【26卒/25年転職】面接官が教える「ソニー」の面接対策

2024.10.02 更新
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家電・AV産業のなかでユニークな存在であるソニーに入社を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。応募者は事前にどのような面接の対策をしたらよいのでしょうか?

(本ブログは、ソニーグループ、ソニー、ソニーセミコンダクタソリューションズ、ソニー・インタラクティブエンタテインメントの4社についてソニーと呼んでいます)

ソニーに入社を希望する人がぜひとも知っておきたい面接に関しての情報や、ノウハウというものがあります。

例えばソニーの面接では、求める人材をよく理解して、自己PRにおいて特に課題解決力と行動力をアピールすることが大切です。

技術系で応募の場合、就活生は研究内容を、転職希望者は技術力を的確に説明できることが大切です。

一方、面接で志望動機を語るときは、なぜソニーを選んだかを企業研究して答えられなくてはいけません。

これら以外にもソニーの面接を受けるにあたって大切なポイントがあります。

本ブログでは、面接官である筆者が、ソニーの採用情報とともに、面接で必ず訊かれる自己PRや志望動機の受け答えなどについてその対策を解説していきます。

さらに面接に臨むうえで必要な知識として、ソニーの会社についての情報を載せています。

面接対策は、自己分析や企業研究の段階から既にはじまっています。

自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシート(就活)、職務経歴書(転職)を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。

就活中の学生や転職希望者は、本サイト「キャリア育みファーム」を読んでいただければ、自己分析・企業研究の段階からスムーズに選考・面接対策ができるようになります。

さらに、絶対の自信を持って臨みたい方には、「就活面接必勝法」・「転職面接必勝法」を用意しております。

目次
  1. ソニーの求める人材
  2. ソニーの新卒採用情報について【就活】
  3. 面接攻略の考え方【就活】
  4. 面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】
  5. ソニーの面接攻略のまとめ【就活】
  6. ソニーの中途採用情報について【転職】
  7. 面接攻略の考え方【転職】
  8. 面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【転職】
  9. ソニーの面接攻略のまとめ【転職】
  10. ソニーを志望するときに知っておきたい社風
  11. ソニーの会社概要
  12. Sony's Purpose & Values
  13. ソニーの経営方針
  14. 参考リンク集

ソニーの求める人材

ソニーはどのような人材を求めているのでしょうか。

面接では求める人材を知っておくことが自己PRをするうえで大切です。

ソニーグループのホームページにある人材・採用情報サイトには、ソニーの人材理念は「Special You, Diverse Sony」とうたっています。

人材理念は、「サステナビリティレポート2023 人材」に以下のように詳しく載っています。

「Special You」とは、「主役はあなた」ということであり、「自らの意志で、独自のキャリアを築き、自由闊達な未来を切り拓く」自立した個を表しています。

「Diverse Sony」とは、「自立した多様な個を受入れ、新たな価値が生まれる場がソニーである」として、「社員一人ひとりの個性、思い、夢、挑戦を受入れ、ソニーという器の中で、お互いに刺激しあい成長が連鎖していく」想いを込めています。

また、人材・採用情報サイトにある「多様な個を軸とする⼈事戦略」において、人材理念に基づいたグループ共通の人事戦略のフレームワークを、多様な個を軸に「個を求む」「個を伸ばす」「個を活かす」と定義しています。

そのなかで、「個を求む」には、「挑戦心と成長意欲に満ちた人材を獲得・登用し、さまざまな挑戦や経験の機会提供を通じて魅了し続けます」と明記しています。

以上から、ソニーの求める人材は次のような人と考えます。

  • 自らの意志で、独自のキャリアを築き、自由闊達な未来を切り拓く人
  • 夢に挑戦して新たな価値を創造する人
  • 挑戦心と成長意欲に満ちた人

面接において自己PRを話すとき、求める人材像を知っておくことは大切ですから、覚えておくと良いでしょう。

ソニーの新卒採用情報について【就活】

はじめにソニーの新卒採用情報について、以下に記します。

  1. 募集職種

    ソニーの採用方法は技術系・事務系のそれぞれのコース別採用となっています。ジェネラル・エンプロイメント・コントラクト(正社員)としての採用です。

    コース別採用とは、どこの会社に入るかではなく、何をやりたいか、何を成し遂げたいかで、進む道を選ぶやり方です。

    技術・職種分類、事業・組織群、募集会社を絞り込んでコースを選択します

    また、「WILLコース・専門性不問コース」とは、特定の職種に限らず、複数の職種に興味がある、大学での研究内容とは違うが、興味・関心があり挑戦したい、という学生が応募するコースです。社員との対話や選考プロセスを通じて、本人に合った配属先を検討します。

  2. 選考フロー

    エントリー(プロフィ―ルシート提出・適正検査受検)→書類選考→面接(2~3回)→内々定

  3. エントリーシート(25年卒)

    自己PRに関すること

    • 卒業/修士論文や、学科/専攻の授業の中で、最も力を入れて学んでいるテーマの概要を記述してください。(500文字以内)
    • あなたが取り組んだ・取り組んでいることについて、下記の6つのポイントを含めて記述してください。(400文字以下)(1)きっかけ・背景(2)設定したゴール(3)体制・役割(4)こだわったこと(5)結果・学んだこと(6)学んだことを今後どう活かすか ※企業との共同研究など、機密事項がある際はそれに触れない範囲で記述してください。※学業以外であっても構いません。
    • 使用経験のある計測/実験機器や上記記載以外の開発言語・ツールなどを記述してください。(200 文字以内)
    • 上記にてチェックした言語・ツールの経験年数、目的、レベル・開発した内容など詳細を記述してください。また、上記項目にはない言語やツールの使用経験があれば、こちらに自由に記述してください。(200文字以内)

    志望動機に関すること

    • 希望コース(第1~第3希望)
    • 選んだコースで、あなたがソニーで取り組みたい内容について記述してください。(500文字以内)
    • 現時点であなたが興味/関心のあるプロダクト・サービスの領域・カテゴリーを選択してください。※最大3つまで選択することが可能です。(必ず1つは選択してください)※第2・第3の選択は必須ではありません。※あくまで興味/関心を確認するものであり、希望コースではありません。
    • 選択した領域・カテゴリーで最近注目しているプロダクト・サービスとその理由を記述してください。(200文字以内)
  4. 面接

    面接での選考ポイントは、技術職では研究内容と志望動機、事務職では学生時代に力を入れたことと志望動機です。ソニーの理解度を試す質問も多いです。

    ソニーは、採用イベントや面接に参加のさいは、普段の自分を表現してもらいたいと私服面接を薦めています。もちろんスーツでもかまいません。

    自己PRに関すること

    • 自己紹介してください
    • 学業で学んだことついて説明してください、それをソニーでどう活かせますか
    • 学生時代に頑張ったことは何ですか(役割、チームを巻き込んだこと、工夫したこと、困難なこと、困難をどう乗り越えたか、結果)
    • 研究内容について説明してください(研究室・研究テーマを選んだ理由、オリジナリティ、評価手法、共同研究の有無、困難なこと、それをいかに乗り越えたか、進捗度、着地点、業務で活かせること、世の中で役に立つこと)(資料なしまたはA4の用紙、ホワイトボード、スライド2枚使用、5分程度で口頭説明)
    • チームで取り組んだことはありますか
    • 挫折経験はありますか
    • プログラミングスキルはどの程度ですか
    • アルバイト経験はありますか
    • 長所と短所は何ですか、長所をソニーでどう活かしますか、短所をどう克服しますか
    • 周りの人からどのような人と言われますか
    • 自分はどういう人間だと思いますか
    • ストレスを感じる瞬間はどんなときですか
    • 学会発表や論文執筆の経験はありますか
    • 英語のレベルはどれくらいですか
    • インターンの参加状況を教えてください

    志望動機に関すること

    • 就活の軸は何ですか
    • なぜソニーを志望しますか
    • ソニーの課題と解決策は何だと思いますか
    • 希望コースについての業務面での提言はありますか
    • ○○事業や○○コースを志望する理由は何ですか
    • ○○コースは何をするか知っていますか
    • 希望するコースで携わりたい領域や製品は何ですか
    • 希望部署への配属は叶わなくても志望しますか
    • 入社したらやりたい仕事は何ですか、活かせる能力は何ですか
    • 入社後に実現したいことは何ですか
    • キャリアプランはどのように考えていますか
    • 国内と海外また、BtoCとBtoBどちらに興味がありますか
    • 海外関係業務に携わりたいですか
    • 勤務地は大丈夫ですか
    • 英語力はどれくらいですか
    • ソニーのエンジニアに対する印象を教えてください
    • インターンの感想・学んだことを話してください
    • 他社の選考状況とソニーの志望度を教えてください
  5. 採用人数

    19年度入社実績 440名

    20年度入社実績 430名

    21年度入社実績 450名

    22年度入社実績 前年並み

    23年度入社実績 前年並み

    24年度入社実績 前年並み

    25年度入社計画 前年並み

  6. 24年新卒入社大学別就職者数(ソニーグループ)

    国公立大

    東京大58、京都大25、北海道大11、東北大12、名古屋大19、大阪大42、九州大14、東京工業大30、一橋大4、筑波大19、千葉大8、電通大13、東京外大1、都立大5、横浜国大11、横浜市大1、金沢大5、大阪公立大11、神戸大5、広島大2、熊本大3、他

    私立大

    早稲田大41、慶応大44、上智大11、明治大11、立教大1、中央大5、法政大2、成蹊大1、東京都市大6、日本大1、東洋大1、東海大1、東京理科大43、芝浦工大6、東京電機大1、工学院大1、千葉工大1、同志社大10、立命館大9、関西大3、関西学院大3、他

    以上は大学院修了者を含みます。

    ※サンデー毎日(2024年9月1日号)参照

  7. 学歴フィルター

    ソニーに学歴フィルターはありません。

    ソニー創業者の盛田昭夫氏が1966年に発表した「学歴無用論」が当時ベストセラーとなり、1991年には学歴不問採用が話題になりました。

    面接官には学校名は未記入の状態で面接を行うほど徹底しています。ただし、結果として難関大学卒業者が多く採用されています。学歴は不問ですが、能力は不問ではありません。

面接攻略の考え方【就活】

面接では自己PRと志望動機を必ず訊かれます。よってそれらの答えをあらかじめ準備する必要があります。以下の自己PRと志望動機のヒントを参考にしてください。

  1. 面接時の自己PRのヒント

    ■課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする

    ソニーは、特に課題解決力と行動力を求めていると考えられます。

    上記の求める人材にあるようにソニーは、「自らの意志で、独自のキャリアを築き、自由闊達な未来を切り拓く」「夢に挑戦して新たな価値を創造する」「挑戦心と成長意欲に満ちた」人を求めています。

    ここで、「夢に挑戦して新たな価値を創出する」は、課題解決力を表していると考えます。

    また、「自らの意志で、独自のキャリアを築き、自由闊達な未来を切り拓く」「挑戦心と成長意欲に満ちた」は、行動力を表しているのではないでしょうか。

    面接では、学生時代において最も力を入れたことを伝えるなかで課題解決力と行動力をアピールしましょう。

    課題を発見し、既存の発想にとらわれずに新しい解決法を考え、解決のための計画づくりができ、実現のために粘り強く取り組む人というアピールです。

    力を入れたことは学業、クラブ・サークル活動、アルバイト、ボランティア活動などなんでも良いのです。

    最も力を入れたことは何か、困難だったことと困難を解決するために創意工夫してどのように粘り強く行動したか、その結果と自分が身につけたことを語ってください。

    但し、ソニーは採用するすべての人に課題解決力と行動力を求めているわけではありません。自分の最も伝えたい能力が他にあるなら、その能力を上手に説明してください。

    ■技術系応募者は研究内容を語る

    まず、ソニーは技術系の会社であることを理解しましょう。採用者の8割は技術系です。

    ソニーは本気でクリエイティビティをうたっています。その点が他の電機・AV関係の会社と際立って異なるところです。

    ホームページにある事業・製品やテクノロジー、ソニーグループの経営方針などを読んでわかるように、研究課題が山積しています。面接では、それらに十分対応できる能力、スキルがあることを、自分の研究内容から探し出して話せるようにしてください。

    技術系応募者は、面接において研究内容の説明を相当詳しく求められることを覚悟してください。

    具体的には、研究にあたって、その課題と課題解決の手法をあげ、解決するにあたって困難だった点について自分自身の工夫と成果を説明できるようにしてください。

    課題を解決するために、どのように周囲を巻き込んでいったか、あるいはねばり強く取り組んでいったかなどについても説明できるといいです。

    また、研究成果が、ソニーでどのように活かせるかも説明できるようにしてください。

    ソニーは全学部応募可能ですから、直接そのような研究、勉強をしていない人もいると思いますが、その場合は潜在的な能力面をアピールすることです。

    ■世界中どこででも働く覚悟を伝える

    ソニーは創業以来、世界展開が進んでいる会社です。米国や欧州が中心ですが、生活水準の向上が見込まれる中国やアジアにも力を入れています。

    海外赴任者は約820名、赴任期間は3~5年程度となっています。

    面接では、事務系、技術系応募者に限らず、世界のどこへでも行って働く覚悟も伝えてください。

    また、英語力が非常に求められています。英語が得意でない人は、採用が決まったら英語力向上に努めることも伝えるとよいでしょう。

  2. 面接時に志望動機を語るヒント

    ■就活の軸は何か明確に伝える

    就活の軸とは「仕事を選ぶときの基準(こだわり)」です。

    自分がなぜ、その仕事をやりたいかについての明確な基準(こだわり)ということです。

    ソニーや、その他の応募する会社を選んだ基準について共通するものを探し出してください。

    たとえば、「グローバルに活躍できる仕事をやってみたい」というようなものです。

    その基準(こだわり)を面接官が納得できるように説明できることが大切です。

    ■なぜソニーを選ぶのか明確に伝える

    ソニー創業以来の歴史を理解し、Sony's Purpose & Valuesや事業内容、経営方針などから感じたことなどをまとめてください。そのなかで、自分が共感できることがソニーを選んだ志望動機です。

    また、ソニーと競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておく必要があります。

    ソニーを志望する応募者は、電気機器メーカーに興味のある人が多いと考えられます。よって日立、富士通、パナソニック、キヤノンなどと並行して応募するでしょう。

    たとえソニーが第一志望でなくても、競合他社と比較しなぜソニーなのかを、質問されたときに、しっかり答えられなくてはなりません。

    ■なぜそのコースを選んだか、希望する事業とそこで何をやりたいかを明確に伝える

    ソニーは技術系、事務系ともコース別採用です。いわば入社時にどのような仕事をするか決める形の採用です。

    コースを選んだ理由と希望する事業、及びそこでやりたいことと、なぜやりたいかをしっかりと説明できなければなりません。

    選択したコース、事業のカテゴリーで注目している商品や技術、サービスと、その理由も話せるようにしておくと良いでしょう。

    ■ソニーの会社に関する知識を得て質問に明確に答えられるようにする

    ソニーの面接では、会社への関心度を確認するためのさまざまな質問がなされます。

    例えば「ソニーの課題と解決策は何だと思いますか」「希望コースについての業務面での提言はありますか」といったような質問です。

    これらの質問に的確に答えられるようにホームページをよく読んでソニーを理解しておきましょう。

    ■他社の応募状況とソニーの志望度を答えられるようにする

    志望順位については、迷わず第一志望ですと答えましょう。

    他社の応募状況を聞かれたら、家電・AV業界志望と答えてください。他社名を教えてほしいと聞かれたら、大手家電・AVメーカーに応募中ならそれを答えてください。

    それ以外なら「〇〇業界にも興味があり応募しています」くらいは答えてもいいです。この場合まったくの異業種であり、なぜそうなのか答えられるようにしてください。

以上、ソニーの採用情報と面接攻略の考え方を説明しました。特に面接は複数回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。

また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい就活生のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの就活面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。

本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。

面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】

ご存知のように、ソニーは単なる家電・AV業界に位置するわけではありません。

音楽・映画、金融、ゲーム事業などを展開するコングロマリットですが、経営の中心はエレクトロニクスであり、家電・AV業界について知っておくことは必要と考えています。

よって面接を攻略するためには、まずは家電・AV業界を取り巻く環境を理解することと、家電・AV業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくといいです。

ブログ記事「【2025年】家電・AV業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。

続いて、ソニーとはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。

ソニーの会社概要、「Sony's Purpose & Values」や事業内容、経営方針など面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

これら以外にもソニーのホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。

本記事の後半でソニーのホームページから得たソニーの基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。

ソニーの面接攻略のまとめ【就活】

ソニーに入社を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?

ソニーが採用したい人材は、「自らの意志で、独自のキャリアを築き、自由闊達な未来を切り拓く」「夢に挑戦して新たな価値を創造する」「挑戦心と成長意欲に満ちた」人です。

面接で選考するポイントは、技術職では研究内容と志望動機、事務職では学生時代に力を入れたことと志望動機です。ソニーの理解度を試す質問も多いです。

面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。

  • 課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
  • 技術系応募者は研究内容を語る
  • 世界中どこででも働く覚悟を伝える

面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。

  • 就活の軸は何か明確に伝える
  • なぜソニーを選ぶのか明確に伝える
  • なぜそのコースを選んだか、希望する事業とそこで何をやりたいかを明確に伝える
  • ソニーの会社に関する知識を得て質問に明確に答えられるようにする
  • 他社の応募状況とソニーの志望度を答えられるようにする

面接を攻略するためには、まずは家電・AV業界を取り巻く環境を理解することと同時に、家電・AV業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。

また、ソニーとはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。

ソニーの会社に関する知識について、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも参考にしてください。

ソニーの中途採用情報について【転職】

続いてソニーの転職面接について解説していきます。

はじめにソニーの経験者(中途)採用情報について、以下に記します。

  1. 募集職種

    ソニーは転職希望者を対象とした事務系職種、技術系職種の中途採用を積極的に行っています。

    募集は、ジェネラル・エンプロイメント・コントラクト社員とプロジェクト・エンプロイメント・コントラクト社員の2種類の雇用形態があります。

    ジェネラル・エンプロイメント・コントラクト社員は、雇用期限の定めがなく、さまざまな技術領域・職務領域で活躍する可能性を含めた働き方をします。

    一方、プロジェクト・エンプロイメント・コントラクト社員は、専門性を活かした領域に特化して会社に貢献し、業務のアサイメントに応じて雇用期間を設定する働き方をします。

    事務系、技術系とも社内に必要な能力、スキルを持つ人が少ない職種を募集していますので、応募にあたっては即戦力としての専門性が問われます。(第二新卒の応募は可です)

    募集職種はその時々で変わっていくと思いますが、現時点でどのような職種を募集しているか、詳細は、ソニーのホームページにある経験者採用情報をご覧ください。

    ちなみに2024年10月現在、事務系、技術系職種を合わせてソニーグループ、ソニー、ソニーセミコンダクタソリューションズ、ソニー・インタラクティブエンタテインメント、ソニーマーケティングで162件の募集があります。

  2. 選考プロセス

    応募→書類選考→面接(複数回)→最終面接→内定→入社

  3. 転職面接

    転職の面接は複数回行われ、採用試験で最も重視するものです。

    面接では、エントリー情報の深堀を中心に、求める人材像に基づき採否を判断されます。

    自己PRに関すること

    • 自己PR
    • 今までで一番頑張ったことは何ですか(その中で困難だったこと、それをいかに乗り越えたか)
    • 今までの一番の失敗は何ですか?失敗を取り戻すための対策は?
    • 学生時代に研究したことを説明してください
    • 強みと弱みは何ですか
    • コミュニケーション能力は高いですか
    • 周りの人からどう思われていますか
    • 英語以外で話せる言葉はありますか
    • 趣味は何ですか
    • 尊敬する人物は誰ですか

    志望動機に関すること

    • 最近の電機業界をどう考えていますか
    • なぜソニーを志望しますか
    • ソニーの印象を教えてください
    • ソニーで手掛けたいこと、貢献できることは何ですか
    • 5年後、何をしていますか
    • ソニー製品で最も共感したことと、その理由は何ですか

    退職理由に関すること

    • 現職(前職)をどのような理由で退職しますか

面接攻略の考え方【転職】

転職の面接では自己PRと志望動機、退職理由を必ず訊かれます。よってそれらについて的確に答えるための準備をしてください。

以下の自己PRと志望動機、退職理由のヒントを参考にしてください。

  1. 面接時の自己PRのヒント

    ■課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする

    ソニーは、特に課題解決力と行動力を求めていると考えられます。

    上記の求める人材にあるようにソニーは、「自らの意志で、独自のキャリアを築き、自由闊達な未来を切り拓く」「夢に挑戦して新たな価値を創造する」「挑戦心と成長意欲に満ちた」人を求めています。

    ここで、「夢に挑戦して新たな価値を創出する」は、課題解決力を表していると考えます。

    また、「自らの意志で、独自のキャリアを築き、自由闊達な未来を切り拓く」「挑戦心と成長意欲に満ちた」は、行動力を表しているのではないでしょうか。

    転職の面接では、現職(前職)において、応募書類だけでは説明しきれない仕事ぶりを説明してください。

    目標達成に向けて課題を見つけ、解決のためにこれまでの考えにとらわれない新しい対策を立案し、関係者を巻き込んで粘り強く遂行した経験があればそれを加えてください。

    さらに職務を遂行するさいに困難だったこと、困難をどのように乗り越えて、成果を上げたかを伝えてください。

    ソニーで活かせる、身につけた知識やスキルも語ってください。

    もし自分に課題解決力や行動力が乏しい場合は、自分の最も伝えたい能力を面接で上手に説明して、間接的にでも募集職種に役立つことを伝えましょう。

    ■技術系応募者は技術力を語る

    ソニーは常に新しい製品を開発してきた技術系の会社です。

    ホームページにある事業・製品やテクノロジー、ソニーグループの経営方針などを読んでわかるように、研究課題が山積しています。

    技術系応募者は、募集職種の業務内容を理解して、面接では、それらに十分対応できる経験、能力、スキルがあることを、現職(前職)の職務を説明するなかで面接官にわかってもらう必要があります。

    技術系応募者は、面接において現職(前職)の職務内容の説明を相当詳しく求められます。

    具体的には、職務遂行にあたって、技術面の工夫と成果をわかりやすく説明することで持っている技術力をアピールしましょう。

    また成果を出すためのスキルやノウハウが、ソニーでどのように活かせるかも説明できるようにしてください。

    もちろん直接そのような職務を経験していない人もいると思いますが、その場合は潜在的な能力面をアピールすることです。

    ■世界中どこででも働く覚悟を伝える

    ソニーは創業以来、世界展開が進んでいる会社です。どの募集職種でも海外勤務はありえます。

    海外赴任者は約820名、赴任期間は3~5年程度となっています。

    面接では、事務系、技術系応募者に限らず、世界のどこへでも行って働く覚悟も伝えてください。

    また、選考時に英語力が非常に求められます。もし、英語力が求められるレベルに達していない人は、採用が決まったら英語力向上に努めることを必ず伝えることです。

  2. 面接時に志望動機を語るヒント

    ■なぜソニーを選ぶのか明確に伝える

    ソニー創業以来の歴史を理解し、Sony's Purpose & Valuesや事業内容、経営方針などから感じたことなどをまとめてください。そのなかで、自分が共感できることがソニーを選んだ志望動機です。

    また、ソニーと競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておく必要があります。

    ソニーを志望する応募者は、電気機器メーカーに興味のある人が多いと考えられます。よって日立、富士通、パナソニック、キヤノンなどと並行して応募するかも知れません。

    たとえソニーが第一志望でなくても、競合他社と比較しなぜソニーなのかを、質問されたときに、しっかり答えられなくてはなりません。

    ■ソニーでなぜその職種を選んだか、そこで何をやりたいかを明確に伝える

    事務系、技術系を問わず、なぜその職種に応募したのか、そこで何をやりたいかをしっかりと説明できなければなりません。

    中途採用の応募者が応募職種を選んだ理由は、現職(前職)で培った自分の経験、能力、スキルがソニーで活かせることです。それについて、職務内容をわかりやすく説明することで伝えてください。

    応募職種の分野で注目しているソニーの製品や技術、サービスなどと、なぜ注目しているか、その理由も話せるようにしておくとよいでしょう。

  3. 転職面接時に退職理由を語るヒント

    ■面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする

    「なるほど、そのような前向きな理由があって退職したのですね」と面接官に思ってもらえる内容を説明しましょう。

    間違っても上司と合わないとか、給料が安いなどというネガティブな理由を言わないでください。

    例えば、現職(前職)では、自分の持つ能力、スキルをこれ以上向上させることが難しく、キャリアアップのために転職を考えたというような言い方です。

以上、ソニーの中途採用情報と転職面接攻略の考え方を説明しました。特に面接は2回行われ、自己PRと志望動機、退職理由に関する様々な質問がなされることが予想されます。

また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい転職希望者のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの転職面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。

本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。

面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【転職】

ソニーグループは家電・AV製品以外にも携帯電話や半導体、音楽・映画製作、保険や銀行といった金融事業を展開するコングロマリットです。

しかし経営の中心はエレクトロニクスであり、家電・AV業界について知っておく必要があります。

よって面接を攻略するためには、まずは家電・AV業界を取り巻く環境を理解することと、家電・AV業界で働いたときの仕事の内容も理解しておいてください。

ブログ記事「【2025年】家電・AV業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおくときっと役に立ちます。

また、ソニーとはどのような会社なのか理解しておくことは転職面接には重要です。

ソニーの会社概要や「Sony's Purpose & Values」、事業内容、経営方針など面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

これら以外にもソニーのホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。

本記事の後半でソニーのホームページから得たソニーの基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。

ソニーの面接攻略のまとめ【転職】

ソニーに「経験者採用」で転職を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。転職の面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?

ソニーが採用したい人材は、「自らの意志で、独自のキャリアを築き、自由闊達な未来を切り拓く」「夢に挑戦して新たな価値を創造する」「挑戦心と成長意欲に満ちた」人です。

転職の場合は、ホームページにある経験者採用の募集職種ごとに求める人物像が記されていますので、ご覧になってください。

面接では、エントリー情報の深堀りを中心に、求める人材像に基づき採否を判断されます。

面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。

  • 課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
  • 技術系応募者は技術力を語る
  • 世界中どこででも働く覚悟を伝える

面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。

  • なぜソニーを選ぶのか明確に伝える
  • ソニーでなぜその職種を選んだか、そこで何をやりたいかを明確に伝える

面接で退職理由を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。

  • 面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする

転職の面接を攻略するためには、まずは家電・AV業界を取り巻く環境を理解することと同時に、家電・AV業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。

また、ソニーとはどのような会社なのかを理解することも転職の面接準備には必須です。

ソニーの会社に関する知識について、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも参考にしてください。

ソニーを志望するときに知っておきたい社風

ソニーはどのような社風なのか、面接を受けるにあたり知っておきたい情報を載せます。

  • ソニーは他の家電メーカーと社風が異なっています。
  • 自由闊達、おおらかな風土、風通しが良いといった社風で、どちらかというと外資系の会社に近く、ライバルはアップルです。事務所、工場などもIT企業のようです。

    服装、休憩時間は自由です。

    役職者に対しては、役職ではなく、さん付けで呼びます。

    おそらく創造性をはぐくむために、そのような環境を用意しているのだと考えられます。

  • 若い社員も自由に意見が言える雰囲気があり、また、年齢、性別、学歴を問わない実力主義の会社です。
  • ソニーを志望する応募者は、特に技術系では独創的な商品をつくってみたい人に向いています。

    一方、事務系は、世界をまたにかけて活躍したい人に向いています。

面接で語る志望動機を作る際、社風をよく知っていることが大切です。

ソニーの会社概要

日本の製造業をリードする家電・AV産業のなかで、ソニーは常に他社に先がけて独創的な商品をつくっていくことを目指すユニークな会社です。

ソニーは、1946年東京通信工業として設立されました。1958年ソニー株式会社に改称します。

2021年ソニー株式会社(初代法人)がソニーグループ株式会社に商号を変更し純粋持株会社に移行しました。ソニー株式会社のエレクトロニクス事業、ソニーホームエンタテインメント&サウンドプロダクツなどが統合し、ソニー株式会社(二代目法人)が設立されました。

過去には、日本初のテープレコーダーやトランジスタラジオ、世界初のビデオテープレコーダーを開発しました。ウォークマン、トリニトロンテレビ、プレイステーションなどの独創的なヒット商品も生み出しています。

近年では、ソニーグループとして家電・AV業界の枠に収まらず、テレビ、オーディオ・ビデオ、カメラ、携帯電話、半導体などのエレクトロニクス事業の他、ゲーム、音楽、映画、金融事業も展開する、多国籍コングロマリットとなっています。

ですが、経営の中心はエレクト二クス事業です。

社名である「SONY」は、「音」という意味の英語「SONIC」の語源である、ラテン語の「SONUS」(ソヌス)と、「小さい」「坊や」という意味の「SONNY」(ソニー)が由来となっています。

続いて、ソニーグループの2024年3月期の決算数字を説明します。

資本金は、8,814億円です。

連結従業員は、113,000人です。

連結売上高は、13兆0,208億円です。

連結営業利益は、1兆2,088億円です。

連結当期純利益は、9,706億円です。

売り上げの内訳として、ゲーム&ネットワークサービス42,677億円、音楽16,190億円、映画14,931億円、エンタテインメント・テクノロジー&サービス(ET&S)24,537億円、イメージング&センシング・ソリューション16,027億円、金融17,700億円、その他894億円、全社共通及びセグメント間取引消去△568億円です。

面接では例えば「ソニーの課題と解決策は何だと思いますか」のような質問をされることがあります。面接前にホームページをしっかり読んでおくことが大切です。

Sony's Purpose & Values

ここでは、ソニーの経営理念ともいうべき「Sony's Purpose & Values」を紹介します。

Sony's Purpose & Values(存在意義と価値)

Purpose(存在意義)

クリエイティビティとテクノロジーの力で世界を感動で満たす

Values(価値観)

  • 夢と好奇心:夢と好奇心から、未来を拓く
  • 多様性:多様な人、異なる視点がより良いものをつくるく
  • 高潔さと誠実さ:倫理的で責任ある行動により、ソニーブランドへの信頼に応える
  • 持続可能性:規律ある事業活動で、ステークホルダーへの責任を果たす

面接で志望動機を語るさいに「Sony's Purpose & Values」を理解しておくことが大切です。

ソニーの経営方針

ソニーが2024年5月に発表した、2024年度の経営方針の概要を紹介します。

  1. グループシナジーの加速と進化

    ゲーム&ネットワークサービス、音楽、映画の3つのエンタテインメント事業は、2023 年度のグループ売上高の約6割。2021 年のグループアーキテクチャー再編により、グループシナジーも加速。金融事業は、ソニーブランドの利用や各事業との連携強化によりグループ全体で支えていく。

  2. クリエイションシフト

    エンタテインメントへの注力に加え、もう1つの経営の方向性として、以下の3つのビジネスレイヤーの軸足を「クリエイション」側にシフトした。

    • 「感動」に直結するコンテンツ

      6年間で約1.5兆円を投資し、コンテンツクリエイションを強化

    • 「感動」を生み出すプロダクツ&サービス

      エンタテインメント・テクノロジー&サービス(ET&S)分野では、クリエイターと共にエンタテインメントの創造に注力

    • クリエイションを支える半導体

      CMOS イメージセンサーに注力し、過去6年間で約1.5兆円の設備投資を実施

  3. リアルタイム・クリエイション

    「リアルタイム」をキーワードに、CMOS イメージセンサーやゲームエンジンのクリエイションテクノロジーに注力

    • 「瞬間」を捉えるテクノロジー

      ミラーレス一眼カメラ『α9 III』、5G 対応ポータブルデータトランスミッター『PDT-FP1』による撮影現場でのリアルタイム写真転送、デジタルシネマカメラ『VENICE』シリーズ

    • 真正性(Authenticity)を検証するリアルタイム技術

      CMOS イメージセンサーは画像の真正性を検証することに生かされている

    • アイデアをリアルタイムで形にするテクノロジー

      Epic Games の Unreal Engine、 Sony Pictures Entertainment(SPE)の次世代ビジュアライゼーション施設「Torchlight」、バーチャルプロダクション、没入型空間コンテンツ制作システム、北米プロスポーツリーグの「ライブ」の場で選手の動きをトラッキングし、リアルタイムで3D アニメーション化

  4. 長期ビジョン「Creative Entertainment Vision」

    10 年後のソニーのありたい姿を描いた長期ビジョン「CreativeEntertainment Vision」を策定

    「Creative Entertainment Vision」における 3 つのフェーズ

    ① テクノロジーを活用し、フィジカル、バーチャル、時間といった次元を超え、世界中のクリエイターの創造性を解放

    ② 境界を超え、多様な人々や価値観を繋げ、熱量の高いコミュニティを育む

    ③ 想像を超えたわくわくするストーリー性のある体験を作り、感動の新たなタッチポイントとして世界中に広げる

  5. IP 価値最大化に向けた現在の取り組み

    「Creative Entertainment Vision」が示す方向性に向けて、現在、さまざまなエンタテインメントカテゴリにおいて IP価値最大化の取り組みを推進

    • IP の創出
    • IP の育成
    • 境界を超えて IP を拡張「IP360」
    • IP 価値最大化をグローバル展開し、多様な文化的背景や地域に根差した魅力を持つクリエイターをサポート
  6. IP 価値最大化を支える技術基盤

    クリエイターが IP 価値最大化を高品質かつ効率的に行うための重要な技術基盤が、センシング及びキャプチャリング、リアルタイム 3D 処理、AI 技術及び機械学習。ソニーの強みとして研究開発・応用を進めており、将来的にはスピーディーかつ低コストに IP を幅広いファンに届けられるソリューションの構築を目指す。

    IP 価値最大化の取り組みをより効率的に行うために、グループ共通のエンゲージメントプラットフォームの構築も検討

  7. 多様な事業と人材による成長の実現

    外国籍役員比率や女性管理職比率は、年々増加。今後も、事業と人材の多様性を継続的に進化させ、長期視点での価値創出とさらなる成長の実現を目指す。

面接で志望動機を伝えるとき、経営方針を知っておくと役に立ちます。

参考リンク集

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