【2021年】建設業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識

2020.12.09 更新
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建設業界に応募する人が面接を受けるにあたって、必ず知っておいたほうが良い基礎知識があります。

これらの知識を持っていないと、面接での受け答えに困ってしまうことがあります。

特に志望動機を答える面接では、これらの知識がないと入社への本気度が伝わりません。

ここでは、建設業界を取り巻く環境や仕事など、建設業界に応募する人が面接で役に立つ基礎知識を紹介します。

ぜひこの記事を読んで、あなたの就活や転職の面接に役立ててください。

目次
  1. 建設業界とはどのような業界なのか
  2. 建設業界を取り巻く環境と課題
  3. スーパーゼネコンの特色について
  4. 建設業界の仕事
  5. まとめ

建設業界とはどのような業界なのか

建設業界は建設するモノにより大きく住宅やビル、学校、病院、工場などの建物を建築する「建築」と道路やトンネル、港湾、橋梁、ダム、水道などのインフラ整備を行う「土木」に分けられます。

一方、建設業界は、企業の得意分野により「ゼネコン(ゼネラルコントラクター)」「マリコン(マリーンコントラクター)」「サブコン」と分けることもできます。

「ゼネコン」とは、土木一式工事、または建築一式工事を請け負う総合建設業者を指します。

ゼネコンの中でも売上1兆円を超える企業をスーパーゼネコンと呼びます。大林組、鹿島建設、大成建設、清水建設、竹中工務店がスーパーゼネコンです。

「マリコン」とは、ゼネコンの中でも、港湾、堤防、橋梁などの建設や海洋調査などにかかわる海洋土木工事を得意とする企業を指します。

五洋建設、東亜建設工業、東洋建設などです。

「サブコン」とは、ゼネコンの下請などとして、土木・建築工事の一部を請負う企業を指します。

この他にも、石油化学・エネルギー分野を中心に、プラント・設備工事を専門とする企業もあります。

主なサブコンではきんでん、関電工、九電工などが挙げられます。

プラント・設備工事企業では日揮、千代田化工建設、東洋エンジニアリングなどがあります。

面接を受けるにあたって、建設業界にはゼネコン、マリコン、サブコンなどがあることを知っておきましょう。

建設業界を取り巻く環境と課題

  • 第二次大戦後、高度経済成長期には、社会基盤の整備を目的とする政府主導の公共事業の恩恵などを受け、建設業界は日本の基幹産業として大きく成長してきました。

    公共事業費は地方の建設会社にも行きわたり、地方の活性化にも貢献しました。

    その後バブル期には住宅やビルなどの建築ブームにより建設投資が急増しました。

    しかしバブル崩壊後は民間投資が落ち込み、リーマンショックなどもあり、2010年には、建設投資がピークであった1992年と比べて半減しました。(国土交通省)

    その後は、東日本大震災の復興需要や、国土強靭化計画、東京オリンピック効果などにより回復傾向となっています。

  • 現在の建設業界の課題は、建設現場での慢性的な人手不足です。人手不足は深刻な問題であり、受注しても工事に取り掛かれない「手持ち工事(繰越高)」が増加しています。

    技能労働者の高齢化も進んでいて、技術伝承のための若手労働者の確保が急務となっています。

    このため建設業界として技能労働者の働き方改革や人事制度改革、AIを活用した次世代建設生産システムの開発などの取組みが始まっています。

  • 建設業界は東京オリンピック需要が一段落しても、首都圏等の再開発、防災・減災とインフラ老朽化対策の国土強靭化投資、大阪万博、統合型リゾート構想、リニア新幹線などの需要が予定されており、当面は底堅い需要が続くものと思われます。

    しかし建設業界は、長期的には少子高齢化による日本経済の縮小の影響を受けることが予想されます。

    このためゼネコン各社は、海外へのインフラ輸出事業の強化や再生エネルギー分野への進出、次世代建設生産システムの構築など新たな分野への投資を進めています。

面接では、建設業界を取り巻く環境と課題を知っておくことが大切です。

スーパーゼネコンの特色について

スーパーゼネコンと呼ばれる大林組、鹿島建設、大成建設、清水建設、竹中工務店の特色は次の通りです。

  • 大林組は、建築事業・土木事業・開発事業に強みを持ち、虎ノ門ヒルズ、東京スカイツリーなど数多くのシンボルを手がける最大手ゼネコンです。

    環境への負荷軽減を考慮した、省エネマンションや商業施設の建設に注力しています。

    従来の建築分野以外の新事業への進出に積極的で、再生可能エネルギー創出事業や、宇宙エレベーター建設構想を推進しています。

  • 鹿島建設は、鉄道工事や高層ビルをはじめて建設した会社です。土木事業や超高層ビル建設に強みがあります。GINZA SIXや東京ミッドタウン日比谷を手がけています。

    最新テクノロジーの現場導入に積極的で、ICTを活用したロボット技術や建設機械の自動運転、宇宙基地建設など近未来的で夢のあるテーマに取り組んでいます。

    海外不動産開発にも積極的です。

  • 清水建設は、特許保有・技術でゼネコン業界NO.1であり、他社に真似できない技術力が強みです。

    社寺・伝統建築や民間の建築などに強みを持っています。

    歌舞伎座改修工事、パハン・セランゴール導水トンネル、JR博多シティを手がけています。

  • 大成建設は、5社のうち唯一の非同族経営です。都市開発事業に強みを持っています。

    新宿3丁目や日本橋浜町、川崎駅北口など名高い地域の再開発を手がけています。

    海外インフラ事業にも積極的でトルコのボスポラス海峡横断トンネル、カタール・ベトナムの空港ビルも手がけています。

  • 竹中工務店は、1610年創業の最も歴史ある建設会社で、5社の中で唯一大阪に本社を構えている、非上場会社です。

    売り上げの大半を建築事業で占めており、「建築専業」を宣言しています。

    横浜アリーナや阪急梅田駅 あべのハルカスなどの開発を手掛けています。海外では、シンガポール・チャンギ国際空港も同社の建築施工です。

スーパーゼネコン各社の特色を知っておくと、面接での志望動機を語る際に役に立ちます。

建設業界の仕事

建設業界は国を支える基幹産業として、社会インフラや、ビル・工場などの民間の建物を建設・開発することが主な仕事です。

設計、施工、営業など、自分が携わった仕事の成果や努力が完成したモノとして目に見えることで、社会に役立つという働きがいや誇りを実感しやすい業界といえます。

建設業界の仕事として、技術系では、技術・研究開発、設計、生産設計、生産技術、品質管理、ICT、施工管理、エンジニアリング、新規事業担当などの職種があります。

事務系では、営業、営業支援、開発事業、現場事務、調達などの職種があります。

また管理業務として、総務、人事、法務、経営企画、財務などの職種があります。

建設業界ではどのような仕事があるのか、仕事内容をしっかり理解していることが面接で志望動機を答えるときに重要です。

また、事前に十分把握していると面接で希望する仕事を訊かれたときに役に立ちます。

まとめ

建設業界各社に応募する人は、業界をとりまく環境を理解しておいて、面接での志望動機を語る際などに役立ててください。

また、面接官からの質問に答えるときにも、本記事で紹介したような知識が大切になります。

この他にも業界の知識を積極的に吸収しましょう。

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建設業界各社の具体的な面接対策については以下の記事を参考にしてください。

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