就活面接に遅刻しそう!そのときやるべき対応と挽回のコツ
就活面接では「遅刻は絶対にNG」と言われますが、実際には電車遅延や急なトラブルで遅刻しそうになる場面は誰にでも起こり得ます。そんなときに最も大切なのは、焦らずに正しい対応を取ることです。
本記事では、就活面接で遅刻しそうになった場合の連絡方法、到着後の振る舞い、評価への影響、そして挽回するためのポイントを、元面接官の視点からわかりやすく解説します。
「どうすれば印象を最低限のマイナスに抑えられる?」「そもそも許されるの?」といった不安も、この記事を読めばすべて解決します。
万が一の“遅刻リスク”に備え、落ち着いて就活面接に臨めるように準備しておきましょう。
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就活面接で「遅刻」は絶対に避けるべき
就活面接において、遅刻は基本的に“許されない行為”です。面接官は「時間を守れるか」という社会人としての基本姿勢を大きく評価します。
しかし、現実には以下のような予期せぬトラブルは発生します。
- 電車・バスの遅延
- 事故による交通の混乱
- 道に迷う
- 前の予定が押す
- 体調不良や寝坊
どれほど気をつけていても、遅刻しそうな瞬間は突然やってきます。
重要なのは 「遅刻しそうなときの適切な行動」 です。
遅刻というマイナスを完全に消すことはできませんが、対応次第で “ダメージを最小限に抑えること” は可能です。
そもそも就活面接で遅刻しないための準備
面接官として最も強く伝えたいのは、「遅刻しないための徹底準備」です。
- 会場とルートを事前確認
- Googleマップでルートを必ず前日に確認
- 複数の交通手段(電車・タクシー)を候補として確保
- 駅から会場までの徒歩ルートも事前チェック
- 30分前に現地最寄りへ到着
面接官の視点では、「30分前に面接会場の周辺エリアに到着」するよう計画することが理想です。
これ位の余裕がないと予期せぬトラブルに遭ったさい、就活面接に遅刻する恐れがあるからです。
- 会場近くで待機し、時間調整してから受付へ
- 到着:30分前
- 面接会場の建物の受付:15分前
- 余裕を持って深呼吸し、気持ちを整える
就活サイトの「5分前の受付でOK」は、企業側では“ギリギリ”と見られることが多いです。
特に面接官の経験上、15分前に来ない応募者は、辞退かトラブルの可能性と判断されることがある、というのがリアルです。
こうした基本準備をするだけで、遅刻のリスクはほぼゼロにできます。
就活面接に遅刻しそうな場合の「正しい連絡方法」
もし遅刻が確定したら、最優先ですべきことは“すぐに企業へ電話する”ことです。
メールはNG。気づいてもらえない可能性が高いからです。
電話で伝える内容(テンプレ)
① 名乗り
「本日〇時に面接の予定をしております、○○大学の△△と申します。」
② 遅刻の理由(簡潔に)
「現在、××線の遅延により到着が遅れます。」
③ 何分遅れるか(正確に)
「到着は〇時〇分頃を見込んでおります。」
④ 謝罪
「大変申し訳ございません。」
⑤ 指示を仰ぐ
「本日の面接について、どう対応すればよろしいでしょうか。」
企業はこの連絡を受けて、次章のような判断を行います。
遅刻しても就活面接を受けられるのか?
企業の考え方は大きく2つです。
- 「期待度が高い応募者は面接を調整してでも会いたい」タイプ
人事があなたに興味を持っている場合、30分程度の遅刻であれば面接順を入れ替えて対応することが多いです。
- 優秀な人材の可能性がある
- 会って判断したい
- 選考を進める価値がある
- 「遅刻=マナー違反」として即アウトの厳格タイプ
一方で、
- どんな理由でも時間厳守が絶対
- 遅刻=ビジネスマナーが欠落していると判断
- 再調整は一切しない
という企業もあります。
特に総合商社、外資系、一部の金融機関は極めて時間に厳しい傾向にあります。
到着後の正しい行動
企業が就活面接を許可してくれた場合、会場到着時の行動が評価に影響します。
- 必ず採用担当者へ直接お詫びと感謝
「先ほどは遅刻してしまい、大変申し訳ありませんでした。面接の機会をいただき、本当にありがとうございます。」
この一言があるだけで好印象になります。
- 面接中に遅刻について自分から触れない
面接官から質問された場合のみ、簡潔に答えればOK。長々と言い訳をすると逆効果です。
- 帰る際にも採用担当者へ再度お礼を伝える
「本日は面接の機会をいただき、ありがとうございました。遅刻にも関わらずご対応いただき感謝しております。」
礼儀を示すことで、評価が改善されるケースがあります。
遅刻は評価にどこまで影響するのか?
面接官としての結論は以下です。
- 遅刻は「確実にマイナス」
理由が何であれ、時間に遅れること自体はマイナス評価です。
- ただし“致命傷にしない”ことは可能
就活面接において面接官は以下を総合的に見ます。
- 電話連絡の早さ
- 説明のわかりやすさ
- 到着後の態度
- 面接でのパフォーマンス
特に、誠実な謝罪+面接の内容が優れていれば挽回は可能、というのが現場の本音です。
やってはいけないNG行動
以下は就活面接において強いマイナスになるので避けましょう。
- 連絡せず無断で遅れる
- メールだけ送って電話をしない
- 嘘の理由を伝える(バレます)
- 到着後に言い訳を繰り返す
- 遅刻したのに堂々としている
「誠実さ」を示すことが最大のポイントです。
就活面接の遅刻に関してよくある質問(Q&A)
就活面接の遅刻に関して、就活生から特に多い質問をまとめました。
Q1. 遅刻しそうなとき、電話は何分前にすべき?
A1. 遅れると判明した瞬間すぐです。10分でも20分でも、気づいた時点で連絡するほど印象が良いです。
Q2. 電車遅延証明書は出した方がいい?
A2. 提出を求められれば提示しましょう。ただし、遅延証明があっても完全に免除にはならないというのが現実です。
Q3. 遅刻のお詫びメールは送るべき?
A3. 送っても問題ありませんが、送らなくても選考に影響はほぼありません。電話と到着後の謝罪が最重要です。
Q4. 遅刻したら不採用確定?
A4. いいえ。実際に「遅刻したが通過した学生」は珍しくありません。“遅刻後の対応”と“面接の中身”によっては逆転可能です。
Q5. 10分程度の遅刻でも連絡は必要?
A5. 必要です。1分でも遅れるなら必ず電話と思っておきましょう。
まとめ
就活面接における遅刻は、確かにマイナス評価です。
しかし、次の3つを守ればダメージは大幅に抑えられます。
- 遅刻しそうだと気づいたら「すぐに連絡」
電話で事実を正確に伝え、指示を仰ぐ。
- 会場到着後は「誠実な謝罪+感謝」を伝える
言い訳はしない。簡潔に、礼儀正しく。
- 面接では「遅刻を挽回するパフォーマンス」を見せる
遅刻しても、結果を出せば通過は十分可能。
「どうせ遅刻したからもう終わりだ…」と落ち込む必要はありません。
遅刻は“社会人としてのトラブル対応力”が問われる場でもあります。
正しい行動を取れば、面接官はその誠実さを必ず見ています。
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