ほうれんそうは仕事がうまくいくおまじない

2022.11.28 更新
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「ほうれんそう」という言葉があります。

これは野菜のホウレン草ではなく、「報連相」という仕事の進め方です。新入社員研修で教わることが多いので聞いたことがない人は少ないと思います。

1982年に当時の山種証券(現SMBCフレンド証券)社長である山崎富治が社内で「ほうれんそう運動」を始めたのが報連相の起源で、著書「ほうれんそうが会社を強くする」がベストセラーとなり一般に浸透しました。

若手社員のあなたは、上司から仕事を指示されたとき「ほうれんそう」と唱えてください。

「ほうれんそう」を仕事がうまくいくおまじないとして使うと良いことがあります。

この記事では、報連相について仕事がうまくいくおまじないとして使うコツを説明します。

若手社員がキャリアプランを実現するためには、仕事の基本やビジネスマナー、コミュニケーションスキルといった、組織で働くためのノウハウを体系的に身につけることが重要です。

本サイトを読みこなすことで、仕事の進め方に自信が持てるようになります。

目次
  1. 報連相はビジネスの基本です
  2. 報告の仕方
  3. 連絡の仕方
  4. 上司が不在時の報告・連絡
  5. 相談の仕方
  6. まとめ

報連相はビジネスの基本です

報連相は、仕事をする上で重要なコミュニケーションの仕方です。

ほう:「報告」とは、仕事の結果や進捗状況を上司に伝えることです。

上司から聞かれる前にこまめに報告することで、上司も状況を把握することができ的確なアドバイスをすることができます。

れん:「連絡」とは、スケジュールや会議案内など関係者に仕事上の情報を伝えることです。

たいしたことではないと思っても、人によっては重要な情報だったりするので早めに連絡することが大切です。

そう:「相談」とは、仕事をする上で判断に迷ったとき上司や先輩に参考意見やヒント、アドバイスをもらうことです。

迷ったことがあれば早めに相談します。迷っている無駄な時間を減らせるし、事態の深刻化を防ぐこともできるからです。

上司から仕事を指示されたとき、仕事がうまくいくおまじないとして「ほうれんそう」と心の中で唱えて、適宜報連相を実行してください。

報告の仕方

報告は上司からの指示、命令に対してどのような状況になっているか、その結果や経過を知らせることです。

あなたが上司に報告をする時は、5W2H(何を、いつまでに、どこで、誰と、なぜ、どのように、いくらで、どれくらい)を意識してください。情報の伝え漏れがなくなります。

報告のルールを知りましょう。効果的な報告をするためには次のような点に気を付けることです。

  • 上司から「あの件はどうなった?」と催促される前に自分から報告する。
  • 指示された仕事はその都度報告する(前回と同じ指示でも、完了したら報告する)。
  • 事実、原因や背景、自分の意見の順で報告する。
  • 報告は短くまとめて簡潔に行う。
  • 小さなことと思ってもまずは報告する。

連絡の仕方

連絡とは仕事上の事柄について、その情報などを関係者に伝えることです。

社内通達などで関係者に連絡する場合は、連絡の必要があるか迷う人物にも連絡しましょう。

連絡をするときは次を意識します。

  • 連絡に至る背景を知る(わからない時は連絡を指示した上司に確認しましょう)。
  • 間違った情報を伝えないように細心の注意を払う。
  • 特に職場外へ連絡するときは省略語や職場語を避け、相手が理解できる言葉をつかう。
  • 連絡によって相手になんらかのアクションを期待するときはそのメリットまで伝える。

上司が不在時の報告・連絡

上司が出張や外出などで会社の外にいて直接本人と会話できない場合は、以下のように対応します。

  • 緊急事態が発生した場合は、先輩に相談後、直ちに携帯電話等に報告・連絡します。
  • 緊急事態でない場合は、上司が出張や外出から戻ったときに報告・連絡します。

    不在中の仕事の経過、電話、連絡事項、来訪者の有無など報告や連絡が必要な事項は手短に要点のみ伝えます。ただし、重要と思われる事項は細かく説明してください。

相談の仕方

相談とは、仕事をする上で判断に迷ったとき、上司や先輩に参考意見やヒント、アドバイスをもらうことです。

若手社員のあなたはどんな事柄でも自己判断せず、日頃から上司や先輩に相談することで、筋の通った行動や考え方をつくっていくと良いと思います。

相談は本来、問題が起きてからでは遅すぎます。

困ったことがあったら自分一人で悩まず、問題が起きる前に相談することがコツです。

また相談には時間がかかります。相談するときは上司の都合を確認してからにしてください。

一方相談した相手の回答について、自分としてはどうしても受け入れられないこともあります。

その場合は直ちに「受け入れられません」と拒否するのではなく、改めて自分の考えをもって再度相談するようにしてください。

まとめ

若手社員のあなたが上司から仕事を指示された時、「ほうれんそう」と唱えましょう。

「ほうれんそう」を仕事がうまくいくおまじないとして使うと良いことがあります。

「ほうれんそう=報連相」は仕事をする上で重要なコミュニケーションの仕方です。

報告とは上司からの仕事の指示、命令に対してどのような状況になっているかその結果や経過を知らせることです。

連絡とは仕事上の事柄についてその情報などを関係者に伝えることです。

相談とは仕事をする上で判断に迷ったとき、上司や先輩に参考意見やヒント、アドバイスをもらうことです。

若手社員のあなたは、報連相を自分のものにすることです。

きっと仕事をうまく進めることができるでしょう。

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