【24卒/23年転職】面接官が教える「旭化成」の面接対策

2022.10.04 更新
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大手総合化学メーカーである旭化成に入社を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。応募者は事前にどのような面接の対策をしたらよいのでしょうか?

旭化成に入社を希望する人がぜひとも知っておきたい面接に関しての情報や、ノウハウというものがあります。

例えば旭化成の面接では、求める人材をよく理解した上で、課題解決力や行動力、チームワーク力の中から自分の強みを選んでアピールすることが大切です。

技術系で応募の場合、就活生は研究内容を、転職希望者は技術力を的確に説明できることも必要です。

一方、面接で志望動機を語るためには、企業研究を行うことで旭化成を良く知っておく必要があります。

これら以外にも旭化成の面接を受けるにあたって大切なポイントがあります。

本ブログでは、面接官である筆者が、旭化成の採用情報とともに、面接で必ず訊かれる自己PRや志望動機の受け答えなどについてその対策を解説していきます。

さらに面接に臨むうえで必要な知識として、旭化成の会社に関する情報を載せています。

面接対策は、自己分析や企業研究の段階から既にはじまっています。

分析した結果を基に、就活生はエントリーシート、転職希望者は職務経歴書を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げる必要があります。

就活中の学生や転職の希望者は、本ブログを読むことで自己分析・企業研究の段階からスムーズに選考・面接対策ができるようになります。

目次
  1. 旭化成の求める人材
  2. 旭化成の新卒採用情報について【就活】
  3. 面接攻略の考え方【就活】
  4. 面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】
  5. 旭化成の面接攻略のまとめ【就活】
  6. 旭化成の中途採用情報について【転職】
  7. 面接攻略の考え方【転職】
  8. 面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【転職】
  9. 旭化成の面接攻略のまとめ【転職】
  10. 旭化成を志望するときに知っておきたい社風
  11. 旭化成の会社概要
  12. 旭化成のDNAを知る
  13. 旭化成のグループ理念
  14. 旭化成の目指す姿
  15. 旭化成の中期経営計画
  16. 参考リンク集

旭化成の求める人材

旭化成はどのような人材を求めているのでしょうか。

面接では求める人材を知っておくことが自己PRをするうえで必要です。

ホームページの「サステナビリティ」サイトの「人財」にある人財理念で「社員に求めること」には、次のような求める人材像が載っています。

社員に求めること
  • 挑戦し、変化し続ける
  • 誠実に、責任感を持って行動する
  • 多様性を尊重する

また転職の場合は、募集職種にある募集要項の応募資格欄に、職種ごとに「求める人物像」が記されていますので、参照してください。

面接において自己PRを話すとき、求める人材像を知っておくことは大切ですから、覚えておくと良いでしょう。

旭化成の新卒採用情報について【就活】

はじめに旭化成の新卒採用情報について、その概要を以下に記します。

  1. 募集職種

    募集職種は、総合職として事務系職種、技術系職種、MRです。

    また、専門職として、事務系、技術系の募集も行っています。

  2. 選考フロー

    プレエントリー→会社説明会→エントリーシート→適性検査→面接(複数回)→内々定

  3. エントリーシート(23年卒)

    自己PRに関すること

    • 「人生に影響を与えた出来事・経験」を最大3つお教えください。(すべてを回答する必要はありません) ※なお、「題名(30字以内)」「概要(60字以内)」に分けて記載ください。
    • 学生時代に注力したことを合計100%になるようにお答えください。
    • 学生時代最も注力したことについて自由にお書きください。(300字以内)
    • あなたが大切にしたいワードを以下から5個選択してください。(責任/調和/達成/創造/多様性/スピード/安定/ワクワク/福利厚生/適度な収入/楽しい/チームワーク/リーダーシップ/サポート/オンリーワン/ナンバーワン)
    • 右の9つのワードのうち3つ以上のワードを用いて、自由に文章を作成してください。物語、詩、自分の考えなどどんな内容、表現方法でも結構です。(200文字以内) <科学/気候/アンティーク/作法/不機嫌/鏡像/楓/WEB/慈悲>

    志望動機に関すること

    • 就職活動あるいは日々の生活において大事にしている軸は何ですか?(100字以内)
  4. 面接

    面接では、学生時代に熱意をもって取り組んだこと、志望理由の深掘りがあります。技術系は研究内容の深掘りがあります。

    自己PRに関すること

    • 自己紹介してください
    • 中高校の部活動は何をやりましたか
    • 学生時代に力をいれたことについて教えてください。(なぜそれを始めたか、困難だったこと、困難をいかに乗り越えたか、チームでの役割、意見が対立したときの対応、何を学んだか、今後に活かせることは何か)
    • ゼミの研究内容について説明してください
    • 理系は研究内容について自己紹介を含めて10分説明する、(スライドなど使用もあり)なぜそれを研究するのか、オリジナリティ、どのように取り組んだか、その結果どうなったか、今後の予定、反省点、仕事でどう活かせるかなど)
    • 過去の行動、選択において、どのような基準、動機でもってその道を選びましたか
    • 挫折経験はありますか、そこから学んだことは何ですか
    • リーダー経験はありますか
    • 周りからどんな人って言われますか
    • アルバイトの内容とやりがいは何ですか
    • 強みと弱みは何ですか(強みを発揮した事例、弱みはどう克服しているか)
    • 尊敬する人はだれですか
    • 苦手な人はどのような人ですか
    • 将来のなりたい社会人像を教えてください
    • 最近のニュースで気になったことは何ですか

    志望動機に関すること

    • 会社を選ぶ際に大事にしていることは何ですか
    • なぜ化学業界を志望しますか
    • なぜ旭化成を志望しますか
    • 希望する職種・部署となぜやりたいか、そこでやりたいことは何ですか
    • 希望する職種に就けないときどうしますか、勤務地はどこでもよいですか
    • 希望する部署で興味のある製品は何ですか
    • MRとしてどのように成長していきたいですか
    • 全国転勤は可能ですか
    • 他社の選考状況と旭化成の志望順位を教えてください
  5. 採用人数

    19年度入社実績 238名

    20年度入社実績 230名

    21年度入社実績 198名

    22年度入社実績 前年並み

    23年度入社計画 前年並み

  6. 22年新卒入社大学別就職者数

    国公立大

    東京大12、京都大10、北海道大6、東北大11、名古屋大4、大阪大4、九州大8、東京工業大10、一橋大2、筑波大2、千葉大2、東京外大1、都立大2、横浜国大2、大阪府大3、神戸大4、岡山大5、広島大1、熊本大2、他

    私立大

    早稲田大12、慶応大3、上智大1、明治大5、中央大3、学習院大1、国学院大1、東海大1、東京理科大4、日本女子大1、中京大1、南山大1、同志社大3、関西大1、関西学院大1、他

    以上は大学院修了者を含みます。

    ※サンデー毎日(2022年9月4日号)参照

  7. 学歴フィルター

    旭化成は大学採用実績から判断して、難関大学が多いものの、全国の大学から広く採用しています。よって志望する学生は十分な計画を立てて積極的に応募すれば良いと考えます。

面接攻略の考え方【就活】

面接では自己PRと志望動機を必ず訊かれます。よってそれらの答えをあらかじめ準備する必要があります。以下の自己PRと志望動機のヒントを参考にしてください。

  1. 面接時の自己PRのヒント

    ■課題解決力と行動力、チームワーク力の三つの能力のうち二つを自分の中から探してアピールする

    旭化成の求める人材は、課題解決力、行動力、チームワーク力の3つの能力を持つ人です。

    上記の求める人材あるように、旭化成は、「挑戦し、変化し続ける」「誠実に、責任感を持って行動する」「多様性を尊重する」人材を求めています。

    このなかで、「挑戦し、変化し続ける」は課題解決力を表しています。

    また、「誠実に、責任感を持って行動する」は行動力を表しています。

    さらに「多様性を尊重する」は、組織の和を重視する、すなわちチームワーク力を表しています。

    旭化成は後述する中期経営計画を読めばわかるようにやるべき課題が山積しています。

    それらを推進するために、旭化成は課題解決力、行動力、チームワーク力の3つの能力を持つ人を求めているのではないでしょうか。

    これは、「このような人材になってもらいたい」との理想の姿と考えましょう。学生がこれら全てを持っているとアピールする必要はありません。

    面接では、学生時代において最も力を入れたことを伝える中で課題解決力・行動力・チームワーク力のうちから二つを自分の中で探してアピールしましょう。

    • 課題解決力なら、課題を発見し、既存の発想にとらわれず新しい解決法を考えて、解決のための計画づくりができるということです。
    • 行動力なら、課題の解決に向けて周囲に働きかけながら粘り強く取り組めるということです。
    • チームワーク力なら、チームのなかで自分の役割を理解し、メンバーの意見も尊重しながら活動を進めることができるということです。

    力を入れたことは学業、クラブ活動、アルバイト、ボランティア活動などなんでも良いのです。

    これらの活動の中で、いずれかの能力を発揮したことを具体的に説明してください。

    そこで自分が身につけたことを伝えられるとなお良いです。

    但し、旭化成は採用するすべての人に課題解決力や行動力、チームワーク力を求めているわけではありません。

    自分の最も伝えたい能力が他にあるなら、その能力を上手に説明してください。

    ■技術系応募者は研究内容を語る

    技術系は最終面接で10分程度、スライドなどを使用して研究内容について説明します。なぜそれを研究するのか、どのように取り組んだか、その結果どうなったか、反省点など自分の研究が面接官にわかるように簡単に説明できるようにしておきましょう。

    面接では、自分の研究内容について説明するときに、希望する職種に十分対応できる能力、スキルがあることを話せるようにしてください。

    もちろん直接そのような研究、勉強をしていない人もいると思いますが、その場合は潜在的な能力面をアピールすることです。

    ■世界中どこででも働く覚悟を伝える

    旭化成は他の総合化学メーカーと比較してこれまで世界展開が遅れていました。しかし近年ではこれを積極的に進めており、北米や欧州のような先進国のみならず、中国、インドや東南アジアまで市場を広げています。

    海外売上高比率も48.1%と年々拡大しています。(2022年3月期)

    面接では、事務系、技術系応募者に限らず、世界のどこへでも行って働く覚悟も伝えてください。

  2. 面接時に志望動機を語るヒント

    ■なぜ化学業界を選ぶのか明確に伝える

    なぜ化学業界を志望するか、その理由を説明できるようにしてください。

    化学業界とは何か、業界を取り巻く環境についての基本は、ブログ記事「【2022年】化学業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を参照ください。

    化学メーカーについて業務の理解を深めていき、魅力を語ってください。

    ■なぜ旭化成を選ぶのか明確に伝える

    旭化成は、伝統ある企業であり、繊維や住宅など身近な製品を製造しています。

    しかもリチウムイオン電池の生みの親である吉野彰氏の功績により、バッテリーセパレータでは世界首位であることや、他にもヘルスケア事業で多くの先端的な研究を行っています。

    このような多様な製品を製造、販売する会社であり、これに魅力を感じて応募する人が多いと考えられます。

    旭化成のグループ理念や事業内容、目指す姿、中期経営計画などから感じたことをまとめてください。

    そのなかで、自分が共感できることが、旭化成を選んだ志望動機となります。

    また、旭化成と競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておく必要があります。

    旭化成を志望する学生は、総合化学メーカーの三菱ケミカルや住友化学、富士フイルム、三井化学や繊維から出発して、同じような業態の東レと並行して応募するでしょう。

    たとえ旭化成が第一志望でなくても、競合他社と比較しなぜ旭化成なのかを質問されたときに、しっかり答えられなくてはなりません。

    ■希望する職種・部署とその理由、そこやりたい仕事を明確に伝える

    旭化成は事務系職種、技術系職種採用です。MRを除き、入社時にどのような仕事をするか決まっていません。

    しかも事業は多岐に渡っており、旭化成グループ採用となっていますので、入社後どの会社に配属となるかわかりません。よって希望する職種・部署とそこでやりたいことをしっかりと説明できなければなりません。

    「希望する職種・部署とその理由」「そこでやりたい仕事」「やりたい仕事で活かせる能力やスキル」「希望する職種に就けない場合はどうするか」について答えられるようにしてください。

    ■他社の選考状況と旭化成の志望順位を答えられるようにする

    志望順位については、迷わず第一志望ですと答えましょう。

    他社の応募状況を聞かれたら、化学業界志望と答えてください。他社名を教えてほしいと聞かれたら、大手化学メーカーに応募中ならそれを答えてください。

    それ以外なら「〇〇業界にも興味があり応募しています」くらいは答えてもいいです。この場合まったくの異業種であり、なぜそうなのか答えられるようにしてください。

以上、旭化成の採用情報と面接攻略の考え方を説明しました。特に面接は複数回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。

また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい就活生のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの就活面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。

本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。

面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】

面接を攻略するためには、まずは化学業界を取り巻く環境を理解することと、化学業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。

ブログ記事「【2023年】化学業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。

続いて、旭化成とはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。

旭化成の会社概要、旭化成のDNA、旭化成の哲学ともいえるグループ理念、目指す姿、これからの旭化成の方向性を示す中期経営計画など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。これら以外にも旭化成のホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。

本記事の後半で旭化成のホームページから得た旭化成の基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。

旭化成の面接攻略のまとめ【就活】

旭化成に入社を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?

旭化成が求める人材は「挑戦し、変化し続ける」「誠実に責任感を持って行動する」「多様性を尊重する」人材です。

面接では、学生時代に熱意をもって取り組んだこと、志望理由の深掘りがあります。技術系は研究内容の深掘りがあります。

面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。

  • 課題解決力と行動力、チームワーク力の三つの能力のうち二つを自分の中から探してアピールする
  • 技術系応募者は研究内容を語る
  • 世界中どこででも働く覚悟を伝える

面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。

  • なぜ化学業界を選ぶのか明確に伝える
  • なぜ旭化成を選ぶのか明確に伝える。
  • 希望する職種・部署とその理由、そこやりたい仕事を明確に伝える
  • 他社の選考状況と旭化成の志望順位を答えられるようにする

面接を攻略するためには、まずは化学業界を取り巻く環境を理解することと、化学業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。

また、旭化成とはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。

旭化成の会社に関する知識について、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも必読でしょう。

旭化成の中途採用情報について【転職】

続いて旭化成の転職面接について解説していきます。

はじめに旭化成のキャリア(中途)採用情報について、その概要を以下に記します。

旭化成の事業は、繊維・化学・エレクトロニクスの「マテリアル」事業、住宅、建材からなる「住宅」事業、医薬・医療・クリティカルケアからなる「ヘルスケア」事業から成り立っています。

その中で地球的規模の課題であるクリーンな環境・エネルギー社会や、健康で安心できる長寿社会に対応するための製品やサービスを提供しています。

以上のように旭化成の事業は多岐にわたり、研究・開発すべき課題が多々あるため、現在在籍している社員だけでは対応できない多くの業務があります。なので新しい発想を得るために中途採用を積極的に行おうとしています。

旭化成に転職を考えている人には、まさにチャンスというわけです。

  1. 募集職種

    旭化成は、転職の希望者を対象とした事務系職種、技術系職種の中途採用を積極的に行っています。

    事務系、技術系とも社内に必要な能力、スキルを持つ人が足りない職種を募集していますので、応募にあたっては即戦力としての専門性が問われます。

    募集職種はその時々で変わっていくと思いますが、現時点でどのような職種を募集しているか、詳細は、旭化成ムページにある「キャリア採用」サイトをご覧ください。

    ちなみに2022年10月現在、事務系職種では53件、技術系職種では160件の募集があります。

    もし、自分の能力、スキルが募集職種にフイットし、旭化成の社風に馴染めそうなら中途採用に応募してみてはいかがでしょうか?

    また、旭化成は、「キャリアエントリー」という仕組みがあります。

    旭化成に関心を持った人が自分のキャリア(職務経歴)を登録することで、適したポジションがある場合に、会社から個別に案内をするものです。

  2. 選考フロー

    WEBエントリー→書類審査→一次面接(人事)→二次面接(配属部門)→三次面接(役員・配属部門責任者)→内定

  3. 転職面接

    転職の面接は、3回行われ、中途採用試験で最も重視するものです。

    面接では、エントリー情報の深堀りを中心に、求める人材像に基づき採否を判断されます。「専門性」を重視し「誠実さ」をみられます。

    自己PRに関すること

    • 自己紹介、自己PRしてください
    • 現職(前職)でうまくいった事例とうまくいかなかった事例を教えてください
    • 現職(前職)で自らが仕掛けた仕事はありますか
    • 技術系は研究内容紹介と技術知識の確認があります
    • 強みと弱みは何ですか
    • 学生時代に力を入れて取り組んだことは何ですか
    • 周りからどんな人物と言われますか
    • 尊敬する人物は誰ですか
    • 学生時代に好きだった科目は何ですか
    • 最近印象に残ったニュースは何ですか

    志望動機に関すること

    • なぜ旭化成を志望しますか
    • 旭化成に入社したら、自分の強みを活かしてどんな仕事をしたいですか
    • 旭化成の印象を教えてください
    • 将来のキャリアプランを教えてください

    退職理由に関すること

    • なぜ現職(前職)の会社を退職するのですか

面接攻略の考え方【転職】

転職の面接では自己PRと志望動機、退職理由を必ず訊かれます。よってそれらの答えをあらかじめ準備する必要があります。以下の自己PRと志望動機、退職理由のヒントを参考にしてください。

  1. 面接時の自己PRのヒント

    ■課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする

    旭化成の求める人材は、課題解決力、行動力、チームワーク力の3つの能力を持つ人です。

    上記の求める人材あるように、旭化成は、「挑戦し、変化し続ける」「誠実に、責任感を持って行動する」「多様性を尊重する」人材を求めています。

    (キャリア採用サイトには、求める人財像として、「未知を恐れず、挑戦する」「意欲を持って主体的に行動する」「周囲を巻き込み、チームワークを大切にする」と表現は異なるものの同じ内容が載っています)

    このなかで、「挑戦し、変化し続ける」は課題解決力を表しています。

    また、「誠実に、責任感を持って行動する」は行動力を表しています。

    さらに「多様性を尊重する」は、組織の和を重視する、すなわちチームワーク力を表しています。

    以上の三つの能力を旭化成は求めています。

    これら三つの能力のうち、中途採用は即戦力を求めているので、仕事のアウトプットに直結する課題解決力と行動力をアピールすることが有効です。

    (チームワーク力について質問された場合には、その力もあることを、例をあげて答えられるようにしておいてください。)

    転職の面接では、現職(前職)において、応募書類だけでは説明しきれない仕事ぶりを説明してください。(専門性と誠実さがわかるように説明することがポイントです)

    その中で、課題を見つけ、課題解決のために自らが立てた対策と関係者を巻き込んで粘り強く遂行した経験も加えてください。

    さらに職務を遂行するさいに困難だったこと、困難をどのように乗り越えて、成果を上げたかを伝えてください。

    旭化成で活かせる、身につけた知識やスキルも語ってください。

    もし上記の能力について乏しい場合は、自分の最も伝えたい能力について説明し、間接的にでも募集職種に役立つことを面接で伝えましょう。

    ■技術系応募者は技術力を語る

    技術系応募者は、募集職種の職務内容を理解して、転職の面接では、それらに十分対応できる経験、能力、スキルがあることを、現職(前職)の職務内容を説明するなかで面接官にわかるようにしてください。

    職務遂行にあたって、技術面の工夫と成果をわかりやすく説明することで持っている技術力をアピールしましょう。

    またその成果が、旭化成でどのように活かせるかも説明できるようにしてください。

    もちろんそのような職務を経験していない人もいると思いますが、その場合は潜在的な能力面をアピールすることです。

    ■世界中どこででも働く覚悟を伝える

    旭化成は他の総合化学メーカーと比較してこれまで海外展開が遅れていましたが、近年は、海外展開を積極的に進めようとしています。

    2022年3月期の連結売上高に占める海外売上比率は48.1%あり、北米や欧州のような先進国のみならず、中国、インドや東南アジアまで市場は広がっています。

    WEBエントリーでは英語力も訊かれます。転職の面接では、事務系、技術系応募者に限らず、世界のどこへでも行って働く覚悟も伝えてください。

  2. 面接時に志望動機を語るヒント

    ■なぜ旭化成を選ぶのか明確に伝える

    旭化成は、伝統ある企業であり、繊維や住宅など身近な製品を製造しています。

    さらに2019年にノーベル化学賞を受賞した、リチウムイオン電池の生みの親である吉野彰氏の功績により、バッテリーセパレータでは世界首位であり、他にもヘルスケア事業などで数多くの先端的な研究や新規事業開発を行っています。

    これら多様な製品を開発、製造、販売する会社であり、これに魅力を感じて応募する人が多いと考えられます。会社も、新卒生え抜きにはない中途採用者の外部からの新しい風を期待していると思います。

    旭化成のグループ理念や事業内容、目指す姿、中期経営計画などから感じたことをまとめてください。

    そのなかで、自分が共感できることが、旭化成を選んだ志望動機となります。

    また、旭化成と競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておく必要があります。

    旭化成を志望する人は、総合化学メーカーの三菱ケミカルや住友化学、富士フイルム、三井化学、繊維から出発して、同じような業態の東レにも興味があるかも知れません。

    たとえ旭化成が第一志望でなくても、競合他社と比較しなぜ旭化成なのかを質問されたときに、しっかり答えられなくてはなりません。

    ■その職種を応募した理由とそこでやりたい仕事を明確に伝える

    その職種を応募する理由、及びそこでやってみたい仕事となぜやってみたいのかをしっかりと説明できるようにしましょう。

    中途採用の応募者が応募職種を選んだ理由は、現職(前職)で培った自分の経験、能力、スキルが旭化成で活かせることです。それには、職務内容をわかりやすく説明することで伝えてください。

    やりたい仕事の分野で注目している製品や技術、サービスとその理由も話せるようにしておくとよいでしょう。

  3. 面接時に退職理由を語るヒント

    ■面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする

    「なるほど、そのような前向きな理由があって退職したのですね」と面接官に思ってもらえる内容を説明しましょう。

    間違っても上司と合わないとか、給料が安いなどというネガティブな理由を言わないでください。

    例えば、現職(前職)では、自分の持つ能力、スキルをこれ以上向上させることが難しく、キャリアアップのために転職を考えたというような言い方です。

以上、旭化成の中途採用情報と転職面接攻略の考え方を説明しました。特に面接は3回行われ、自己PRと志望動機、退職理由に関する様々な質問がなされることが予想されます。

また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい転職希望者のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの転職面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。

本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。

面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【転職】

転職における面接を攻略するためには、まずは化学業界を取り巻く環境を理解することと、化学業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。

ブログ記事「【2023年】化学業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。

続いて、旭化成とはどのような会社なのかを理解することも転職の面接準備には必須です。

旭化成の会社概要、旭化成のDNA、旭化成の哲学ともいえるグループ理念、目指す姿、これからの旭化成の方向性を示す中期経営計画など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。これら以外にも旭化成のホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。

本記事の後半で旭化成のホームページから得た旭化成の基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。

旭化成の面接攻略のまとめ【転職】

旭化成に中途採用で入社を希望する人が、必ず通過しなければならない転職の面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?

旭化成が求める人材は「挑戦し、変化し続ける」「誠実に責任感を持って行動する」「多様性を尊重する」人材です。

また、募集職種にある募集要項の応募資格欄には、職種ごとに「求める人材像」が記されています。

転職の面接では、エントリー情報の深堀りを中心に、求める人材像に基づき採否を判断されます。「専門性」を重視し、「誠実さ」をみられます。

面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。

  • 課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
  • 技術系応募者は技術力を語る
  • 世界中どこででも働く覚悟を伝える

面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。

  • なぜ旭化成を選ぶのか明確に伝える
  • その職種を応募した理由とそこでやりたい仕事を明確に伝える

面接で退職理由を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。

  • 面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする

面接攻略のためには、まずは化学業界を取り巻く環境や、化学業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。

また、旭化成とはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。

旭化成の会社に関する知識について、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも必読でしょう。

旭化成を志望するときに知っておきたい社風

旭化成の面接を受けるにあたり知っておきたい社風について以下に記します。

  • 住宅手当が手厚く7割を会社が負担します。家族手当、単身赴任手当も厚く、退職金、持ち株等一通り福利厚生制度は整っています。
  • 有給が非常に取りやすく、また、長期休暇も10連休が基本です。フレックスタイムもあり残業の調整に利用できます。コロナ禍もあり、本社などはリモートワークを推奨しています。
  • 様々な事業があり、皆で一致団結し取り組む姿勢があります。
  • 若手に大きなプロジェクトを任せてもらえるので、多くの経験ができます。

面接で語る志望動機を作る際、社風をよく知っていることが大切です。

旭化成の会社概要

旭化成は90年を超える歴史を誇る、化学業界で売上4位の大手総合化学メーカーです(化学業界の売上高は、三菱ケミカルホールディングス、富士フィルム、住友化学、旭化成の順となっています)。

2019年、リチウムイオン電池を発明した功績によりノーベル化学賞を受賞した吉野彰氏は、旭化成の名誉フェローです。

2016年度から旭化成は事業持株会社の旭化成と6事業会社を中核とした旭化成グループに再編されました。

旭化成グループの事業は大きく「マテリアル」「住宅」「ヘルスケア」の3領域です。

「マテリアル」は、繊維素材、樹脂などの石化製品の原料となる基礎化学品から、高機能素材、「サランラップ®」などの消費財、バッテリーセパレータやLSI・センサ製品の電子部品など、先端技術を活かした付加価値の高い素材・製品群の領域です。

「住宅」は、住宅事業と建材事業の領域です。

住宅事業は、「ロングライフ住宅」の実現を目指し、高品質な商品とサービスの提供をはじめ、リフォームや不動産流通、都市開発などの周辺事業と一体となって展開しています。

建材事業は、ALCパネルのトップブランド「ヘーベル™」や、高性能断熱材「ネオマフォーム™」、基礎杭、鉄骨構造用資材などを展開しています。

「ヘルスケア」は、医薬事業、医療事業、クリティカルケア事業の領域です。

医薬事業では、医薬品と診断薬からなるヘルスケアビジネスを展開しています。

医療事業は、各種医療機器システム、輸血用血液製剤のフィルター製品、バイオ医薬品などを展開しています。

クリティカルケア事業は、AED・除細動器を始めとし、体温管理システムなどを展開しています。

旭化成の2022年3月期の決算数字は次の通りです。

資本金は、103,389百万円です。

連結従業員は、46,751人です。

連結売上は、24,613億円です。

連結営業利益は、2,026億円です。

連結当期純利益は、1,619億円です。

売り上げの内訳として、マテリアルは11,982億円、住宅は8,334億円、ヘルスケアは4,159億円、その他は138億円となっています。

面接で志望動機を語るときは、事業内容をしっかり把握しておくことが大切です。

旭化成のDNAを知る

1922年、旭化成の創業者野口遵翁は、食料の生産性を高め、農家を楽にして社会を豊かにすることを目標とし、そのため「世界一の化学工場を自分たちの力で造る」ことを考えて日本窒素肥料(現チッソ)を設立しました。

そしてヨーロッパから導入した技術で、日本初のアンモニア合成により製造した、硫酸アンモニアは日本の農業を大きく変えました。

もう一つの祖業である化学繊維事業は、レーヨンの製造技術をドイツから導入し、大工場を設立しました。さらに再生繊維ベンベルグの技術も導入します。

このように、さまざまな技術や特許を海外から導入し、自分たちの手で効率的に生産する技術を編み出しながら、化学肥料や繊維事業を進めていきました。

時代の要求に応える製品を作るためには、なんにでもチャレンジするという事業精神は、現在の旭化成にも脈々と息づいています。

それから一世紀にわたり、旭化成は「衣」「食」「住」に関連する多くの事業を行い、人びとの「いのち」を救う医療・医薬事業や、エレクトロニクス事業へも進出しています。

常に機会を求めて「挑戦」し、事業を創造していく「精神」と、人類の幸福と社会の発展に貢献していく「誠実」な姿勢こそ、旭化成が守り、未来に伝えていくDNAです。

面接にあたっては旭化成のDNAを知っておくことが大切です。

旭化成のグループ理念

旭化成のグループ理念について紹介します。

  • グループ理念

    私たち旭化成グループは、世界の人々の“いのち”と“くらし”に貢献します。

    時代環境や社会の求めるものが変わっても、変わることなく、旭化成グループとして永遠に追及し続けるもの。それは世界の人々を想い続けることに他なりません。

  • グループビジョン

    「健康で快適な生活」と「環境との共生」の実現を通じて、社会に新たな価値を提供していきます。

  • グループバリュ―

    「誠実」:誰に対しても誠実であること

    「挑戦」:果敢に挑戦し、自らも変化し続けること

    「創造」:結束と融合を通じて、新たな価値を創造すること

  • グループスローガン

    Creating for Tomorrow

面接では、グループ理念について質問されることも想定してください。志望動機をつくるときにも役に立つかも知れません。

旭化成の目指す姿

旭化成グループは、2022年4月より3ヶ年の方向性を示す「中期経営計画 2024 ~Be a Trailblazer~」をスタートさせました。その中で長期的な目指す姿を発表しています。

  • 目指すべき「持続可能な社会」に向けて、この100年間で培ってきた多様な人財、技術、事業を通じて、その実現に貢献する

    健康で快適な生活では、「ニューノーマルでの生き生きとしたくらしの実現」、環境との共生では、「カーボンニュートラルでサステナブルな世界の実現」

  • 旭化成が2030年に目指す姿

    これからの社会課題は産業の垣根が低くなり、相互に関連し合うことが想定される。それらの課題に解決策を提供するため、以下の5つの価値提供分野で、「コア技術」「変革のDNA」「多様な人財」を強みに事業展開を進めていく。

    2030年度で営業利益4,000億円、ROE15%以上、ROIC10%以上の達成、2013年度比30%以上のGHG(温室効果ガス)排出量削減の達成を目指す。

    Environment &Energyでは、カーボンニュートラル/循環型社会

    Mobilityでは、安全・快適・エコなモビリティ

    Life Materialでは、より快適・便利なくらし

    Home & Livingでは、人生を豊かにする住まい・街

    Health Careでは、生き生きとした健康長寿社会

旭化成の中期経営計画

旭化成グループが2022年4月よりスタートした3ヶ年の「中期経営計画 2024 ~Be a Trailblazer~」は、次のような内容です。

  • 2030年の目指す姿に向けたファーストステップと位置付け、次の成長事業への重点リソース投入と、「抜本的事業構造転換」に着手し、事業ポートフォリオ進化を追求する。

    基本指針として、「スピード」、「アセットライト」、「高付加価値」の3つを強く意識しながら、次の成長の為の挑戦的な投資と、構造転換や既存事業強化によるキャッシュ創出

  • 今後の成長を牽引する10のGrowth Gears(“GG10”)に重点的に投資し、M&Aも積極的に検討。2021年度時点では“GG10”は事業全体の営業利益の約35%を占めているが、2024年度には50%超、2030年度近傍には70%超の水準まで成長させる。

    GG10:水素関連、CO2ケミストリー、蓄エネルギー、自動車内装材、デジタル関連ソリューション、北米・豪州住宅、環境配慮型住宅・建材、クリティカルケア、グローバルスペシャリティファーマ、バイオプロセス

  • 経営基盤の継続強化として、“GDP(Green、Digital、People)”に「無形資産の最大活用」を加えた4つの視点に特に焦点を当てて取り組む。

    Green:サステナビリティ」の実現

    Digital:DXのさらなる進化・加速

    People:働きがい改革の実行

  • 2024年度に営業利益2,700億円、ROE11%以上、ROIC8%以上の実現を目指す。3年間で1兆円を超える長期投資を計画し、そのうち“GG10”に約6,000億円を投じる。株主還元は配当での還元を基本とし、利益成長に合わせた還元水準向上を図る。

中期経営計画は旭化成の将来の方向性を示す重要な指針です。面接でその内容について質問される可能性があります。

あるいは、志望動機をつくるときに自分の能力が役に立つことを伝えるためには必要な知識です。自分はこのような勉強をしているからこの仕事で役に立つとか、そのような説明ができます。

参考リンク集

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