【26卒】面接官が教える「NTTドコモ」の面接対策

2024.10.22 更新
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日本最大の通信キャリアである、NTTドコモに入社を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。応募者は事前にどのような面接対策をしたらよいのでしょうか?

NTTドコモに入社を希望する人がぜひとも知っておきたい就職の面接に関しての情報や、ノウハウというものがあります。

例えば、NTTドコモの面接では求める人材をよく理解して、自己PRにおいては、課題解決力と行動力をアピールすることが大切です。

一方、面接で志望動機を語るためにはなぜ通信業界を選ぶのかについて的確に答えられなくてはいけません。

さらに競合他社と比べてなぜNTTドコモなのかについても面接官が納得できるように答えられることが大切です。

これら以外にもNTTドコモの就職の面接を受けるにあたって大切なポイントがあります。

本ブログでは、面接官である筆者が、NTTドコモの採用情報とともに、就職の面接で必ず訊かれる自己PRや志望動機の受け答えなどについてその対策を解説していきます。

さらに面接に臨むうえで必要な知識として、NTTドコモの会社に関する情報を載せています。

面接対策は、自己分析や企業研究の段階から既にはじまっています。

自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシートを作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。

就活中の学生は、本サイト「キャリア育みファーム」を読んでいただければ、自己分析・企業研究の段階からスムーズに選考・面接対策ができるようになります。

さらに、絶対の自信を持って臨みたい方には、「就活面接必勝法」を用意しております。

目次
  1. NTTドコモの求める人材
  2. NTTドコモの新卒採用情報について【就活】
  3. 面接攻略の考え方【就活】
  4. 面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】
  5. NTTドコモの面接攻略のまとめ【就活】
  6. NTTドコモを志望するときに知っておきたい社風
  7. NTTドコモの会社概要
  8. NTTドコモの企業理念
  9. NTTドコモの中期戦略
  10. 参考リンク集

NTTドコモの求める人材

NTTドコモはどのような人材を求めているのでしょうか?

NTTドコモの新卒採用情報にある採用チームメッセージには、求める人材のヒントがあります。

・・・困難が訪れた時こそ、未来そして自分を信じ、あきらめずに乗り超えていく「挑戦心」と「行動力」が必要です。

「挑戦心」とは、技術革新の最前線でその変化を楽しみ、新しいコミュニケーション文化の世界を作るという、答えのない困難にチャレンジするマインド。

「行動力」とは、思い描く世界を実現するために自らアクションを起こし、最後までやり遂げる力。・・・

まとめると、NTTドコモは、次のような人材を求めています。

  • 技術革新の最前線でその変化を楽しみ、新しいコミュニケーション文化の世界を作るという、答えのない困難にチャレンジするマインドを持つ人
  • 思い描く世界を実現するために自らアクションを起こし、最後までやり遂げる力のある人

また、ワークフィールド別に「求める人物像」が明記されていますので参照ください。

面接において自己PRをするとき、求める人材像をあらかじめ知っておくことは大切です。

NTTドコモの新卒採用情報について【就活】

はじめにNTTドコモの新卒採用情報について以下に記します。

NTTドコモは、2022年1月、NTTコミュニケーションズとエヌ・ティ・ティ・コムウェアをドコモの子会社とし、ドコモグループを設立しました。募集は、NTTドコモ・NTTコミュニケーションズの両社による「ドコモグループ新卒採用プロジェクト」として実施します。

  1. 採用コース
    • NTTドコモの応募では、エントリー時に「オープンコース」と「WILLコース」のいずれかを選択します。

      オープンコースは、総合コースとエンジニアコースがあります。幅広いワークフィールドに興味がある人向けです。入社時点のワークフィールドは、志向やスキル、経験を踏まえ決定されます。(エンジニアコースはエンジニア職種に限定)

      WILLコース(初期配属コミット)は、WF確約型とポスト確約型の2つがあります。

      WF確約型は、特定のワークフィールドで活躍したい人向けです。配属先は合格したワークフィールドで働きます。

      ポスト確約型は、特定のポストで活躍したい人向けです。配属先は合格したポストで働きます。

    • ワークフィールドは、職種と事業により14に分かれています。

      職種はビジネスデザイン職、エンジニア職、セールス職、専門職の4つです。事業は、コンシューマ通信、スマートライフ、法人、共通(エンジニア・専門)の4つです。

      具体的な14のワークフィールドは次の通りです。

      ビジネスデザイン(コンシューマ通信)、セールス(コンシューマ通信)、ビジネスデザイン(スマートライフ)、セールス(スマートライフ)、ソリューションエンジニア、ビジネスデザイン(法人)、セールス(法人)、プロダクト・サービスエンジニア、AIエンジニア・データサイエンティスト、セキュリティエンジニア、ネットワーク・インフラエンジニア、6G・IOWNエンジニア、リーガル、アカウンティング&ファイナンス

  2. 選考フロー   

    プレエントリー→本エントリー→適性検査受検→書類選考→面接(複数回)→内々定

  3. エントリーシート(25年卒)

    自己PRに関すること

    • 成功や失敗を問わず、学生時代にチャレンジしたエピソードを教えてください。(400文字以内)

    志望動機に関すること

    • ドコモで叶えたい夢を教えてください(400文字以内)
    • 下記は入社後のワークフィールドを確定するものではありません。 関心のあるワークフィールドを選択してください。 実際の配属については、皆さんのスキルや経験、志向を踏まえて決定いたします。―オープンコース
    • ご自身のスキル、経験、志向性などで希望するワークフィールドにマッチしていることをPRしてください(400文字以内)―WILLコース
    • 希望するワークフィールド/ポストに関連する領域で、ゼミ・研究・そのほかの課外活動などでの特筆すべき経験があれば記載ください(論文URLなど)―WILLコース
  4. 面接   

    面接では、ガクチカ、研究内容(技術系)、ドコモでやりたいことや夢について深掘りがなされます。

    自己PRに関すること

    • 自己PRしてください
    • 中高含めて今までどのような経験をしてきましたか
    • 高校の部活動は何ですか
    • 研究内容を説明してください(研究室を選んだ理由、テーマと目的、課題、苦労したこと、工夫したこと、結果、ドコモでどのように活かせるか)
    • 学生時代頑張ったことは何か2つ話してください(なぜ取り組んだか、困難なことと困難の乗り越え方、役割、周りとの協力、メンバーと意見が対立したこと、結果と学んだこと、ドコモで活かせること)
    • 人生のターニングポイントについて、その意思決定を行った理由、そう思考した経験は何ですか
    • 成功や失敗を問わず、これまでの人生でチャレンジしたエピソードはありますか
    • 組織の中で力を発揮した経験はありますか
    • チームプレーをするときの立ち位置は何ですか
    • リーダーシップをとった経験はありますか
    • 他の人と関わる上で気をつけていることは何ですか
    • 苦手なタイプはどんな人で、その人とどうかかわりますか
    • 周囲からどのような人と言われますか
    • 大切にしている価値観は何ですか
    • クラブ・サークル活動をしていましたか
    • アルバイトをしていましたか
    • 強みと弱みは何ですか、強みが現れたエピソードを教えてください
    • 社会の課題は何だと思いますか、それを改善するために何が必要と思いますか

    志望動機に関すること

    • 就活の軸とその理由は何ですか
    • なぜ通信キャリアを志望しますか
    • なぜNTTドコモを志望しますか
    • NTT東日本、西日本と比べてどう思いますか
    • ソフトバンクやKDDIではなく、NTTドコモの理由は何ですか
    • KDDIとソフトバンクに対してどのようなイメージを持っていますか
    • なぜ○○コース・職種を選びましたか
    • なぜこのポストを選びましたか
    • NTTドコモでやりたいことは何ですか、やりたいことを実現するために自分のどこを変える必要があると思いますか、強みをどのように発揮できますか
    • キャリアプランを教えてください
    • NTTドコモで叶えたい夢と背景を教えてください
    • 希望する事業・部署はどこですか
    • 希望しない部署に配属されたらどうしますか
    • ドコモショップの印象と課題を教えてください
    • 勤務地の希望はありますか
    • NTTドコモの興味のあるサービスは何ですか
    • 他社含め生活を豊かにしていると思うサービスは何だと思いますか
    • インターンシップで印象に残っていることは何ですか
    • 他社の選考状況とNTTドコモの志望度を教えてください
  5. 採用人数

    19年度入社実績 400名

    20年度入社実績 400名

    21年度入社実績 400名

    22年度入社実績 不明

    23年度入社実績 600名

    24年度入社実績 600名

  6. 24年新卒入社大学別就職者数  

    国公立大

    東京大12、京都大10、北海道大12、東北大14、名古屋大17、大阪大25、九州大16、東京工業大12、一橋大2、筑波大10、千葉大7、電通大25、東京外大1、都立大8、横浜国大9、横浜市大2、金沢大8、大阪公立大7、神戸大16、岡山大5、広島大6、熊本大2、他

    私立大

    早稲田大51、慶応大34、上智大18、明治大31、青山学院大11、立教大9、中央大14、法政大4、学習院大1、成城大1、東京都市大3、明治学院大1、日本大4、東洋大1、東海大1、東京理科大22、芝浦工大7、東京電機大1、東京女子大2、日本女子大1、大妻女子大1、千葉工大3、金沢工大5、愛知大1、中京大1、南山大2、同志社大21、立命館大20、関西大10、関西学院大14、龍谷大1、近畿大5、甲南大1、他

    以上は大学院修了者を含みます。

    ※サンデー毎日(2024年9月1日号)参照

  7. 学歴フィルター

    NTTドコモは難関大学から中堅私立大学クラスまで採用しています。WEBテストを通過すれば、道は拓けます。

面接攻略の考え方【就活】

就活の面接では自己PRと志望動機及びそれに関することを必ず訊かれます。

よってそれらの答えをあらかじめ準備する必要があります。

以下の自己PRと志望動機のヒントを参考にしてまとめてください。

  1. 面接時の自己PRのヒント

    ■課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする

    NTTドコモは、特に課題解決力と行動力を求めていると考えられます。

    上記の求める人材にあるようにNTTドコモは、「技術革新の最前線でその変化を楽しみ、新しいコミュニケーション文化の世界を作るという、答えのない困難にチャレンジするマインドを持つ」「思い描く世界を実現するために自らアクションを起こし、最後までやり遂げる力のある」人を求めています。

    ここで、「技術革新の最前線でその変化を楽しみ、新しいコミュニケーション文化の世界を作るという、答えのない困難にチャレンジするマインドを持つ」は、課題解決力を表しています。(NTTドコモは「挑戦心」と呼んでいます)

    また、「思い描く世界を実現するために自らアクションを起こし、最後までやり遂げる力のある」は、行動力を表しています。

    NTTドコモは、2022年1月、NTTコミュニケーションズとNTTコムウェアを子会社化し、新しいドコモグループとして、新たな世界の実現に向けて挑戦しています。

    挑戦は、カスタマ―ファーストの追求、デジタル化とデータ活用を加速、グローバル展開、サステナブルな社会に貢献の4つの柱で実行します。

    これらを推進するために、課題解決力と行動力のある人材を求めているのではないでしょうか。

    面接では、学生時代において最も力を入れたことを伝える中で課題解決力と行動力をアピールしましょう。

    課題を発見して、既存の発想にとらわれず新しい解決法を考え、解決のための計画づくりができる。実現のために粘り強く取り組むことができる。というアピールです。

    力を入れたことは学業、クラブ・サークル活動、アルバイト、ボランティア活動などなんでも良いのです。

    最も力を入れたことは何か、なぜ力を入れたのか、困難だったことや困難を解決するために創意工夫して、どのように粘り強く行動したか、成果と身につけたことなどを語ってください。

    但しNTTドコモは、採用するすべての人に課題解決力と行動力を求めているわけではありません。

    自分の最も伝えたい能力が他にあるなら、その能力を上手に説明してください。

    ■技術系応募者は研究内容を語る

    技術系応募者は、コンシューマ通信やスマートライフ、法人の各事業でエンジニアとして、あるいは共通のエンジニアとして活躍することが期待されます。

    技術系応募者はそれらに十分対応できる能力やスキルがあることを、自分の研究内容から探し出して話せるようにしてください。

    技術系応募者は、面接において研究内容の説明を相当詳しく深掘りされることを覚悟してください。

    具体的には、研究にあたって、その課題と課題解決の手法をあげ、解決に困難だった点について自分自身の工夫と成果を説明できるようにしてください。

    課題を解決するために、どのように周囲を巻き込んでいったか、どのくらい粘り強く取り組んでいったかなどについても説明できるといいです。

  2. 面接時に志望動機を語るヒント

    ■なぜ通信業界を選ぶのか明確に伝える

    なぜ通信業界を志望するか、その理由を説明できるようにしてください。

    通信業界とは何か、業界を取り巻く環境についての基本は、ブログ記事「【2025年】通信業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を参照ください。

    通信業界について業務の理解を深めていき、魅力を語ってください。

    ■なぜNTTドコモを選ぶのか明確に伝える

    NTTドコモの企業理念、事業内容、グループ中期戦略などから感じたことをまとめてください。

    そのなかで、自分が共感できることがNTTドコモを選んだ志望動機になります。

    また、NTTドコモと競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。

    NTTドコモを志望する学生は、同じ通信キャリアであるKDDIとかけもち応募する学生が多いようです。

    また、NTTグループのNTTデータ・NTT東日本や、伊藤忠テクノソリューションズ、NECにも興味のある人がいるかも知れません。

    たとえNTTドコモが第一志望でなくても競合他社と比較し、なぜNTTドコモなのかを質問されたときに、しっかり答えられなくてはなりません。

    特にKDDIやソフトバンクと、NTTドコモの違いを答えられるようにしてください。

    ■NTTドコモでなぜそのコース・職種・ワークフィ―ルドなのかと、そこでどのような仕事をやりたいか明確に伝える

    面接では、希望するコース・職種・ワークフィ―ルドと、そこでやりたい仕事は何か、なぜその仕事をやりたいのかをきちんと説明できなくてはいけません。

    あわせてやりたい仕事で活かせる能力やスキルがあればそれを伝えてください。

    希望する事業で注目している商品や技術、サービスとその注目理由も話せるようにしておくと、なお良いでしょう。

    ■他社の応募状況とNTTドコモの志望順位を答えられるようにする

    志望順位については、迷わず第一志望ですと答えましょう。

    他社の応募状況を聞かれたら、通信業界志望と答えてください。他社名を教えてほしいと聞かれたさい、NTTドコモと同レベルの企業に応募中ならそれを答えてください。

    通信業界以外なら「〇〇業界にも興味があり応募しています」くらいは答えてもいいです。

    この場合まったくの異業種に応募している場合は、なぜ応募したのか答えられるようにしてください。

以上、NTTドコモの採用情報と面接攻略の考え方を説明しました。

特に面接は複数回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。

また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい就活生のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの就活面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。

本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。

面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】

NTTドコモは、NTTの完全子会社であり、日本最大の移動体通信事業者です。

このようなNTTドコモの面接を攻略するためには、まず通信業界を取り巻く環境を理解することと、通信業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。

ブログ記事「【2025年】通信業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。

続いて、NTTドコモとはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。

NTTドコモの会社概要、企業理念、グループ中期戦略など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

これら以外にもNTTドコモのホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。

本記事の後半でNTTドコモの基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。

NTTドコモの面接攻略のまとめ【就活】

NTTドコモに入社を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?

NTTドコモが求める人材は、「技術革新の最前線でその変化を楽しみ、新しいコミュニケーション文化の世界を作るという、答えのない困難にチャレンジするマインドを持つ」「思い描く世界を実現するために自らアクションを起こし、最後までやり遂げる力のある」人です。

面接では、ガクチカ、研究内容(技術系)、ドコモでやりたいことや夢について深掘りがなされます。

面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。

  • 課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
  • 技術系応募者は研究内容を語る

面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。

  • なぜ通信業界を選ぶのか明確に伝える
  • なぜNTTドコモを選ぶのか明確に伝える
  • NTTドコモでなぜそのコース・職種・ワークフィ―ルドなのかと、そこでどのような仕事をやりたいか明確に伝える
  • 他社の応募状況とNTTドコモの志望順位を答えられるようにする

面接を攻略するためには、まずは通信業界を取り巻く環境を理解すると同時に、通信業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。

また、NTTドコモとはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。

NTTドコモの会社に関する知識について、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも参考にしてください。

NTTドコモを志望するときに知っておきたい社風

NTTドコモの面接を受けるにあたり知っておきたい社風について以下に記します。

  • 勤務時間は明確に管理されており、残業を強要することはほとんど無いです。サービス企画系の部署は非常に忙しいところもあります。
  • 副業が制度上認められており、実際に副業をしている人はちらほら見受けられます。
  • 新たなチャレンジを行おうという雰囲気と、社内調整が多く官僚的な側面が入り混じっています。
  • 世の中の変化に対応する意識が高いです。
  • 女性の産休育休の取得は100%なので気兼ねなく取得できます。職場の理解もあります。最近は女性の管理職を増やそうと様々な取り組みをしています。
  • 泥くさい仕事が多く、ドコモショップのサポートでは土日にも電話がかかってきます。

面接で語る志望動機を作る際、社風をよく知っていることが大切です。

NTTドコモの会社概要

ここからはNTTドコモの会社概要を説明します。面接において志望動機を語る上で役に立ちます。

  • NTTドコモは、ソフトバンク、KDDI、楽天モバイルの4社の中で、携帯電話契約数は40.5%でシェアトップです。(総務省調査:2024年3月末)

    「"docomo"」の名称は「"Do Communications over the Mobile network"」(移動通信網で実現する、積極的で豊かなコミュニケーション)の頭文字を綴ったものです。

  • NTTドコモは、1990年の「政府措置」における日本電信電話(NTT)の「移動体通信業務の分離」についての方針を踏まえ、1191年エヌ・ティ・ティ・移動通信企画株式会社として設立されました。      

    1992年にエヌ・ティ・ティ移動通信網株式会社に商号変更し、日本電信電話より移動通信事業の営業譲受を受け、営業を開始しました。

    NTTによるTOB(株式公開買い付け)により、2020年12月にNTTの完全子会社となりました。

    2022年1月にNTTコミュニケーションズとNTTコムウェアを子会社化しました。

  • ブランドビジョンは、「あなたと世界を変えていく。」です。
  • ドコモグループとして、主な事業は、NTTドコモがコンシューマ通信事業、スマートライフ事業、NTTコミュニケーションズが法人事業、NTTコムウェアがシステム開発を展開しています。 
  • NTTドコモの2024年3月期の決算数字は次の通りです。

    資本金は、9,496億79百万円です。

    従業員数は、単独8,919人、連結51,061人です。

    営業収益は、6兆1,400億円です。

    連結営業利益は、1兆1,444億円です。

    連結当期利益は、7,951億円です。

    セグメント別営業収益は、法人1兆8,817億円、スマートライフ事業1兆908億円、コンシューマ通信3兆4,248億円です。

面接では、「NTTドコモの強みを知っていますか」と質問されるかも知れません。覚えておきましょう。

NTTドコモの企業理念

NTTドコモの企業理念について、紹介します。

私たちは「新しいコミュニケーション文化の世界の創造」に向けて、個人の能力を最大限に生かし、お客様に心から満足していただける、よりパーソナルなコミュニケーションの確立をめざします。

面接では、「企業理念を知っていますか」と質問されるかも知れません。理解しておきましょう。

NTTドコモの中期戦略

NTTドコモは、2021年10月に「新ドコモグループ中期戦略」(2021年度~2025年度)を策定し推進中です。ここでは、その概要を紹介します。

NTTコミュニケーションズとNTTコムウェアをグループに加え、新しいドコモグループとして、新たな世界の実現に向けて挑戦するとしています。

  1. 新しいドコモグループの挑戦

    挑戦は、4つの柱で実行し、その実現に向けて3つのバリューを大切にします。

    • 4つの柱は、「カスタマーファーストの追求」「事業運営のデジタル化とデータ活用の加速」「グローバルな事業展開」「サステナブルな社会創造に貢献」です。
    • 3つのバリューは、「先を予測して進み、ポジティブ思考でチャレンジ」「顧客やパートナーとともにイノベーションを起こす」「有⾔実⾏と公正な取引により顧客・パートナーの信頼を得る」です。
  2. 新しいドコモグループ
    • NTTドコモ、NTTコミュニケーションズとNTTコムウェアの3社の機能を統合し、事業責任を明確化して、通信事業の構造改革と法人・スマートライフ事業の拡大を目指す
    • 機能統合により、法人事業拡大、ネットワーク競争力強化、サービス創出・開発力強化とDX推進のシナジーを創出
  3. 中期戦略
    • 中期戦略では、『「社会・産業の構造変革」と「新たなライフスタイル創出」であなたと世界を変えていく。』としています。
    • 法人事業では、社会・産業の構造変革と地域社会のDX⽀援を行う
    • スマートライフ事業では、新たな⽣活価値・ライフスタイルを創出する
    • 通信事業では、⾼品質で経済的なネットワーク・期待を上回る顧客体験を創出する
    • 国際事業では、日本での成功モデルをグローバル展開する
    • R&Dでは、6G・IOWNで世界をリード。ITでは、⾰新的サービスをいち早く提供、DXを推進する

面接で志望動機を伝えるとき、中期戦略を理解しておくことは大切です。

参考リンク集

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