【23卒/22年転職】面接官が教える「ソニー」の面接対策

2021.09.05 更新
次 » « 前
アイキャッチ画像

家電・AV産業のなかでユニークな存在であるソニーに入社を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。応募者は事前にどのような面接の対策をしたらよいのでしょうか?

ソニーに入社を希望する人がぜひとも知っておきたい面接に関しての情報や、ノウハウというものがあります。

例えばソニーの面接では、求める人材をよく理解して、自己PRにおいて特に課題解決力と行動力をアピールすることが大切です。

技術系で応募の場合、就活生は研究内容を、転職希望者は技術力を的確に説明できることが大切です。

一方、面接で志望動機を語るときは、なぜソニーを選んだかを企業研究して答えられなくてはいけません。

これら以外にもソニーの面接を受けるにあたって大切なポイントがあります。

本ブログでは、面接官である筆者が、ソニーの採用情報とともに、面接で必ず訊かれる自己PRや志望動機の受け答えなどについてその対策を解説していきます。

さらに面接に臨むうえで必要な知識として、ソニーの会社についての情報を載せています。

面接対策は、自己分析や企業研究の段階から既にはじまっています。

分析した結果を基に、就活生はエントリーシート、転職希望者は職務経歴書を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げる必要があります。

就活中の学生や転職の希望者は、本ブログを読むことで自己分析・企業研究の段階からスムーズに選考・面接対策ができるようになります。

目次
  1. ソニーの求める人材
  2. ソニーの新卒採用情報について【就活】
  3. 面接攻略の考え方【就活】
  4. 面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】
  5. ソニーの面接攻略のまとめ【就活】
  6. ソニーの中途採用情報について【転職】
  7. 面接攻略の考え方【転職】
  8. 面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【転職】
  9. ソニーの面接攻略のまとめ【転職】
  10. ソニーを志望するときに知っておきたい社風
  11. ソニーの会社概要
  12. Sony's Purpose & Values
  13. ソニーの経営方針
  14. 参考リンク集

ソニーの求める人材

ソニーはどのような人材を求めているのでしょうか。

面接では求める人材を知っておくことが自己PRをするうえで必要です。

ソニーグループのホームページにある採用情報には、ソニーの人材理念は「Special You」「Diverse Sony」とうたっています。

「Special You」とは、「主役はあなた」ということであり、「自らの意志で、独自のキャリアを築き、自由闊達な未来を切り拓く」自立した個を表しています。

「Diverse Sony」とは、「多様な個を受け入れる器であり、人と人が影響し合い、新たな価値を創出するための場がある」、それがソニーであるとしています。

「社員一人ひとりの個性、思い、夢、挑戦を受入れ、ソニーという器の中で、お互いに刺激しあい成長が連鎖していく」想いを「Diverse Sony」に込められています。

また同じ採用情報にある、社長メッセージの中で、①広い視野を持ち、積極的に挑戦していくならば、活躍し成長するフィールドは全世界のソニーグループに広がる、②『「感動」を創り、届け続けるため、私たちと一緒に「夢と好奇心」から未来を拓く、個性と意欲に満ち溢れた皆さんの参画を待っている』と伝えています。

以上から、ソニーの求める人材は次のような人と考えます。

  • 自らの意志で、独自のキャリアを築き、自由闊達な未来を切り拓く人
  • 夢に挑戦して新たな価値を創出する人
  • 広い視野を持ち、積極的に挑戦する人

また転職の場合は、ホームページにある「経験者採用」の募集職種ごとに「求める人物像」が記されていますので、ご覧になってください。

面接において自己PRを話すとき、求める人材像を知っておくことは大切ですから、覚えておくと良いでしょう。

ソニーの新卒採用情報について【就活】

はじめにソニーの新卒採用情報について、以下に記します。

  1. 募集職種

    ソニーの採用方法はコース別採用となっています。

    コース別採用とは、入社してから職種を選択するのではなく、応募時に何をやりたいか、成し遂げたいかで主体的に職種(キャリア)を選んでくださいというものです。

    コースは、大きく技術系と、事務系から選択します。

    具体的なコースは次のとおりです。

    技術系は、ソフトウェア・信号/情報処理、メカ・メカトロニクス、半導体・デバイス・材料、電気、光学、品質・調達、ライフサイエンス、コーポレート機能(技術)、R&D WILLがあります。(77コース9分類)

    事務系は、セールス&マーケティング、ビジネスマネジメント&ファイナンス、コーポレートスタッフ、プロダクト&サービスプランニング、リーガル&ライセンス、WILLがあります。(11コース5分類)

    WILLコースとは、特定の職種に限らず複数の職種に興味があるとか、職種を問わないという人向けのコースです。選考プロセスを通じて、事務系コースの中から配属先を検討しながら選考を進めます。

  2. 選考フロー

    エントリー(プロフィ―ルシート登録・適正検査受検)→面接(2~3回)→内々定

  3. エントリーシート(22年卒)

    自己PRに関すること

    • 卒業/修士論文や、学科/専攻の授業の中で、最も力を入れて取り組んでいるテーマの概要を記述してください。(500文字以内)
    • あなたが何かを解き明かした・成し遂げた・作り上げた、いずれかの経験について、あなた自身のアプローチや工夫と役割、最終的な成果(物)がわかるように記述してください。(500文字以内)
    • 使用経験のある開発言語・ツールがあれば、チェックしてください(複数可)
    • 上記にてチェックした言語・ツールの経験年数、目的、レベル・開発した内容など詳細を記述してください。また、上記項目にはない言語やツールの使用経験があれば、こちらに自由に記述してください。(200文字以内)
    • 研究成果の学会発表/論文投稿/特許取得、コンクールや大会での成績などがあれば記述してください。(300 文字以内)

    志望動機に関すること

    • 選んだコースで、あなたがソニーで取り組みたい内容について記述してください。(300文字以内)
    • 選択した領域・カテゴリーで最近注目しているプロダクト・サービスとその理由を記述してください。(200文字以内)
  4. 面接

    面接での選考ポイントは、技術職では研究内容と志望動機、事務職では学生時代に頑張ったことと志望動機です。ソニーの理解度を試す質問も多いです。

    ソニーは、採用イベントや面接に参加のさいは、普段の自分を表現してもらいたいと私服面接を薦めています。もちろんスーツでもかまいません。

    自己PRに関すること

    • 自己紹介してください
    • 学業で学んだことついて説明してください、それをソニーでどう活かせますか
    • 学生時代に頑張ったことは何ですか、困難なこと、困難をどう乗り越えたか、結果はどうでしたか
    • 研究内容について説明してください(研究室・研究テーマを選んだ理由、オリジナリティ、評価手法、共同研究の有無、困難なこと、それをいかに乗り越えたか、着地点、業務で活かせること)(資料なしまたはA4の用紙、ホワイトボード、スライド2枚使用、10分程度で口頭説明)
    • プログラミングスキルはどの程度ですか
    • アルバイト経験はありますか
    • 長所と短所は何ですか、短所をどう克服しますか
    • 周りの人からどのような人と言われますか
    • 学会発表の経験はありますか

    志望動機に関すること

    • 就活の軸は何ですか
    • なぜソニーを志望しますか
    • ソニーの課題と解決策は何だと思いますか
    • 希望コースについての業務面での提言はありますか
    • ○○事業や○○コースを志望する理由は何ですか
    • 希望するコースで携わりたい領域や製品は何ですか
    • 入社したらやりたい仕事は何ですか、活かせる能力は何ですか
    • キャリアプランはどのように考えていますか
    • 海外関係業務に携わりたいですか
    • 英語力はどれくらいですか
    • 他社の選考状況とソニーの志望度を教えてください
  5. 採用人数

    19年度採用実績 400人(技術系320人、事務系80人)

    20年度採用実績 450人

    21年度採用計画 前年並み

  6. 21年新卒入社大学別就職者数

    国公立大

    東京大44、京都大18、北海道大7、東北大5、名古屋大12、大阪大11、九州大5、東京工業大43、一橋大6、筑波大4、千葉大4、電通大13、東京外大1、都立大2、横浜国大11、横浜市大2、大阪府大5、神戸大5、熊本大1、他

    私立大

    早稲田大33、慶応大45、上智大7、明治大6、青山学院大3、中央大5、法政大4、東京都市大1、日本大1、東京理科大23、芝浦工大4、東京電機大1、同志社大14、立命館大5、関西大2、関西学院大2、他

    以上は大学院修了者を含みます。

    ※サンデー毎日(2021年9月5日号)参照

  7. 学歴フィルター

    ソニーに学歴フィルターはありません。

    ソニー創業者の盛田昭夫氏が1966年に発表した「学歴無用論」が当時ベストセラーとなり、1991年には学歴不問採用が話題になりました。

    面接官には学校名は未記入の状態で面接を行うほど徹底しています。ただし、結果として一流大学卒業者が多く採用されています。学歴は不問ですが、能力は不問ではありません。

面接攻略の考え方【就活】

面接では自己PRと志望動機を必ず訊かれます。よってそれらの答えをあらかじめ準備する必要があります。以下の自己PRと志望動機のヒントを参考にしてください。

  1. 面接時の自己PRのヒント

    ■課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする

    ソニーは基本的に、特に課題解決力と行動力を求めていると考えられます。

    上記の求める人材にあるようにソニーは、「自らの意志で、独自のキャリアを築き、自由闊達な未来を切り拓く」「夢に挑戦して新たな価値を創出する」「広い視野を持ち、積極的に挑戦する」人を求めています。

    ここで、「夢に挑戦して新たな価値を創出する」は、課題解決力を表していると考えます。

    また、「自らの意志で、独自のキャリアを築き、自由闊達な未来を切り拓く」「広い視野を持ち、積極的に挑戦する」は、行動力を表しているのではないでしょうか。

    技術系は研究内容で、事務系は頑張ったことを伝えるなかで課題解決力と行動力をアピールしましょう。

    後ほど解説しますが、Sony’s Purpose&Values(存在意義と価値)において「Purpose」は「クリエイティビティとテクノロジーの力で世界を感動で満たす」をうたっています。

    自分は○○のような創意工夫ができ、その実現のために粘り強く取り組むことができる人間であることをアピールしましょう。

    「この応募者は、これまでに誰も気が付かなかったことを何かやってくれるのではないか」と期待感を持たせてくれる人です。

    但し、ソニーは採用するすべての人に課題解決力と行動力を求めているわけではありません。自分の最も伝えたい能力が他にあるなら、その能力を上手に説明してください。

    ■技術系応募者は研究内容を語る

    まず、ソニーは技術系の会社であることを理解しましょう。採用者の8割は技術系です。

    ソニーは本気でクリエイティビティをうたっています。その点が他の電機・AV関係の会社と際立って異なるところです。

    ホームページや後述するソニーの経営方針などを読んでわかるように、研究課題が山積しています。面接では、それらに十分対応できる能力、スキルがあることを、自分の研究内容から探し出して話せるようにしてください。

    技術系応募者は、面接において研究内容の説明を相当詳しく求められることを覚悟してください。

    具体的には、研究にあたって、その課題と課題解決の手法をあげ、解決するにあたって困難だった点について自分自身の工夫と成果を説明できるようにしてください。

    課題を解決するために、どのように周囲を巻き込んでいったか、あるいはねばり強く取り組んでいったかなどについても説明できるといいです。

    また、研究成果が、ソニーでどのように活かせるかも説明できるようにしてください。

    ソニーは全学部応募可能ですから、直接そのような研究、勉強をしていない人もいると思いますが、その場合は潜在的な能力面をアピールすることです。

    ■事務系応募者は頑張ったことを語る

    事務系の面接では、志望するコースに十分対応できる能力、スキルがあることを、自分から探し出して話せるようにしてください。

    そのためには、事務系応募者は、面接において学生時代に頑張って成果を出したことを説明できるようにしてください。

    頑張ったことは勉強、クラブ活動、アルバイト、ボランティア活動など何でも良いのです。

    その中で何らかの課題を発見し、これまでの発想にとらわれず新しい方法を考えて、解決のための企画をし、実現のために粘り強く取り組み、周囲に働きかけて成果を出したことです。

    ■世界中どこででも働く覚悟を伝える

    ソニーは創業以来、世界展開が進んでいる会社です。米国や欧州が中心ですが、生活水準の向上が見込まれる中国やアジアにも力を入れています。

    面接では、事務系、技術系応募者に限らず、世界のどこへでも行って働く覚悟も伝えてください。

    また、英語力が非常に求められています。英語が得意でない人は、採用が決まったら英語力向上に努めることも伝えるとよいでしょう。

  2. 面接時に志望動機を語るヒント

    ■就活の軸は何か明確に伝える

    就活の軸とは「仕事を選ぶときの基準(こだわり)」です。

    自分がなぜ、その仕事をやりたいかについての明確な基準(こだわり)ということです。

    ソニーや、その他の応募する会社を選んだ基準について共通するものを探し出してください。

    たとえば、「グローバルに活躍できる仕事をやってみたい」というようなものです。

    その基準(こだわり)を面接官が納得できるように説明できることが大切です。

    ■なぜソニーを選ぶのか明確に伝える

    ソニー創業以来の歴史を理解し、Sony's Purpose & Valuesや経営方針などから感じたことなどをまとめてください。そのなかで、自分が共感できることがソニーを選んだ志望動機です。

    また、ソニーと競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておく必要があります。

    ソニーを志望する応募者は、電機メーカーに興味のある人が多いと考えられます。よって日立、パナソニック、富士通などと並行して応募するでしょう。

    仮にソニーが第一志望でなくても、競合他社と比較しなぜソニーなのかを、質問されたときに、しっかり答えられなくてはなりません。

    ■なぜそのコースを選んだか、希望する事業とそこで何をやりたいかを明確に伝える

    ソニーは技術系、事務系ともコース別採用です。いわば入社時にどのような仕事をするか決める形の採用です。

    コースを選んだ理由と希望する事業及びそこでやりたいことをしっかりと説明できなければなりません。

    選択したコース、事業のカテゴリーで注目している商品や技術、サービスと、その理由も話せるようにしておくと良いでしょう。

    ■ソニーの会社に関する知識を得て質問に明確に答えられるようにする

    ソニーの面接では、会社への関心度を確認するためのさまざまな質問がなされます。

    例えば「ソニーの課題と解決策は何だと思いますか」「希望コースについての業務面での提言はありますか」といったような質問です。

    これらの質問に的確に答えられるようにホームページをよく読んでソニーを理解しておきましょう。

    ■他社の応募状況とソニーの志望度を答えられるようにする

    志望順位については、迷わず第一志望ですと答えましょう。

    他社の応募状況を聞かれたら、家電・AV業界志望と答えてください。他社名を教えてほしいと聞かれたら、大手家電・AVメーカーに応募中ならそれを答えてください。

    それ以外なら「〇〇業界にも興味があり応募しています」くらいは答えてもいいです。この場合まったくの異業種であり、なぜそうなのか答えられるようにしてください。

以上、ソニーの採用情報と面接攻略の考え方を説明しました。特に面接は複数回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。

また、さらに面接対策を完全にしたい就活生のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの就活面接必勝法」の販売も行っています。

本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。

面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】

ご存知のように、ソニーは単なる家電・AV業界に位置するわけではありません。

音楽・映画、金融、ゲーム事業などを展開するコングロマリットですが、経営の中心はエレクトロニクスであり、家電・AV業界について知っておくことは必要と考えています。

よって面接を攻略するためには、まずは家電・AV業界を取り巻く環境を理解することと、家電・AV業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくといいです。

ブログ記事「【2022年】家電・AV業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。

続いて、ソニーとはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。

ソニーの会社概要、経営方針、「Sony’s Purpose&Values」や 、これら以外にもソニーのホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。

本記事の後半でソニーのホームページから得たソニーの基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。

ソニーの面接攻略のまとめ【就活】

ソニーに入社を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?

ソニーが採用したい人材は、「自らの意志で、独自のキャリアを築き、自由闊達な未来を切り拓く」「夢に挑戦して新たな価値を創出する」「広い視野を持ち、積極的に挑戦する」人です。

面接で選考するポイントは、「技術職では研究内容と志望動機、事務職では学生時代に頑張ったことと志望動機」です。

面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。

  • 課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
  • 技術系応募者は研究内容を語る
  • 事務系応募者は頑張ったことを語る
  • 世界中どこででも働く覚悟を伝える

面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。

  • 就活の軸は何か明確に伝える
  • なぜソニーを選ぶのか明確に伝える
  • なぜそのコースを選んだか、希望する事業とそこで何をやりたいかを明確に伝える
  • ソニーの会社に関する知識を得て質問に明確に答えられるようにする
  • 他社の応募状況とソニーの志望度を答えられるようにする

面接を攻略するためには、まずは家電・AV業界を取り巻く環境を理解することと同時に、家電・AV業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。

また、ソニーとはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。

ソニーの会社に関する知識について、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

以下のリンクも参照ください。

ソニーの中途採用情報について【転職】

続いてソニーの転職面接について解説していきます。

はじめにソニーの経験者(中途)採用情報について、以下に記します。

  1. 募集職種

    ソニーは転職希望者を対象とした事務系職種、技術系職種の中途採用を積極的に行っています。

    募集は、ジェネラル・エンプロイメント・コントラクト社員とプロジェクト・エンプロイメント・コントラクト社員の2種類の雇用形態があります。

    ジェネラル・エンプロイメント・コントラクト社員は、雇用期限の定めがなく、さまざまな技術領域・職務領域で活躍する可能性を含めた働き方をします。

    一方、プロジェクト・エンプロイメント・コントラクト社員は、専門性を活かした領域に特化して会社に貢献し、業務のアサイメントに応じて雇用期間を設定する働き方をします。

    事務系、技術系とも社内に必要な能力、スキルを持つ人が少ない職種を募集していますので、応募にあたっては即戦力としての専門性が問われます。(第二新卒の応募は可です)

    募集職種はその時々で変わっていくと思いますが、現時点でどのような職種を募集しているか、詳細は、ソニーのホームページにある経験者採用情報をご覧ください。

    ちなみに2021年9月現在、事務系、技術系職種を合わせて233件の募集があります。

  2. 選考プロセス

    応募→書類選考→一次面接→二次面接→内定→入社

    • 応募は、募集職種から希望の職種を1つ選んでエントリーします。
    • 書類選考の結果は合否に関わらず連絡します。結果連絡まで約3週間かかります。
    • 一次面接は専門の内容を主とし、職場との面接を行います。結果連絡まで約1週間かかります。
    • 二次面接は人事面接を行います。適性検査も行います。結果連絡まで約1週間~10日かかります。
    • 内定の応募者に採用条件を提示します。
    • 入社日は相談します。
  3. 転職面接

    転職の面接は2回行われ、採用試験で最も重視するものです。

    面接では、エントリー情報の深堀を中心に、求める人材像に基づき採否を判断されます。

    自己PRに関すること

    • 自己PR
    • 今までで一番頑張ったことは何ですか(その中で困難だったこと、それをいかに乗り越えたか)
    • 今までの一番の失敗は何ですか?失敗を取り戻すための対策は?
    • 学生時代に研究したことを説明してください
    • 強みと弱みは何ですか
    • コミュニケーション能力は高いですか
    • 周りの人からどう思われていますか
    • 英語以外で話せる言葉はありますか
    • 趣味は何ですか
    • 尊敬する人物は誰ですか

    志望動機に関すること

    • 最近の電機業界をどう考えていますか
    • なぜソニーを志望しますか
    • ソニーの印象を教えてください
    • ソニーで手掛けたいこと、貢献できることは何ですか
    • 5年後、何をしていますか
    • ソニー製品で最も共感したことと、その理由は何ですか

    退職理由に関すること

    • 現職(前職)をどのような理由で退職しますか

面接攻略の考え方【転職】

転職の面接では自己PRと志望動機、退職理由を必ず訊かれます。よってそれらについて的確に答えるための準備をしてください。

以下の自己PRと志望動機、退職理由のヒントを参考にしてください。

  1. 面接時の自己PRのヒント

    ■課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする

    ソニーは基本的に、特に課題解決力と行動力を求めていると考えられます。

    上記の求める人材にあるようにソニーは、「自らの意志で、独自のキャリアを築き、自由闊達な未来を切り拓く」「夢に挑戦して新たな価値を創出する」「広い視野を持ち、積極的に挑戦する」人を求めています。

    ここで、「夢に挑戦して新たな価値を創出する」は、課題解決力を表していると考えます。

    また、「自らの意志で、独自のキャリアを築き、自由闊達な未来を切り拓く」「広い視野を持ち、積極的に挑戦する」は、行動力を表しているのではないでしょうか。

    ホームページの、Sony’s Purpose&Values(存在意義と価値)において「Purpose」は「クリエイティビティとテクノロジーの力で世界を感動で満たす」とうたっています。

    自分は○○のような創意工夫ができ、その実現のために粘り強く取り組むことができる人間であることをアピールしましょう。

    「この応募者は、これまでに誰も気が付かなかったことを何かやってくれるのではないか」と期待感を持たせてくれる人です。

    具体的には、職務を遂行する上での課題を見出し、解決のためにこれまでの考えにとらわれないアイデアを出して、実現のために周囲に働きかけながら粘り強く取り組む人のイメージです。

    面接では、応募書類だけでは説明しきれない詳細な仕事ぶりを説明する中で、課題を見つけ、課題解決のために自らが立てた対策と関係者を巻き込んで粘り強く遂行したことを説明してください。

    さらに、職務を実行したときに困難だったこと、困難を乗り越えて自分が身につけた知識や、スキル、反省したことを語ってください。

    もし自分に課題解決力や行動力が乏しい場合は、自分の最も伝えたい能力を面接で上手に説明して、間接的にでも募集職種に役立つことを伝えましょう。

    ■技術系応募者は技術力を語る

    ソニーは常に新しい製品を開発してきた技術系の会社です。新卒採用者の8割は技術系です。

    ホームページを読んでわかるように、研究・開発課題が山積しています。

    技術系応募者は、募集職種の職務内容を理解して、面接では、それらに十分対応できる経験、能力、スキルがあることを、現職(前職)の職務を説明するなかで面接官にわかってもらう必要があります。

    技術系応募者は、面接において現職(前職)の職務内容の説明を相当詳しく求められます。

    具体的には、職務遂行にあたって、技術面の工夫と成果をわかりやすく説明することで持っている技術力をアピールしましょう。

    また成果を出すためのスキルやノウハウが、ソニーでどのように活かせるかも説明できるようにしてください。

    もちろん直接そのような職務を経験していない人もいると思いますが、その場合は潜在的な能力面をアピールすることです。

    ■世界中どこででも働く覚悟を伝える

    ソニーは創業以来、世界展開が進んでいる会社です。どの募集職種でも海外勤務はありえます。

    面接では、事務系、技術系応募者に限らず、世界のどこへでも行って働く覚悟も伝えてください。

    また、選考時に英語力が非常に求められます。もし、英語力が求められるレベルに達していない人は、採用が決まったら英語力向上に努めることを必ず伝えることです。

  2. 面接時に志望動機を語るヒント

    ■なぜソニーを選ぶのか明確に伝える

    ソニー創業以来の歴史を理解し、Sony's Purpose & Valuesや経営方針などから感じたことなどをまとめてください。そのなかで、自分が共感できることがソニーを選んだ志望動機です。

    また、ソニーと競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておく必要があります。

    ソニーを志望する応募者は、電機メーカーに興味のある人が多いと考えられます。よって日立、パナソニック、富士通などと並行して応募するかも知れません。

    仮にソニーが第一志望でなくても、競合他社と比較しなぜソニーなのかを、質問されたときに、しっかり答えられなくてはなりません。

    ■ソニーで何をやりたいかを明確に伝える

    事務系、技術系を問わず、応募する職種について、なぜやってみたいのかその理由をしっかりと説明できなければなりません。

    中途採用の応募者が応募職種を選んだ理由は、現職(前職)で培った自分の経験、能力、スキルがソニーで活かせることです。それについて、職務内容をわかりやすく説明することで伝えてください。

    応募職種の分野で注目しているソニーの製品やサービス、技術などと、なぜ注目しているか、その理由も話せるようにしておくとよいでしょう。

  3. 転職面接時に退職理由を語るヒント

    ■面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする

    「なるほど、そのような前向きな理由があって退職したのですね」と面接官に思ってもらえる内容を説明しましょう。

    間違っても上司と合わないとか、給料が安いなどというネガティブな理由を言わないでください。

    例えば、現職(前職)では、自分の持つ能力、スキルをこれ以上向上させることが難しく、キャリアアップのために転職を考えたというような言い方です。

以上、ソニーの中途採用情報と転職面接攻略の考え方を説明しました。特に面接は2回行われ、自己PRと志望動機、退職理由に関する様々な質問がなされることが予想されます。

また、さらに面接対策を完全にしたい転職希望者のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの転職面接必勝法」の販売も行っています。

本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。

面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【転職】

ソニーは家電・AV製品以外にも携帯電話や半導体、音楽・映画製作、保険や銀行といった金融事業を展開するコングロマリットです。

しかし経営の中心はエレクトロニクスであり、家電・AV業界について知っておく必要があります。

よって面接を攻略するためには、まずは家電・AV業界を取り巻く環境を理解することと、家電・AV業界で働いたときの仕事の内容も理解しておいてください。

ブログ記事「【2022年】家電・AV業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおくときっと役に立ちます。

また、ソニーとはどのような会社なのか理解しておくことは転職面接には重要です。

ソニーの会社概要、経営方針、「Sony’s Purpose&Values」やこれら以外にもソニーのホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。

本記事の後半でソニーのホームページから得たソニーの基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。

ソニーの面接攻略のまとめ【転職】

ソニーに「経験者採用」で転職を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。転職の面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?

ソニーが採用したい人材は、「自らの意志で、独自のキャリアを築き、自由闊達な未来を切り拓く」「夢に挑戦して新たな価値を創出する」「広い視野を持ち、積極的に挑戦する」人です。

転職の場合は、ホームページにある経験者採用の募集職種ごとに求める人物像が記されていますので、ご覧になってください。

面接では、エントリー情報の深堀りを中心に、求める人材像に基づき採否を判断されます。

面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。

  • 課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
  • 技術系応募者は技術力を語る
  • 世界中どこででも働く覚悟を伝える

面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。

  • なぜソニーを選ぶのか明確に伝える
  • ソニーで何をやりたいか明確に伝える

面接で退職理由を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。

  • 面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする

転職の面接を攻略するためには、まずは家電・AV業界を取り巻く環境を理解することと同時に、家電・AV業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。

また、ソニーとはどのような会社なのかを理解することも転職の面接準備には必須です。

ソニーの会社に関する知識について、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

以下のリンクも参照ください。

ソニーを志望するときに知っておきたい社風

ソニーはどのような社風なのか、面接を受けるにあたり知っておきたい情報を載せます。

  • ソニーは他の家電メーカーと社風が異なっています。
  • 自由闊達、おおらかな風土、風通しが良いといった社風で、どちらかというと外資系の会社に近く、ライバルはアップルです。事務所、工場などもIT企業のようです。

    服装、休憩時間は自由です。

    役職者に対しては、役職ではなく、さん付けで呼びます。

    おそらく創造性をはぐくむために、そのような環境を用意しているのだと考えられます。

  • 若い社員も自由に意見が言える雰囲気があり、また、年齢、性別、学歴を問わない実力主義の会社です。
  • ソニーを志望する応募者は、特に技術系では独創的な商品をつくってみたい人に向いています。

    一方、事務系は、世界をまたにかけて活躍したい人に向いています。

面接で語る志望動機を作る際、社風をよく知っていることが大切です。

ソニーの会社概要

日本の製造業をリードする家電・AV産業のなかで、ソニーは常に他社に先がけて独創的な商品をつくっていくことを目指すユニークな会社です。

ソニーは、1946年東京通信工業として設立されました。1958年ソニー株式会社に改称します。

2021年ソニー株式会社(初代法人)がソニーグループ株式会社に商号を変更し、ソニー株式会社のエレクトロニクス事業、ソニーホームエンタテインメント&サウンドプロダクツなどが統合し、ソニー株式会社(二代目法人)が設立されました。

家電メーカーとして、売上げ高はソニー、日立、パナソニックの順となっています。

過去には、日本初のテープレコーダーやトランジスタラジオ、世界初のビデオテープレコーダーを開発しました。ウォークマン、トリニトロンテレビ、プレイステーションなどの独創的なヒット商品も生み出しています。

近年では、家電・AV業界の枠に収まらず、テレビ、オーディオ・ビデオ、カメラ、携帯電話、半導体などのエレクトロニクス事業の他、ゲーム、音楽、映画、金融事業も展開する、多国籍コングロマリットであるといえます。

しかし、経営の中心はエレクト二クス事業です。

社名である「SONY」は、「音」という意味の英語「SONIC」の語源である、ラテン語の「SONUS」(ソヌス)と、「小さい」「坊や」という意味の「SONNY」(ソニー)が由来となっています。

続いて、ソニーの2021年3月期の決算数字を説明します。

資本金は、8,802億円です。

連結従業員は、109,700人です。

連結売上高は、8兆9,994億円です。

連結営業利益は、9,719億円です。

連結当期純利益は、1兆1,718億円です。

売り上げの内訳として、ゲーム&ネットワークサービス30%、音楽10%、映画8%、エレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション21%、イメージング&センシング・ソリューション11%、金融19%です。

地域別売上は、日本29.9%、米国22.9%、欧州21.5%、中国8.9%、アジア太平洋10.5%、その他6.3%です。(2019年3月期)

手がける事業もソニーグループとして、テレビ、オーディオといった家電、AV製品以外に携帯電話等のモバイル製品、ゲーム機、カメラ、医療用機器、イメージセンサー等半導体、映画製作、音楽制作、さらに生保、損保、銀行といった金融業も行っています。

これまで特にデジタル家電分野で独創性の高い製品を販売し高いブランド力を築きましたが、近年は、テレビや、パソコンの不振で業績が低迷していました。

そこで、パソコン撤退や、テレビの縮小を進め、業績は改善しました。現在は、ゲーム、音楽、半導体、金融が収益の柱です。

面接では例えば「ソニーの課題は何だと思いますか」のような質問をされるかも知れません。面接前に概要をしっかり知ることが大切です。

Sony's Purpose & Values

ここでは、ソニーの経営理念ともいうべき「Sony's Purpose & Values」を紹介します。

Sony’s Purpose&Values(存在意義と価値)

Purpose(存在意義)

クリエイティビティとテクノロジーの力で世界を感動で満たす

Values(価値観)

  • 夢と好奇心:夢と好奇心から、未来を拓く
  • 多様性:多様な人、異なる視点がより良いものをつくるく
  • 高潔さと誠実さ:倫理的で責任ある行動により、ソニーブランドへの信頼に応える
  • 持続可能性:規律ある事業活動で、ステークホルダーへの責任を果たす

面接で志望動機を語るさいに「Sony's Purpose & Values」を理解しておくことが大切です。

ソニーの経営方針

ソニーは2021年5月に経営方針を発表していますが、その概要について紹介します。

  1. Purpose を軸とした価値創出

    「感動」という経営の軸及び「人に近づく」という経営の方向性は変えず、一層の進化のために、「サービス」「モバイル」「ソーシャル」における以下の変化を機会として捉え、投資と事業間の連携体制を活かして、Purpose を基軸に据えた進化・成長を目指します。

    • サービスでは、サブスクリプション型事業モデルがエンタテインメントの成長を牽引
    • モバイルでは、スマートフォンがエンタテインメントやソーシャルにとって不可欠なインフラに発展
    • ソーシャルでは、ゲームプレイだけでなく、友達と会うこともゲームの目的。また、ゲームと映画や音楽といったエンタテインメントにおけるジャンルがシームレスになっている

    「クリエイティビティ」「テクノロジー」「世界(コミュニティ)」のキーワードでクリエイティブエンタテインメントカンパニーとしてのソニーの今後の進化・成長に向けた価値創出を図ります。

    この実現に向けて、2021年度~2023 年度の3年間で2兆円の戦略投資枠を設定し、引き続き①IP/DTC、②テクノロジー、③自己株式取得、の優先順位で積極的に成長投資を継続します。

  2. クリエイティビティ
    • クリエイティビティを発揮する場の提供と、作品価値を最大限に高める

      鬼滅の刃は、今後ゲームに展開

      映画、テレビ番組制作チームと緊密な連携のもと、ゲームIPの映画化、テレビ番組化のプロジェクトを推進

    • より多くのクリエイターに近づく

      買収を完了した AWAL を通じ、どこにも所属せずに活動する個々のアーティストへもサービスを拡大

  3. テクノロジー

    クリエイター向けの「クリエーションテクノロジー」とユーザー向けの「体験テクノロジー」の両方を提供

    • 音と映像の技術を中心とする「クリエーションテクノロジー」では、CMOS イメージセンサーの進化、クリエイターのAirpeak(ドローン)、ミラーレスカメラの進化、バーチャルプロダクションを推進
    • 感動コンテンツの楽しみを提供する「体験テクノロジーでは、「プレイステーション5」で音と映像やコントローラー触覚のテクノロジーを集中、次世代 VR システムに最新のセンシングテクノロジーの盛り込み、ゲーム体験をより豊かにする AI テクノロジーの開発を推進
  4. 世界(コミュニティ)
    • コミュニティ・オブ・インタレストの拡大・活性化

      様々なエンタテインメントを軸にクリエイターとユーザーがつながる「感動体験や関心を共有する人のコミュニティ」の形成・活性化に貢献

    • ソニーグループとつながる人の拡大

      ゲーム・映画・音楽といったエンタテインメント事業間の連携や外部パートナーとの協業に加えて、「サービス」「モバイル」「ソーシャル」での取り組みを通じて、ソニーグループと直接つながる人を約 1.6 億人から 10 億人に拡大

  5. 社会の安全性、生産性向上と地球環境に貢献する「モビリティ」と「IoT センシング」
    • モビリティの進化に貢献することを目指し、VISION-S Prototype(EV)の開発を推進
    • 車載センシング技術により、モビリティの安全に貢献し、移動空間を新たなエンタテインメントの場へと進化
    • センシング技術は社会の生産性向上につながる IoT の進化にも貢献。CMOSを用いたエッジソリューションの提供による、リテール等での実証実験を推進。

      AI を用いた分散データ処理により、情報量と消費電力を大幅に削減することで環境負荷低減に寄与し、セキュリティ・プライバシーにも配慮

面接で志望動機を伝えるとき、経営方針を知っておくと役に立ちます。

参考リンク集

0 件のコメント

お気軽にコメントください
新しいコメント
はい
いいえ
OK