【25卒/24年転職】面接官が教える「ソニー」の面接対策

2023.11.29 更新
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家電・AV産業のなかでユニークな存在であるソニーに入社を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。応募者は事前にどのような面接の対策をしたらよいのでしょうか?

(本ブログは、ソニーグループ、ソニー、ソニーセミコンダクタソリューションズ、ソニー・インタラクティブエンタテインメントの4社についてソニーと呼んでいます)

ソニーに入社を希望する人がぜひとも知っておきたい面接に関しての情報や、ノウハウというものがあります。

例えばソニーの面接では、求める人材をよく理解して、自己PRにおいて特に課題解決力と行動力をアピールすることが大切です。

技術系で応募の場合、就活生は研究内容を、転職希望者は技術力を的確に説明できることが大切です。

一方、面接で志望動機を語るときは、なぜソニーを選んだかを企業研究して答えられなくてはいけません。

これら以外にもソニーの面接を受けるにあたって大切なポイントがあります。

本ブログでは、面接官である筆者が、ソニーの採用情報とともに、面接で必ず訊かれる自己PRや志望動機の受け答えなどについてその対策を解説していきます。

さらに面接に臨むうえで必要な知識として、ソニーの会社についての情報を載せています。

面接対策は、自己分析や企業研究の段階から既にはじまっています。

自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシート(就活)、職務経歴書(転職)を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。

就活中の学生や転職希望者は、本サイト「キャリア育みファーム」を読んでいただければ、自己分析・企業研究の段階からスムーズに選考・面接対策ができるようになります。

さらに、絶対の自信を持って臨みたい方には、「就活面接必勝法」・「転職面接必勝法」を用意しております。

目次
  1. ソニーの求める人材
  2. ただいま「就活面接必勝法」・「転職面接必勝法」販売中
  3. ソニーの新卒採用情報について【就活】
  4. 面接攻略の考え方【就活】
  5. 面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】
  6. ソニーの面接攻略のまとめ【就活】
  7. ソニーの中途採用情報について【転職】
  8. 面接攻略の考え方【転職】
  9. 面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【転職】
  10. ソニーの面接攻略のまとめ【転職】
  11. ソニーを志望するときに知っておきたい社風
  12. ソニーの会社概要
  13. Sony's Purpose & Values
  14. ソニーの経営方針
  15. 参考リンク集

ソニーの求める人材

ソニーはどのような人材を求めているのでしょうか。

面接では求める人材を知っておくことが自己PRをするうえで必要です。

ソニーグループのホームページにある採用情報には、ソニーの人材理念は「Special You」「Diverse Sony」とうたっています。

「Special You」とは、「主役はあなた」ということであり、「自らの意志で、独自のキャリアを築き、自由闊達な未来を切り拓く」自立した個を表しています。

「Diverse Sony」とは、「自立した多様な個を受入れ、新たな価値が生まれる場がソニーである」として、「社員一人ひとりの個性、思い、夢、挑戦を受入れ、ソニーという器の中で、お互いに刺激しあい成長が連鎖していく」想いを込めています。

「社員一人ひとりの個性、思い、夢、挑戦を受入れ、ソニーという器の中で、お互いに刺激しあい成長が連鎖していく」想いを「Diverse Sony」に込めています。

また同じ採用情報にある、CEOメッセージの中で、①広い視野を持ち、積極的に挑戦していくならば、活躍し成長するフィールドは全世界のソニーグループに広がる、②『「感動」を創り、届け続けるため、私たちと一緒に「夢と好奇心」から未来を拓く、個性と意欲に満ち溢れた皆さんの参画を待っている』と伝えています。

以上から、ソニーの求める人材は次のような人と考えます。

  • 自らの意志で、独自のキャリアを築き、自由闊達な未来を切り拓く人
  • 夢に挑戦して新たな価値を創造する人
  • 広い視野を持ち、積極的に挑戦する人
  • 「夢と好奇心」から未来を拓く、個性と意欲に満ち溢れた人

また転職の場合は、ホームページにある「経験者採用」の募集職種ごとに「求める人物像」が記されていますので、ご覧になってください。

面接において自己PRを話すとき、求める人材像を知っておくことは大切ですから、覚えておくと良いでしょう。

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キャリア育みファームでは、面接の必勝マニュアル「就活面接必勝法」・「転職面接必勝法」を販売しています。

もちろん履歴書やエントリーシート(就活)、職務経歴書(転職)の自己PRや志望動機などの作成にも役立つマニュアルとなっています。

会社側が採用の決め手として最も重視しているのは面接である‼
ということをご存知でしょうか。

面接対策には十分時間をかけることが大切です。具体的にどのように面接対策を進めていくのか、ほとんどの方は知りません。そんな方を支援したい一心で、必勝マニュアルを作成しております。

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その他、以下のリンクも読み進めるとお役に立ちます。

ソニーの新卒採用情報について【就活】

はじめにソニーの新卒採用情報について、以下に記します。

  1. 募集職種

    ソニーの採用方法はコース別採用となっています。ジェネラル・エンプロイメント・コントラクト(正社員)としての採用です。

    コース別採用とは、どこの会社に入るかではなく、何をやりたいか、何を成し遂げたいかで、進む道を選ぶやり方です。

    コースは、大きく技術系と、事務系から選択します。

    技術系は、ソフトウェア・信号/情報処理、メカ・メカトロニクス、半導体・デバイス・材料、電気、光学、品質・調達、ライフサイエンス、コーポレート機能(技術)、WILLコース・専門性不問の分類からコースを選択します。

    事務系は、セールス&マーケティング、ビジネスマネジメント&ファイナンス、コーポレートスタッフ、プロダクト&サービスプランニング、リーガル&ライセンス、その他の分類からコースを選択します。

    WILLコース・専門性不問コースとは、特定の職種に限らず、複数の職種に興味がある、大学での研究内容とは違うが、興味・関心があり挑戦したい、という学生が応募するコースです。社員との対話や選考プロセスを通じて、本人に合った配属先を検討します。

  2. 選考フロー

    エントリー(プロフィ―ルシート提出・適正検査受検)→書類選考→面接(2~3回)→内々定

  3. エントリーシート(24年卒)

    自己PRに関すること

    • 卒業/修士論文や、学科/専攻の授業の中で、最も力を入れて学んでいるテーマの概要を記述してください。(500文字以内)
    • あなたが取り組んだ・取り組んでいることについて、下記の6つのポイントを含めて記述してください。(400文字以下)(1)きっかけ・背景(2)設定したゴール(3)体制・役割(4)こだわったこと(5)結果・学んだこと(6)学んだことを今後どう活かすか
    • 上記にてチェックした言語・ツールの経験年数、目的、レベル・開発した内容など詳細を記述してください。また、上記項目にはない言語やツールの使用経験があれば、こちらに自由に記述してください。(200文字以内)*ソフトウェア
    • 使用経験のある計測/実験機器や上記記載以外の開発言語・ツールなどを記述してください。(200 文字以内)

    志望動機に関すること

    • 希望コース(第1~第3希望)
    • 選んだコースで、あなたがソニーで取り組みたい内容について記述してください。(500文字以内)
    • 現時点であなたが興味/関心のあるプロダクト・サービスの領域・カテゴリーを選択してください。※最大3つまで選択することが可能です。(必ず1つは選択してください)※第2・第3の選択は必須ではありません。※あくまで興味/関心を確認するものであり、希望コースではありません。
    • 選択した領域・カテゴリーで最近注目しているプロダクト・サービスとその理由を記述してください。(200文字以内)
  4. 面接

    面接での選考ポイントは、技術職では研究内容と志望動機、事務職では学生時代に力を入れたことと志望動機です。ソニーの理解度を試す質問も多いです。

    ソニーは、採用イベントや面接に参加のさいは、普段の自分を表現してもらいたいと私服面接を薦めています。もちろんスーツでもかまいません。

    自己PRに関すること

    • 自己紹介してください
    • 学業で学んだことついて説明してください、それをソニーでどう活かせますか
    • 学生時代に頑張ったことは何ですか(役割、チームを巻き込んだこと、工夫したこと、困難なこと、困難をどう乗り越えたか、結果)
    • 研究内容について説明してください(研究室・研究テーマを選んだ理由、オリジナリティ、評価手法、共同研究の有無、困難なこと、それをいかに乗り越えたか、進捗度、着地点、業務で活かせること)(資料なしまたはA4の用紙、ホワイトボード、スライド2枚使用、5分程度で口頭説明)
    • チームで取り組んだことはありますか
    • 挫折経験はありますか
    • プログラミングスキルはどの程度ですか
    • アルバイト経験はありますか
    • 長所と短所は何ですか、長所をソニーでどう活かしますか、短所をどう克服しますか
    • 周りの人からどのような人と言われますか
    • 自分はどういう人間だと思いますか
    • ストレスを感じる瞬間はどんなときですか
    • 学会発表や論文執筆の経験はありますか
    • 英語のレベルはどれくらいですか

    志望動機に関すること

    • 就活の軸は何ですか
    • なぜソニーを志望しますか
    • ソニーの課題と解決策は何だと思いますか
    • 希望コースについての業務面での提言はありますか
    • ○○事業や○○コースを志望する理由は何ですか
    • ○○コースは何をするか知っていますか
    • 希望するコースで携わりたい領域や製品は何ですか
    • 希望部署への配属は叶わなくても志望しますか
    • 入社したらやりたい仕事は何ですか、活かせる能力は何ですか
    • 入社後に実現したいことは何ですか
    • キャリアプランはどのように考えていますか
    • 国内と海外また、BtoCとBtoBどちらに興味がありますか
    • 海外関係業務に携わりたいですか
    • 英語力はどれくらいですか
    • 他社の選考状況とソニーの志望度を教えてください
  5. 採用人数

    19年度入社実績 440名

    20年度入社実績 430名

    21年度入社実績 450名

    22年度入社実績 前年並み

    23年度入社実績 前年並み

    24年度入社計画 前年並み

  6. 23年新卒入社大学別就職者数(ソニーグループ)

    国公立大

    東京大57、京都大25、北海道大5、東北大16、名古屋大24、大阪大21、九州大10、東京工業大57、一橋大4、筑波大14、千葉大10、電通大12、都立大5、横浜国大9、大阪市大2、大阪府大7、神戸大5、岡山大3、広島大2、熊本大3、他

    私立大

    早稲田大36、慶応大42、上智大11、明治大6、青山学院大1、立教大1、中央大7、法政大2、学習院大1、東京都市大4、日本大2、東京理科大21、芝浦工大6、東京電機大2、工学院大1、日本女子大2、千葉工大1、中京大1、名城大1、同志社大7、立命館大8、関西大4、関西学院大5、大阪工業大1、近畿大1、他

    以上は大学院修了者を含みます。

    ※サンデー毎日(2023年9月3日号)参照

  7. 学歴フィルター

    ソニーに学歴フィルターはありません。

    ソニー創業者の盛田昭夫氏が1966年に発表した「学歴無用論」が当時ベストセラーとなり、1991年には学歴不問採用が話題になりました。

    面接官には学校名は未記入の状態で面接を行うほど徹底しています。ただし、結果として難関大学卒業者が多く採用されています。学歴は不問ですが、能力は不問ではありません。

面接攻略の考え方【就活】

面接では自己PRと志望動機を必ず訊かれます。よってそれらの答えをあらかじめ準備する必要があります。以下の自己PRと志望動機のヒントを参考にしてください。

  1. 面接時の自己PRのヒント

    ■課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする

    ソニーは基本的に、特に課題解決力と行動力を求めていると考えられます。

    上記の求める人材にあるようにソニーは、「自らの意志で、独自のキャリアを築き、自由闊達な未来を切り拓く」「夢に挑戦して新たな価値を創造する」「広い視野を持ち、積極的に挑戦する」『「夢と好奇心」から未来を拓く、個性と意欲に満ち溢れた』人を求めています。

    ここで、「夢に挑戦して新たな価値を創出する」『「夢と好奇心」から未来を拓く、個性と意欲に満ち溢れた』は、課題解決力を表していると考えます。

    また、「自らの意志で、独自のキャリアを築き、自由闊達な未来を切り拓く」「広い視野を持ち、積極的に挑戦する」は、行動力を表しているのではないでしょうか。

    面接では、学生時代において最も力を入れたことを伝えるなかで課題解決力と行動力をアピールしましょう。

    課題を発見し、既存の発想にとらわれずに新しい解決法を考え、解決のための計画づくりができ、実現のために粘り強く取り組む人というアピールです。

    力を入れたことは学業、クラブ活動、アルバイト、ボランティア活動などなんでも良いのです。

    最も力を入れたことは何か、困難だったことと困難を解決するために創意工夫してどのように粘り強く行動したか、その結果と自分が身につけたことを語ってください。

    但し、ソニーは採用するすべての人に課題解決力と行動力を求めているわけではありません。自分の最も伝えたい能力が他にあるなら、その能力を上手に説明してください。

    ■技術系応募者は研究内容を語る

    まず、ソニーは技術系の会社であることを理解しましょう。採用者の8割は技術系です。

    ソニーは本気でクリエイティビティをうたっています。その点が他の電機・AV関係の会社と際立って異なるところです。

    ホームページにある事業・製品やテクノロジー、ソニーグループの経営方針などを読んでわかるように、研究課題が山積しています。面接では、それらに十分対応できる能力、スキルがあることを、自分の研究内容から探し出して話せるようにしてください。

    技術系応募者は、面接において研究内容の説明を相当詳しく求められることを覚悟してください。

    具体的には、研究にあたって、その課題と課題解決の手法をあげ、解決するにあたって困難だった点について自分自身の工夫と成果を説明できるようにしてください。

    課題を解決するために、どのように周囲を巻き込んでいったか、あるいはねばり強く取り組んでいったかなどについても説明できるといいです。

    また、研究成果が、ソニーでどのように活かせるかも説明できるようにしてください。

    ソニーは全学部応募可能ですから、直接そのような研究、勉強をしていない人もいると思いますが、その場合は潜在的な能力面をアピールすることです。

    ■世界中どこででも働く覚悟を伝える

    ソニーは創業以来、世界展開が進んでいる会社です。米国や欧州が中心ですが、生活水準の向上が見込まれる中国やアジアにも力を入れています。

    海外赴任者は約875名と業種別で一位(2021年1月)となっています。

    面接では、事務系、技術系応募者に限らず、世界のどこへでも行って働く覚悟も伝えてください。

    また、英語力が非常に求められています。英語が得意でない人は、採用が決まったら英語力向上に努めることも伝えるとよいでしょう。

  2. 面接時に志望動機を語るヒント

    ■就活の軸は何か明確に伝える

    就活の軸とは「仕事を選ぶときの基準(こだわり)」です。

    自分がなぜ、その仕事をやりたいかについての明確な基準(こだわり)ということです。

    ソニーや、その他の応募する会社を選んだ基準について共通するものを探し出してください。

    たとえば、「グローバルに活躍できる仕事をやってみたい」というようなものです。

    その基準(こだわり)を面接官が納得できるように説明できることが大切です。

    ■なぜソニーを選ぶのか明確に伝える

    ソニー創業以来の歴史を理解し、Sony's Purpose & Valuesや業務内容、経営方針などから感じたことなどをまとめてください。そのなかで、自分が共感できることがソニーを選んだ志望動機です。

    また、ソニーと競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておく必要があります。

    ソニーを志望する応募者は、電気機器メーカーに興味のある人が多いと考えられます。よって日立、パナソニック、キヤノンなどと並行して応募するでしょう。

    たとえソニーが第一志望でなくても、競合他社と比較しなぜソニーなのかを、質問されたときに、しっかり答えられなくてはなりません。

    ■なぜそのコースを選んだか、希望する事業とそこで何をやりたいかを明確に伝える

    ソニーは技術系、事務系ともコース別採用です。いわば入社時にどのような仕事をするか決める形の採用です。

    コースを選んだ理由と希望する事業、及びそこでやりたいことと、なぜやりたいかをしっかりと説明できなければなりません。

    選択したコース、事業のカテゴリーで注目している商品や技術、サービスと、その理由も話せるようにしておくと良いでしょう。

    ■ソニーの会社に関する知識を得て質問に明確に答えられるようにする

    ソニーの面接では、会社への関心度を確認するためのさまざまな質問がなされます。

    例えば「ソニーの課題と解決策は何だと思いますか」「希望コースについての業務面での提言はありますか」といったような質問です。

    これらの質問に的確に答えられるようにホームページをよく読んでソニーを理解しておきましょう。

    ■他社の応募状況とソニーの志望度を答えられるようにする

    志望順位については、迷わず第一志望ですと答えましょう。

    他社の応募状況を聞かれたら、家電・AV業界志望と答えてください。他社名を教えてほしいと聞かれたら、大手家電・AVメーカーに応募中ならそれを答えてください。

    それ以外なら「〇〇業界にも興味があり応募しています」くらいは答えてもいいです。この場合まったくの異業種であり、なぜそうなのか答えられるようにしてください。

以上、ソニーの採用情報と面接攻略の考え方を説明しました。特に面接は複数回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。

また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい就活生のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの就活面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。

本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。

面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】

ご存知のように、ソニーは単なる家電・AV業界に位置するわけではありません。

音楽・映画、金融、ゲーム事業などを展開するコングロマリットですが、経営の中心はエレクトロニクスであり、家電・AV業界について知っておくことは必要と考えています。

よって面接を攻略するためには、まずは家電・AV業界を取り巻く環境を理解することと、家電・AV業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくといいです。

ブログ記事「【2024年】家電・AV業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。

続いて、ソニーとはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。

ソニーの会社概要、「Sony's Purpose & Values」や 業務内容、経営方針など面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

これら以外にもソニーのホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。

本記事の後半でソニーのホームページから得たソニーの基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。

ソニーの面接攻略のまとめ【就活】

ソニーに入社を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?

ソニーが採用したい人材は、「自らの意志で、独自のキャリアを築き、自由闊達な未来を切り拓く」「夢に挑戦して新たな価値を創造する」「広い視野を持ち、積極的に挑戦する」「夢と好奇心」から未来を拓く、個性と意欲に満ち溢れた」人です。

面接で選考するポイントは、技術職では研究内容と志望動機、事務職では学生時代に力を入れたことと志望動機です。ソニーの理解度を試す質問も多いです。

面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。

  • 課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
  • 技術系応募者は研究内容を語る
  • 世界中どこででも働く覚悟を伝える

面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。

  • 就活の軸は何か明確に伝える
  • なぜソニーを選ぶのか明確に伝える
  • なぜそのコースを選んだか、希望する事業とそこで何をやりたいかを明確に伝える
  • ソニーの会社に関する知識を得て質問に明確に答えられるようにする
  • 他社の応募状況とソニーの志望度を答えられるようにする

面接を攻略するためには、まずは家電・AV業界を取り巻く環境を理解することと同時に、家電・AV業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。

また、ソニーとはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。

ソニーの会社に関する知識について、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも必読でしょう。

ソニーの中途採用情報について【転職】

続いてソニーの転職面接について解説していきます。

はじめにソニーの経験者(中途)採用情報について、以下に記します。

  1. 募集職種

    ソニーは転職希望者を対象とした事務系職種、技術系職種の中途採用を積極的に行っています。

    募集は、ジェネラル・エンプロイメント・コントラクト社員とプロジェクト・エンプロイメント・コントラクト社員の2種類の雇用形態があります。

    ジェネラル・エンプロイメント・コントラクト社員は、雇用期限の定めがなく、さまざまな技術領域・職務領域で活躍する可能性を含めた働き方をします。

    一方、プロジェクト・エンプロイメント・コントラクト社員は、専門性を活かした領域に特化して会社に貢献し、業務のアサイメントに応じて雇用期間を設定する働き方をします。

    事務系、技術系とも社内に必要な能力、スキルを持つ人が少ない職種を募集していますので、応募にあたっては即戦力としての専門性が問われます。(第二新卒の応募は可です)

    募集職種はその時々で変わっていくと思いますが、現時点でどのような職種を募集しているか、詳細は、ソニーのホームページにある経験者採用情報をご覧ください。

    ちなみに2023年10月現在、事務系、技術系職種を合わせてソニーグループ、ソニー、ソニーセミコンダクタソリューションズ、ソニー・インタラクティブエンタテインメントで288件の募集があります。

  2. 選考プロセス

    応募→書類選考→一次面接→二次面接→内定→入社

  3. 転職面接

    転職の面接は2回行われ、採用試験で最も重視するものです。

    面接では、エントリー情報の深堀を中心に、求める人材像に基づき採否を判断されます。

    自己PRに関すること

    • 自己PR
    • 今までで一番頑張ったことは何ですか(その中で困難だったこと、それをいかに乗り越えたか)
    • 今までの一番の失敗は何ですか?失敗を取り戻すための対策は?
    • 学生時代に研究したことを説明してください
    • 強みと弱みは何ですか
    • コミュニケーション能力は高いですか
    • 周りの人からどう思われていますか
    • 英語以外で話せる言葉はありますか
    • 趣味は何ですか
    • 尊敬する人物は誰ですか

    志望動機に関すること

    • 最近の電機業界をどう考えていますか
    • なぜソニーを志望しますか
    • ソニーの印象を教えてください
    • ソニーで手掛けたいこと、貢献できることは何ですか
    • 5年後、何をしていますか
    • ソニー製品で最も共感したことと、その理由は何ですか

    退職理由に関すること

    • 現職(前職)をどのような理由で退職しますか

面接攻略の考え方【転職】

転職の面接では自己PRと志望動機、退職理由を必ず訊かれます。よってそれらについて的確に答えるための準備をしてください。

以下の自己PRと志望動機、退職理由のヒントを参考にしてください。

  1. 面接時の自己PRのヒント

    ■課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする

    ソニーは基本的に、特に課題解決力と行動力を求めていると考えられます。

    上記の求める人材にあるようにソニーは、「自らの意志で、独自のキャリアを築き、自由闊達な未来を切り拓く」「夢に挑戦して新たな価値を創造する」「広い視野を持ち、積極的に挑戦する」『「夢と好奇心」から未来を拓く、個性と意欲に満ち溢れた』人を求めています。

    ここで、「夢に挑戦して新たな価値を創出する」『「夢と好奇心」から未来を拓く、個性と意欲に満ち溢れた』は、課題解決力を表していると考えます。

    また、「自らの意志で、独自のキャリアを築き、自由闊達な未来を切り拓く」「広い視野を持ち、積極的に挑戦する」は、行動力を表しているのではないでしょうか。

    転職の面接では、現職(前職)において、応募書類だけでは説明しきれない仕事ぶりを説明してください。

    仕事の中で課題を見つけ、解決のためにこれまでの考えにとらわれない新しい対策を立案し、関係者を巻き込んで粘り強く遂行した経験があればそれを加えてください。

    さらに職務を遂行するさいに困難だったこと、困難をどのように乗り越えて、成果を上げたかを伝えてください。

    ソニーで活かせる、身につけた知識やスキルも語ってください。

    もし自分に課題解決力や行動力が乏しい場合は、自分の最も伝えたい能力を面接で上手に説明して、間接的にでも募集職種に役立つことを伝えましょう。

    ■技術系応募者は技術力を語る

    ソニーは常に新しい製品を開発してきた技術系の会社です。

    ホームページにある事業・製品やテクノロジー、ソニーグループの経営方針などを読んでわかるように、研究課題が山積しています。

    技術系応募者は、募集職種の業務内容を理解して、面接では、それらに十分対応できる経験、能力、スキルがあることを、現職(前職)の職務を説明するなかで面接官にわかってもらう必要があります。

    技術系応募者は、面接において現職(前職)の職務内容の説明を相当詳しく求められます。

    具体的には、職務遂行にあたって、技術面の工夫と成果をわかりやすく説明することで持っている技術力をアピールしましょう。

    また成果を出すためのスキルやノウハウが、ソニーでどのように活かせるかも説明できるようにしてください。

    もちろん直接そのような職務を経験していない人もいると思いますが、その場合は潜在的な能力面をアピールすることです。

    ■世界中どこででも働く覚悟を伝える

    ソニーは創業以来、世界展開が進んでいる会社です。どの募集職種でも海外勤務はありえます。

    海外赴任者は約875名と業種別で一位(2021年1月)となっています。

    面接では、事務系、技術系応募者に限らず、世界のどこへでも行って働く覚悟も伝えてください。

    また、選考時に英語力が非常に求められます。もし、英語力が求められるレベルに達していない人は、採用が決まったら英語力向上に努めることを必ず伝えることです。

  2. 面接時に志望動機を語るヒント

    ■なぜソニーを選ぶのか明確に伝える

    ソニー創業以来の歴史を理解し、Sony's Purpose & Valuesや業務内容、経営方針などから感じたことなどをまとめてください。そのなかで、自分が共感できることがソニーを選んだ志望動機です。

    また、ソニーと競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておく必要があります。

    ソニーを志望する応募者は、電気機器メーカーに興味のある人が多いと考えられます。よって日立、パナソニック、キヤノンなどと並行して応募するかも知れません。

    たとえソニーが第一志望でなくても、競合他社と比較しなぜソニーなのかを、質問されたときに、しっかり答えられなくてはなりません。

    ■ソニーでなぜその職種を選んだか、そこで何をやりたいかを明確に伝える

    事務系、技術系を問わず、なぜその職種に応募したのか、そこで何をやりたいかをしっかりと説明できなければなりません。

    中途採用の応募者が応募職種を選んだ理由は、現職(前職)で培った自分の経験、能力、スキルがソニーで活かせることです。それについて、職務内容をわかりやすく説明することで伝えてください。

    応募職種の分野で注目しているソニーの製品や技術、サービスなどと、なぜ注目しているか、その理由も話せるようにしておくとよいでしょう。

  3. 転職面接時に退職理由を語るヒント

    ■面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする

    「なるほど、そのような前向きな理由があって退職したのですね」と面接官に思ってもらえる内容を説明しましょう。

    間違っても上司と合わないとか、給料が安いなどというネガティブな理由を言わないでください。

    例えば、現職(前職)では、自分の持つ能力、スキルをこれ以上向上させることが難しく、キャリアアップのために転職を考えたというような言い方です。

以上、ソニーの中途採用情報と転職面接攻略の考え方を説明しました。特に面接は2回行われ、自己PRと志望動機、退職理由に関する様々な質問がなされることが予想されます。

また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい転職希望者のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの転職面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。

本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。

面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【転職】

ソニーグループは家電・AV製品以外にも携帯電話や半導体、音楽・映画製作、保険や銀行といった金融事業を展開するコングロマリットです。

しかし経営の中心はエレクトロニクスであり、家電・AV業界について知っておく必要があります。

よって面接を攻略するためには、まずは家電・AV業界を取り巻く環境を理解することと、家電・AV業界で働いたときの仕事の内容も理解しておいてください。

ブログ記事「【2024年】家電・AV業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおくときっと役に立ちます。

また、ソニーとはどのような会社なのか理解しておくことは転職面接には重要です。

ソニーの会社概要や「Sony's Purpose & Values」、 業務内容、経営方針など面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

これら以外にもソニーのホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。

本記事の後半でソニーのホームページから得たソニーの基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。

ソニーの面接攻略のまとめ【転職】

ソニーに「経験者採用」で転職を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。転職の面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?

ソニーが採用したい人材は、「自らの意志で、独自のキャリアを築き、自由闊達な未来を切り拓く」「夢に挑戦して新たな価値を創造する」「広い視野を持ち、積極的に挑戦する」「夢と好奇心」から未来を拓く、個性と意欲に満ち溢れた」人です。

転職の場合は、ホームページにある経験者採用の募集職種ごとに求める人物像が記されていますので、ご覧になってください。

面接では、エントリー情報の深堀りを中心に、求める人材像に基づき採否を判断されます。

面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。

  • 課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
  • 技術系応募者は技術力を語る
  • 世界中どこででも働く覚悟を伝える

面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。

  • なぜソニーを選ぶのか明確に伝える
  • ソニーでなぜその職種を選んだか、そこで何をやりたいかを明確に伝える

面接で退職理由を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。

  • 面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする

転職の面接を攻略するためには、まずは家電・AV業界を取り巻く環境を理解することと同時に、家電・AV業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。

また、ソニーとはどのような会社なのかを理解することも転職の面接準備には必須です。

ソニーの会社に関する知識について、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも必読でしょう。

ソニーを志望するときに知っておきたい社風

ソニーはどのような社風なのか、面接を受けるにあたり知っておきたい情報を載せます。

  • ソニーは他の家電メーカーと社風が異なっています。
  • 自由闊達、おおらかな風土、風通しが良いといった社風で、どちらかというと外資系の会社に近く、ライバルはアップルです。事務所、工場などもIT企業のようです。

    服装、休憩時間は自由です。

    役職者に対しては、役職ではなく、さん付けで呼びます。

    おそらく創造性をはぐくむために、そのような環境を用意しているのだと考えられます。

  • 若い社員も自由に意見が言える雰囲気があり、また、年齢、性別、学歴を問わない実力主義の会社です。
  • ソニーを志望する応募者は、特に技術系では独創的な商品をつくってみたい人に向いています。

    一方、事務系は、世界をまたにかけて活躍したい人に向いています。

面接で語る志望動機を作る際、社風をよく知っていることが大切です。

ソニーの会社概要

日本の製造業をリードする家電・AV産業のなかで、ソニーは常に他社に先がけて独創的な商品をつくっていくことを目指すユニークな会社です。

ソニーは、1946年東京通信工業として設立されました。1958年ソニー株式会社に改称します。

2021年ソニー株式会社(初代法人)がソニーグループ株式会社に商号を変更し純粋持株会社に移行しました。ソニー株式会社のエレクトロニクス事業、ソニーホームエンタテインメント&サウンドプロダクツなどが統合し、ソニー株式会社(二代目法人)が設立されました。

過去には、日本初のテープレコーダーやトランジスタラジオ、世界初のビデオテープレコーダーを開発しました。ウォークマン、トリニトロンテレビ、プレイステーションなどの独創的なヒット商品も生み出しています。

近年では、ソニーグループとして家電・AV業界の枠に収まらず、テレビ、オーディオ・ビデオ、カメラ、携帯電話、半導体などのエレクトロニクス事業の他、ゲーム、音楽、映画、金融事業も展開する、多国籍コングロマリットとなっています。

しかし、経営の中心はエレクト二クス事業です。

社名である「SONY」は、「音」という意味の英語「SONIC」の語源である、ラテン語の「SONUS」(ソヌス)と、「小さい」「坊や」という意味の「SONNY」(ソニー)が由来となっています。

続いて、ソニーの2023年3月期の決算数字を説明します。

資本金は、8,804億円です。

連結従業員は、112,994人です。

連結売上高は、11兆5,398億円です。

連結営業利益は、1兆2,082億円です。

連結当期純利益は、9,371億円です。

売り上げの内訳として、ゲーム&ネットワークサービス36,446億円、音楽13,806億円、映画13,694億円、エンタテインメント・テクノロジー&サービス(ET&S)24,760億円、イメージング&センシング・ソリューション14,022億円、金融14,545億円、その他876億円、全社共通及びセグメント間取引消去△2,752億円です。

面接では例えば「ソニーの課題と解決策は何だと思いますか」のような質問をされることがあります。面接前にホームページをしっかり読んでおくことが大切です。

Sony's Purpose & Values

ここでは、ソニーの経営理念ともいうべき「Sony's Purpose & Values」を紹介します。

Sony's Purpose & Values(存在意義と価値)

Purpose(存在意義)

クリエイティビティとテクノロジーの力で世界を感動で満たす

Values(価値観)

  • 夢と好奇心:夢と好奇心から、未来を拓く
  • 多様性:多様な人、異なる視点がより良いものをつくるく
  • 高潔さと誠実さ:倫理的で責任ある行動により、ソニーブランドへの信頼に応える
  • 持続可能性:規律ある事業活動で、ステークホルダーへの責任を果たす

面接で志望動機を語るさいに「Sony's Purpose & Values」を理解しておくことが大切です。

ソニーの経営方針

ソニーが2023年5月に発表した、2023年度の経営方針の概要を紹介します。

  1. 経営の長期視点

    ソニーは音を起源として、エレクトロニクス、エンタテインメント、半導体など、長期視点で事業を拡大。

    生命保険事業は、1979 年に開始。20 世紀に仕込まれた音楽、映画、ゲーム&ネットワークサービス(G&NS)のエンタテインメント事業は、昨年度に売上、営業利益共にグループ連結の 50%を超えた。

    サステナビリティでは、環境負荷ゼロを目指す長期環境計画「Road to Zero」などを策定し、長期視点での活動に取り組み。

  2. Purpose の策定とグループアーキテクチャーの再編

    「感動」をキーワードとして、2019 年に Purpose を策定。各事業が等距離でつながることを目指し、2020 年にグループ本社からのエレクトロニクス事業の分社化、金融事業の完全子会社化を発表。

    エレクトロニクスとエンタテインメントの事業間連携に加え、エンタテインメント事業間のコンテンツ IP(知的財産)でのシナジー創出が後押し。

  3. クリエイティブの強化

    「感動」を生み出すクリエイターに世界で最も選ばれるブランドになることを目指し、コンテンツやテクノロジーなど、各領域でのクリエイションを強化。

    ■コンテンツ IP の強化

    • 「感動」を創る力への投資

      音楽、映画、ゲーム、アニメなどの領域でのクリエイティブの強化のため、クリエイターに近づき、「感動」を創ることに注力し、「感動」を創る力への投資を実行。 コンテンツ IP には過去 5 年間で約 1 兆円を投資。

    • パートナー連携とコンテンツ IP での事業間連携

      「世界を感動で満たす」ために、クリエイターが生み出す感動コンテンツをパートナーと共により多くの人に提供。

    • クリエイションにつながる“Community of Interest”

      ソニーグループが直接つながる人を 10 億人に広げるという長期的なビジョンの下、アニメ、ゲーム、インドなど、コミュニティが生まれる特定の領域においては自社で「感動」を届け、ユーザーから学び、クリエイションに活用。

    ■プロダクト、サービスを通じたクリエイションの強化

    ■感動を生み出すクリエイション半導体

    CMOS イメージセンサーは「瞬間」を撮ることと、世界中のユーザーがクリエイターになることに貢献。過去 5 年で 1 兆円以上を投資。

  4. 感動空間の拡張

    VR や AI などのテクノロジーを活用しながら、感動の「場」を現実空間から仮想空間や移動空間に広げる、長期視点でのチャレンジ。

    ■仮想空間

    • ゲームのライブサービス、音楽アーティストのライブ、スポーツのファンエンゲージメントを高める取り組み。
    • モバイルモーションキャプチャー『mocopi』や、骨格情報を推定するトラッキングシステムなどのテクノロジーを活用し、バーチャルとフィジカルをシームレスに繋ぐ。
    • ゲーム空間の中での体験価値を高めるレーシング AI エージェント「Gran Turismo Sophy」に代表されるAI で、クリエイターの創造性を拡張。

    ■移動空間

    • イメージング・センシング技術、エンタテインメント、5G を含む通信・ネットワークなどの領域でモビリティの進化に貢献。ソニー・ホンダモビリティの新ブランド「AFEELA(アフィーラ)」開発車両に技術提供。
    • Epic Games との協業により、リアルタイム 3D 制作ツール「Unreal Engine」で新しいエンタテインメント。

    ■宇宙空間

    • 「STAR SPHERE」プロジェクトによる超小型人工衛星『EYE』を通じた感動体験。
  5. 第 4 次中期経営計画の進捗

    KPI(重要業績評価指標)である 3 年間累計の調整後 EBITDA (税引前利益に、特別損益、支払利息、および減価償却費を加算した値)は、目標である 4.3 兆円に対し、現時点では 5兆円見込み。2023 年度は第 4 次中期経営計画の最終年度としてKPI の確実な達成に向け、リスクマネジメントに重点を置いた事業運営。

  6. 各事業の成長戦略
    • G&NS 分野:アクティブユーザーの増加
    • 音楽分野:ストリーミングサービスおよび新興メディア市場の伸びを上回る成長
    • 映画分野:長期的な IP 価値の最大化
    • エンタテインメント領域横断:IP 活用深化による価値最大化
    • エンタテインメント・テクノロジー&サービス分野:幅広いクリエイター向けのソリューションとサービス群の拡大
    • イメージング&センシング・ソリューション分野:イメージセンサーNo.1 ポジションの強化
    • 金融分野:ブランディングの再強化、グループインフラ活用と成長投資
  7. 事業と人材の多様性の継続的な進化

    多様な人材が、境界を越えて知や活動を共有し、事業の多様化を進化させ、有機的につながり、ソニーグループのさらなる成長と長期的な企業価値向上を目指す。

面接で志望動機を伝えるとき、経営方針を知っておくと役に立ちます。

参考リンク集

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