【26卒/25年転職】面接官が教える「セブンイレブン」の面接対策
コンビニエンスストア最大手のセブンイレブンに入社を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。応募者は事前にどのような面接対策をしたらよいのでしょうか?
(セブンイレブンの正式社名は株式会社セブン‐イレブン・ジャパンですが、本記事では略称の「セブンイレブン」を使用します。)
セブンイレブンに入社を希望する人がぜひとも知っておきたい就職や転職の面接に関しての情報や、ノウハウというものがあります。
例えば、セブンイレブンの面接では求める人材をよく理解して、自己PRにおいては、課題解決力と行動力をアピールすることが大切です。
一方、面接で志望動機を語るためにはなぜ小売業界を選ぶのか、なぜコンビニエンスストア業界を選ぶのかについて的確に答えられなくてはいけません。
さらに競合他社と比べてなぜセブンイレブンなのかについても面接官が納得できるように答えられることが大切です。
これら以外にもセブンイレブンの就職や転職の面接を受けるにあたって大切なポイントがあります。
本ブログでは、面接官である筆者が、セブンイレブンの採用情報とともに、就職や転職の面接で必ず訊かれる自己PRや志望動機の受け答えなどについてその対策を解説していきます。
さらに面接に臨むうえで必要な知識として、セブンイレブンの会社に関する情報を載せています。
面接対策は、自己分析や企業研究の段階から既にはじまっています。
自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシート(就活)、職務経歴書(転職)を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。
就活中の学生や転職希望者は、本サイト「キャリア育みファーム」を読んでいただければ、自己分析・企業研究の段階からスムーズに選考・面接対策ができるようになります。
さらに、絶対の自信を持って臨みたい方には、「就活面接必勝法」・「転職面接必勝法」を用意しております。
セブンイレブンの求める人材
セブンイレブンはどのような人材を求めているのでしょうか?
採用情報にある社長の「インタビュー」には、ヒントが載っています。
・・・社員には「前に向かって努力し続けられること」「自分に正直であること」「全体を見ることができること」こういった資質を持っていてほしいと思っています。
自分の視点だけで物事を判断するのではなく、相手の立場に立ったらどうだろうか、社会全体から見てどうだろうかということを常に考えられる人財であってほしい。・・・
「明日の笑顔を 共に創る」という目指す姿や、常に挑戦する姿勢に共感いただける方は、SEJの門を叩いてみてほしいと思っています。・・・
ここから、セブンイレブンの求める人材は、次のような人と考えます。
- 前に向かって努力し続けられる人
- 自分に正直である人
- 全体を見ることができる人
- 「明日の笑顔を 共に創る」という目指す姿や、常に挑戦する姿勢に共感できる人
面接において自己PRをするとき、求める人材像をあらかじめ知っておくことは大切です。
セブンイレブンの新卒採用情報について【就活】
はじめにセブンイレブンの新卒採用情報について以下に記します。
- 募集職種
募集職種は、総合職(オペレーション・フィールド・カウンセラー OFC)です。
- 選考フロー
エントリー→会社説明会(会社理解セミナー)→エントリーシート・適正検査→面接(複数回)→内々定
- エントリーシート(25年卒)
自己PRに関すること
- あなたの自己PRを記載してください。(もし具体的なエピソードがあればそれもふまえて記載ください。(200文字以内)
- あなたの学生時代に取り組んできたことをご記載ください。 具体的なエピソードについて、プロセス重視(なぜ?どのように?誰と?など) でご入力ください。(400字以内)
- 困難な状況に直面した際の経験と、それをどう乗り越えたかを教えてください。
- その他あなたの保有資格(取得年月)、ゼミや研究、サークル、部活動、アルバイト等々、アピールしたいことがあればご自由にご記載ください。(200字以内)
志望動機に関すること
- セブン-イレブン・ジャパンを志望する理由と、入社後に実現したいことを教えてください。(200字以内)
- 面接
面接では学生時代に力を入れたことの深掘りがなされます。事前にマイページ上で「働く」という冊子を読むよう指示され、その感想について聞かれます。簡単な四則演算のテストがあります。(最終面接で15分)
自己PRに関すること
- 自己紹介してください
- 自己PRしてください
- ゼミについて内容を説明してください(卒論のテーマや見通しについて)
- 成績はどうですか
- 学生時代に力を入れたことは何ですか(困難なことと、それをどう乗り越えたかなど)
- 挫折した経験はありますか
- 他人からどのような人と言われますか、それについてどのような感想を持ちますか
- コミュニケーションとは何ですか
- 人間関係で大切にしていることは何ですか
- 健康面での不安はありますか
- 強みは何ですか
志望動機に関すること
- 就職活動の軸は何ですか
- なぜスーパーでなくコンビニエンスストアを志望しますか
- なぜセブンイレブンを志望しますか
- 他のコンビニではなく、なぜセブンイレブンを志望しますか
- その夢はセブンイレブンでないと叶えられないのですか
- なぜOFCを希望しますか
- OFCという仕事についてどう考えていますか、大切なことは何ですか
- OFCとしてどのような働き方をしたいですか
- 店舗勤務を経験する意味は何だと思いますか
- 入社したらやってみたい職種・仕事は何ですか
- 「働く」を読んだ感想を教えてください、仕事の難しさは何だと思いますか
- キャリアプランはどう考えていますか
- 全国転勤は大丈夫ですか
- セブンイレブンの冷凍と冷蔵の餃子ではどちらが好きですか
- 他社の選考状況とセブンイレブンの志望度を教えてください
- 採用人数
19年度入社実績 279名
20年度入社実績 269名
21年度入社実績 234名(男性135名 女性99名)
22年度入社実績 137名(男性82名 女性55名)
23年度入社実績 128名(男性78名 女性50名)
24年度入社実績 100~150名
25年度入社計画 150名程度
- 24年新卒入社大学別就職者数
国公立大:
名古屋大1、熊本大1、他
私立大:
慶応大2、上智大1、明治大2、立教大1、法政大1、学習院大3,成蹊大1、成城大1、明治学院大3、國學院大1、日本大8、東洋大5、駒沢大4、東海大3、津田塾大1、大妻女子大1、共立女子大1、千葉工大1、神奈川大2、中京大2、立命館大2、関西学院大1、京都産業大1、龍谷大2、近畿大6、他
以上は大学院修了者を含みます。
※サンデー毎日(2024年9月1日号)参照
- 学歴フィルター
セブンイレブンは私立大学中心の採用となっています。学歴フィルターはありません。
面接攻略の考え方【就活】
就活の面接では自己PRと志望動機及びそれに関することを必ず訊かれます。
よってそれらの答えをあらかじめ準備する必要があります。
以下の自己PRと志望動機のヒントを参考にしてまとめてください。
- 面接時の自己PRのヒント
■課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
セブンイレブンは、課題解決力と行動力を求めていると考えられます。
上記の求める人材にあるように、セブンイレブンは「前に向かって努力し続けられる」「全体を見ることができる」『「明日の笑顔を 共に創る」という目指す姿や、常に挑戦する姿勢に共感できる』人を求めています。
ここで、「全体を見ることができる」は課題解決力を表しています。
「全体を見ることができる」とは、社長インタビューで述べていた、「自分の視点だけで物事を判断するのではなく、相手の立場に立ったらどうだろうか、社会全体から見てどうだろうかということを常に考えられる」ことだと考えます。
また、「前に向かって努力し続けられる」「自分に正直である」『「明日の笑顔を 共に創る」という目指す姿や、常に挑戦する姿勢に共感できる』とは行動力を表しているのではないでしょうか。
OFC(オペレーション・フィールド・カウンセラー)の仕事は、本部と加盟店をつなぐセブンイレブンの中心的職種であり、加盟店に対して経営コンサルティングを行う仕事です。
具体的には、OFCは、「個店行為計画」に基づいたカウンセリング、及び「現状分析」⇒「仮説」⇒「実施」⇒「検証」のサイクルで考え、実行する「単品管理」の考え方で業務を行います。
なので、まさに課題解決力と行動力を求めているのではないでしょいか。
面接では、学生時代において最も力を入れたことを伝える中で課題解決力と行動力をアピールしましょう。
課題を発見して、既存の発想にとらわれず新しい解決法を考え、解決のための計画づくりができる。実現のために粘り強く取り組むことができる。というアピールです。
力を入れたことは学業、クラブ・サークル活動、アルバイト、ボランティア活動などなんでも良いのです。
最も力を入れたことは何か、なぜ力を入れたのか、困難だったことや困難を解決するために創意工夫してどのように粘り強く行動したか、その結果と、身につけたことなどを語ってください。
但し、セブンイレブンは採用するすべての人に課題解決力と行動力を求めているわけではありません。
自分の最も伝えたい能力が他にあるなら、その能力を上手に説明してください。
■「自分に正直である」ことがわかるように伝える
セブンイレブンは、「自分に正直である」人も求めています。
面接での受け答えでは、正直な人であることがわかるような受け答えをすると良いでしょう。
自分を大きく見せようとしない、嘘をつかない、かざらないで正直な、誠実さが伝わるような回答をしてください。
- 面接時に志望動機を語るヒント
■なぜ小売業なのか、その中でなぜコンビニエンスストアを選ぶのか明確に伝える
なぜ小売業を志望するのか、小売業のなかで百貨店やスーパーではなく、なぜコンビニエンスストアを選ぶのかその理由を説明できるようにしてください。
小売業界とは何か、業界を取り巻く環境についての基本は、ブログ記事「【2025年】小売業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を参照ください。
小売業界やコンビニエンスストアについて業務の理解を深めていき、魅力を語ってください。
■なぜセブンイレブンを選ぶのか明確に伝える
セブンイレブンは、企業理念にある『「明日の笑顔を 共に創る」という目指す姿に共感できる』人を求めています。企業理念はぜひ理解しておいてください。
セブンイレブンの企業理念、事業内容、7つの重点課題などから感じたことをまとめてください。
そのなかで、自分が共感できることがセブンイレブンを選んだ志望動機になります。
また、セブンイレブンと競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。
セブンイレブンを志望する学生は、小売業界に興味がある人だと思います。
ですから、セブンイレブンの応募者は、ファミリーマートやローソンなどのコンビニエンスストアや、イオンリテール、ニトリといったスーパーや専門店などにも応募する学生が多いと思われます。
たとえセブンイレブンが第一志望でなくても、競合他社と比較し、なぜセブンイレブンなのかを質問されたときに、しっかり答えられなくてはなりません。
■セブンイレブンでどのような仕事をやりたいか明確に伝える
OFCになったら、オーナーに対してどのような経営コンサルティングをやってみたいのか、OFCの仕事を理解した上で答えられるようにしてください。
また、キャリアプランについてもどのように考えているか答えられるように準備してください。
このとき、自分のどのような強みが仕事に活かせるかについて答えられるといいです。
■他社の応募状況とセブンイレブンの志望順位を答えられるようにする
志望順位については、迷わず第一志望ですと答えましょう。
他社の応募状況を聞かれたら、小売業界志望と答えてください。他社名を教えてほしいと聞かれたら、セブンイレブンと同レベルの企業に応募中ならそれを答えてください。
それ以外なら「〇〇業界にも興味があり応募しています」くらいは答えてもいいです。
この場合まったくの異業種に応募している場合は、なぜ応募したのか答えられるようにしてください。
以上、セブンイレブンの採用情報と面接攻略の考え方を説明しました。
特に面接は複数回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。
また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい就活生のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの就活面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。
本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。
面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】
セブンイレブンは、コンビニエンスストアで売上高トップであり、セブン&アイ・ホールディングスの中核会社です。
このようなセブンイレブンの面接を攻略するためには、まず小売業界を取り巻く環境を理解することと、小売業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
ブログ記事「【2025年】小売業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。
続いて、セブンイレブンとはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。
セブンイレブンの会社概要、企業理念、7つの重点課題など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
これら以外にもセブンイレブンのホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。
本記事の後半でセブンイレブンの基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。
セブンイレブンの面接攻略のまとめ【就活】
セブンイレブンに入社を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?
セブンイレブンが採用したい人材は、「前に向かって努力し続けられる」「自分に正直である」「全体を見ることができる」『「明日の笑顔を 共に創る」という目指す姿や、常に挑戦する姿勢に共感できる』人です。
面接では、学生時代に力を入れたことについて深掘りがあります。
面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。
- 課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
- 「自分に正直である」ことがわかるように伝える
面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- なぜ小売業なのか、その中でなぜコンビニエンスストアを選ぶのか明確に伝える
- なぜセブンイレブンを選ぶのか明確に伝える
- セブンイレブンでどのような仕事をやりたいか明確に伝える
- 他社の応募状況とセブンイレブンの志望順位を答えられるようにする
面接を攻略するためには、まずは小売業界を取り巻く環境を理解すると同時に、小売業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
また、セブンイレブンとはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。
セブンイレブンの会社に関する知識について、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも参考にしてください。
セブンイレブンの中途採用情報について【転職】
続いてセブンイレブンの転職の面接について解説していきます。
はじめにセブンイレブンのキャリア(中途)採用情報について以下に記します。
- 募集職種
セブンイレブンは転職の希望者を対象とした中途採用を随時行っています。
2024年10月現在、OFC、社内SE(PM、システムアーキテクト)、データサイエンティスト,建築(エネルギー担当,開発担当,建築担当),品質管理スペシャリスト(DX推進)を募集しています。
なお、ビズリーチに登録することで経歴に適したポジションがある場合に会社からスカウトを受け取るキャリア登録の仕組みがあります。
- 選考フロー
エントリーシート登録→面談→書類選考→面接(2~3回)→内定
- 面接
面接では、求める人材にふさわしい人物かどうか、現職(前職)の職務内容について深掘りをすることで応募者がセブンイレブンで活躍できるかを探ります。
自己PRに関すること
- 現職(前職)の仕事を説明してください
- 今までの経験をどのように活かしますか
志望動機に関すること
- なぜセブンイレブンを志望しますか
- 入社したらなにをやってみたいですか
- 転勤は可能ですか
退職理由に関すること
- 離職理由は何ですか
面接攻略の考え方【転職】
転職の面接では自己PRと志望動機、退職理由に関することを必ず訊かれます。
それらについて的確に答えるための準備をしてください。
以下の自己PRと志望動機、退職理由のヒントが参考になります。
- 面接時の自己PRのヒント
■課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
セブンイレブンは、課題解決力と行動力を求めていると考えられます。
上記の求める人材にあるように、セブンイレブンは「前に向かって努力し続けられる」「全体を見ることができる」『「明日の笑顔を 共に創る」という目指す姿や、常に挑戦する姿勢に共感できる』人を求めています。
ここで、「全体を見ることができる」は課題解決力を表しています。
「全体を見ることができる」とは、社長インタビューで述べていた、「自分の視点だけで物事を判断するのではなく、相手の立場に立ったらどうだろうか、社会全体から見てどうだろうかということを常に考えられる」ことだと考えます。
また、「前に向かって努力し続けられる」「自分に正直である」『「明日の笑顔を 共に創る」という目指す姿や、常に挑戦する姿勢に共感できる』とは行動力を表しているのではないでしょうか。
例えばOFC(オペレーション・フィールド・カウンセラー)の仕事は、本部と加盟店をつなぐセブンイレブンの中心的職種であり、加盟店に対して経営コンサルティングを行う仕事です。
具体的には、OFCは、「個店行為計画」に基づいたカウンセリング、及び「現状分析」⇒「仮説」⇒「実施」⇒「検証」のサイクルで考え、実行する「単品管理」の考え方で業務を行います。
ですから、まさに課題解決力と行動力を求めているのではないでしょうか。これはOFC以外の職種でも同様に求められています。
転職の面接では、現職(前職)において、応募書類だけでは説明しきれない仕事ぶりを説明してください。
その中で、業務目標達成に向けて課題を見つけ、既存の発想にとらわれず新しい解決法を考えて、関係者を巻き込んで粘り強く遂行した経験も加えてください。
さらに職務を実行するさいに困難だったこと、困難をどのように乗り越えて、成果を上げたかを伝えてください。
最後に、セブンイレブンで活かせる、身につけた知識やスキルを語ってください。
もし上記の能力について乏しい場合は、自分の最も伝えたい能力を面接で上手に説明して、間接的にでも募集職種に役立つことを伝えてください。
■「自分に正直である」ことがわかるように伝える
セブンイレブンは、「自分に正直である」人も求めています。
面接での受け答えでは、正直な人であることがわかるような受け答えをすると良いでしょう。
自分を大きく見せようとしない、嘘をつかない、かざらないで正直な、誠実さが伝わるような回答をしてください。
- 面接時に志望動機を語るヒント
■なぜセブンイレブンを選ぶのか明確に伝える
セブンイレブンは、企業理念にある『「明日の笑顔を 共に創る」という目指す姿に共感できる』人を求めています。企業理念はぜひ理解しておいてください。
セブンイレブンの企業理念、事業内容、7つの重点課題などから感じたことをまとめてください。
そのなかで、自分が共感できることがセブンイレブンを選んだ志望動機になります。
また、セブンイレブンと競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。
セブンイレブンを志望する人は、小売業界に興味がある人だと思います。
なので、セブンイレブンの応募者は、他のコンビニエンスストアや、スーパー、専門店などにも興味のある人が多いと思われます。
そのような競合他社と比較し、なぜセブンイレブンなのかを質問されたときに、しっかり答えられなくてはなりません。
■セブンイレブンでどのような仕事をやりたいか明確に伝える
OFCになったら、オーナーに対してどのような経営コンサルティングをやってみたいのか、OFCの仕事を理解した上で答えられるようにしてください。
このとき自分のどのような強みが仕事に活かせるかについて答えられるといいです。
その他の職種でも入社後にその職種でどのような仕事をやりたいか、自分のどのような強みが仕事に活かせるかについて明確に伝えられるように準備してください。
- 転職面接時に退職理由を語るヒント
■面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする
「なるほど、そのような前向きな理由があって退職したのですね」と面接官に納得してもらえる内容を説明しましょう。
間違っても上司と合わないとか、給料が安いなどというネガティブな理由を言わないでください。
例えば、現職(前職)では、自分の持つ能力、スキルをこれ以上向上させることが難しく、キャリアアップのために転職を考えたというような言い方です。
以上、セブンイレブンの中途採用情報と転職面接攻略の考え方を説明しました。
特に面接は複数回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。
また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい転職希望者のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの転職面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。
本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。
面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【転職】
セブンイレブンは、コンビニエンスストアで売上高NO.1であり、世界でもNO.1の店舗数を誇っています。
このようなセブンイレブンの面接を攻略するためには、まず小売業界を取り巻く環境を理解することと、小売業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
続いて、セブンイレブンとはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。
セブンイレブンの会社概要や企業理念、7つの重点課題など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
これら以外にもセブンイレブンのホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。
本記事の後半でセブンイレブンの基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。
セブンイレブンの面接攻略のまとめ【転職】
セブンイレブンに入社を希望する人が、必ず通過しなければならない転職の面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?
セブンイレブンが採用したい人材は、「前に向かって努力し続けられる」「自分に正直である」「全体を見ることができる」『「明日の笑顔を 共に創る」という目指す姿や、常に挑戦する姿勢に共感できる』人です。
面接では、求める人材にふさわしい人物かどうか、現職(前職)の職務内容について深掘りをすることで応募者がセブンイレブンで活躍できるかを探ります。
面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。
- 課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
- 「自分に正直である」ことがわかるように伝える
面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- なぜセブンイレブンを選ぶのか明確に伝える
- セブンイレブンでどのような仕事をやりたいか明確に伝える
面接で退職理由を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- 面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする
面接を攻略するためには、まずは小売業界を取り巻く環境を理解すると同時に、小売業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
また、セブンイレブンとはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。
セブンイレブンの会社に関する知識について、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも参考にしてください。
セブンイレブンを志望するときに知っておきたい社風
セブンイレブンの面接を受けるにあたり知っておきたい社風について以下に記します。
- OFCは、休日でも連絡はくるし、お祭り対応などもあるため土日が潰れることも多々あります。
- 上司、先輩には相談しやすい雰囲気があり、後輩へも相談されたら、丁寧に教えます。
- 女性が活躍していて、女性の管理職は多数います。女性でも向上心があれば上の役職に就くことは可能です。
- OFCは、担当する店によっては時間が不規則で、特に女性は子育てとの両立は大変なところがあります。
面接で語る志望動機を作る際、社風をよく知っていることが大切です。
セブンイレブンの会社概要
ここからはセブンイレブンの会社概要を説明します。面接において志望動機を語る上で役に立ちます。
- セブンイレブンは、国内のコンビニエンスストア最大手であり、セブン&アイ・ホールディングス傘下のグループの中核企業です。
- セブンイレブンは、イトーヨーカ堂の子会社で1973年設立のヨークセブンが前身です。アメリカのサウスランド社とライセンス契約を締結してコンビニエンスストア業界に参入しました。
1978年に社名をセブンイレブンジャパンに改称します。1991年にはアメリカのサウスランド社の株式を取得し、米国セブン-イレブン社を子会社化します。
2005年に、セブン-イレブン・ジャパン、イトーヨーカ堂、デニーズジャパンの3社で、株式移転により持株会社セブン&アイ・ホールディングスを設立します。
- セブンイレブンは独自のフランチャイズ・ビジネスで、店舗はオーナーが経営し、本部が経営をバックアップしています。
OFCの仕事は、商品を直接顧客に販売するのではなく、セブンイレブンを経営するオーナーに対して売上利益の向上を目的としてカウンセリングを実施します。
- セブンイレブンの国内店舗数は、21,592店(2024年7月末)、世界中で84,343店(2023年9月)と小売店舗数世界一です。
1店当たりの1日来客数は904人です。セブンプレミアムのアイテム数は約3,500となり、日本最大級のプライベートブランド商品に成長しました。(2023年2月期)
- 2024年2月期の決算数字は次の通りです。
資本金は、172億円です。
従業員数は、8,333人です。(2024年2月末現在)
チェーン全店売上高(国内)は、5兆3,452億43百万円です。
営業総収入は、8,946億59百万円です。
営業利益は、2,510億29百万円です。
経常利益は、2,977億14百万円です。
当期純利益は、2,111億2百万円です。
2023年2月期の商品別売上構成比は、加工食品25.4%、ファストフード29.5%、日配食品12.5%、非食品32.6%です。
面接では、「OFCの仕事は何ですか」と質問されるかも知れません。理解しておきましょう。
セブンイレブンの企業理念
セブンイレブンの企業理念について紹介します。
企業理念
目指す姿
明日の笑顔を 共に創る Building a joyful future, together.
ミッション Mission
次の便利の扉を開き、世界中に豊かな暮らしを実現する
ビジョン Vision
1.価値ある商品・サービスを通じて、健康な社会を実現する
2.地域と共に生きる社会を実現する
3.環境に配慮した循環型社会を実現する
4.多様な人財が活躍し、幸せな社会を実現するバリュー Value
1.挑戦・変革 2.自律・自立 3.共創・共感 4.信頼・誠実 5.感謝・貢献
創業の理念
既存中小小売店の近代化と活性化
共存共栄社是
私たちは、お客様に信頼される誠実な企業でありたい。
私たちは、取引先、株主、地域社会に信頼される誠実な企業でありたい。
私たちは、社員に信頼される誠実な企業でありたい。
面接では、「目指す姿を知っていますか」と質問されることもありますので、理解しておきましょう。
セブンイレブンの7つの重点課題
セブン‐イレブンはステークホルダーの期待や要請に応えるために、7つの重点課題を特定しました。
商品やサービス、店舗など、本業を通じてこれらの課題を解決することで、持続可能な社会と企業の持続的成長を目指すとしています。
- 顧客とのあらゆる接点を通じて地域・コミュニティとともに住みやすい社会を実現
- 安全・安心で健康に配慮した商品・サービスを提供
- 地球環境に配慮して、脱炭素・循環経済・自然と共生する社会を実現
- 多様な人々が活躍できる社会を実現
- グループ事業を担う人々の働きがい・働きやすさを向上
- 顧客との対話と協働を通じてエシカル(=環境保全や持続可能)な社会を実現
- パートナーシップを通じて持続可能な社会を実現
面接で志望動機を伝えるさい、「7つの重点課題」を理解しておくと良いです。