【28卒/27年転職】NECの面接対策を面接官が解説
大手ITベンダーであるNECに入社を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。応募者は事前にどのような面接の対策をしたらよいのでしょうか?
(本ブログでは日本電気株式会社をその略称であるNECと呼ぶこととします。)
NECに応募する人がぜひとも知っておきたい面接に関しての情報や、ノウハウというものがあります。
例えばNECの面接では、求める人材をよく理解して、自己PRにおいて特に課題解決力と行動力をアピールすることが大切です。
技術系で応募の場合、就活生は研究内容を、転職希望者は技術力を詳しく説明することが求められます。
一方、面接で志望動機を語るためにはITベンダー業界を選ぶ理由と、競合他社と比べてなぜNECなのかを答えられなくてはいけません。
これら以外にもNECの面接を受けるにあたって大切なポイントがあります。
本ブログでは、面接官である筆者が、NECの採用情報とともに、面接で必ず訊かれる自己PRや志望動機の受け答えなどについてその対策を解説していきます。
さらに面接に臨むうえで必要な知識として、NECの会社に関する情報を載せています。
面接対策は、自己分析や企業研究の段階から既にはじまっています。
自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシート(就活)、職務経歴書(転職)を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。
就活中の学生や転職希望者は、本サイト「キャリア育みファーム」を読んでいただければ、自己分析・企業研究の段階からスムーズに選考・面接対策ができるようになります。
さらに、絶対の自信を持って臨みたい方には、「就活面接必勝法」・「転職面接必勝法」を用意しております。
NECの求める人材
NECはどのような人材を求めているのでしょうか。
面接では求める人材を知っておくことが自己PRをするうえで大切です。
ホームページの採用情報サイトには「求める人材像」が載っています。
求める人材像
NECが求める人材、それは注力分野における事業を支え、新たな価値創出を可能とするために必要となる行動やマインドを有する方です。
NECでは、グループ社員が共通で持つべき価値観であり行動の原点として、「NEC Way」というものを定めています。
この「NEC Way」に共感し、「NEC Way」にかなう行動原理やマインドを有する人材とともに、社会全体にイノベーションを創出し続けていきます。
「NEC Way」には一人ひとりの価値観・ふるまいを示した「Code of Values(行動基準)」があります。
Code of Values行動基準
視線は外向き、未来を見通すように
思考はシンプル、戦略を示せるように
心は情熱的、自らやり遂げるように
行動はスピード、チャンスを逃さぬように
組織はオープン、全員が成長できるように
これらからNECの求める人材は次のような人と考えます。
注力分野における事業を支え、新たな価値創出を可能とするために必要となる行動やマインドを有する人
- 視線は外向き、未来を見通す人
- 思考はシンプル、戦略を示せる人
- 心は情熱的、自らやり遂げる人
- 行動はスピード、チャンスを逃さぬ人
面接において自己PRを話すとき、求める人材像を知っておくことは大切ですから、覚えておくと良いでしょう。
NECの新卒採用情報について【就活】
はじめにNECの新卒採用情報について概要を以下に記します。
- 募集職種
NECはジョブマッチング採用を行い、「部門フリー採用」と「部門×職種別採用」の2種類の採用方法があります
- 「部門フリー採用」は、内定時に職種のみ確定し、部門は入社後に決定します。
事務系職種の営業・ビジネスデザイン職コースでは、営業・ビジネスデザイン職、同スタッフ職コースではスタッフ職を募集しています。
- 「部門×職種別採用」は、内定時に部門と職種が確定します。
技術系職種において、技術職コースでは、研究職、技術開発職、システムエンジニア職、サービスエンジニア職、コンサルタント職、サプライチェーン関連職、品質エンジニア職、経営システム職を募集しています。
また、知的財産職(技術)コースでは、知的財産職(技術)を募集しています。
事務系職種において、法務・コンプライアンス職コースでは法務・コンプライアンス職、FP&A職コースではFP&A職、人事職コースでは人事職、知的財産職(渉外)コースでは知的財産職(渉外)を募集しています。
NECは一部の理系学生について学校推薦を行っています。自身の大学が求人対象校であるかの確認はキャリアセンター(就職課)または就職担当教授に確認してください。
- 「部門フリー採用」は、内定時に職種のみ確定し、部門は入社後に決定します。
- 選考フロー
「マイページ」よりエントリー(エントリーシート・SPI受検)→書類選考→一次面談(個人面談)→マッチング面談(成績証明書アップロード・事前課題提出・個人面談)→内々定
- エントリーシート(27年卒)
自己PRに関すること
- 自己PR-他人に自慢できる経験・実績などを自由にご記入ください。(600文字以内)
- あなたのこれまでの人生において、NECのCode of Valuesを最も体現したと考えるエピソードについて、具体的な出来事やその時に感じたこと、そしてその経験を通じて得た成長や学びについて具体的に記載してください。(400文字以下)
- 学部 研究テーマ※研究テーマがあればご記入ください。研究テーマがない場合には「なし」とご記入ください。(50文字以下)
- 学部 研究内容※研究が進んでいればご記入ください。ない場合には「なし」とご記入ください。(200文字以下)
- 修士 研究テーマ ※研究テーマがあればご記入ください。研究テーマがない場合には「なし」とご記入ください。(50文字以下)
- 修士での研究内容をご記入ください。研究テーマがない場合には「なし」とご記入ください。(200文字以下)
- インターンシップ参加前にご自身で設定していた目標と、それに対してインターンシップ中にどう取り組んだか・取り組んでみてどうだったか、をお聞かせください。(400文字以下)
- 自由コメント※特記事項があればご記入ください。(100文字以下)
志望動機に関すること
- あなたが就職活動を進める上で重視している軸や観点について、なぜそのように考えたかを含めて具体的に記載してください。(400文字以下)
- 数ある企業の中で、NECで働きたいと思った理由を記載してください。(400文字以下)
- 第1志望部門(職種)を志望する理由についてご記入ください。(200文字以下)
- 第2志望部門(職種)を志望する理由についてご記入ください。(200文字以下)
- 第3志望部門(職種)を志望する理由についてご記入ください。(200文字以下)
- 面談部門(職種)を志望する理由について、入社してからどのようなことをやってみたい・実現したいのか、またそれはなぜか、について教えてください。(400文字以下)
- 面談部門(職種)で活かせると考えるスキル、強みを具体的なエピソードを踏まえて教えてください。(400文字以下)
- 面接
面接では学生時代に頑張ったこと、研究内容の深掘りがあります。事前に準備したプレゼンテーションの発表もあります。
自己PRに関すること
- 自己紹介してください
- 5分間のプレゼンテーション(マッチング面談) ・・・事務系職種
22年卒のテーマは「新規事業提案:あなたのアイデア・プロジェクトの実現プラン」
23・24年卒のテーマは「これまでの人生をライフラインチャートで表す」、「その中で、Code of Value(NECの行動指針)を体現していると思うエピソード」
25年卒のテーマは、「これまでの人生をライフラインチャートで表し、その中で、Code of Value(NECの行動指針)を体現していると思うエピソード」
「これまでの経験で、自身で最も"挑戦した"と思えることは何か、NECの行動基準(Code of Values)5つのうちいずれか1つ以上の観点を踏まえて説明」
26年・27年卒のテーマは、「研究内容となぜその事業部を志望するか、自分の強みをどう活かせるか」
- 5分間のプレゼンテーション(マッチング面談)・・・技術系職種
22・23・24・25・26・27年卒のテ―マは、「研究内容、希望事業とその理由、自分の強みをどう活かせるか」
研究室を選んだ理由、研究は個人又はチームでやっていますか、メンバーと意見が対立したときはどう解決しましたか、困難なことは何ですか、困難をどう乗り越えましたか、仕事で活かせるものは何ですか、目途は立っていますか、最終的に目指しているものは何ですか、社会の課題解決に貢献しますか
- 学生時代に一番頑張ったことを教えてください(なぜそれに取り組んだのか、どんな目標設定をしたのか、チームに影響を与えたこと、担った役割、困難だったことは何か、それをどう乗り越えたか、意見が対立したときの対応、がんばれたモチベーション、成果、どのようなことを学んだか、仕事で活きること)
- 最も挑戦したと思えることについて(それを始めた理由、チームの人数、難しかったこと、それをどう乗り越えたか、周りの反応や協力は得られたか、結果)
- 学業で力を入れたことは何ですか
- チームで何かに取り組んだ経験はありますか(役割、課題と解決方法、成果を上げたこと)
- なぜそのサークルに入ろうと思いましたか(大変だったこと)
- 学生時代にNEC Wayを体現した経験はありますか
- アルバイトは何をしていましたか(苦労したこと、得たもの)
- ストレス耐性はありますか
- 挫折経験はありますか、どのように乗り越えましたか
- 周りからどういう人と言われますか
- 人と意見が対立したときどうしますか
- 強みと弱みは何ですか、足りないものは何ですか
- 趣味・特技はありますか、そこから得たものは何ですか
志望動機に関すること
- 就活の軸は何ですか
- なぜICT業界を志望しますか
- なぜNECを志望しますか
- 同業他社と比較してNECの印象を教えてください
- 企業理念のどんな点に共感しましたか
- 興味あるソリューションや技術は何ですか
- なぜその職種・部門を希望しますか、努力していることはありますか
- 入社後やりたい仕事は何かとその理由を教えてください
- 希望する部門に行けなかった場合はどうしますか
- 自分のどういう強みがやりたいことに活かせますか
- NECで成し遂げたいことは何ですか
- プログラミング経験はありますか
- 文系なのになぜSEを希望しましたか
- どのような営業職になりたいですか
- 営業職以外に興味のある職種はありますか
- 営業でも大丈夫ですか
- 将来のキャリアプランは何ですか、叶える上でどのようなスキルが必要だと思いますか
- NECの気になるニュースはありますか
- インターンシップの感想を教えてください(目標に対しての取り組みと結果)
- 他社選考状況とNECは応募企業の中で第何志望ですか
- 採用人数
NECは毎年一定規模の新卒採用を継続しており、近年は増加傾向です。このうち技術系採用は約7~8割、事務系は約2~3割となっています。
- 学歴フィルター
NECの新卒採用は難関国公立・私立大学中心ですが、一方、中堅私立大学からも採用しています。
面接攻略の考え方【就活】
面接では自己PRと志望動機を必ず訊かれます。よってそれらの答えをあらかじめ準備する必要があります。
以下の自己PRと志望動機のヒントを参考にしてください。
- 面接時の自己PRのヒント
■自己PRでは、課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
NECは、特に課題解決力と行動力を求めていると考えられます。
上記の求める人材にあるように、NECは、「視線は外向き、未来を見通す」「思考はシンプル、戦略を示せる」「心は情熱的、自らやり遂げる」「行動はスピード、チャンスを逃さぬ」人を求めています。
ここで、「視線は外向き、未来を見通す」「思考はシンプル、戦略を示せる」は課題解決力を表しています。
また、「心は情熱的、自らやり遂げる」「行動はスピード、チャンスを逃さぬ」は行動力を表しているのではないでしょうか。
NECは、2026年度から5年間の中期経営計画においてAIの社会実装( ITサービス)と 新たな安全保障の技術実装(社会 インフラ )を併せ持ち、両者の相互作用による継続進化を強みに成長を実現しようとしています。
これらの推進のためには、課題解決力と行動力のある人材を必要としているのではないでしょうか。
面接では、学生時代において最も力を入れたことを伝える中で課題解決力と行動力をアピールしましょう。
課題を発見して、既存の発想にとらわれず新しい解決法を考え、解決のための計画づくりができる。実現のために粘り強く取り組むことができる。というアピールです。
力を入れたことは学業、クラブ・サークル活動、アルバイト、ボランティア活動などなんでも良いです。
最も力を入れたことは何か、なぜ力を入れたのか、困難だったことや困難を解決するために創意工夫をしてどのように粘り強く行動したか、その結果と自分が身につけたことや、反省したことを語ってください。
但し、NECは採用するすべての人に課題解決力と行動力を求めているわけではありません。
自分の最も伝えたい能力が他にあるなら、その能力を上手に説明してください。
■技術系応募者は研究内容を語る
NECは技術系の会社であることを理解しましょう。
研究職、技術開発職、システムエンジニア職、サービスエンジニア職、コンサルタント職、サプライチェーン関連職、品質エンジニア職、経営システム職、知的財産職(技術)といった技術職の応募者は、それらに十分対応できる能力、スキルがあることを、自分の研究内容から探し出して話せるようにしてください。
技術系応募者は、面接において研究内容の説明を相当詳しく求められることを想定してください。
具体的には、研究にあたって、その課題と課題解決の手法をあげ、解決に困難だった点について自分自身の工夫と成果を説明できるようにしてください。
課題を解決するために、どのように周囲を巻き込んでいったか、あるいはねばり強く取り組んでいったかなどについても説明できるといいです。
NECは全学部応募可能です。
NECの技術的な仕事で直接使える研究をしていないという応募希望者がいると思います。
その場合は論理的思考力など、潜在的な能力面を面接でアピールしてください。
■世界中どこででも働く覚悟を伝える
NECは世界50以上の国や地域で事業を展開しており、海外出張や海外駐在する可能性がどのような職種でもありえます。
海外売上収益比率は約20%となっています。(2026年3月期)
面接では、事務系、技術系応募者に限らず、世界のどこへでも行って働く覚悟も伝えてください。
- 面接時に志望動機を語るヒント
■なぜITベンダー業界を選ぶのか明確に伝える
ITベンダー業界を志望する人は、AIやクラウド、IOTなどICT関連の最先端技術を活用し、これからの世の中の重要な課題解決ができるビジネスに関わりたいという人が多いと思います。
ITベンダー業界とはどのような業界なのか、どのような仕事をするのか理解し、ITベンダー業界を選ぶ理由を伝えてください。
■なぜNECを選ぶのか明確に伝える
NECの会社概要、企業理念、中期経営計画などから感じたことをまとめてください。
そのなかで、自分が共感できることがNECを選んだ志望動機になります。
また、NECと競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。
日本の大手総合ITベンダーはNEC以外にも富士通や日立、NTTデータなどがあります。
NECを志望する人は、ITベンダーやSIerに興味がある人であり、NECと並行して富士通や日立、NTTデータ、伊藤忠テクノソリューションズなどにも興味がある人もいるでしょう。
たとえNECが第一志望でなくても、競合他社と比較しなぜNECなのかをしっかり答えられなくてはなりません。
そのためには、NECと競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。
■なぜその職種・部門を選んだか、そこでやりたい仕事を明確に伝える
NECの募集職種・部門を希望する理由、その職種・部門でやってみたい仕事とその理由を説明できるようにしてください。
あわせてやりたい仕事で活かせる能力やスキル、経験があればそれを伝えてください。
やりたい仕事のカテゴリーで注目している製品やソリューション、技術と、その理由も話せるようにしておくとなお良いでしょう。
■他社の応募状況を答えられるようにする
志望順位については、迷わず第一志望ですと答えましょう。
他社の応募状況を聞かれたら、ITベンダー業界志望と答えてください。
他社名を教えてほしいと聞かれたら、富士通などの大手総合ベンダーに応募中ならそれを答えてください。
それ以外なら「〇〇業界にも興味があり応募しています」くらいは答えてもいいです。
この場合まったくの異業種であるので、なぜ応募したのか答えられるようにしてください。
以上、NECの採用情報と面接攻略の考え方を説明しました。
特に面接は複数回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。
また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい就活生のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの就活面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。
本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。
面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】
NECは時代の移り変わりにより事業内容は変わってきているものの、技術力をコアとして事業活動を進めている会社です。
かつては総合電機メーカーとして様々な製品・サービスを提供してきました。
現在はICTサービス、社会インフラ事業にシフトしてきています。
よって面接を攻略するためには、まずはITベンダー業界を取り巻く環境を理解することと、IT業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくといいです。
ブログ記事「【2027年】ITベンダー業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。
続いて、NECとはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。
NECの会社概要、企業理念、中期経営計画など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
これら以外にもNECのホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。
本記事の後半で面接を受けるにあたり必要と思われるNECの基本的な知識を簡単に紹介します。ぜひ読んでおいてください。
NECの面接攻略のまとめ【就活】
NECに入社を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?
NECが採用したい人材は、「視線は外向き、未来を見通す」「思考はシンプル、戦略を示せる」「心は情熱的、自らやり遂げる」「行動はスピード、チャンスを逃さぬ」人です。
面接では学生時代に頑張ったこと、研究内容の深掘りがあります。事前に準備したプレゼンテーションの発表もあります。
面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。
- 課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
- 技術系応募者は研究内容を語る
- 世界中どこででも働く覚悟を伝える
面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- なぜITベンダー業界を選ぶのか明確に伝える
- なぜNECを選ぶのか明確に伝える
- なぜその職種・部門を選んだか、そこでやりたい仕事を明確に伝える
- 他社の応募状況を答えられるようにする
面接を攻略するためには、まずはITベンダー業界を取り巻く環境を理解することと同時に、ITベンダー業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
また、NECとはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。
NECの会社に関する知識について、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも参考にしてください。
NECの中途採用情報について【転職】
続いてNECの転職面接について解説していきます。
はじめにNECのキャリア(中途)採用情報について以下に記します。
- 募集職種
NECは転職の希望者を対象とした事務系職種、技術系職種の中途採用を積極的に行っています。
社内に必要な能力、スキルを持つ人が足りないと思われる職種を募集していますので、応募にあたっては即戦力としての専門性が問われます。
具体的な募集職種はその時々で変わっていくと思います。
現時点でどのような職種を募集しているか、詳細は、NECのホームページにあるキャリア採用情報をご覧ください。
ちなみに、2026年10月現在、369件の求人があります。
NECは、社員の紹介でキャリア採用の選考を受ける「リファラル採用」制度も運用しています。
社員に知人・友人がいる人は、社員を通じてキャリア採用に応募すると、多くのメリットがあります。選考のプロセスは通常のキャリア採用と同様です。
また、キャリアを簡易登録することで、適したポジションやイベントがある場合に人事担当者などから個別に連絡が届く「キャリア登録」の仕組みもあります。
- 選考フロー
WEBエントリー→履歴書・職務経歴書→書類選考→部門との一次面接→適性検査(Web)・バックグラウンドチェック→部門幹部との最終面接→内定
選考フローは応募職種により異なる場合があります。
応募から内定まで1~1ヶ月半、内定受諾後入社までは2~3ヶ月程度ですが、状況により調整可能です。
- 面接
転職面接での選考ポイントは、求める人材に基づいた総合的な判断です。前職の業務内容(研究内容)の深掘りとともに、チームワークができるかを問われます。
自己PRに関すること
- 自己PRをしてください
- 業務内容(研究内容)について説明してください(深掘り)
- ストレスをどのように発散していますか
- 他人と意見が分かれたときどうしますか
- 周囲とコミュニケーションをとることは得意ですか
- 個人プレーとチームプレーのどちらが好きですか
- 一緒に働いているメンバーからどんな人と思われていますか
- 強みと弱みは何ですか
- 英語はどの程度出来ますか
志望動機に関すること
- なぜNECを志望しますか
- NECの将来の事業の方向性についてどのように考えますか
- SEとは何ですか
- 自分の強みをどう活かして貢献しますか
- 外部要因から自分の専門分野が通用しなくなったらどうしますか
- 自身のキャリアプランについてどう考えていますか
退職理由に関すること
- なぜ現職(前職)を退職しますか
面接攻略の考え方【転職】
転職の面接では自己PRと志望動機、退職理由を必ず訊かれます。それらについて的確に答えるための準備をしてください。
以下の自己PRと志望動機、退職理由のヒントが参考になります。
- 面接時の自己PRのヒント
■自己PRでは、課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
NECは、特に課題解決力と行動力を求めていると考えられます。
上記の求める人材にあるように、NECは、「視線は外向き、未来を見通す」「思考はシンプル、戦略を示せる」「心は情熱的、自らやり遂げる」「行動はスピード、チャンスを逃さぬ」人を求めています。
ここで、「視線は外向き、未来を見通す」「思考はシンプル、戦略を示せる」は課題解決力を表しています。
また、「心は情熱的、自らやり遂げる」「行動はスピード、チャンスを逃さぬ」は行動力を表しているのではないでしょうか。
また、キャリア採用情報のFAQには、「その仕事の経験を持っているかも大切ですが、何よりも求める人材像NEC Wayに共感し、体現いただける方かどうかを重視しています」と記しています。
これらはまさに課題解決力と行動力を表しているのではないでしょうか。
転職の面接では、現職(前職)において、応募書類だけでは説明しきれない詳細な仕事ぶりを説明してください。
その中で、業務目標達成に向けて課題を見つけ、既存の発想にとらわれない新しい解決法を考えて、関係者を巻き込んで粘り強く遂行した経験を加えてください。
さらに職務を遂行するさいに困難だったこと、困難をどのように乗り越えて、成果を上げたかを伝えてください。
NECで活かせる、身につけた知識やスキルも語ってください。
もし上記のいずれの能力についても乏しい場合は、自分の最も伝えたい能力を面接で上手に説明して、間接的にでも募集職種に役立つことを伝えましょう。
■技術系応募者は技術力を語る
NECは技術系の会社であることを理解しましょう。
SE、ハードウェア開発、ソフトウェア開発、研究開発などで、中途採用者に期待するやるべき課題が山積しています。
技術系応募者は、応募職種の職務内容を理解し、それらに十分対応できる経験、能力、スキルがあることを、現職(前職)の職務を説明するなかで面接官にわかってもらう必要があります。
技術系応募者は、面接において、現職(前職)の職務内容の説明を相当詳しく求められます。
職務遂行にあたって、技術面の工夫と成果をわかりやすく説明することで持っている技術力をアピールしましょう。
成果を出すためのノウハウが、NECでどのように活かせるかも説明できるようにしてください。
■世界中どこででも働く覚悟を伝える
NECは世界50以上の国や地域で事業を展開しており、海外出張や海外駐在する可能性がどのような職種でもありえます。(2025年3月)
海外売上収益比率は約20%となっています。(2026年3月期)
求める語学力は募集職種により異なり、該当職種の説明欄にておおよそのレベルが記載されています。
面接で海外勤務について質問があれば、事務系、技術系応募者に限らず、世界のどこへでも行って働く覚悟を伝えてください。
- 面接時に志望動機を語るヒント
■なぜNECを選ぶのか明確に伝える
NECの会社概要や企業経営の哲学である企業理念、中期経営計画などから感じたことをまとめてください。
そのなかで、自分が共感できることがNECを選んだ志望動機となります。
また、NECと競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。
日本の大手総合ITベンダーはNEC以外にも富士通や日立などがあります。
NECを志望する人は、ITベンダーやSIerに興味がある人であり、NECと並行して富士通や日立、NTTデータにも興味がある人もいるでしょう。
競合他社と比較しなぜNECなのかを、しっかり答えられなくてはなりません。
■なぜその職種を選んだか、そこでやりたい仕事を明確に伝える
事務系、技術系を問わず、応募する職種を希望する理由、そこでやりたい仕事となぜやってみたいのかをしっかりと説明できなければなりません。
中途採用の応募者が応募職種を選んだ理由は、現職(前職)で培った自分の経験、能力、スキルがNECで活かせることです。
それについて、職務内容をわかりやすく説明することで伝えてください。
応募職種の分野で注目しているNECの製品やソリューション、技術などと、なぜ注目しているか、その理由も話せるようにしておくとよいでしょう。
NECを良く知っているとのアピールになります。
- 転職面接時に退職理由を語るヒント
■面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする
「なるほど、そのような前向きな理由があって退職したのですね」と面接官に思ってもらえる内容を説明しましょう。
間違っても上司と合わないとか、給料が安いなどというネガティブな理由を言わないでください。
例えば、現職(前職)では、自分の持つ能力、スキルをこれ以上向上させることが難しく、キャリアアップのために転職を考えたというような言い方です。
以上、NECの中途採用情報と転職面接攻略の考え方を説明しました。特に面接は複数回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。
また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい転職希望者のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの転職面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。
本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。
面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【転職】
NECは時代の移り変わりにより事業内容は変わってきているものの、一貫していることは、技術力をコアとして事業活動を進めている会社ということです。
かつては総合電機メーカーとしてワープロやパソコンなど様々な製品・サービスを提供してきました。
現在はICTサービス、社会インフラ事業にシフトしてきています。
よって面接を攻略するためには、まずはITベンダー業界を取り巻く環境を理解することと、IT業界で働いたときの仕事の内容も理解しておいてください。
ブログ記事「【2027年】ITベンダー業界に応募する時の面接で役立つ基礎知識」を読んでおいてください。
続いて、NECとはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。
NECの会社概要や企業理念、中期経営計画など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
これら以外にもNECのホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。
本記事の後半で面接を受けるにあたり必要と思われるNECの基本的な知識を簡単に紹介します。ぜひ読んでおいてください。
NECの面接攻略のまとめ【転職】
NECに中途採用で入社を希望する人が、必ず通過しなければならない転職の面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?
NECが採用したい人材は、「視線は外向き、未来を見通す」「思考はシンプル、戦略を示せる」「心は情熱的、自らやり遂げる」「行動はスピード、チャンスを逃さぬ」人です。
またキャリア採用情報のFAQには、「その仕事の経験を持っているかも大切ですが、何よりもNEC Wayに共感し、体現いただける方かどうかを重視しています」と記しています。
転職の面接では、エントリー情報の深堀を中心に、求める人材像に基づき採否を判断されます。
面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。
- 課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
- 技術系応募者は技術力を語る
- 世界中どこででも働く覚悟を伝える
面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- なぜNECを選ぶのか明確に伝える
- なぜその職種を選んだか、そこでやりたい仕事を明確に伝える
面接で退職理由を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- 面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする
転職の面接を攻略するためには、まずはITベンダー業界を取り巻く環境を理解することと同時に、ITベンダー業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
また、NECとはどのような会社なのかを理解することも転職の面接準備には大切です。
NECの会社に関する知識について、面接での受け答えのために知っておいてください。
面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも参考にしてください。
NECの会社概要【面接前に知るべき企業研究】
NECの面接では、自己PRや志望動機だけでなく、「NECという会社をどこまで理解しているか」が重視されます。
単に企業情報を暗記するのではなく、
- NECはどんな会社なのか
- 他のIT企業と何が違うのか
- 自分はNECで何を実現したいのか
まで、考えておくことが大切です。
ここでは、面接前に知っておきたいNECの特徴をわかりやすく解説します。
- NECの特徴
NECは1899年創業の日本を代表するICT企業です。
現在は「Empower Humanity」を掲げ、AIや生体認証、セキュリティ、ネットワーク技術を活用し、社会課題の解決に取り組んでいます。特に官公庁や金融機関、通信事業者向けのシステムに強みを持っています。
NECの主な特徴は次のとおりです。
- AIや生体認証など世界トップクラスの技術を保有
- 官公庁や社会インフラ分野に強い
- ITとネットワークの両方を持つ数少ない企業
- 社会課題解決を重視する企業文化
- グローバル市場でも事業を展開
面接では、「社会に大きな影響を与える仕事がしたい」という志向を持つ人材が評価されやすい傾向があります。
そのため、自分の経験を「社会課題の解決」や「価値創造」と結び付けて説明できるよう準備しておきましょう。
- NECの主力事業
NECは単なるシステム開発会社ではありません。
ITサービスと社会インフラを中心に幅広い事業を展開しています。
主な事業は次のとおりです。
- ITサービス事業
- DX(デジタルトランスフォーメーション)支援
- クラウドサービス
- 通信ネットワーク事業
- 海底ケーブル事業
- 防衛・宇宙事業
- サイバーセキュリティ事業
- AI・生体認証事業
特に近年は、AIを活用した価値創造モデル「NEC BluStellar」を軸に、企業や行政のDX推進を強化しています。
面接では、「どの事業に興味があるのか」「その事業で何を実現したいのか」
を具体的に話せるようにしておくことが重要です。 - NECのグローバル展開
NECは日本国内だけでなく、世界各国で事業を展開するグローバル企業です。
通信ネットワーク、デジタル政府、金融DX、生体認証などの分野で海外市場を拡大しています。
グローバル企業としての特徴は次のとおりです。
- 世界各地に拠点を展開
- 海外政府や金融機関とも取引
- 多国籍メンバーとの協働機会がある
- 英語力や異文化理解が求められる
面接では、
- 海外勤務への考え方
- グローバル環境への適応力
- 多様な人との協働経験
について質問されることがあります。
海外経験がなくても、「異なる価値観を尊重して協力した経験」を伝えられると好印象です。
- NECの今後の戦略
NECは現在、AIを中心とした成長戦略を推進しています。
特に注力している分野は次のとおりです。
- AI活用による企業変革(AX)
- 生体認証技術
- サイバーセキュリティ
- デジタルガバメント
- 防衛・安全保障
- 通信インフラ
- GX(グリーントランスフォーメーション)
NECは「社会課題起点」で技術開発を行うことを重視しており、単なる技術開発ではなく、社会実装まで見据えた価値創造を目指しています。
面接では、「なぜIT業界なのか」「なぜNECなのか」
を、DXやAIの成長性と結び付けて説明できると説得力が増します。例:
「大学でデータ分析を学び、AIを活用して社会課題を解決したいと考えています。その中でも官公庁や社会インフラ領域に強みを持つNECに魅力を感じています。」
- NECの社風
NECは、社会課題の解決とイノベーションを重視し、社員一人ひとりの主体性や挑戦を尊重する社風です。
面接では、社会課題への関心に加え、自ら考えて挑戦し、周囲を巻き込んで成果を出した経験を具体的に伝えると良いでしょう。
- 面接で企業研究をどう活かすか
企業研究は情報を暗記するために行うものではありません。
面接では、
- 自己PR
- 志望動機
- 入社後に挑戦したいこと
と結び付けて話すことが重要です。
例えば、
- AIに興味がある → NECのAI事業でどう活躍したいか
- 社会貢献に関心がある → NECの公共・インフラ事業で何を実現したいか
- グローバルに働きたい → NECの海外展開でどのように挑戦したいか
まで、具体的に説明できると評価が高まります。
面接官の視点では、「NECの事業や将来性を理解したうえで、自分の経験や強みをどう活かせるか」を語れる応募者ほど志望度が高く、入社後の活躍もイメージしやすくなります。
NECグループの企業理念
企業理念は、NECグループの共通の価値観であり行動の原点です。
NECグループの目指す姿を示した「Purpose(存在意義)」、2030年に向けて目指す姿と役割である「社会価値創造Vision」、価値観・行動指針の「NEC Way」で構成されています。
企業理念を知ることは、面接の自己PR・志望動機に直結するからとても重要です。
Purpose 存在意義
Orchestrating a brighter world
NECは、安全・安心・公平・効率という社会価値を創造し、誰もが人間性を十分に発揮できる持続可能な社会の実現を目指します。
社会価値創造Vision
Empower Humanity
世界に「革新」と「安心」を届ける
価値観・行動指針―NEC Way
Principles 行動原則
創業の精神「ベタープロダクツ・ベターサービス」
常にゆるぎないインテグリティと人権の尊重
あくなきイノベーションの追求Code of Values 行動基準
視線は外向き、未来を見通すように
思考はシンプル、戦略を示せるように
心は情熱的、自らやり遂げるように
行動はスピード、チャンスを逃さぬように
組織はオープン、全員が成長できるように
Code of Conduct 行動規範
基本姿勢
人権尊重
環境保全
誠実な事業活動
会社財産・情報の管理
コンプライアンスに関する疑問・懸念の相談、報告
企業理念について面接で質問されるかもしれませんので、理解しておくと良いでしょう。
2030中期経営計画
NECグループは「2030中期経営計画」(2026~2030年度)を策定し推進しています。
中期経営計画は就活生・転職応募者では特に重要です。
なぜなら、面接官は「うちの将来の事業の方向性に理解があるか」
をかなり見ているからです。
ここでは、NECの「2030中期経営計画」の概要を紹介します。
2030中期経営計画
中期経営計画では、AIの社会実装と安全保障分野を成長の柱と位置づけ、2030年度に向けて大幅な事業拡大を目指しています。
AI技術の進化や地政学リスクの高まりを追い風と捉え、ITサービスと社会インフラ事業を組み合わせた価値創出を進める方針です。
- 2030中期経営計画の基本方針
NECは次の2つの社会変化を大きな成長機会と捉えています。
- AI産業革命の本格化
- 地政学的リスクの高まりによる安全保障需要の拡大
これらを背景に、デジタル技術と社会インフラを融合した事業を強化し、国内外での成長を加速させます。
- 成長を支える重点事業
NECは特に以下の領域へ経営資源を集中します。
- AI・デジタル政府関連事業
- 防衛・安全保障事業
- 海底ケーブル事業
- 通信インフラ事業
- 企業向けITサービス事業
特に海底ケーブルや安全保障分野は世界的な需要拡大が見込まれており、NECの強みを生かせる領域として位置づけられています。
- 2030年度の目標
NECは2030年度までに高い成長を目指しています。
- Non-GAAP営業利益を2025年度比で倍増
- Non-GAAP営業利益率15%超
- 営業利益の年平均成長率(CAGR)15%
単なる売上拡大ではなく、利益率を高めながら持続的な成長を実現することを重視しています。
- AIネイティブ企業への変革
NECは自社の業務プロセスにもAIを積極活用し、「AIネイティブ企業」への変革を推進します。
- 業務効率化の徹底
- 開発・運用の自動化
- AI人材の育成
- 顧客へのAIソリューション提供強化
これにより、自社の生産性向上と顧客価値の向上を同時に実現する考えです。
- まとめ
NECの2030中期経営計画は、「AI社会実装」と「安全保障」を成長エンジンとする戦略です。
海底ケーブルやデジタル政府、防衛分野などの強みを生かしながら、AI活用を全社で推進し、2030年度には営業利益の倍増を目指しています。
今後のNECは、IT企業の枠を超え、社会インフラを支えるグローバルテクノロジー企業への進化を目指しているといえるでしょう。
NECの中期経営の方向性について、面接で志望動機を語る上で理解しておいてください。