【28卒/27年転職】味の素の面接対策を面接官が解説
大手食品メーカーであり、調味料メーカーとして売上高が圧倒的No.1である味の素に入社を希望する人が必ず通過しなければならない面接試験。
応募者は、事前にどのような面接の対策をしたらよいのでしょうか?
味の素に入社を希望する人がぜひとも知っておきたい、面接に関する情報やノウハウというものがあります。
味の素の面接では、求める人材をよく理解した上で、課題解決力と行動力、チームワーク力の中から自分の強みを選んでアピールすることが大切です。
一方、面接で志望動機を語るためには、競合他社と比べてなぜ味の素なのか答えられなくてはいけません。
味の素という会社をよく理解しておくことがカギです。
加えて食と健康に関する知識も得ておきましょう。
これら以外にも、味の素の面接を受けるにあたって大切なポイントがあります。
本ブログでは、面接官である筆者が味の素の採用情報とともに、面接で必ず訊かれる自己PRや志望動機の受け答えなどについて、その対策を解説していきます。
さらに面接に臨むうえで必要な知識として、味の素の会社に関する情報を載せています。
面接対策は、自己分析や企業研究の段階から既にはじまっています。
自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシート(就活)、職務経歴書(転職)を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。
就活中の学生や転職希望者は、本サイト「キャリア育みファーム」を読んでいただければ、自己分析・企業研究の段階からスムーズに選考・面接対策ができるようになります。
さらに、絶対の自信を持って臨みたい方には、「就活面接必勝法」・「転職面接必勝法」を用意しております。
味の素の求める人材
味の素はどのような人材を求めているのでしょうか?
新卒採用サイトの募集要項には、「Ajinomoto Group Wayに共感いただける方を歓迎します。」と明記されています。
Ajinomoto Group Wayとは、グループ共通の大切な価値観であり、社員一人ひとりが共有する価値観、仕事をする上での基本的考え方、姿勢を定めたものです。
「新しい価値の創造」、「開拓者精神」、「社会への貢献」、「人を大切にする」の4つの行動指針で構成されていて具体的には次のようなことです。
- 新しい価値の創造 Create New Value
顧客視点から、新しい独自の価値を生み出します。
- 開拓者精神 Pioneer Spirit
可能性を追求し、チャレンジし続けます。
- 社会への貢献 Social Contribution
社会的課題に真摯に向き合い、情熱を持って、事業を通じた社会的価値と経済的価値の共創を目指します。
- 人を大切にする Value People
味の素グループで働くすべての人が、それぞれの人生を実りある豊かなものにするために、共に成長し、力を発揮できる集団を目指します。
以上から、味の素の求める人材は次のような人です。
Ajinomoto Group Wayに共感する人
- 顧客視点から、新しい独自の価値を生み出す人
- 可能性を追求し、チャレンジし続ける人
- 社会的課題に真摯に向き合い、情熱を持って、事業を通じた社会的価値と経済的価値の共創を目指す人
- 味の素グループで働くすべての人が、それぞれの人生を実りある豊かなものにするために、共に成長し、力を発揮できる集団を目指す人
なお、職種毎の求める「歓迎要素」も、募集要項に載っていますから参照ください。
一方、キャリア採用情報サイトの「募集職種一覧」にある各募集職種には「求める人物像」が載っていますから、キャリア採用の応募者は参照ください。
面接において自己PRするとき、求める人材像を知っておくことは大切ですから、理解しておいてください。
味の素の新卒採用情報について【就活】
はじめに味の素の新卒採用情報について以下に記します。
- 募集職種
味の素の新卒募集は、R&D、生産、Sales/Business、財務・経理、法務、デジタル・情報システム、サステナビリティ情報開示、知的財産(特許)、知的財産(契約)、クリエイティブに分かれています。
それぞれの職種に、「歓迎要素」が明記されていますから、新卒採用サイトの採用情報を確認ください。
- 選考フロー
WEBエントリー→会社説明会→エントリーシート→書類選考→適性検査→面接(複数回)→内々定
- エントリーシート(27年卒)
R&D
自己PRに関すること
- 研究しているテーマ名をご記載ください。(100文字以下)
- 研究レポート(まだ研究室に配属になっていない場合は、学生時代に頑張った授業や、今後の研究予定、やりたいことなどをご記載ください。(PDF:指定書式で1枚、A4サイズ)
- あなたが学生時代に強い想いをもって取り組んだ活動内容をご記載ください。※想いの強い活動から順に、2つご記載ください。※1つの活動中の取り組み内容を、複数記述いただいても結構です。(35文字以内)
- 取り組み活動内容をご記入ください(150文字以内)
- 上記活動から、あなたが主体的に取り組んだエピソードを1つ選び、取り組みの内容と結果を具体的に教えてください。(250文字以下)
- 上記のエピソードに取り組むにあたって、あなたが課題だと感じたことは何ですか。なぜ課題だと感じたのかも含めて、ご記載ください。(400文字以下)
- 上記の課題を解決するために、あなた自身が考え、主体的に行動したことを具体的にご記載ください。そのなかで、他者と関わったエピソードがあれば、そちらも含めてご記載ください。(300文字以下)
志望動機に関すること
- あなたが味の素㈱にR&D職種として入社し、取り組みたいことは何ですか。自身の専門性・スキルをどのように活かすことができるのかも含めて、ご記載ください。(400文字以下)
生産
自己PRに関すること
- 研究しているテーマ名をご記載ください。(100文字以下)
- 周囲が当たり前だと思っていることに疑問を持ち、現状を変えるために行動した経験があれば教えてください。(200文字以下)
- あなたが周囲の人を巻き込みながら、チームで取り組んだ目標と達成したエピソードを、その時の役割を含めて明確にご記載ください。(200文字以下)
志望動機に関すること
- 味の素(株)の生産職種で実現したいことは何ですか。今までに学んだ専門性・スキルをどのように活かすかをあわせてご記載ください。(300文字以下)
Sales/Business、法務、財務・経理、サステナビリティ情報開示
自己PRに関すること
- 研究しているテーマ名をご記載ください。※所属予定の研究室におけるテーマでも問題ございません。(未定等の場合は、所属なしとご記載ください)(100文字以下)
- あなたが目の前の人の心を動かし、人の行動を変え、成果を創出した経験をご記載ください。(200文字以下)
- 上記テーマに取り組むプロセスで、苦労した点や課題と感じた点を具体的にご記載ください。(200文字以下)
- その課題を乗り越えるために、あなた自身が取り組んでこと、あなたならではの工夫を教えてください。(500文字以下)
- 記載いただいた取り組みの他に、学生時代に力を入れて取り組んだ活動をご記載ください。(35文字以下)活動期間をご記載ください。活動内容をご記載ください。(150文字以下)
志望動機に関すること
- あなたが味の素㈱にSales(法務、財務・経理、サステナビリティ情報開示)職種として入社し、取り組みたいこと・実現したいことは何ですか。(300文字以下)
デジタル・情報システム
自己PRに関すること
- あなたが学生時代に取り組んだことで、自分の思い通りにならず、苦労した経験を教えてください。(200文字以下)
- その状況を乗り越えるために、あなた自身が取り組んだことや、あなたならではの工夫を教えてください。(500文字以下)
- あなたが自信を持つチカラ(デジタルに限らず)を発揮した具体的な活動について教えてください。また、入社後どのようにそのチカラを活かしたいか教えてください。(400文字以下)
志望動機に関すること
- あなたが味の素㈱にデジタル・情報システム職種として入社し、取り組みたいこと・実現したいことは何ですか。(300文字以下)
- 面接
面接は複数回行われます。研究内容と学生時代に力を入れたことの深掘りがなされます。
食品メーカーらしく、食に関する質問が多く出されます。
自己PRに関すること
- 自己紹介をしてください
- なぜその大学・学部に入学しましたか
- 研究内容について3分で説明ください(研究室を選んだ理由、テーマを決めた理由、役割、他の人とのかかわり方、独創性、苦労したこと、工夫したこと、今後の展開はどうなりますか、研究にどのような付加価値をつけますか、実用化に向けた課題、活かせること)
- 学生時代に一番力を入れたことは何ですか(頑張れた理由、課題と解決方法、周囲の人を巻き込んだか、学んだこと、活かせること)
- 組織の中でリーダーシップの経験はありますか
- チームワークを発揮した経験はありますか
- 意見の対立があったときはどう対応しますか
- 今までのなかで挫折経験とその乗り越え方、今ならどのように対応しますか
- クラブ・サークル活動は何かしていましたか(入った理由、学んだこと)
- アルバイトは何かしていましたか
- これまでの中で苦労したことは何ですか
- 誰にも負けないことは何ですか
- TOEIC点数は持っていますか
- 趣味は何ですか(好きな理由、学んだこと)
- 特技は何ですか
- 長所と短所及びその理由は何ですか(周りから指摘・自分が感じる)
- 苦手なこととその克服方法は何ですか
- どのような社会人になりたいですか
- 他人からどのような人と言われますか
- 苦手な人はどのような人ですか(苦手な理由)
- ストレスの発散法はありますか
志望動機に関すること
- 就活の軸は何ですか
- なぜ味の素を志望しますか
- 希望する分野と研究内容が異なるがなぜですか
- 味の素でやってみたい職種や仕事、実現したい夢は何ですか
- 味の素で活かせると思う能力と現状で不足している能力は何ですか
- キャリアプランは何ですか
- やりたくない仕事をやるように命じられた時にどうしますか
- 海外勤務はどう思いますか
- 体力、勤務地、精神面で生産職は大丈夫ですか
- 味の素の悪い部分、これから改善すべきところは何だと思いますか
- 味の素の好きな商品と理由を教えてください
- あったら良いと思う商品は何ですか
- 食に興味を持ったきっかけは何ですか
- 食事をおざなりにする人をどう思いますか
- 食品添加物の安全性をどう考えていますか
- 外食メニューでおすすめしたいものとその理由は何ですか
- 応募している他社と味の素の違いは何ですか
- 他社の応募状況を教えてください
- 採用人数
味の素は毎年一定規模の新卒採用を継続しており、近年はやや増加傾向にあります。
職種別に見ると、研究開発(R&D)と営業・ビジネス(Sales/Business)が採用の大部分を占めています。
- 学歴フィルター
味の素は、大手メーカーとしては比較的小規模な採用人数となっており、就活の人気企業のため、結果的に難関国立・私立大学中心の採用となっています。
面接攻略の考え方【就活】
就活の面接では自己PRと志望動機及びそれに関することを必ず訊かれます。
よってそれらの答えをあらかじめ準備する必要があります。
以下の自己PRと志望動機のヒントを参考にしてまとめてください。
- 面接時の自己PRのヒント
■課題解決力と行動力、チームワーク力の三つの能力のうち二つを自分の中から探してアピールする
味の素の求める人材は、「Ajinomoto Group Way」に共感し、「顧客視点から、新しい独自の価値を生み出す」「可能性を追求し、チャレンジし続ける」「味の素グループで働くすべての人が、それぞれの人生を実りある豊かなものにするために、共に成長し、力を発揮できる集団を目指す」人です。
ここで、「顧客視点から、新しい独自の価値を生み出す」は、課題解決力を表しています。
また、「可能性を追求し、チャレンジし続ける」は、行動力を表しています。
さらに「味の素グループで働くすべての人が、それぞれの人生を実りある豊かなものにするために、共に成長し、力を発揮できる集団を目指す」は、チームワーク力を表しているのではないでしょうか。
以上の三つの能力を味の素は求めています。
これらは、「このような人材になってもらいたい」との理想の姿と考えましょう。
学生がこれら全てを持っているとアピールする必要はありません。
面接では、学生時代において最も力を入れたことを伝える中で課題解決力・行動力・チームワーク力のうちから二つを自分の中で探してアピールしましょう。
- 課題解決力なら、課題を発見し、既存の発想にとらわれず新しい解決法を考えて、解決のための計画づくりができるということです。
- 行動力なら、課題の解決に向けて周囲に働きかけながら粘り強く取り組めるということです。
- チームワーク力なら、チームのなかで自分の役割を理解し、メンバーの意見も尊重しながら活動を進めることができるということです。
力を入れたことは学業、クラブ・サークル活動、アルバイト、ボランティア活動などなんでも良いのです。
これらの活動の中で、いずれかの能力を発揮したことを具体的に説明してください。
そこで自分が身につけたことを伝えられるとなお良いです。
但し、味の素は採用するすべての人に課題解決力や行動力、チームワーク力を求めているわけではありません。
自分の最も伝えたい能力が他にあるなら、面接においてその能力を上手に説明してください。
■技術系応募者は研究内容を語る
技術系応募者は、R&D、生産、デジタル・情報システム、知的財産(特許)などの職種を希望することが多いと思います。
技術系応募者は、それらに十分対応できる能力やスキルがあることを、自分の研究内容から探し出して話せるようにしてください。
技術系応募者は、面接において研究内容の説明を相当詳しく深掘りされることを想定してください。
具体的には、研究にあたって、その課題と課題解決の手法をあげ、解決に困難だった点について自分自身の工夫と成果、味の素に活かせるものを説明できるようにしてください。
課題を解決するために、どのように周囲を巻き込んでいったか、どのくらい粘り強く取り組んでいったかなどについても説明できるといいです。
一方で、味の素のR&D、生産、知的財産、デジタル・情報システム、知的財産(特許)の仕事で直接使える研究をしていなくても応募を希望する学生がいると思います。
その場合は面接で、論理的思考力のような潜在的な能力をアピールしてください。
- 面接時に志望動機を語るヒント
■なぜ味の素を選ぶのか明確に伝える
味の素の会社概要、理念体系、経営方針などから感じたことをまとめてください。
そのなかで、自分が共感できることが味の素を選んだ志望動機になります。
また、味の素と競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。
味の素を志望する人は食品・飲料メーカーに興味がある人であり、味の素と並行して、人気企業であるサントリーやキリン、アサヒグループなどの各社に応募する人が多いことと思います。
たとえ味の素が第一志望でなくても、競合他社と比較し、なぜ味の素なのかをしっかり答えられなくてはなりません。
一方、応募者から逆質問のカタチで味の素の理解度をはかることも行っていますので、準備してください。
■味の素で希望する職種とその理由、そこでやりたい仕事となぜやりたいかを明確に伝える
味の素の新卒募集は、R&D、生産、Sales/Business、財務・経理、法務、デジタル・情報システム、サステナビリティ情報開示、知的財産(特許・契約)、クリエイティブに分かれています。
そこで希望する職種とその理由は何か、そこでやりたい仕事となぜやりたいのかをきちんと説明できなくてはいけません。
あわせてやりたい仕事で活かせる能力やスキルがあればそれを伝えてください。
また希望する仕事で実現したいことまで答えられるように準備してください。
やりたい仕事で注目している商品や技術とその注目理由も話せるようにしておくと、なお良いでしょう。
■味の素の自社商品に関する知識、食と健康に関する知識を得て質問に明確に答えられるようにする
味の素は、自社の商品や食と健康に対する関心度を確認するために様々な質問をします。
ASV、Ajinomoto Group Wayという価値観に合う人かどうか確認する手段だと考えます。
また、求める人材には、「社会的課題に真摯に向き合い、情熱を持って、事業を通じた社会的価値と経済的価値の共創を目指す」人もあります。
ホームページをよく読むこと、食と健康に関する知識を得ることが大切です。
また、味の素を知るためにスーパーなどで味の素の商品と他社の商品を購入・チェックし、その違いを探ることもためになります。
■味の素の志望順位と他社の応募状況を答えられるようにする
志望順位については、迷わず第一志望ですと答えましょう。
他社の応募状況を聞かれたら、味の素と同じ食品・飲料メーカーならば、食品・飲料業界志望と答えてください。
他社名を教えてほしいと聞かれたら、味の素と同等あるいはそれ以上の大手企業に応募中ならそれを答えてください。
食品業界以外なら「〇〇業界にも興味があり応募しています」くらいは答えてもいいです。
この場合まったくの異業種であるので、なぜその業種に応募したのか答えられるようにしてください。
以上、味の素の採用情報と面接攻略の考え方を説明しました。面接は複数回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。
また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい就活生のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの就活面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。
本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。
面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】
味の素グループは、世界一のアミノ酸メーカーとして、国内・海外で「食品事業」と「バイオ&ファインケミカル事業」を中心に幅広い事業を展開しています。
このような味の素の面接を攻略するためには、まず食品業界を取り巻く環境を理解することと、食品業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
ブログ記事「【2027年】食品・飲料業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。
続いて、味の素とはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。
味の素の会社概要、理念体系、経営方針など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
これら以外にも味の素のホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。
本記事の後半で味の素のホームページから得た基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。
味の素の面接攻略のまとめ【就活】
味の素に入社を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?
味の素が採用したい人材は、「Ajinomoto Group Way」に共感し、「顧客視点から、新しい独自の価値を生み出す」「可能性を追求し、チャレンジし続ける」「社会的課題に真摯に向き合い、情熱を持って、事業を通じた社会的価値と経済的価値の共創を目指す」「味の素グループで働くすべての人が、それぞれの人生を実りある豊かなものにするために、共に成長し、力を発揮できる集団を目指す」人です。
面接では、求める人材かどうか総合的に判断されます。研究内容と学生時代に力を入れたことの深掘りがなされます。
食品メーカーらしく、食に関する質問が多く出されます。
面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。
- 課題解決力と行動力、チームワーク力の三つの能力のうち二つを自分の中から探してアピールする
- 技術系応募者は研究内容を語る
面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- なぜ味の素を選ぶのか明確に伝える
- 味の素で希望する職種とその理由、そこでやりたい仕事となぜやりたいかを明確に伝える
- 味の素の自社商品に関する知識、食と健康に関する知識を得て質問に明確に答えられるようにする
- 味の素の志望順位と他社の応募状況を答えられるようにする
面接を攻略するためには、まずは食品業界を取り巻く環境を理解すると同時に、食品業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
また、味の素とはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。
味の素の会社に関する知識について、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも参考にしてください。
味の素の中途採用情報について【転職】
続いて味の素の転職の面接について解説していきます。
味の素はさまざまな経験やキャリアを持つ高い専門性やスキルを持つ人を対象に「キャリア(中途)採用」を随時実施しています。
はじめに味の素の中途採用情報について以下に記します。
- 募集職種
味の素は転職の希望者を対象とした事務系職種、技術系職種の中途採用を積極的に行っています。
社内に必要な能力、スキルを持つ人が足りないと思われる職種を募集していますので、応募にあたっては即戦力としての専門性が問われます。
ちなみに2026年10月時点では23件の求人があります。ホームページの「キャリア採用」情報をチェックしてください。
- 選考フロー
応募(履歴書・職務経歴書)→書類選考→面接(2~4回)→内定
- 面接
面接での選考ポイントは、求める人材に基づいた総合的な判断です。
現職(前職)の職務内容(研究・開発内容)の深掘りがなされることが想定されます。
自己PRに関すること
- 学生のときに頑張ったことは何ですか
- 現職(前職)の研究内容について説明してください
- 現職(前職)の研究において技術面でのアプローチ方法を教えてください
- これまでの成功体験や失敗体験を話してください
- 保有資格はありますか
- 趣味は何ですか
- 最近熱中していることは何ですか
- 最近イラっとしたことは何ですか
- その他人間性に関する質問
志望動機に関すること
- 味の素を選んだ理由を教えてください
- 味の素で何をやってみたいですか
- 即戦力として活躍するためにはどんなことができますか
- 味の素の商品で改善したいものは何ですか
- 味の素に応募するにあたって準備したことは何ですか
退職理由に関すること
- 現職(前職)を辞めた理由は何ですか
面接攻略の考え方【転職】
転職の面接では自己PRと志望動機、退職理由に関することを必ず訊かれます。
それらについて的確に答えるための準備をしてください。
以下の自己PRと志望動機、退職理由のヒントが参考になります。
- 面接時の自己PRのヒント
■課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
味の素の「キャリア採用」では基本的に、課題解決力と行動力が求められていると考えられます。
味の素の求める人材は、「Ajinomoto Group Way」に共感し、「顧客視点から、新しい独自の価値を生み出す」「可能性を追求し、チャレンジし続ける」「味の素グループで働くすべての人が、それぞれの人生を実りある豊かなものにするために、共に成長し、力を発揮できる集団を目指す」人です。
ここで、「顧客視点から、新しい独自の価値を生み出す」は、課題解決力を表しています。
また、「可能性を追求し、チャレンジし続ける」は、行動力を表しています。
さらに「味の素グループで働くすべての人が、それぞれの人生を実りある豊かなものにするために、共に成長し、力を発揮できる集団を目指す」は、チームワーク力を表しているのではないでしょうか。
中途採用の募集は即戦力を求めているので、このうち、特に課題解決力と行動力をアピールすることが有効です。
一方、チームワーク力については、質問された場合にはその力もあることを、例をあげて答えられるようにしておいてください。
転職の面接では、現職(前職)において、応募書類だけでは説明しきれない仕事ぶりを説明してください。
その中で、業務目標達成に向けて課題を見つけ、既存の発想にとらわれず新しい解決法を考えて、関係者を巻き込んで粘り強く遂行した経験も加えてください。
さらに職務を遂行するさいに困難だったこと、困難をどのように乗り越えて、成果を上げたかを伝えてください。
味の素で活かせる、身につけた知識やスキルも語ってください。
もし上記の能力について乏しい場合は、自分の最も伝えたい能力について説明し、間接的にでも募集職種に役立つことを面接で伝えましょう。
■技術系応募者は技術力を語る
味の素グループは世界一のアミノ酸メーカーとして、「食品事業」と「バイオ&ファインケミカル事業」を柱とした幅広い事業をグローバルに展開しています。
技術系応募者は、それらの事業に技術者として携わることになります。まず募集職種の職務内容を理解してください。
そして職務内容に十分対応できる能力、スキルがあることを、現職(前職)の職務内容を説明するなかで面接官にわかってもらうことです。
技術系応募者は、面接において現職(前職)の職務内容の説明を相当詳しく求められます。
職務遂行にあたって、技術面の工夫と成果をわかりやすく説明することで持っている技術力をアピールしましょう。
成果を出すためのノウハウが、味の素でどのように活かせるかも面接で説明できるようにしてください。
- 面接時に志望動機を語るヒント
■なぜ味の素を選ぶのか明確に伝える
味の素の会社概要、理念体系、経営方針などから感じたことをまとめてください。
そのなかで、自分が共感できることが味の素を選んだ志望動機になります。
また、味の素と競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。
味の素を志望する人は食品・飲料メーカーに興味がある人であり、味の素と並行して、人気企業であるサントリーやキリン、アサヒグループなどの各社に応募する人もいるかも知れません。
たとえ味の素が第一志望でなくても、競合他社と比較しなぜ味の素なのかをしっかり答えられなくてはなりません。
一方、応募者から逆質問のカタチで味の素の理解度をはかることも行っていますので、答えられるように準備してください。
■なぜその職種を選んだか、そこでやりたい仕事を明確に伝える
味の素のその職種に応募した理由とそこでやりたい仕事は何か、なぜその仕事をやりたいのかをきちんと答えられることが大切です。
中途採用の応募者が応募職種を選んだ理由は、現職(前職)で培った自分の経験、能力、スキルが味の素で活かせることです。それについて、職務内容をわかりやすく説明することで伝えてください。
希望する仕事で注目している味の素の商品や技術とその注目理由も面接で話せるようにしておくと、なお良いでしょう。
■味の素の自社商品に関する知識、食と健康に関する知識を得て質問に明確に答えられるようにする
味の素は、自社の商品や食と健康に対する関心度を確認するために様々な質問をします。
ASV、Ajinomoto Group Wayという価値観に合う人かどうか確認する手段だと考えます。
また、求める人材には、「社会的課題に真摯に向き合い、情熱を持って、事業を通じた社会的価値と経済的価値の共創を目指す」人もあります。
ホームページをよく読むこと、食と健康に関する知識を得ることが大切です。
- 転職面接時に退職理由を語るヒント
■面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする
「なるほど、そのような前向きな理由があって退職したのですね」と面接官に納得してもらえる内容を説明しましょう。
間違っても上司と合わないとか、給料が安いなどというネガティブな理由を言わないでください。
例えば、現職(前職)では、自分の持つ能力、スキルをこれ以上向上させることが難しく、キャリアアップのために転職を考えたというような言い方です。
以上、味の素の中途採用情報と転職面接攻略の考え方を説明しました。
特に面接は複数回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。
また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい転職希望者のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの転職面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。
本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。
面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【転職】
味の素の面接を攻略するためには、まず食品業界を取り巻く環境を理解することと、食品業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
ブログ記事「【2027年】食品・飲料業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。
続いて、味の素とはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。
味の素の会社概要、理念体系、経営方針など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
これら以外にも味の素のホームページを隅から隅まで熟読してください。
本記事の後半で味の素のホームページから得た基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。
味の素の面接攻略のまとめ【転職】
味の素に中途入社を希望する人が、必ず通過しなければならない転職の面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?
味の素が採用したい人材は、「Ajinomoto Group Way」に共感し、「顧客視点から、新しい独自の価値を生み出す」「可能性を追求し、チャレンジし続ける」「社会的課題に真摯に向き合い、情熱を持って、事業を通じた社会的価値と経済的価値の共創を目指す」「味の素グループで働くすべての人が、それぞれの人生を実りある豊かなものにするために、共に成長し、力を発揮できる集団を目指す」人です。
面接では、求める人材かどうか総合的に判断されます。現職(前職)の職務内容(研究・開発内容)の深掘りがなされることが想定されます。
面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。
- 課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
- 技術系応募者は技術力を語る
面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- なぜ味の素を選ぶのか明確に伝える
- なぜその職種を選んだか、そこでやりたい仕事を明確に伝える
- 味の素の自社商品に関する知識、食と健康に関する知識を得て質問に明確に答えられるようにする
面接で退職理由を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- 面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする
面接を攻略するためには、まずは食品業界を取り巻く環境を理解します。
同時に、食品業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
また、味の素とはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。
味の素の会社に関する知識について、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも参考にしてください。
味の素の会社概要【面接前に知るべき企業研究】
味の素の面接では、自己PRや志望動機だけでなく、「味の素をどこまで理解しているか」が重視されます。
単に「食品メーカーだから」という理由ではなく、
- 味の素はどんな会社なのか
- 他の食品メーカーと何が違うのか
- 自分は味の素で何を実現したいのか
まで、考えておくことが大切です。
ここでは、面接前に知っておきたい味の素の特徴をわかりやすく解説します。
- 味の素の特徴
味の素は、うま味調味料「味の素」で有名な食品メーカーです。
しかし実際には、単なる食品メーカーではありません。
同社の最大の強みは、長年培ってきた「アミノサイエンス」です。アミノ酸に関する技術を活用し、食品だけでなく健康、医療、電子材料など幅広い分野で事業を展開しています。
特に次のような特徴があります。
- アミノ酸研究で世界トップクラスの技術力を持つ
- 食品とヘルスケアの両分野で事業を展開している
- 社会課題の解決を重視する企業文化がある
- グローバルに事業を展開している
- サステナビリティ経営を重視している
面接では、「食を通じて社会に貢献したい」という考えだけでなく、「健康課題の解決」や「技術革新」に興味があることを伝えられると評価されやすいでしょう。
- 味の素の主力事業
味の素は食品メーカーのイメージが強いですが、事業領域は非常に幅広いです。
主な事業は次の通りです。
- 調味料事業
- 栄養・加工食品事業
- 冷凍食品事業
- ソリューション&イングリディエンツ事業
- ヘルスケア事業
- 電子材料事業(半導体関連)
- バイオファーマ事業
特に注目したいのが電子材料事業です。
味の素は半導体パッケージ基板に使用される「ABF(Ajinomoto Build-up Film)」を開発しており、世界の半導体産業を支える重要な企業でもあります。
面接では、「食品だけでなく、半導体や医療分野にも強みを持つ企業である」
ことを理解していると企業研究の深さをアピールできます。 - 味の素のグローバル展開
味の素は世界各国で事業を展開するグローバル企業です。
日本国内よりも海外市場の存在感が大きく、アジア・北米・南米・欧州など幅広い地域で事業を行っています。
グローバル企業としての特徴は次の通りです。
- 世界中に製造・販売拠点を持つ
- 各国の食文化に合わせた商品開発を行う
- 多国籍メンバーと協働する機会がある
- 海外勤務の可能性がある
そのため面接では、
- 海外で働くことへの考え
- 異文化理解の経験
- 語学学習への姿勢
などを聞かれる場合があります。
グローバル志向を持っている人は積極的にアピールしましょう。
- 味の素の今後の戦略
味の素グループは2030年に向けて、
「アミノサイエンスで、人・社会・地球のWell-beingに貢献する」
というビジョンを掲げています。現在注力している成長領域は次の4つです。
- ヘルスケア
- フード&ウェルネス
- ICT(情報通信・半導体関連)
- グリーン(環境・サステナビリティ)
また、DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進し、事業変革や新規事業創出にも取り組んでいます。
面接では、
- なぜ食品業界なのか
- なぜ味の素なのか
- 味の素のどの成長領域に魅力を感じるのか
を自分の経験と結び付けて話せると説得力が増します。
例:
「大学で生命科学を学び、アミノ酸技術を活用したヘルスケア事業に魅力を感じました。」
このように、自分の経験 × 味の素の成長戦略で語ることが重要です。
- 味の素の社風
味の素は、人を大切にしながら、個性や専門性を生かして挑戦する社風が特徴です。多様な人財の協働を重視し、社員が主体的に新しい価値を生み出すことを期待しています。
面接では、「主体的に行動した経験と、周囲を巻き込み成果を上げた経験を具体的に伝えましょう。」
- 面接で企業研究をどう活かすか
企業研究は暗記するためではありません。
面接では、
- 自己PR
- 志望動機
- 入社後にやりたいこと
に結び付けて話すことが重要です。
例えば、「食を通じて人々の健康に貢献したい」だけでは、他社との差別化ができません。
そこで、
「アミノサイエンスを活用して健康寿命の延伸に貢献したい」
「食品とヘルスケアを融合した事業に携わりたい」など、味の素ならではの特徴を踏まえて話すと説得力が高まります。
面接官は、「この人は本当に味の素で働きたいのか」を見ています。
企業研究を通じて、自分の経験や価値観と味の素の強みを結び付けておくことが、面接突破への近道です。
味の素グループの理念体系
ここでは味の素グループの理念体系を紹介します。
理念体系を知ることは、面接の志望動機・自己PRに直結するからとても重要です。
Our philosophy
味の素グループは、創業以来一貫して事業を通じた社会課題の解決に取り組み、社会・地域と共有する価値を創造することで経済価値を向上し、成長につなげてきました。
この取り組みをASV(Ajinomoto Group Shared Value)と称し、ASVをミッションとビジョンを実現するための中核と位置付けた理念体系を“Our Philosophy”として設定しています。
コーポレートスローガン
「Eat Well,Live Well.」
志(パーパス)・存在意義
アミノサイエンス®で、人・社会・地球のWell-beingに貢献する
ASV (Ajinomoto Group Creating Shared Value):志を実現する取組み
事業を通じた社会価値と経済価値の共創
ASW(Ajinomoto Group Way):価値観
新しい価値の創造、開拓者精神、社会への貢献、人を大切にする
味の素グループの理念体系について面接で質問されることもありますので理解しておきましょう。
味の素グループの経営方針
味の素グループは、「中期ASV経営」を推進しています。
経営方針は就活生・転職応募者では特に重要です。
なぜなら、面接官は「うちの将来の事業の方向性に理解があるか」
をかなり見ているからです。
ここでは、「中期ASV経営」の概要を紹介します。
中期ASV経営
味の素グループは、2030年に向けて「アミノサイエンス®で、人・社会・地球のWell-beingに貢献する」という新たなありたい姿を掲げています。従来の「食と健康の課題解決」からさらに踏み込み、人々の豊かな生活や持続可能な社会の実現を目指しているのが特徴です。
- 2030年に向けた重点戦略
味の素は、これまでの構造改革中心の経営から「成長重視」の経営へ転換しています。特に強みであるアミノサイエンスを活用し、次の4つの成長領域に経営資源を集中させています。
- フード&ウェルネス(健康的な食生活の実現)
- ヘルスケア(医薬品・バイオ分野の拡大)
- ICT(半導体材料など先端技術分野)
- グリーン(環境・サステナビリティ分野)
これらの分野で高い成長を実現し、食品事業とアミノサイエンス事業を両輪として拡大していく方針です。
- 経営スタイルの変革
味の素の特徴的な取り組みが「中期ASV経営」です。
従来のように細かい数値目標を積み上げる中期経営計画ではなく、2030年の理想像から逆算して行動する「バックキャスト型経営」へ転換しています。
社会価値と経済価値を同時に創出することを重視し、「ASV(Ajinomoto Group Shared Value)」を経営の中心に据えています。
- 成長を支える4つの無形資産
味の素は競争力の源泉として次の4つの無形資産を重視しています。
- 人財
- 技術
- 顧客基盤
- 組織能力
これらを強化することで、持続的なイノベーション創出を目指しています。
面接では、味の素は2030年に向けてどの成長領域を強化しているのかを理解しておくと、評価されやすくなります。