就活の面接では40秒で自己紹介が鉄則だ
この記事では、就活面接における効果的な自己紹介について説明します。
自己紹介は40秒間で行うことが鉄則です。あなたはたった40秒間で面接官に深い印象を与えて、その後のやりとりをスムーズにする必要があります。
それではその方法について説明していきたいと思います。
就活では、自己分析や企業研究した結果を基に応募書類を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。
本サイトを読みこなすことで、就活の選考・面接対策に自信が持てるようになります。
面接の最初に自己紹介が必要なわけ
就活の面接であなたが椅子に座ると面接官から最初に言われることは、「自己紹介をしてください」です。
面接の最初にどうして自己紹介が必要なのでしょうか?当たり前ですが、あなたと面接官は初めて会うからです。
面接官は履歴書やエントリーシートに書いてあること以外、あなたについて何も知りません。だからあなたについてまずは概要を知りたいのです。
あなたは大学のクラブ活動や、ゼミでも最初メンバー同士で自己紹介をしたかと思います。面接でも同じことです。会社によっては、面接官も簡単な自己紹介をしてくれます。
自己紹介において、あなたは面接官に良い印象を与えなくてはなりません。
前の記事「就活の面接で第一印象を良くする秘訣はこれだ」では、面接会場への入室から椅子に座るまでの30秒間で決まる第一印象が大切だと説明しました。自己紹介はそれに続く、良い印象がとても大切な場面です。
では、あなたが就活面接の自己紹介で良い印象を与えるにはどうしたらいいでしょう?以下にそのポイントを説明します。
自己紹介のポイント1:自己紹介は40秒間でおこなう
就活の面接は通常一人当たり30分です。
もちろん質疑応答が長引いてそれ以上ということもありますが、一回に何人もの応募者を面接しなければいけないので、30分で終了する必要があります。
すると面接官が本当に訊きたい質問は、5~6問もできれば良いほうです。
自己紹介はあなたの概要を知って、そこから本当に訊きたい質問につなげたいという意味をもっています。だからあなたが自己紹介をながながと話すと面接官は、「それは後でゆっくり訊きたい内容だけれど・・」と困ってしまいます。
自己紹介のポイント2:簡単な自己PRをする
あなたは40秒間の自己紹介で、良い印象を与える話をしなければいけません。良い印象を与えるとは「自分は要約するとこのような人間です」ということが面接官に伝わることです。
あなたが話した内容についてもう少し聞いてみたいと思うような自己紹介です。それは何かというと簡単な自己PRです。
詳しい自己PRは後で必ず聞かれる質問ですから、ここで詳しい内容を話す必要はありません。
自己紹介のポイント3:40秒間でできる自己紹介の流れをつくる
面接の自己紹介で良い印象を与えるために、どのような流れで話しをすればよいか説明します。
初めに大学、学部、氏名を言います。
「〇〇大学〇〇学部の××と申します」
自己紹介というとこれで終わりという応募者がいますが、これでは面接官の印象に残りません。
続いて自分の専攻や所属するゼミ、その他の活動など、面接官に知ってほしいことを簡単に紹介します。
「大学では○○を専攻しており・・・」
さらに、あなたの強みを伝えます。
このときキャッチフレーズを言って、その後それについて簡単な説明をします。
「私は〇〇のような人間です(と言われています)。というのは・・・・・」のようなかたちです。
一番言いたいこと、自己PRを簡潔にまとめてください。このキャッチフレーズが面接官の頭に残ること、それがポイントです。
自己紹介は、詳しい自己PRをすることではありません。応募者のなかには、自己紹介を自己PRと混同している人がいます。
自己紹介でながながと自己PRを喋ると、のちに自己PRを求められたとき、「自己紹介で話しましたが・・・・」と同じ内容を繰り返すことになってしまいますので注意してください。
いつの面接でもそのような応募者がいます。自己紹介と自己PRを混同させないでください。
最後にちょっと弱みを見せて自己紹介を終えるとかわいらしく感じられます。「緊張してうまく話せないかもしれませんがよろしくお願いします」のような感じです。
自己紹介のポイント4:自分で40秒間程度に収まるように自己紹介の練習をする
自己紹介は自己PRや志望動機と合わせて必ず質問される項目ですから、話す内容を文章にして何度も練習することが大切です。
自己紹介の時間はたった40秒間です。
文字数にすると200字程度です。まずは200字くらいで自己紹介を書いてみてください。話し言葉で書くことです。
書き終わったら、40秒間で話せるよう何回も練習してください。
なんとか40秒間で話せるようになったら、次は200字の中からキーワードを選び出してそれを覚えてください。
大切なことは200字全部をそのまま覚えようとしないことです。
就活面接の質疑応答は自己紹介からスタートしますから、緊張状態のピークにあります。そんなときに丸暗記した200字をスムーズに話すことは難しいものです。
だから、丸暗記しないでキーワードを覚えることが大切なのです。
まとめ
面接の最初に自己紹介が必要なのは、あなたと面接官が初対面だからです。
自己紹介において、あなたは面接官に良い印象を与えなくてはなりません。
そのためには簡単な自己PRを40秒間でおこなうことです。あらかじめ40秒間でできる自己紹介の流れをつくり、そして40秒間以内に収まるように何回も練習しましょう。
これが、就活面接における自己紹介の鉄則です。
次回の面接では40秒間で自己紹介ができるように頑張ってください。応援しています。
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