就活面接で高評価を勝ち取る志望動機の作り方!
就活面接で“通過する志望動機”とは何か
就活面接では、ほぼ100%の企業が志望動機を質問します。
しかし、学生の多くが似たような内容を話してしまい、面接官の印象に残りません。これは「会社の本質を知らずに、ホームページの表面情報だけで志望動機を作ってしまう」ことが最大の理由です。
では、面接官が「ぜひ一緒に働いてみたい」と思う志望動機とは、どのように作ればよいのでしょうか。
この記事では、就活面接で確実に評価される志望動機を5つのステップで完成させる方法と、学生が陥りやすい落とし穴、通過者が必ず実践するポイント、さらに Q&A まで解説します。
就活では、自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシートを作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。
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就活面接における志望動機の本質
就活面接における志望動機の本質は、「私は御社で成果を出せる人材です」を証明することです。
就活面接における志望動機とは、突き詰めれば次の2点を示すことです。
- 自分はその会社の仕事に適性があり、成果を出せる
- 社風や価値観に合い、チームに溶け込める
この2点が論理的かつ具体的に語られているかどうかで、内定率が大きく変わります。つまり志望動機とは「会社への愛」を語る場ではなく、“企業にとってあなたを採用する合理的理由”を提示する場なのです。
就活面接で評価されない志望動機3パターン(NG集)
- NG1:ホームページをそのまま読んだだけの褒め言葉
「御社の“挑戦を大切にする姿勢”に惹かれました」
→これは多くの学生が使う言葉であり、面接官は何百回も聞いています。
- NG2:どの会社にも当てはまる抽象ワード
「成長性がある」「安定している」「社会に貢献できる」
→これでは“御社じゃなければならない理由”が語れていません。
- NG3:同業他社との違いを理解していない
就活では、同じ業界の会社をたくさん受けることがよくあります。しかし、企業ごとに事業内容・強み・仕事の特徴は必ず違います。
ところが面接が続くと、情報がごちゃごちゃになって、別の会社の特徴を話してしまう学生が本当に多いのです
→面接官は「本当にうちの会社を見ているの?」と一瞬で不信感を持たれます。
就活面接で好印象を与える志望動機の作り方(5ステップ)
ここから、面接官が「これは良い志望動機だ」と感じる答え方のつくり方を、実践的な5ステップで解説します。
STEP1:会社を“自分の目”で見て一次情報を集める
就活面接で評価される志望動機は、必ず「自分というフィルター」を通過しています。つまり、ネット情報だけでは不十分です。
一次情報を集める行動が大きな差になります。
- 小売業・サービス業
→店舗へ行き、接客レベル、他社との違い、雰囲気を体感する
- 製造業(完成品)
→実際に商品を触る、売り場で販売員の声を聞く
- 製造業(部品メーカー)
→部品が使われている完成品をチェックする、影響を販売員に聞く
- BtoB企業
→IR資料、技術資料、展示会、社員インタビュー動画を確認
こうして得られる「他の学生は知らない情報」が、圧倒的な差になるのです。
STEP2:「なぜこの会社に入りたいのか?」を特定する
就活面接で志望動機の最大の評価ポイントは、“その会社を選んだ明確な理由”です。
例)
- 他社と比較したときに〇〇の仕組みが優れている
- 社員の雰囲気、仕事の進め方が自分の価値観と一致していた
- 一次情報を通じて△△の強みを実感した
「なぜ御社なのか」を語れない志望動機は、その瞬間に不合格になります。
STEP3:会社で何をしたいのかを明確化する
就活面接では、ただ「経理がしたい」「営業がしたい」では差別化できません。
“会社の中のどの仕事で、何を実現したいのか”まで踏み込みましょう。
例)
- 営業の中でも〇〇領域の課題解決に関わりたい
- 商品開発チームで〇〇市場向けの企画に挑戦したい
- 経理でも管理会計に強みを出し、事業戦略に数字で貢献したい
この精度が高いほど、面接官は「他社に行きそう」から「自社で働きたい人」に印象が変わります。
STEP4:あなたが会社に貢献できる根拠を用意する
就活面接の志望動機が弱くなる最大の理由、それは、「入社後に活躍する根拠」が語れていないからです。
- 大学で身につけた分析力
- アルバイトで得た改善力
- ゼミでの研究による専門知識
- サークルでのリーダー経験による調整力
これらを「会社の〇〇の場面で活かせる」とつなげることで、説得力が一気に高まります。
STEP5:結論→理由→一次情報→貢献の順に構成する
就活面接で一番伝わりやすい志望動機の構成はこれです:
① 結論:御社を志望する理由
② 理由:その理由を裏付ける事実
③ 一次情報:自分の体験で感じたこと
④ 貢献:入社後にどう活躍できるか
この4つを揃えるだけで、志望動機は面接官からの評価が劇的に変わります。
ただの「ファンです」は逆効果になる理由
就活面接の志望動機を伝えるさい、学生がやりがちな失敗として、
- 「御社の商品が好きです!」
- 「昔から御社のファンです!」
というアピールがあります。
もちろん企業としては嬉しいのですが、これだけでは“顧客”であって“社員として活躍できる人材“ではないと判断されます。
大切なのは、
- なぜファンになったのか(体験)
- どの価値に共感したのか(理由)
- その価値を仕事でどう活かしたいのか(貢献)
この3点です。ここを語れる学生は、面接官から確実に高評価を得ます。
就活面接の「志望動機」に関するよくある質問(Q&A)
Q1:志望動機はどれくらいの長さで答えるべき?
A1:目安は 60〜90秒。短すぎると浅く、長すぎると伝わりません。
Q2:業界を絞っていない場合、どう答えればいい?
A2:業界軸ではなく、「自分が働く上で大切にしたい価値観」を軸に語ると一貫性が出ます。
Q3:正直、第一志望ではない企業の志望動機は?
A3:嘘は必要ありません。ただし、「この会社に魅力を感じた理由」は必ず具体的に話しましょう。
Q4:志望動機と自己PRの違いは?
A4:自己PRは、あなたの強みそのもの、志望動機は、その強みを“その会社で”どう活かすのか、という違いです。
Q5:他社との比較を言ってもいい?
A5:問題ありません。ただし、「御社の〇〇に最も魅力を感じた」と肯定的に語るのがポイントです。
まとめ:就活面接の志望動機は「自分の言葉」で語るから強い
就活面接における志望動機は、暗記するものではありません。
一次情報を集め、会社の本質を理解し、自分の経験と照らし合わせて作ることで、初めて説得力が生まれます。
志望動機で高評価を取るために必要なのは、次の4つです。
- どこでも通用する抽象的な言葉を使わない
- 自分の目で集めた情報から語る
- 会社で実現したいことを具体的に言う
- 自分が貢献できる根拠を提示する
あなたの志望動機は、必ず面接官に伝わります。応援しています。
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