【2024年】レジャー施設業界に応募する時の面接で役立つ基礎知識

2023.11.29 更新
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レジャー施設業界を志望する人が、面接を受けるにあたって、必ず知っておいたほうが良い基礎知識があります。

これらの知識を持っていないと、面接での受け答えができません。特に志望動機を答えるさいにこれらの知識がないと、入社への本気度が伝わりません。

この記事では、レジャー施設業界に応募する人が面接で困らないための基礎知識を紹介します。

ぜひこの記事を読んで、あなたの就活や転職の面接に役立ててください。

目次
  1. レジャー施設業界とはどのような業界なのか
  2. レジャー施設業界を取り巻く環境と課題
  3. レジャー施設業界の仕事
  4. まとめ

レジャー施設業界とはどのような業界なのか

レジャー施設業界は、国民の余暇や家計のゆとりなどの影響を受けやすく、ブームにも左右されます。

レジャーの嗜好は常に変化しており、バブルの全盛期にはゴルフ場やスキー場、大型リゾート施設、テーマパークなどが次々と開発され、国民もレジャーに気前よく出費をしてきました。

しかしバブル崩壊後は、デフレ経済の影響により大きな出費を伴わない安近短の傾向が強まっています。

また少子高齢化や余暇の過ごし方の多様化により、どのように集客するかが課題となっていました。

このような環境下で、老若男女が楽しめる「コト消費」へのニーズをとらえることや、外国人観光客の取り込みをすることで、特にテーマパークは好調に推移してきました。

オリエンタルランドが運営する東京ディズニーリゾートでは、季節のイベントが人気を集め集客が堅調に推移して きました。

大阪のユニバーサルスタジオジャパンも、2017年には来場者数が過去最高を記録しています。

一方、レジャー施設はただアミューズメント機器を並べただけでなく、ホスピタリテイ溢れるサービスと非日常性を追求した演出が求められています。

大型テーマパークなどでは、新施設やアトラクションの開設により常に新しい話題性を提供し続けています。そのためには、巨額の設備投資を続けられる体力の増強が求められます。

レジャー施設業界とはどのような業界なのかを知って面接に臨みましょう。

レジャー施設業界を取り巻く環境と課題

  • 2020年に入って新型コロナウイルス感染拡大によりレジャー施設は休業を余儀なくされましたが、2021年は各施設で入場者数を徐々に緩和したことで大幅に落ち込んだ前年からはやや回復が見られました。

    2022年の遊園地・テーマパークの総売上高は、2021年比97.4%増の5,807億円、入場者数は同72.2%増の6,031万人でした。(経済産業省の「特定サービス産業動態統計調査(2023年2月)」

    ピーク時の2019年と比べると、売上高で80%、入場者数で76%の水準まで回復しています。

    新型コロナウイルス感染拡大抑制のための「まん延防止策」は2022年3月末に終了し、行動制限のないゴールデンウィークや夏休みは3年ぶりとなりました。

    レジャー施設では、アルコールの提供再開や営業時間拡大、入園者数の制限緩和により入場者数が増加し、また、一部施設ではチケットの値上げや価格変動制を導入したことで客単価が上昇しました。

    2022年10月より「全国旅行支援」がスタート、レジャー施設のチケット代が割り引かれる「イベント割」も始まりました。また、同月には入国上限が撤廃されインバウンドも再開、円安効果も後押しし、海外旅行者が見られます。

    2023年8月には中国政府が日本への団体旅行を解禁したことも入場者数の増加につながることが期待されます。

    2023年現在、人数制限の緩和やイベント割、インバウンドの再開などを受け、各レジャー施設では入場者数が増加するなど、すでに最悪期は脱しています。

  • 長期的には、レジャー施設各社はインバウンドに頼りすぎない経営のほか、少子高齢化を見据えた事業の選択と集中を一層迫られるようになっています。

    西武ホールディングスは、グループで運営する遊園地「としまえん」を20年8月末で閉園し、その跡地には人気映画「ハリー・ポッター」の「スタジオツアー東京」が2023年6月にオープンしました。

    HIS(エイチ・アイ・エス)は、ハウステンボスを、2022年9月にその全株式を香港の投資ファンドに667億円で売却しました。

    一方、2022年11月には「ジブリパーク」が愛知県にオープンしました。

    国内レジャー施設は、今後もコロナ後の増加する訪日客を取り込んで堅調な需要が見込めますが、老朽化した施設を中心に再編の動きが出そうです。

以上のようなレジャー施設業界をとりまく環境について知っていると、グループディスカッションや面接での質問に役に立ちます。

例えば面接で「来園者を増やすためにはどのような対策をすれば良いと思いますか?」といった質問がなされることがあります。

レジャー施設業界の仕事

レジャー施設の多くが来園者をゲスト、従業員をキャストと呼ぶようになっています。

キャストは直接接客を行う人とそうでない人に大きく分けられますが、キャストと名の付く職種はたくさんあります。

レジャーの種目によって職種や業務内容は実にさまざまです。

主な募集職種としては、企画・開発、販売促進、施設開発・管理、新規事業開発、人事総務、法務などがあげられます。

アトラクション施設では施設運営マネジメント、企画や演出を担当する企画、演出、クリエーターやアトラクション施設の機械や設備の操作、管理・点検などがあげられます。

レジャー施設業界ではどのような仕事があるのか、仕事内容をしっかり理解していることが志望動機を答えるときに重要です。また、事前に把握していると面接で希望する仕事を訊かれたときに役に立ちます。

まとめ

レジャー施設業界各社に応募する人は、業界をとりまく環境と課題を理解して、面接での志望動機を語る際などに役立ててください。

また、面接官からの質問に答えるときにも、本記事で紹介したような知識が大切になります。

この他にも業界の知識を積極的に吸収しましょう。

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レジャー施設業界各社の具体的な面接対策については以下の記事を参考にしてください。

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