社会人の飲み会における幹事をうまくこなす方法

2022.11.29 更新
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社会人ともなると仕事関係の飲み会で、幹事に指名されることがあります。

職場の歓送迎会や忘年会・新年会から、取引先やお客様との懇親会まで様々な飲み会があります。

若手社員のあなたがこのような飲み会の幹事をそつなくこなせば、上司の評価も上がるものです。

それでは社会人の飲み会で幹事を要領よくこなすには、どのような点に気をつけたら良いでしょうか?

若手社員がキャリアプランを実現するためには、仕事の基本やビジネスマナー、コミュニケーションスキルといった、組織で働くためのノウハウを体系的に身につけることが重要です。

本サイトを読みこなすことで、仕事の進め方に自信が持てるようになります。

目次
  1. 社会人の飲み会における幹事の役割
  2. 飲み会の事前準備をするときのポイント
  3. 当日、会場に到着してから飲み会直前までの注意点
  4. 飲み会が始まってから留意するポイント
  5. まとめ

社会人の飲み会における幹事の役割

社会人の飲み会における幹事の役割は参加者に楽しんでもらうことです。

しかし、これだけなら学生時代の飲み会と同じです。

学生時代と異なるのは、年配の上司や先輩に対してどのように接するか、あるいは取引先やお客様をどのように接待するかの心がけ方です。

こうした幹事のコツを覚えることで、上司からあなたの評価アップにつながります。

飲み会の事前準備をするときのポイント

  1. 上司に飲み会開催の目的を確認してください。

    歓迎会、送別会、忘年会、新年会から、取引先やお客様の接待など飲み会にはいろいろなかたちがあります。

    その目的により幹事の対応が異なってきます。特に社外の人の接待には注意が必要です。

  2. 日時と場所については主賓、上司の事情を第一に考えます。この人達の都合の良い日時、場所を選んでください。
  3. 主賓、上司の好みを察知して店を選ぶといいでしょう。食事内容、店の雰囲気など好みを確認してください。
  4. 主賓の格と開催の主旨に応じて店格を使い分けてください。職場内の飲み会ならある程度くだけた店でもかまいませんが、接待の場合は上司と相談しながら店を決めてください。
  5. 同業者が多く使う店、社内の他部門が多く使う店は避けましょう。飲み会の内容が同業者や社内の他部門に分ると困るケースもあります。
  6. 自分が良く利用する店で顔馴染みの人がいる場合は、あらかじめ店の人にことわって自分を愛称で呼ばせないようにしましょう。

    あなたが愛称で呼ばれると、上司や接待を受けた人はあまり良い気持ちがしないものです。

  7. 必要があれば、事前に店の責任者か担当者に注意事項を伝えておいてください。上司や接待する人について食べ物の好き嫌いがわかっている場合は、事前に伝えておくことが無難です。
  8. 当日の主賓は誰であるか店の人に知らせ、座る位置を調整してもらったり、持てなしを依頼するといいです。特に接待をする場合は依頼しておくことです。
  9. 出席者には開催場所の地図や電話番号を事前に知らせておきます。座席が決まっている場合は、それも知らせておくとよいでしょう。
  10. 挨拶、乾杯は目上の人がするものです。誰が挨拶や乾杯をするのか事前に決定し、依頼しておいてください。

当日、会場に到着してから飲み会直前までの注意点

  1. 開催場所には30分くらい前に着き、他の出席者を迎えるようにしてください。開催時間より早めに到着する出席者がいることを想定します。
  2. 席順に注意してください。主賓、上司は上座、幹事は入口近くに座ります。全体を見回す気配りを忘れずにいてください。
  3. 飲み会が長時間にわたる場合は、開始前にトイレに行っておきましょう。
  4. 料理の注文について、事前に食事のコースが決まっていない場合はまず主賓にメニューを渡し、好みを聞いてください。あなたは他の出席者の注文をみて同レベルのものを注文するようにします。

飲み会が始まってから留意するポイント

  1. 特に職場内の飲み会については次のような進行パターンが基本です。

    A上司が挨拶をして、続いてB上司の乾杯で始まり、飲食後主賓が挨拶をし、C上司のしめの挨拶で終わります。

  2. 幹事は、酒のペースなど出席者の動向に常に気を配ってください。自分自身が楽しんでしまい、他の出席者のことを忘れてしまわないようにしましょう。
  3. 支払いは頃合をみて済ませます。
  4. 帰りの車を必要とするときは、必要になり次第すぐに乗車できるように早めに準備しておいてください。
  5. 主賓、上司が先に帰る場合は一緒に外に出て見送ることも幹事の役割です。

以下は幹事でなくても社会人として飲み会に出席する場合に留意するポイントです。

  • 食事をしながらタバコを吸わないでください。近頃飲食店では全面禁煙の店が多いです。
  • 片肘をついて食事をしないでください。だらしなく見えます。
  • 場をわきまえて酒量に気をつけましょう。「酔った勢い」や「若気の至り」で場を乱す行為は社会人として失格です。
  • お酒を無理に勧めないでください。お酒を飲めない、苦手な人がいます。

まとめ

社会人の飲み会で幹事をそつなくこなすには、どのような点に気をつけたら良いでしょうか?

飲み会の幹事は参加者に楽しんでもらうことが役割です。

年配の上司や先輩に対してどのように接するか、あるいは取引先やお客様をどうもてなすかの心がけが大切です。

それにはまず飲み会の事前準備を怠らないことです。そして当日、会場に到着してから飲み会が終わるまで、マナーやしきたりをわきまえた行動をとることです。

幹事の仕方をしっかり身に着けると、社会人としてあなたの評価はぐっと上がります。

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