転職回数が多い人は自己PRを工夫する
この記事では、転職回数が多いあなたが面接の自己PRで工夫する方法を教えます。
中途採用の募集で転職回数が多い人は不利だと言われます。
それでは転職回数が多いとはいったいどれくらいのことを言っているのでしょうか?
通常、20代では3回、30代では4回以上だと転職回数が多いとみなされます。
転職回数が多いと面接官は、「応募者は何か嫌なことがあると直ぐに辞めてしまうのか」とか「人間関係に問題があるのか」と思ってしまいます。
そして「当社でも何かあれば直ぐに辞めてしまうかも知れない」と気になります。
そこであなたは、なぜ転職回数が多いのか面接官が納得できるように説明し、採用したいと思わせるような自己PRをする必要があります。
転職活動では、自己分析や企業研究した結果を基に履歴書や職務経歴書を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。
本サイトを読みこなすことで、転職活動の選考・面接対策に自信が持てるようになります。
面接官が納得する理由を説明できるかがカギです
面接官は、正当性(納得できる理由か)と信ぴょう性(ウソをついていないか)を見ています。
正当性とは、転職の目的が明確であることです。
「キャリアプランに基づいていて、計画的かつ戦略性をもった転職である」など、納得のいく理由があれば転職の回数自体で不採用になることはありません。
信ぴょう性とは、転職回数や転職理由にウソがないかです。
転職回数が多いからといって回数をごまかしたり、転職理由でウソをつかないことです。
転職回数が多いと指摘されたときこそ自己PRする
- これまでの仕事と応募職種のスキル面での共通点をあげて自己PRします。
あなたは「○○のスキルアップのため」何回も転職したと、ひとつのスキルを掘り下げて自己PRしてください。
例えば、「人事労務のプロになることを目指して、スキルアップのために小売業やメーカーの人事労務を経験してきましたが、結果として3回転職することになりました。この間各社で給与や労働法の知識を得て、子会社の就業規則を作成しました。この人事労務のスキルを子会社の多い御社で活かしたいです」というような自己PRです。
なお、具体的な業務スキルに共通性を見つけられないこともあります。このような場合は、人間関係のスキルなどから共通性を見つけて自己PRすることも考えられます。
たとえば「個人営業での折衝力を高めるため」とか、「店長として身に着けたリーダーシップを発揮したいため」との自己PRです。
- 転職回数が多いことを認めた上で、今後は今までの経験を活かして、応募先会社でじっくり仕事に取り組み貢献していく姿勢を自己PRします。
面接官は転職回数が多いから不採用にするのではありません。現在の気持ちと将来に向けての意欲を見極め、採用・不採用を決定します。
「これまで転職が多いことは確かに自分のスキルアップを優先した結果です。ですがこれからは御社に長く勤めることで、貢献していきたいと考えています」という自己PRをするといいです。
- 会社倒産など、やむを得ない理由で転職回数が増えてしまった場合は、その理由を簡潔に述べ会社の悪口は言わないでください。
まとめ
転職回数が多いあなたは、なぜ転職回数が多いのか面接官が納得できるように説明し、自己PRにつなげていく必要があります。
面接官は、転職回数が多い理由について正当性(納得できる理由か)と信ぴょう性(ウソをついていないか)を見ています。
そこで、今までの仕事と応募職種のスキル面での共通点をあげて自己PRすることです。
また、転職回数が多いことを認めた上で、今後は今までの経験を活かし、応募先会社でじっくり仕事に取り組み貢献する姿勢を自己PRします。
これらを参考にして、転職の面接に臨むと良い結果が得られます。
頑張ってください。応援しています。
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