【2023年】重電業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識

2022.11.28 更新
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重電業界を志望する人が面接を受けるにあたって、必ず知っておいたほうが良い基礎知識があります。

これらの知識を持っていないと、面接での受け答えに困ってしまうことがあります。

特に志望動機を答える面接では、これらの知識がないと入社への本気度が伝わりません。

ここでは、重電業界を取り巻く環境や仕事など、重電業界に応募する人が面接で役に立つ基礎知識を紹介します。

ぜひこの記事を読んで、あなたの就活や転職の面接に役立ててください。

目次
  1. 重電業界とはどのような業界なのか
  2. 重電メーカーの特色について
  3. 重電業界を取り巻く環境と課題
  4. 重電業界の仕事
  5. まとめ

重電業界とはどのような業界なのか

重電業界とはどのような業界なのでしょうか?

重電とは、重電機器の略で、主に産業用の発電機などの回転電気機械や、変圧器、整流器などの静止電気機械といった大型電気機械のことです。

(一方、比較的軽い小型の電気機械や家庭用電化製品などは軽電と呼ばれています。)

重電業界とは、こうした大型電気設備や機械を開発製造するメーカーが属する業界を指します。

重電メーカーは主に重電機器を開発製造しますが、それ以外の分野にも手を広げており、発電所や鉄道システムといった生活インフラ、情報通信システム、家電など幅広い分野の製品を手がけています。

重電メーカーの製品は長く日本のモノづくりや生活インフラを支えており、社会的な役割は非常に大きなものとなっています。

重電業界の企業に応募し、面接を受けるさいには重電業界とはどのような業界なのか知っていることが必要です。

重電メーカーの特色について

日本の重電メーカーは、日立製作所、東芝、三菱電機、富士電機、明電舎などがあげられます。

これら重電メーカーの特色について簡潔に説明します。

日立製作所は世界有数の総合電機メーカーであり、火力、水力、原子力の発電設備の計画・施工や産業用機器・プラントから、鉄道といったインフラ系の事業と、情報通信システムに強みを持ち、家電製品などの事業も手がけています。

東芝は、原子力設備等の発電設備、鉄道車両等インフラ系の事業と半導体や、ストレージ事業といった電子デバイス事業に強みを持っています。

三菱電機は産業用メカトロニクスに強みを持ち、エレベーターなどの重電システム、電子デバイス事業を手がけています。エアコンなど家電も主力事業です。

富士電機は、自動販売機や地熱発電分野に強みを持っており、スマートグリッドの展開にも積極的です。

明電舎は送電・配電設備に強みがあります。自動車開発用試験装置で国内首位です。

重電業界の面接を受けるにあたっては、重電メーカーの特色を知っておいてください。

重電業界を取り巻く環境と課題

日本経済の低成長下で近年の国内の重電需要は鈍化傾向にあり、将来的にも大きな伸びが期待しにくい環境にあります。

そのような環境下、各社とも水素、風力、地熱発電などの次世代エネルギー技術の開発を進めています。

また、ハードだけでなく、IoTの技術の活用も注目されています。

IoTにより設備のデータをリアルタイムで収集することで、新しい設備の開発や改良、不具合の発見などがいち早くできるようになります。このように、ソフトウェアにも重点を置いたサービスを進めていくとみられます。

国内では大きな需要の伸びが期待できない中で重電メーカー各社は海外展開を加速させています。

各国のエネルギー関連企業の買収や提携を進めて、現地で発電インフラ事業を始めることや、鉄道システムを提供するなど海外事業の拡大を図っています。

これからは、アジア市場などの新興国向けや、北米に事業を注力していくと考えられます。

以上のような重電業界をとりまく環境と課題について知っていると、面接での質問に答えるとき役に立ちます。

例えば面接で、「重電業界の方向性についてどのように考えていますか?」といった質問がなされることがあります。

重電業界の仕事

重電業界は、企業や社会インフラで使用する製品を製造・販売することが主な仕事です。

そのため自分が行った研究・開発や生産、ソリューションなどが仕事を通じて「世の中に役に立つ」という誇りを持って働くことができます。

この業界での、メーカーとしての一連の仕事は、社会に役に立つ製品を企画・開発し、生産し、販売することです。

技術系では、研究開発、製品開発・設計、生産技術、品質保証などの職種に就きます。

事務系では、事業(経営)企画、人事総務、経理財務、法務といった間接部門の仕事や、資材調達、生産管理、海外を含めた営業、広報・宣伝などの職種があります。

事務系・技術系共通の職種としては、システムエンジニア、セールス・サービスエンジニア、知財などの職種があります。

グローバル展開している企業も多く、海外駐在や出張のチャンスもあります。

高い語学力、行動力、コミュニケーション能力、異文化理解といった海外で働くために必要な資質・スキルを持つ人にとっては、大きな活躍の場になります。

重電業界ではどのような仕事があるのか、仕事内容をしっかり理解していることが面接で志望動機を答えるときに重要です。

また、事前に十分把握していると面接で希望する仕事を訊かれたときに役に立ちます。

まとめ

重電業界各社に応募する人は、重電業界の基礎知識を身につけて、面接での志望動機を語る際などに役立ててください。

また、面接官からの質問に答えるときにも、本記事で紹介したような知識が大切になります。

この他にも業界の知識を積極的に吸収しましょう。

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重電業界各社の具体的な面接対策については以下の記事を参考にしてください。

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