【27卒/26年転職】面接官が教える「セブンイレブン」の面接対策
コンビニエンスストア最大手のセブンイレブンに入社を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。応募者は事前にどのような面接対策をしたらよいのでしょうか?
(セブンイレブンの正式社名は株式会社セブン‐イレブン・ジャパンですが、本記事では略称の「セブンイレブン」を使用します。)
セブンイレブンに正規社員で入社を希望する人がぜひとも知っておきたい就職や転職の面接に関しての情報や、ノウハウというものがあります。
例えば、セブンイレブンの面接では、求める人材をよく理解した上で、課題解決力や行動力、チームワーク力の中から自分の強みを選んでアピールすることが大切です。
一方、面接で志望動機を語るためにはなぜ小売業界を選ぶのか、なぜコンビニエンスストア業界を選ぶのかについて的確に答えられなくてはいけません。
さらに競合他社と比べてなぜセブンイレブンなのかについても面接官が納得できるように答えられることが大切です。
これら以外にもセブンイレブンの就職や転職の面接を受けるにあたって大切なポイントがあります。
本ブログでは、面接官である筆者が、セブンイレブンの採用情報とともに、就職や転職の面接で必ず訊かれる自己PRや志望動機の受け答えなどについてその対策を解説していきます。
さらに面接に臨むうえで必要な知識として、セブンイレブンの会社に関する情報を載せています。
面接対策は、自己分析や企業研究の段階から既にはじまっています。
自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシート(就活)、職務経歴書(転職)を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。
就活中の学生や転職希望者は、本サイト「キャリア育みファーム」を読んでいただければ、自己分析・企業研究の段階からスムーズに選考・面接対策ができるようになります。
さらに、絶対の自信を持って臨みたい方には、「就活面接必勝法」・「転職面接必勝法」を用意しております。
セブンイレブンの求める人材
セブンイレブンはどのような人材を求めているのでしょうか?
ホームページの企業理念にある「バリュー Value」には求める人材のヒントがあります。
バリュー Value
- 挑戦・変革
- 自律・自立
- 共創・共感
- 信頼・誠実
- 感謝・貢献
ここから、セブンイレブンの求める人材は、次のような人と考えます。
- 挑戦と変革ができる人
- 自律、自立する人
- 共創し共感できる人
- 信頼され誠実な人
面接において自己PRをするとき、求める人材像をあらかじめ知っておくことは大切です。
セブンイレブンの新卒採用情報について【就活】
はじめにセブンイレブンの新卒採用情報について以下に記します。
- 募集職種
募集職種は、総合職(オペレーション・フィールド・カウンセラー OFC)です。正規社員です。
- 選考フロー
エントリー→会社説明会(会社理解セミナー)→エントリーシート・適正検査→面接(複数回)→内々定
- エントリーシート(26年卒)
自己PRに関すること
- あなたの自己PRを記載してください。(もし具体的なエピソードがあればそれもふまえて記載ください。(400文字以内)
- あなたの学生時代に取り組んできたことをご記載ください。 具体的なエピソードについて、プロセス重視(なぜ?どのように?誰と?など) でご入力ください。(400字以内)
- その他あなたの保有資格(取得年月)、ゼミや研究、サークル、部活動、アルバイト等々、アピールしたいことがあればご自由にご記載ください。(200字以内)
志望動機に関すること
- セブン-イレブン・ジャパンへの志望動機を教えてください。(200字以内)
- 面接
面接では学生時代に力を入れたことの深掘りがなされます。事前にマイページ上で「働く」という冊子を読むよう指示され、その感想について聞かれます。簡単な四則演算のテストがあります。(最終面接で15分)
自己PRに関すること
- 自己紹介してください
- 自己PRしてください
- ゼミについて内容を説明してください(卒論のテーマや見通しについて)
- 成績はどうですか
- 学生時代に力を入れたことは何ですか(困難なことと、それをどう乗り越えたかなど)
- アルバイトは何をしていましたか
- 挫折した経験はありますか
- 他人からどのような人と言われますか、それについてどのような感想を持ちますか
- コミュニケーションとは何ですか
- 人間関係で大切にしていることは何ですか
- 健康面での不安はありますか
- 強みは何ですか
志望動機に関すること
- 就職活動の軸は何ですか
- なぜスーパーでなくコンビニエンスストアを志望しますか
- なぜセブンイレブンを志望しますか
- 他のコンビニではなく、なぜセブンイレブンを志望しますか
- その夢はセブンイレブンでないと叶えられないのですか
- なぜOFCを希望しますか
- OFCという仕事についてどう考えていますか、大切なことは何ですか
- OFCとしてどのような働き方をしたいですか
- 店舗勤務を経験する意味は何だと思いますか
- 入社したらやってみたい職種・仕事は何ですか
- 「働く」を読んだ感想を教えてください、仕事の難しさは何だと思いますか
- キャリアプランはどう考えていますか
- 全国転勤は大丈夫ですか
- セブンイレブンの冷凍と冷蔵の餃子ではどちらが好きですか
- 他社の選考状況とセブンイレブンの志望度を教えてください
- 採用人数
19年度入社実績 279名
20年度入社実績 269名
21年度入社実績 234名(男性135名 女性99名)
22年度入社実績 137名(男性82名 女性55名)
23年度入社実績 128名(男性78名 女性50名)
24年度入社実績 116名
25年度入社実績 126名
- 25年新卒入社大学別就職者数
国公立大:
なし
私立大:
早稲田大8、慶応大3、上智大2、明治大3、青山学院大1、立教大1、中央大3、法政大3、成蹊大1、成城大1、明治学院大1、國學院大1、駒沢大2、専修大4、東海大2、日本女子大1、愛知大1、中京大2、同志社大2、立命館大4、関西大3、関西学院大1、京都産業大2、同志社女子大3、近畿大2、他
以上は大学院修了者を含みます。
※サンデー毎日(2025年8月31日号)参照
- 学歴フィルター
セブンイレブンは私立大学中心の採用となっています。学歴フィルターはありません。
面接攻略の考え方【就活】
就活の面接では自己PRと志望動機及びそれに関することを必ず訊かれます。
よってそれらの答えをあらかじめ準備する必要があります。
以下の自己PRと志望動機のヒントを参考にしてまとめてください。
- 面接時の自己PRのヒント
■課題解決力と行動力、チームワーク力の三つの能力のうち二つを自分の中から探してアピールする
セブンイレブンの求める人材は、課題解決力、行動力、チームワーク力の3つの能力を持つ人です。
上記の求める人材にあるように、セブンイレブンは、「挑戦と変革ができる」「自律、自立する」「共創し共感できる」人を求めています。
求める人材と、課題解決力、行動力、チームワーク力の関係は次の通りです。
「挑戦と変革ができる」は、課題解決力を表しています。
「自律、自立する」は行動力を表しています。
「共創し共感できる」は、チームワーク力を表しているのではないでしょうか。
以上の三つの能力をセブンイレブンは求めています。
これらは、「このような人材になってもらいたい」との理想の姿と考えましょう。
学生がこれら全てを持っているとアピールする必要はありません。
面接では、学生時代において最も力を入れたことを伝える中で課題解決力・行動力・チームワーク力のうちから二つを自分の中で探してアピールしましょう。
課題解決力なら、課題を発見し、既存の発想にとらわれず新しい解決法を考えて、解決のための計画づくりができるということです。
行動力なら、課題の解決に向けて周囲に働きかけながら粘り強く取り組めるということです。
チームワーク力なら、チームのなかで自分の役割を理解し、メンバーの意見も尊重しながら活動を進めることができるということです。
力を入れたことは学業、クラブ・サークル活動、アルバイト、ボランティア活動などなんでも良いのです。
これらの活動の中で、いずれかの能力を発揮したことを具体的に説明してください。
そこで自分が身につけたことを伝えられるとなお良いです。
但し、セブンイレブンは採用するすべての人に課題解決力や行動力、チームワーク力を求めているわけではありません。
自分の最も伝えたい能力が他にあるなら、面接においてその能力を上手に説明してください。
■「信頼され誠実な人」であることがわかるように伝える
セブンイレブンは、「信頼され誠実な人」も求めています。
面接での受け答えでは、「信頼され誠実な人」であることがわかるような受け答えをすると良いでしょう。
例えば、学生時代において最も力を入れたことを伝える中で、チームのメンバーに誠実な対応をすることで信頼されていることがわかるような説明をしてください。
- 面接時に志望動機を語るヒント
■なぜ小売業なのか、その中でなぜコンビニエンスストアを選ぶのか明確に伝える
なぜ小売業を志望するのか、小売業のなかで百貨店やスーパーではなく、なぜコンビニエンスストアを選ぶのかその理由を説明できるようにしてください。
小売業界とは何か、業界を取り巻く環境についての基本は、ブログ記事「【2026年】小売業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を参照ください。
小売業界やコンビニエンスストアについて業務の理解を深めていき、魅力を語ってください。
■なぜセブンイレブンを選ぶのか明確に伝える
セブンイレブンの目指す姿(企業理念)は、『「明日の笑顔を 共に創る」です。覚えておきましょう。
セブンイレブンの企業理念、事業内容、「私たちの取組み」などから感じたことをまとめてください。
そのなかで、自分が共感できることがセブンイレブンを選んだ志望動機になります。
また、セブンイレブンと競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。
セブンイレブンを志望する学生は、小売業界に興味がある人だと思います。
ですから、セブンイレブンの応募者は、ファミリーマートやローソンなどのコンビニエンスストアや、イオンリテール、ニトリといったスーパーや専門店などにも応募する学生が多いと思われます。
たとえセブンイレブンが第一志望でなくても、競合他社と比較し、なぜセブンイレブンなのかを質問されたときに、しっかり答えられなくてはなりません。
■セブンイレブンでどのような仕事をやりたいか明確に伝える
OFC(オペレーション・フィールド・カウンセラー)の仕事は、本部と加盟店をつなぐセブンイレブンの中心的職種であり、加盟店に対して経営コンサルティングを行う仕事です。
具体的には、OFCは、「個店行為計画」に基づいたカウンセリング、及び「現状分析」⇒「仮説」⇒「実施」⇒「検証」のサイクルで考え、実行する「単品管理」の考え方で業務を行います。
OFCになったら、オーナーに対してどのような経営コンサルティングをやってみたいのか、OFCの仕事を理解した上で答えられるようにしてください。
また、キャリアプランについてもどのように考えているか答えられるように準備してください。
このとき、自分のどのような強みが仕事に活かせるかについて答えられるといいです。
■他社の応募状況とセブンイレブンの志望順位を答えられるようにする
志望順位については、迷わず第一志望ですと答えましょう。
他社の応募状況を聞かれたら、小売業界志望と答えてください。他社名を教えてほしいと聞かれたら、セブンイレブンと同レベルの企業に応募中ならそれを答えてください。
それ以外なら「〇〇業界にも興味があり応募しています」くらいは答えてもいいです。
この場合まったくの異業種に応募している場合は、なぜ応募したのか答えられるようにしてください。
以上、セブンイレブンの採用情報と面接攻略の考え方を説明しました。
特に面接は複数回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。
また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい就活生のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの就活面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。
本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。
面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】
セブンイレブンは、コンビニエンスストアで売上高トップであり、セブン&アイ・ホールディングスの中核会社です。
このようなセブンイレブンの面接を攻略するためには、まず小売業界を取り巻く環境を理解することと、小売業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
ブログ記事「【2026年】小売業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。
続いて、セブンイレブンとはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。
セブンイレブンの会社概要、企業理念、事業内容、「私たちの取組み」など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
これら以外にもセブンイレブンのホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。
本記事の後半でセブンイレブンの基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。
セブンイレブンの面接攻略のまとめ【就活】
セブンイレブンに入社を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?
セブンイレブンが採用したい人材は、「挑戦と変革ができる」「自律、自立する」「共創し共感できる」「信頼され誠実な」人です。
面接では、学生時代に力を入れたことについて深掘りがあります。
面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。
- 課題解決力と行動力、チームワーク力の三つの能力のうち二つを自分の中から探してアピールする
- 「信頼され誠実な人」であることがわかるように伝える
面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- なぜ小売業なのか、その中でなぜコンビニエンスストアを選ぶのか明確に伝える
- なぜセブンイレブンを選ぶのか明確に伝える
- セブンイレブンでどのような仕事をやりたいか明確に伝える
- 他社の応募状況とセブンイレブンの志望順位を答えられるようにする
面接を攻略するためには、まずは小売業界を取り巻く環境を理解すると同時に、小売業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
また、セブンイレブンとはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。
セブンイレブンの会社に関する知識について、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも参考にしてください。
セブンイレブンの中途採用情報について【転職】
続いてセブンイレブンの転職の面接について解説していきます。
はじめにセブンイレブンのキャリア(中途)採用情報について以下に記します。
- 募集職種
セブンイレブンは転職の希望者を対象とした中途採用を随時行っています。
2025年10月現在、OFCを募集しています。
- 選考フロー
エントリーシート登録→面談→書類選考→面接(2~3回)→内定
- 面接
面接では、求める人材にふさわしい人物かどうか、現職(前職)の職務内容について深掘りをすることで応募者がセブンイレブンで活躍できるかを探ります。
自己PRに関すること
- 現職(前職)の仕事を説明してください
- 今までの経験をどのように活かしますか
志望動機に関すること
- なぜセブンイレブンを志望しますか
- 入社したらなにをやってみたいですか
- 転勤は可能ですか
退職理由に関すること
- 離職理由は何ですか
面接攻略の考え方【転職】
転職の面接では自己PRと志望動機、退職理由に関することを必ず訊かれます。
それらについて的確に答えるための準備をしてください。
以下の自己PRと志望動機、退職理由のヒントが参考になります。
- 面接時の自己PRのヒント
■課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
セブンイレブンの求める人材は、課題解決力、行動力、チームワーク力の3つの能力を持つ人です。
上記の求める人材にあるように、セブンイレブンは、「挑戦と変革ができる」「自律、自立する」「共創し共感できる」人を求めています。
求める人材と、課題解決力、行動力、チームワーク力の関係は次の通りです。
「挑戦と変革ができる」は、課題解決力を表しています。
「自律、自立する」は行動力を表しています。
「共創し共感できる」は、チームワーク力を表しているのではないでしょうか。
以上の三つの能力をセブンイレブンは求めています。
これら三つの能力のうち、中途採用は即戦力を求めているので、仕事のアウトプットに直結する課題解決力と行動力をアピールすることが有効です。
(チームワーク力について質問された場合には、その力もあることを、例をあげて答えられるようにしておいてください)
転職の面接では、現職(前職)において、応募書類だけでは説明しきれない仕事ぶりを説明してください。
その中で、業務目標達成に向けて課題を見つけ、既存の発想にとらわれず新しい解決法を考えて、関係者を巻き込んで粘り強く遂行した経験も加えてください。
さらに職務を遂行するさいに困難だったこと、困難をどのように乗り越えて、成果を上げたかを伝えてください。
セブンイレブンで活かせる、身につけた知識やスキルも語ってください。
もし上記の能力について乏しい場合は、自分の最も伝えたい能力について説明し、間接的にでも募集職種に役立つことを面接で伝えましょう。
■「信頼され誠実な人」であることがわかるように伝える
セブンイレブンは、「信頼され誠実な人」も求めています。
面接での受け答えでは、「信頼され誠実な人」であることがわかるような受け答えをすると良いでしょう。
例えば、前職(現職)の職務を説明する中で、関係する人達に誠実な対応をすることで信頼されていることがわかるような説明をしてください。
- 面接時に志望動機を語るヒント
■なぜセブンイレブンを選ぶのか明確に伝える
セブンイレブンの目指す姿(企業理念)は、『「明日の笑顔を 共に創る」です。覚えておきましょう。
セブンイレブンの企業理念、事業内容、「私たちの取組み」などから感じたことをまとめてください。そのなかで、自分が共感できることがセブンイレブンを選んだ志望動機になります。
また、セブンイレブンと競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。
セブンイレブンを志望する人は、小売業界に興味がある人だと思います。
ですから、セブンイレブンの応募者は、他のコンビニエンスストアや、スーパー、専門店などにも興味のある人が多いと思われます。
そのような競合他社と比較し、なぜセブンイレブンなのかを質問されたときに、しっかり答えられなくてはなりません。
■セブンイレブンでどのような仕事をやりたいか明確に伝える
OFC(オペレーション・フィールド・カウンセラー)の仕事は、本部と加盟店をつなぐセブンイレブンの中心的職種であり、加盟店に対して経営コンサルティングを行う仕事です。
具体的には、OFCは、「個店行為計画」に基づいたカウンセリング、及び「現状分析」⇒「仮説」⇒「実施」⇒「検証」のサイクルで考え、実行する「単品管理」の考え方で業務を行います。
OFCになったら、オーナーに対してどのような経営コンサルティングをやってみたいのか、OFCの仕事を理解した上で答えられるようにしてください。
このとき自分のどのような強みが仕事に活かせるかについて答えられるといいです。
その他の職種でも入社後にその職種でどのような仕事をやりたいか、自分のどのような強みが仕事に活かせるかについて明確に伝えられるように準備してください。
- 転職面接時に退職理由を語るヒント
■面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする
「なるほど、そのような前向きな理由があって退職したのですね」と面接官に納得してもらえる内容を説明しましょう。
間違っても上司と合わないとか、給料が安いなどというネガティブな理由を言わないでください。
例えば、現職(前職)では、自分の持つ能力、スキルをこれ以上向上させることが難しく、キャリアアップのために転職を考えたというような言い方です。
以上、セブンイレブンの中途採用情報と転職面接攻略の考え方を説明しました。
特に面接は複数回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。
また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい転職希望者のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの転職面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。
本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。
面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【転職】
セブンイレブンは、コンビニエンスストアで売上高NO.1であり、世界でもNO.1の店舗数を誇っています。
このようなセブンイレブンの面接を攻略するためには、まず小売業界を取り巻く環境を理解することと、小売業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
続いて、セブンイレブンとはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。
セブンイレブンの会社概要や企業理念、事業内容、「私たちの取組み」など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
これら以外にもセブンイレブンのホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。
本記事の後半でセブンイレブンの基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。
セブンイレブンの面接攻略のまとめ【転職】
セブンイレブンに入社を希望する人が、必ず通過しなければならない転職の面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?
セブンイレブンが採用したい人材は、「挑戦と変革ができる」「自律、自立する」「共創し共感できる」「信頼され誠実な」人です。
面接では、求める人材にふさわしい人物かどうか、現職(前職)の職務内容について深掘りをすることで応募者がセブンイレブンで活躍できるかを探ります。
面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。
- 課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
- 「信頼され誠実な人」であることがわかるように伝える
面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- なぜセブンイレブンを選ぶのか明確に伝える
- セブンイレブンでどのような仕事をやりたいか明確に伝える
面接で退職理由を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- 面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする
面接を攻略するためには、まずは小売業界を取り巻く環境を理解すると同時に、小売業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
また、セブンイレブンとはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。
セブンイレブンの会社に関する知識について、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも参考にしてください。
セブンイレブンを志望するときに知っておきたい社風
セブンイレブンの面接を受けるにあたり知っておきたい社風について以下に記します。
- OFCは、休日でも連絡はくるし、お祭り対応などもあるため土日が潰れることも多々あります。
- 上司、先輩には相談しやすい雰囲気があり、後輩へも相談されたら、丁寧に教えます。
- 女性が活躍していて、女性の管理職は多数います。女性でも向上心があれば上の役職に就くことは可能です。
- OFCは、担当する店によっては時間が不規則で、特に女性は子育てとの両立は大変なところがあります。
面接で語る志望動機を作る際、社風をよく知っていることが大切です。
セブンイレブンの会社概要
ここからはセブンイレブンの会社概要を説明します。面接において志望動機を語る上で役に立ちます。
- セブンイレブンは、国内のコンビニエンスストア最大手であり、セブン&アイ・ホールディングス傘下のグループの中核企業です。
- セブンイレブンは、イトーヨーカ堂の子会社で1973年設立のヨークセブンが前身です。アメリカのサウスランド社とライセンス契約を締結してコンビニエンスストア業界に参入しました。
1978年に社名をセブンイレブンジャパンに改称します。1991年にはアメリカのサウスランド社の株式を取得し、米国セブン-イレブン社を子会社化します。
2005年に、セブン-イレブン・ジャパン、イトーヨーカ堂、デニーズジャパンの3社で、株式移転により持株会社セブン&アイ・ホールディングスを設立します。
- セブンイレブンは独自のフランチャイズ・ビジネスで、店舗はオーナーが経営し、本部が経営をバックアップしています。
OFCの仕事は、商品を直接顧客に販売するのではなく、セブンイレブンを経営するオーナーに対して売上利益の向上を目的としてカウンセリングを実施します。
- セブンイレブンの国内店舗数は、21,787店(2025年8月末)、世界中で84,541店(2023年12月末)と小売店舗数世界一です。
1店当たりの1日来客数は921人です。セブンプレミアムのアイテム数は約3,400となり、日本最大級のプライベートブランド商品に成長しました。(2024年2月期)
- 2025年2月期の決算数字は次の通りです。
資本金は、172億円です。
従業員数は、8,248人です。(2025年2月末現在)
チェーン全店売上高(国内)は、5兆3,697億56百万円です。
営業総収入は、8,794億60百万円です。
営業利益は、2,337億97百万円です。
経常利益は、2,847億79百万円です。
当期純利益は、2,019億87百万円です。
2024年2月期の商品別売上構成比は、加工食品26.6%、ファストフード29.2%、日配食品12.5%、非食品31.7%です。
面接では、「OFCの仕事は何ですか」と質問されるかも知れません。理解しておきましょう。
セブンイレブンの企業理念
セブンイレブンの企業理念について紹介します。
企業理念
目指す姿
明日の笑顔を 共に創る Building a joyful future, together.
ミッション Mission
次の便利の扉を開き、世界中に豊かな暮らしを実現する
ビジョン Vision
1.価値ある商品・サービスを通じて、健康な社会を実現する
2.地域と共に生きる社会を実現する
3.環境に配慮した循環型社会を実現する
4.多様な人財が活躍し、幸せな社会を実現するバリュー Value
1.挑戦・変革 2.自律・自立 3.共創・共感 4.信頼・誠実 5.感謝・貢献
創業の理念
既存中小小売店の近代化と活性化
共存共栄社是
私たちは、お客様に信頼される誠実な企業でありたい。
私たちは、取引先、株主、地域社会に信頼される誠実な企業でありたい。
私たちは、社員に信頼される誠実な企業でありたい。
面接では、「目指す姿を知っていますか」と質問されることもありますので、理解しておきましょう。
セブンイレブンの「私たちの取組み」
セブンイレブンは、「明日の笑顔、未来の幸せのために。新たな便利と豊かな暮らしを創造する。」として、「4VISIONS」に取り組んでいます。ここではその概要を紹介します。
- 1st VISION 健康
主に「食」の分野を通じて、健康な暮らし・社会に貢献するための商品・サービスを提供
- 2nd VISION 地域
地域の一員・社会を支えるインフラとして、地域が抱える課題の解決や地域の活性化に挑戦
- 3rd VISION 環境
再生可能エネルギー活用の推進などで環境への負荷を低減し、循環型社会の構築に貢献
- 4th VISION 人財
加盟店オーナーや従業員、取引先などが働きやすく、力を発揮しやすい職場環境を提供
面接で志望動機を伝えるさい、「私たちの取組み」を理解しておくと良いです。