求める人材にあるように、千葉銀行は、「新しい価値を創出するために何事も自ら考え抜き、行動や挑戦ができる」「人と繋がりながら成し遂げられる」人を求めています。
求める人材と、課題解決力、行動力、チームワーク力の関係は次の通りです。
「新しい価値を創出するために何事も自ら考え抜き、行動や挑戦ができる」は、課題解決力と行動力を表しています。
「人と繋がりながら成し遂げられる」は、チームワーク力を表しているのではないでしょうか。
以上の三つの能力を千葉銀行は求めています。
これら三つの能力のうち、中途採用は即戦力を求めているので、仕事のアウトプットに直結する課題解決力と行動力をアピールすることが有効です。
(チームワーク力について質問された場合には、その力もあることを、例をあげて答えられるようにしておいてください。)
転職の面接では、現職(前職)において、応募書類だけでは説明しきれない仕事ぶりを説明してください。
仕事の中で、目標達成に向けて課題を見つけ、解決のためにこれまでの考えにとらわれない新しい対策を立案し、関係者を巻き込んで粘り強く遂行した経験があれば、それを説明してください。
さらに職務を遂行するさいに困難だったこと、困難をどのように乗り越えて、成果を上げたかを伝えてください。
最後に、千葉銀行で活かせる身につけた知識や、スキルを語ってください。
もし上記の能力について乏しい場合は、自分の最も伝えたい能力を面接で上手に説明して、間接的にでも募集業務に役立つことを伝えましょう。
■応募職種の専門知識を答えられるように準備する
千葉銀行の中途採用の募集では、募集職種毎に必要な応募資格が定められています。
金融機関経験者は、金融業界や銀行業界の専門知識は当然のこととして、応募職種の専門知識をどれだけ持っているか確認されます。
金融機関で働いたことがない応募者は、銀行業界の基礎知識と、応募職種の専門知識をどれだけ持っているか確認されるでしょう。
よってそれらの専門的な知識とか、直近のニュースで話題になった金融、銀行業界に関することで質問があれば答えられるようにしましょう。
- 面接時に志望動機を語るヒント
■なぜ千葉銀行を選ぶのか明確に伝える
千葉銀行のパーパス・ビジョン、事業内容、中期経営計画などから感じたことをまとめてください。
そのなかで、自分が共感できることが千葉銀行を選んだ志望動機になります。
また、千葉銀行と競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。
千葉銀行を志望する人は、千葉銀行と並行して地元の金融機関やメガバンクなどにも応募する人が多いことと思います。
たとえ千葉銀行が第一志望でなくても、競合先と比較しなぜその千葉銀行なのかを質問されたときに、しっかり答えられなくてはなりません。
千葉銀行や他の競合金融機関を訪れて、その違いを肌で感じることも有効です。
■応募職種を選んだ理由とやりたい仕事を明確に伝える
中途採用の応募者は、千葉銀行で応募職種を選んだ理由、どのような仕事をやりたいかとその理由をしっかりと説明する必要があります。
応募者が応募職種を希望する主な理由は、現職(前職)で培った自分の経験や能力、スキルが千葉銀行で活かせることだと思います。
ですから、現職(前職)の職務内容と使える能力やスキルなどを説明し、採用されたらやりたい仕事で貢献できることを伝えてください。
- 転職面接時に退職理由を語るヒント
■面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする
「なるほど、そのような前向きな理由があって退職したのですね」と面接官に納得してもらえる内容を説明しましょう。
間違っても上司と合わないとか、労働条件が悪いなどというネガティブな理由を言わないでください。
例えば、現職(前職)では、自分の持つ能力、スキルをこれ以上向上させることが難しく、キャリアアップのために転職を考えたというような言い方です。
以上、千葉銀行の中途採用情報と転職面接攻略の考え方を説明しました。
特に面接では自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。
また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい転職希望者のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの転職面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。
本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。
面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【転職】
千葉銀行の面接を攻略するためには、まず銀行業界を取り巻く環境を理解することと、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。(金融機関に勤務の人はご存知のことと思いますが)
ブログ記事「【2025年】銀行業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。
続いて、千葉銀行とはどのような銀行なのかを理解することも面接準備には必須です。
千葉銀行のパーパス・ビジョン、会社概要、中期経営計画など面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
これら以外にも千葉銀行のホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。
本記事の後半で千葉銀行のホームページから得た基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。
千葉銀行の面接攻略のまとめ【転職】
千葉銀行に入行を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?
千葉銀行が採用したい人材は、「新しい価値を創出するために何事も自ら考え抜き、行動や挑戦ができる」「自分なりの強みや専門性を持てる」「人と繋がりながら成し遂げられる」人です。
面接では、求める人材かどうかを判断されます。
面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。
- 課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
- 応募職種の専門知識を答えられるように準備する
面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- なぜ千葉銀行を選ぶのか明確に伝える
- 応募職種を選んだ理由とやりたい仕事を明確に伝える
面接で退職理由を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- 面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする
面接を攻略するためには、まずは銀行業界を取り巻く環境を理解すると同時に、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
また、千葉銀行とはどのような銀行なのかを理解することも面接準備には必須です。
千葉銀行の会社に関する知識など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも参考にしてください。
千葉銀行を志望するときに知っておきたい社風
千葉銀行を応募するにあたり知っておきたい社風について以下に記します。
- 産休・育休も取りやすく女性が仕事を続けやすいです。
- 銀行内でのイベントも盛んで、多店舗の行員とも交流を深める機会があります。
- 時間外労働の削減に取り組んでおり、フレックスタイムも導入されています。有休も必ず取得するようになっています。
- 日本の企業特有の少し古い体質が残っています。
面接で語る志望動機を作る際、社風をよく知っていることが大切です。
千葉銀行の会社概要
ここからは千葉銀行の会社概要を説明します。面接において志望動機を語る上で役に立ちます。
- 千葉銀行は1943年に千葉合同銀行、小見川農商銀行、第九十八銀行が合併して誕生しました。その後他行の吸収合併や営業譲渡を経て現在に至っています。
- 国内に181拠点(千葉158,東京15,茨城4,埼玉3,大阪1)、海外に6拠点を配置しています。(2024年3月末)
- 千葉県の預金シェアは28.5%、貸出金シェアは40.5%と一位です。(2023年3月末)
- 地銀10行の広域連携である「TSUBASAアライアンス」に参加しています。
また、首都圏に隣接する地銀同士が課題やノウハウを共有することで付加価値の高いサービスを提供するため、武蔵野銀行との包括提携である、「千葉・武蔵野アライアンス」を連携しています。
横浜銀行と営業部門を中心とした「千葉・横浜パートナーシップ」を結び、先進的なサービスや新事業を創出しています。
2022年10月にはソニー銀行との業務提携を発表しています。
- 2024年3月期の経営数字は次の通りです。
資本金は、1,450億円です。
従業員数は、3,982人です。
総資産は、21兆2,272億円です。
総預金残高は、15兆9,516億円です。
貸出金残高は、12兆7,680億円です。
連結業務粗利益は、1,682億円です。
連結経常利益は、860億円です。
連結当期純利益は、624億円です。
自己資本比率は連結で16.26%と国内基準の4%を大きく上回っています。
信用格付けについて、スタンダード&プアーズは「A―」,ムーディーズは「A1」、格付投資情報センターは「AA-」と安全性について高い評価がされています。(2024年10月)
面接で志望動機を語るさいは、地域密着経営と経営の安定性について取り上げるのもよいでしょう。
千葉銀行のパーパス・ビジョン
千葉銀行のパーパス・ビジョンについて紹介します。
面接では「パーパスを知っていますか」と質問されることもあるかも知れません。覚えておくと良いでしょう。パーパス
一人ひとりの思いを、もっと実現できる地域社会にする
ビジョン
地域に寄り添う エンゲージメントバンクグループ
千葉銀行の中期経営計画
千葉銀行は、第15次中期経営計画「エンゲージメントバンクグループ ~フェーズ1~」(2023年度~2025年度)を策定し推進中です。その概要を紹介します。
- 取組指針
「お客さま中心のビジネスモデルの進化」
- 基本方針・価値創出の基盤
3つの「基本方針」のもと顧客サービスの向上を図り、それを支える5つの「価値創出の基盤」を強化します。
- 基本方針
方針Ⅰ:最高の顧客体験の創造
さまざまなデータを活用し、パーソナライズした提案と、リアル・リモート・デジタルの最適なチャネルを提供
方針Ⅱ:既存事業の質の向上
顧客の課題を解決するため、ソリューションの質をより一層向上
方針Ⅲ:新たな価値の提供
新たな事業領域への参入により、顧客にこれまでにない価値を提供
- 価値創出の基盤
基盤Ⅰ:DX(デジタルトランスフォーメーション)
DX推進体制の強化と、人材・新技術活用・サイバーリスク管理の高度化
基盤Ⅱ:GX(グリーントランスフォーメーション)
地域の脱炭素を主導する取組み強化
基盤Ⅲ:アライアンス
他行連携や異業種連携を通じた価値提供能力向上
基盤Ⅳ:人的資本
最重要経営資本である「人材」への積極投資による人材育成強化
基盤Ⅴ:グループ・ガバナンス
持株会社体制に相当するグループ一体経営に向けたグループ・ガバナンス高度化
- 基本方針
- 主要計数項目(2026年3月期目標)
- 連結ROE(株主資本ベース):7%台半ば
- 親会社株主に帰属する当期純利益:750億円
- 連結業務純益:1,200億円
- 連結普通株式等TierI比率:10.5%~11.5%
- 連結OHR:45%程度
- 2030年度に目指す水準
- 連結ROE(株主資本ベース):8%程度
- 親会社株主に帰属する当期純利益:1,000億円
面接で自己PRや志望動機を語るさいは、中期経営計画を理解しておくことが大切です。