【26卒/25年転職】面接官が教える「日立製作所」の面接対策
重電メーカーとして売上NO.1である日立製作所に入社を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。
応募者は事前にどのような面接の対策をしたらよいのでしょうか?
日立製作所に入社を希望する人が、ぜひとも知っておきたい面接に関する情報やノウハウというものがあります。
日立製作所の面接では、求める人材をよく理解した上で、課題解決力や行動力、チームワーク力の中から自分の強みを選んでアピールすることが大切です。
技術系で応募の場合、就活生は研究内容を、転職希望者は技術力を詳しく説明することが求められます。
一方、面接で志望動機を語るためには競合他社と比べてなぜ日立製作所なのか答えられなくてはいけません。
これら以外にも日立製作所の面接を受けるにあたって大切なポイントがあります。
本ブログでは、面接官である筆者が、日立製作所の採用情報とともに、面接で必ず訊かれる自己PRや志望動機の受け答えなどについてその対策を解説していきます。
さらに面接に臨むうえで必要な知識として、日立製作所の会社に関する情報を載せています。
面接対策は、自己分析や企業研究の段階から既にはじまっています。
自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシート(就活)、職務経歴書(転職)を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。
就活中の学生や転職希望者は、本サイト「キャリア育みファーム」を読んでいただければ、自己分析・企業研究の段階からスムーズに選考・面接対策ができるようになります。
さらに、絶対の自信を持って臨みたい方には、「就活面接必勝法」・「転職面接必勝法」を用意しております。
日立製作所の求める人材
日立製作所はどのような人材を求めているのでしょうか?
「日立グループ・アイデンティティ」には、日立創業の精神として「和・誠・開拓者精神」が定めてあります。
和
他人の意見を尊重しつつ、偏らないオープンな議論をし、一旦決断に至れば、共通の目標に向かって全員一致協力すること。
誠
他者に責任を転嫁せず、常に当事者意識を持って誠実にことに当たること。社会から信頼をかち得るための基本姿勢。
開拓者精神
未知の領域に、独創的に取り組もうとすること。常に専門分野で先駆者でありたいと願い、能力を超えるような高いレベルの目標に挑戦する意欲のこと。
ここからみえてくる求める人材は次のような人物ではないかと考えます。
- 他人の意見を尊重しつつオープンな議論をし、共通の目標に向かってを仲間と協力できる人
- 他人に責任を転嫁せず、当事者意識を持って誠実に対応できる人
- 未知の領域に、独創的に取り組み、専門分野で先駆者でありたいと願い、能力を超えるような高いレベルの目標に挑戦する意欲のある人
面接において自己PRをするとき、このような求める人材像をあらかじめ知っておくことは大切です。
なお、中途採用に応募の場合は、募集職種の詳細に「求める人物像」が載っていますので、そちらも参考にしてください。
日立製作所の新卒採用情報について【就活】
はじめに日立製作所の新卒採用情報について以下に記します。
- 日立の募集職種
日立製作所は、職種別に募集しています。
募集職種は、研究開発、設計開発、生産技術、品質保証、システムエンジニア(SE)、営業、営業技術、調達、生産管理、知的財産マネジメント、人事、経理財務、法務、事業企画です。
- 選考フロー
事務系職種
WEBエントリー→エントリーシート→WEB適正検査→グループディスカッション→面接(2回)→内々定
技術系職種
技術系の学生はジョブマッチングを行います。
ジョブマッチングは、希望する事業分野で働く社員との面談を通じて、希望マッチング単位の仕事内容と採用ニーズを相互に確認(=マッチング)する、オリジナルの採用方式です。
希望する事業分野でその学生が欲しいかどうかを確認するというかたちの面接です。
ジョブマッチングの特徴として、①応募者は、自分で事業分野を選ぶ②内々定と同時に配属先も決定する、③日立グループ会社の一部も応募が可能、が挙げられます。
ジョブマッチングは、学校推薦と自由応募とでは以下のように応募フローが異なります。
学校推薦:
エントリー(エントリーシートの提出と適性検査の受検)→希望するマッチング単位(マッチング先)を決定→ジョブマッチングにのぞむ(最大3カ所)→ジョブマッチング面談→マッチング成立・受諾→ジョブマッチング選考・書類審査→内々定
自由応募:
エントリー(エントリーシートの提出と適性検査の受検)→書類審査(全社)→希望するマッチング単位(マッチング先)を決定→ジョブマッチングにのぞむ(最大3カ所)→書類審査(事業所)→ジョブマッチング面談→マッチング成立・受諾→ジョブマッチング選考・書類審査→内々定
*書類審査(全社)(事業所)が学校推薦と異なる部分です。
- エントリーシート(25年卒)
事務職
自己PRに関すること
- 研究室・ゼミで「はい」と回答した方は、「ゼミ研究/卒業論文テーマ」をご入力ください。
- ゼミもしくは卒業論文での研究内容を教えてください。未定の場合は、今後の予定でも構いません。博士・修士の方は現在の研究内容を教えてください。(300字以内)
- これまでの人生で、誰にも“ゆずれない”本気で取り組んだこと」をハッシュタグに添えて教えてください。(30字以内最大3つまで)
- あなたの強みと弱みをハッシュタグに添えて教えてください。(30字以内最大3つまで)
- インターンシップ参加経験がある方は、インターンシップ先企業名や実習内容について入力ください。(200字以内)
志望動機に関すること
- 当社への志望動機を教えてください。(200字以内)
- 日立製作所のフィールドを活用しどのように社会を変えたいか、あなたの想いや考えを教えてください。(400文字以内)
- 希望する職種を選択してください。(選択式)
- 希望職種と希望分野を選んだ理由をご入力ください。(300字以内)
技術職
自己PRに関すること
- 自分のセールスポイントを教えてください。(200字以内)
- 今までに最も力を入れて取り組んだことを教えてください。(200字以内)
- 卒業論文の題目をご入力ください。博士・修士の方は現在研究を行っているテーマをご入力ください。
- 卒業論文の内容を入力ください。博士・修士の方は現在の研究内容を入力ください。(1200字以内)
- 上記のキャリアで活かせるご自身の強みや特性、およびそれを示すエピソードを教えてください。(200字以内)
- 今までに最も力を入れて取り組んだ事を教えてください。(200字以内)
- プログラミング経験がある方は、ステップ数(論理コード行数)を入力ください。
- インターンシップ参加経験がある方は、インターンシップ先企業名や実習内容について入力ください。(200字以内)
志望動機に関すること
- 当社への志望動機を教えてください。(200字以内)
- デジタルを活用し日立のビジネスにおいてどのような活躍をしたいですか。(200字以内)
- 希望分野でのジョブマッチングを希望される理由を簡潔にご記入ください。(300字以内)
- 希望職種の選択理由を簡潔にご記入ください。(200字以内)
- 希望の領域で活かせる強みを記述してください。(200字以内)
- 面接
面接では、学生時代に力を入れたことの深掘りがなされます。
事務系では学業について、技術系では研究内容の深掘りがなされます。
事務系の最終面接でプレゼン選考があります。プレゼンは5分の持ち時間内で資料などを使い実施します。「入社後どの職種で日立のリソースを使ってどんな社会課題に取り組みたいか。それはなぜか」に対して、「希望職種でどんな役割を果たすか」「自身の強みや特性をどう生かすか」などを結びつけてプレゼンした後に、質疑応答を行います。
論理的思考力、課題発見力、解決構想力などの価値創出に必要となる能力を測る。加えて、本人の志向や希望職種とのマッチングも的確に把握できるとしています。
事務系
自己PRに関すること
- 自己PRしてください、エピソードも含めて
- 大学ではどのような勉強をしていましたか
- ゼミの研究内容を教えてください、それが社会でどう生かされますか
- 学生時代に力を入れたことは何ですか、(きっかけ、目標とその理由、困難だったことと、困難の乗り越え方、担った役割は何か、そこで学んだことは何か、日立でどう活かせるか)
- 組織の中で新たな価値を生み出した経験がありますか(活動に参加した目的、メンバーとの意見が異なることへの対応、苦労したこと、苦労を乗り越えるためにしたこと、工夫したこと、そこから学んだこと)
- 挫折経験はありますか
- チームで何か行った経験はありますか(役割、どうやって意見をまとめたか、自分と異なる意見に納得したときはどういうときか)
- イノベーションを起こした経験はありますか(課題と解決策)
- 他人と関わる上で何に気をつけていますか
- 長所と短所は何ですか、短所をいかに克服しようとしますか
- 他人からどのような人と言われますか、エピソードは
- 苦手な人とどのように接しましたか
- 英語力について教えてください
志望動機に関すること
- なぜこの業界を志望しますか
- なぜ日立製作所を志望しますか
- 希望する事業分野と職種は何ですか、そこでやりたいことは何ですか、その職種を希望するにあたって、どういったことをしていますか
- 日立製作所で実現したいことは何ですか、実現に自分の強みがどう活かせますか
- どのように社会貢献していきたいですか
- 日立でどのようなキャリアを歩みたいですか
- 配属希望が通らなくても良いですか
- 全国転勤は大丈夫ですか
- 海外事業の興味はありますか
- IT化が進むと、どういうメリットが得られると考えますか
- 強みを日立でどのように活かしますか
- 他社の応募状況を教えてください
技術系
自己PRに関すること
- 自己紹介してください
- 研究内容の説明をしてください(研究をした理由、困難だったこと、工夫したことなど)
- 学会参加経験はありますか
- 学生時代に力を入れたことは何ですか(きっかけ、立場、課題、困難だったこと、困難を乗り越えた工夫、そこで学んだこと、活かせること)
- チームで目標に向かって取り組んだこと、あるいは周りを巻き込んで何かを達成した経験はありますか
- 学生時代に高い目標を持ち、それに取り組んだ経験はありますか
- 挫折経験はありますか
- 強みと弱みは何ですか(強みが発揮されたエピソード)
- 周りからどんな人間と言われますか
- ストレスを受けたときどうしますか
志望動機に関すること
- 企業選びの軸は何ですか
- なぜ日立製作所を志望しますか
- 希望する事業部・職種の理由と、どのようなことをしたいか、そのために必要な能力を持っていることを示すエピソードはありますか
- 希望する業務以外の業務で働くことは大丈夫ですか
- 将来どのようなことを成し遂げたいですか
- キャリアプランはありますか
- エンジニアとして必要なことは何ですか
- 研究内容と業務が異なるが大丈夫ですか
- 社会インフラやITに関して興味を持っていることはありますか
- 海外で働くことができますか
- 地方で働くことができますか
- 他社の応募状況を教えてください
- 採用人数
19年度入社実績 600名(事務系100名 技術系500名)
20年度入社実績 600名(事務系100名 技術系500名)
21年度入社実績 500名
22年度入社実績 500名
23年度入社実績 500名
24年度入社実績 660名
25年度入社計画 730名
- 24年新卒入社大学別就職者数
国公立大:
東京大19、京都大15、北海道大18、東北大24、名古屋大17、大阪大31、九州大22、東京工大36、筑波大22、千葉大9、電気通信大14、東京外大2、都立大11、横浜国大13、横浜市大2、金沢大3、大阪公立大6、神戸大16、岡山大10、広島大7、熊本大1、他
私立大:
早稲田大53、慶応大27、上智大21、明治大25、青山学院大8、立教大7、中央大11、法政大16、学習院大1、成蹊大6、成城大2、東京都市大3、日本大3、東洋大2、専修大1、東海大3、東京理科大36、芝浦工業大7、東京電機大3、工学院大10、東京女子大2、千葉工大1、同志社大25、立命館大12、関西大4、関西学院大7、龍谷大1、大阪工業大1、近畿大1、武庫川女子大1、他
以上は大学院修了者を含みます。
※サンデー毎日(2024年9月1日号)参照
- 学歴フィルター
日立製作所は難関国公立大、私立大を中心に採用しています。
採用の特徴としては、技術系の採用人数が事務系の5倍と多いこともあり、メーカーらしく理工系学部及び理工系大学の学生を多く採用していることです。
面接攻略の考え方【就活】
就活の面接では、自己PRと志望動機に関することを必ず訊かれます。
よってそれらの答えをあらかじめ準備する必要があります。
以下の自己PRと志望動機のヒントを参考にしてまとめてください。
- 面接時の自己PRのヒント
■課題解決力と行動力、チームワーク力の三つの能力のうち二つを自分の中から探してアピールする
日立製作所の求める人材は、課題解決力、行動力、チームワーク力の3つの能力を持つ人です。
上記の求める人材にあるように、日立製作所は、「他人の意見を尊重しつつオープンな議論をし、共通の目標に向かってを仲間と協力できる」「他人に責任を転嫁せず、当事者意識を持って誠実に対応できる」「未知の領域に、独創的に取り組み、専門分野で先駆者でありたいと願い、能力を超えるような高いレベルの目標に挑戦する意欲のある」人を求めています。
ここで、「未知の領域に、独創的に取り組み、専門分野で先駆者でありたいと願い、能力を超えるような高いレベルの目標に挑戦する意欲のある」は、課題解決力と行動力を表しています。
また、「他人に責任を転嫁せず、当事者意識を持って誠実に対応できる」は行動力を表しています。
さらに「他人の意見を尊重しつつオープンな議論をし、共通の目標に向かってを仲間と協力できる」は、チームワーク力を表しているのではないでしょうか。
日立製作所は、最新の制御・運用技術であるOT(Operational Technology)、ITおよびプロダクト・システムを組み合わせたトータルソリューションの提供により社会課題を解決する「社会イノベーション事業」を通じて、データとテクノロジーで持続可能な社会の実現と人々の幸せの両立に挑戦しています。
このために、課題解決力と行動力、チームワーク力のある人材を求めているのではないでしょうか。
これらは、「このような人材になってもらいたい」との理想の姿と考えましょう。学生がこれら3つの能力を持っているとアピールする必要はありません。
面接では、学生時代において最も力を入れたことを伝える中で課題解決力・行動力・チームワーク力のうちから二つを自分の中で探してアピールしましょう。
- 課題解決力なら、課題を発見し、既存の発想にとらわれず新しい解決法を考えて、解決のための計画づくりができるということです。
- 行動力なら、課題の解決に向けて周囲に働きかけながら粘り強く取り組めるということです。
- チームワーク力なら、チームのなかで自分の役割を理解し、メンバーの意見も尊重しながら活動を進めることができるということです。
力を入れたことは学業、クラブ活動、アルバイト、ボランティア活動などなんでも良いのです。
これらの活動の中で、いずれかの能力を発揮したことを具体的に説明してください。
そこで自分が身につけたことを伝えられるとなお良いです。
但し、日立製作所は、採用するすべての人に課題解決力や行動力、チームワーク力を求めているわけではありません。
自分の最も伝えたい能力が他にあるなら、面接においてその能力を上手に説明してください。
■技術系応募者は研究内容を語る
日立製作所は技術系の会社であることを理解しましょう。歴代の社長は全て技術畑の方です。
日立製作所の事業領域は、デジタルシステム&サービス、グリーンエナジー&モビリティ、コネクティブインダストリーズと多岐にわたっています。
なので、それらに十分対応できる能力やスキルがあることを、自分の研究内容から探し出して話せるようにしてください。
技術系応募者は、面接において研究内容の説明を相当詳しく深掘りされても大丈夫なように事前準備しましょう。
具体的には、研究にあたっての課題と課題解決の手法をあげ、解決に困難だった点について自分自身の創意工夫と成果、及び日立で活かせるものを説明できるようにしてください。
課題を解決するために、どのように周囲を巻き込んでいったか、あるいはねばり強く取り組んでいったかなどについても説明できるといいです。
応募者のなかには、希望する仕事で直接使えるような研究をしていない人もいるかと思います。その場合は面接で論理的思考力など、潜在的な能力面をアピールすることです。
■世界中どこででも働く覚悟を伝える
日立製作所は100を超える国と地域でグローバルに事業を展開しています。海外売上比率も61%となっています。(2024年3月期)
どのような職種でも、海外出張や海外駐在する可能性があります。
また、若手社員が海外業務や生活を体験するプログラムを2011年度から実施しており、合計約5,000人を海外研修に派遣しています。
面接では、事務系、技術系応募者に限らず、海外勤務について可能かどうかの質問があります。
世界中のどこででも働く覚悟を伝えてください。
- 面接時に志望動機を語るヒント
■就活の軸は何か明確に伝える
就活の軸とは「仕事を選ぶときの基準(こだわり)」です。
自分がなぜ、その仕事をやりたいかについての明確な基準(こだわり)ということです。
日立製作所や、その他の応募する会社を選んだ基準について共通するものを探し出してください。
その基準(こだわり)を面接官が納得できるように説明できることが大切です。
■なぜ日立製作所を選ぶのか明確に伝える
日立製作所のグループ・アイデンティティ、事業内容、中期経営計画などから感じたことをまとめてください。
そのなかで、自分が共感できることが日立製作所を選んだ志望動機になります。
また、日立製作所と競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。
日立製作所は重電メーカーですが、大手ITベンダーであり、家電製品も製造・販売しています。
ですから、日立製作所を志望する人は、重電やITベンダー、家電に興味がある人であり、日立製作所と並行して富士通、NEC、ソニー、NTTデータ、パナソニックといった同業の各社に応募する人が多いことと思います。
たとえ日立製作所が第一志望でなくても、競合他社と比較し、なぜ日立製作所を選んだのかをしっかり答えられなくてはなりません。
■日立製作所でなぜその職種を希望するか、希望部門・事業分野とそこでやってみたい仕事を明確に伝える
日立製作所は、応募時に職種別募集となっています。
なぜその職種を希望するのか、併せて希望部門・事業分野とそこでやってみたい仕事は何か、なぜその仕事をやってみたいのかをきちんと説明できなくてはいけません。
あわせて仕事で活かせる能力やスキルがあれば、それを伝えられるようにしてください。
また希望する仕事に就けた場合に、実現したいことまで答えられるように準備してください。
希望する部門・事業分野で注目している製品や技術、サービスとその注目理由も話せるようにしておくと、なお良いでしょう。
■日立製作所の志望順位と他社の応募状況を答えられるようにする
志望順位については、迷わず第一志望ですと答えましょう。
他社の応募状況を聞かれたら、日立製作所と同じ重電、ITベンダー、家電メーカーならば該当する業界に応募していますと答えてください。
他社名を教えてほしいと聞かれたら、日立製作所と同等あるいはそれ以上の大手企業に応募中ならそれを答えてください。
その他の業界なら「〇〇業界にも興味があり応募しています」くらいは答えてもいいです。
この場合まったくの異業種であるので、なぜその業種に応募したのか答えられるようにしてください。
以上、日立製作所の採用情報と面接攻略の考え方を説明しました。
面接は複数回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。
また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい就活生のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの就活面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。
本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。
面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】
日立製作所は世界有数の総合電機メーカーであり、日立グループの中核企業です。
日立製作所の事業は後述するように多岐にわたっており、社会インフラに多大な貢献をしています。
日立グループのTVコマーシャルソング「この木なんの木」は誰でも知っている有名な歌ですね。
このように日立製作所は、重電メーカー、ITベンダー、家電メーカーと様々な顔を持っています。
面接を攻略するためには、主に重電業界やITベンダー業界を取り巻く環境を理解すること、重電業界やITベンダー業界で働いたときの仕事の内容を理解しておくことは、とても大切です。
ブログ記事「【2025年】重電業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」及び「【2025年】ITベンダー業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。
続いて、日立製作所とはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。
日立製作所の会社概要、日立グループ・アイデンティティ、中期経営計画など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
これら以外にも日立製作所のホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。
本記事の後半で面接を受けるにあたり必要と思われる日立製作所の基本的な知識を簡単に紹介します。ぜひ読んでおいてください。
日立製作所の面接攻略のまとめ【就活】
日立製作所に入社を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?
日立製作所が採用したい人材は、次のような人です。
- 他人の意見を尊重しつつオープンな議論をし、共通の目標に向かってを仲間と協力できる人
- 他人に責任を転嫁せず、当事者意識を持って誠実に対応できる人
- 未知の領域に、独創的に取り組み、専門分野で先駆者でありたいと願い、能力を超えるような高いレベルの目標に挑戦する意欲のある人
面接では、学生時代に力を入れたことの深掘りがなされます。事務系では学業について、技術系では研究内容の深掘りがなされます。
面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。
- 課題解決力と行動力、チームワーク力の三つの能力のうち二つを自分の中から探してアピールする
- 技術系応募者は研究内容を語る
- 世界中どこででも働く覚悟を伝える
面接時に志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- 就活の軸は何か明確に伝える
- なぜ日立製作所を選ぶのか明確に伝える
- 日立製作所でなぜその職種を希望するか、希望部門・事業分野とそこでやってみたい仕事を明確に伝える
- 日立製作所の志望順位と他社の応募状況を答えられるようにする
面接を攻略するためには、まずは重電業界やITベンダー業界を取り巻く環境を理解することと同時に、それらの業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
また、日立製作所とはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。
日立製作所の会社に関する知識について、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも参考にしてください。
日立製作所の中途採用情報について【転職】
続いて日立製作所の転職面接について解説していきます。
はじめに日立製作所の経験者(中途)採用情報について以下に記します。
- 募集職種
日立製作所は転職の希望者を対象とした事務系職種、技術系職種の中途採用を積極的に行っています。(2024年度は670名の採用計画でした)
社内に必要な能力、スキルを持つ人が足りないと思われる職種を募集していますので、応募にあたっては即戦力としての専門性が問われます。
具体的な募集職種はその時々で変わっていくと思います。
現時点でどのような職種を募集しているか、詳細は、日立製作所のホームページにある経験者採用情報をご覧ください。
2024年10月現在、事務職、技術職で多数の求人があります。
- 選考フロー
WEBエントリー→書類選考→面接(複数回)→内定→入社
- 面接
転職の面接は、複数回行われます。
面接での選考ポイントは、求める人材に基づいた総合的な判断です。
現職(前職)の職務内容(研究内容)の深掘りがなされることが想定されます。
自己PRに関すること
- 現職(前職)の仕事内容を説明してください
- チームで仕事をしたことがありますか
- 大学時代の失敗経験はありますか
- これまでで頑張ってきたことは何ですか
志望動機に関すること
- 同業他社と比較してなぜ日立製作所なのですか
- なぜこの職種・部門を志望しましたか
- 日立製作所で何がやりたいですか
退職理由に関すること
- なぜ現職(前職)を退職しますか
面接攻略の考え方【転職】
転職の面接では自己PRと志望動機に関することや退職理由を必ず訊かれます。
それらについて的確に答えるための準備をしてください。
以下の自己PRと志望動機、退職理由のヒントが参考になります。
- 面接時の自己PRのヒント
■課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
日立製作所の求める人材は、課題解決力、行動力、チームワーク力の3つの能力を持つ人です。
上記の求める人材にあるように、日立製作所は、「他人の意見を尊重しつつオープンな議論をし、共通の目標に向かってを仲間と協力できる」「他人に責任を転嫁せず、当事者意識を持って誠実に対応できる」「未知の領域に、独創的に取り組み、専門分野で先駆者でありたいと願い、能力を超えるような高いレベルの目標に挑戦する意欲のある」人を求めています。
ここで、「未知の領域に、独創的に取り組み、専門分野で先駆者でありたいと願い、能力を超えるような高いレベルの目標に挑戦する意欲のある」は、課題解決力と行動力を表しています。
また、「他人に責任を転嫁せず、当事者意識を持って誠実に対応できる」は行動力を表しています。
さらに「他人の意見を尊重しつつオープンな議論をし、共通の目標に向かってを仲間と協力できる」は、チームワーク力を表しているのではないでしょうか。
日立製作所は、最新の制御・運用技術であるOT(Operational Technology)、ITおよびプロダクト・システムを組み合わせたトータルソリューションの提供により社会課題を解決する「社会イノベーション事業」を通じて、データとテクノロジーで持続可能な社会の実現と人々の幸せの両立に挑戦しています。
このために、課題解決力と行動力、チームワーク力のある人材を求めているのではないでしょうか。
これら三つの能力のうち、中途採用は即戦力を求めているので、仕事のアウトプットに直結する課題解決力と行動力をアピールすることが有効です。
(チームワーク力について質問された場合には、その力もあることを、例をあげて答えられるようにしておいてください。)
転職の面接では、現職(前職)において、応募書類だけでは説明しきれない仕事ぶりを説明してください。
その中で、目標達成に向けて課題を見つけ、既存の発想にとらわれず新しい解決法を考えて、関係者を巻き込んで粘り強く遂行した経験も加えてください。
さらに職務を遂行するさいに困難だったこと、困難をどのように乗り越えて、成果を上げたかを伝えてください。
日立製作所で活かせる、身につけた知識やスキルも語ってください。
もし上記の能力について乏しい場合は、自分の最も伝えたい能力を上手に説明して、間接的にでも募集職種に役立つことを伝えましょう。
■技術系応募者は技術力を語る
技術系応募者は、まず募集職種の職務内容を理解してください。
そして、それらに十分対応できる経験や能力、スキルがあることを、現職(前職)の職務を説明するなかで面接官にわかってもらう必要があります。
技術系応募者は、面接において、現職(前職)の職務内容の説明を相当詳しく求められます。
職務遂行にあたって、技術面の工夫と成果を的確に説明することで持っている技術力をアピールしましょう。
成果を出すためのノウハウが、日立製作所でどのように活かせるかも説明できるようにしてください。
もちろん直接そのような職務を経験していない人もいると思いますが、その場合は潜在的な能力面をアピールすることです。
- 面接時に志望動機を語るヒント
■なぜ日立製作所を選ぶのか明確に伝える
日立製作所のグループ・アイデンティティ、事業内容、中期経営計画などから感じたことをまとめてください。
そのなかで、自分が共感できることが日立製作所を選んだ志望動機になります。
また、日立製作所と競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。
日立製作所は重電メーカーですが、大手ITベンダーであり、家電製品も製造・販売しています。
ですから、日立製作所を志望する人は、重電やITベンダー、家電に興味がある人であり、日立製作所と並行して富士通、NEC、ソニー、NTTデータ、パナソニックといった同業の各社に応募する人が多いことと思います。
たとえ日立製作所が第一志望でなくても、競合他社と比較し、なぜ日立製作所を選んだのかをしっかり答えられなくてはなりません。
■なぜその職種・部門を選んだか、そこでやりたい仕事は何かを明確に伝える
事務系、技術系を問わず、なぜその職種・部門に応募したのか、そこでやりたい仕事とその理由をしっかりと説明する必要があります。
中途採用の応募者が応募職種を希望する主な理由は、現職(前職)で培った自分の経験や能力、スキルが日立製作所で活かせると考えたからではないでしょうか。
それには、職務内容をわかりやすく説明することで、自分の経験や能力、スキルが日立製作所で活かせて、日立製作所に貢献できることを伝えてください。
希望する職種・部門の分野で注目している製品や技術、サービスとその注目理由も話せるようにしておくと、なお良いでしょう。
- 転職面接時に退職理由を語るヒント
■面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする
「なるほど、そのような前向きな理由があって退職したのですね」と面接官に納得してもらえる内容を説明しましょう。
間違っても上司と合わないとか、給料が安いなどというネガティブな理由を言わないでください。
例えば、現職(前職)では、自分の持つ能力、スキルをこれ以上向上させることが難しく、キャリアアップのために転職を考えたというような言い方です。
以上日立製作所の中途採用情報と転職面接攻略の考え方を説明しました。
特に面接は複数回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。
また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい転職希望者のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの転職面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。
本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。
面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【転職】
日立製作所は世界有数の総合電機メーカーであり、日立グループの中核企業です。
日立製作所の事業は後述するように多岐にわたっており、社会インフラに多大な貢献をしています。
このような日立製作所は、重電メーカー、ITベンダー、家電メーカーと様々な顔を持っています。
転職の面接を攻略するためには重電業界やITベンダー業界を取り巻く環境を理解することと、重電業界やITベンダー業界で働いたときの仕事の内容を理解しておくと役に立ちます。
ブログ記事「【2025年】重電業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」及び「【2025年】ITベンダー業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。
続いて、日立製作所とはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。
日立製作所の会社概要、日立グループ・アイデンティティ、中期経営計画など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
これら以外にも日立製作所のホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。
本記事の後半で面接を受けるにあたり必要と思われる日立製作所の基本的な知識を簡単に紹介します。ぜひ読んでおいてください。
日立製作所の面接攻略のまとめ【転職】
日立製作所に中途入社を希望する人が、必ず通過しなければならない転職の面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?
日立製作所が採用したい人材は、次のような人です。
- 他人の意見を尊重しつつオープンな議論をし、共通の目標に向かってを仲間と協力できる人
- 他人に責任を転嫁せず、当事者意識を持って誠実に対応できる人
- 未知の領域に、独創的に取り組み、専門分野で先駆者でありたいと願い、能力を超えるような高いレベルの目標に挑戦する意欲のある人
面接では、現職の(前職)の職務内容を含めて求める人材かどうか総合的に判断されます。
面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。
- 自己PRでは、課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
- 技術系応募者は技術力を語る
面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- なぜ日立製作所を選ぶのか明確に伝える
- なぜその職種・部門を選んだか、そこでやりたい仕事は何かを明確に伝える
面接で退職理由を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- 面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする
面接を攻略するためには、まずは重電業界やITベンダー業界を取り巻く環境を理解することと同時に、それらの業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
また、日立製作所とはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。
日立製作所の会社に関する知識について、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも参考にしてください。
日立製作所を志望するときに知っておきたい社風
日立製作所の面接を受けるにあたり知っておきたい社風について以下に記します。
- 歴史ある会社だけに堅実にものごとを進めていく社風です。年功序列が残っており、時代に合った改革が必要と感じている社員もいます。
一方で、積極的にチャレンジする方向に向かっていると評価される部門もあります。
- 日立の所員(日立製作所は社員のことを所員と呼びます)としてのプライドを持っています。
- 努力する人、誠実な人が評価されます。
- 社員の健康第一をモットーにしています。福利厚生面も充実しています。
- コンプライアンスは重視されており、仕事は基本と正道を肝に銘じて行うように常々言われます。
- メーカーだけに品質面でのこだわりは強いものがあります。起こした問題については徹底的な追及が行われます。
- 企業内スポーツも盛んです。
面接で語る志望動機をつくる際には、このような社風をよく知っておくことが大切です。
日立製作所の会社概要
ここからは日立製作所の会社概要を説明します。
- 日立製作所は1910年発足した、久原鉱業所日立鉱山付属の修理工場が原点です。
この1910年を創業とし、小平浪平翁を創業者としています。
この年、国産初の5馬力誘導電動機(モーター)を完成させています。
その後、1920年に株式会社日立製作所として独立しています。
- 日立製作所の製品は幅広く、事業セグメントとして、デジタルシステム&サービス、グリーンエナジー&モビリティ、コネクティブインダストリーズの3つに分かれています。
- 研究開発費は年間3,162億円(2023年度)、特許出願公開件数は約6500件(2022年度)、グローバルイノベーターアワードを12年連続受賞(2022年度)しています。
博士号の学位を持つ社員が2,000人在籍しています。
- コーポレートスローガンは「Inspire the Next」で、「次なる時代に息吹を与えていく」という意味が込められています。
- このような日立製作所の2024年3月期の経営数字は次の通りです。
資本金は、463,417百万円です。
従業員数は、連結で268,655人、単独で28,111人です。
連結売上収益は、9兆7,287億円です。
Adjusted EBITAは、9,181億円です。
連結当期利益は、5,898億円です。
セグメント別売上収益は、デジタルシステム&サービス25,986億円、グリーンエナジー&モビリティ30,523億円、コネクティブインダストリーズ30,579億円です。
地域別売上収益の割合は、国内38.8%、中国11.9%、アセアン・インド他10.2%、北米16.3%、欧州15.9%、その他地域6.9%です。
面接では、「海外売上比率を知っていますか」といったような質問がなされるかも知れませんので、覚えておくと良いです。
日立グループ・アイデンティティ
日立グループ・アイデンティティは、次なる成長を目指してあるべき姿を示したもので、MISSION、VALUES、VISIONとして体系化したものです。
MISSION(企業理念)
優れた自主技術・製品の開発を通じて社会に貢献する
VALUES(日立創業の精神)
和・誠・開拓者精神
VISION(日立グループ・ビジョン)
日立は、社会が直面する課題にイノベーションで応えます。優れたチームワークとグローバル市場での豊富な経験によって、活気あふれる世界をめざします
面接では、「企業理念を知っていますか」と質問がなされることもありますので、覚えておきましょう。
中期経営計画
日立製作所は、「2024中期経営計画」(2022~2024年度)を策定し、推進中ですが、その概要について紹介します。
- 2024中期経営計画目標
- データとテクノロジーでサステナブルな社会を実現して人々の幸せを支える
そのため、デジタル、グリーン、イノベーションで、グローバルに成長する企業を目指す
数値目標として、2024年度に売上収益10兆円、Adjusted EBITA 率が12%(1兆2,000億円)、EPS成長率10~14%、売上収益の年平均成長率は5~7%を見込む
- データとテクノロジーでサステナブルな社会を実現して人々の幸せを支える
- 事業別セグメントの変更
- エネルギーやパワーグリッド、鉄道、原子力で構成する「グリーンエナジー&モビリティ」、ITサービスやフロントビジネス、サービス&プラットフォームで構成する「デジタルシステム&サービス」、家電事業やビルシステム、インダストリルブロダクツ、産業および流通分野などの「コネクティブインダストリーズ」の3セクターとする。
くわえてクルマの電動化、自動運転化の日立Astemoの事業を推進する。
- 「グリーンエナジー&モビリティ」は、脱酸素に向けたエネルギー転換と安全・快適でクリーンな移動を提供
- 「デジタルシステム&サービス」は、最先端のCPSで、社会を支えるシステムの効率を向上
- コネクティブインダストリ―ズは、レジエントなサプライチェーンを提供し産業と都市を革新
- 日立Astemoは、クルマの電動化と自動運転化に貢献
- エネルギーやパワーグリッド、鉄道、原子力で構成する「グリーンエナジー&モビリティ」、ITサービスやフロントビジネス、サービス&プラットフォームで構成する「デジタルシステム&サービス」、家電事業やビルシステム、インダストリルブロダクツ、産業および流通分野などの「コネクティブインダストリーズ」の3セクターとする。
- 成長戦略
成長の中核となるのは、デジタルソリューション群「Lumada」の事業。「Lumada」を中心に、デジタルとグリーンに関する事業ポートフォリオの強化を継続する
2024年度には、Lumada事業で全社利益の3分の1を稼ぐ
*「Lumada」の語源は、"illuminate(照らす・輝かせる)"+"data(データ)"
IoTでは、機械や人間の行動などをデータでとらえて、インターネットを通じて集めるが、日立製作所のIoTプラットフォーム「Lumada」は、そうしたデータに光を当てて、分析し、価値に変え、役に立てるようなことを提案していこうというコンセプト。
具体的には、人工知能やアナリティクス、ロボティクス、セキュリティ、といった日立製作所の様々な技術を活用して、業務を効率化し、経営課題解決や、新ビジネスの創生までを支援するもの。
面接で志望動機を伝えるとき、このような経営戦略を理解しておくことは大切です。