【26卒/25年転職】面接官が教える「四国銀行」の面接対策
高知県最大手の金融機関である四国銀行に入行を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。
応募者は事前にどのような面接の対策をしたらよいのでしょうか?
四国銀行に入行を希望する人がぜひとも知っておきたい面接に関する情報や、ノウハウというものがあります。
例えば四国銀行の面接では、求める人材をよく理解した上で、特に課題解決力と行動力をアピールすることが大切です。
一方、面接で志望動機を語るためには、競合他社と比べてなぜ四国銀行なのか答えられなければいけません。
高知県への地元愛を語ることも大切です。
これら以外にも四国銀行の面接を受けるにあたって大切なポイントがあります。
本ブログでは、面接官である筆者が、四国銀行の採用情報とともに、面接で必ず訊かれる自己PRや志望動機の受け答えなどについてその対策を解説していきます。
さらに面接に臨むうえで必要な知識として、四国銀行の会社に関する情報を載せています。
面接対策は、自己分析や企業研究の段階から既にはじまっています。
自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシート(就活)、職務経歴書(転職)を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。
就活中の学生や転職希望者は、本サイト「キャリア育みファーム」を読んでいただければ、自己分析・企業研究の段階からスムーズに選考・面接対策ができるようになります。
さらに、絶対の自信を持って臨みたい方には、「就活面接必勝法」・「転職面接必勝法」を用意しております。
四国銀行の求める人材
四国銀行はどのような人材を求めているのでしょうか?
ホームページの新卒採用情報サイトにある、「人材育成」には『当行の持続的な発展に向け、一人一人の「チャレンジする」「強みを活かす」「強みを伸ばす」取組みを積極的に支援する制度を整備し、お客さま・地域の課題解決ができる長期計画的な人財開発・育成に取組んでいます』と明記されています。
「人財育成」の方針から導かれる四国銀行の求める人材は次のような人です。
- チャレンジする人
- お客さま・地域の課題解決ができる人
求める人材は、面接で自己PRをするときの参考としてぜひとも知っておいてください。
四国銀行の新卒採用情報について【就活】
はじめに四国銀行の新卒関連情報を紹介します。
- 募集コース
四国銀行は総合職、地域総合職のコース別募集となっています。
総合職は、幅広いネットワークにより様々な場所で経験を積むコースで、転居を伴う転勤があります。地域総合職は、特定エリアに密着して経験を積むコースです。
入社後3~5年はジョブローテーションによる基礎スキルの習得を行い、その後は「ビジネスコンサル群」または「個人コンサル群」の役割を選択します。
- 選考フロー
WEBエントリー→会社説明会→エントリーシート→適性検査→面接(複数回)→内々定
- エントリーシート(25年卒)
自己PRに関すること
- 趣味・特技を教えてください。
- 学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容を教えてください。
- あなたについて教えてください。(自己PR・強み・弱みなど自由)
- 学生時代に最も打ち込んだことを教えてください。
志望動機に関すること
- あなたが生まれ育った地域をより活性化させる方法を教えてください。(出身地・現在住んでいる地域など問いません)
- あなたが四国銀行を志望する理由を教えてください。
- 四国銀行で実現したい夢や目標は何ですか。
- 面接
面接は、エントリーシートをもとに深掘りがされます。
自己PRに関すること
- 自己PRしてください
- ゼミでは何を学んだか具体的に話してください
- 学生時代に力を入れたことは何ですか
- チームで働いていけますか
- チームで何かを成し遂げた経験はありますか
- クラブ・サークル活動は何をしていましたか
- アルバイトは何をしていましたか(クレーム対応のやり方)
- 挫折体験はありますか
- 友達にどのような人だと言われますか
- 長所と短所は何ですか
- 就活について親はどう思っていますか
- 社会人と学生の違いは何ですか
- ストレス耐性はありますか
- 趣味は何ですか
- 最近気になったニュースは何ですか
志望動機に関すること
- なぜ銀行を志望しますか
- なぜ四国銀行を志望しますか
- どのような銀行員になりたいですか
- 入行してやりたい仕事は何ですか
- 専門を銀行でどのように活かせますか
- 転勤は大丈夫ですか
- 勤務地希望はありますか
- 他社の応募状況と四国銀行の志望度を教えてください
- 採用人数
19年度入行実績 88名(総合G職43名、総合E職7名、一般職38名)
20年度入行実績 81名(総合G職42名、総合E職3名、一般職36名)
21年度入行実績 47名(総合職23名、地域総合職24名)
22年度入行実績 49名(総合職36名、地域総合職13名)
23年度入行実績 54名(総合職37名、地域総合職17名)
24年度入行実績 58名
25年度入行計画 前年並み
- 学歴フィルター
高知県出身者で県外の大学に進学した学生や、高知県の大学出身者が多いようです。
学歴フィルターは特にないと考えます。
面接攻略の考え方【就活】
就活の面接では自己PRと志望動機を必ず訊かれます。
よってそれらの答えをあらかじめ準備する必要があります。
以下の自己PRと志望動機のヒントを参考にしてまとめてください。
- 面接時の自己PRのヒント
■課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
四国銀行は、特に課題解決力と行動力を求めていると考えられます。
上記の求める人材にあるように、四国銀行は、「チャレンジする」「お客さま・地域の課題解決ができる」人を求めています。
ここで、「チャレンジする」は行動力を、「お客さま・地域の課題解決ができる」は課題解決力を表しているのではないでしょうか。
四国銀行は、10年ビジョンとして、金融を基盤とするサービスを通じて、グループ一体で「地域と産業を牽引するベスト&リライアブルカンパニー」を目指しています。
そして、「中期経営計画2023」では、ベスト&リライアブル“カンパニー”に向けた変革の第一歩として、「10年ビジョンの実現に向けた態勢整備」と「経営体質の強化」の2つの戦略テーマに取り組んでいます。
これらを推進するためには、まさに課題解決力と行動力のある人が求められているのではないでしょうか。
面接では、学生時代において最も力を入れたことを伝える中で、課題解決力と行動力をアピールしましょう。
目標に向けて課題を発見し、既存の発想にとらわれずに新しい解決法を考え、解決のための計画づくりができ、実現のために粘り強く取り組む人というアピールです。
力を入れたことは学業、クラブ・サークル活動、アルバイト、ボランティア活動などなんでも良いのです。
最も力を入れたことは何か、なぜ力を入れたのか、困難だったことと困難を解決するために創意工夫してどのように粘り強く行動したか、その結果と自分が身につけたことを語ってください。
但し、四国銀行は採用するすべての人に課題解決力と行動力を求めているわけではありません。
自分の最も伝えたい能力が他にあるなら、その能力を上手に説明してください。
■人と信頼関係を築くことができることを説明する
四国銀行の経営理念では、「地域の皆さまに最も愛され、親しまれ、信頼される銀行」を標榜し、地域と社会の発展に貢献することを使命として歩んできたことをうたっています。
銀行業務は、顧客との信頼関係なくしては成り立ちません。
先輩行員インタビューでは、総合職の行員が「仕事をするうえで大切にしていることは、お客さまから真っ先に相談していただける人間関係をつくること」と語っています。
地域総合職の行員が、「ミスをすると訂正することに時間がかかりお客さまに迷惑をかけることや、信頼を失うことに繋がるため、少しでも自分の中で引っかかる部分があるときは上司に確認をお願いしている」と話しています。
信頼関係を築くために大切なことは、このように、顧客に対して誠実であることです。
面接では、学生時代において最も力を入れたことを伝える中で、関係する人達に誠実に対応したことがわかるような説明を行ってください。
- 面接時に志望動機を語るヒント
■なぜ銀行を選ぶのか明確に伝える
銀行とは何か、銀行業界を取り巻く環境や、銀行業界の仕事についての基本は、ブログ記事「【2025年】銀行業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を参照ください。
銀行は、預金・貸付・為替の3大業務から、投資信託や保険商品などの手数料が収益の柱になりました。そして、経営・事業支援業務や個人向け資産運用コンサルティングも手掛けるようになりました。
地方銀行は、地方創生事業への関わりも重視されるようになってきました。
まずは、銀行業務の事業構造が変わってきていることを理解してください。
さらに、フィンテックと呼ばれるデジタル技術の革新が進行中であり、フィンテックが事業モデルや仕事のあり方を変えてしまう可能性があることも理解してください。
マニュアルに書いてある通りに行う仕事は自動化され、行員は顧客に対するコンサルティングやより創造的な仕事を行うようになるでしょう。
このような変化の中で、自分が関心のあることを伝えられるとよいでしょう。
■なぜ四国銀行を選ぶのか明確に伝える
四国銀行の経営理念、事業内容や中期経営計画などから感じたことをまとめてください。
そのなかで、自分が共感できることが四国銀行を選んだ志望動機になります。
また四国銀行と競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。
四国銀行を志望する人は、金融業界に興味がある人であり、四国銀行と並行して地元の高知銀行や高知信用金庫、近県の伊予銀行、百十四銀行、阿波銀行などの金融機関にも応募する人が多いことと思います。
あるいは、地元の有力企業にも興味のある人がいるかも知れません。
たとえ四国銀行が第一志望でなくても、競合先と比較しなぜ四国銀行なのかをしっかり答えられなくてはなりません。
四国銀行や他の競合金融機関を訪れて、その違いを肌で感じることも有効です。
■四国銀行でやりたい仕事を明確に伝える
四国銀行に入行後は営業店に配属となり、3~5年間、銀行業務の基礎や顧客との関係構築、顧客ニーズに応じたコンサルティング業務を習得することになります。
銀行業務の基礎などを取得後、ビジネスコンサル群と個人コンサル群のいずれかを選択し、そこでやりたい仕事は何か、なぜその仕事をやりたいのかを説明できるようにしてください。
さらに、やりたい仕事で活かせる能力やスキルがあればそれを伝えてください。
■高知県への地元愛を語る
四国銀行は、経営理念の説明において、「"地域の皆さまに最も愛され、親しまれ、信頼される銀行"を標榜し、地域と社会の発展に貢献することを使命として歩んでまいりました」と記しています。
四国銀行は基本的に高知県を中心とした地元密着型の金融業であり、高知県を含めた四国4県に影響力を持っています。
高知県全域にネットワークを広げ、企業や住民、行政機関などとの取引や関係構築などを通じて、地域・産業を金融面から支え、地域経済の活性化に貢献するという社会的使命を担っています。
これらを推進するためには、高知県が好き、高知県とともに成長したい人が必要です。
高知県がこのように好きだと言えるように、地域のことを学びましょう。
■四国銀行の志望順位、他社の応募状況を答えられるようにする
志望順位については、迷わず第一志望です、と答えましょう。
他社の応募状況を聞かれたら、金融業界志望なら「同じ業界に応募中です」と伝えても構わないと思います。
それ以外なら「〇〇業界にも興味があり応募しています」と答えてください。この場合まったくの異業種であれば、なぜそこに応募したのか答えられるようにしてください。
以上、四国銀行の採用情報と面接攻略の考え方を説明しました。
特に面接は複数回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。
また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい就活生のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの就活面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。
本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。
面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】
四国銀行は高知県最大手の金融機関であり、徳島県や香川県、愛媛県といった四国3県や、本州にも店舗を配置しています。
このような四国銀行の面接を攻略するためには、まず銀行業界を取り巻く環境を理解することと、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
ブログ記事「【2025年】銀行業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。
続いて、四国銀行とはどのような銀行なのかを理解することも面接準備には必須です。
四国銀行のプロフィ―ル、経営理念、中期経営計画など面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
これら以外にも四国銀行のホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。
本記事の後半で四国銀行のホームページから得た基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。
四国銀行の面接攻略のまとめ【就活】
四国銀行に入行を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?
四国銀行が採用したい人材は、「チャレンジする」「お客さま・地域の課題解決ができる」人です。
面接では、エントリーシートをもとに深掘りがされます。
面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。
- 課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
- 人との信頼関係を築くことができることを証明する
面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- なぜ銀行を選ぶのか明確に伝える
- なぜ四国銀行を選ぶのか明確に伝える
- 四国銀行でやりたい仕事を明確に伝える
- 高知県への地元愛を語る
- 四国銀行の志望順位、他社の応募状況を答えられるようにする
面接を攻略するためには、まずは銀行業界を取り巻く環境を理解すると同時に、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
また、四国銀行とはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。
四国銀行の会社に関する知識など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも参考にしてください。
四国銀行の中途採用情報について【転職】
続いて四国銀行の転職面接について解説していきます。
はじめに四国銀行のキャリア(中途)採用情報について以下に記します。
- 募集職種
四国銀行は転職の希望者を対象とした中途採用を行っています。
行内に必要な能力、スキルを持つ人が足りないと思われる職種について募集しています。
なので、応募にあたっては金融機関勤務経験者等、一定の専門スキルを有する人を対象としています。
Uターン希望者を歓迎しています。
現時点でどのような職種を募集しているか、詳細は、四国銀行のホームページにあるキャリア採用情報をご覧ください。
ちなみに、2024年10月現在、証券、外為、リスク管理、システム、コンサルティング、資産運用相談、法人営業、その他製造・医療等の分野で専門知識を持つ人を募集しています。
また、四国銀行従業者から、入行を希望する家族・友人・知人の紹介を受けて、 キャリア採用(中途採用)を行う「しぎんリファラル採用制度」もあります。
- 選考フロー
履歴書・職務経歴書送付→書類選考→面接(複数回)→内定
- 面接
面接では、求める人材かどうかを判断されます。現職(前職)の仕事内容の深掘りもされます。
自己PRに関すること
- 現職(前職)の職務内容を説明してください
志望動機に関すること
- なぜ四国銀行を志望しますか
退職理由に関すること
- 現職(前職)を退職する理由は何ですか
面接攻略の考え方【転職】
転職の面接では自己PRと志望動機、退職理由を必ず訊かれます。
それらについて的確に答えるための準備をしてください。
以下の自己PRと志望動機、退職理由のヒントが参考になります。
- 面接時の自己PRのヒント
■課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
四国銀行は、特に課題解決力と行動力を求めていると考えられます。
上記の求める人材にあるように、四国銀行は、「チャレンジする」「お客さま・地域の課題解決ができる」人を求めています。
ここで、「チャレンジする」は行動力を、「お客さま・地域の課題解決ができる」は課題解決力を表しているのではないでしょうか。
四国銀行は、10年ビジョンとして、金融を基盤とするサービスを通じて、グループ一体で「地域と産業を牽引するベスト&リライアブルカンパニー」を目指しています。
そして、「中期経営計画2023」では、ベスト&リライアブル“カンパニー”に向けた変革の第一歩として、「10年ビジョンの実現に向けた態勢整備」と「経営体質の強化」の2つの戦略テーマに取り組んでいます。
これらを推進するためには、まさに課題解決力と行動力のある人が求められているのではないでしょうか。
転職の面接では、現職(前職)において、履歴書や職務経歴書だけでは説明しきれない仕事ぶりを説明してください。
業務目標達成に向けて課題を見つけ、解決のためにこれまでの考えにとらわれない新しい対策を立案し、関係者を巻き込んで粘り強く遂行した経験があればそれを加えてください。
さらに職務を遂行するさいに困難だったこと、困難をどのように乗り越えて成果を上げたかを伝えてください。
最後に、四国銀行で活かせる、身につけた知識やスキルを語ってください。
もし上記の能力について乏しい場合は、自分の最も伝えたい能力を面接で上手に説明して、間接的にでも募集職種に役立つことを伝えましょう。
■応募職種の専門的な知識を答えられるように準備する
四国銀行の中途採用では、募集職種の経験者に限定した募集となっています。
金融機関の経験者は、金融業界や銀行業界の専門知識は当然のこととして、応募職種の専門知識をどれだけ持っているか確認されます。
金融機関の未経験者は、金融業界や銀行業界の基礎知識や、応募職種の専門知識をどれだけ持っているか確認されるでしょう。
よってそれらの知識とか、直近のニュースで話題になった金融、銀行業界に関することで質問があれば答えられるように準備しましょう。
- 面接時に志望動機を語るヒント
■なぜ四国銀行を選ぶのか明確に伝える
四国銀行の経営理念、事業内容や中期経営計画などから感じたことをまとめてください。
そのなかで、自分が共感できることが四国銀行を選んだ志望動機になります。
また四国銀行と競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。
四国銀行を志望する人は、四国銀行と並行して地元の他の金融機関にも応募する人が多いことと思います。
Uターン希望者は、地元の有力企業も視野に入っているかも知れません。
そのような競合先と比較し、なぜ四国銀行なのかをしっかり答えられなくてはなりません。
四国銀行や他の金融機関を訪れて、その違いを肌で感じることも有効です。
■四国銀行で応募する職種を選んだ理由とやりたい仕事を明確に伝える
中途採用の応募者は、応募する職種を選んだ理由と、どのような仕事をやりたいか、なぜやりたいかをしっかりと説明する必要があります。
中途採用の応募者が応募職種を選んだ主な理由は、現職(前職)で培った自分の経験や能力、スキルが四国銀行で活かせることだと思います。
それには、現職(前職)の職務内容と使える能力やスキルなどを説明し、採用されたらやりたい仕事で貢献できることを伝えてください。
■高知県への地元愛を語る
四国銀行は、経営理念の説明において、「"地域の皆さまに最も愛され、親しまれ、信頼される銀行"を標榜し、地域と社会の発展に貢献することを使命として歩んでまいりました」と記しています。
四国銀行は基本的に高知県を中心とした地元密着型の金融業であり、高知県を含めた四国4県に影響力を持っています。
高知県全域にネットワークを広げ、企業や住民、行政機関などとの取引や関係構築などを通じて、地域・産業を金融面から支え、地域経済の活性化に貢献するという社会的使命を担っています。
これらを推進するためには、高知県が好き、高知県とともに成長したい人が必要です。
高知県がこのように好きだと言えるように、地域のことを学びましょう。
- 転職面接時に退職理由を語るヒント
■面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする
「なるほど、そのような前向きな理由があって退職したのですね」と面接官に納得してもらえる内容を説明しましょう。
間違っても上司と合わないとか、労働条件が悪いなどというネガティブな理由を言わないでください。
例えば、現職(前職)では、自分の持つ能力、スキルをこれ以上向上させることが難しく、キャリアアップのために転職を考えたというような言い方です。
以上、四国銀行の中途採用情報と転職面接攻略の考え方を説明しました。
特に面接は複数回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。
また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい転職希望者のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの転職面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。
本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。
面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【転職】
四国銀行の面接を攻略するためには、まず銀行業界を取り巻く環境を理解することと、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。(金融機関に勤務の人はご存知のことと思いますが)
ブログ記事「【2025年】銀行業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。
続いて、四国銀行とはどのような銀行なのかを理解することも面接準備には必須です。
四国銀行のプロフィ―ル、経営理念、中期経営計画など面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
これら以外にも四国銀行のホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。
本記事の後半で四国銀行のホームページから得た基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。
四国銀行の面接攻略のまとめ【転職】
四国銀行に入行を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?
四国銀行が採用したい人材は、「チャレンジする」「お客さま・地域の課題解決ができる」人です。
面接では、求める人材かどうかを判断されます。現職(前職)の仕事内容の深掘りもされます。
面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。
- 課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
- 応募職種の専門的な知識を答えられるように準備する
面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- なぜ四国銀行を選ぶのか明確に伝える
- 四国銀行で応募する職種を選んだ理由とやりたい仕事を明確に伝える
- 高知県への地元愛を語る
面接で退職理由を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- 面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする
面接を攻略するためには、まずは銀行業界を取り巻く環境を理解すると同時に、銀行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
また、四国銀行とはどのような銀行なのかを理解することも面接準備には必須です。
四国銀行の会社に関する知識など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも参考にしてください。
四国銀行を志望するときに知っておきたい社風
四国銀行を受けるにあたり知っておきたい社風について以下に記します。
- 清掃業者が来ない支店は、若手行員が朝早く出社し掃除をしているので、職場環境は綺麗に保たれています。
- 半期ごとに2日の計画休暇や年に1回の5連続休暇があります。
- 幼い子供がいる行員は、男性女性問わず、時短勤務や育児休暇の利用が可能です。
- 高知県での知名度は高く、愛行精神が強い行員が多いです。年功序列が残っています。
- 社会貢献としてボランティア活動にも精を出しており、高知龍馬マラソンや高知市内の花火大会での給水ボランティア・ごみ拾いなど地域に認知された活動を行っています。
面接で語る志望動機を作る際、社風をよく知っていることが大切です。
四国銀行の会社概要
ここからは四国銀行の会社概要を説明します。面接において志望動機を語る上で役に立ちます。
- 四国銀行は、1878年設立の第三十七国立銀行と、同年設立の第二十七国立銀行が前身です。
1896年社名変更した高知第三十七国立銀行と、第二十七国立銀行が合併し、1897年高知銀行となります。(現在の高知銀行とは無関係)
1923年四国銀行に商法変更します。その前後地元の銀行と合併、買収などがあり現在に至っています。
- 四国銀行の店舗数は110です。(高知県63、徳島県23、香川県7、愛媛県6、本州10、インターネット専用支店1)(2024年3月末)
- 2024年3月期の決算数字は次の通りです。
資本金は、250億円です。
従業員数は、1,244人です。
総預金残高は、3兆440億円です。
貸出金残高は、2兆854億円です。
経常収益は、524億13百万円です。
経常利益は、88億55百万円です。
当期純利益は、70億45百万円です。
自己資本比率は8.24%と国内基準の4%を上回っています。
四国銀行の格付けについて、日本格付研究所から「A」の評価がされています。(2024年10月)
面接で志望動機を語るさいは、地域密着経営について取り上げても良いでしょう。
四国銀行の経営理念
ここからは四国銀行の経営理念を紹介します。
経営理念
経営理念
健全経営に徹し、金融を基盤とするサービスを通じて社会の発展に貢献する。
行動規範
お客さまを大切にし、社会的責任を持った行動をする。
面接では「経営理念を知っていますか」と質問されることもあるかも知れません。覚えておくと良いでしょう。
四国銀行の中期経営計画
四国銀行は「中期経営計画2023」(2023年度~2025年度)を策定し展開中です。その概要を紹介します。
- 新たな10年ビジョン
「地域と産業を牽引するベスト&リライアブルカンパニー」を目指す
- 位置付け
中期経営計画は、10年ビジョンの実現に向けた「変革の第一歩」と位置付け
- 戦略テーマ
「中期経営計画2023」は、ベスト&リライアブル“カンパニー”に向けた変革の第一歩として、「10年ビジョンの実現に向けた態勢整備」と「経営体質の強化」の2つの戦略テーマを両輪で推進
10年ビジョンの実現に向けた態勢整備
- 地域・産業の牽引に向けた態勢整備
地域・産業の振興機能の強化、法人営業スタイルの変革、非金融機能の立上げ・強化
- 個人に対する新たな価値創造に向けた態勢整備
大和証券との銀証連携モデルの確立、アプリを中心とした顧客体験の再構築
- お客さまと繋がり続けるオムニチャネルの構築
デジタル・非対面チャネルの拡充
- 経営インフラの整備
データ・システム基盤の最適化、組織・人財の変革に向けた態勢整備
経営体質の強化
- 収益力の向上
営業生産性の向上、高度金融の態勢強化、市場運用の態勢強化
- 効率性の向上
全社オペレーション変革、物件費・システム費用の最適化
- 地域・産業の牽引に向けた態勢整備
面接で自己PRや志望動機を語るさいは、中期経営計画を理解しておくことが大切です。