【2024年】家電・AV業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識
家電・AV業界を志望する人が面接を受けるにあたって必ず知っておいたほうが良い基礎知識があります。
これらの知識を持っていないと、面接での受け答えができません。特に志望動機を答えるさいにこれらの知識がないと、入社への本気度が伝わりません。
この記事では、家電・AV業界に応募する人が面接で困らないための基礎知識を紹介します。
ぜひこの記事を読んで、あなたの就活や転職の面接に役立ててください。
家電・AV業界とはどのような業界なのか
家電は大きく2つに分類されます。
冷蔵庫、洗濯機、掃除機、電子レンジ、エアコンなどの白物家電と呼ばれる生活家電です。
もう一つはテレビ、DVDレコーダー、ブルーレイ、ビデオカメラ、オーデイオなどのAV機器でデジタル家電、黒物家電などと呼ばれているものです。
機能性にすぐれ、信頼性のAC高い製品を次々に生み出した日本の家電業界は、戦後の高度経済成長期から世界市場を牽引する存在でした。
ですが、長く続いたデフレ経済とリーマンショックの影響、さらにネット通販の普及などにより販売価格が下落していき、近年の売上規模は、ほぼ横ばいで頭打ちになっています。
日本のメーカーが低迷している間、韓国、台湾、中国などの新興国メーカーが技術力を向上させて台頭し、家電市場における日本メーカーの存在感はすっかり薄れてしまいました。
大手メーカーのなかには、会社や事業を中国・台湾他の海外企業、ファンドへ売却するところも出てきています。
スマートフォンの多様な機能により家電・AV機能が取り込まれたことで各家電へのニーズが減少したことも痛手となっています。
面接で志望動機を語るとき、家電・AV業界とはどのような業界なのかを知っていることは大切です。
家電・AV業界を取り巻く環境と課題
- 2022年の世界の家電市場は、中国のゼロコロナ政策やウクライナ情勢を発端とした世界的なサプライチェーンの混乱等を背景に停滞しました。2023年はインフレ進行による消費マインドの低下が懸念され、出荷台数は減少の可能性があります。
- 国内の家電出荷額について、白物家電は円安や原材料価格の高騰を背景にメーカーの価格転嫁が進み、2022年は前年を上回る水準で着地する一方、黒物家電はコロナ特需の反動減が尾を引く形で出荷台数・金額ともに減少しました。
2023年は、外出機会やサービス消費の増加により出荷台数ダウンが懸念されますが、高機能化等による製品単価の上昇がこれを補い、出荷額は横這い程度となる見通しです。
- 日系大手家電・AVメーカーが高付加価値品の開発に注力する一方で、単身赴任世帯や若年層では、日系新興・中国メーカー等が販売するシンプルな機能を搭載した低価格帯家電が受け入れられつつあります。
今後も、高単価品を幅広くラインアップする日系大手家電・AVメーカーと、シンプル家電を強みとする新興・中国メーカーで、市場が棲み分けられるでしょう。
以上のような家電・AV業界をとりまく環境について知っていると、グループディスカッションや面接での質問に役に立ちます。
例えば面接で「家電・AVメーカーが成長するためには、どの分野に注力すればよいと考えますか?」といった質問がなされることがあります。
家電・AV業界の仕事
募集職種は多岐にわたります。
事務系は経営企画、商品企画、営業、調達、技術系は研究開発、設計、品質保証などが特徴的です。
事務・技術問わず英語力が求められる業界です。
特に、家電・AV業界は新興国の市場開拓に積極的で、安価で高品質な部品調達がカギです。企業が他国との価格競争に勝ち抜くためには部品調達担当者の英語力は重要です。
家電・AV業界ではどのような仕事があるのか、仕事内容をしっかり理解していることが志望動機を答えるときに重要です。また、事前に把握していると面接で希望する仕事を訊かれたときに役に立ちます。
まとめ
家電・AVメーカーに応募する人は、家電・AV業界をとりまく環境と課題を理解しておいて、面接での志望動機を語る際などに役立ててください。
また、面接官からの質問に答えるときにも、本記事で紹介したような知識が大切になります。
この他にも業界の知識を積極的に吸収しましょう。
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家電・AV業界各社の具体的な面接対策については以下の記事を参考にしてください。