【27卒/26年転職】面接官が教える「山形銀行」の面接対策

2025.10.13 更新
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山形県のトップバンクである山形銀行に入行を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。

応募者は事前にどのような面接の対策をしたらよいのでしょうか

山形銀行に入行を希望する人がぜひとも知っておきたい面接に関する情報や、ノウハウというものがあります。

例えば山形銀行の面接では、求める人材をよく理解した上で、特に行動力をアピールすることが大切です。

また、面接で志望動機を語るためには、競合他社と比べてなぜ山形銀行なのか答えられなければいけません。

これら以外にも山形銀行の面接を受けるにあたって大切なポイントがあります。

本ブログでは、面接官である筆者が、山形銀行の採用情報とともに、面接で必ず訊かれる自己PRや志望動機の受け答えなどについてその対策を解説していきます。

さらに面接に臨むうえで必要な知識として、山形銀行の会社に関する情報を載せています。

面接対策は、自己分析や企業研究の段階から既にはじまっています。

自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシート(就活)、職務経歴書(転職)を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。

就活中の学生や転職希望者は、本サイト「キャリア育みファーム」を読んでいただければ、自己分析・企業研究の段階からスムーズに選考・面接対策ができるようになります。

さらに、絶対の自信を持って臨みたい方には、「就活面接必勝法」・「転職面接必勝法」を用意しております。

目次
  1. 山形銀行の求める人材
  2. 山形銀行の新卒採用情報について【就活】
  3. 面接攻略の考え方【就活】
  4. 面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】
  5. 山形銀行の面接攻略のまとめ【就活】
  6. 山形銀行の中途採用情報について【転職】
  7. 面接攻略の考え方【転職】
  8. 面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【転職】
  9. 山形銀行の面接攻略のまとめ【転職】
  10. 山形銀行を志望するときに知っておきたい社風
  11. 山形銀行の会社概要
  12. 山形銀行の経営理念
  13. 山形銀行の長期経営計画
  14. 参考リンク集

山形銀行の求める人材

山形銀行はどのような人材を求めているのでしょうか?

ホームページの「新卒採用情報」にある「FAQ」に求める人材が載っています。

①使命感とプライドを持ち、地方に熱い想いを注ぐことができる

②フットワークが良く、スピーディーに行動できる

③前例にとらわれず、失敗を恐れない挑戦姿勢がある

以上のような人材を求めます。

すなわち、次のような人材を求めていることがわかります。

  • 使命感とプライドを持ち、地方に熱い想いを注ぐことができる人
  • フットワークが良く、スピーディーに行動できる人
  • 前例にとらわれず、失敗を恐れない挑戦姿勢がある人

求める人材は、面接で自己PRをするときの参考としてぜひとも知っておいてください。

山形銀行の新卒採用情報について【就活】

はじめに山形銀行の新卒採用情報について以下に記します。

  1. 募集職種   

    基幹職で銀行業務全般を担当します。転居を伴う転勤の有無は選択制になります。

    入行後は原則として営業店に配属され、預金・為替・渉外・融資などの基礎的業務を担当し、その後能力・適正・本人の希望等に応じ、本部及び営業店に配属されます。

  2. 選考フロー   

    WEBエントリー→会社説明会→エントリーシート→適性検査→面接(3回)→内々定

  3. エントリーシート(25年卒)   

    自己PRに関すること

    • 学生時代に経験した苦労や失敗について「あなたらしさ」がよく伝わる具体的なエピソードを交えて教えてください。(350字以上400字以下)

    志望動機に関すること

    • 当行で挑戦したいことを具体的に教えてください。(350字以上400字以下)
  4. 面接   

    面接は求める人材にふさわしいかどうかを判断されます。学生時代に力を入れたことの深掘りがされます。

    自己PRに関すること

    • 中学校時代の部活動について教えてください
    • なぜその大学に進学したのですか
    • 学生時代に力を入れたことは何ですか
    • アルバイトはしていましたか
    • 親の職業は何ですか、親は銀行に勤めることについて何か言いますか

    志望動機に関すること

    • なぜ銀行を選びましたか
    • 山形銀行を志望する理由を教えてください
    • 総合職ではなく、なぜエリア総合職を選びますか
    • 山形県をPRするなら何をしますか
    • 山形銀行の志望順位と他社の応募状況を教えてください
  5. 採用人数

    19年度入行実績 41名(総合職29名、エリア総合職12名)

    20年度入行実績 53名(総合職37名、エリア総合職16名)

    21年度入行実績 57名(総合職41名、エリア総合職16名)

    22年度入行実績 36名

    23年度入行実績 42名

    24年度入行実績 47名

    25年度入行実績 58名

    *24年度入行実績までは四大卒以上、25年度入行実績は四大卒以上+高校等

  6. 学歴フィルター   

    山形県出身者で県外の大学に進学した学生や、山形県の大学出身者が多いようです。

    学歴フィルターは特にないと考えます。

面接攻略の考え方【就活】

就活の面接では自己PRと志望動機を必ず訊かれます。

よってそれらの答えをあらかじめ準備する必要があります。

以下の自己PRと志望動機のヒントを参考にしてまとめてください。

  1. 面接時の自己PRのヒント

    ■行動力を自分の中で探してアピールする

    山形銀行は、特に行動力を求めていると考えられます。

    行動力とは、自分の立場を理解して何をすべきかを考え、やるべきことについて目的達成まで粘り強く取り組む力です。

    上記の求める人材にあるように、山形銀行は「フットワークが良く、スピーディーに行動できる」「前例にとらわれず、失敗を恐れない挑戦姿勢がある」人を求めていますが、これは行動力を表しています。

    山形銀行は、2030年に向けた長期ビジョンである「お客様の価値を共に創造し、地域ポテンシャルを最大化する金融・産業参画型ハイブリッドカンパニー」を目指して2024年から始まった長期経営計画「Pro-Act」を推進しています。

    組織としての専門性(Pro)をさらに高めるとともに、役職員一人一人が積極的に行動(Act)することで、企業価値の向上を実現しようとしています。

    加えて、地域のお客さまの課題解決を図るため、高いコンサルティング機能と専門性を発揮できるプロフェッショナル人財の育成を強化するとともに、マネー・ローンダリングやサイバーセキュリティ強化への対応など、経営管理態勢の強化にも引き続き取り組んでいます。

    これらを進めていくためには、行動力のある人が求められているのではないでしょうか。

    面接では、学生時代において力を入れたことを伝える中で、行動力をアピールしましょう。

    力を入れたことは学業、クラブ・サークル活動、アルバイト、ボランティア活動などなんでも良いのです。

    最も力を入れたことは何か、そこで困難だったことは何か、困難をどのように粘り強く乗り越えたか、その結果と自分が身につけたことを語れるようにしてください。

    但し、山形銀行は採用するすべての人に行動力を求めているわけではありません。

    自分の最も伝えたい能力が他にあるなら、その能力を上手に説明してください。

    ■明るく元気のある態度を見せる

    山形銀行に入行後、営業店に配属されたとき、お客様は地元の企業や、商店、支店の近くに住むご近所の方々が中心です。

    営業店の預金・為替・渉外・融資業務は、お客様と上手にコミュニケーションをとる必要があります。

    それには明るく、元気な態度が求められます。

    面接では、努めて明るく元気な態度を見せてください。

  2. 面接時に志望動機を語るヒント

    ■なぜ銀行を選ぶのか明確に伝える

    銀行とは何か、銀行業界を取り巻く環境や、銀行業界の仕事についての基本は、ブログ記事「【2026年】銀行業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を参照ください。

    銀行はこれまでの3大業務である預金・貸付・為替から、投資信託や保険商品などの手数料が収益の柱になりました。そして経営・事業支援業務や個人向け資産運用コンサルティングも手掛けるようになりました。

    地方銀行は地方創生事業への関わりも注目されるようになってきました。

    まずは、銀行業務の事業構造が変わってきていることを理解してください。

    さらに、フィンテックと呼ばれる技術革新が進行中であり、フィンテックが事業モデルや仕事のあり方を変えてしまう可能性があることも理解してください。

    マニュアルに書いてある通りに行う仕事は自動化され、行員は顧客との折衝や、より創造的な仕事を行うようになるでしょう。

    このような変化をふまえ、自分は銀行に興味があるのだということを伝えられるとよいでしょう。

    ■なぜ山形銀行を選ぶのか明確に伝える

    山形銀行の経営理念、事業内容、長期経営計画などから感じたことをまとめてください。

    そのなかで、自分が共感できることが山形銀行を選んだ志望動機になります。

    また、山形銀行と競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。

    山形銀行を志望する人は金融業界に興味がある人であり、山形銀行と並行して地元のきらやか銀行や他の金融機関にも応募する人が多いことと思います。

    また、近県である宮城県の東北労働金庫や七十七銀行、仙台銀行、その他地元の有力企業に興味のある人もいるのではないでしょうか。

    たとえ山形銀行が第一志望でなくても、競合先と比較しなぜ山形銀行なのかを質問されたときに、しっかり答えられなくてはなりません。

    山形銀行や他の競合金融機関を訪れて、その違いを肌で感じることも有効です。

    ■山形銀行でやりたい仕事を明確に伝える

    山形銀行に入行後は、原則として営業店に配属され、預金・為替・渉外・融資などの基礎的業務を担当し、その後能力・適正・本人の希望等に応じ、本部及び営業店に配属されます。

    営業店で基礎的業務を経験した後で、将来やりたい仕事は何か、なぜその仕事をやりたいのかを説明できるようにしてください。

    さらに、やりたい仕事で活かせる能力やスキルがあればそれを伝えてください。

    ■転居を伴う転勤を希望しない場合は、その理由を答えられるようにする

    転居を伴う転勤の有無は選択制です。転居を伴う転勤を希望しない場合は、なぜなのか質問されます。

    自宅からの勤務を希望する理由は人により様々でしょうが、率直に理由を伝えましょう。

    ■山形県への愛情を語る

    山形銀行は、「使命感とプライドを持ち、地方に熱い想いを注ぐことができる」人も求めています。

    山形銀行は、山形県を主要な営業基盤とする金融機関であり、地元経済に大きな影響力を持っています。

    山形県全域にネットワークを広げ、企業や住民、行政機関などとの取引や関係構築などを通じて、地域・産業を金融面から支え、地域経済の活性化に貢献するという社会的使命を担っています。

    これらを推進するためには、山形県が好き、山形県とともに成長したい人が必要です。

    山形県がこのように好きだと言えるように、地域のことを学びましょう。

    ■山形銀行の志望順位、他社の応募状況を答えられるようにする

    志望順位については、迷わず第一志望です、と答えましょう。

    他社の応募状況を聞かれたら、金融業界志望なら「同じ業界に応募中です」と伝えても構わないと思います。

    それ以外なら「〇〇業界にも興味があり応募しています」と答えてください。

    この場合まったくの異業種であれば、なぜそこに応募したのか答えられるようにしてください。

以上、山形銀行の採用情報と面接攻略の考え方を説明しました。

特に面接は複数回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。

また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい就活生のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの就活面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。

本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。

面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】

山形銀行は山形県最大手の金融機関であり、84ヵ店(山形県73、県外11)の店舗を配置しています。(2025年3月末)

このような山形銀行の面接を攻略するためには、まず銀行業界を取り巻く環境を理解することと、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。

ブログ記事「【2026年】銀行業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。

続いて、山形銀行とはどのような銀行なのかを理解することも面接準備には必須です。

山形銀行の会社概要、経営理念、長期経営計画など面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

これら以外にも山形銀行のホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。

本記事の後半で山形銀行のホームページから得た基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。

山形銀行の面接攻略のまとめ【就活】

山形銀行に入行を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?

山形銀行が採用したい人材は、「使命感とプライドを持ち、地方に熱い想いを注ぐことができる」「フットワークが良く、スピーディーに行動できる」「前例にとらわれず、失敗を恐れない挑戦姿勢がある」人です。

面接では、求める人材かどうかを判断されます。ガクチカの深掘りもされます。

面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。

  • 行動力を自分の中で探してアピールする
  • 明るく元気のある態度を見せる

面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。

  • なぜ銀行を選ぶのか明確に伝える
  • なぜ山形銀行を選ぶのか明確に伝える
  • 山形銀行でやりたい仕事を明確に伝える
  • 転居を伴う転勤を希望しない場合は、その理由を答えられるようにする
  • 山形県への愛情を語る
  • 山形銀行の志望順位、他社の応募状況を答えられるようにする

面接を攻略するためには、まずは銀行業界を取り巻く環境を理解すると同時に、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。 

また、山形銀行とはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。

山形銀行の会社に関する知識など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも参考にしてください。

山形銀行の中途採用情報について【転職】

続いて山形銀行の転職面接について解説していきます。

はじめに山形銀行の中途採用情報について以下に記します。

  1. 募集職種   

    山形銀行では、以下の職種を募集しています。いずれも該当職種の経験者の募集となっています。

    • 法人・個人営業業務
    • 事業承継・M&A業務
    • プライベートバンキング業務
    • ストラクチャードファイナンス業務
    • 市場部門業務
    • システム部門業務
    • データ分析部門業務
  2. 選考フロー   

    専用応募フォーム、履歴書・職務経歴書送付→書類選考→面接→内定

  3. 面接   

    面接では、求める人材にふさわしい人物かどうかを判断されます。現職(前職)の仕事内容の深掘りもされると考えてください。

    自己PRに関すること

    • なぜ山形に戻ってきたいと思ったのですか
    • これまで何をどれくらい頑張ってきましたか
    • 現職(前職)の仕事内容を説明してください

    志望動機に関すること

    • 山形銀行を志望する理由を教えてください

    退職理由に関すること

    • 現職(前職)を退職する理由は何ですか

面接攻略の考え方【転職】

転職の面接では自己PRと志望動機、退職理由を必ず訊かれます。

それらについて的確に答えるための準備をしてください。

以下の自己PRと志望動機、退職理由のヒントが参考になります。

  1. 面接時の自己PRのヒント

    ■行動力を自分の中で探してアピールする

    山形銀行は、特に行動力を求めていると考えられます。

    行動力とは、自分の立場を理解して、何をすべきかを考え、やるべきことについて前向きに、目的達成まで粘り強く取り組む力です。

    上記の求める人材にあるように、山形銀行は「フットワークが良く、スピーディーに行動できる」「前例にとらわれず、失敗を恐れない挑戦姿勢がある」人を求めていますが、これは行動力を表しています。

    山形銀行は、2030年に向けた長期ビジョンである「お客様の価値を共に創造し、地域ポテンシャルを最大化する金融・産業参画型ハイブリッドカンパニー」を目指して2024年から始まった長期経営計画「Pro-Act」を推進しています。

    組織としての専門性(Pro)をさらに高めるとともに、役職員一人一人が積極的に行動(Act)することで、企業価値の向上を実現しようとしています。

    加えて、地域のお客さまの課題解決を図るため、高いコンサルティング機能と専門性を発揮できるプロフェッショナル人財の育成を強化するとともに、マネー・ローンダリングやサイバーセキュリティ強化への対応など、経営管理態勢の強化にも引き続き取り組んでいます。

    これらを進めていくためには、行動力のある人が求められているのではないでしょうか。

    転職の面接では、現職(前職)において、履歴書や職務経歴書だけでは説明しきれない仕事ぶりを説明してください。

    その中で、業務目標達成のために困難だったことは何か、困難にどのように粘り強く対応して職務を遂行したかとその結果を語れるようにしてください。

    もし上記の能力について乏しい場合は、自分の最も伝えたい能力を面接で上手に説明して、間接的にでも募集職種に役立つことを伝えましょう。

    ■応募職種の専門知識を答えられるように準備する

    山形銀行の中途採用の募集では、募集職種に記載の業務経験者を募集しています。

    ですから、金融機関業務経験者は、金融業界や銀行業界の知識は当然のこととして、希望する職種の専門的な知識をどれだけ持っているか確認されます。

    また、金融機関の未経験者は、金融業界や銀行業界の基本的な知識や、希望する職種の専門的知識をどれだけ持っているか確認されます。

    面接において、それら知識に関する質問を受けたら自信を持って答えられるように準備してください。

    また、直近のニュースで話題になった金融、銀行業界に関することで質問があれば答えられるようにしましょう。

  2. 面接時に志望動機を語るヒント

    ■なぜ山形銀行を選ぶのか明確に伝える

    山形銀行の経営理念、事業内容、長期経営計画などから感じたことをまとめてください。

    そのなかで、自分が共感できることが山形銀行を選んだ志望動機になります。

    また、山形銀行と競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。

    山形銀行を志望する人は、山形銀行と並行して地元の金融機関にも応募する人が多いことと思います。

    Uターン希望者は、地元の有力企業も視野に入っているかも知れません。

    そのような競合先と比較しなぜ山形銀行なのかを質問されたときに、しっかり答えられなくてはなりません。

    ■山形銀行でやりたい仕事を明確に伝える

    中途採用の応募者は、山形銀行でどのような仕事をやりたいかとその理由をしっかりと説明する必要があります。

    転職の希望者が山形銀行を選んだ主な理由は、現職(前職)で培った自分の経験や能力、スキルが山形銀行で活かせることだと思います。

    ですから、現職(前職)の職務内容と使える能力やスキルなどを説明し、採用されたらやりたい仕事で貢献できることを伝えてください。

    ■山形県への愛情を語る

    山形銀行は、「使命感とプライドを持ち、地方に熱い想いを注ぐことができる」人を求めています。

    山形銀行は、山形県を主要な営業基盤とする金融機関であり、地元経済に大きな影響力を持っています。

    山形県全域にネットワークを広げ、企業や住民、行政機関などとの取引や関係構築などを通じて、地域・産業を金融面から支え、地域経済の活性化に貢献するという社会的使命を担っています。

    これらを推進するためには、山形県が好き、山形県とともに成長したい人が必要です。

    山形県がこのように好きだと言えるように、地域のことを学びましょう。

  3. 転職面接時に退職理由を語るヒント

    ■面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする

    「なるほど、そのような前向きな理由があって退職したのですね」と面接官に納得してもらえる内容を説明しましょう。

    間違っても上司と合わないとか、労働条件が悪いなどというネガティブな理由を言わないでください。

    例えば、現職(前職)では、自分の持つ能力、スキルをこれ以上向上させることが難しく、キャリアアップのために転職を考えたというような言い方です。

以上、山形銀行の中途採用情報と転職面接攻略の考え方を説明しました。

特に面接は複数回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。

また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい転職希望者のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの転職面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。

本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。

面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【転職】

山形銀行の面接を攻略するためには、まず銀行業界を取り巻く環境を理解することと、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。(金融機関に勤務の人はご存知のことと思いますが)

ブログ記事「【2026年】銀行業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。

続いて、山形銀行とはどのような銀行なのかを理解することも面接準備には必須です。

山形銀行の会社概要、経営理念、長期経営計画など面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

これら以外にも山形銀行のホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。

本記事の後半で山形銀行のホームページから得た基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。

山形銀行の面接攻略のまとめ【転職】

山形銀行に入行を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?

山形銀行が採用したい人材は、「使命感とプライドを持ち、地方に熱い想いを注ぐことができる」「フットワークが良く、スピーディーに行動できる」「前例にとらわれず、失敗を恐れない挑戦姿勢がある」人です。

面接では、求める人材かどうかを判断されます。現職(前職)の仕事内容の深掘りもされます。

面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。

  • 行動力を自分の中で探してアピールする
  • 応募職種の専門知識を答えられるように準備する

面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。

  • なぜ山形銀行を選ぶのか明確に伝える
  • 山形銀行でやりたい仕事を明確に伝える
  • 山形県への愛情を語る

面接で退職理由を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。

  • 面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする

面接を攻略するためには、まずは銀行業界を取り巻く環境を理解すると同時に、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。

また、山形銀行とはどのような銀行なのかを理解することも面接準備には必須です。

山形銀行の会社に関する知識など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも参考にしてください。

山形銀行を志望するときに知っておきたい社風

山形銀行を受けるにあたり知っておきたい社風について以下に記します。

ホームページの「新卒採用情報」の「FAQ」に社風・雰囲気についての回答があります。

「若い人の自主性を尊重する」「意見や主張を言いやすい」「アットホーム」と言われており、お互いに助け合うチームワークを大切にする会社であると記しています。

その他、以下のような情報もあります。

  • 勤務については、基本的につきあい残業もなく、遅くとも20時までとなっています。水曜日が定時退社日です。有給休暇はしっかり取得できます。
  • 仕事については、新入社員は担当の先輩がマンツーマンで教えてくれるし、研修制度も充実しています。3年間でジョブローテーションとなるため様々な業務が経験できます。
  • 成果に応じて賞与額が決定するので、ストレス耐性も求められます。

面接で語る志望動機を作る際、社風をよく知っていることが大切です。

山形銀行の会社概要

ここからは山形銀行の会社概要を説明します。面接において志望動機を語る上で役に立ちます。

  • 山形銀行は、1878年創立の第八十一国立銀行の事業継承を目的に両羽銀行として1896年に創立されました。1965年に行名を山形銀行と改称し現在に至っています。
  • 山形銀行の店舗数は84、県内に73、宮城県6、秋田県1、福島県1、栃木県1、埼玉県1、東京都1と店舗を構えています。
  • 山形県内の預金シェアは37.0%、 貸出金シェアは39.3%とトップです。(2025年3月末) 
  • 2025年3月期の決算数字は次の通りです。

    資本金は、120億円です。

    従業員数は、1,116人です。 

    総預金残高は、2兆8,877億円です。

    貸出金残高は、2兆0,407億円です。

    経常収益は458億円です。

    コア業務純益は84億円です。

    経常利益は、56億円です。

    当期純利益は、39億円です。

    自己資本比率は連結で9.80%と国内基準の4%を上回っています。

    日本格付研究所の格付けは「A」と安全性について高い評価がされています。(2025年10月) 

面接で志望動機を語るさいは、地域密着経営と経営の安定性について取り上げても良いでしょう。

山形銀行の経営理念

山形銀行の経営理念は次のとおりとなっています。

経営理念

地域とともに成長発展し すべてのお客さまにご満足をいただき 行員に安定と機会を与える

面接では「経営理念を知っていますか」と質問されることもあるかも知れません。覚えておくと良いでしょう。

山形銀行の長期経営計画

山形銀行は第21次長期経営計画「Pro-Act」(2024~2026年度)を策定し推進していますのでその概要を紹介します。

第21次長期経営計画「Pro-Act」

  1. 長期ビジョン
    • お客様の価値を共に創造し、地域ポテンシャルを最大化する金融・産業参画型ハイブリッドカンパニー
  2. 計画策定の位置づけ

    金融業界において金融正常化への可能性が高まる中、地域や顧客の課題解決に真摯に取り組み、長期ビジョンの実現、ひいては持続可能な地域社会の実現を目指しグループ一丸となって取り組む

    第21次長期経営計画は、長期ビジョンの実現に向けたフェーズ2と位置づけ。前長期経営計画で挑戦した変革を踏まえつつ、組織としての専門性(Pro)を更に高め、外部環境の変化やサステナビリティを意識した行動(Act)を積極的に起こすことで、企業価値の向上を実現する

  3. 大切にしたい価値観
    • Trust

      「やまぎんグループ」の“価値”を最大化し、顧客からいちばんに頼られる存在

    • Growth

      サステナビリティ経営を実践し、“未来に誇れる山形”を創造

    • Well-being

      挑戦を楽しむ企業文化を育み、すべての役職員の“ウェルビーイング”を向上

  4. 重点戦略
    • 顧客本位の営業体制
    • コンサルティングビジネスの強化と事業領域拡大
    • 本業利益の向上と金利上昇局面での経営
    • 人的資本経営/プロフェッショナル人財
    • DX 戦略
    • 有価証券ポートフォリオの再構築
  5. 経営目標(2026年度目標)

    当期純利益 単体 50億円、ROE 連結 3.5%、自己資本比率 単体 9%以上

面接で自己PRや志望動機を語るさいは、長期経営計画を理解しておくことが大切です。

参考リンク集

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