【23卒/22年転職】面接官が教える「足利銀行」の面接対策

栃木県最大手の金融機関であり、常陽銀行と共に金融持株会社の、めぶきフィナンシャルグループ傘下の足利銀行に入行を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。
応募者は事前にどのような面接の対策をしたらよいのでしょうか?
足利銀行に入行を希望する人がぜひとも知っておきたい面接に関する情報や、ノウハウというものがあります。
足利銀行の面接では、求める人材をよく理解した上で、特に行動力とチームワーク力をアピールすることが大切です。
人に対し、笑顔で誠実に接することができることも伝えてください。
また、面接で志望動機を語るためには、競合他社と比べてなぜ足利銀行なのか答えられなければいけません。
これら以外にも足利銀行の面接を受けるにあたって大切なポイントがあります。
本ブログでは、面接官である筆者が、足利銀行の採用情報とともに、面接で必ず訊かれる自己PRや志望動機の受け答えなどについてその対策を解説していきます。
さらに面接に臨むうえで必要な知識として、足利銀行の会社に関する情報を載せています。
面接対策は、自己分析や企業研究の段階から既にはじまっています。
分析した結果を基に、就活生はエントリーシート、転職希望者は職務経歴書を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げる必要があります。
就活中の学生や転職の希望者は、本ブログを読むことで自己分析・企業研究の段階からスムーズに選考・面接対策ができるようになります。
足利銀行の求める人材
足利銀行はどのような人材を求めているのでしょうか?
ホームページにある「行動指針」には、行員に対して次のような行動を求めています。
- お客さま志向
「お客さま中心」
お客さまのことを思い、お客さまのために行動する
「笑顔・誠実」
お客さまには、親しみある態度や笑顔で、誠実に接する
「満足の追求」
お客さまの求めるものを、求めるときに提供する
- 当事者意識
「地道・着実」
うそやごまかしのない、地道で着実な仕事をする
「率先垂範」
自ら進んで学び、考え、行動する
「共通理解」
独り善がりに陥ることなく、広く理解を得る
ここから見えてくる求める人材は次のような人と考えられます。
- お客さまのために、お客さまの求めるものを提供する
- お客さまには笑顔で誠実に接する
- 仕事は地道に着実に、率先垂範して行動する
- 独り善がりではなく、広く関係者の理解を得る
求める人材は、面接で自己PRをするときの参考としてぜひとも知っておいてください。
足利銀行の新卒採用情報について【就活】
はじめに足利銀行の新卒採用情報について以下に記します。
- 募集職種
募集職種は、普通銀行業務で、総合行員、エリア総合行員、一般職行員とわかれています。
総合行員は、営業エリア内の本支店で銀行業務を行います。
エリア総合行員は、銀行業務を行いますが、実家から通勤可能な範囲内の拠点勤務となり、転居を伴うことはありません。
一般職行員は、主に事務処理業務を担当し、実家から通勤可能な範囲内の拠点勤務となり、転居を伴うことはありません。
- 選考フロー
WEBエントリー→エントリーシート→筆記試験→面接(複数回)→内定
- エントリーシート(22年卒)
自己PRに関すること
- あなたが今までで一番熱中したこと、およびその理由を教えてください(400字以下)
- 卒業論文や特に力を注いだ授業科目など、研究課題または重点をおいた科目について入力してください(150字以下)
- あなたの長所や特徴について入力してください(150字以下)
- あなたの将来にわたっての夢や目標について教えてください(400字以下)
志望動機に関すること
- 志望理由を入力してください(400字以下)
- 面接
面接では求める人材にふさわしいかどうかを判断されます。
自己PRに関すること
- 学生時代に力を入れたことは何ですか
- これまでで一番の挫折経験を教えてください
- これまでで一番苦労した経験を教えてください
- リーダーシップを発揮した経験を教えてください
- 人とコミュニケーションをとるときのあなたの考えを教えてください
志望動機に関すること
- なぜ金融業界を志望し、その中でなぜ地方銀行を志望しますか
- なぜ足利銀行を志望しますか
- 入行後やってみたい仕事は何ですか
- 最近1か月の中で、足利銀行に関するニュースに触れましたか
- 足利銀行の志望順位と他社の応募状況を教えてください
- 採用人数
19年度入行実績 101名(総合・エリア総合行員87名 一般職行員14名)
20年度入行実績 81名(総合・エリア総合行員81名 一般職行員0名)
21年度入行実績 74名(総合・エリア総合行員74名 一般職行員0名)
22年度入行計画 前年並み
- 学歴フィルター
栃木県出身者で県外の大学に進学した学生や、栃木県の大学出身者が多いようです。
学歴フィルターは特にないと考えます。
面接攻略の考え方【就活】
就活の面接では自己PRと志望動機を必ず訊かれます。
よってそれらの答えをあらかじめ準備する必要があります。
以下の自己PRと志望動機のヒントを参考にしてまとめてください。
- 面接時の自己PRのヒント
■行動力とチームワーク力を自分の中で探してアピールする
足利銀行は、特に行動力とチームワーク力を求めていると考えられます。
足利銀行の求める人材は、「仕事は地道に着実に、率先垂範して行動する」「独り善がりではなく、広く関係者の理解を得る」人です。
ここで、「仕事は地道に着実に、率先垂範して行動する」ことは、行動力を表しています。
また、「独り善がりではなく、広く関係者の理解を得る」ことはチームワーク力を表しています。
足利銀行が傘下にあるめぶきフィナンシャルグループは、2020年1月に基幹システムを統合しました。
足利銀行は、統合を契機に構造改革を進め、捻出した経営資源は、コンサルティング営業やIT分野へと投入し、地域とともに成長するビジネスモデルを構築しようとしています。
これらを推進するために、行動力とチームワーク力のある人が求められているのではないでしょうか。
面接では、学生時代において力を入れたことを伝える中で、行動力とチームワーク力をアピールしましょう。
力を入れたことは勉強、クラブ活動、アルバイト、ボランティア活動などなんでも良いです。
最も力を入れたことは何か、目標達成に向けてどのような困難があり、それをどのように乗り越えて、どのような成果をあげたかを説明できるようにしてください。
さらに一緒に取り組んだメンバーがいたら、自分の役割と、目標達成のためにメンバーとどのように協力し合ったか、メンバーの意見を尊重するなかで、どのように自分の考えを理解してもらったかなど、チームの中での円満な人間関係に努力したエピソードを探し出して語ってください。
但し、足利銀行は採用するすべての人に行動力とチームワーク力を求めているわけではありません。
自分の最も伝えたい能力が他にあるなら、面接でその能力を上手に説明してください。
■明るく、誠実に接することができることを説明する
足利銀行は、「お客さまのために、お客さまの求めるものを提供する」「お客さまには笑顔で誠実に接する」ことも求めています。
- 銀行の、特に窓口事務や渉外担当者は、お客様と直接お会いするなかで要望を聞き、お客さまの期待に応えることが求められます。
お客様の期待に誠実に応えれば、お客様は満足すると同時に、足利銀行への信頼感も増します。
ホームページでは、後方事務の方が、全ての基本は「お客様に誠意をつくす」ことであると述べています。
また、カスタマ―アドバイザーの方は「お客様と(誠実に)向き合う」ことを語っています。
面接では、学生時代において最も力を入れたことを伝える中で、関係する人達に対して誠実に対応したことがわかるような説明を行ってください。
- 一方、足利銀行のお客様は地元の企業や、商店、支店の近くに住むご近所の方々が中心です。
窓口事務や渉外担当者は、普段着のお客様の要望に応えるために、上手にコミュニケーションをとる必要があります。
そのためには笑顔で接することが基本です。
面接では、努めて明るく、笑顔を見せてください。
- 銀行の、特に窓口事務や渉外担当者は、お客様と直接お会いするなかで要望を聞き、お客さまの期待に応えることが求められます。
- 面接時に志望動機を語るヒント
■なぜ銀行を選ぶのか明確に伝える
銀行とは何か、銀行業界を取り巻く環境や、銀行業界の仕事についての基本は、ブログ記事「【2022年】銀行業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を参照ください。
地域銀行は、地方創生活動も積極的に行っています。
まずは、銀行業務の事業構造が変わってきていることを理解してください。
さらに、フィンテックに代表される金融デジタライゼーションが進行中であり、事業モデルや仕事のあり方を変えてしまう可能性があることも理解してください。
マニュアルに書いてある通りに行う仕事は自動化され、行員は顧客との折衝や、より創造的な仕事を行うようになると考えられます。
このような変化を理解したうえで、自分は金融・銀行業について興味があることを伝えられるとよいでしょう。
■なぜ足利銀行を選ぶのか明確に伝える
足利銀行の企業理念、事業内容、中期経営計画などから感じたことをまとめてください。
そのなかで、自分が共感できることが足利銀行を選んだ志望動機になります。
また、足利銀行と競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。
足利銀行を志望する人は、金融業界に興味がある人であり、足利銀行と並行して地元の栃木銀行や他の金融機関などにも応募する人が多いことと思います。
仮に足利銀行が第一志望でなくても、競合先と比較しなぜその足利銀行なのかを質問されたときに、しっかり答えられなくてはなりません。
足利銀行や他の競合金融機関を訪れて、その違いを肌で感じることも有効です。
■足利銀行でやりたい仕事を明確に伝える
足利銀行に入行後、多くの人は最初に窓口事務や渉外担当として営業店の最前線で働くことと思います。
そのうえで、将来やりたい仕事は何か、なぜその仕事をやりたいのかを説明してください。
さらに、やりたい仕事で活かせる能力やスキルがあればそれを伝えてください。
■栃木県への愛情を語る
足利銀行は基本的には栃木県密着型の金融業であり、地元経済に大きな影響力を持っています。
栃木県の企業や住民、行政機関などとの取引や関係構築などを通じて、栃木県全域に営業ネットワークを張っています。
なので、栃木県の発展が足利銀行の発展につながります。
栃木県がこのように好きだと言えるように、地域のことを学びましょう。
■足利銀行の志望順位、他社の応募状況を答えられるようにする
志望順位については、迷わず第一志望です、と答えましょう。
他社の応募状況を聞かれたら、金融業界志望なら「同じ業界に応募中です」と伝えても構わないと思います。
それ以外なら「〇〇業界にも興味があり応募しています」と答えてください。この場合まったくの異業種であれば、なぜそこに応募したのか答えられるようにしてください。
以上、足利銀行の採用情報と面接攻略の考え方を説明しました。
特に面接は複数回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。
また、さらに面接対策を完全にしたい就活生のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの就活面接必勝法」の販売も行っています。
本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。
面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】
足利銀行は栃木県最大手の金融機関であり、栃木県を中心に福島県や、北関東の群馬県、茨城県及び埼玉県、東京に店舗を配置しています。
このような足利銀行の面接を攻略するためには、まず銀行業界を取り巻く環境を理解することと、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
ブログ記事「【2022年】銀行業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。
続いて、足利銀行とはどのような銀行なのかを理解することも面接準備には必須です。
足利銀行の会社概要、企業理念、めぶきフィナンシャルグループの中期経営計画など面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
これら以外にも足利銀行のホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。
本記事の後半で足利銀行のホームページから得た基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。
足利銀行の面接攻略のまとめ【就活】
足利銀行に入行を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?
足利銀行が採用したい人材は、「お客さまのために、お客さまの求めるものを提供する」 「お客さまには笑顔で誠実に接する」「仕事は地道に着実に、率先垂範して行動する」 「独り善がりではなく、広く関係者の理解を得る」人です。
面接では、求める人材かどうかを判断されます。
面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。
- 行動力とチームワーク力を自分の中で探してアピールする
- 明るく誠実に接することができることを説明する
面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- なぜ銀行を選ぶのか明確に伝える
- なぜ足利銀行を選ぶのか明確に伝える
- 足利銀行でやりたい仕事を明確に伝える
- 栃木県への愛情を語る
- 足利銀行の志望順位、他社の応募状況を答えられるようにする
面接を攻略するためには、まずは銀行業界を取り巻く環境を理解すると同時に、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
また、足利銀行とはどのような銀行なのかを理解することも、面接準備には必須です。
足利銀行の会社に関する知識など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
以下のリンクも参照ください。
足利銀行の中途採用情報について【転職】
続いて足利銀行の転職面接について解説していきます。
はじめに足利銀行の中途採用情報について以下に記します。
- 募集職種
足利銀行は転職の希望者を対象とした中途採用を行っています。
社内に必要な能力、スキルを持つ人が足りないと思われる業務を募集しています。
なので、応募にあたっては募集職種の業務経験のある人を対象としています。
現時点でどのような職種を募集しているか、詳細は、足利銀行のホームページにある中途採用情報をご覧ください。
ちなみに、2021年10月現在、本部スタッフの求人があります。
- 選考フロー
日経転職版からからエントリー→一次選考(書類選考)→二次選考(面接:複数回)→内定
- 二次選考時に履歴書、志望理由書を持参します。
- 面接
面接では、求める人材にふさわしい人物かどうかを判断されます。
現職(前職)の仕事内容の深掘り、なぜ足利銀行を志望するか、現職(前職)を退職する理由などの質問が想定されます。
面接攻略の考え方【転職】
転職の面接では自己PRと志望動機、退職理由を必ず訊かれます。
それらについて的確に答えるための準備をしてください。
以下の自己PRと志望動機、退職理由のヒントが参考になります。
- 面接時の自己PRのヒント
■行動力とチームワーク力を自分の中で探してアピールする
足利銀行は、特に行動力とチームワーク力を求めていると考えられます。
足利銀行の求める人材は、「仕事は地道に着実に、率先垂範して行動する」「独り善がりではなく、広く関係者の理解を得る」人です。
ここで、「仕事は地道に着実に、率先垂範して行動する」ことは、行動力を表しています。
また、「独り善がりではなく、広く関係者の理解を得る」ことはチームワーク力を表しています。
足利銀行が傘下にあるめぶきフィナンシャルグループは、2020年1月に基幹システムを統合しました。
足利銀行は、統合を契機に構造改革を進め、捻出した経営資源は、コンサルティング営業やIT分野へと投入し、地域とともに成長するビジネスモデルを構築しようとしています。
転職の面接では、現職(前職)において、履歴書や職務経歴書だけでは説明しきれない仕事ぶりを説明してください。
その中で、職務遂行のために困難だったことは何か、解決のためにどのように粘り強く職務を遂行したか、その結果と自分が身につけたことを語れるようにしてください。
また、一緒に取り組んだチームの中での自分の役割と、目標達成のためにメンバーとどのように協力し合ったか、メンバーの意見を尊重するなかで、どのように自分の考えを理解してもらったかなど、チームの中での円満な人間関係に努力したエピソードを探し出して、語ってください。
もし上記の能力について乏しい場合は、自分の最も伝えたい能力を面接で上手に説明して、間接的にでも募集職種に役立つことを伝えましょう。
■応募職種の専門的な知識を答えられるように準備する
足利銀行の中途採用では、募集職種の経験者に限定した募集となっています。
なので、金融業界や銀行業界の知識は当然のこととして、応募職種の専門知識をどれだけ持っているかの確認が想定されます。
よってそれらの専門的な知識とか、直近のニュースで話題になった金融・銀行業界に関することで質問があれば答えられるようにしましょう。
- 面接時に志望動機を語るヒント
■なぜ足利銀行を選ぶのか明確に伝える
足利銀行の企業理念、事業内容、中期経営計画などから感じたことをまとめてください。
そのなかで、自分が共感できることが足利銀行を選んだ志望動機になります。
また、足利銀行と競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。
足利銀行を志望する人は、足利銀行と並行して地元の他の金融機関にも応募する人が多いことと思います。
Uターン希望者は、地元の有力企業も視野に入っているかも知れません。
そのような競合先と比較しなぜ足利銀行なのかを質問されたときに、しっかり答えられなくてはなりません。
足利銀行や他の金融機関を訪れて、その違いを肌で感じることも有効です。
■足利銀行で何をしたいかを明確に伝える
中途採用の応募者は、足利銀行でどのような仕事をやりたいかをしっかりと説明する必要があります。
中途採用の応募者が応募職種を選んだ主な理由は、現職(前職)で培った自分の経験や能力、スキルが足利銀行で活かせることだと思います。
なので、現職(前職)の職務内容と使える能力やスキルなどを説明し、採用されたらやりたい仕事で貢献できることを伝えてください。
■栃木県への愛情を語る
足利銀行は基本的には栃木県密着型の地域金融機関であり、地元経済に大きな影響力を持っています。
栃木県の企業や住民、行政機関などとの取引や関係構築などを通じて、栃木県全域に営業ネットワークを張っています。
なので、栃木県の発展が足利銀行の発展につながります。
栃木県がこのように好きだと言えるように、地域のことを学びましょう。
- 転職面接時に退職理由を語るヒント
■面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする
「なるほど、そのような前向きな理由があって退職したのですね」と面接官に納得してもらえる内容を説明しましょう。
間違っても上司と合わないとか、労働条件が悪いなどというネガティブな理由を言わないでください。
例えば、現職(前職)では、自分の持つ能力、スキルをこれ以上向上させることが難しく、キャリアアップのために転職を考えたというような言い方です。
以上、足利銀行の中途採用情報と転職面接攻略の考え方を説明しました。
特に面接は複数回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。
また、さらに面接対策を完全にしたい転職希望者のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの転職面接必勝法」の販売も行っています。
本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。
面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【転職】
足利銀行の面接を攻略するためには、まず銀行業界を取り巻く環境を理解することと、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。(金融機関に勤務の人はご存知のことと思いますが)
ブログ記事「【2022年】銀行業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。
続いて、足利銀行とはどのような銀行なのかを理解することも面接準備には必須です。
足利銀行の会社概要、企業理念、めぶきフィナンシャルグループ中期経営計画など面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
これら以外にも足利銀行のホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。
本記事の後半で足利銀行のホームページから得た基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。
足利銀行の面接攻略のまとめ【転職】
足利銀行に入行を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?
足利銀行が採用したい人材は、「お客さまのために、お客さまの求めるものを提供する」「お客さまには笑顔で誠実に接する」「仕事は地道に着実に、率先垂範して行動する」「独り善がりではなく、広く関係者の理解を得る」人です。
面接では、求める人材かどうかを判断されます。現職(前職)の仕事内容の深掘りもされます。
面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。
- 行動力とチームワーク力を自分の中で探してアピールする
- 応募職種の専門的な知識を答えられるように準備する
面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- なぜ足利銀行を選ぶのか明確に伝える
- 足利銀行で何をしたいかを明確に伝える
- 栃木県への愛情を語る
面接で退職理由を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- 面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする
面接を攻略するためには、まずは銀行業界を取り巻く環境を理解すると同時に、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
また、足利銀行とはどのような銀行なのかを理解することも面接準備には必須です。
足利銀行の会社に関する知識など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
以下のリンクも参照ください。
足利銀行を志望するときに知っておきたい社風
足利銀行を受けるにあたり知っておきたい社風について以下に記します。
- 新入社員は仕事を覚えるまで大変ですが、覚えてしまえば責任感を持って働ける職場です。
- 有休は取得しやすい環境です。
- 支店では経験豊富なパート社員が多く、頼りになります。
- 女性は育児中時短勤務や育児休暇をとる人も多く、働きやすい環境です。
- 成果主義が徹底されており、できる営業担当にとってはモチベーションアップにつながります。
面接で語る志望動機を作る際、社風をよく知っていることが大切です。
足利銀行の会社概要
ここからは足利銀行の会社概要を説明します。面接において志望動機を語る上で役に立ちます。
- 足利銀行は、1895年に設立されました。その後、いくつかの銀行を吸収合併して発展していきます。
バブル崩壊後の経営不振により、2003年特別危機管理(一時国有化)開始が決定されました。
その後、2008年に足利銀行の受け皿となる金融持株会社の足利ホールディングスが設立され、特別危機管理が終了しました。
2016年に足利ホールディングスと常陽銀行が経営統合し、金融持株会社としてめぶきフィナンシャルグループを発足させ現在に至っています。
- めぶきフィナンシャルグループの総資産は、地方銀行としてふくおかフィナンシャルグループに次ぐ第二位となっています。(2020年度)
- 足利銀行は栃木県を中心に本支店、出張所を含めて143の店舗を構えています。海外にも香港、バンコクに駐在員事務所があります。
- 常陽銀行・足利銀行合算の栃木県内の預金シェアは36.0%、貸出金シェアは43.5%と金融機関中トップです。(2020年3月末)
- 「地域の未来を創造する総合金融サービスグループ」の実現に向けて、多様化する地域の顧客の課題解決に全力で取り組んでいます。
法人の顧客に対しては、事業課題の解決に向けた支援部署を設置し、個人向けには資産運用・資産承継などのコンサルティング業務を専門部署で行っています。
また、投資専門会社である「ウイング・キャピタル・パートナーズ」を設立し、多様な資金・資本調達ニーズに対応できる体制を整えました。金融商品仲介専門子会社「マネーデザイン」も設立しました。
- 足利銀行の2021年3月末の経営数字は次の通りです。
資本金は、1,350億円です。
従業員数は、2,698人です。
総資産は、8兆8,316億円です。
預金等残高は、6兆5,519億円です。
貸出金残高は、4兆9,436億円です。
連結経常収益は、982億円です。
連結経常利益は、213億円です。
連結当期純利益は、145億円です。
自己資本比率は連結で9.51%と、国内基準の4%を上回っています。
格付投資情報センターの格付けは「A+」と安全性について高い評価がされています。(2021年9月)
- めぶきフィナンシャルグループの2021年3月末の経営数字は次の通りです。
連結粗利益は、1,880億円です。
連結経常利益は、541億円です。
連結当期純利益は、364億円です。
面接で志望動機を語るさいは、地域密着経営とめぶきフィナンシャルグループとしての経営の安定性について取り上げてもよいでしょう。
足利銀行の企業理念
足利銀行の企業理念は次のとおりとなっています。
企業理念
- 存在意義
「豊かさの創造に寄与する」
足利銀行は、地域の総合金融機関として、地域社会のすべての人々の豊かさの創造に寄与しつづけます。
- 経営姿勢
「地域と共に生きる」
足利銀行は、お客さま本位の精神のもとに、地域と共に生きる開かれた銀行として積極的で健全な経営を進めます。
- 行動規準
「誇りと喜びをもって行動する」
わたくしたちは、自らの使命・役割をよく理解し、たえず自分を磨き、高め、誇りと喜びのある行動によって、人々の期待と信頼に応えます。
一方、めぶきフィナンシャルグループの経営理念は次の通りです。
経営理念
グループ経営理念
質の高い総合金融サービスの提供を通じ、地域とともに、ゆたかな未来を創り続けます。
グループの目指す姿
地域の未来を創造する総合金融サービスグループ
面接では「企業理念を知っていますか」と質問されることもあるかも知れません。覚えておくと良いでしょう。
めぶきフィナンシャルグループの中期経営計画
足利銀行は、めぶきフィナンシャルグループの中期経営計画に沿った経営を行っていますので、めぶきフィナンシャルグループの中期経営計画を紹介します。
めぶきFG 第2次グループ中期経営計画(2019年度~2021年度)
- 目指す姿は、「地球の未来を創造する総合金融サービスグループ」です。
- 基本的な考え方
基幹システムの統合を契機に、業務プロセスや組織体制を中心に構造改革を進める。ヒト・モノ・カネの資源をコンサルティング営業やIT分野へ投入し、地域とともに成長するビジネスモデルを構築する。
- 基本戦略
コンサルティング機能やIT/データの利活用・IT投資を強化して、地域とともに成長するビジネスモデルを構築する。
共通プラットフォームの構築を行い、生産性向上に向けた構造改革を実施する
価値創造を担う人材を育成する。
面接で自己PRや志望動機を語るさいは、中期経営計画を知っておくことが大切です。覚えておきましょう。