【22卒/21年転職】面接官が教える「味の素」の面接対策

2020.10.29 更新
次 » « 前
アイキャッチ画像

大手食品メーカーであり、調味料メーカーとして売上高が圧倒的No.1である味の素に入社を希望する人が必ず通過しなければならない面接試験。

応募者は、事前にどのような面接の対策をしたらよいのでしょうか?

味の素に入社を希望する人がぜひとも知っておきたい、面接に関する情報やノウハウというものがあります。

味の素の面接では、求める人材をよく理解した上で、行動力や課題解決力、チームワーク力の中から自分の強みを選んでアピールすることが大切です。

事前に自己分析をきちんと行っておく必要があります。

一方、面接で志望動機を語るためには、競合他社と比べてなぜ味の素なのか答えられなくてはいけません。

味の素でやりたい仕事と、実現したいことを明確に伝えることも重要です。

味の素という会社をよく理解しておくことがカギです。

加えて食と健康に関する知識も得ておきましょう。

これら以外にも、味の素の面接を受けるにあたって大切なポイントがあります。

本ブログでは、面接官である筆者が味の素の採用情報とともに、面接で必ず訊かれる自己PRや志望動機の受け答えなどについて、その対策を解説していきます。

さらに面接に臨むうえで必要な知識として、味の素の会社に関する情報を載せています。

面接対策は、自己分析や企業研究の段階から既にはじまっています。

分析した結果を基に、就活生はエントリーシート、転職希望者は職務経歴書を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げる必要があります。

就活中の学生や転職の希望者は、本ブログを読むことで自己分析・企業研究の段階からスムーズに選考・面接対策ができるようになります。

目次
  1. 味の素の求める人材
  2. 味の素の新卒採用情報について【就活】
  3. 面接攻略の考え方【就活】
  4. 面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】
  5. 味の素の面接攻略のまとめ【就活】
  6. 味の素の中途採用情報について【転職】
  7. 面接攻略の考え方【転職】
  8. 面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【転職】
  9. 味の素の面接攻略のまとめ【転職】
  10. 味の素を志望するときに知っておきたい社風
  11. 味の素の会社概要
  12. 味の素グループの理念体系
  13. 味の素グループの経営方針(中期経営計画)
  14. 参考リンク集

味の素の求める人材

味の素はどのような人材を求めているのでしょうか?

ホームページの新卒採用情報において、求める人物像は、「ASV、味の素グループWayという価値観に共感し、自身の個性を持ちながら、仲間とともに成長したいという意志を持ち、自身の成長はもちろん、会社、社会をLeadしていこうという意気込みをもった人財」と説明しています。

「ASV」とは、社会課題の解決に取り組み、社会・地域と共有する価値を創造することで経済価値を向上し、成長につなげる取り組みです。

また、「味の素グループWay」とは従業員が共有する価値観、仕事をする上での基本的考え方です。

味の素グループWayは、次のようなものです。

味の素グループWay

  • 新しい価値の創造
  • 開拓者精神
  • 社会への貢献
  • 人を大切にする

以上をまとめると求める人材は、以下のような人と考えられます。

ASV、味の素グループWayという価値観に共感し、

  • 新しい価値を創造するための困難に対して、開拓者精神を持ち、飽くなき挑戦と粘り強い努力を積み重ねることができる人
  • 個性を活かしたチームワークにより新しい価値を実現し、社会への貢献を果たしていくことができる人

また新卒採用の募集においては、職種ごとに「求める人物像」が載っていますので、そちらも参照してください。

面接において自己PRをするとき、求める人材像をあらかじめ知っておくことは大切です。

味の素の新卒採用情報について【就活】

はじめに味の素の新卒採用情報について以下に記します。

  1. 募集職種   

    味の素の新卒募集は、R&D(研究開発)、Sales & Marketing(セールス&マーケティング)、Corporate(コーポレート)の3つに分かれています。

    併願は可能となっています。

    R&D(研究開発)

    研究開発は、「食品・栄養」「発酵・バイオ・生物」「素材・プロセス」「エンジニアリング」の各分野に分かれて、研究、製品開発、技術開発・企画、エンジニアリング、品質保証、知的財産などの業務に携わります。

    求める人物は、次のような人です。

    • 経営理念(ASV、AGW)に共感し、事業の発展に貢献できる人
    • 会社・組織・社会・人を導くことができる人
    • 専門性を活かして事業に貢献できる人
    • ビジネスセンスを持ち、経済的価値を視野に入れた研究・開発を実践したい人
    • 将来的に味の素の部門を横断しフレキシブルに活躍したい人

    Sales & Marketing(セールス&マーケティング)

    セールス&マーケティングは、国内営業・海外営業・営業企画・商品開発などの業務に携わります。

    求める人物は、次のような人です。

    • 味の素グループWayに共感し、体現できる人
    • 成長意欲を持ち、自ら考え主体的に行動できる人
    • 多くの人を巻き込みながら困難をあきらめず取り組める人
    • 加えて味の素が積極的に応募を望む人は、「理系の論理的思考や探求心、検証力をセールスやマーケティングに活かしたい人」「MBA取得などビジネスに関する深い知識を学び、活かしたい人」

    Corporate(コーポレート)

    コーポレートは、事業支援部門(法務・知的財産や人事・広報)などの業務に携わります。

    求める人物は、次のような人です。

    • 味の素グループWayに共感し、体現できる人
    • 成長意欲を持ち、自ら考え主体的に行動できる人
    • 多くの人を巻き込みながら困難をあきらめず取り組める人
    • 加えて、味の素が積極的に応募を望む人は、「初期配属で今までに習得したスキルや資格を活かして働きたい人」
  2. 選考フロー

    WEBエントリー→エントリー→WEBテスト、履歴書、成績証明書→面接(2回)→内々定

  3. エントリーシート(21年卒)

    R&D(研究開発)、Corporate(コーポレート)

    自己PRに関すること

    • あなたがこれまでの活動の中で実践した「味の素グループWay」を教えてください。(200文字以下)
    • あなたが学生時代に力を入れて取り組んだテーマを記述してください。※力を入れた度合いの高いテーマから順に、3つ記述ください。※1つの活動中の取り組みテーマを、複数記述いただいても結構です。
    • あなたが学生時代に1番力をいれたことを教えてください。(200文字以下)
    • あなたの人生を4字熟語で表現してください。また、その理由を100字以内で教えてください。(100文字以下)
    • あなたは苦手と感じる方とチームワークを発揮しなければならない場合、どのようなことを意識していますか。もし具体的な過去の事例があればそれを交えて説明してください。(300文字以下)
    • あなたが現在従事しているゼミ、研究等が社会にどのようなインパクトを与える可能性があるのか説明してください。(300文字以下)

    志望動機に関すること

    • あなたが味の素(株)に入社して実現したいことは何ですか?ASVの観点を入れて200字以内で記述してください。(200文字以下)

    Sales & Marketing(セールス&マーケティング)

    自己PRに関すること

    • あなたが学生時代に最も⼒を入れて取り組んだテーマを記述してください。(50字)
    • 上記テーマの中で、直面した問題や課題があれば具体的に内容を記述してください。(100字)
    • その問題を解決するために、あなた自身が取り組んだことを具体的に記述してください。(400字)
    • あなたが周囲の人を巻き込みながら取り組んだ活動は何ですか?(50字)
    • 上記テーマにおいて直面した挫折経験はありますか?(100字)
    • その挫折経験をどのように乗り越えましたか?(200字)

    志望動機に関すること

    • 2021年「味の素(株)」が社名を変更することになるとしたら、あなたはどんな社名を付けますか?理由と併せ、200字以内で記述してください。
    • あなたが味の素(株)に入社して実現したいことは何ですか?ASVの観点を入れて200字以内で記述してください。
  4. 面接

    面接は複数回行われます。研究内容と学生時代に力を入れたことの深掘りがなされます。

    食品メーカーらしく、食に関する質問が多く出されます。

    自己PRに関すること

    • 自己紹介をしてください
    • なぜその大学・学部に入学しましたか
    • 研究内容について説明ください、工夫したこと、今後の展開はどうなりますか、研究にどのような付加価値をつけますか
    • 学生時代に一番力を入れたことは何ですか、課題と解決方法を教えてください
    • 組織の中でリーダーシップの経験はありますか
    • 今までのなかで挫折経験とその乗り越え方を話してください
    • これまでの中で苦労したことは何ですか
    • 誰にも負けないことは何ですか
    • 趣味は何ですか
    • 特技は何ですか
    • 長所と短所は何ですか
    • 苦手なこととその克服方法は何ですか
    • どのような社会人になりたいですか
    • ストレスの発散法はありますか

    志望動機に関すること

    • 就活の軸は何ですか
    • 味の素を志望する理由は何ですか
    • 希望する分野と研究内容が異なるがなぜですか
    • 味の素でやってみたい職種や仕事、実現したい夢は何ですか
    • 味の素の好きな商品と理由を教えてください
    • あったら良いと思う商品は何ですか
    • 食に興味を持ったきっかけは何ですか
    • 食事をおざなりにする人をどう思いますか
    • 食品添加物の安全性をどう考えていますか
    • 他社の応募状況を教えてください
  5. 採用人数
    • 19年度入社 88名
    • 20年度入社 48名
    • 21年度採用計画 55名
  6. 20年新卒入社大学別就職者数

    国公立大

    京都大2、北海道大2、東北大1、大阪大5、九州大2、東京工業大4、大阪市大1、神戸大2、広島大1、他

    私立大:

    早稲田大9、慶応大8、上智大1、明治大1、中央大1、東京理科大1、同志社大1、関西学院大2、他

    以上は大学院修了者を含みます。

    ※サンデー毎日(2020年8月30日号)参照

  7. 学歴フィルター   

    味の素は、採用数が少ない上に、就活の人気企業のため、結果的に難関国立・私立大学中心の採用となっています。

面接攻略の考え方【就活】

就活の面接では自己PRと志望動機及びそれに関することを必ず訊かれます。

よってそれらの答えをあらかじめ準備する必要があります。

以下の自己PRと志望動機のヒントを参考にしてまとめてください。

  1. 面接時の自己PRのヒント

    ■行動力と課題解決力、チームワーク力の三つの能力のうち二つを自分の中から探してアピールする

    味の素の求める人材はASV、味の素グループWayという価値観に共感できる人です。

    具体的には、「新しい価値を創造するための困難に対して、開拓者精神を持ち、飽くなき挑戦と粘り強い努力を積み重ねることができる人」であり、「個性を活かしたチームワークにより新しい価値を実現し、社会への貢献を果たしていくことができる人」です。

    これらの人材像から、味の素で働くためには次のような力が求められると考えられます。

    • 新しい価値を創造し、実現できる人=課題解決力
    • 困難に対して開拓者精神を持ち、飽くなき挑戦と粘り強い努力を積み重ねることができる人=行動力
    • 個性を活かしたチームワークができる人=チームワーク力

    以上の三つの能力を味の素は求めていますが、この能力を全て持っている人はスーパービジネスパーソンです。

    学生がこれら全てを持っているとアピールするのは無理があるでしょう。

    なので、この三つの能力のうちから二つを自分の中で探してアピールしましょう。

    面接では、学生時代において最も力を入れたことを伝える中で課題解決力・行動力・チームワーク力をアピールしましょう。

    • 課題解決力なら、課題を発見し、既存の発想にとらわれず新しい解決法を考えて、解決のための計画づくりができるということです。
    • 行動力なら、課題の解決に向けて周囲に働きかけながら粘り強く取り組めるということです。
    • チームワーク力なら、チームのなかで自分の役割を理解し、メンバーの意見も尊重しながら活動を進めることができるということです。

    力を入れたことは勉強、クラブ活動、アルバイト、ボランティア活動などなんでも良いのです。

    これらの活動の中で、いずれかの能力を発揮したことを具体的に説明してください。

    そこで自分が身に付けたことを伝えられるとなお良いです。

    但し、味の素は採用するすべての人に課題解決力や行動力、チームワーク力を求めているわけではありません。

    自分の最も伝えたい能力が他にあるなら、面接においてその能力を上手に説明してください。

    ■技術系応募者は研究内容を語る

    味の素は、世界一のアミノ酸メーカーとして研究開発に多額の投資を行い、先端バイオサイエンス技術により新しいアミノ酸の可能性を追求しています。

    味の素グループとして、2つの研究所を持ち、グループ各社の研究開発拠点とともに、次世代基盤技術やニーズに合わせた商品開発まで研究開発に取り組んでいます。

    技術系応募者は、それらに十分対応できる能力やスキルがあることを、自分の研究内容から探し出して話せるようにしてください。

    技術系応募者は、面接において研究内容の説明を相当詳しく深掘りされることを覚悟してください。

    具体的には、研究にあたって、その課題と課題解決の手法をあげ、解決に困難だった点について自分自身の工夫と成果を説明できるようにしてください。

    課題を解決するために、どのように周囲を巻き込んでいったか、どのくらい粘り強く取り組んでいったかなどについても説明できるといいです。

    一方で、味の素の技術開発的な仕事で直接使える研究、勉強をしていなくても応募を希望する学生がいると思います。

    その場合は面接で、論理的思考力のような潜在的な能力をアピールしてください。

    ■自己分析をしっかり行い、人間性や価値観を伝えられるようにする

    味の素は能力だけでなく、応募者の人間性や価値観を重視します。

    少し古いですが、ホームページにあった2019年4月入社者と人事採用担当者とのミーティングでは、採用を決めるポイントとして次のようなコメントが載っていました。

    • 技術系は、「モノづくりへの想いを持っている人」「何のために誰のためにつくっているのか」という理念に共感できる人
    • 同じ価値観を持っている人
    • 事務系は、学生時代のスキルや専門性のみで判断せずに、人間性や価値観を理解し、理念に共感できる人
    • 意志の強さ、成長意欲の高さをみる

    味の素は、応募者の能力以外の部分の人間性や、生きていく価値観を知ることで、「ASV」や「味の素グループWay」に共感し、実践できるかどうかを判断するのではないでしょうか。

    自己分析をきちんと行って、面接において自分はどのような人間なのか答えられるようにすることが大切です。

  2. 面接時に志望動機を語るヒント

    ■なぜ味の素を選ぶのか明確に伝える

    味の素を志望する人は食品メーカーに興味がある人であり、味の素と並行して、人気企業であるサントリーやキリン、カゴメ、ハウス食品などの各社に応募する人が多いことと思います。

    たとえ味の素が第一志望でなくても、競合他社と比較し、なぜ味の素なのかをしっかり答えられなくてはなりません。

    一方、応募者から逆質問のカタチで味の素の理解度をはかることも行っています。

    逆質問に対応するために、味の素と競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。

    また、味の素を知るためにスーパーなどで味の素の商品と他社の商品との違いを探ることもためになります。

    ■味の素でやりたい職種や仕事とその理由、活かせる能力やスキル、そこで実現したいことは何かを明確に伝える

    味の素の新卒募集は、R&D(研究開発)、Sales & Marketing(セールス&マーケティング)、Corporate(コーポレート)の三つにわかれています。

    そこでやりたい職種と仕事は何か、なぜその職種や仕事をやりたいのかをきちんと説明できなくてはいけません。

    あわせてやりたい職種・仕事で活かせる能力やスキルがあればそれを伝えてください。

    また希望する仕事で実現したいことまで答えられるように準備してください。

    希望する仕事で注目している商品や技術とその注目理由も話せるようにしておくと、なお良いでしょう。

    ■味の素の自社商品に関する知識、食に関する知識を得て質問に明確に答えられるようにする

    味の素は、自社の商品や食に対する関心度を確認するためにいろいろな質問をします。

    理念や価値観に合う人かどうか確認する手段だと思います。

    ホームページをよく読むこと、健康と食に関する一般的知識を得ることが大切です。

    ■味の素の志望順位と他社の応募状況を答えられるようにする

    志望順位については、迷わず第一志望ですと答えましょう。

    他社の応募状況を聞かれたら、味の素と同じ食品メーカーならば、食品業界志望と答えてください。

    他社名を教えてほしいと聞かれたら、味の素と同等あるいはそれ以上の大手企業に応募中ならそれを答えてください。

    食品業界以外なら「〇〇業界にも興味があり応募しています」くらいは答えてもいいです。

    この場合まったくの異業種であるので、なぜその業種に応募したのか答えられるようにしてください。

以上、味の素の採用情報と面接攻略の考え方を説明しました。面接は複数回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。

また、さらに面接対策を完全にしたい就活生のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの就活面接必勝法」の販売も行っています。

本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。

面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】

味の素グループは、世界一のアミノ酸メーカーとして、国内・海外で「食品事業」「アミノサイエンス事業」を中心に幅広い事業を展開しています。

このような味の素の面接を攻略するためには、まず食品業界を取り巻く環境を理解することと、食品業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。

ブログ記事「【2021年】食品・飲料業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。

続いて、味の素とはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。

味の素の資本金や売上高といった会社概要、理念体系、経営方針など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

これら以外にも味の素のホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。

本記事の後半で味の素のホームページから得た基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。

味の素の面接攻略のまとめ【就活】

味の素に入社を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?

味の素が採用したい人材は、ASV、味の素グループWayという価値観に共感できる人です。

  • 新しい価値を創造するための困難に対して、開拓者精神を持ち、飽くなき挑戦と粘り強い努力を積み重ねることができる人
  • 個性を活かしたチームワークにより新しい価値を実現し、社会への貢献を果たしていくことができる人

面接では、求める人材かどうか総合的に判断されます。

面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。

  • 行動力と課題解決力、チームワーク力の三つの能力のうち二つを自分の中から探してアピールする
  • 技術系応募者は研究内容を語る
  • 自己分析をしっかり行い、人間性や価値観を伝えられるようにする

面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。

  • なぜ味の素を選ぶのか明確に伝える
  • 味の素でやりたい職種や仕事とその理由、活かせる能力やスキル、そこで実現したいことは何かを明確に伝える
  • 味の素の自社商品に関する知識、食に関する知識を得て質問に明確に答えられるようにする。
  • 味の素の志望順位と他社の応募状況を答えられるようにする

面接を攻略するためには、まずは食品業界を取り巻く環境を理解すると同時に、食品業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。

また、味の素とはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。

味の素の会社に関する知識について、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

以下のリンクも参照ください。

味の素の中途採用情報について【転職】

続いて味の素の転職の面接について解説していきます。

味の素はさまざまな経験やキャリアを持つ高い専門性やスキルを持つ人を対象に「キャリア採用」を随時実施しています。

はじめに味の素の中途採用情報について以下に記します。

  1. 募集職種

    味の素は転職の希望者を対象とした事務系職種、技術系職種の中途採用を随時行っています。

    社内に必要な能力、スキルを持つ人が足りないと思われる職種を募集していますので、応募にあたっては即戦力としての専門性が問われます。

    具体的な募集職種はその時々で変わっていくと思います。

    2020年9月時点では募集を行っていません。

    しかし、必要の都度中途採用募集を行うようなので、味の素に関心のある転職希望者は、こまめにホームページの「キャリア採用」情報をチェックすると良いと思います。

  2. 選考フロー

    エントリー後、書類選考と複数回の面接が行われます。現時点では募集がありませんので、詳細は不明です。

  3. 面接

    転職の面接は2回行われ、採用試験で最も重視する科目です。

    面接での選考ポイントは、求める人材に基づいた総合的な判断です。

    現職(前職)の職務内容(研究・開発内容)の深掘りがなされることが想定されます。

    自己PRに関すること

    • 学生のときに頑張ったことは何ですか
    • 現職(前職)の研究内容について説明してください
    • 現職(前職)の研究において技術面でのアプローチ方法を教えてください
    • これまでの成功体験や失敗体験を話してください
    • 保有資格はありますか
    • 趣味は何ですか
    • 最近熱中していることは何ですか
    • 最近イラっとしたことは何ですか
    • その他人間性に関する質問

    志望動機に関すること

    • 味の素を選んだ理由を教えてください
    • 味の素で何をやってみたいですか
    • 即戦力として活躍するためにはどんなことができますか
    • 味の素の商品で改善したいものは何ですか
    • 味の素に応募するにあたって準備したことは何ですか

    退職理由に関すること

    • 現職(前職)を辞めた理由は何ですか

面接攻略の考え方【転職】

転職の面接では自己PRと志望動機、退職理由に関することを必ず訊かれます。

それらについて的確に答えるための準備をしてください。

以下の自己PRと志望動機、退職理由のヒントが参考になります。

  1. 面接時の自己PRのヒント

    ■課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする

    味の素の「キャリア採用」では基本的に、課題解決力と行動力が求められていると考えられます。

    味の素の求める人材はASV、味の素グループWayという価値観に共感できる人です。

    具体的には、「新しい価値を創造するための困難に対して、開拓者精神を持ち、飽くなき挑戦と粘り強い努力を積み重ねることができる人」であり、「個性を活かしたチームワークにより新しい価値を実現し、社会への貢献を果たしていくことができる人」です。

    これらの人材像から、味の素で働くためには次のような力が求められると考えられます。

    • 新しい価値を創造し、実現できる人=課題解決力
    • 困難に対して開拓者精神を持ち、飽くなき挑戦と粘り強い努力を積み重ねることができる人=行動力
    • 個性を活かしたチームワークができる人=チームワーク力

    中途採用の募集は即戦力を求めているので、このうち、特に課題解決力と行動力をアピールすることが有効です。

    一方、チームワーク力については、質問された場合にはその力もあることを、例をあげて答えられるようにしておいてください。

    転職の面接では、現職(前職)において、応募書類だけでは説明しきれない仕事ぶりを説明してください。

    その中で、課題を見つけ、課題解決のために自らが立てた対策と関係者を巻き込んで粘り強く遂行した経験も加えてください。

    さらに、職務を実行したときに困難だったこと、困難を乗り越えて自分が身につけた知識や、スキルなども語れるようにしてください。

    もし上記の能力について乏しい場合は、自分の最も伝えたい能力について説明し、間接的にでも募集職種に役立つことを面接で伝えましょう。

    ■技術系応募者は研究・開発内容を語る

    味の素は、世界一のアミノ酸メーカーとして研究開発に多額の投資を行い、先端バイオサイエンス技術により新しいアミノ酸の可能性を追求しています。

    味の素グループとして、2つの研究所を持ち、グループ各社の研究開発拠点とともに、次世代基盤技術やニーズに合わせた商品開発まで研究開発に取り組んでいます。

    技術系応募者は、まず募集職種の職務内容を理解してください。

    そして職務内容に十分対応できる能力、スキルがあることを、現職(前職)の研究・開発内容を説明するなかで面接官にわかってもらうことです。

    技術系応募者は、面接において研究・開発内容の説明を相当詳しく深掘りされます。

    職務遂行にあたって、技術面の工夫と成果をわかりやすく説明することで持っている技術力をアピールしましょう。

    成果を出すためのノウハウが、味の素でどのように活かせるかも面接で説明できるようにしてください。

    ■自己分析をしっかり行い、人間性や価値観を伝えられるようにする

    味の素は能力だけでなく、応募者の人間性や価値観を重視しており、それを探る質問が必ずなされます。

    例えば、「成功体験や失敗体験」「趣味や特技」「熱中していること」「イラっとすること」「長所や短所」「あなたを一言であらわすと」「あなたをはがしていくと最後に残るものは何か」などの質問です。

    このような質問を投げてその回答により一緒に働きたいかを判断するようです。

    自己分析をきちんと行って、自分とはどのような人間なのか面接で答えられるようにすることが大切です。

  2. 面接時に志望動機を語るヒント

    ■なぜ味の素を選ぶのか明確に伝える

    味の素を志望する人は食品メーカーに興味がある人であり、味の素と並行して、人気企業であるサントリーやキリン、カゴメ、ハウス食品などの各社に応募する人が多いことと思います。

    たとえ味の素が第一志望でなくても、競合他社と比較しなぜ味の素なのかをしっかり答えられなくてはなりません。

    一方、応募者から逆質問のカタチで味の素の理解度をはかることも行っています。

    逆質問に対応するために、味の素と競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。

    またその過程で味の素の創業以来の歴史を理解し、目指す姿や、事業などから感じたこともまとめてください。

    そのなかで、自分が共感できることが味の素を選んだ志望動機となります。自分らしい志望動機をまとめましょう。

    ■味の素でやりたい仕事とその理由、活かせる能力やスキルを明確に伝える

    その職種に応募した理由とそこでやりたい仕事は何か、なぜその仕事をやりたいのかをきちんと答えられることが大切です。

    あわせて、やりたい仕事で活かせる能力やスキルがあればそれを伝えてください。

    希望する仕事で注目している商品や技術とその注目理由も面接で話せるようにしておくと、なお良いでしょう。

    ■味の素の自社商品に関する知識、食に関する知識を得て質問に明確に答えられるようにする

    味の素は、自社の商品や食に対する関心度について必ず質問します。

    理念や価値観に合う人かどうか確認する手段でしょう。

    ホームページをよく読むこと、健康と食に関する一般的知識を得ることが大切です。

  3. 転職面接時に退職理由を語るヒント

    ■面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする

    「なるほど、そのような前向きな理由があって退職したのですね」と面接官に納得してもらえる内容を説明しましょう。

    間違っても上司と合わないとか、給料が安いなどというネガティブな理由を言わないでください。

    例えば、現職(前職)では、自分の持つ能力、スキルをこれ以上向上させることが難しく、キャリアアップのために転職を考えたというような言い方です。

以上、味の素の中途採用情報と転職面接攻略の考え方を説明しました。

特に面接は複数回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。

また、さらに面接対策を完全にしたい転職希望者のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの転職面接必勝法」の販売も行っています。

本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。

面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【転職】

味の素の面接を攻略するためには、まず食品業界を取り巻く環境を理解することと、食品業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。

ブログ記事「【2021年】食品・飲料業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。

続いて、味の素とはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。

味の素の会社概要、理念体系、経営方針など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

これら以外にも味の素のホームページを隅から隅まで熟読してください。

本記事の後半で味の素のホームページから得た基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。

味の素の面接攻略のまとめ【転職】

味の素に中途入社を希望する人が、必ず通過しなければならない転職の面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?

味の素が採用したい人材は、ASV、味の素グループWayという価値観に共感できる次のような人です。

  • 新しい価値を創造するための困難に対して、開拓者精神を持ち、飽くなき挑戦と粘り強い努力を積み重ねることができる人
  • 個性を活かしたチームワークにより新しい価値を実現し、社会への貢献を果たしていくことができる人

面接では、求める人材かどうか総合的に判断されます。

面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。

  • 課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
  • 技術系応募者は研究・開発内容を語る
  • 自己分析をしっかり行い、人間性や価値観を伝えられるようにする

面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。

  • なぜ味の素を選ぶのか明確に伝える
  • 味の素でやりたい仕事とその理由、活かせる能力やスキルを明確に伝える
  • 味の素の自社商品に関する知識、食に関する知識を得て質問に明確に答えられるようにする

面接で退職理由を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。

  • 面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする

面接を攻略するためには、まずは食品業界を取り巻く環境を理解します。

同時に、食品業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。

また、味の素とはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。

味の素の会社に関する知識について、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

以下のリンクも参照ください。

味の素を志望するときに知っておきたい社風

味の素の面接を受けるにあたり知っておきたい社風について以下に記します。

  • 高い技術力、開発力に支えられた自社商品に誇りを持っています。
  • コーポレートメッセージである「Eat Well,Live Well」が社内に浸透しています。
  • 問題が起きそうなとき、上司や関連する社員と直ちに打ち合わせをし、方針が決まったら関係者に連絡し徹底を図ります。問題になる前に解決する体制が整っています。
  • アットホームな雰囲気で人間関係も良く、仲間と飲食をすることもあります。
  • ワークライフバランスもとれており、協力し合える環境が整備されています。
  • 中途入社の社員も活躍しています。

面接で語る志望動機を作る際、社風をよく知っていることが大切です。

味の素の会社概要

ここからは味の素の会社概要を説明します。面接において志望動機を語る上で役に立ちます。

味の素の沿革

  • 味の素は、池田菊苗博士が昆布だしの味成分からグルタミン酸というアミノ酸の一種を発見し、「うま味」と命名したことから始まりました。

    さらにグルタミン酸を原料としたうま味調味料の製造方法を発明しました。

  • 二代目の鈴木三郎助翁が1909年に事業化し、「味の素」が発売されました。
  • その後マイアミ大学や味の素KKライフサイエンス研究所の研究により、グルタミン酸はおいしさに関わるだけでなく、栄養・生理学的に重要であることが示されました。
  • 味の素グループは、アミノ酸の可能性を追求し、食品、アミノサイエンス、医薬・健康分野でこれからも貢献していきます。

味の素の経営数字

2020年3月期の決算数字は次の通りです。

資本金は79,863百万円です。

従業員数は、単体で3,401人、連結で32,509人です。

連結売上高は、1兆1,000億円です。

連結事業利益は、992億円です。

連結当期利益は、188億円です。

以下は数字で見る味の素グループです。

味の素グループの事業割合は、食品事業が約7割、アミノサイエンス事業が約3割です。

売上構成比は、海外食品が43%、日本食品が33%、ヘルスケアが12%、ライフサポートが10%、その他が2%です。

現在、世界24の国、地域にある121工場で生産し、130の国、地域で味の素グループの製品を販売しています。

研究開発要員は1,700人以上在籍しており、国内外で約4000の特許を保有しています。

味の素グループの強み

スペシャリティとは、「先端バイオ・ファイン技術に立脚する素材力というハードの力」と「顧客機会を見出し、顧客価値を創造していくソフトの力」を一体化させて生まれる高い付加価値のことで、味の素グループの強みの源泉です。

面接では「味の素の強みを知っていますか」と質問されるかも知れません。覚えておくと良いと思います。

味の素グループの理念体系

味の素グループの理念体系について面接で質問されることもありますので理解しておきましょう。

味の素のコーポレートメッセージは「Eat Well,Live Well.」です。

味の素グループの理念体系は「Our Philosophy」として定められていますが、その内容について以下に記します。

Our Philosophy

味の素グループは、創業以来一貫して事業を通じた社会課題の解決に取り組み、社会・地域と共有する価値を創造することで経済価値を向上し、成長につなげてきました。

この取り組みをASV(Ajinomoto Group Shared Value)と称し、ASVをミッションとビジョンを実現するための中核と位置付けた理念体系を“Our Philosophy”として設定しています。

味の素グループミッション

企業として永続的に追及する存在意義・使命・志

私たちは地球的な視野にたち、”食“と”健康“、そして、明日のよりよい生活に貢献します

味の素グループビジョン

ミッションを追求する中で達成したい姿

先端バイオ・ファイン技術が先導する、確かなグルーバル・スペシャリティ食品企業グループを目指します

ASV

ミッション、ビジョンの実現に向けて、社会と価値を共創する取り組み

創業以来一貫した、事業を通じて社会価値と経済価値を共創する取り組み

ASV価値創造モデル

ASVは、事業活動を通じた社会課題の解決によって創出された経済価値を次の事業活動へ再投資することで、さらなる社会課題の解決に貢献するという好循環(ASVサイクル)を作り出し、サステナブルな成長を実現するための戦略的な取り組みです。

このASVサイクルを回し続けることによって、コーポレートブランドへの価値蓄積を通じた企業価値の向上につなげていきます。

面接ではASVサイクルについて質問されることもあるかもしれません。説明できるようにしておきましょう。

味の素グループの経営方針(中期経営計画)

  • 味の素グループは2030年に「アミノ酸のはたらきで、世界の健康寿命を延ばすことに貢献する」と宣言し、食と健康の課題解決企業になることを目指しています。

    アミノ酸は、「食べ物をおいしくする」「成長、発育促進」「消耗回復」「体調を整える」機能を持っています。

  • 食と健康の課題解決のために、「人財と組織のマネジメント変革」「健康を軸とした生活者への提供価値向上」「効率性高く成長できる収益構造」を図る経営計画を推進します。

    これらの経営計画をデジタル・トランスフォーメーション(*)による業務改革によりバックアップすることで実行のスピードを上げます。

    (*)デジタル・テクノロジーを利用して経営や事業の在り方を変革すること

    その結果として、コーポレートブランド価値、従業員エンゲージメント、時価総額のバランスの取れた企業価値の向上を図ります。

面接で志望動機を語るとき、味の素グループの経営方針を理解しておくことは有効です。

特に、「アミノ酸のはたらきで、世界の健康寿命を延ばすことに貢献する」と宣言し、食と健康の課題解決企業を目指していることは覚えておきましょう。

参考リンク集

0 件のコメント

お気軽にコメントください
新しいコメント
はい
いいえ
OK