【22卒】面接官が教える「JTB」の面接対策

2020.10.29 更新
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大手旅行会社のなかでも最大手のJTBに入社を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。応募者は事前にどのような面接の対策をしたらよいのでしょうか?

JTBに入社を希望する人がぜひとも知っておきたい面接に関しての情報や、ノウハウというものがあります。

例えばJTBの面接では、求める人材をよく理解して、自己PRにおいて特に課題解決力と行動力をアピールすることが重要です。

理系で応募の場合は研究内容をわかりやすく説明してください。

一方、面接で志望動機を語るためにはなぜ旅行業界を選ぶのか、その中で競合他社と比べてなぜJTBなのか答えられなくてはいけません。

志望するコースを選んだ理由と、そこでやりたい仕事も明確に伝える必要があります。

これら以外にもJTBの面接を受けるにあたって大切なポイントがあります。

本ブログでは、面接官である筆者が、JTBの採用情報とともに、面接で必ず訊かれる自己PRや志望動機の受け答えなどについてその対策を解説していきます。

さらに面接に臨むうえで必要な知識として、JTBの会社に関する情報を載せています。

面接対策は、自己分析や企業研究の段階から既にはじまっています。

分析した結果を基にエントリーシートを作成し、一貫性をもたせて面接に繋げる必要があります。

就活中の学生は、本ブログを読むことで自己分析・企業研究の段階からスムーズに選考・面接対策ができるようになります。

目次
  1. JTBの求める人材
  2. JTBの新卒求人情報について【就活】
  3. 面接攻略の考え方【就活】
  4. 面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】
  5. JTBの面接攻略のまとめ【就活】
  6. 経営数字から見るJTBの会社概要
  7. JTBの歩みを知る
  8. The JTB Way
  9. JTBグループの目指す姿
  10. 参考リンク集

JTBの求める人材

JTBはどのような人材を求めているのでしょうか。

面接では求める人材を知っておくことが自己PRをするうえで必要です。

JTBグループ:

自立創造型社員

  • 新しい情報やスキルを継続的に習得し、自己成長への努力を惜しまない人
  • 物事や組織の課題を認識し、その解決に向けて、自律的 主体的 に考え、行動できる人

必要とする資質

  • コミュニケーション能力
  • ホスピタリティ精神
  • 主体性
  • 発想力
  • ポジティブ思考

JTB

JTBの仕事はお客様と交流を創り、お客様が感動と出会うことで、社員も感動できる仕事です。交流がもつ無限の可能性は、あなたの可能性をも限りなく大きなものにするのです。

JTBの「求める人財」より抜粋しました。

だからこそ、私たちは、【新しい情報やスキルを継続的に習得して自らを高めお客様の課題や悩みに対して、主体的に考え行動し価値向上に貢献していける方】を求めます。

JTBグループの求める人材像を理解し、面接での自己PRに結び付けてください。

JTBの新卒求人情報について【就活】

はじめにJTBの新卒求人情報について、JTBグループのホームページを参照しながらその概要を以下に記します。

なお、JTBグループでは、「人を求める」という考え方のもと、「採用」ではなく、「求人」という言葉を使用しています。

それは、「企業が一方的に人を採って用いるのではなく、お互いが本気で、人を求め、納得してこそ、求人・就職は成り立つ」というのが、基本的な考え方です。

  1. 募集職種

    JTBは、グループ会社が合同で2つの募集コースによる求人活動をします。

    募集コースは社員のキャリアやライフスタイルに応じた「総合職コース」と「基幹職コース」です。

    「総合職コース」と「基幹職コース」では、それぞれエントリーできる企業が異なっていますので注意してください。

    • 総合職コース

      所属する会社が関わる事業を中心に、あらゆる業務に従事する社員を募集対象としたコースであり、会社が担う事業の領域を広げて成長していくことを期待するコースです。

    • 基幹職コース

      従事する業務や勤務地等を特定する社員を募集対象としたコースであり、地域、事業を限定し、高度な専門性を育てながら高い生産性を実現することを期待するコースです。

  2. 選考フロー(第1クール/第2クール)

    ステップ1

    Club JTBに登録・応募

    ステップ2

    自己PR動画の登録

    ステップ3

    コース選択/WEBエントリーシートの登録

    総合職コース、基幹職コースの選択、応募する事業会社ごとにエントリーシートの登録

    ステップ4

    WEB適性検査の受検

    ステップ5

    WEB選考合否通知

    ステップ6

    面接選考

    面接回数、内容はコース・事業会社により異なる

    ステップ7

    内々定

  3. エントリーシート(21年卒)

    自己PRに関すること

    • 「学生時代に力を入れたこと」を30文字以内でご記入ください。
    • 「【動画】自己PR、学生時代に力を入れたこと、最近心に残ったことの中から一つ選択。1分以内。」

    志望動機に関すること

    • 「志望動機」を50文字以内でご記入ください。
  4. 面接

    面接は、複数回行われます。面接での選考ポイントは、学生時代に頑張ったこととなぜJTBに応募したのか、JTBでやりたい仕事です。

    自己PRに関すること

    • 自己紹介
    • 自己PR
    • 学生時代に力を入れたこと(なぜそれに取り組んだのか、困難だったこと、果たした役割、学んだことなど)
    • ゼミについて
    • 挫折した経験と、そこから学んだこと
    • 今までで思い出に残る旅行

    志望動機に関すること

    • なぜ旅行業界を選ぶか
    • 旅行業界の課題は何か
    • なぜJTBか、他の企業ではなぜダメなのか
    • JTBでやりたい仕事とその理由
    • 興味がある事業分野とその知識度
    • 最初の勤務地の希望
    • 希望する仕事、勤務地が叶わなかった場合どうするか
    • 店頭販売の意味を知っているか
    • 他社選考状況
  5. 採用人数

    19年度入社 JTBグループ全体579名、その内JTB317名

    20年度入社 JTBグループ全体600名

    21年度採用計画 不明

  6. 19年新卒入社大学別就職者数

    国公立大

    東京大1、京都大2、北海道大1、名古屋大1、大阪大3、九州大5、一橋大2、筑波大3、千葉大4、東京外大5、都立大2、横浜市大1、神戸大2、広島大1、他

    私立大

    早稲田大19、慶応大5、上智大11、明治大16、青山学院大10、立教大11、中央大9、法政大21、学習院大1、成蹊大3、武蔵大2、東京都市大1、明治学院大8、国学院大2、日本大2、東洋大13、駒沢大1、専修大3、東海大9、東京理科大1、芝浦工大1、東京電機大1、工学院大2、東京女子大5、日本女子大2、津田塾大3、大妻女子大1、愛知大3、愛知淑徳大3、中京大6、南山大9、名城大1、同志社大9、立命館大11、関西大9、関西学院大15、京都産業大5、龍谷大5、京都女子大4、同志社女子大2、大阪工業大1、近畿大10、甲南大2、武庫川女子大2、西南学院大13、他

    以上は大学院修了者を含みます。

    ※JTBグループの採用データです。
    ※サンデー毎日(2020年8月30日号)参照

  7. 学歴フィルター

    難関国立・私立大学から全国の中堅私立大学まで幅広い採用を行っています。

面接攻略の考え方【就活】

面接では自己PRと志望動機を必ず訊かれます。なのでそれらの答えをあらかじめ準備する必要があります。以下の自己PRと志望動機のヒントを参考にしてください。

  1. 面接時の自己PRのヒント

    ■課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする

    JTBは、特に課題解決力と行動力を求めていると考えられます。

    求める人物像にもあるように、JTBは、「新しい情報やスキルを継続的に習得し、自己成長への努力を惜しまない」「物事や組織の課題を認識し、その解決に向けて、自律的 主体的 に考え、行動できる」人を求めています。

    また、必要な資質として、コミュニケーション能力、ホスピタリティ精神、主体性、発想力、ポジティブ思考を挙げています。

    この中で、「物事や組織の課題を認識し、その解決に向けて、自律的 主体的 に考え、行動できる」ことは、課題解決力と行動力を表しています。

    必要な資質としての主体性やポジティブ思考は行動力であり、発想力は課題解決力といえます。

    JTBグループ社員は、「旅のチカラ」を手段として全世界であらゆる交流の場を創造、演出、サポートし、顧客の目的達成や課題解決、価値創造のために仕事を行っています。

    なので、課題解決力と行動力のある人材を求めているのではないでしょうか。

    面接では、学生時代において最も力を入れたことを伝える中で課題解決力と行動力をアピールしましょう。

    課題を発見して、既存の発想にとらわれず新しい解決法を考え、解決のための計画づくりができる。実現のために粘り強く取り組むことができる。というアピールです。

    力を入れたことは勉強、クラブ活動、アルバイト、ボランティア活動などなんでも良いのです。

    最も力を入れたことは何か、なぜ力を入れたのか、困難だったことや困難を解決するために自分なりの方法を見つけてどのように粘り強く行動したか、などを語ってください。

    このアピールのなかで、求める人物像にある、「新しい情報やスキルを継続的に習得し、自己成長への努力を惜しまない」事例を加えるとなお良いです。

    但しJTBは、採用するすべての人に課題解決力と行動力を求めているわけではありません。

    自分の最も伝えたい能力が他にあるなら、その能力を上手に説明してください。

    必要な資質としてのホスピタリティ精神とコミュニケーション能力について

    人と接することが好きで、人のために尽くすことを厭わない姿勢、いわゆるホスピタリティ精神はサービス業には絶対必要なことです。

    ホスピタリティ精神を発揮した機会が学生時代にあればそれをアピールすることもありです。

    また、コミュニケーション能力は面接での質疑応答のなかで発揮してください。

    ■理系応募者は研究内容を語る

    JTBは、理系応募者であっても、メーカーの製品開発のような仕事はありません。事務系応募者と同じく、事務、営業関係業務、または、WEB・IT系の仕事に就くことになると考えられます。

    情報関係以外は大学で研究したことが直接使えるような仕事はないかも知れませんが、面接では、JTBが求める人材に対して十分対応できる能力、スキルがあることを、自分の研究内容から探し出して話せるようにしてください。

    具体的に、研究内容をわかりやすく説明できることです。

    なぜその研究を選んだか、その課題と課題解決の手法をあげ、解決に困難だった点について自分自身の工夫と成果を説明できるようにしてください。

    課題を解決するために、どのように周囲を巻き込んでいったか、あるいはねばり強く取り組んでいったかなどについても説明できるといいです。

    研究をチームで行っている場合は、チーム内での役割や貢献も伝えてください。

    研究の将来性などがわかれば、それも話してください。

    仕事を進める上では論理的な能力、思考力も求められます。これらの潜在的な能力面をアピールすることも有効です。

    ■英語力に自信があればアピールする

    採用選考において語学力基準による合否判定はしませんが、入社後、グローバル事業や訪日インバウンド事業において英語力、他の語学力は必要です。よって、英語力等に自信があればアピールしましょう。

  2. 面接時に志望動機を語るヒント

    ■なぜ旅行業界を選ぶのか明確に伝える

    旅行業界を志望する応募者は、旅行会社という、一見はなやかに見える職場で働きたいとか、旅行が好きとか、海外へ行くチャンスが増えるといったような理由を志望動機にする人が多いと考えられます。

    このようなあこがれは大切ですが、あこがれだけでは採用となりません。

    旅行業界の役割は何か、旅行業界と共存する航空業界や、メーカーとの違いは何かを理解しておいてください。

    続いて、旅行業界について業務の理解を深めていき、魅力を語ってください。

    ■なぜJTBを選ぶのか明確に伝える

    JTBを志望する人は、旅行会社に興味がある人であり、JTBと並行してH.I.Sや他の旅行会社にも応募する人が多いことと思います。

    あるいは、JALやANAといった航空会社に応募する人もいると思います。

    仮にJTBが第一志望でなくても、競合他社と比較しなぜJTBなのかを質問されたときに、しっかり答えられなくてはなりません。

    そのためには、JTBと競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。

    一方、特に理系学生は、なぜメーカーではなくてJTBなのか質問されることがあります。

    JTBグループの「The JTB Way」や「JTBグループの目指す姿」など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

    その他ホームページから感じたことをまとめてください。そのなかで、自分が共感できることがJTBを選んだ志望動機となります。

    ■JTBでやりたいことは何か、やりたい理由やそこで活かせる経験を明確に伝える

    JTBの採用募集は、総合職コースと、基幹職コース別の採用です。

    そのようなコースを選んだ理由と、そこでやりたいことや、やりたい理由と活かせる経験をしっかりと説明できなければなりません。

    あわせてやりたい仕事で活かせる能力やスキルがあればそれを伝えてください。

    将来のキャリアプランを聞かれたときのための答えも準備しておきましょう。

    ■JTBの志望順位、他社の応募状況を答えられるようにする

    志望順位については、迷わず第一志望ですと答えましょう。

    他社の応募状況を聞かれたら、旅行業界志望なら「同じ業界に数社応募中です」と伝えても構わないと思います。

    それ以外なら「〇〇業界にも興味があり応募しています」と答えてください。この場合まったくの異業種であり、なぜそうなのか答えられるようにしてください。

以上、JTBの採用情報と面接攻略の考え方を説明しました。特に面接は複数回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。

また、さらに面接対策を完全にしたい就活生のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの就活面接必勝法」の販売も行っています。

本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。

面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】

面接を攻略するためには、旅行業界を取り巻く環境を理解することと、旅行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。

ブログ記事「【2021年】旅行業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。

続いて、JTBとはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。

JTBの歩み、従業員数や売り上げといった会社概要、JTBの哲学ともいえるThe JTB Way、JTBグループの目指す姿など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

これら以外にもJTBのホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。

本記事の後半で面接を受けるにあたり必要と思われるJTBの基本的な知識を簡単に紹介します。ぜひ読んでおいてください。

JTBの面接攻略のまとめ【就活】

JTBに入社を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?

まずは、JTBの置かれた環境を知ってください。

JTBグループが求める人材は自立創造型の人であり、「新しい情報やスキルを継続的に習得し、自己成長への努力を惜しまない」「物事や組織の課題を認識し、その解決に向けて、自律的 主体的 に考え、行動できる」人です。

面接で選考するポイントは、自己PRについては学生時代に頑張ったことです。

志望動機についてはJTBに応募した理由と、JTBでやりたい仕事です。

面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。

  • 課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
  • 技術系応募者は研究内容を語る
  • 英語力に自信があればアピールする

面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。

  • なぜ旅行業界を選ぶのか明確に伝える
  • なぜJTBを選ぶのか明確に伝える
  • JTBでやりたいことは何か、やりたい理由やそこで活かせる経験を明確に伝える
  • JTBの志望順位、他社の応募状況を答えられるようにする

面接を攻略するためには、まずは旅行業界を取り巻く環境を理解することと、旅行業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。

また、JTBはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。

JTBの会社に関する知識について、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

以下のリンクも参照ください。

経営数字から見るJTBの会社概要

旅行業界とは、旅行者のために交通機関、宿泊施設の手配や、パッケージ旅行のプラン作成・販売などを行っている業界です。

日本に旅行会社は約1万社ありますが、その中で旅行取扱高では、JTBグループやKNT-CTホールディングス、HIS、日本旅行、阪急交通社が大手です。

大手旅行会社各社は、得意とする分野でそれぞれの強みを発揮して独自の事業展開を行っています。

また中小の旅行会社では、ニッチなマーケットに特化しているところがたくさんあります。

大手旅行会社のなかでもJTBグループは、他社を大きく離してダントツの旅行取扱高を誇っています。

このようなJTBの資本金や売上といった経営数字やセグメント別の業績は次のようになっています。

JTBの2020年3月期連結決算の概要を記します。

  • 資本金 23億円400万円
  • グループ従業員数 27,212名
  • 連結売上高 12,885億円
  • 連結営業利益 13億円
  • 連結経常損益 25億円
  • 連結当期純利益 16億円

主要セグメント別の業績は次の通りです。

  • 個人旅行事業 売上 5,930億円 営業利益 1億円
  • 法人事業 売上 4,023億円 営業利益 97億円
  • グローバル事業 売上 2,154億円 営業利益 △31億円

旅行部門別売上は次のようになっています。

  • 国内旅行 4,545億5百万円 エース、団体、メディア商品
  • 海外旅行 4,401億18百万円 ルック、団体、メディア商品
  • 訪日旅行 683億円94百万円
  • グローバル旅行 1,105億76百万円

JTBはグローバルネットワークとして、39ヵ国地域、138都市に447拠点があります。

面接では会社概要について、例えば「JTBの年間売上高を知ってる?」のような質問をされることがあります。面接前に概要をしっかり知ることが大切です。

JTBの歩みを知る

1912年、外国人観光客の誘致、斡旋を目的としてJTBのルーツである「ジャパン・ツーリスト・ビューロー」が誕生しました。

1945年、名称を「財団法人日本交通公社」と変更し、日本経済の成長による国内外の旅行熱の高まりとともに、海外、国内パッケージ旅行の「ルック」「エース」の販売、修学旅行や企業の旅行が成長のけん引となりました。

また、こうした旅行業の他に、時刻表や「るるぶ」といった旅行雑誌発行の出版業、ホテル、不動産、情報サービスなども手掛けてきました。

この間、2001年には社名を「株式会社ジェイティービー」に変更しています。

近年では、MICEなどの法人ビジネス、グローバルネットワークが拡大しています。

こうした歴史を礎に、JTBは更なる飛躍を遂げるため、2018年1月より社名を「株式会社ジェイティービー」から「株式会社JTB」へ変更し、「第三の創業」として事業ドメインをこれまでの総合旅行業から、交流創造事業に大きく転換しました。

新しい事業ド メインは、「交流創造事業~JTBならではのソリューション(商品・サービス・情報および仕組み)の提供により、地球を舞台にあらゆる交流を創造し、お客様の感動・共感を呼び起こすこと」を掲げ、JTBグループをあげて「第三の創業~ソリューションモデルへの進化」にチャレンジしています。

具体的には、従来の個人、法人向け旅行事業に加えて、地域交流事業、コミュニケ―ション事業、総務系ソリューション事業、グローバル事業、プラットフォーム事業、シナジー事業、スポーツ関連事業、訪日インバウンド事業などを手掛けています。

The JTB Way

JTBグループは、グループの経営や行動の原点をThe JTB Wayとして表しており、次のような内容となっています。

  • JTBグループ経営理念

    地球を舞台に、人々の交流を創造し、平和で心豊かな社会の実現に貢献する。

  • 私たちがお客様に約束すること

    私たちは、地球を舞台に自然、文化、歴史とのふれあいや人々の交流を創造し、お客様に感動と喜びを提供します。

    私たちは、お客様と共に歩んできた100年を大切にし、これからも「価値ある出会い」を創造し続けます。

  • JTBグループ事業ドメイン

    「交流創造事業」

    JTBならではのソリューション(商品・サービス・情報および仕組み)の提供により、地球を舞台にあらゆる交流を創造し、お客様の感動・共感を呼び起こすこと。

  • ブランドスローガン

    感動のそばに、いつも。

    お客様に感動を提供するため、近しい存在であり続けること。

    お客様が感動で満ち足りたとき、その傍には我々がいること、を約束したもの。

  • 私たちが大切にすること

    お客様満足の追求

    お客様の多様なニーズを確実に捉え、期待を超える価値を提供することでお客様満足度NO.1 に挑戦し続けます。

    株主への責任

    不断の事業革新により、企業価値を高めるように努め、株主の期待に応えます。

    事業パートナーとの共栄

    事業パートナーとは公明・公正な関係に徹し、お互いの繁栄をめざします。

    自律創造型社員としての行動

    多様性を持った社員一人ひとりが、意欲的に能力と個性を発揮する「人財」として、新たな価値を 創造し続けます。

    社会への貢献

    公正かつ透明な企業活動に努め、人々の交流の拡大を通じて地域社会の発展に貢献します。

    地球上の資源への配慮

    自然環境・歴史的遺産・人々の織りなす文化など、地球上のかけがえのない資源を大切にします。

The JTB Wayは、JTBグループの経営哲学です。面接で質問されるかも知れません。覚えておきましょう。

JTBグループの目指す姿

JTBグループの目指す姿を理解するため、背景となる「向き合う市場と業界」の状況と、それに対応する「全体戦略と取り組む体制」についてキーワードを説明します。

市場環境と旅行業界を知る3words

  1. 相互交流6,000万人

    政府は2020年に訪日外国人4,000万人、出国日本人2,000万人の相互交流6,000万人を目標とすることを決定しました。

    また、訪日観光客による消費額の2020年目標は、日本の基幹産業である自動車輸出額12兆円に次ぐ8兆円であり、巨大なマーケットとなります。

  2. 観光立国

    2003年の「観光立国宣言」以降、観光は日本の重要な成長戦略の一つです。

    「観光立国宣言」には二つの目的があります。

    一つは、グローバルな人的交流のため、日本の魅力を世界に発信して観光需要を喚起し、海外から訪問する人と日本の文化の相互交流の促進を図ることです。

    もう一つは、観光を基軸にした地域の成長、いわゆる地方創生です。

    現在地方の有名観光地では外国人観光客が増えていますが、個性的で魅力あふれる地域作りで人や企業を呼び込み、地域経済を活性化し、雇用を生み出して、住民が愛着を持てる地域を育てていくことを期待しています。

  3. ビジネスのデジタル化

    2010年代以降、旅行業界はデジタル化が急速に進展しました。オンライン専門旅行業者の登場により、特にBtoC分野でPCやスマートフォンを利用した旅の販売・購買が急速に伸びています。

    旅行会社の店舗販売員や、パンフレットを利用するこれまでの方法よりも、顧客がインターネットで情報を収集し、航空会社や宿泊施設などを自分で予約し、旅行計画を立てることが一般的になってきています。

    また、SNSなどを活用して旅行の写真を投稿することで、新たな旅行客を呼ぶといった相互交流が盛んになってきています。進化するデジタルテクノロジーが顧客の購買行動につながって、これまでにないサービスを創出しています。

JTBグループの戦略と体制を知る5words

  1. 交流創造事業

    JTBの事業ドメインは「交流創造事業」です。

    JTBが持つソリューション(商品・サービス・情報および仕組み)を提供することで、グローバルなあらゆる交流を創りだし、顧客の感動や共感を呼び起こすことを意味しています。

    人・モノ・情報すべての交流を目指して事業パートナーと協力し、プロフェショナルな社員が働くJTBにしかできないソリューションを顧客に提供することで、JTBのファンになってもらうことが目標です。

  2. コミッションからフィーへ

    JTBグループは、これまで旅行代理店としてのチケット代売に始まり、ツアー商品を企画・販売するビジネスモデルへと展開してきました。

    一方、これからの中心となるビジネスモデルを「ソリューションビジネス」と定義し推進します。“コミッション(手数料)”ビジネスから、ソリューション提供による“フィー(報酬)”ビジネスへの転換です。

    具体的には、法人分野でのMICEや、地域交流ビジネス、個人分野でのオーダーメイド型商品の販売などです。

    顧客の目線に立った「JTB”ならではの価値”」を発揮する提案であり、顧客が旅をする本当の目的や、顧客が気がつかない課題解決を実現するために本質的なソリューションを提供します。

  3. デジタル×ヒューマンタッチの融合

    旅販売のWeb化はBtoC分野からBtoB分野にも拡大しており、顧客からサービスの質やスピードに対する要求水準がより一層高くなっています。

    これに対応するため、デジタルテクノロジーの推進と、JTB最大の強み・アイデンティティであるホスピタリティをもとに、旅をする顧客の本当の目的が実現されるように提案・ソリューションのレベルを高めます。

    これらにより他の旅行会社ではできない“お客様の期待・想像を超える成果を生み出し続けること“を実現します。

  4. 「OPEN」「CHALLENGE」「FUN」

    ダイバーシティは、JTBグループの企業風土、カルチャーの基本です。

    その推進に向け、すべての社員の行動指針として3つの“アクションポリシー”を公表しています。

    「OPEN~外に目を向けよう。異能と共創しよう」「CHALLENGE~一歩踏み出そう。失敗を糧にしよう」「FUN!~楽しもう。楽しませよう」。これらを社員一人ひとりが意識、実行します。

  5. (株)JTBの設立とビジネスユニット制

    2018年4月、JTBグループは経営改革の一環として、タイムリーに顧客のニーズに対応し、グループ全体で事業戦略を推進するために新たなグループ経営体制を編成しました。

    各地域、商品企画、Webマーケティング等を担う旅行系事業会社15社を統合し、新たな(株)JTBを設立しました。またJTBグループ全体を「個人BU」「法人BU」「グローバルBU」ビジネスユニット(以下、BU)に再編しました。

市場環境と旅行産業を知ること、及びJTBグループの戦略と体制を知ることは、面接の志望動機をつくるときにどうしてJTBを志望するかを伝えるヒントになります。

また自分の能力が役に立つことを伝えるためには必要な知識です。自分はこのような勉強をしているからこの仕事で役に立つとか、そのような説明のヒントを探ることができます。

参考リンク集

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