【2024年】住宅業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識

2023.11.29 更新
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住宅業界を志望する人が面接を受けるにあたって必ず知っておいたほうが良い基礎知識があります。

これらの知識を持っていないと、面接での受け答えができません。特に志望動機を答えるさいにこれらの知識がないと、入社への本気度が伝わりません。

この記事では、住宅業界に応募する人が面接で困らないための基礎知識を紹介します。

ぜひこの記事を読んで、あなたの就活や転職の面接に役立ててください。

目次
  1. 住宅業界とはどのような業界なのか
  2. 住宅業界を取り巻く環境と課題
  3. 住宅業界の仕事
  4. まとめ

住宅業界とはどのような業界なのか

住宅業界は主に戸建て住宅の設計、施工、販売を行っている業界です。

自社で購入した土地に戸建て住宅やマンションを建てて販売する住宅メーカーや、比較的小規模の分譲地に規格型住宅を建て、低価格で販売するパワービルダーなどがあります。

一方、住宅業界は、大手住宅メーカーやパワービルダーの独占市場ではなく、各地域にある中堅中小規模の地元工務店も存在感を発揮しています。

これら各社とも、工法、素材、設備、価格などで競合との差別化を図っているのが実態です。

人口減少や、団塊世代の高齢化による影響、雇用不安により住宅ローンを組みにくいことなどの理由から、新築住宅の市場規模は長期的には縮小傾向にあると考えられます。

面接では、住宅業界とは何かをしっかりと理解して臨みましょう。

住宅業界を取り巻く環境と課題

  • 2022年の新設住宅着工戸数(2023年1月 国土交通省発表)は前年比0.4%増の約85.9万戸でした。2017年以来、5年ぶりの増加となった2021年から横ばいとなり、3年連続で90万戸を割りました。

    新設住宅のうち持家は前年から減少しましたが、貸家や分譲住宅が増加したことで、全体的には横ばいとなりました。

    首都圏を中心としたマンション価格の高騰で、マンションよりも戸建て住宅の方が割安と考えられて、近年はマンションから戸建てに需要が流れ始めています。

    一方、2022年の持家は、首都圏や中部、近畿やその他の地域で10~11%の減少となりました。その理由として、2022年の前半までのコロナ禍の影響や、資材などコストの高騰による住宅価格の上昇が挙げられます。

  • 国内の人口減少に伴い市場規模は縮小に向かうと想定されるなかで、近年、住宅メーカー各社は、海外事業に力を入れています。

    欧米などの先進国のみならず、東南アジアなどの新興国にも進出しています。戸建て以外にもマンションやビル、物流倉庫の建設、賃貸事業、都市開発なども行っています。

  • 大手住宅メーカー各社は「非住宅分野」の事業強化も進めています。建築部材の開発促進、サービス付き高齢者向け住宅やオフィスビル、複合施設と住宅一体化型施設の建設などを手がけています。

    一部の地域では国による高層木造建築の整備が進行中で、大手メーカーの中高層ビルの建設が始まりました。

  • 2022年現在、住宅数は総世帯数を上回っています。国内では人口減少が進むなかで、住宅需要の低迷は避けられないことに加えて、空き家は増々増加しています。

    新築の人気が高く、中古住宅の需要が少ないため、国は改修市場拡大を支援していて、大手住宅メーカーも売買を後押しするなど対策していますが、期待されたリフォーム需要は伸び悩んでいます。

以上のような住宅業界をとりまく環境や課題について知っているとグループディスカッションや面接での質問に役に立ちます。

例えば面接で「住宅業界の課題は何だと思いますか?」といった質問がなされることがあります。

住宅業界の仕事

主な募集職種は事務系では営業、技術系では設計、施工管理、生産技術、研究開発、IT、そして地域社員(一般職)として営業事務などがあります。

営業は顧客の住まいづくりの総合コンサルタントとしての意識を持ち、顧客と信頼関係を築くことが大切です。

設計は顧客の要望を的確にとらえて具体的なプランにするため、顧客と入念な打ち合わせを繰り返します。そのためより多くの情報をお客様から引き出すコミュニケーション能力が欠かせません。

住宅メーカーではどのような仕事があるのか、仕事内容をしっかり理解していることが志望動機を答えるときに重要です。また、事前に把握していると面接で希望する仕事を訊かれたときに役に立ちます。

まとめ

住宅業界各社に応募する人は、業界をとりまく環境と課題を理解しておいて、面接での志望動機を語る際などに役立ててください。

また、面接官からの質問に答えるときにも、本記事で紹介したような知識が大切になります。

この他にも業界の知識を積極的に吸収しましょう。

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住宅業界各社の具体的な面接対策については以下の記事を参考にしてください。

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