【26卒/25年転職】面接官が教える「十八親和銀行」の面接対策
長崎県最大の金融機関であり、ふくおかフィナンシャルグループ傘下の十八親和銀行に入行を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。
応募者は事前にどのような面接の対策をしたらよいのでしょうか?
十八親和銀行に入行を希望する人がぜひとも知っておきたい面接に関する情報や、ノウハウというものがあります。
例えば十八親和銀行の面接では、求める人材をよく理解した上で、特に課題解決力と行動力をアピールすることが大切です。
また、面接で志望動機を語るためには、競合他社と比べてなぜ十八親和銀行なのか答えられなければいけません。
これら以外にも十八親和銀行の面接を受けるにあたって大切なポイントがあります。
本ブログでは、面接官である筆者が、十八親和銀行の採用情報とともに、面接で必ず訊かれる自己PRや志望動機の受け答えなどについてその対策を解説していきます。
さらに面接に臨むうえで必要な知識として、十八親和銀行の会社に関する情報を載せています。
面接対策は、自己分析や企業研究の段階から既にはじまっています。
自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシート(就活)、職務経歴書(転職)を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。
就活中の学生や転職希望者は、本サイト「キャリア育みファーム」を読んでいただければ、自己分析・企業研究の段階からスムーズに選考・面接対策ができるようになります。
さらに、絶対の自信を持って臨みたい方には、「就活面接必勝法」・「転職面接必勝法」を用意しております。
十八親和銀行の求める人材
十八親和銀行はどのような人材を求めているのでしょうか?
ふくおかフィナンシャルグループの、経営理念には、つぎのような文章があります。
高い感受性と失敗を恐れない行動力
様々な情報や世の中の動きにいつも好奇心のアンテナを張り、敏感に反応できる感受性と、 様々な場面で失敗を恐れず行動を起こすチャレンジ精神を常に磨くことです。・・
人々の最良な選択を後押しする
お客さまやパートナーと共に考え、悩み、選択のための後ろ盾となることが、FFGの目的であり、存在理由なのです。
これらによって、お客さまや地域社会、株主の皆さま、そして一緒に働く仲間にとっても、価値創造のパートナーとして認められることを目指していきます。
経営理念から求める人材を探ると、次のようなキーとなる文章があります。
①高い感受性と、失敗を恐れず行動を起こすチャレンジ精神
②顧客やパートナーと共に考え、悩み、選択のための後ろ盾となる
③価値創造のパートナーとして認められる
このうち、②③について、その意味を考えてみます。
銀行はこれまで顧客との信頼関係をベースに、さまざまな業務を行ってきました。これからは信頼関係を活かしつつ、さらに顧客にとって付加価値の高いコンサルティングを行うことが求められてきています。
具体的には、顧客にとって最良の選択のためのサポートをすること、すなわち、顧客の求めている今までなかった価値のある提案(=価値創造)を行うことが大切ということではないでしょうか。
まとめると、十八親和銀行の求める人材は次のような人と考えられます。
- 高い感受性と、失敗を恐れず行動を起こすチャレンジ精神のある人
- 顧客の求めている今までなかった価値のある提案を行うことが出来る人
求める人材は、面接で自己PRをするときの参考としてぜひとも知っておいてください。
十八親和銀行の新卒採用情報について【就活】
はじめに十八親和銀行の新卒採用情報について以下に記します。
- 募集職種
募集職種は、F【フリー】コース(総合職)とA【エリア】コース(総合職)の2コースです。
2コースとも、銀行業務全般、主として企画・判断業務で金融のプロとしての実力発揮が期待されるコースです。
F【フリー】コース(総合職)は、遠隔地への転勤があります。一方、A【エリア】コース(総合職)は、原則として転居を伴う転勤がありません。
- 選考フロー
「FFG」エントリー→FFGメンバーズサイト(マイページ)登録→アンケートの回答→エントリーシート→一次選考会→二次選考会(WEBテスト、複数回の面接)→内々定
- エントリーシート(25年卒)
自己PRに関すること
- 学生時代に打ち込んだこと・自己PRをご記入ください(250字以内)
- あなたの性格について周りからの声や自分自身が思うことを教えてください。(250字以内)
志望動機に関すること
- 十八親和銀行の志望動機をご記入ください(250字以内)
- 面接
面接では、ESに沿った質問がなされます。学生時代に力を入れたことと、志望動機に関して深掘りがあります。
自己PRに関すること
- 自己紹介してください(1分間)
- 大学の紹介をしてください
- 大学の講義で印象に残った授業は何ですか、それを銀行業務でどう活かせますか
- 学生時代に頑張ったことは何ですか(頑張った理由、大変だったことと、それをどう乗り越えたか)
- 今までで困難だったことは何ですか
- ゼミの内容を説明してください
- クラブ・サークル活動は何をしていましたか
- アルバイトは何をしていましたか
- 趣味・特技は何ですか
- 周りからどのような人と言われますか
- 人と関わるうえで気をつけていることはありますか
- 長所をどのように活かせますか
志望動機に関すること
- 就活の軸は何ですか
- なぜ銀行を志望しますか
- なぜ十八親和銀行を志望しますか
- 県外出身者だがなぜ長崎の銀行を志望しますか
- どのような仕事をやりたいですか
- 将来どのような銀行員になりたいですか
- 営業は大丈夫ですか
- 島での勤務は大丈夫ですか
- 長崎県を将来どのような県にしたいですか
- 内定したら入行しますか
- 十八親和銀行について家族はどのように思っていますか
- 他社の選考状況と十八親和銀行の志望度を教えてください
- 採用人数
19年度入行実績 132名(Fコース73名 Aコース59名)
20年度入行実績 89名(Fコース55名 Aコース34名)
21年度入行実績 86名(Fコース48名 Aコース38名)
22年度入行実績 98名(Fコース80名 Aコース18名)
23年度入行実績 105名(Fコース78名 Aコース27名)
24年度入行実績 115名(Fコース88名 Aコース27名)
25年度入行計画 前年並み
- 学歴フィルター
十八親和銀行は長崎県出身者で県外の大学に進学した学生や、地元長崎県の大学出身者が多いようです。
学歴フィルターは特にないと考えます。
面接攻略の考え方【就活】
就活の面接では自己PRと志望動機を必ず訊かれます。
よってそれらの答えをあらかじめ準備する必要があります。
以下の自己PRと志望動機のヒントを参考にしてまとめてください。
- 面接時の自己PRのヒント
■課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
十八親和銀行は、特に課題解決力と行動力を求めていると考えられます。
求める人材にあるように、十八親和銀行は、「高い感受性と、失敗を恐れず行動を起こすチャレンジ精神のある」「顧客の求めている今までなかった価値のある提案を行うことが出来る」人を求めています。
ここで、「顧客の求めている今までなかった価値のある提案を行うことが出来る」ことは課題解決力を表しています。
また、「高い感受性と、失敗を恐れず行動を起こすチャレンジ精神のある」ことは、行動力を表しているのではないでしょうか。
十八親和銀行は、長崎県経済の発展に寄与する「顧客満足度No.1銀行」を掲げており、地域社会の豊かさや持続可能な地域経済の発展への貢献を目指しています。
2022年4月よりスタートした第7次中期経営計画では、合併により築き上げた経営基盤を活かし、「お客さま起点」を徹底することで、地域と共に未来を共創していく地域金融機関の役割を果たそうとしています。
これらを確実に推進するためには、課題解決力と行動力のある人を求めているのではないでしょうか。
面接では、学生時代において最も力を入れたことを伝える中で、課題解決力と行動力をアピールしましょう。
目標達成に向けて課題を発見し、既存の発想にとらわれずに新しい解決法を考え、解決のための計画づくりができ、実現のために粘り強く取り組む人というアピールです。
力を入れたことは学業、クラブ・サークル活動、アルバイト、ボランティア活動などなんでも良いのです。
最も力を入れたことは何か、困難だったことと困難を解決するために創意工夫してどのように粘り強く行動したか、その結果と自分が身につけたことを語ってください。
但し、十八親和銀行は採用するすべての人に課題解決力と行動力を求めているわけではありません。
自分の最も伝えたい能力が他にあるなら、その能力を上手に説明してください。
■人と信頼関係を築くことができることを説明する
ふくおかフィナンシャルグループのグループビジョンにある「私たちのビジネスモデル」において、「お客さまに寄り添い、強い信頼の絆で結ばれること、それがわたしたちの願いであり、すべての社員が目指している姿です。」と伝えています。
銀行業務において顧客との信頼関係がベースにあることは、新卒採用情報ページの「先輩インタビュー」でも感じることができます。
顧客に信頼されるためには、顧客と共に考え、悩み、選択をサポートするといったように、顧客に対して誠実な対応をとることです。
面接では、学生時代において最も力を入れたことを伝える中で、関係する人達に誠実に対応したことがわかるような説明を行ってください。
- 面接時に志望動機を語るヒント
■なぜ銀行を選ぶのか明確に伝える
銀行とは何か、銀行業界を取り巻く環境や、銀行業界の仕事についての基本は、ブログ記事「【2025年】銀行業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を参照ください。
銀行は、これまでの3大業務である預金・融資・為替から、投資信託や保険商品などの手数料を収益の柱とするようになりました。
そして経営・事業支援業務や個人向け資産運用コンサルティングも手掛けるようになりました。
地域銀行は、地方創生活動も積極的に行っています。
まずは、銀行業務の事業構造が変わってきていることを理解してください。
さらに、フィンテックに代表される金融デジタライゼーションが進行中であり、事業モデルや仕事のあり方を変えてしまう可能性があることも理解してください。
マニュアルに書いてある通りに行う仕事は自動化され、行員は顧客との折衝や、より創造的な仕事を行うようになると考えられます。
このような変化を理解した上で、金融・銀行業について興味があるのだということを伝えられるとよいでしょう。
■なぜ十八親和銀行を選ぶのか明確に伝える
十八親和銀行の事業内容や、ふくおかフィナンシャルグループの経営理念、経営戦略などから感じたことをまとめてください。
そのなかで、自分が共感できることが十八親和銀行を選んだ志望動機になります。
また十八親和銀行と競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。
十八親和銀行を志望する人は、金融業界に興味がある人であり、十八親和銀行と並行して長崎銀行や地元の他の金融機関などにも応募する人が多いことと思います。
たとえ十八親和銀行が第一志望でなくても、競合先と比較しなぜその十八親和銀行なのかを質問されたときに、しっかり答えられなくてはなりません。
十八親和銀行や他の競合金融機関を訪れて、その違いを肌で感じることも有効です。
■十八親和銀行でやりたい仕事を明確に伝える
十八親和銀行に入行した場合、原則として銀行業務の基本を習得するために営業店に配属とになります。
そして、一通りの銀行業務の基本を習得した後で、将来やりたい仕事は何か、なぜその仕事をやりたいのかを説明できるようにしてください。
さらに、やりたい仕事で活かせる能力やスキルがあればそれを伝えてください。
■十八親和銀行の志望順位、他社の応募状況を答えられるようにする
志望順位については、迷わず第一志望です、と答えましょう。
他社の応募状況を聞かれたら、金融業界志望なら「同じ業界に応募中です」と伝えても構わないと思います。
それ以外なら「〇〇業界にも興味があり応募しています」と答えてください。この場合まったくの異業種であれば、なぜそこに応募したのか答えられるようにしてください。
以上、十八親和銀行の採用情報と面接攻略の考え方を説明しました。
特に面接は複数回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。
また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい就活生のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの就活面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。
本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。
面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】
十八親和銀行は長崎県最大手の金融機関であり、ふくおかフィナンシャルグループ傘下の銀行として、長崎県を中心に九州他県や本州他県にも店舗を配置しています。
このような十八親和銀行の面接を攻略するためには、まず銀行業界を取り巻く環境を理解することと、銀行業界で働いた場合の仕事の内容も理解しておくことが大切です。
ブログ記事「【2025年】銀行業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。
続いて、十八親和銀行とはどのような銀行なのかを理解することも面接準備には必須です。
十八親和銀行の会社概要、ふくおかフィナンシャルグループ経営理念や経営戦略など面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
これら以外にも十八親和銀行のホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。
本記事の後半で十八親和銀行のホームページから得た基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。
十八親和銀行の面接攻略のまとめ【就活】
十八親和銀行に入行を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?
十八親和銀行が採用したい人材は、「高い感受性と、失敗を恐れず行動を起こすチャレンジ精神のある」「顧客の求めている今までなかった価値のある提案を行うことが出来る」人です。
面接では、ESに沿った質問がなされます。学生時代に力を入れたことと志望動機に関して深掘りがあります。
面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。
- 課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
- 人と信頼関係を築くことができることを説明する
面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- なぜ銀行を選ぶのか明確に伝える
- なぜ十八親和銀行を選ぶのか明確に伝える
- 十八親和銀行でやりたい仕事を明確に伝える
- 十八親和銀行の志望順位、他社の応募状況を答えられるようにする
面接を攻略するためには、まずは銀行業界を取り巻く環境を理解すると同時に、銀行業界で働いた場合の仕事の内容も理解しておくことが大切です。
また、十八親和銀行とはどのような会社なのかを理解することも、面接準備には必須です。
十八親和銀行の会社に関する知識など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも参考にしてください。
十八親和銀行の中途採用情報について【転職】
続いて十八親和銀行の転職面接について解説していきます。
はじめに十八親和銀行のキャリア(中途)採用情報について以下に記します。
- 募集業務
十八親和銀行は転職の希望者を対象とした中途採用を行っています。
募集業務は銀行業務全般です。
学歴・年齢・勤務経験は問いません。
- 選考フロー
キャリア採用エントリーシート・履歴書・職務経歴書・個人情報の利用に関する同意書送付→書類選考→面接(複数回)→内定
- キャリア採用エントリーシート
志望理由、過去の業務内容、自己PR,資格等
- 面接
面接では、求める人材かどうかを判断されます。現職(前職)の仕事内容の深掘りもされます。
自己PRに関すること
- 現職(前職)の業務内容を説明してください
志望動機に関すること
- なぜ十八親和銀行を志望しますか
退職理由に関すること
- 現職(前職)を退職する理由は何ですか
面接攻略の考え方【転職】
転職の面接では自己PRと志望動機、退職理由を必ず訊かれます。
それらについて的確に答えるための準備をしてください。
以下の自己PRと志望動機、退職理由のヒントが参考になります。
- 面接時の自己PRのヒント
■課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
十八親和銀行は、特に課題解決力と行動力を求めていると考えられます。
求める人材にあるように、十八親和銀行は、「高い感受性と、失敗を恐れず行動を起こすチャレンジ精神のある」「顧客の求めている今までなかった価値のある提案を行うことが出来る」人を求めています。
ここで、「顧客の求めている今までなかった価値のある提案を行うことが出来る」ことは課題解決力を表しています。
また、「高い感受性と、失敗を恐れず行動を起こすチャレンジ精神のある」ことは、行動力を表しているのではないでしょうか。
十八親和銀行は、長崎県経済の発展に寄与する「顧客満足度No.1銀行」を掲げており、地域社会の豊かさや持続可能な地域経済の発展への貢献を目指しています。
2022年4月よりスタートした第7次中期経営計画では、合併により築き上げた経営基盤を活かし、「お客さま起点」を徹底することで、地域と共に未来を共創していく地域金融機関の役割を果たそうとしています。
これらを確実に推進するためには、課題解決力と行動力のある人を求めているのではないでしょうか。
転職の面接では、現職(前職)において、応募書類だけでは説明しきれない仕事ぶりを説明してください。
業務目標達成に向けて課題を見つけ、解決のためにこれまでの考えにとらわれない新しい対策を立案し、関係者を巻き込んで粘り強く遂行した経験があればそれを加えてください。
さらに職務を遂行するさいに困難だったこと、困難をどのように乗り越えて成果を上げたかを伝えてください。
最後に、十八親和銀行で活かせる、身につけた知識やスキルを語ってください。
もし上記の能力について乏しい場合は、自分の最も伝えたい能力を面接で上手に説明して、間接的にでも募集業務に役立つことを伝えましょう。
■金融業界や銀行業界の知識を答えられるように準備する
十八親和銀行の「キャリア(中途)採用」の募集では、金融機関の勤務経験を問わない募集となっています。
応募者のなかで、金融機関で働いた経験のある人は、金融業界や銀行業界の専門知識をどれだけ持っているか確認されることがありますので、答えられるようにしましょう。
一方、金融機関で働いた経験のない人は、金融や銀行業界の基礎知識を事前に勉強しておくと良いと考えます。
また、応募者は、直近のニュースで話題になった金融や銀行業界に関することで質問があれば、答えられるようにしましょう。
- 面接時に志望動機を語るヒント
■なぜ十八親和銀行を選ぶのか明確に伝える
十八親和銀行の事業内容や、ふくおかフィナンシャルグループの経営理念、経営戦略などから感じたことをまとめてください。
そのなかで、自分が共感できることが十八親和銀行を選んだ志望動機になります。
また十八親和銀行と競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。
十八親和銀行を志望する人は、十八親和銀行と並行して地元の他の金融機関にも応募する人が多いことと思います。
Uターン希望者は、地元の有力企業も視野に入っているかも知れません。
そのような競合先と比較しなぜ十八親和銀行なのかを質問されたときに、しっかり答えられなくてはなりません。
十八親和銀行や他の金融機関を訪れて、その違いを肌で感じることも有効です。
■十八親和銀行でやりたい仕事を明確に伝える
中途採用の応募者は、十八親和銀行でどのような仕事をやりたいかとその理由をしっかりと説明する必要があります。
応募者が募集業務に応募した主な理由は、現職(前職)で培った自分の経験や能力、スキルが十八親和銀行で活かせることだと思います。
ですから、現職(前職)の職務内容と使える能力やスキルなどを説明し、採用されたらやりたい仕事で貢献できることを伝えてください。
- 転職面接時に退職理由を語るヒント
■面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする
「なるほど、そのような前向きな理由があって退職したのですね」と面接官に納得してもらえる内容を説明しましょう。
間違っても上司と合わないとか、労働条件が悪いなどというネガティブな理由を言わないでください。
例えば、現職(前職)では、自分の持つ能力、スキルをこれ以上向上させることが難しく、キャリアアップのために転職を考えたというような言い方です。
以上、十八親和銀行の中途採用情報と転職の面接攻略の考え方を説明しました。
特に面接は複数回行われ、自己PRと志望動機、退職理由に関する様々な質問がなされることが予想されます。
また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい転職希望者のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの転職面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。
本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。
面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【転職】
十八親和銀行の面接を攻略するためには、まず銀行業界を取り巻く環境を理解することと、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。(金融機関に勤務の人はご存知のことと思いますが)
ブログ記事「【2025年】銀行業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。
続いて、十八親和銀行とはどのような銀行なのかを理解することも面接準備には必須です。
十八親和銀行の会社概要、ふくおかフィナンシャルグループ経営理念や経営戦略など面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
これら以外にも十八親和銀行のホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。
本記事の後半で十八親和銀行のホームページから得た基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。
十八親和銀行の面接攻略のまとめ【転職】
十八親和銀行に入行を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?
十八親和銀行が採用したい人材は、「高い感受性と、失敗を恐れず行動を起こすチャレンジ精神のある」「顧客の求めている今までなかった価値のある提案を行うことが出来る」人です。
面接では、求める人材かどうかを判断されます。現職(前職)の仕事内容の深掘りもされます。
面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。
- 課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
- 金融業界や銀行業界の知識を答えられるように準備する
面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- なぜ十八親和銀行を選ぶのか明確に伝える
- 十八親和銀行でやりたい仕事を明確に伝える
面接で退職理由を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- 面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする
面接を攻略するためには、まずは銀行業界を取り巻く環境を理解すると同時に、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
また、十八親和銀行とはどのような銀行なのかを理解することも面接準備には必須です。
十八親和銀行の会社に関する知識など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも参考にしてください。
十八親和銀行の会社概要
ここからは十八親和銀行の会社概要を説明します。面接において志望動機を語る上で役に立ちます。
- 十八親和銀行は、1877年に第十八国立銀行として創立された十八銀行と、1879年に第九十九国立銀行として創業し、1939年に設立された親和銀行の合併により2020年10月に発足しました。
ふくおかフィナンシャルグループの完全子会社です。
- ふくおかフィナンシャルグループのブランドスローガンは「あなたのいちばんに。」です。
- 十八親和銀行の店舗数は188です。長崎県164、その他九州を中心に本州にも店舗を配置しています。(2024年3月)
- 長崎県内の預金シェアは56.0%、貸出金シェアは63.6%と金融機関中トップです。(2023年3月)
- 2024年3月期の経営数字は次の通りです。
資本金は、368億円です。
従業員数は、1,892人です。
総資金残高は、8兆601億円です。
預金残高は、5兆6,304億円です。
貸出金残高は、4兆824億円です。
経常収益は、809億円です。
経常利益は、138億円です。
当期純利益は、105億円です。
自己資本比率は、10.31%と、国内基準の4%を上回っています。
十八親和銀行の格付けについて、格付投資情報センターが「AA―」、日本格付研究所が「AA―」の評価がされています。(2024年10月)
面接で志望動機を語るさいは、地域密着経営と経営の安定性について取り上げても良いでしょう。
ふくおかフィナンシャルグループ経営理念
ふくおかフィナンシャルグループの経営理念について紹介します。
グループ経営理念
ふくおかフィナンシャルグループは、高い感受性と失敗を恐れない行動力を持ち、未来志向で高品質を追求し、人々の最良な選択を後押しする、すべてのステークホルダーに対し、価値創造を提供する金融グループを目指します。
面接では「経営理念を知っていますか」と質問されることもあるかも知れません。覚えておくと良いでしょう。
ふくおかフィナンシャルグループの経営戦略
ふくおかフィナンシャルグループは、第7次中期経営計画~カタチは変わる。想いは変わらない。~(2022~2024年度)を推進中であり、その内容について長期ビジョンを含めて概要を紹介します。
- 長期ビジョン2030
目指す姿は、「ファイナンスとコンサルティングを通じて全てのステークホルダーの成長に貢献するザ・ベスト リージョナルバンク」です。
そのために、①信頼をベースに多様化する顧客ニーズにストレスなく応えるサービス開発力、②企業・社会課題を解決するソリューション力、➂大きく変化する環境・社会課題や働き方に柔軟に対応できる組織力、の3点を備えたい力と位置付けています。
- 第7次中期経営計画~カタチは変わる。想いは変わらない。~
- 基本戦略は、既存ビジネスの利益成長を基盤に、4つの重点取組の早期実現を図っていくことです。デジタルチャネルの構築を軸に既存事業のDX等に取組みます。
重点取組は、①業務改革2nd、②営業改革、③戦略系子会社の強化、④新事業への挑戦、の4つです。
- 業務改革2nd
将来の社会像を踏まえ、現在の店舗を前提とした営業・事務から、オンライン前提へ変革、及び中核となるデジタルチャネルを構築し、顧客利便性と業務生産性の飛躍的な向上を目指す。
- 営業改革
デジタルチャネルの有効活用等を通じた営業活動のDXと「お客さま本位」の徹底、及び対面営業とデジタルが融合した連続性のある金融サービスを展開する。
- 戦略系子会社の強化
戦略系子会社の事業領域拡大により、グループ総合力やソリューション力の引上げる。また、銀行の顧客基盤やFFGのネットワークの活用、外部とのアライアンス等を通じて、戦略系子会社の営業力や収益力を拡大し、グループとしての提供価値を最大化する。
- 新事業への挑戦
これまでの銀行ビジネスとは異なるアプローチで新事業に取組み、顧客基盤の拡大、新たな収益源の獲得を目指す。
- 基本戦略は、既存ビジネスの利益成長を基盤に、4つの重点取組の早期実現を図っていくことです。デジタルチャネルの構築を軸に既存事業のDX等に取組みます。
面接で自己PRや志望動機を語るさいは、経営戦略を理解しておくことが大切です。